JP2001006801A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001006801A
JP2001006801A JP11173010A JP17301099A JP2001006801A JP 2001006801 A JP2001006801 A JP 2001006801A JP 11173010 A JP11173010 A JP 11173010A JP 17301099 A JP17301099 A JP 17301099A JP 2001006801 A JP2001006801 A JP 2001006801A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4367Insertion of locking piece from the rear
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/50Bases; Cases formed as an integral body
    • H01R13/501Bases; Cases formed as an integral body comprising an integral hinge or a frangible part

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング形状を複雑にすることなくハウジ
ングとカバーとの間に電線が嵌り込むのを防止して電線
の保護及びカバーのハウジングからのロック外れを防止
することのできるコネクタを提供することにある。 【解決手段】 端子を収容する端子収容ハウジング1
と、端子収容ハウジング1に一体化され、端子に接続さ
れる電線13を収容する電線収容ハウジング2と、電線
収容ハウジング2の背面開口部3を閉蓋し、電線収容ハ
ウジング2にヒンジ部を介して開閉自在に設けられたカ
バー5とを備え、カバー5の内面5aに、電線収容ハウ
ジング2の電線収容室9内に突出する電線位置ずれ防止
部18を設け、その電線位置ずれ防止部18を、電線1
3が電線収容室9の開口端部側へ引っ張られたときに前
記電線収容室9の内壁面9aに当接するように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関し、
詳細には、ハウジング形状を複雑にすることなくハウジ
ングとカバーとの間に電線が嵌り込むのを防止して電線
を保護すると共にカバーがハウジングから外れるのを防
止することのできるコネクタを提供することにある。
【0002】
【従来の技術】例えば、実開昭63−54283号公報
には、端子が接続されてなる電線を収容する電線収容ハ
ウジングの背面開口部を閉蓋するカバーが取り付けられ
たコネクタが提案されている。
【0003】かかるコネクタは、図7及び図8に示すよ
うに、端子101を収容する端子収容ハウジング102
と、この端子収容ハウジング102に一体化される電線
収容ハウジング103と、該電線収容ハウジング103
の背面開口部104を閉蓋するカバー105とからな
る。
【0004】上記端子収容ハウジング102は、図7に
示すように、例えば射出成形によってハウジングにソリ
・ヒケなどが生じないように、いわゆる肉盗みとしてハ
ウジング変形防止用空間部106をその中心部に有する
と共に、そのハウジング変形防止用空間部106の上
側、左側及び右側にそれぞれ独立した端子収容部10
7、107、107を有した凸形状をなすブロックとし
て形成されている。そして、それぞれの端子収容部10
7、107、107には、相手端子(雄端子)を挿入さ
せる端子挿入口108、108、108が形成され、そ
の端子挿入口108、108、108から相手端子を挿
入させて各端子収容部107、107、107に収容す
るようにしている。
【0005】上記電線収容ハウジング103は、図7に
示すように、各端子101に接続された電線109を収
容する電線収容室110をそれぞれ有し、上記端子収容
ハウジング102に一体化されている。かかる電線収容
ハウジング103は、背面が開口された背面開口部10
4を有した矩形ブロックとして形成され、前記背面開口
部104を閉蓋して電線収容室110を保護する後述の
カバー105を取り付ける係止突起111、111をそ
の両側壁面及び上端面に有している。
