JP2000516961A - 非古典的ピロロ[2,3―d]ピリミジン抗葉酸物質 - Google Patents

非古典的ピロロ[2,3―d]ピリミジン抗葉酸物質

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JP2000516961A JP10511851A JP51185198A JP2000516961A JP 2000516961 A JP2000516961 A JP 2000516961A JP 10511851 A JP10511851 A JP 10511851A JP 51185198 A JP51185198 A JP 51185198A JP 2000516961 A JP2000516961 A JP 2000516961A
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Abstract

(57)【要約】 非古典的ピロロ[2,3−d]ピリミジン杭葉酸物質について記載し、クレームする。費用と時間のかかるクロマトグラフィー分離技術を避ける抗葉酸物質の急速後処理を可能にする迅速アナログプロセスについても記載し、クレームする。該非古典的抗葉酸物質を用いる感受性新生物の治療方法についても記載し、クレームする。該非古典的抗葉酸物質を用いる乾癬および関節炎の治療方法についても記載し、クレームする。

Description

【発明の詳細な説明】 非古典的ピロロ[2,3−D]ピリミジン抗葉酸物質 本発明は一般的には医薬および合成有機化学の分野に関する。詳細には、本発 明は種々の疾病を治療するのに有用な抗葉酸化合物の分野に関する。 葉酸は、酵素触媒反応のメカニズムを介して、細胞の複製を刺激するために多 くの細胞に用いられている。抗葉酸化合物は細胞内に取込まれたとき葉酸および その誘導補助因子によく似ている。抗葉酸物質(antifolate)は細胞中で種々の葉 酸物質(folate)を必要とする酵素と相互作用し、最終的に細胞複製阻害をもたら す。抗葉酸化合物は悪性細胞の増殖を終わらせる手段を与えることにより癌の治 療に有用であることが知られている。 多標的抗葉酸LY231514(N-[4-[2-(2-アミノ-3H-4-オキソ−ピロロ[2, 3-D]ピリミジン-5-イル)エチル]ベンゾイル]-L-グルタミン酸: (*この炭素の周りの配置はLである)(米国特許第5,334,932号)のような古典的 抗葉酸化合物は分子の一末端の天然または「L」配置にグルタミン酸部分を有す る。細胞内に古典的抗葉酸物質が入ると、酵素ホリルポリグルタメートシンセタ ーゼ(FPGS)は抗葉酸物質のグルタミン酸末端にポリグルタメート化反応を 生じさせる。次に、ポリグルタメート化抗葉酸物質はジヒドロ葉酸還元酵素(D HFR)、グリシナミドリボヌクレオチドホルミルトランスフェラーゼ(GAR FT)および/またはチミジレートシンターゼ(TS)のような他の葉酸物質を 必要とする酵素と相互作用することができる。ポリグルタメート化抗葉酸物質と DHFRおよび/またはGARFTおよび/またはTSおよび/または他の葉酸 物質を利用する酵素との相互作用は最終的に細胞複製阻害をもた らす。 古典的抗葉酸物質の細胞複製阻害効果は抗葉酸物質の連続的使用により低下し 得ることが観察されている。観察されたこの現象に対して考えられる一つの説明 として、悪性細胞がポリグルタメート化反応の低下(効率低下)により古典的抗 葉酸物質に対して抵抗性となることがある。ポリグルタメート化抗葉酸物質は葉 酸物質を必要とする酵素とモノグルタメート化抗葉酸物質よりよく相互作用する ため、このポリグルタメート化の欠如は効率を低下させるのに十分であるかもし れない。 細胞複製阻害に対する効率を増加させる一つの方法は、FPGSによるポリグ ルタメート化の必要性を避けるため、「L」配置中に末端グルタミン酸部分を含 まない抗葉酸物質を提供することである。そのような化合物を提供する難しさは 、細胞複製阻害に有効であるためには該化合物はポリグルタメート化されていな くても他の葉酸を必要とする酵素を効果的に阻害できなければならないことにあ る。 非ポリグルタメート化(non-polyglutamatable)インヒビターを用いる概念は、 FPGS不全腫瘍を標的とする新規DHFRインヒビターを設計するためのアプ ローチとして1983年に示唆された(「Methotrexate Analogues.20.Replacem ent of Glutamate by Longer-Chain Amino Diacids:Effects on Dihydrofolate Reductase Inhibition,Cytotoxicity,and in Vivo Antitumor Activity」,Ros owskyら、J.Med.Chem.,(1983),26,1719-1724参照)。 さらに、末端L−グルタメート部分がL−オルニチンで置換されている種々の 葉酸の誘導体がFPGSの有効なインヒビターであることが示されている(「Syn thesis and Bio1ogical Evaluation of Nα-(5-Deaza-5,6,7,8-tetrahydroptero yl)-L-ornithine」,Singhら、J.Med.Chem.,(1992),35(11),2002-6)。 非ポリグルタメート化インヒビターは、「First Use of the Taylor Pteridin e Synthesis as a Route to Polyglutamate Derivertives of Antifolates.46. Side Chain Modified 5-deazafolate and 5-deazatetrahydrofolate Analogs as Mammlian Folypolyglutamate Synthetase and Glycinamide Ribonucleotide Fo rmyl Transferase Inhibitors:Synthesis and in Vitro Biological Evaluation」,Rosowskyら、J.Med.Chem.(1992),35(9) ,1578-88に、GARFT酵素としても記載されている。 本発明の第一の局面は式(III): WおよびGは独立して−H、所望により置換されたC1−C6アルキル、所望に より置換されたアリール、−NR34、−SR5、−OR6またはハロであり、 R3およびR4は独立して−H、所望により置換されたC1−C6アルキル、また は適切なアミノ保護基であるか、またはN、R3およびR4は一緒になってフタル イミド基であり、 R5は−H、所望により置換されたC1−C6アルキルまたは適切なチオール保 護基であり、 R6は−H、所望により置換されたC1−C6アルキルまたは適切なヒドロキシ 保護基であり、 Lは−R7−Q(a)−であり(ここで、R7は−CH2−、−CH2CH2−、−C H2CH2CH2−、−CH=CH−、−C≡C−、−CH=CHCH2−、−CH2 CH=CH−、−CH2C≡C−、および−C≡CCH2−からなる群から選ば れ、R7が−C≡C−でないときはR7はC1−C2アルキル、C1−C2ヒドロキシ アルキル、またはC1−C2ヒドロキシアルキルで置換されていてよく(ここで、 ヒドロキシ部分のHはヒドロキシ保護基で置換されている)、 Qは-O−、−S−、または-NR8−であり、 aは0または1である)、 R8は−H、所望により置換されたC1−C3アルキル、アルコキシカルボニル 、またはフェノキシカルボニルであり、 Bは所望により置換された1,2−、1,3−、または1,4−フェニレン、 所望により置換された2,3−、2,4−、または2,5−チオフェンジイル、 所望により置換された2,3−、2,4−、または2,5−フランジイル、 所望により置換された1,2−、1,3−、または1,4−シクロヘキサンジイ ル、および 所望により置換された−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、または−CH2C H2CH2CH2−からなる群から選ばれ、 は、 A)−アラニン、−アルギニン、−アスパラギン、−アスパラギン酸、−システ イン、−シスチン、−グルタミン、−グリシン、−ヒスチジン、−ヒドロキシプ ロリン、−イソロイシン、−ロイシン、−リジン、−メチオニン、−フェニルア ラニン、−プロリン、−セリン、−トレオニン、−トリプトファン、−チロシン 、および−バリンからなる群から選ばれるα−アミノ酸残基であるか、または ここで、cは0または1であり、 dは0、1、2、3、4、5、または6であり、 R9はそれぞれ独立して−Hまたは適切なカルボン酸保護基であり、 R11はi)−COOR10(ここで、R10は−H、所望により置換されたアルキ ル、または適切なカルボン酸保護基であるか、または ii)−H、−OH、1−カルボキシエタ−1−イル、所望により置換されたC1 −C6アルキル、所望により置換されたシクロアルキル、カルボキシシクロアル キル、所望により置換されたアリール、カルボキシアリール、所望により置換さ れたヘテロアリール、所望により置換されたアルキル(アリール)、所望により 置換されたC1−C6アルコキシ、所望により置換されたポリサイクリック、所 望により置換された5−テトラゾリルであるか、または iii)−(CH2)e−Uであるか (ここで、eは0、1、2、3、または4であり、 Uは−O−CH2−COOH、−S−CH2−COOH、または−NR1225で あり、 R12は−Hまたは適切なアミノ保護基であり、 R25はベンゾイルまたはカルボキシベンゾイルである)、または iv)−(CH2)e−Tである (ここで、eは前記と同意義であり、Tはフタルイミド、−CO210、−SO( g) X、−NR1314、−CONR1314、CONHSO215、−PO32、ま たは−CO−α−アミノ酸残基であり、 R10は前記と同意義であり、 gは0、1、2、または3であり(ただし、gが0、1、または2であるとき はXは所望により置換されたC1−C6アルキルであり、gが3であるときはXは −Hである)、 R13は−Hであり、 R14は−H、所望により置換されたC1−C6アルキル、所望により置換された C5−C7アリール、−CHR16NR1516、−CO−アリール、または適切なア ミノ保護基であり、 R15は所望により置換されたアルキル、所望により置換されたアリール、ベン ジル、またはカルボキシアリールであり、 各R16は独立して−Hまたは所望により置換されたアルキルであり、各α−ア ミノ酸残基は前記と同意義であるか(だたし、すべてのR11は、 がD−またはL−グルタミン酸、−アラニン、 −アルギニン、−アスパラギン、−アスパラギン酸、−システイン、−シスチン 、 ーグルタミン、−グリシン、−ヒスチジン、−ヒドロキシプロリン、−イソロイ シン、−ロイシン、−リジン、−メチオニン、−フェニルアラニン、−プロリン 、−セリン、−トレオニン、−トリプトファン、−チロシン、および−バリンで はないように配置されている)、または s’、b’、およびc’は独立して0または1であり、d’は0、1、2、3、 4、5、または6であり、各R9'は独立して−Hまたは適切なカルボン酸保護基 であり、R11'はi)−COOR10'(ここで、R10'は−H、所望により置換さ れたアルキル、または適切なカルボン酸保護基である)であるか、またはii)− H、−OH、1−カルボキシエタ−1−イル、所望により置換されたC1−C6ア ルキル、所望により置換されたシクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、所 望により置換されたアリール、カルボキシアリール、所望により置換されたヘテ ロアリール、所望により置換されたアリール(アルキル)、所望により置換された アルコキシ、所望により置換されたポリサイクリック、所望により置換された5 −テトラゾリルであるか、または iii)−(CH2)e'−U’であるか (ここで、e’は0、1、2、3、または4であり、 U’は−O−CH2−COOH、−S−CH2−COOH、または−NR12'R2 5 'であり、 R12'は−Hまたは適切なアミノ保護基であり、 R25'はベンゾイルまたはカルボキシベンゾイルである)、または iv)−(CH2)e'−T’である (ここで、e’は前記と同意義であり、T’はフタルイミド、−CO210'、− SO(g')X’、−NR13'R14'、−CONR13'R14'、CONHSO215'、− PO32、または−CO−α-アミノ酸残基であり、 R10'は前記と同意義であり、 g’は0、2、または3であり(ただし、g’が0または2であるときはX’ は所望により置換されたC1−C6アルキルであり、g’が3であるときはX’は −Hである)、 R13'は−Hであり、 R14'は−H、所望により置換されたC1−C6アルキル、所望により置換され たC5−C7アリール、−CHR16'NR15'R16 '、−CO−アリール、または適 切なアミノ保護基であり、 R15'は所望により置換されたアルキル、所望により置換されたアリール、ベ ンジル、またはカルボキシアリールであり、 各R16'は独立して−Hまたは所望により置換されたアルキルであるか、また は D)R1は所望により置換されたC3−C20シクロアルキルまたはC3−C20カル ボキシシクロアルキルであり、 R2は−Hであるか、または E)R1であるか(ここで、Jは所望により置換された 5−テトラゾリルまたは所望により置換されたC1−C6アルキルであり、yは0 または1であり、y’は0、1、2、3、4、5、または6であり、R11は前記 と同意義であり、 R2は−Hであるか、または(ここで、jは0または1から10までの整数であり、 kは0または1から10までの整数であり、 R17およびR19は独立して−Hまたは適切なカルボン酸保護基である)、ま たは G)R1およびR2は共に−(CH2)n−COOR17であるか (ここで、nは0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10であり、 R17は前記と同意義である)、または である(ここで、mは0、1または2であり、 R17は前記と同意義であり、 Yはハロ、ニトロ、アミノ、および所望により置換されたアルキルからなる群 から選ばれる)] で示される化合物またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物である。 