JP2563659Y2 - 半田付け検査用治具 - Google Patents

半田付け検査用治具

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JP2563659Y2
JP2563659Y2 JP1991046347U JP4634791U JP2563659Y2 JP 2563659 Y2 JP2563659 Y2 JP 2563659Y2 JP 1991046347 U JP1991046347 U JP 1991046347U JP 4634791 U JP4634791 U JP 4634791U JP 2563659 Y2 JP2563659 Y2 JP 2563659Y2
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雅敏 星
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株式会社電子技研
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は表面実装形電子部品の
半田付けの検査に用いる半田付け検査用治具、特に、P
LCC(Plastic Leaded Chip C
arrier)あるいはLCC(Leadless C
hip Carrier)等のパッケージの半田付けの
検査に適する検査用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】上記PLCC等に代表されるICパッケ
ージ等の表面実装形電子部品はプリント基板の表面に半
田付けして設置されるが、この種の電子部品、例えばP
LCCはリードピッチが小さく半田付けによってブリッ
ジ等の不都合が生じやすい。このため、従来、電子部品
の半田付けを行った後は、技術員が目視により半田付け
の良否の検査を行っていた。そして、この目視検査にお
いては、リードとパッドとの半田付け部分がPLCCの
下部に位置するため、技術員は比較的小さな目視角α
で、すなわち目線が基板の表面と角度αを成すように斜
めに視て検査していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の目視検査にあっては、技術員はPLCCの下部
を斜めに視なければならないため、目の位置が基板の大
きさに制約されて目とPLCCとが大きく離間し、作業
員の目の疲労が大きく、検査の能率が低いという問題が
あった。この考案は、上記問題を鑑みてなされたもの
で、作業員の目の疲労を軽減でき、検査の能率を改善で
きる検査用治具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案は、導体部をプリント配線基板の表面のパ
ッド部に半田付けすることにより略矩形板状の表面実装
電子部品をプリント配線基板に固定した後に、この固
定された電子部品の導体部と前記プリント配線基板のパ
ッド部との半田付けの状態を目視検査するために用いる
半田付け検査用治具であって、この検査用治具は、前記
略矩形板状の表面実装形電子部品を囲う矩形枠状をな
し、各辺を透光性材料からなるプリズムで構成したもの
であり、 各プリズムは、プリント配線基板に垂直に且つ
検査対象の半田に臨ませる嵌合部と、この嵌合部の下縁
から前記半田から遠ざかる側へ斜めに立上げた傾斜面と
を備え、傾斜面で反射させることで表面実装形電子部
品の四辺の半田付け部分を前記基板の上方から目視する
ことができるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】この考案の半田付け検査用治具は、嵌合部を電
子部品に嵌合させることでプリズム部と電子部品との位
置合せができ、このプリズム部により電子部品の導体部
とプリント配線基板のパッド部との半田付け部分を上方
から接近して視ることができる。したがって、半田付け
部分の目視検査が容易かつ迅速に行え、作業員の負担を
軽減でき、また、検査の能率を向上できる。しかも、検
査用治具の底が傾斜面となっており、この傾斜面が直角
三角形の斜辺に相当する。直角三角形の斜辺若しくは他
の辺がプリント配線基板に接触するものに比べて、本考
案は直角三角形の頂点の1個のみがプリント配線基板に
接触し、斜辺の殆どはプリント配線基板から離れてい
る。従って、この斜辺(傾斜面)の下方に他の電子部品
があっても何ら問題がない。すなわち、本考案の検査用
治具は、電子部品が比較的密に配置されたプリント配線
基板であっても検査を実施することができる。
【0006】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面を参照して説
明する。図1および図3にはこの考案の一実施例にかか
る検査用治具を示し、図1がプリント配線基板とともに
示す断面図、図3が斜視図である。
【0007】図1において、11はプリント配線基板、
12はICチップが収容されたPLCC、13は検査用
治具である。図示しないが、プリント基板11には表面
に銅等の導電材からパッドが印刷等で形成される。
【0008】PLCC12は、図3にも示すように、厚
みが小さい略平板状(フラットパッケージ)を成し、そ
の4辺の外縁部に複数のリード(導体部)12aが比較
的小さいピッチ(間隔)で内部から引き出されている。
このPLCC12のリード12aは、内側にJ状に屈曲
し、上述したプリント配線基板11の表面のパッドに半
田(H)付けされている。
【0009】検査用治具13は、PLCC12の外形状
に対応した嵌合穴13aが形成された矩形枠状を成し、
アクリル等の透光性樹脂あるいはガラス等の透光性無機
材料から構成される。この検査用治具13には、図3に