【0006】上記カバー105は、図7に示すように、
上記電線収容ハウジング103の背面開口部104を覆
って上記電線収容室110を保護するもので、電線収容
ハウジング103に対してヒンジ部112を介して開閉
自在とされている。このカバー105には、上記電線収
容ハウジング103の係止突起111に係合する係合孔
部113が形成された係止枠部114が、上記各係止突
起111に対向する位置にそれぞれ形成されている。上
記係止枠部114の係合孔部113に、上記電線収容ハ
ウジング103の係止突起111が係合することで、上
記カバー105が上記背面開口部104を閉蓋するよう
にして上記電線収容ハウジング103に装着されロック
される。
【0007】このように構成されたコネクタによれば、
カバー105を閉めて背面開口部104を閉蓋すること
で、電線収容室110に収容された電線109の取り出
し方向が規制され、各電線109が絡み合うようなこと
が防止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のコ
ネクタでは、例えば相手コネクタとの嵌合時等において
不可抗力により電線109が引っ張られた場合、図8に
示すように、電線収容ハウジング103とカバー105
との間に電線109が嵌り込み、該電線109を傷付け
てしまうことがある。時には、上記係止突起111と上
記係止枠部114との係合が外れてカバー105が開い
てしまうこともある。
【0009】そこで本発明は、上述の課題を解決するた
めに提案されたものであり、ハウジング形状を複雑にす
ることなくハウジングとカバーとの間に電線が嵌り込む
のを防止して電線の保護及びカバーのハウジングからの
外れを防止することのできるコネクタを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に係るコネクタは、端子を収容する端子
収容ハウジングと、前記端子収容ハウジングに一体化さ
れ、前記端子に接続される電線を収容する電線収容ハウ
ジングと、前記電線収容ハウジングの背面開口部を閉蓋
し、前記電線収容ハウジングにヒンジ部を介して開閉自
在に設けられたカバーとを備え、前記カバーの内面に、
前記電線収容ハウジングの電線収容室内に突出する電線
位置ずれ防止部を設けたことを特徴とする。
【0011】カバーの内面に、電線収容室内に突出する
電線位置ずれ防止部を設けたことにより、例え電線収容
室に収容された電線が不可抗力によって引っ張られたと
しても、前記電線位置ずれ防止部に該電線が接触し、当
該電線の位置ずれが防止される。
【0012】また、請求項2に係るコネクタは、請求項
1のコネクタにおいて、前記電線位置ずれ防止部は、前
記電線が前記電線収容室の開口端部側へ引っ張られたと
きに前記電線収容室の内壁面に当接するように構成して
あることを特徴とする。
【0013】このように、電線位置ずれ防止部を、電線
が電線収容室の開口端部側へ引っ張られたときに該電線
収容室の内壁面に当接するように構成してあるので、上
記カバーが開かないようになされている。
【0014】また、請求項3に係るコネクタは、請求項
1又は2記載のコネクタにおいて、前記電線収容室が複
数独立して設けられ、その内の外側の電線収容室に突出
するように前記電線位置ずれ防止部が設けられているこ
とを特徴とする。
【0015】電線収容室が複数形成されている場合に、
外側の電線収容室に突出するように電線位置ずれ防止部
を設けているので、請求項2に係るコネクタ同様、不可
抗力によりカバーが開くことはない。
【0016】また、請求項4に係るコネクタは、請求項
1又は2記載のコネクタにおいて、前記電線収容室が複
数独立して設けられ、各電線収容室にそれぞれ突出する
ように前記電線位置ずれ防止部が設けられていることを
特徴とする。
【0017】各電線収容室に突出するように電線位置ず
れ防止部がそれぞれ設けられているので、不可抗力によ
りカバーが開いてしまうのをより一層確実に防止するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0019】本実施形態のコネクタは、ハウジング形状
を複雑にすることなくハウジングとカバーとの間に電線
が嵌り込むのを防止して電線の保護及びカバーのハウジ
ングからのロック外れを防止することのできるようにし
たものである。
【0020】<コネクタの構成>本実施形態のコネクタ
は、図1及び図2に示すように、端子(図示は省略す
