JP2001005344A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001005344A
JP2001005344A JP11178881A JP17888199A JP2001005344A JP 2001005344 A JP2001005344 A JP 2001005344A JP 11178881 A JP11178881 A JP 11178881A JP 17888199 A JP17888199 A JP 17888199A JP 2001005344 A JP2001005344 A JP 2001005344A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば、感光体ドラム51M〜51Kの四本
を全て転写ベルト41に圧接させてフルカラー画像を形
成する動作モード(カラーモード)と、感光体ドラム5
1M〜51Yの三本を転写ベルト41から離間させて単
色画像を形成する動作モード(モノクロモード)との切
り換えが可能な画像形成装置において、高精度な画像安
定化制御を実現しながら、動作モード切り換え時の画像
形成の開始を速くすることができる画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ
ー(Y)の各色について、モノクロモードでも実行する
ことができる画像安定化制御についてはモノクロモード
の時に実行しておき、動作モード切り換えの際には原則
として実行しないようにすることで、モード切り換え時
の画像安定化制御の時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つの動作モード
を切り換える機能を有する画像形成装置に関し、特に、
当該画像形成装置における画像安定化制御に関する。
【0002】
【従来の技術】フルカラー画像を形成する方式として現
在主流となりつつあるものの一つに、四本の感光体ドラ
ムを、転写紙等の転写媒体を搬送する転写媒体搬送ベル
ト(以下、「転写ベルト」という。)の転写媒体搬送方
向に沿って並列に配置し、各感光体ドラム表面に、マゼ
ンタ、シアン、イエロー、ブラック(以下、これらの各
再現色をそれぞれM、C、Y、Kと表記する。)の各色
のトナー像をそれぞれ形成し、前記転写ベルトによって
搬送される転写媒体上に、形成されたトナー像を順次多
重転写することによりフルカラー画像を形成する、いわ
ゆるタンデム方式がある。
【0003】上記タンデム方式の画像形成装置において
は、勿論フルカラー画像だけでなくモノクロ画像を形成
することも可能である。モノクロ画像の形成に際して
は、従来M、C、Yの三本の感光体ドラム表面には画像
を形成せず、Kの感光体ドラム表面のみに画像を形成し
て行う方法が一般的であったが、そのような方法を用い
ることでM、C、Yの三本の感光体ドラムが消耗してし
まうなどの問題点を解消するため、最近では、モノクロ
画像の形成時には前記M、C、Yの三本の感光体ドラム
表面から転写ベルトを離間させる方式が考案され、実用
化の段階に入っている(以下、転写ベルトを四本の感光
体ドラムの全てに圧接させて画像形成を行う動作モード
を「カラーモード」、M、C、Yの三本の感光体ドラム
から転写ベルトを離間させ、Kの感光体ドラムのみを用
いて画像形成を行う動作モードを「モノクロモード」と
いう。)。
【0004】さて、一般に画像形成装置においては、機
内環境(温度、湿度等)の変化などに対応して常時適切
な画像が形成できるようにしたり、上記タンデム型の画
像形成装置においては、各色ごとの画像形成位置のずれ
を補正するためなどの目的で、感光体ドラム表面や、転
写ベルト上などにトナーによるパターン像を形成して、
当該パターン像を光電センサ等を用いて検出し、検出結
果に基づいて種々の画像形成条件を決定する、いわゆる
画像安定化制御が行われている。
【0005】上記画像安定化制御としては、感光体ドラ
ム表面に形成されたパターン像を検出して行うものと、
感光体ドラム表面に形成したパターン像を転写ベルトに
転写した後に、転写されたパターン像を検出して行うも
のとがある。転写ベルトにパターン像を転写しないと行
えない制御として、例えばパターン像の位置を検出する
ことにより、四本の感光体ドラム間に生じる画像形成位
置のずれを検知し、検知結果に応じて四本の感光体ドラ
ム間における画像形成位置の補正を行ういわゆるレジス
ト補正などがある。
【0006】一方、パターン像のトナー濃度を検出した
結果に基づいて現像バイアス電圧や感光体ドラム表面の
露光量等を調整し、常時適切な画像濃度を得るために行
う制御(以下、「AIDC制御」という。)について
は、感光体ドラム表面に形成されたパターン像のトナー
濃度を検出することによっても行うことができるが、一
般には、転写ベルトに転写したパターン像のトナー濃度
を検出した方が、より精度の高い制御を行うことが可能
である。感光体ドラム表面に形成されたパターン像のト
ナー濃度を検出して行った場合には、転写ベルトに転写
する際の転写効率の変化を制御に反映させることができ
ないからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上に説明した
ような前提に立って考えると、前述の如く感光体ドラム
と転写ベルトの間の離間及び圧接を行うことにより、カ
ラーモードとモノクロモードとを切り換える機能を有す
る画像形成装置においても、電源投入時や、一定量の画
像形成を行った後などには、上記レジスト補正やAID
C制御などの画像安定化制御を行う必要が当然に生じる
のであるが、当該画像安定化制御をどのようなタイミン
グで、かつ、どのように行うかについては問題がある。
【0008】即ち、上記の如く、画像安定化制御をより
高精度で行うためには、パターン像を転写ベルトに転写
した状態で行うことが好ましいのであるが、例えばモノ
クロモードでの画像形成を行っている場合であって、さ
らにモノクロ原稿が継続するような場合に、画像安定化
制御を行うためだけにカラーモードへの切り換えを行う
のでは、画像形成の生産性の極端な低下という問題が生
じる。画像安定化制御を行っている間は画像形成が完全
に中断してしまうだけでなく、転写ベルトの圧接を行う
と感光体ドラムや転写ベルト等の部材に振動が発生し、
当該振動に起因する画像安定化制御の精度の低下を防止
するには、転写ベルトの圧接後、一定時間の経過を待つ
必要があるからである。
【0009】ここで、上記モノクロモードにおいてはK
の感光体ドラムについてのみ、画像安定化制御を行えば
