JP2001007567A - 部品ホルダー - Google Patents

部品ホルダー

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JP2001007567A
JP2001007567A JP11173849A JP17384999A JP2001007567A JP 2001007567 A JP2001007567 A JP 2001007567A JP 11173849 A JP11173849 A JP 11173849A JP 17384999 A JP17384999 A JP 17384999A JP 2001007567 A JP2001007567 A JP 2001007567A
Authority
JP
Japan
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component holder
hole
component
holder
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11173849A
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English (en)
Inventor
Shigeki Takeishi
成樹 竹石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 はんだ付けの際にブリッジやはんだ付け不良
が発生し難い部品ホルダーを提供すること。 【解決手段】部品10と基板30の間に装着される部品
ホルダー20において、プリント基板の部品搭載面と部
品ホルダーの底面との間に隙間ができるような構造とす
る。このために、部品ホルダー20の底面に突起21を
設けたり、底面の中央部分に凹部あるいは孔を設ける。
本発明によれば、スルーホール31から上がってきたは
んだ32が毛細管現象によって周囲に広がることが防止
され、ブリッジの発生を防止できる。また、前記空間が
外部と連通していれば、はんだがスルーホールを上昇し
てくる際に前記空間の気体が外部へ逃げることができる
ので、はんだ付け不良も防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品ホルダーに関
し、特にはんだ付けした際にブリッジやはんだ付け不良
が発生し難い部品ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、部品をプリント基板に搭載する際
に、部品の倒れ防止や発光素子の光漏れ防止のために、
部品と基板の間に部品ホルダーを装着していた。図5
は、従来の部品ホルダーの搭載例を示す断面図である。
この例における部品ホルダー50は発光ダイオード10
の光が周囲に漏れるのを防止するために装着するもので
あり、上部が開口した箱状の形態をしている。部品ホル
ダー50の底部にはリード線を出すための孔が設けられ
ている。
【0003】プリント基板30に部品ホルダー50と共
に発光ダイオード10を装着する場合、発光ダイオード
10のリード線11を部品ホルダー50の底部の孔に挿
入し、更に基板30のスルーホール31に挿入する。そ
の後、溶融はんだ槽に基板30を浸す等の方法によって
はんだ32を浸透させ、固着および接続を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したような、従来
の部品ホルダーにおいては、プリント基板30と対向す
る(接する)部品ホルダー50の底面が平らに構成され
ていたので、はんだ付けを行った際に溶融したはんだ3
2がスルーホール31を伝って上昇し、基板上面と部品
ホルダー50の下面間の隙間51に浸透して広がり、ブ
リッジ等の故障の原因となるという問題点があった。あ
るいは、はんだ付けの際に部品ホルダー50の底面と基
板30の上面とが密着して、ガスが抜けないためにはん
だ32がスルーホール31を上がっていかず、はんだ付
け不良の原因となるという問題点もあった。
【0005】本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解決し、はんだ付けの際にブリッジやはんだ付
け不良が発生し難い部品ホルダーを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、部品と基板の
間に装着される部品ホルダーにおいて、プリント基板の
部品搭載面と部品ホルダーの底面との間に隙間ができる
ような構造としたことを特徴とする。このために、部品
ホルダーの底面に突起を設けたり、底面の中央部分に凹
部あるいは孔を設ける点に特徴がある。
【0007】本発明によれば、部品ホルダーの底面のス
ルーホールの上部近傍に所定以上の高さの空間を設けた
ので、スルーホールから上がってきたはんだが毛細管現
象によって周囲に広がることが防止され、ブリッジの発
生を防止できる。また、前記空間が外部と連通していれ
ば、はんだがスルーホールを上昇してくる際に前記空間
の気体が外部へ逃げることができるので、はんだ付け不
良の発生も防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明を適用した部品ホルダーの
搭載例を示す断面図である。この部品ホルダー20は発
光ダイオード10あるいはランプ等の発光素子の光が周
囲に漏れるのを防止するために装着するものであり、上
部が開口した箱状の形態をしている。部品ホルダーの底
部にはリード線11を出すための孔22が設けられてい
る。プリント基板30に発光ダイオード10を装着する
場合、発光ダイオード10のリード線11を部品ホルダ
ー20の底部の孔22に挿入し、更に基板30のスルー
ホール31に挿入する。その後、溶融はんだ槽に基板3
0を浸す等の方法によってはんだ31を浸透させ、固着
および接続を行う。部品ホルダー20の基板30と対向
する底面の四隅には突起21が設けられている。