も示すように、一面に外縁側に前述した目視角αと対応
した所定角度θの傾斜面13bが形成され、他面に平坦
な透光面13cが形成される。上述の嵌合穴13aが嵌
合部に、また、傾斜面13bと透光面13cとがプリズ
ム部Pに相当する。
【0010】この実施例にあっては、プリント配線基板
11の表面のパッドにPLCC12のリード12aを半
田付けし、半田によってPLCC12を基板11に固定
する。そして、検査時においては、検査用治具13は傾
斜面13bが形成された面をプリント基板11の表面に
向けて嵌合穴13aにPLCC12を嵌合させ、嵌合穴
13aにPLCC12が嵌合した状態で検査を行う。
【0011】ここで、図1に矢印に示すように、この状
態では検査用治具13は透光面13cから入射した光が
傾斜面13bで反射して目視角αと同一の角度でPLC
C12の側部を照射する。このため、作業員は基板11
の上方から治具13の透光面13cを視るとリード12
aとパッドとの半田付けの状態を目視角αで視ることが
でき、半田付け部分の目視検査を容易に行え、作業員の
負担が軽減でき、また、検査を能率的に行える。特に、
この治具13は、傾斜面13bの傾斜角度θを目視角α
と対応させたため、最適な角度で半田付け部分を視るこ
とができ、目視検査を正確に行える。
【0012】図2にはこの考案の他の実施例にかかる検
査用治具を示す。なお、この実施例では、上述した実施
例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0013】この実施例は、電子部品として下部にパッ
ド21aを有するLCC21を用い、このLCC21が
パッド21aを基板11のパッドに半田付けされて基板
11に固定される。
【0014】この実施例にあっても、検査時において
は、治具13は嵌合穴13aにLCC21を嵌合させて
使用され、作業員はLCC21のパッド21aと基板1
1のパッドとの半田付け部分を上方から視ることができ
る。したがって、検査が容易であり、また、作業員の疲
労を軽減することもできる。
【0015】なお、上述した実施例ではICチップのパ
ッケージを例示するが、他の電子部品に付いてもこの考
案が適用できることは述べるまでもない。また、この考
案の治具は半田付け部分を拡大して視ることができるよ
うに構成すること、すなわちプリズム部Pを拡大レンズ
として構成することができ、このように構成すれば、作
業員の疲労をより軽減することができるようになる。
尚、図1において、検査用治具13の底が傾斜面13b
となっており、この傾斜面が直角三角形の斜辺に相当す
る。直角三角形の斜辺若しくは他の辺がプリント配線基
板11に直接接触するものに比べて、本考案は直角三角
形の頂点の1個のみがプリント配線基板11に接触し、
斜辺(傾斜面13b)の殆どはプリント配線基板11か
ら離れている。従って、この斜辺(傾斜面13b)の下
方に他の電子部品があっても何ら問題がない。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、矩
形枠状の検査用治具を略矩形板状の表面実装形電子部品
にセットすることで、電子部品の半田付け部分を四辺と
もに、基板の上方から目視検査することができ、目視検
査を容易かつ能率的に行うことができ、作業員の疲労を
軽減できるようになる。しかも、検査用治具の四辺の
が傾斜面となっており、この傾斜面の下方に他の電子部
品があっても何ら問題がない。すなわち、本考案の検査
用治具は、電子部品が比較的密に配置されたプリント配
線基板であっても検査を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる検査用治具を示す
断面図
【図2】この考案の他の実施例にかかる検査用治具の断
面図
【図3】図1に示す検査用治具の斜視図
【符号の説明】
11・・・プリント配線基板、12・・・PLCC(電子部
品)、12a・・・リード(導体部)、13・・・検査用治
具、13a・・・嵌合穴(嵌合部)、13b・・・傾斜面(プ
リズム部)、13c・・・透光面(プリズム部)、21・・・
LCC(電子部品)、21a・・・パッド(導体部)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体部をプリント配線基板の表面のパッ
    ド部に半田付けすることにより略矩形板状の表面実装形
    電子部品をプリント配線基板に固定した後に、この固定
    された電子部品の導体部と前記プリント配線基板のパッ
    ド部との半田付けの状態を目視検査するために用いる半
    田付け検査用治具であって、 この検査用治具は、前記略矩形板状の表面実装形電子部
    品を囲う矩形枠状をなし、各辺を透光性材料からなるプ
    リズムで構成したものであり、 各プリズムは、 プリント配線基板に垂直に且つ検査対象
    の半田に臨ませる嵌合部と、この嵌合部の下縁から前記
    半田から遠ざかる側へ斜めに立上げた傾斜面とを備え、 傾斜面で反射させることで表面実装形電子部品の四辺
    半田付け部分を前記基板の上方から目視することがで
    きるようにしたことを特徴とする半田付け検査用治具。
JP1991046347U 1991-05-23 1991-05-23 半田付け検査用治具 Expired - Fee Related JP2563659Y2 (ja)

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JPS60247106A (ja) * 1984-05-22 1985-12-06 Fujitsu Ltd 形状検査装置
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