よいのであるから、モノクロモードにおいては転写ベル
トの圧接を行うことなく、Kの感光体ドラムのみについ
て画像安定化制御を行い、モノクロモードからカラーモ
ードに切り換えられた場合に、M、C、Yの感光体ドラ
ムについての画像安定化制御をまとめて実行することも
考えられる。
【0010】この方法によれば、上記モノクロモードに
おいて画像形成が完全に中断してしまう場合ほどの生産
性の低下は防止できるが、動作モードの切り換え後に
M、C、Yの各感光体ドラムについて実行する必要のあ
る画像安定化制御を全て実行するとなると、やはり、一
定の時間は必要であり、動作モードを切り換えた後の画
像形成の開始が遅れてしまうことは避けられない。
【0011】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、二つの動作モードの切り換えること
ができる画像形成装置において、より精度の高い画像安
定化制御を実行しようとするに際し、動作モードの切り
換え後の画像形成の開始を速くすることができる画像形
成装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は、二つの動作モードを切り
換える機能を有する画像形成装置において、第1の動作
モードでは実行できるが、第2の動作モードでは実行で
きない第1の画像安定化制御と、二つの動作モードでと
もに実行可能な第2の画像安定化制御とが存在する場合
に、前記第2の動作モードに設定されているときに、前
記第2の画像安定化制御を実行しておき、前記第1の動
作モードに切り換えた場合に、前記第2の画像安定化制
御の少なくとも一部の実行を省略することを特徴として
いる。
【0013】なお、ここでいう「第1の画像安定化制
御」及び「第2の画像安定化制御」は、それぞれ一種類
または複数種類の画像安定化制御を含んでいてもよい。
即ち、本発明に係る画像形成装置においては、動作モー
ドの切り換えがなされた場合に、少なくとも一部の種類
の画像安定化制御の実行を省略するので、その分、切り
換え時に毎回全ての画像安定化制御を行う場合と比較し
て、動作モード切り換え後の画像形成の開始を速くする
ことが可能となる。
【0014】具体的には、前記画像形成装置は、複数の
像担持体が、転写媒体搬送手段により搬送される転写媒
体の進行方向に沿って配置された画像形成装置であっ
て、当該画像形成装置は、前記転写媒体搬送手段を前記
複数の像担持体全てに圧接させることにより、前記複数
の像担持体の全てを用いて画像を形成する第1の動作モ
ードと、前記転写媒体搬送手段を前記複数の像担持体の
うちの一部の像担持体から離間させることにより、前記
複数の像担持体の他の一部を用いて画像を形成する第2
の動作モードとを有し、前記第2の動作モードに設定さ
れているときに、当該第2の動作モードと前記第1の動
作モードとの二つの動作モードにおいてともに実行する
ことが可能な第2の画像安定化制御を実行しておき、前
記第1の動作モードに切り換えた場合に、前記第2の画
像安定化制御の少なくとも一部の実行を省略することが
できる。
【0015】ここで、前記第2の画像安定化制御とは、
前記複数の像担持体表面に像を形成し、形成された像の
濃度を検出して行う画像安定化制御と、前記第2の動作
モードにおいて画像形成に用いられる像担持体から前記
転写媒体搬送手段に像を転写し、転写された像の濃度を
検出して行う画像安定化処理であり、前記第1の画像安
定化制御とは、前記第2の動作モードにおいて転写媒体
搬送手段が離間する像担持体表面から前記転写媒体搬送
手段に像を転写し、転写された像の濃度を検出して行う
画像安定化制御であるとすることができる。
【0016】なお、前記画像形成装置は、前記像担持体
表面に形成された像の濃度を検出するセンサと、前記転
写媒体搬送手段に転写された像の濃度を検出するセンサ
として、同一のセンサを共用することが好ましい。セン
サの数の増加を抑制でき、装置のコスト削減に寄与する
からである。具体的には、前記同一のセンサは、発光部
と受光部とからなり、前記転写媒体搬送手段は、光を透
過させる材料からなり、前記像担持体表面は、光を反射
させ、前記センサの受光部は、前記発光部から発光され
た光の像担持体表面からの反射光のうち、転写媒体搬送
手段を透過した光の光量を検出することが可能な位置で
あって、前記像担持体から前記転写媒体搬送手段への像
の転写位置から、前記受光部が受光する前記反射光の前
記像担持体表面における反射位置までの像担持体周上の
距離と、前記転写位置から、前記受光部が受光する前記
反射光が透過する転写媒体搬送手段上の位置までの距離
とが異なっている位置に設置されることにより、センサ
の共用が実現できる。
【0017】なお、前記画像形成装置はさらに、前記第
1の動作モードに設定された状態において、前記第1の
動作モードへの切り換えのときに実行が省略された画像
安定化制御を行うか否かを判定する判定手段を有し、前
記判定手段により、前記実行が省略された画像安定化制
御を行うと判定された場合には、当該実行が省略された
画像安定化制御を行うことが好ましい。前記第1の動作
モードに設定された状態が一定期間継続した場合には、
第1の動作モードへの切り換えの際に実行が省略された
画像安定化制御を改めて行う必要が生じる場合もあるか
らである。
【0018】また、前記判定手段の判定の基準として
は、例えば、前記判定手段は、前記第1の動作モードに
設定された状態が継続した場合であって、前記実行が省
略された画像安定化制御を行ってから所定枚数の画像形
成がなされた場合、及び、前記実行が省略された画像安
定化制御を行ってから所定時間が経過した場合の少なく
とも一方において、前記実行が省略された画像安定化制
御を行うと判定することが考えられる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、画像形成装置の一例としてのタンデム
型フルカラー複写機(以下、「複写機」という。)に適
用した場合を例として、以下、図面を参照しながら説明
する。 (1)複写機の全体構成 図1は、本実施の形態における複写機の主要構成を示す
概略断面図である。同図に示されるように、この複写機
は、画像読取部10、画像形成部20及び制御部100
を含んでいる。
【0020】画像読取部10は、不図示の原稿ガラス板
上に載置された原稿の画像を、スキャナを移動させて読
み取る公知のものであって、スキャナに設置された露光
ランプの照射により得られた原稿画像は、集光レンズに
より結像され、さらに分光器によりレッド(R)、グリ
ーン(G)、ブルー(B)の三種類の波長の光に分光さ