本発明の第二の局面は、式(I): 60はN−ヒドロキシスクシンイミジル、N−ヒドロキシスルホスクシンイミ ジル、およびその塩、2−ニトロフェニル、4−ニトロフエニル、および2,4− ジクロロフェニルからなる群から選ばれる] で示される活性エステル中間体である。 本発明のさらなる局面は、式(I): で示される活性エステルを、シリル化剤または適切な塩基いずれかの存在下で式 (II): HNR12 (II) [式中、R1およびR2は前記と同意義である] で示されるアミンと反応させることにより式(III)の化合物またはその医薬的 に許容される塩または溶媒和物を製造する方法である。 本発明のさらなる局面は、さらに式(III)の化合物または塩を単離し、以下の 手順により精製する急速後処理手順を含む本発明の第二の局面である方法の続き である。 a)所望により適切なジアミンを加え、 b)適切な水性酸を加え、 c)その溶媒から生成物を分離し、 d)回収し、洗浄し、次いで乾燥させるために生成物を物理的に調製し、 e)生成物を回収し、洗浄し、次いで乾燥させる。 本発明のさらなる局面は、式(III)の化合物またはその医薬的に許容される塩 または溶媒和物を医薬的に許容される担体、希釈剤、または賦形剤と一緒に含む 医薬組成物である。 本発明のさらなる局面は、感受性新生物の治療を要する哺乳動物の該新生物を 治療する方法であって、新生物の増殖を阻害する量の式(III)の化合物またはそ の医薬的に許容される塩または溶媒和物を哺乳動物に投与することを含む方法で ある。 本発明のさらなる局面は、関節炎を阻害する量の式(III)の化合物またはその 医薬的に許容される塩または溶媒和物を哺乳動物に投与することを含む哺乳動物 の関節炎を治療する方法である。 本発明のさらなる局面は、関節炎を阻害する量の式(III)の化合物またはその 医薬的に許容される塩または溶媒和物を哺乳動物に投与することを含む哺乳動物 の乾癬を治療する方法である。 用語「アルキル」は、直鎖または分岐した基であってよい、炭素と水素のみを 含む示した炭素数の完全に飽和した一価の基を表す。この用語は、限定されるも のではないが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル 、t−ブチル、ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、およびネオヘキシルのよう な炭素数1〜6の基によって例示される。「低級アルキル」は炭素数1〜3のア ルキル基をいう。 用語「シクロアルキル」は環中に炭素原子のみを含む完全に飽和した一価の環 を表す。本明細書で用いている「シクロアルキル」基は、環中に炭素原子を少な くとも3個および多くとも20個を含む。 カルボキシシクロアルキルは環中の炭素原子に通常結合している水素の代わり に1〜3個の−COOH基を有するシクロアルキル構造である。 用語「C1−C6アルコキシ」は、酸素原子と結合した炭素原子1〜6個を有す る直鎖または分岐鎖アルキル鎖を表す。典型的なC1−C6アルコキシ基には、メ トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、ペ ントキシなどが含まれる。 用語「C2−C6アルケニル」は、少なくとも1個の二重結合を含む、水素原子 が結合した炭素原子2〜6個のみを含む一価の直鎖または分岐鎖を表す。 アルコキシカルボニルはRがC1−C6アルキルである基RO−CO−である。 フェノキシカルボニルはPhがフェニルである基PhO−CO−である。 α−アミノ酸残基には、所望により置換された−アラニン、−アルギニン、− アスパラギン、−アスパラギン酸、−システイン、−シスチン、−グルタミン、 −グリシン、−ヒスチジン、−ヒドロキシプロリン、−イソロイシン、−ロイシ ン、−リジン、−メチオニン、−フェニルアラニン、−プロリン、−セリン、− トレオニン、−トリプトファン、−チロシン、および−バリンが含まれる。これ らのうち、グリシンの除くすべてがα炭素に関してキラルである。したがって、 グリシン以外は、これらアミノ残基すべてが分離したDおよびL型かまたはその ラセミ体で存在し得る。本発明の化合物において好ましいα−アミノ酸はα炭素 に関してL−配置にあるα−アミノ酸である。これらα-アミノ酸残基すべてに ついて、アミノ酸残基はαアミノ窒素を介して式IIIのカルボニル基と結合して いる。 「アリール」とは、一価の芳香族構造をいう。用語「芳香族の」は、炭素原子 の水平面の上および下側に非局在化したπ電子雲を含む(さらに、該π雲は合計 (4q+2)π電子(ここで、qはあらゆる正の整数である)を含んでいなけれ ばならない)、1またはそれ以上の環式配列の炭素原子群を含む構造を表す。本 出願の目的において、これら芳香族環は炭素原子6〜10個を含み得る。存在し 得る数の炭素原子のこの範囲内で、各芳香族環はその芳香族の特性を保持し、立 体的に無理のないものであらねばならない。芳香族環は所望により置換されたさ れていてよい(ただし、水素1〜3個のみが置換されていてよい)。 用語「ヘテロアリール」は、環内に炭素原子4〜10個か、またはN、Oまた はSからなる群から選ばれる少なくとも1個の非炭素原子を含む一価の芳香族構 造を表す。ヘテロアリール環の例には、ピロリジノ、ピリジノ、ピリミジノのよ うな単環、またはキノロ、プリノ、ピリドまたはピロロ[2,3−d]ピリミジノ のような融合環が含まれる。 アリール(アルキル)基は、少なくとも1個のアルキル基で置換された少なく とも1個のアリール基からなる。 用語「ハロ」はフルオロ、ブロモ、ヨード、およびクロロを表す。 用語ベンゾイルは構造: を表す。 用語カルボキシベンゾイルは構造: を表す。 用語「ポリサイクリック(多環式)」は2またはそれ以上の炭素原子を共有す る2またはそれ以上の環を表す。本出願の目的において、多環式化合物は環中に 炭素原子のみを有し、2〜3環を有する一価環式系に限定されよう。各環中の炭 素原子数は4〜8と異なる。 用語「置換された」は、構造上の水素1〜3個がブロモ、クロロ、ヨード、フ ルオロ、C1−C6アルキル、−NO2、アリール、ジフルオロメトキシ、および トリハロアルキル(ここで、ハロはブロモ、クロロ、ヨード、またはフルオロで あり得、アルキルはC1−C3アルキルである)からなる群から独立して選ばれる 1〜3個の部分で置換されていることを意味する(ただし、あらゆる置換構造は 立体的に無理がなく、安定した構造を与え、本明細書に記載のごとく反応するこ とができるように配置されていなければならない)。 用語「所望により置換された」は、上記のごとく置換されていても、置換され ていなくてもよいことを表す。 「医薬的に許容される塩」は薬剤として投与するのに適した無機または有機酸 から誘導されたあらゆる塩であってよい。該塩は、塩酸、臭化水素酸、硫酸(酸 塩として硫酸塩および重硫酸塩を生じる)、硝酸、リン酸などのような無機酸、 および酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、蓚酸、リンゴ酸、マロ ン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、桂皮酸 、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、サリチル酸、p−トルエ ンスルホン酸、ヘキサン酸、ヘプタン酸、シクロペンタンプロピオン酸、乳酸、 o −(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、1,2−エタンジスルホン酸、2−ヒ ドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−クロロベンゼンスルホン 酸、2−ナフタレンスルホン酸、カンファースルホン酸、4−メチルビシクロ[ 2.2.2]オクタ−2−エン−1−カルボン酸、グルコヘプタン酸、4,4’ −メチレンビス(3−ヒドロキシ−2−ナフトエ)酸、3−フェニルプロピオン酸 、トリメチル酢酸、t−ブチル酢酸、ラウリルスルホン酸、グルクロン酸、グル タミン酸、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、ステアリン酸、ムコン酸などのよ うな有機酸から誘導されるあらゆる塩であってよい。 「医薬的に許容される溶媒和物」とは、1またはそれ以上の溶媒分子が化合物 分子と結合している、薬剤として投与するのに適した化合物の形をいう。溶媒は 水、アルコール、またはあらゆる普通の有機溶媒であってよい。 用語「治療(処置)」または「治療(処置)すること」は、適切な治療または 予防量の本発明の化合物を哺乳動物に投与することを意味する。 用語「有効量」は治療される疾病の状態に肯定的な変化をもたらすのに十分な 用量を意味する。用語「肯定的な変化」は、患者、疾病、および治療に応じて意 味が変化するであろう。例えば、腫瘍細胞崩壊物質の有効量は癌様腫瘍サイズの 減少をもたらす量であるか、または腫瘍サイズの減少を生じない場合、腫瘍細胞 崩壊物質の有効量は、単に、癌罹患患者の鎮痛剤の消費を減少させる量と定義さ れよう。 用語「保護基」は、置換基が、間違った時に、または標的としない試薬と反応 して望ましくない生成物が生じるのを防ぐために置換基と結合させた基を表す。 本明細書で用いている用語「アミノ保護基」は、化合物の保護されていない他 の官能基を反応させながら、アミノ機能性をブロックまたは保護するのに普通に 用いられるアミノ基上の置換基を表す。そのようなアミノ保護基の例には、ホル ミル基、トリチル基、t−ブトキシカルボニル(BOC)基、フタルイミド基、 ピバロイル基、トリクロロアセチル基、クロロアセチル、ブロモアセチルおよび ヨードアセチル基、ベンゾイルメチルスルホニル基のようなウレタン型ブロッキ ング基、2−(ニトロ)フェニルスルフェニル基、ジフェニルホスフィンオキシド 基、および同様なアミノ保護基が含まれる。使用するアミノ保護基の種は、誘 導体化したアミノ基が中間体分子の他の位置における以降の反応の条件に対して 安定であり、他のあらゆるアミノ保護基を含む分子の残る部分を崩壊させること なく適切な位置で選択的に除去することができる限り重要ではない。アミノ保護 基のさらなる例は参考文献中にみることができる(J.M.Barton,「Protective G roups in Organic Chemistry」、J.G.W.McOmie編、Plenum Press,New York,N.Y. ,1973、第二章;およびT.W.Greene,P.G.M.Wuts,「Protective Groups in Organ ic Synthesis、第二版」、John Wiley and Sons,New York,N.Y.,1991、第七章) 。 本明細書で用いている用語「カルボン酸保護基」は、化合物の他の官能基上で 反応を行ないながら、カルボン酸基をブロックまたは保護するのに通常用いられ る基をいう。そのようなカルボン酸保護基の例には、4−ニトロベンジル、4− メトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジル、2,4−ジメトキシベンジル 、2,4,6−トリメトキシベンジル、2,4,6−トリメチルベンジル、ペン タメチルベンジル、3,4−メチレンジオキシベンジル、ベンズヒドリル、4, 4’−ジメトキシベンズヒドリル、2,2’,4,4’−テトラメトキシベンズ ヒドリル、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、t−ブチル、t−アミル 、トリチル、4−メトキシトリチル、4,4’−ジメトキシトリチル、、4,4 ’,4”−トリメトキシ−トリチル、2−フェニルプロパ−2−イル、トリメチ ルシリル、t−ブチルジメチル−シリル、フェナシル、2,2,2−トリクロロ エチル、β−(トリメチルシリル)−エチル、β−(ジ(n−ブチル)メチルシリル) エチル、p−トルエンスルホニル−エチル、4−ニトロベンジルスルホニルエチ ル、アリル、シンナミル、1−(トリメチルシリルメチル)−プロパ−1−エン− 3−イル、および同様な部分が含まれる。用いるカルボン酸保護基の種は誘導体 化カルボン酸が分子の他の位置における以降の反応の条件に安定であり、該分子 の残る部分を破壊せずに適切な位置で除去することができる限りにおいて重要で はない。該基のさらなる例はBartonの成書、「Protective Groups in Organic C hemistry」の第五章、およびGreene-Wutsの成書、「Protective Groups in Orga nic Synthesis第二版」の第五章に記載されている。 関連用語は上記カルボキシ保護基の一つで置換されたカルボキシ基を表す「保 護カルボキシ」である。 ヒドロキシ保護基には、C1−C6アルキル、C1−C6アルキルチオール、アリ ール、アリール(アルキル)、C2−C6アルケニル、C1−C6アルキルハリド、お よび限定されるものではないがトリメチルシリル、トリエチルシリル、トリイソ プロピルシリル、ジメチルイソプロピルシリル、ジエチルイソプロピルシリル、 ジメチルヘキシルシリル、t−ブチルジメチルシリルのようなアルキルシリル、 および限定されるものではないがトリフェニルシリル、トリ−p−キシリルシリ ル、ヘテロアリール・アルキルシリルアルキルのようなアリールシリルが含まれ る。ヒドロキシ保護基のさらなる例はGreene-Wutsの成書に記載されている。 チオール保護基には、ベンジル、アルキル、ベンジル、ヒドロキシベンジル、 アセトキシベンジル、ニトロベンジル、フルオレニルメチル、フェロセニルメチ ル、ジフェニルメチル、ビス(4−メトキシフェニル)メチル、5−ジベンゾスベ リル、トリフェニルメチル、ジフェニル−4−ピリジルメチル、フェニル、2, 4−ジニトロフェニル、t−ブチル、1−アダマンチル、モノチオ、ジチオなら びにアミノチオアセタール、およびチアゾリジンが含まれる。チオール保護基の さらなる例はGreene-Wutsの成書に記載されている。 保護基は、その「保護」機能を発揮し、基質基の残る部分に影響する開裂反応 なしに基質基から除去できるものが選ばれると理解される。 本明細書に記載の本発明化合物には、以下のごとく番号付けされているピロロ [2,3-d]ピリミジン複素環系および同様に番号付けされている5,6−ジヒドロ ピロロ[2,3-d]ピリミジン複素環系の両者が含まれる。 上記式において、本発明の化合物は互変異性異性体との平衡混合物として存在 し得る。互変異を受けることができる部分構造式およびその平衡物を以下に示す 。 [式中、GおよびWはNH2、OH、またはSHであり、G’およびW’はNH 、OまたはSである] 本明細書を通して、表現の便宜上、アミノ、ヒドロキシル、およびメルカプト 型は用いられる対応する呼称と共に説明されるべきものである。しかし、いかな る説明においても、その互変体、すなわち、イミノ、オキソ、およびチオキソ型 は本発明の範囲内に含まれると理解される。 これら互変体すべてにおいて、オキソ、アミノ、およびメルカプト構造が優性 である。ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン構造はG置換体を持たず、ジヒドロ ピロロ[2,3-d]ピリミジン構造の4位の置換基はHであることに注意せよ。 Gの好ましい基は−OHであり、該構造はG’ケト型中に主として存在すると 理解される。 Wの好ましい基は−NH2および−CH3である。 Lの好ましい基は所望により置換された−CH2CH2−である。 Bの好ましい基は所望により置換1,4-フェニレンおよび2,5-チオフェンジイル である。 の好ましい基は以下の通りである。 -アラニン、 -アルギニン、 -アスパラギン、 -アスパラギン酸、 -システイン、 -シスチン、 -グルタミン、 -グリシン、 -ヒスチジン、 -ヒドロキシプロリン、 -イソロイシン、 -ロイシン、 -リジン、 -メチオニン、 -フェニルアラニン、 -プロリン、 -セリン、 -トレオニン、 -トリプトファン、 -チロシン、 -バリン、 -o-クロロフェニルアラニン、 -m-クロロフェニルアラニン、 -p-クロロフェニルアラニン、 -N'-メタンスルホニルグルタミン、 -N'-トリフェニルメチルグルタミン、 -フェニルグリシン、 -チエン-2-イルグリシン、 -o-カルボキシフェニルグリシン、 -m-カルボキシフェニルグリシン、 -p-カルボキシフェニルグリシン、 -o-ヒドロキシフェニルグリシン、 -m-ヒドロキシフェニルグリシン、 -p-ヒドロキシフェニルグリシン、 -シクロヘキシルグリシン、 -2'-カルボキシシクロヘキシルグリシン、 -3'-カルボキシシクロヘキシルグリシン、 -4'-カルボキシシクロヘキシルグリシン、 -o-ニトロフェニルグリシン、 -m-ニトロフェニルグリシン、 -p-ニトロフェニルグリシン、 -o-アミノフェニルグリシン、 -m-アミノフェニルグリシン、 -p-アミノフェニルグリシン、 -o-クロロフェニルグリシン、 -m-クロロフェニルグリシン、 -p-クロロフェニルグリシン、 -o-ブロモフェニルグリシン、 -m-ブロモフェニルグリシン、 -p-ブロモフェニルグリシン、 -o-ヨードフェニルグリシン、 -m-ヨードフェニルグリシン、 -p-ヨードフェニルグリシン、 -o-フルオロフェニルグリシン、 -m-フルオロフェニルグリシン、 -p-フルオロフェニルグリシン、 -2-アミノ-アジピン酸、 -2-アミノ-酪酸、 -2-アミノ-3-ヒドロキシ酪酸、 -2-アミノ-4-フェニル酪酸、 -2-アミノ-1,4-ブタンジオン酸、 -3,3-ジメチル-2-アミノ酪酸、 -2-アミノ-3-メチル-1,5-ペンタンジオン酸、 -3-メチル-2-アミノ-ペンタン酸、 -2-アミノ-ペンタン酸、 -2-アミノ-1,7-ペンタンジオン酸、 -3-カルボキシ-3-アミノプロパンスルホン酸、 -N-[1-カルボキシ-3-(テトラゾール-5-イル)プロピル]アミノ、 -N-[1-カルボキシ-7-(テトラゾール-5-イル)ヘプチル]アミノ、 -N-[1-カルボキシ-4-アミノブチル]アミノ、 -N-[1-カルボキシ-4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)ブチル]アミノ、 -N-[1-カルボキシ-4-(フタルイミド-1-イル)ブチル]アミノ、 -N-{[1-カルボキシ-4-(N'-o-カルボキシベンゾイル)アミノ]ブチル}アミノ、 -N-[1-カルボキシ(3-メトキシカルボニル)プロピル]アミノ、 -N-{2-[テトラゾール-5-イル]エチル}アミノ、 -N-{3-[テトラゾール-5-イル]プロピル}アミノ、 -N-{4-[テトラゾール-5-イル]ブチル}アミノ、 -N-{5-[テトラゾール-5-イル]ペンチル}アミノ、 -N-{6-[テトラゾール-5-イル]ヘキシル}アミノ、 -N-{7-[テトラゾール-5-イル]ヘプチル}アミノ、 -2-カルボキシピペリジン、 -3-カルボキシピペリジン、 -4-カルボキシピペリジン、および -メチオニンスルホキシド。 既述のように、好ましいα-アミノ酸残基において、該アミノ酸残基はα−ア ミノ窒素を介して式IIIのカルボニル基と結合している。 て式IIIのカルボニル基と結合している。 以下に示す式(III)の化合物、およびその塩ならびに溶媒和物が好ましい。 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アラニン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アルギニン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アスパラギン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アスパラギン酸、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}システイン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}シスチン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}グリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ヒスチジン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ヒドロキシプロリン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}イソロイシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ロイシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}リジン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}メチオニン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}フェニルアラニン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}プロリン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}セリン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}トレオニン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}トリプトファン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}チロシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}バリン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アラニン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アルギニン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アスパラギン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アスパラギン酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}システイン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}シスチン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2- イル]フェン-4-イルカルボニル}グリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ヒスチジン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ヒドロキシプロリン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}イソロイシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ロイシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}リジン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}メチオニン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}フェニルアラニン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}プロリン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}セリン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}トレオニン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}トリプトファン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}チロシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}バリン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アラニン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アルギニン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アスパラギン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アスパラギン酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}システイン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}シスチン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}グリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ヒスチジン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ヒドロキシプロリン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}イソロイシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ロイシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}リジン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}メチオニン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}フェニルアラニン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}プロリン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2- イル]チオフェン-5-イルカルボニル}セリン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}トレオニン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}トリプトファン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}チロシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}バリン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アラニン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アルギニン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アスパラギン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アスパラギン酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}システイン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}シスチン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}グリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル)ヒスチジン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ヒドロキシプロリン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}イソロイシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ロイシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}リジン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}メチオニン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}フェニルアラニン