【0009】図2は、部品ホルダー20の構造を示す斜
視図である。図2においては、底面が見えるように部品
ホルダー20を横に倒して描いてある。部品ホルダー2
0は例えば上部が開口した箱型をしており、底面にはリ
ード線11を通すための2つの孔22が設けられてい
る。底面の基板と対向する面には4つの突起22が設け
られている。この部品ホルダー20は、発光ダイオード
10の光が周辺に漏れるのを防止するためのものであ
り、弾力性のある材質、例えばシリコンゴムやエラスト
マが使用される。各突起21は断面が例えば円筒形であ
り、高さは例えば0.3ミリ以上、好適には0.5ミリ
程度あればはんだの浸透を防止できる。また、弾性材料
であっても、この程度の突起は例えば金型の形状を僅か
に変更するのみで、従来と同様の方法によって容易に成
形できる。
【0010】図3は、装置のパネルにおける部品ホルダ
ーの使用例を示す断面図である。パネルの前面に装着さ
れる表示板40は、その一部分が透明部分41であり、
内面に文字等が印刷されている。また、その他の部分4
2は不透明である。この表示板40の裏面に、図1のよ
うに発光ダイオード10および部品ホルダー20を装着
したプリント基板30を表示板40と所定の間隔をあけ
て装着する。発光ダイオード10の位置と透明部分41
の位置は対応しており、部品ホルダー20の上面が表示
板40の裏面に押圧されて変形し、表示板40に密着し
て光漏れを防止する構造になっている。装着時には底面
の突起も押圧されるが、例えば高さが0.5ミリ程度の
突起てあれば殆ど変形することはなく、突起の数を増や
せば部品ホルダーの底面全体も光が漏れるような変形が
生じることはない。
【0011】図4は、部品ホルダー20の他の実施例を
示す底面図である。図4(a)は、部品ホルダー20の
底面の周囲全体に突起部(リブ)24を設けた例であ
る。なお、図4において、斜線を施した部分が基板30
と接する部分である。周囲を密閉してしまうとはんだ上
がりが悪くなる場合には、突起部24の任意の1カ所以
上に切り欠きを設けてもよい。図4(b)は、部品ホル
ダー20の底面の周囲4カ所に断面が三角形の突起25
を設けた例である。突起の断面形状は、図2に示した円
形、図4(b)に示した三角形のほか、四角形など任意
の形状が可能である。また、突起の個数も3個以上の任
意個数が可能である。
【0012】図4(c)は、部品ホルダー20の底面の
中央部分にはんだ逃げ部として大きな孔27を設け、底
面のその他の部分26が基板30と接するように構成し
た例である。この孔27は部品のリード線の貫通孔も兼
ねている。上記したような部品ホルダーは従来の部品ホ
ルダーと同様の製造方法、工程によって製造可能であ
る。
【0013】以上、本発明の実施例を開示したが、本発
明には下記のような変形例も考えられる。実施例におい
ては、発光ダイオード用の光漏れ防止のための部品ホル
ダーを開示したが、部品ホルダーの使用目的は、例えば
倒れ防止や高さの確保、接触防止など任意である。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
部品と基板の間に装着される部品ホルダーにおいて、プ
リント基板の部品搭載面と部品ホルダーの底面との間に
隙間ができるような構造としたので、部品ホルダーの底
面のスルーホールの上部近傍に所定以上の高さの空間が
でき、スルーホールから上がってきたはんだが毛細管現
象によって周囲に広がることが防止され、ブリッジの発
生を防止できるという効果がある。また、前記空間が外
部と連通していれば、はんだがスルーホールを上昇して
くる際に前記空間の気体が外部へ逃げることができるの
で、はんだ付け不良の発生も防止することができるとい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した部品ホルダーの搭載例を示す
断面図である。
【図2】部品ホルダー20の構造を示す斜視図である。
【図3】装置のパネルにおける部品ホルダーの使用例を
示す断面図である。
【図4】部品ホルダー20の他の実施例を示す底面図で
ある。
【図5】従来の部品ホルダーの搭載例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10…発光ダイオード、11…リード線、20…部品ホ
ルダー、21…突起、22…孔、24…突起部(リ
ブ)、25…突起、27…孔、30…プリント基板、3
1…スルーホール、32…はんだ、40…表示板、41
…透明部分、42…不透明部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品と基板の間に装着される部品ホルダー
    において、 前記基板と対向する底面の少なくとも中央部分におい
    て、前記基板との間にはんだ逃げ部である空間が形成さ
    れる構造としたことを特徴とする部品ホルダー。
  2. 【請求項2】前記基板と対向する底面の周辺に、前記底
    面と前記基板とが所定値以上の間隔を保つような突起を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の部品ホルダ
    ー。
  3. 【請求項3】前記部品ホルダーは弾性材料によって形成
    された、発光部品の光漏れ防止用の部品ホルダーであ
    り、前記所定値が0.3ミリであることを特徴とする請
    求項2に記載の部品ホルダー。
JP11173849A 1999-06-21 1999-06-21 部品ホルダー Pending JP2001007567A (ja)

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JP11173849A JP2001007567A (ja) 1999-06-21 1999-06-21 部品ホルダー

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