れて、それぞれレッド用CCDイメージセンサ、グリー
ン用CCDイメージセンサ、ブルー用CCDイメージセ
ンサに入射される。各CCDイメージセンサ(以下、単
に「CCDセンサ」という。)からの出力信号は、AD
変換され、これにより原稿のR、G、Bの各画像データ
が得られる。
【0021】得られた各色成分ごとの画像データは、制
御部100において各種のデータ処理を施され、更に
M、C、Y、Kの各再現色(以下、各再現色に関連する
構成部分の番号に、このM、C、Y、Kを添字として付
加する。)の画像データに変換される。変換された画像
データは制御部100内の画像メモリ106(図4参
照)に各再現色ごとに格納され、例えば前記したレジス
ト補正の結果を反映して、位置ズレ補正のために必要な
画像書き込み位置等の補正処理などを受けた後、転写紙
の供給と同期して1走査ラインごとに読み出され、感光
体ドラム51M〜51Kを露光するレーザダイオード
(以下、「LD」と表記する。)の駆動信号となる。
【0022】画像形成部20は、周知の電子写真方式に
より画像を形成するものであって、転写ベルト41が張
架されてなる転写紙搬送部40と、転写ベルト41に対
向して転写紙搬送方向上流側(以下、単に「上流側」と
いう。)から搬送方向下流側(以下、単に「下流側」と
いう。)に沿って所定間隔で配置されたM、C、Y、K
の各色の画像プロセス部50M〜50Kと、各画像プロ
セス部ごとに設けられた露光走査部60M〜60Kと、
転写紙搬送部40の上流側から転写紙を給送する給紙部
70と、転写紙搬送部40の下流側に配置された定着部
80とからなる。
【0023】露光走査部60M〜60Kは、それぞれ上
記制御部100から出力された駆動信号を受けてレーザ
光を発するLDや、このレーザ光を偏向して感光体ドラ
ム51M〜51K上を主走査方向に露光走査させるため
のポリゴンミラー等を備えている。画像プロセス部50
M〜50Kは、感光体ドラム51M〜51Kと、その周
囲に配設された帯電チャージャ52M〜52K、現像器
53M〜53K及び転写チャージャ54M〜54Kなど
からなる。また、給紙部70は、各々サイズや向きの異
なる転写紙を収納する給紙カセット71〜74と、この
転写紙を各給紙カセットから繰り出すためのピックアッ
プローラ75〜78、転写ベルト41に送り出すタイミ
ングを取るためのレジストローラ79などからなる。
【0024】感光体ドラム51M〜51Kは、前記露光
を受ける前に不図示のクリーナで表面の残存トナーが除
去され、同じく不図示のイレーサランプに照射されて除
電された後、帯電チャージャ52M〜52Kにより一様
に帯電されており、このように帯電した状態で上記レー
ザ光により露光を受けると、感光体ドラム51M〜51
Kの表面に静電潜像が形成される。
【0025】各静電潜像は、それぞれ各色の現像器53
M〜53Kにより現像され、これにより感光体ドラム5
1M〜51Kの表面にM、C、Y、Kのトナー像がそれ
ぞれ形成され、各転写位置において転写ベルト41の裏
面側に配設された転写チャージャ54M〜54Kの作用
により、転写紙搬送部40により搬送されてくる転写紙
上に順次転写されていく。この際、各色の作像動作は、
そのトナー像が搬送されてくる転写紙の同じ位置に重ね
合せて転写されるように、上流側から下流側に向けてタ
イミングをずらして実行される。
【0026】各色のトナー像が多重転写された転写紙
は、転写ベルト41により定着部80にまで搬送され
る。定着部80の定着ローラ801は内部にヒータを備
え、制御部100は、定着ローラ801の表面温度を温
度検出センサで検出しながらヒータへの通電を制御す
る。転写紙は、定着ローラ801により高温で加圧さ
れ、その表面のトナー粒子が転写紙表面に融着して定着
された後、排紙トレイ81上に排出される。なお、49
は、画像安定化制御のために転写ベルト41上に転写さ
れたパターン像を形成するトナーを除去するクリーニン
グブレードである。
【0027】制御部100は、例えば原稿を読み取った
結果として取得された画像データを解析し、モノクロモ
ードとカラーモードとの切り換えを制御したり、前記し
た画像安定化制御のタイミングや内容などの制御を行
う。制御部100の構成及び処理内容については後述す
る。 (2)転写紙搬送部40の詳細構成 次に、本実施の形態における転写紙搬送部40について
さらに詳細に説明する。図2は、上記転写紙搬送部40
の要部を示す拡大図である。同図に示されるように、転
写紙搬送部40は、転写ベルト41と、転写ベルト41
が張架される駆動ローラ42、従動ローラ43、テンシ
ョンローラ44、及び補助ローラ45等から構成され
る。
【0028】従動ローラ43は、駆動ローラ42の回転
軸421を中心として上下に揺動可能に保持された揺動
フレーム46の右端部に回転可能に保持される。駆動ロ
ーラ42は、例えば不図示のステッピングモータにより
回転駆動され、その回転速度は、転写ベルト41の搬送
面の移送速度が感光体ドラム51M〜51Kの周速(シ
ステムスピード)と同じ速度となるように制御部100
によって制御される。
【0029】揺動フレーム46は、ソレノイド47によ
り上下動させられるようになっており、カラーモードを
実行するときには、揺動フレーム46を押し上げること
により、全ての感光体ドラム51M〜51Kと転写ベル
ト41の転写紙搬送面とを圧接させる(このときの揺動
フレーム46の位置を、以下、「圧接位置」とい
う。)。一方、モノクロモードを実行する際には、ソレ
ノイド47のロッド471を後退させて、揺動フレーム
46を下方に揺動させる。この際、補助ローラ45は図
示しない本体フレームに軸支されているので、図中点線
で示すように補助ローラ45より上流側の転写ベルト4
1の搬送面のみが下方に傾き(このときの揺動フレーム
46の位置を、以下、「離間位置」という。)、モノク
ロモードにおける単色の画像形成に関与しない感光体ド
ラム51M〜51Yと転写ベルト41の搬送面を離間さ
せることができる。これにより、モノクロモードにおけ
る画像形成時に、感光体ドラム51M〜51Yを停止さ
せても、転写ベルト41との間で摩擦が生じたりせず、
画像形成に悪影響を与えることなしに、当該感光体ドラ
ムの感光面やその周辺部材の無駄な消耗を防止すること
ができる。
【0030】なお、転写チャージャ54M〜54Yは、
上記揺動フレーム46に付設されており、当該揺動フレ
ーム46の揺動動作と共に下方に移動するので、転写チ
ャージャ54M〜54Yが転写ベルト41を離間させる
際の妨げとなることはない。また、テンションローラ4
4の軸受け部は、バネなどの弾性部材を利用した付勢装