る)を収容する端子収容ハウジング1と、この端子収容
ハウジング1に一体化され、端子に接続される電線を収
容する電線収容ハウジング2と、電線収容ハウジング2
の背面開口部3を閉蓋し、電線収容ハウジング2にヒン
ジ部4を介して開閉自在に設けられたカバー5とからな
る。
【0021】『端子収容ハウジングの構成』上記端子収
容ハウジング1は、図1に示すように、絶縁樹脂材料か
らなる凸形状をなすブロックとして形成され、例えば射
出成形によってハウジングにソリ・ヒケなどが生じない
ように、いわゆる肉盗みとしてハウジング変形防止用空
間部6をその中心部に有すると共に、そのハウジング変
形防止用空間部6の上側、左側及び右側にそれぞれ独立
した端子収容部7、7、7を有しており、さらに相手コ
ネクタとの嵌合前面1aに相手端子を挿入させる端子挿
入口8bを有している。
【0022】上記各端子収容部7、7、7には、端子
(雌端子)を収容させる端子収容室(図示は省略する)
が形成されている。これら各端子収容室には、上記端子
が、上記電線収容ハウジング2の背面開口部3よりその
内部に嵌入されて収容される。
【0023】上記端子挿入口8bは、図1に示すよう
に、上記各端子収容室に対応した上記嵌合前面1aに形
成されており、該端子収容室と連通するようになされて
いる。そして、この端子挿入口8bは、それぞれの端子
収容室に収容された端子に嵌入装着される相手端子の外
形状に応じた開口として、例えば横長の矩形状に形成さ
れている。
【0024】なお、上記各端子収容部7にそれぞれ形成
された各端子挿入口8bの近傍には、ランス部を形成す
るための肉盗みとなるランス形成用空間部8aが形成さ
れている。
【0025】『電線収容ハウジングの構成』上記電線収
容ハウジング2は、図1及び図2に示すように、各端子
に接続された電線を収容する電線収容室9、10、11
をそれぞれ有し、上記端子収容ハウジング1に一体化さ
れている。かかる電線収容ハウジング2は、背面が開口
された背面開口部3を有した矩形ブロックとして形成さ
れ、前記背面開口部3を閉塞してそれぞれの電線収容室
9、10、11を保護する後述のカバー5をロックする
係止突起12をその両側壁面及び上端面に有している。
【0026】なお、図1では、一方の側壁面及び上端面
に形成される係止突起12、12のみを示し、他方の側
壁面に形成される係止突起12は図示を省略してある。
【0027】上記電線収容室9、10、11は、図1に
示すように、端子に接続された電線13を収容するに足
る空隙部を有し、それぞれ独立して設けられている。そ
して、上記背面開口部3が上記カバー5によって閉蓋さ
れることにより、上記電線13の取り出し方向が規制さ
れる。本実施形態では、電線収容室9、10、11を3
つ形成し、その一つを残りの2つの電線収容室10、1
1と離れた位置に設け、これら2つの電線収容室10、
11は仕切壁14を介して隣接して設けている。
【0028】『カバーの構成』上記カバー5は、図1及
び図2に示すように、上記電線収容ハウジング2の背面
開口部3を覆って上記電線収容室9、10、11を保護
するもので、電線収容ハウジング2に対してヒンジ部4
を介して開閉自在とされている。このカバー5には、上
記電線収容ハウジング2の係止突起12に係合する係合
孔部15が形成されたロック係止枠部16が、上記各係
止突起12に対向する位置にそれぞれ形成されている。
【0029】上記ロック係止枠部16の係合孔部15
に、上記電線収容ハウジング2の係止突起12が係合す
ることで、上記カバー5が上記電線収容ハウジング2に
ロックされる。このとき、上記電線収容ハウジング2の
両側壁に形成された係止突起12に係合されたロック係
止枠部16は、該電線収容ハウジング2に突設された一
対のガイド部17、17の間に嵌り込む。これに対し
て、電線収容ハウジング2の上端面に形成された係止突
起12に係合されたロック係止枠部16は、突設する左
右の電線収容室9、10、11を構成するハウジング壁
間に嵌り込む。
【0030】そして特に本実施形態では、図1ないし図
3に示すように、上記カバー5の内面5aに、上記電線
収容ハウジング2の電線収容室9内に突出する電線位置
ずれ防止部18を設けてある。電線位置ずれ防止部18
は、図4に示すように、例えば相手コネクタとの嵌合時
等において不可抗力により上記電線13が上記電線収容
室9の開口端部側へ引っ張られたときに、電線収容室9