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}プロリン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}セリン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}トレオニン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}トリプトファン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}チロシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}バリン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アラニン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アルギニン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アスパラギン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アスパラギン酸、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2- イル]フェン-4-イルカルボニル}システイン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}シスチン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}グリシン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ヒスチジン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ヒドロキシプロリン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}イソロイシン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ロイシン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}リジン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}メチオニン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}フェニルアラニン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}プロリン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}セリン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}トレオニン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}トリプトファン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}チロシン、 N-{[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2イル]フェ ン-4-イルカルボニル}バリン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アラニン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アルギニン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アスパラギン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}アスパラギン酸、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}システイン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}シスチン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}グリシン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ヒスチジン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ヒドロキシプロリン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}イソロイシン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ロイシン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}リジン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}メチオニン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2- イル]フェン-4-イルカルボニル}フェニルアラニン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}プロリン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}セリン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}トレオニン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}トリプトファン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}チロシン、 N-{[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}バリン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アラニン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アルギニン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アスパラギン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル)アスパラギン酸、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}システイン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}シスチン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}グリシン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ヒスチジン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ヒドロキシプロリン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}イソロイシン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ロイシン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}リジン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}メチオニン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}フェニルアラニン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}プロリン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}セリン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}トレオニン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}トリプトファン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}チロシン、 N-{2-[(2-メチル-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}バリン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アラニン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アルギニン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アスパラギン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}アスパラギン酸、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}システイン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}シスチン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}グリシン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ヒスチジン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ヒドロキシプロリン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}イソロイシン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}ロイシン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}リジン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}メチオニン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}フェニルアラニン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}プロリン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}セリン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}トレオニン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}トリプトファン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}チロシン、 N-{2-[(2-アミノ-5,6-ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}バリン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノアジピン酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノアジピン酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル)-2-アミノアジピン酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノアジピン酸、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノ-1,7-ペンタンジオン酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル)-2-アミノ-1,7-ペンタンジオン酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ-1,7-ぺンタンジオン酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ-1,7-ペンタンジオン酸、N-{[(2-メチ ル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フェン-4-イル カルボニル}-2-アミノ-3-メチル-1,5-ペンタンジオン酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}2-アミノ-3-メチル-1,5-ペンタンジオン酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ-3-メチル-1,5-ペンタンジオン酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2- イル]チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ-3-メチル-1,5-ペンタンジオン酸 、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}2-アミノ-3-メチル-1,4-ブタンジオン酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノ-3-メチル-1,4-ブタンジオン酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}2-アミノ-3-メチル-1,4-ブタンジオン酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ-3-メチル-1,4-ブタンジオン酸、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-3-(テトラゾール-5-イル)プロピル] アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-3-(テトラゾール-5-イル)プロピル] アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-3-(テトラゾール-5-イル)プロ ピル]アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニルドN-[1-カルボキシ-3-(テトラゾール-5-イル)プロ ピル]アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-7-(テトラゾール-5-イル)ヘプチル] アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-7-(テトラゾール-5-イル)ヘプチル] アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2イル]チ オフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-7-(テトラゾール-5- イル)ヘプチル]アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-7-(テトラゾール-5-イル)ヘプ チル]アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-アミノブチル]アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-アミノブチル]アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2イル]チ オフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-アミノブチル]アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-アミノブチル]アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ) ブチル]アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ) ブチル]アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2イル]チ オフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-(tert-ブトキシカルボニルア ミノ)ブチル]アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-(tert-ブトキシカルボニル アミノ)ブチル]アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-(フタルイミド-1-イル)ブチル]ア ミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-(フタルイミド-1- イル)ブチル]アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-(フタルイミド-1-イル)ブチ ル]アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-4-(フタルイミド-1-イル)ブチ ル]アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ エン-4-イルカルボニル}-N-{1-カルボキシ-4-(N'-o-カルボキシベンゾイル)アミ ノ]ブチル}アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-{[1-カルボキシ-4-(N'-o-カルボキシベンゾイル)ア ミノ]ブチル}アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-{[1-カルボキシ-4-(N'-o-カルボキシベンゾイ ル)アミノ]ブチル}アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-{[1-カルボキシ-4-(N'-o-カルボキシベンゾイ ル)アミノ]ブチル}アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-(3-メトキシカルボニル)プロピル]ア ミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-(3-メトキシカルボニル)プロピル]ア ミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシー(3-メトキシカルボニル)プロ ピル]アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2- イル]チオフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-(3-メトキシカルボニル) プロピル]アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-(3-ベンジルオキシカルボニル)プロ ピル]アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-(3-ベンジルオキシカルボニル)プロ ピル]アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-(3-ベンジルオキシカルボニル )プロピル]アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-[1-カルボキシ-(3-ベンジルオキシカルボニル )プロピル]アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N'-メタンスルホニルグルタミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N'-メタンスルホニルグルタミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N'-メタンスルホニルグルタミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N'-メタンスルホニルグルタミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N'-トリフェニルメチルグルタミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N'-トリフェニルメチルグルタミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N'-トリフェニルメチルグルタミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N'-トリフェニルメチルグルタミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-3-メチル-2-アミノペンタン酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-3-メチル-2-アミノペンタン酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-3-メチル-2-アミノペンタン酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-3-メチル-2-アミノペンタン酸、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-3,3-ジメチル-2-アミノ酪酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-3,3-ジメチル-2-アミノ酪酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-3,3-ジメチル-2-アミノ酪酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-3,3-ジメチル-2-アミノ酪酸、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}フェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}フェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}フェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}フェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-フルオロフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-フルオロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-フルオロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-フルオロフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}チエン-2-イルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}チエン-2-イルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}チエン-2-イルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}チエン-2-イルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-カルボキシフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-カルボキシフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-カルボキシフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-カルボキシフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-m-カルボキシフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}ゴiカルボキシフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-m-カルボキシフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-m-カルボキシフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2- イル]フェン-4-イルカルボニル}-p-カルボキシフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-p-カルボキシフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-p-カルボキシフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-p-カルボキシフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-ヒドロキシグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-ヒドロキシグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ビリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-ヒドロキシグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-ヒドロキシグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-m-ヒドロキシグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニルド-m-}ヒドロキシグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-m-ヒドロキシグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-m-ヒドロキシグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-p-カルボキシシクロヘキシルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-p-カルボキシシクロヘキシルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-p-ヒドロキシグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-p-ヒドロキシグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2'-カルボキシシクロヘキシルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2'-カルボキシシクロヘキシルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2'-カルボキシシクロヘキシルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2'-カルボキシシクロヘキシルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}シクロヘキシルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}シクロヘキシルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}シクロヘキシルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}シクロヘキシルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-クロロフェニルアラニン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-クロロフェニルアラニン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-クロロフェニルアラニン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-クロロフェニルアラニン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-(2-[テトラゾール-5-イル]エチル)アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2- イル]フェン-4-イルカルボニル}-N-(2-[テトラゾール-5-イル]エチル)アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(2-[テトラゾール-5-イル]エチル)アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(2-[テトラゾール-5-イル]エチル)アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-(3-[テトラゾール-5-イル]プロピル)アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-(3-[テトラゾール-5-イル]プロピル)アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(3-[テトラゾール-5-イル]プロピル)アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(3-[テトラゾール-5-イル]プロピル)アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-(4-[テトラゾール-5-イル]ブチル)アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-(4-[テトラゾール-5-イル]ブチル)アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(4-[テトラゾール-5-イル]ブチル)アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(4-[テトラゾール-5-イル]ブチル)アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-(5-[テトラゾール-5-イル]ペンチル)アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-(5-[テトラゾール-5-イル]ペンチル)アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(5-[テトラゾール-5-イル]ペンチル)アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(5-[テトラゾール-5-イル]ペンチル)アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] フェン-4-イルカルボニル}-N-(6-[テトラゾール-5-イル]ヘキシル)アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-(6-[テトラゾール-5-イル]ヘキシル)アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(6-[テトラゾール-5-イル]ヘキシル)アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(6-[テトラゾール-5-イル]ヘキシル)アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-(7-[テトラゾール-5-イル]ヘプチル)アミン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-N-(7-[テトラゾール-5-イル]ヘプチル)アミン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(7-[テトラゾール-5-イル]ヘプチル)アミン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-N-(7-[テトラゾール-5-イル]ヘプチル)アミン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-カルボキシピペリジン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-カルボキシピペリジン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-カルボキシピペリジン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-カルボキシピペリジン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-3-カルボキシピペリジン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-3-カルボキシピペリジン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-3-カルボキシピペリジン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-3-カルボキシピペリジン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-4-カルボキシピペリジン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-4-カルボキシピペリジン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-4-カルボキシピペリジン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-4-カルボキシピペリジン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノペンタン酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノペンタン酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノペンタン酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2- イル]チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノペンタン酸、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノ酪酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノ酪酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ酪酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ酪酸、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノ-3-ヒドロキシ酪酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノ-3-ヒドロキシ酪酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ-3-ヒドロキシ酪酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ-3-ヒドロキシ酪酸、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノ-4-フェニル酪酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-2-アミノ-4-フェニル酪酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ-4-フェニル酪酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-2-アミノ-4-フェニル酪酸、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-3-カルボキシ-3-アミノプロパンスルホン酸、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-3-カルボキシ-3-アミノプロパンスルホン酸、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-3-カルボキシ-3-アミノプロパンスルホン酸、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-3-カルボキシ-3-アミノプロパンスルホン酸、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}メチオニンスルホキシド、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}メチオニンスルホキシド、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}メチオニンスルホキシド、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}メチオニンスルホキシド、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-ニトロフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-ニトロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-ニトロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-ニトロフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-m-ニトロフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-m-ニトロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-m-ニトロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-ィルカルボニル}-m-ニトロフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシビロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-p-ニトロフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-p-ニトロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2一イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-p-ニトロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-p-ニトロフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-アミノフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-アミノフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-アミノフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-アミノフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-m-アミノフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-iアミノフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-m-アミノフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-m-アミノフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-p-アミノフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-p-アミノフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2- イル]チオフェン-5-イルカルボニル}-p-アミノフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-p-アミノフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-クロロフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-o-クロロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-クロロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-o-クロロフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-m-クロロフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-m-クロロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-m-クロロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-m-クロロフェニルグリシン、 N-{[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-p-クロロフェニルグリシン、 N-{[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フ ェン-4-イルカルボニル}-p-クロロフェニルグリシン、 N-{2-[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-p-クロロフェニルグリシン、および N-{2-[(2-アミノ-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル] チオフェン-5-イルカルボニル}-p-クロロフェニルグリシン。