置(不図示)により図の矢印方向に付勢されており、上
記揺動フレーム46を、離間位置と圧接位置に変化させ
ても転写ベルト41の張力がほぼ一定に保たれるように
構成されている。
【0031】なお、本実施の形態においては、感光体ド
ラム51M〜51Kの表面に形成された各色のパターン
像、及び感光体ドラム51M〜51Kから転写ベルト4
1に転写された各色のパターン像をそれぞれ検出するセ
ンサが、各感光体ドラム51M〜51Kに対応してそれ
ぞれ設けられている。これらのセンサは、発光部91M
〜91K及び受光部92M〜92Kからなり、発光部9
1M〜91Kからそれぞれ射出された光が感光体ドラム
51M〜51Kの表面でそれぞれ反射した反射光を、受
光部92M〜92Kにてそれぞれ検出するように配置さ
れている。
【0032】発光部91M〜91KはLEDなどの発光
素子であり、受光部92M〜92Kは、フォトダイオー
ドなどの受光素子、検出信号を増幅する増幅器及び増幅
された検出信号をデジタル信号に変換するAD変換機な
どからなる。発光部91M〜91Kから発光された光が
集光レンズを介して感光体ドラム51M〜51Kの表面
にそれぞれ照射され、受光部92M〜92Kはその反射
光を受光して電気信号に変換する。当該電気信号は、増
幅器により増幅された後、AD変換機により多値のデジ
タル信号に変換されて制御部100に出力され、これに
より感光体ドラム表面に形成されたパターン像や、転写
ベルト41上に転写されたパターン像のトナー濃度を検
出することができる。
【0033】図3は、発光部91M〜91K及び受光部
92M〜92Kの位置関係について説明するための当該
センサ周辺の拡大図である。なお、M、C、Y、Kの四
色に対応するセンサの位置関係はそれぞれ等しいので、
ここでは、発光部91M及び受光部92Mを例にとって
説明する。同図3に示されるように、発光部91Mから
出射された検出光は、図中の点Bで、矢印a方向に回転
駆動される感光体ドラム51M表面に入射するが、感光
体ドラム51Mの表面は鏡面であるため、正反射し、図
中の点Cにて転写ベルト41を透過して受光部92Mに
到達する(ここでは、θ’=θ=45°として説明す
る。)。
【0034】仮に感光体ドラム51M表面にパターン像
がある場合、前記検出光は感光体ドラム51M表面のト
ナーの粒子で乱反射するため、パターン像のトナー濃度
が高いほど受光部92Mでの検出光は弱くなる。これに
より感光体ドラム51M表面のパターン像のトナー濃度
を検出することができる。一方、転写ベルト41上にパ
ターン像が転写されている場合、感光体ドラム51M表
面に反射した検出光が、図中の点Cにて転写ベルト41
を透過する際に、トナー粒子が転写ベルト41上にある
と、トナーの粒子に遮られた検出光は受光部92Mに到
達できないため、転写ベルト41上のパターン像のトナ
ー濃度に応じた検出結果が得られ、これによりパターン
像のトナー濃度を検出することができる。なお、本実施
の形態における転写ベルト41は、例えばポリエチレン
テレフタレート(PET)等の光透過性の材質が用いら
れる。
【0035】さて、発光部91Mと受光部92Mとを図
示したような位置に配置することにより、感光体ドラム
51M表面のパターン像、若しくは転写ベルト41上に
転写されたパターン像のトナー濃度を同一のセンサにて
検出するためには、点Bと点Cの両方にトナーが存在す
るといったことが発生したのでは不都合である。従っ
て、本実施の形態では、発光部91M及び受光部92M
の配置を調整することで、係る問題が発生するのを防止
している。以下、当該配置の方法について詳細に説明す
る。
【0036】感光体ドラム51Mの中心点をO、半径を
Rとする。転写位置である点Aから点Cまでの転写ベル
ト41上における距離はR*sinθにて与えられると
ころ(θはAOBのなす角)、点Aから点Bまでの感光
体ドラム51M周上の距離は2πR*(θ/360)と
なるから、当該点Aから点Cまでの距離と、点Aから点
Bまでの距離とが等しくならないようにθ(0°<θ<
90°)を設定して、発光部91M及び受光部92Mを
配置することにより、上記問題の発生を防止することが
できる。即ち、以上のように配置すれば、感光体ドラム
51M表面のパターン像のトナー濃度を検出するセンサ
と、転写ベルト41上に転写されたパターン像のトナー
濃度を検出するセンサとを共用することができる。
【0037】ここで、転写ベルト41上と感光体ドラム
51Mとの両方にパターン像が存在し得る場合、具体的
にはパターン像を転写ベルト41上に転写した場合の残
留トナーが感光体ドラム表面に付着している場合の誤検
知や、上流側の感光体ドラム(例えば感光体ドラム51
M)にて転写されたパターン像を、より下流のセンサ
(例えば発光部91K及び受光部92K)にて誤検知す
る可能性はないかなどが問題となるが、それらはいずれ
も検出信号のピークの大きさや、検出タイミングなどか
ら容易に判別することが可能であるから大きな問題は生
じない。
【0038】なお、図2に戻って、転写ベルト41の下
流側には、上記レジスト補正を行うために、転写ベルト
41上に転写された各色のパターン像を順次検出するた
めのセンサが設置されている。このセンサも上記したセ
ンサと同様の光電センサであり、発光部93及び受光部
94からなる。発光部93及び受光部94については、
既に詳細に説明したものと同じものであるから、説明は
省略する。
【0039】(3)制御部100の構成 次に、本実施の形態における制御部100の構成につい
て説明する。図4は、本実施の形態における制御部10
0の詳細構成を示す機能ブロック図である。同図に示さ
れるように、本実施の形態の制御部100は、CPU1
01を中心としてタイマ102、カウンタ103、γテ
ーブル104、動作モード制御部105、画像メモリ1
06、RAM108、ROM109を含んでおり、上記
の画像プロセス部50M〜50K、露光走査部60M〜
60Kなどの複写機1の各部や、パターン像のトナー濃
度を検出する各センサの発光部や受光部などと接続され
ている。
【0040】CPU101は、ROM109に記憶され
ている制御プログラムに従って各部の制御を行う。RO
M109には、例えば画像メモリ106に記憶されてい
る原稿から取得した画像データの内容に従ってカラーモ
ードに設定するかモノクロモードに設定するかを判定す
るプログラムや、画像安定化制御を行うプログラムなど
種々の制御プログラムが予め記憶されている。
【0041】タイマ102及びカウンタ103は、例え
ば画像安定化制御を行うべき時期が到来したか否かや、