の内壁面9aに当接するように形成されている。
【0031】すなわち、この電線位置ずれ防止部18
は、図1及び図3に示すように、電線収容室9内に突出
する突条として縦長に形成されており、上記電線13を
その先端部18aで受け止めるようになっている。そし
て、この電線位置ずれ防止部18には、上記電線収容室
9の内壁面9aと当接する、傾斜面として形成されたカ
バー開蓋防止用受け面部18bが形成されている。
【0032】<電線の嵌り込み防止機構>次に、上述の
ように構成されたコネクタにおける電線13の嵌り込み
防止機構について説明する。
【0033】図3に示すように、それぞれの端子が各端
子収容部7、7、7に収容されると共に各端子に接続さ
れた電線13が各電線収容室9、10、11に収容さ
れ、上記カバー5が電線収容ハウジング2に装着されて
ロックされた状態から、例えば図4に示すように、相手
コネクタとの嵌合時等において不可抗力により上記電線
13が上記電線収容室9の開口端部側(矢印Fで示す電
線13が電線収容ハウジング2とカバー5の間に挟まれ
る方向)へ引っ張られた場合は、次のようになる。
【0034】図3の正常な収容状態から上記電線13が
図4中矢印F方向に引っ張られると、該電線13が上記
電線収容室9内に突出して設けられた電線位置ずれ防止
部18の先端部18aに接触し、該電線13によって上
記電線位置ずれ防止部18が矢印F方向に押されて行
く。これにより、カバー5の側縁部分が電線収容ハウジ
ング2に対して離れ、上記電線収容ハウジング2とカバ
ー5との間に僅かな隙間(電線13が嵌り込むことの不
可能な隙間)ができる。
【0035】しかし、上記隙間がそれほど生じない内に
上記電線位置ずれ防止部18のカバー開蓋防止用受け面
部18bが上記電線収容室9の内壁面9aに当接し、上
記カバー5の開きをそこでストップさせる。もちろん、
カバー5に設けられたロック係止枠部16と係止突起1
2とが係合しているので、上記カバー5がそれ以上開く
ようなことはない。従って、ハウジング形状を複雑にす
ることなく、電線収容ハウジング2とカバー5との間に
電線13が嵌り込むのを確実に防止することができ、上
記カバー5の開蓋動作を確実に防止できる。
【0036】このように、本実施形態のコネクタにおい
ては、カバー5の内面5aに、電線収容室9内に突出す
る電線位置ずれ防止部18を設けたことにより、電線収
容室9に収容された電線13が不可抗力によって引っ張
られたとしても、前記電線位置ずれ防止部18に該電線
13が接触し、当該電線13の位置ずれを防止すること
ができる。そして、その電線位置ずれ防止部18を、上
記電線13が電線収容室9の開口端部側へ引っ張られた
ときに該電線収容室9の内壁面9aに当接するように構
成してあるので、上記カバー5の開蓋を防止することが
でき、それにより該電線13の上記電線収容ハウジング
2とカバー5間への嵌り込みを防止できる。
【0037】<他の実施形態>以上、本発明を適用した
具体的な一実施形態について説明したが、本発明は、上
述の実施形態に制限されることなく種々の変更が可能で
ある。
【0038】上述の実施形態では、複数個の電線収容室
9、10、11の内、外側の電線収容室9に突出するよ
うに電線位置ずれ防止部18を設けたが、図5に示すよ
うに、全ての電線収容室9、10、11に突出するよう
に電線位置ずれ防止部18をカバー5に設けるようにし
てもよい。このようにすれば、電線13がどの方向に引
っ張られたとしてもカバー5が必要以上に開く(電線1
3が電線収容ハウジング2とカバー5に挟まれない程
度)ことを防止することができる。
【0039】また、上記電線位置ずれ防止部18を各電
線収容室9、10、11に二つ設け、それぞれの電線位
置ずれ防止部18、18を上述した位置に設けるように
してもよい。これに加えて、図6に示すように、これら
電線位置ずれ防止部18、18同士を円弧状部19で連
結させ、その円弧状部19内に電線13を嵌入させるよ
うにしてもよい。このようにすれば、電線13がどのよ
うな方向に引っ張られたとしても、上記円弧状部19に
嵌り込むことになる。もちろん、この場合でも上記電線
位置ずれ防止部18が上記電線収容室9、10、11の
内壁面9a、10aに当接して、上記電線収容ハウジン
グ2とカバー5と間に電線13が嵌り込むのを防止する
ことができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0041】請求項1記載のコネクタによれば、カバー