上記化合物の各々 において、各構造すべての互変(異)性等価物が含まれるものとする。例えば、N- {[(2-メチル-4-ヒドロキシピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フェ ン-4-イルカルボニル}アラニンは、N-{[(2-メチル-3H-4-オキソーピロロ[2,3-d] ピリミジン-5-イル)エタ-2-イル]フェン-4-イルカルボニル}アラニンと同意義で ある。 本発明の化合物は「Rapid Analogue Process(迅速アナログプロセス)」また はRAPと称する方法により製造することができる。該方法の「迅速(rapid)」部分 は、この方法を用いて非古典的抗葉酸物質を合成し、単離し、精製することがで きる速度が相対的に迅速であることを表す。式(III)の化合物を製造する方法に は、式(I): クシニミジル、N−ヒドロキシスルホスクシニミジルならびにその塩、2−ニト ロフェニル、4−ニトロフェニル、2,4−ジクロロフェニルからなる群から選 ばれる] で示される「活性エステル」を、式(II): HNR12 (II) [式中、R1およびR2は前記と同意義である] で示されるアミンとシリル化剤存在下で反応させることが含まれる。 シリル化剤はシリル基を標的とする基と結合させることができるあらゆる試薬 から選ばれる。典型的なシリル化剤には、トリメチルシリル、トリエチルシリル 、トリイソプロピルシリル、ジメチルイソプロピルシリル、ジエチルイソプロピ ルシリル、ジメチルデキシルシリル、およびt−ブチルジメチルシリルのような トリアルキルシリル基を含むあらゆる試薬、トリベンジルシリル、ジフェニルメ チルシリル、t−ブチルメトキシフェニルシリル、およびトリ−p−キシリルシ リルのようなアルキルアリールシリル基を含むあらゆる試薬、およびトリフェニ ルシリルのようなトリアリールシリル基を含むあらゆる試薬が含まれる。好まし いシリル化剤はトリメチルシリル化剤である。典型的なトリメチルシリル化剤に は、N,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミド、アリルトリメチルシラン、 N, O−ビス(トリメチルシリル)カルバメート、N,N−ビス(トリメチルシリル)メ チルアミン、ビス(トリメチルシリル)サルフェート、N,O−ビス(トリメチル シリル)トリフルオロアセトアミド、N,N−ビス(トリメチルシリル)尿素、ト リメチルシラン、エチルトリメチルシリルアセテート、ヘキサメチルジシラン、 ヘキサメチルジシラザン、ヘキサメチルジシロキサン、ヘキサメチルジシリルチ アン、(イソプロフェニルオキシ)トリメチルシラン、1−メトキシ−2−メチ ル−1−トリメチル−シロキシ−プロペン、(メチルチオ)トリメチルシラン、 メチル3−トリメチルシロキシ−2−ブテノエート、N−メチル−N−トリメチ ルシリルアセトアミド、メチルトリメチルシリルアセテート、N−メチル−N− トリメチルシリルヘプタ−フルオロブチルアミド、N−メチル−N−トリメチル シリル−トリフルオロアセトアミド、(フェニルチオ)トリメチルシラン、トリ メチルブロモシラン、トリメチルクロロシラン、トリメチルヨードシラン、4− トリメチルシロキシ−3−ペンタン−2−オン、N−(トリメチルシリル)アセト アミド、トリメチルシリルアセテート、トリメチルシリルアジド、トリメチルシ リルベンゼンスルホネート、トリメチルシリルシアニド、N−トリメチルシリル ジエチルアミン、N−トリメチルシリルジメチルアミン、トリメチルシリルN, N−ジメチルカルバメート、1−(トリメチルシリル)イミダゾール、トリメチル シリルメタンスルホネート、4−(トリメチルシリル)モルホリン、3−トリメチ ルシリル−2−オキザロリジノン、トリメチルシリルトリクロロアセテート、ト リメチルシリルトリフルオロアセテート、およびトリメチルシリルトリフルオロ メタンスルホネートが含まれる。 より好ましいシリル化剤はN,O−ビス−(トリメチルシリル)アセトアミドで ある。N,O−ビス−(トリメチルシリル)アセトアミドは、式IIの活性エステル および/またはアミンに存在するカルボン酸基およびあらゆるヒドロキシ基を保 護するように働く。 トリメチルシリル保護基を用いるさらなる利点は、アミン/活性エステルのト リメチルシリル保護型はより溶解性であり、反応における収量が向上する傾向が あることである。また、限定されるものではないが、N原子のシリル化はアミノ 基を求核性攻撃に対して活性化する利点もあると考えられている。式(I)の活 性エステルおよび式(II)のアミン上のカルボン酸基を保護することにより、活性 エステルおよびアミンをカップリングさせ、式(III)の化合物を形成することが できる。 該反応は好ましくは約25℃〜約100℃、より好ましくは約40℃〜約80 ℃、最も好ましくは約50℃〜約60℃の温度で生じる。 該反応は溶媒中で生じるべきである。ジメチルホルムアミド、酢酸エチル、塩 化メチレン、トルエンまたはアセトニトリルのようなあらゆる非反応性有機溶媒 が適している。好ましい溶媒はジメチルホルムアミドである。 測定可能な量の生成物を生じるには約5時間〜70時間かかる。反応は好まし くは約10時間〜約60時間、より好ましくは約16時間〜約48時間行なわれ る。 製造される化合物数を最大にするには、典型的には式(I)のある化合物を作 製し、次いでこれを式(II)の別の化合物と反応させ、式(III)の抗葉酸化合物を 形成させる。式Iの化合物は式(IV): で示される酸を、知られた条件下でアルコールと反応させることにより製造する ことができる。例えば、活性エステルがN−ヒドロキシスクシンイミド(NHS )エステルである場合は、式(IV)の化合物を、知られた条件下(1,3−ジシク ロヘキシルカルボジミドを加えた後、室温で約24時間攪拌するような)で、ジ メチルホルムアミド(DMF)のような適切な溶媒中でN−ヒドロキシスクシン イミド(NHS)と反応させる。好ましい活性エステルはN−ヒドロキシスクシ ンイミドエステルである。 式(IV)の化合物は、ピロロ[2,3-d]ピリミジニル融合環系抗葉酸物質化学の分 野で知られた技術を用いて製造することができる(例えば、Akimotoらの米国特 許第5,106,974号、Akimotoらの、米国特許第4,997,838号、Taylorらの、米国特 許第4,818,819号、Taylorらの、米国特許第5,028,608号、Taylorらの、米国特許 第5,344,932号、Taylorらの、米国特許第5,254,687号、Barnettらの米国特許第5 ,416,211号、Skimotoらの米国特許第5,403,843号、およびSynthesis and Antitu mor Activity of Pyrrolo[2,3-d]Pyrimidine Antiforlates with a Bridge Chai n Containing a Nitrogen Atom,Asoら、Chem.Phar.Bull.,43(2)256-261(1995) (これらの内容は本明細書の一部を構成する)参照)。 が5,6−ジヒドロピロロ[2,3-d]ピリミジン−イル融合環系である場合は、式( IV)の化合物は「The Synthesis of N-{2-Amino-4-Substituted[(Pyrrolo[2,3-d] Pyrimidin-5-yl)Ethyl]Benzoyl}-L-Glutamic Acids as Antineoplastic Agents 」,ShihおよびGossett,Heterocycles,Vol.35,No.2,1993に記載の方法にしたが って製造することができる。 式(II)のアミンは当該分野で知られた標準的技術によって製造することができ る(例えば、Organic Chemistry、828-843頁、Morrison & Boyd,第6版、1992、P rentice-Hall,Inc.、およびAdvanced Organic Chemistry,J.March,第4版、199 2、John Wiley and Sons,Inc.参照)か、またはSigma chemical Company,P.O.Bo x14508,St.Louis,MO63178のような標準的試薬供給会社から得ることができる。 式(III)の化合物を製造するための化合物(I)と化合物(II)の反応は、適切 な強塩基の存在下でも生じ得る。そのような適切な強塩基にはNaOH、KOH などが含まれる。好ましい強塩基はNaOHである。 式(III)の抗葉酸化合物を合成した後、試験または使用するのに適した抗葉酸 化合物を得るために該化合物を後処理する必要がある。本発明の方法の利点は、 以下の工程を行なうことにより反応混合物から式(III)の化合物が単離される急 速後処理手順を含むことである。 a)所望により適切なジアミンを加え、 b)適切な水性酸を加え、 c)その溶媒から生成物を分離し、 d)回収し、洗浄し、乾燥させるために生成物を物理的に製造し、 e)生成物を回収し、洗浄し、乾燥させる。 適切なジアミンは非反応活性エステルと反応してアミン機能性を有する生成物 を作り出すことができるあらゆるジアミンである。次に、アミン機能性を有する この生成物を、非反応HNR12と一緒に反応混合物から洗い出すことができる 。そのような適切なジアミンの一つはエチレンジアミンである。該ジアミンを加 えることは好ましいが、所望により行なわれる。 適切な酸はHCl、HBr、HI、およびHFからなる群から選ばれる無機酸 である。好ましい適切な酸はHClである。最も好ましい酸は1N水性HClで ある。 生成物のその溶媒からの分離は、当該分野で知られたあらゆる技術によって行 なうことができる。そのような方法の一つは、溶媒を加熱して生成物から溶媒を 除去することである。溶媒が高沸点溶媒である場合は、別の溶媒または溶媒混合 物を加えることにより、より低い温度で沸騰させて除去することができるより低 沸点の共沸混合物を形成することができる。より低沸点の共沸混合物を作製する のに用いる典型的な溶媒は、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、トル エン、ベンゼン、およびその混合物からなる群から選ぶことができる。この目的 のために最も好ましい溶媒はo−キシレン、m−キシレン、およびp−キシレン である。 回収し、洗浄し、乾燥させるための生成物の物理的調製には、固まった生成物 を粉砕して濾過または蒸発といったあらゆる適切な技術によって容易に回収する ことができるような十分に小さな粒子とすることが含まれる。回収後、生成物を 洗浄し、乾燥させる。生成物を粉砕するにはあらゆる方法を用いることができる 。好ましい方法は酸存在下で生成物を超音波処理することである。 回収、洗浄、および乾燥は、有機化学の分野の標準的技術を用いて達成するこ とができる。例えば、生成物は、Buchner漏斗で濾過し、次に水、次いでエーテ ルで洗浄し、さらに減圧オーブン中で乾燥させることにより回収することができ る。 この非伝統的後処理および精製手順に従うことにより、クロマトグラフィーの ような時間のかかる伝統的分離技術が必要でなくなり、所要時間が有意に減少す る。 本発明にはすべての化合物の医薬的に許容される塩および溶媒和物が含まれる 。本発明の医薬的に許容される塩は、典型的には、1またはそれ以上の適切な酸 性または塩基性機能性を有する式(III)の化合物を等モルまたはわずかに過剰量 の塩基または酸と反応させることにより形成される。一般的には反応体を、酸付 加塩についてはジエチルエーテルまたはベンゼン、または塩基付加塩については 水もしくはアルコールのような相互溶媒中で混合する。塩は通常、約1時間〜約 10日間以内に溶液から沈殿し、濾過または他の伝統的方法により単離すること ができる。 さらに、本発明の化合物のいくつかは水または普通の有機溶媒と溶媒和物を形 成してよい。そのような溶媒和物は本発明の化合物に含まれる。 これら化合物の酸部分を、当該分野で知られた技術を用いて修飾し、エステル を形成してよい。これらエステル化合物は典型的には酸水素の代わりにC1−C4 アルキル部分を含む。これらエステル中間体も本発明の一部であると考えられる 。 本発明の化合物はあらゆる哺乳動物に投与してよい。すべての哺乳動物のうち 、ヒトが最もこれら化合物の投与による利益を受けると考えられる。 本発明の化合物は抗新生物剤である。本発明の態様は、感受性新生物の治療を 要する哺乳動物、好ましくはヒトに対するそのような治療方法を提供する。本化 合物は、限定されるものではないが、癌、肉腫、メラノーマ、結腸直腸、絨毛癌 、前立腺、白血病、乳房、扁平上皮もしくは小細胞肺癌、非小細胞肺癌、卵巣、 精巣、腺癌、上皮、リンパ肉腫、膵、頭部ならびに頚部、腎、骨および肝癌を含 む新生物または「癌」の増殖を阻害するのに有用である。 本化合物は、ある腫瘍細胞系の増殖を阻害する能力、および標準IC50および Ki阻害定数として報告されたデータについて検討される。 本発明の化合物は哺乳動物、好ましくはヒトの乾癬および関節炎を治療するの にも有用である。 本発明の化合物は経口的にか、非経口的に、または吸入手段によるか、または 坐薬の挿入により投与することができる。化合物は個々にかまたは組み合わせて 、好ましくは非経口的に、通常医薬組成物の形で投与することができる。非経口 的 投与経路には、筋肉内、髄膜内、皮下、静脈内、動脈内、眼窩内、包内、髄腔内 、および胸骨内が含まれる。