カラーモードに設定されている状態で粗調整を行う必要
があるか否かなどを判定するためのものである。タイマ
102は、一度画像安定化制御を行ってからの経過時間
や、一度カラーモードにおいて粗調整を行なってからの
経過時間を計測し、カウンタ103は、一度画像安定化
制御を行ってから画像形成がなされた転写紙の枚数や、
一度カラーモードにおいて粗調整を行なってから画像形
成がなされた転写紙の枚数をカウントする。CPU10
1は、タイマ102の値から、前回の画像安定化制御、
若しくはカラーモードにおける粗調整を行ってから所定
の時間が経過したか否かを判定し、所定の時間が経過し
た場合に、再度画像安定化制御などを行う必要があると
判定する。また、カウンタ103のカウント値から、前
回の画像安定化制御を行ってから、若しくはカラーモー
ドにおける粗調整を行ってから所定枚数の画像形成がな
されたか否かを判定し、所定枚数の画像形成が実行され
た場合に、再度画像安定化制御などを行う必要があると
判定する。なお、タイマ102及びカウンタ103は、
どちらか一方のみを備えるようにしてもよい。
【0042】γテーブル104は、画像濃度の階調性を
適切に制御するためのテーブルであり、その内容は、画
像安定化制御の一つとして後述の方法により決定され
る。動作モード制御部105は、上記転写ベルト41と
感光体ドラム51M〜51Yとの間の圧接及び離間の制
御を行う。具体的には、画像メモリ106に格納されて
いる画像データの内容を参照して、フルカラー画像を形
成するに際しては、転写ベルト41を圧接させてカラー
モードに設定し、モノクロ画像を形成する際には転写ベ
ルト41を離間させてモノクロモードに設定する。画像
データから当該画像がフルカラー画像であるかモノクロ
画像であるかを判別する処理は、いわゆるACS(オー
ト・カラー・セレクション)機能として公知のものであ
る。
【0043】RAM108は、CPU101によるプロ
グラムの実行に際しての記憶領域として用いられる。な
お、前述の如く、CPU101は、画像プロセス部50
M〜50Kや露光走査部60M〜60Kなどの各部と接
続されており、上記各センサの受光部92M〜92K、
受光部94から出力されたパターン像の検出信号に基づ
いて、画像プロセス部50M〜50Kなどを制御するこ
とで、画像安定化制御を行う。
【0044】(4)制御部100の処理内容 次に、本実施の形態における制御部100において画像
安定化制御を行う場合の処理内容について説明する。図
5は、本実施の形態において画像安定化制御を行う場合
における制御部100の処理内容を示すフローチャート
である。同図に示されるように、本実施の形態の制御部
100は、例えばプリントボタン(不図示)が押される
ことにより印字要求がなされたか否かの判定を行ってお
り(S101)、印字要求があった場合には(S10
1:Yes)、画像安定化制御が必要であるか否かの判
定を行う(S102)。画像安定化制御が必要であるか
否かの判定は、前述のタイマ102やカウンタ103を
用いて、例えば以下のように行うことができる。
【0045】即ち、(a)画像形成枚数や経過時間を計
測しておき、前回の画像安定化制御から所定枚数の画像
形成が実行されたとき、若しくは所定時間が経過したと
きに再度の画像安定化制御が必要と判定する、(b)モ
ノクロモードからカラーモードに切り換えられたときに
画像安定化制御が必要と判定する、などの方法が考えら
れる。上記(a)及び(b)の条件は、両方に該当する
ときにのみ画像安定化制御を行うようにしてもよいし、
一方のみに該当する場合に画像安定化制御を行うように
してもよい。なお、特にカラーモードへの切り換えがな
された場合には、転写ベルト圧接時の衝撃、振動等によ
り画像の位置ズレが生じる可能性があるため、レジスト
補正を実行することが望ましいと考えられるが、必ず行
う必要があるわけではない。
【0046】画像安定化制御が不要の場合(S102:
No)には、そのまま印字制御を行い(S103)、そ
の他の制御を行って(S104)、処理の先頭に戻る。
なお、ステップS101にて印字要求がなかった場合に
は(S101:No)、ステップS104へと進み、そ
の他の制御のみを行って処理の先頭に戻る。ここで、そ
の他の制御(S104)としては、例えば、給紙カセッ
ト71〜74の用紙を給紙可能な状態に準備するリフト
アップの処理など、印字制御に直接関係のない処理を含
んでいる。印字制御(S103)や、その他の制御につ
いては、通常になされる周知の制御処理であるから、こ
こでの詳細な説明は省略する。
【0047】ステップS102において、画像安定化制
御が必要と判定された場合には(S102:Yes)、
動作モードがカラーモードであるか否かを判定する(S
105)。本実施の形態では、カラーモードにおいては
全ての種類の画像安定化制御を実行することができる
が、モノクロモードの場合には、C、M、Yの各感光体
ドラムが転写ベルトから離間している関係上、C、M、
Yの各色について、パターン像を転写ベルト41上に転
写して行う制御は実行できないため、ここで動作モード
の判定を行うようにしたものである。
【0048】動作モードがカラーモードである場合には
(S105:Yes)、次に粗調整が必要であるか否か
の判定を行う(S106)。ここで、「粗調整」とは、
感光体ドラム表面にパターン像を形成して、それを転写
ベルト41上に転写することなく行うことができる画像
安定化制御をいう。粗調整が必要か否かを判定する条件
としては、例えば、画像形成枚数や時間を計測してお
き、前回の粗調整から所定枚数の画像形成が実行された
とき、若しくは所定時間が経過したときに再度の粗調整
が必要と判断することなどが考えられる。もっとも上記
ステップS102における判定結果(画像安定化制御が
必要は否かの判定結果)がYesとなる頻度よりも、本
ステップにおける判定結果がYesとなる頻度の方が小
さくなるように上記所定枚数や所定時間を設定しておく
ことが好ましい。
【0049】具体的には、例えば画像形成枚数100枚
ごとに画像安定化制御が実行されるとすると、粗調整
は、前回に粗調整を行ってからの画像形成枚数が100
0枚を超えた場合に行うようにするなどが考えられる。
この所定枚数(若しくは所定時間)が等しいとすると、
画像安定化制御が実行される場合に、結局常に粗調整も
なされることになってしまい、本発明の骨子である、動
作モードの切り換え時における粗調整の実行の省略によ
る画像形成開始までの時間の短縮という効果が減殺され
ることにつながるからである。
【0050】さて、ステップS106において粗調整が
必要と判定された場合には(S106:Yes)、MC
YK各色についてのカラーモードでの粗調整を行う(S
107)。ここで、本実施の形態におけるカラーモード
MCYK色粗調整の詳細な内容について説明する。図6
は、カラーモードMCYK色粗調整の内容を示すフロー
チャートである。同図に示されるように、カラーモード
のMCYK色粗調整においては、まず、現像バイアスの
決定を行う(S201)。現像バイアスの決定は、例え
ば以下のように感光体ドラム表面に形成したパターン像
を用いて行うことができるため、粗調整として実行する
ようにしたものである。なお、以下の説明は感光体ドラ
ム51M表面にパターン像を形成して行う場合を例とし
て説明するが、他の感光体ドラムの場合においても同様
に行うことができる。
【0051】即ち、帯電チャージャ52Mにより所定の
帯電出力で感光体ドラム51M表面を一様に帯電し、露
光操作部60Mによる露光を行わずに現像器53Mによ
る現像を行う。このときに現像器53Mの現像バイアス
電圧を変化させ、感光体ドラム51M表面に付着するト
ナーの濃度がいわゆる最小かぶり濃度となるバイアス電
圧を見つける。ここで、「最小かぶり濃度」とは、付着
するトナーの濃度が0である状態から、0でなくなる状
態へと移行する際のトナー濃度をいう。制御部100
は、見つけた現像バイアス電圧に対し、所定のマージン
を付加した電圧を現像バイアス電圧として決定する。
【0052】以上のように現像バイアス電圧を決定する
と、次に最大濃度調整を行う(S202)。最大濃度調
整とは、画像形成に際し、必要な最大濃度が得られるよ
うな露光走査部60Mの露光量を決定する処理である。
例えば10bitのDAコンバータを使用して露光量を
制御する場合であれば、データとしてMAX値の102
4を与えた場合に所定の最大濃度が得られるように、D
Aコンバータの基準電圧を変化させることで最大濃度の
調整を行う。この処理も感光体ドラム51M表面に形成
したパターン像のトナー濃度を検出して行うことができ
るため、粗調整として行うこととしたものである。
【0053】以上のようにカラーモードMCYK色粗調
整を終了すると、図5のフローチャートに戻って、カラ
ーモードMCYK色微調整を行う(S108)。ここで
いう「微調整」とは、感光体ドラム表面に形成したパタ
ーン像を転写ベルト41上に転写して行う必要がある画
像安定化制御をいう。次に、本実施の形態におけるカラ
ーモードMCYK色微調整の詳細な内容について説明す
る。
【0054】図7は、カラーモードMCYK色微調整の
内容を示すフローチャートである。同図に示されるよう
に、カラーモードのMCYK色微調整においては、ま
ず、転写出力の決定を行う(S301)。転写出力と
は、感光体ドラム表面に付着したトナーを転写させるた
めの転写チャージャの出力電圧であるから、感光体ドラ
ム表面に形成したパターン像を転写ベルト41上に実際
に転写することなく行うことはできないため、粗調整で
はなく微調整として行うようにしたものである。なお、
ここでも、感光体ドラム51M表面にパターン像を形成
した場合を例として説明するが、他の感光体ドラムにお
いても同様に実行することができる。
【0055】転写出力の決定は、例えば、以下のように
行うことができる。即ち、前記最大濃度調整によって決
定された最大露光量で感光体ドラム51M表面を露光し
て形成した静電潜像をトナーにより現像し、転写ベルト
41上に転写させる。この際、転写チャージャ54Mの
転写出力を調整しながら転写ベルト41上に転写された
パターン像のトナー濃度を検出し、当該トナー濃度が所
定の濃度となるように転写出力を決定する。
【0056】転写出力の決定が終了すると、次にγテー
ブル104の内容の決定を行う(S302)。ここで、
γテーブルとは、画像の最小濃度から最大濃度までの階
調性、換言すれば、画像データの階調の変化に対する、
実際に形成される画像濃度の直線性を保証するためのテ
ーブルである。このγテーブルの内容決定は、おおまか
には感光体ドラム表面に形成されたパターン像のトナー
濃度を検出して行うこともできる。しかしながら、上記
の如く画像データの階調値と形成される画像濃度との関
係を適切に保とうとするものであり、より高精度の制御
を行うためには、パターン像を転写ベルト41上に転写
して行うことが望ましいことから、カラーモードに設定
されている場合には、微調整として行うこととしたもの
である。
【0057】γテーブルの決定は、具体的には、例えば
以下に説明するような方法で行うことができる。即ち、
10bitのDAコンバータを用いる場合、当該DAコ
ンバータにより指定され得る1024種類の露光量か
ら、複数種類の露光量を選択して、それぞれ感光体ドラ
ム51M表面に静電潜像を形成して、トナーにより現像
し、さらに転写ベルト41上に転写させる。転写された
パターン像のトナー濃度を検出した結果に基づき、0階
調から255階調までの256段階の階調テーブルの内
容を決定する。ここで、DAコンバータの出力が0の場
合が0階調であるとし、また、DAコンバータの出力が
最大値である1024の場合に255階調であるとした
場合に、0階調から255階調までにおいて、実際に形
成される画像濃度の直線性がもっとも良くなるDAコン
バータの出力値を1024種類の中から選択し、選択さ
れた出力値に基づいてγテーブル104の内容を決定す
る。なお、以上に簡単に説明した個々の画像安定化制御
の内容については周知の技術であるから、ここでの更に
詳細な説明は省略する。
【0058】γテーブルの決定を終了すると、本実施の
形態のようなタンデム型の複写機1において、各色間の
色ズレを解消すべくレジスト補正処理を行う(S30
3)。レジスト補正とは、各色について転写ベルト41
上に転写された所定のレジストマークの転写ベルト41
上における位置を検出し、検出結果に基づいて、各色間
の位置のずれを解消すべく、例えば感光体ドラム上にお
ける露光(画像書き込み)タイミングの補正を行う処理
である。レジスト補正の詳細については、例えば特開平
4−350677号公報や、特開平6−18796号公
報などに開示されているごとく周知であるから、ここで
の詳細な説明は省略するが、この処理においては、最終
的に形成される画像における各色間の位置ズレを検出す
る必要があるため、レジストマークのパターン像を転写
ベルト41上に転写して行う必要があり、したがって、
微調整として実行することとしたものである。このレジ
スト補正が終了するとカラーモードMCYK色微調整を
終了して、図5のフローチャートへと戻る。
【0059】次に、図5のフローチャートのステップS