の内面に、電線収容室内に突出する電線位置ずれ防止部
を設けたことにより、例え電線収容室に収容された電線
が不可抗力によって引っ張られたとしても、前記電線位
置ずれ防止部に該電線が接触し、当該電線の位置ずれを
防止することができる。このように、ハウジングを複雑
な形状とすることなしに簡単な構成で電線の位置ずれを
防止することができる。
【0042】請求項2記載のコネクタによれば、電線位
置ずれ防止部を、電線が電線収容室の開口端部側へ引っ
張られたときに該電線収容室の内壁面に当接するように
構成してあるので、上記カバーが開かず、上記電線収容
ハウジングとカバーとの間に電線が嵌り込むのを防止す
ることができる。従って、電線を傷付けたり、カバーの
外れを防止できる。
【0043】請求項3記載のコネクタによれば、電線収
容室が複数形成されている場合に、外側の電線収容室に
突出するように電線位置ずれ防止部を設けているので、
請求項2に係るコネクタ同様、不可抗力によりカバーが
開くのを防止することができ、電線の嵌り込みを防止で
きる。
【0044】請求項4記載のコネクタによれば、各電線
収容室に突出するように電線位置ずれ防止部がそれぞれ
設けられているので、不可抗力によりカバーが開いてし
まうのをより一層確実に防止することができ、電線の嵌
り込みを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のコネクタの斜視図である。
【図2】本実施形態のコネクタを示すもので、カバーを
開いた状態を示す側面図である。
【図3】本実施形態のコネクタを示すもので、電線収容
室部分の要部拡大平面図である。
【図4】本実施形態のコネクタを示すもので、電線位置
ずれ防止部が電線収容室の内壁面に当接した状態を示す
要部拡大平面図である。
【図5】本実施形態のコネクタを示すもので、電線位置
ずれ防止部を各電線収容室に対応して設けた例を示す電
線収容室部分の要部拡大平面図である。
【図6】本実施形態のコネクタを示すもので、二つの電
線位置ずれ防止部を各電線収容室に対応して設けた例を
示す電線収容室部分の要部拡大平面図である。
【図7】従来のコネクタを示す分解斜視図である。
【図8】従来のコネクタにおいて、電線収容ハウジング
とカバーとの間に電線が嵌り込んだ状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 端子収容ハウジング 1a 嵌合前面 2 電線収容ハウジング 3 背面開口部 4 ヒンジ部 5 カバー 7 端子収容部 8b 端子挿入口 9,10,11 電線収容室 12 係止突起 13 電線 15 係合孔部 16 ロック係止枠部 18 電線位置ずれ防止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を収容する端子収容ハウジングと、 前記端子収容ハウジングに一体化され、前記端子に接続
    される電線を収容する電線収容ハウジングと、 前記電線収容ハウジングの背面開口部を閉蓋し、前記電
    線収容ハウジングにヒンジ部を介して開閉自在に設けら
    れたカバーとを備え、 前記カバーの内面に、前記電線収容ハウジングの電線収
    容室内に突出する電線位置ずれ防止部を設けたことを特
    徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記電線位置ずれ防止部は、前記電線が
    前記電線収容室の開口端部側へ引っ張られたときに前記
    電線収容室の内壁面に当接するように構成してあること
    を特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記電線収容室が複数独立して設けら
    れ、その内の外側の電線収容室に突出するように前記電
    線位置ずれ防止部が設けられていることを特徴とする請
    求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記電線収容室が複数独立して設けら
    れ、各電線収容室にそれぞれ突出するように前記電線位
    置ずれ防止部が設けられていることを特徴とする請求項
    1又は2記載のコネクタ。
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