105において、モノクロモードであると判定された場
合(S105:No)の処理について説明する。モノク
ロモードである場合には、まずモノクロモードにおける
MCYK色粗調整を行う(S109)。図8は、モノク
ロモードにおけるMCYK色粗調整の内容を示すフロー
チャートである。同図に示されるように、モノクロモー
ドにおけるMCYK色粗調整では、まず、上記カラーモ
ードにおけるMCYK色に対する粗調整と同様に、現像
バイアスの決定(S401)と最大濃度調整(S40
2)を行う。その後、MCY色のみについてγテーブル
104の内容の決定を行っておく(S403)。前記し
た如く、γテーブル104の内容の決定は、より高精度
に行うためにはパターン像を転写ベルト41上に転写し
て行う必要があるが、感光体ドラム表面に形成されたパ
ターン像のトナー濃度を検出することによっても、大ま
かな調整を行うことは可能であるから、ここで大まかな
調整を行っておくようにしたものである。具体的には、
上記に説明したカラーモードMCYK色微調整の場合よ
りも、1024種類の露光量から選択される露光量を少
なくして、γ特性の概略形状を保持しておく。この粗調
整を行っておくことにより、その後の微調整において
は、特にγ特性が急激な変化を示す部分について、集中
してγテーブルの内容決定を行うようにすることが可能
となるため、微調整に要する時間を短縮することができ
る。
【0060】なお、K色についてのγテーブルの内容の
決定は、後述の如くK色についての微調整として行う。
K色については、パターン像を転写ベルト41上に転写
することが可能だからである。モノクロモードにおける
MCYK色の粗調整を終了すると、図5のフローチャー
トへと戻って、モノクロモードにおけるK色に対する微
調整を行う(S110)。図9は、モノクロモードにお
けるK色の微調整の内容を示すフローチャートである。
同図に示されるように、モノクロモードにおけるK色の
微調整としては、まずK色のみについての転写出力の決
定を行う(S501)。転写出力の決定についての詳細
は既述であるから、ここでの説明は省略するが、当然の
ことながら、モノクロモードであってもK色の感光体ド
ラム51Kは、転写ドラム41と圧接された状態である
から、ここで、転写出力の決定を行うようにしたもので
ある。
【0061】K色についての転写出力の決定を終了する
と、次にK色についてのγテーブル104の内容の決定
を行う(S502)。このγテーブル104の決定につ
いては、パターン像を転写ベルト41上に転写して行う
ことによって、より高精度の決定を行うようにしている
が、内容については既述であるから、ここでの詳細な説
明は省略する。なお、モノクロモードにおいては、レジ
スト補正を行うことは不要であるから、K色についての
γテーブル104の決定が終わると、モノクロモードに
おけるK色の微調整は終了する。
【0062】以上に説明したような、各動作モードにお
ける画像安定化制御(粗調整及び微調整)を終了する
と、図5のフローチャートへと戻って、いずれの場合も
通常の印字制御(S103)へと移行し、実際の画像形
成処理を行うことになる。以上、例えば本実施の形態と
して説明したような画像安定化制御を行うことにより、
モノクロモードにおいても実行できる画像安定化制御
(現像バイアス決定、最大濃度調整など)については、
モノクロモードに設定された状態において実行しておく
ことにより、カラーモードに切り換えられたときに、
M、C、Yの各色についての前記現像バイアス決定等の
制御を省略することが可能となるため、動作モード切り
換え後の画像形成の開始を速くすることができる。
【0063】また、本実施の形態のように、感光体ドラ
ム表面に形成されたパターン像のトナー濃度を検出する
センサと、転写ベルト41上に転写されたパターン像の
トナー濃度を検出するセンサを共用することにより、高
精度な画像安定化制御を行う場合においても、センサの
増加によるコスト上昇を抑制することが可能となる。 <変形例>以上、本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明の内容が、上記実施の形態に示された具
体例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下の
ような変形例を考えることができる。
【0064】(1)即ち、上記実施の形態では、いわゆ
るタンデム型の画像形成装置であって、一部の感光体ド
ラムと転写ベルトとの間を圧接、離間させることにより
カラーモードとモノクロモードとの切り換えを行う機能
を有する画像形成装置に適用する場合について説明した
が、これに限定されるわけではなく、二つの動作モード
を切り換える機能を有する画像形成装置において、一方
の動作モードでは実行できない画像安定化制御と、二つ
の動作モードでともに実行することができる画像安定化
制御とが存在するような場合であれば、適用することは
可能である。上記に説明してきたように、二つの動作モ
ードでともに実行することができる画像安定化制御を予
め実行しておき、動作モードの切り換えに際して、当該
画像安定化制御の少なくとも一部の実行を省略するよう
にすれば、動作モード切り換えのときの画像形成の開始
を速くするという本発明の効果は得られるからである。
【0065】(2)また、上記実施の形態では、現像バ
イアス決定、最大濃度調整など五種類の画像安定化制御
を取り上げて説明したが、これらに限定されるわけでは
なく、他の画像安定化制御を行う場合においても適用す
ることが可能である。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る画像形成装
置によれば、第1の動作モードでは実行できるが、第2
の動作モードでは実行できない第1の画像安定化制御
と、二つの動作モードでともに実行可能な第2の画像安
定化制御とが存在する場合に、前記第2の動作モードに
設定されているときに、前記第2の画像安定化制御を実
行しておき、前記第1の動作モードに切り換えた場合
に、前記第2の画像安定化制御の少なくとも一部の実行
を省略するようにしているので、動作モード切り換え時
の画像安定化制御に要する時間を短縮することができ、
もって動作モード切り換え後の画像形成の開始を速くす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における複写機1の主要構
成を示す概略断面図である。
【図2】転写紙搬送部40の要部を示す拡大図である。
【図3】発光部91M〜91K及び受光部92M〜92
Kの位置関係について説明するためのセンサ周辺の拡大
図である。
【図4】本実施の形態における制御部100の詳細構成
を示す機能ブロック図である。
【図5】画像安定化制御を行う場合における制御部10
0の処理内容を示すフローチャートである。
【図6】カラーモードMCYK色粗調整の内容を示すフ
ローチャートである。
【図7】カラーモードMCYK色微調整の内容を示すフ
ローチャートである。
【図8】モノクロモードMCYK色粗調整の内容を示す
フローチャートである。
【図9】モノクロモードK色微調整の内容を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 画像読取部 20 画像形成部 40 転写紙搬送部 41 転写ベルト 45 補助ローラ 46 揺動フレーム 47 ソレノイド 50M〜50K 画像プロセス部 51M〜51K 感光体ドラム 52M〜52K 帯電チャージャ 53M〜53K 現像器 54M〜54K 転写チャージャ 60M〜60K 露光走査部 70 給紙部 91M〜91K,93 発光部 92M〜92K,94 受光部 100 制御部 101 CPU 102 タイマ 103 カウンタ 104 γテーブル 105 動作モード制御部 106 画像メモリ 108 RAM 109 ROM
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA09 DA10 DA38 DA45 DE02 DE07 EA05 EB04 EB06 EC03 EC06 EC19 FA28 FA35 HB02 HB06 2H030 AA02 AB02 AD07 AD08 AD16 BB02 BB36 BB53

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの動作モードを切り換える機能を有
    する画像形成装置において、 第1の動作モードでは実行できるが、第2の動作モード
    では実行できない第1の画像安定化制御と、二つの動作
    モードでともに実行可能な第2の画像安定化制御とが存
    在する場合に、前記第2の動作モードに設定されている
    ときに、前記第2の画像安定化制御を実行しておき、前
    記第1の動作モードに切り換えた場合に、前記第2の画
    像安定化制御の少なくとも一部の実行を省略することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、複数の像担持体
    が、転写媒体搬送手段により搬送される転写媒体の進行
    方向に沿って配置された画像形成装置であって、 当該画像形成装置は、前記転写媒体搬送手段を前記複数
    の像担持体全てに圧接させることにより、前記複数の像
    担持体の全てを用いて画像を形成する第1の動作モード
    と、前記転写媒体搬送手段を前記複数の像担持体のうち
    の一部の像担持体から離間させることにより、前記複数
    の像担持体の他の一部を用いて画像を形成する第2の動
    作モードとを有し、 前記第2の動作モードに設定されているときに、当該第
    2の動作モードと前記第1の動作モードとの二つの動作
    モードにおいてともに実行することが可能な第2の画像
    安定化制御を実行しておき、 前記第1の動作モードに切り換えた場合に、前記第2の
    画像安定化制御の少なくとも一部の実行を省略すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の画像安定化制御とは、前記複
    数の像担持体表面に像を形成し、形成された像の濃度を
    検出して行う画像安定化制御と、前記第2の動作モード
    において画像形成に用いられる像担持体から前記転写媒
    体搬送手段に像を転写し、転写された像の濃度を検出し
    て行う画像安定化処理であり、 前記第1の画像安定化制御とは、前記第2の動作モード
    において転写媒体搬送手段が離間する像担持体表面から
    前記転写媒体搬送手段に像を転写し、転写された像の濃
    度を検出して行う画像安定化制御であることを特徴とす
    る請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置は、 前記像担持体表面に形成された像の濃度を検出するセン
    サと、前記転写媒体搬送手段に転写された像の濃度を検
    出するセンサとして、同一のセンサを共用することを特
    徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記同一のセンサは、発光部と受光部と
    からなり、 前記転写媒体搬送手段は、光を透過させる材料からな
    り、 前記像担持体表面は、光を反射させ、 前記センサの受光部は、 前記発光部から発光された光の像担持体表面からの反射
    光のうち、転写媒体搬送手段を透過した光の光量を検出
    することが可能な位置であって、 前記像担持体から前記転写媒体搬送手段への像の転写位
    置から、前記受光部が受光する前記反射光の前記像担持
    体表面における反射位置までの像担持体周上の距離と、 前記転写位置から、前記受光部が受光する前記反射光が
    透過する転写媒体搬送手段上の位置までの距離とが異な
    っている位置に設置されることを特徴とする請求項4に
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置はさらに、 前記第1の動作モードに設定された状態において、前記
    第1の動作モードへの切り換えのときに実行が省略され
    た画像安定化制御を行うか否かを判定する判定手段を有
    し、 前記判定手段により、前記実行が省略された画像安定化
    制御を行うと判定された場合には、当該実行が省略され
    た画像安定化制御を行うことを特徴とする請求項1から
    5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記判定手段は、 前記第1の動作モードに設定された状態が継続した場合
    であって、前記実行が省略された画像安定化制御を行っ
    てから所定枚数の画像形成がなされた場合、及び、前記
    実行が省略された画像安定化制御を行ってから所定時間
    が経過した場合の少なくとも一方において、前記実行が
    省略された画像安定化制御を行うと判定することを特徴
    とする請求項6に記載の画像形成装置。
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