錠剤およびカプセル剤を含む経口投与剤形には、単 位用量あたり薬剤1〜3000mgを含む。1−100mg/mLを含む等張塩 溶液は非経口投与に用いることができる。 組成物は医薬の分野でよく知られた方法により製造され、少なくとも1つの活 性化合物を含む。したがって、本発明には、活性成分の1またはそれ以上の式(I II)の化合物を、少なくとも1つの医薬的に許容される担体、希釈剤または賦形 剤と一緒に含む医薬組成物も含まれる。 本発明の組成物および1またはそれ以上の式(III)の他の化合物を含む組成物 を製造するには、活性成分を、通常、賦形剤と混合するか、賦形剤によって希釈 するか、またはカプセル、サシェー、紙または他の容器の形であり得るような担 体内に封入する。賦形剤を希釈剤として用いる場合は、該賦形剤は、活性成分の ビークル、担体、または媒質として作用する固体、半固体、または液体物質であ ってよい。すなわち、該組成物は、錠剤、丸剤、粉末剤、エリキシル剤、懸濁剤 、エマルジョン剤、溶液剤、シロップ剤、軟および硬ゼラチンカプセル剤、坐剤 、無菌注射用溶液、および無菌包装粉末剤の形であり得る。 適切な賦形剤の例には、乳糖、ブドウ糖、ショ糖、ソルビトール、マンニトー ル、デンプン、アラビアゴム、ケイ酸カルシウム、微晶質セルロース、ポリビニ ルピロリドン、セルロース、水、シロップ、およびメチルセルロースが含まれ、 該製剤はさらにタルク、ステアリン酸マグネシウム、鉱物油のような潤滑剤、湿 潤剤、乳化剤、および懸濁化剤、メチル−、およびプロピル−ヒドロキシベンゾ エートのような保存料、甘味料、または香味料を含むことができる。本発明の組 成物は当該分野でよく知られた方法を用いて患者に投与した後に活性成分が急速 にか、持続して、もしくは遅れて放出されるように製剤化することができる。 該組成物は、各用量に、通常、活性成分を体表面積1m2あたり約0.1mg (mg/M2)〜約3000mg/M2、より通常は約10mg/M2〜約250 mg/M2含む単位投与剤形に製剤化されるのが好ましい。用語「単位投与剤形 」は、各単位が所望の治療効果を生じるように計算された予め決定された量の活 性物質を適切な医薬的賦形剤と一緒に含む、ヒト対象および他の哺乳動物のた めの単位用量として適した物理的に分離した単位を表す。 しかしながら、実際に投与される量、および投与頻度は、病状の相対的重症度 、投与する化合物の選択、個々の患者の年齢、体重、および反応、および選択す る投与経路を含む関連環境に照らして医師または獣医師により決定されると理解 されよう。したがって、上記用量範囲は本発明の範囲を何ら限定するものではな い。実施例 以下の製造例および実施例は当業者が本発明をより明確に理解し、実施するこ とができるように提供される。それらは単に本発明の実例および典型であって、 本発明の範囲を何ら限定するものではない。 合成プロトコールの後の、用語「NMR」、「IR」、「UV」、または「M S」は、それぞれ核磁気共鳴スペクトル、赤外線スペクトル、紫外線スペクトル 、または質量分析法が行なわれたことを表し、該データは標記生成物と一致した 。本実施例で用いている他のすべての用語および略語は、特記しない限りそれら の通常の意味を有する。例えば、「℃」は摂氏温度を示し、また、「DMF」は ジメチルホルムアミドを、「g」はグラムまたはグラム(複数)を、「h」は時 間または時間(複数)を、「kPa」はキロパスカルを、「L」はリットルまた はリットル(複数)を、「mg」はミリグラムまたはミリグラム(複数)を、「 mL」はミリリットルまたはミリリットル(複数)を、「mol」はモル(複数 )を、「mmol」はミリモルまたはミリモル(複数)を、「N」は規定または 規定度を、「psi」はポンド(複数)/平方インチを、「RT」は室温を表す 。製造例1 工程1:エチル4,4−ジエトキシ−2−シアノ−ブタノエートの合成 エチルシアノアセテート(550mL)5.17mol)、ブロモジジエチル アセタール(155mL、1.03mol)、粉末炭酸カリウム(140g、1 .01mol)、およびヨウ化ナトリウム(20.1g、0.13mol)の攪 拌 混合物を130℃で4時間加熱した。混合物を室温に冷却し、水(1.2L)で 希釈し、次いでジエチルエーテル(4x1L)で抽出した。混合有機物を塩水( 3x250mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO4)、次いで濃縮して褐色油状物 を得、これを減圧下で蒸留して透明油状の生成物(99.10g、42%)を得 た。 工程2:2−メチル−3H−4−オキソ−5−(2,2−ジエトキシエチル)−6 −アミノ−ピリミジンの合成 ナトリウム金属(8.10g、353mmol)を乾燥蒸留メタノール(10 0mL)に加え、0.5時間攪拌した。メチルアセトアミジン(11.13g、 117mmol)を加え、得られる混合物を0.5時間還流し、次いで室温に冷 却した。次に、工程1から得られる生(き)シアノエステル(26.83g、11 7mmol)を加え、得られる混合物を1.5時間還流した。溶媒を減圧下で除 去し、得られる残留物を水(100mL)で希釈し、pHを濃HClで6に調整 して沈殿物を生じさせ、これを濾過し、乾燥させて白色固体の該ピリミジン(1 9.15g、68%)を得た。 工程3:2−メチル−3H−4−オキソーピロロ[2,3−d]ピリミジンの合 成 1N水性HCl(210mL)中の工程2からのピリミジンジエチルアセター ル(19g、78.80mmol)の懸濁液を室温で4時間攪拌した。反応混合 物を濾過し、固形物を水(1L)、ジエチルエーテル(1L)で洗浄し、次いで 乾燥して白色固体の該ピロロピリミジン(11.70g、99%)を得た。 理論値:C、56.37;H、4.73;N、28.17% 実測値:C、56.09;H、4.62;N、27.92%。 工程4:2−メチル−3H−4−オキソ−5−ヨードーピロロ[2,3−d]ピリ ミジンの合成 DMF(5mL)中の2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d] ピリミジン(250mg、1.68mmol)およびN,O−ビス(トリメチルシ リル)アセトアミド(3.8mL、15.4mmol)の攪拌溶液を窒素下で2 時間、40℃に加熱した。次に、混合物を氷/塩水浴中で−8℃に冷却し、N− ヨード−スクシンイミド(1.55g、6.88mmol)を加えた。反応混合 物を0.75時間攪拌し、次いで水(5mL)で反応を止めて沈殿物を得、これ を濾過し、水洗し、次いで乾燥させて淡黄色固体の該ヨウ化物(1.77g、9 6%)を得た。 763IOに対する 理論値:C、30.57;H、2.20;N、15.27% 実測値:C、30.56;H、2.26;N、15.02%。 工程5:2−メチル−3H−4−オキソ−5−(トリメチルシリルエチン)−ピロ ロ[2,3−d]ピリミジンの合成 DMF(120mL)中の、工程4で得られるヨウ化物(21g、76.4m mol)およびN,O−ビス(トリメチル)アセトアミド(42mL、170.3 mmol)の攪拌溶液を窒素下で2時間、40℃に加熱した。反応溶液を室温に 冷却し、次いでトリメチルシリルアセチレン(16.2mL、114.5mmo l)、ヨウ化銅(II)(1.45g、7.6mmol)、およびトリエチルアミン (11.7mL、84.1mmol)を加え、次いで予め形成したDMF (11mL)中の塩化パラジウム(1. 5g)7.6mmol)およびトリフ ェニルホスフィン(4.0g、15. 4mmol)の触媒混合物を加えた。得 られる混合物を室温で18時間攪拌し、アセトニトリル(510mL)で希釈し 、反応混合物を焼結ガラス漏斗で濾過した。急速攪拌濾過物に水(15mL)を 滴加して固形物を沈殿させ、これを濾過し、新鮮アセトニトリル(500mL) ですすぎ、乾燥させて淡緑色固体の生成物を得た(13.7g、73%)。 12153Oに対する 理論値:C、58.74;H、6.16;N、17.13% 実測値:C、58.46;H、5.96;N、17.12%。 工程6:2−メチル−3H−4−オキソ−5−エチンピロロ[2,3−d]ピリミ ジンの合成 乾燥DMF(150mL)中の工程5で得られるTMS−ピロロピリミジン( 11.0g、44.9mmol)の攪拌溶液に、室温でテトラ−n−ブチルアン モニウムフロリド(12.3g、47.2mmol)を加えた。混合物を室温で 4時間攪拌し、次いで氷酢酸(3.4mL)を加え、次いで水(200mL)を 加えて固形物を沈殿させ、これを濾過し、水(500mL)で洗浄し、乾燥して 黄褐色固体の該アセチレンを得た(5.7g、73%)。 工程7:2−メチル−3H−4−オキソ−5−(2−(4−カルボキシフェニル) エチニル)ピロロ[2,3−d]ピリミジンの合成 乾燥アセトニトリル(65mL)中の、工程6で得られるピロロピリミジン( 2.26g、13.0mmol)、p−ヨード安息香酸(3.24g、13.0 mmol)、およびN,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミド(11mL、 44.6mmol)の攪拌混合物を窒素下で4時間、40℃に加熱する。トリエ チルアミン(3.4mL、24.4mmol)を加え、混合物を乾燥窒素で20 分間脱酸素化した。予め調製した、アセトニトリル(10mL)中に塩化パラジ ウム(119mg、0.67mmol)およびトリフェニルホスフィン(347 mg、1.32mmol)を含む触媒混合物を3時間加熱還流した。反応混合物 を0℃に冷却し、水(1.8mL)を滴加して固形物を沈殿させ、これを濾過し 、アセトニトリルですすぎ、乾燥させて灰色固体の結合生成物を得た(3.15 g、82%)。 工程8:4−{[2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン −5−イル]エタ−2−イル}安息香酸(式(IV)の化合物)の合成 ジメチルホルムアミド(150mL)中の、工程7で得られるアセチレン(3 .1g、10.58mmol)および5%Pd/C(1.5g)の混合物を60 psi(414kPa)H2下、50℃で24時間攪拌した。混合物をCelite( 登録商標)521濾過物質で濾過して触媒を除去し、濾液をその最初の量の〜1 /5に濃縮した。メタノール(25mL)を加えて固形物を沈殿させ、これを濾 過し、メタノール(25mL)で洗浄し、乾燥させて灰色固体の生成物を得た( 1.45g、46%)。 工程9:4−{[2−メチル−4−オキソ−3H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン −5−イル]エタ−2−イル}安息香酸(N−スクシンイミドエステル)「活性エ ステル」(式(I)の化合物)の合成 ジメチルホルムアミド(50mL)中の、工程8で得られるカルボン酸(1. 3g、4.4mmol)およびN−ヒドロキシスクシンイミド(756mg、6 .6mmol)の攪拌溶液に、窒素化、室温で1,3−ジクロロヘキシルカルボ ジイミド(1.4g、6.7mmol)を加えた。反応混合物を24時間攪拌し 、次いで濾過してジシクロヘキシル尿素を除去した。濾過物を減圧下で濃縮し、 得られた残留物を20%メタノール/酢酸エチル(50mL)中で超音波処理し て固形物を得、これを濾過し、酢酸エチル(75mL)で洗浄し、次いで乾燥さ せて灰色固体の活性エステル(1.2g、69%)を得た。 製造例2 工程1:1−[2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン −5−イル]−2−[2−カルボキシチエン−5−イル]エチンの合成 アセトニトリル(65mL)中の、製造例1の工程1〜6で得られる2−メチ ル−3H−4−オキソ−5−エチンピロロ[2,3−d]ピリミジン(2.25g 、13.0mmol)、2−ブロモチオフェン−5−カルボン酸(2.71g、 13.0mmol)、およびN,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミド( 11mL、44.6mmol)の混合物を窒素下で4時間、40℃に加熱した。 トリエチルアミン(3.4mL、24.4mmol)を加え、この混合物を窒素 で20分間脱酸素化した。予め調製した、アセトニトリル(10mL)中に塩化 パラジウム(119mg、0.67mmol)、およびトリフェニルホスフィン (347mg、1.32mmol)を含む触媒混合物を加え、次いで、得られる 混合物を3時間加熱還流した。次に、反応混合物を0℃に冷却し、水(1.8m L)を滴加して沈殿物を形成させ、これを濾過し、アセトニトリルで洗浄し、乾 燥させて灰色固体の生成物を得た(3.57g、92%)。工程2:{2−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジ ン−5−イル]エタ−2−イル]チオフェン−5−イル}カルボン酸の合成 ジメチルホルムアミド(75mL)中の、製造例2の工程1で得られるアセチ レン(3.4g、11.26mmol)および5%Pd/C(3.4g)の混合 物を60psi(414kPa、H2下、50℃で24時間攪拌した。混合物をCe lite(登録商標)521濾過物質で濾過して触媒を除去し、濾液をその最初の量 の〜1/5に濃縮した。メタノール(25mL)を加えて固形物を沈殿させ、こ れを濾過し、メタノール(25mL)で洗浄し、乾燥させて灰色固体の生成物を 得た(1.26g、37%)。 工程3:{2−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジ ン−5−イル)エタ−2−イル]チオフェン−5−イル}カルボン酸(N−スクシ ンイミドエステル)「活性エステル」(式Iの化合物)の合成 N,N−ジメチルホルムアミド(40mL)中の、製造例2の工程2で得られ るカルボン酸(1.2g、3.8mmol)およびN−ヒドロキシスクシンイミ ド(661mg、5.8mmol)の攪拌溶液に、窒素化、室温で1,3−ジク ロロヘキシルカルボジイミド(1.2g、5.8mmol)を加えた。混合物を 室温で24時間攪拌し、次いで濾過してジシクロヘキシル尿素を除去した。濾過 物を減圧下で濃縮し、得られた残留物を20%メタノール/酢酸エチル(50m L)中で超音波処理して固形物を得、これを濾過し、酢酸エチル(75mL)で 洗浄し、次いで乾燥させて灰色固体の活性エステル(950mg、59%)を得 た。 製造例3 {2−フルオロ−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピ リミジン−5−イル]−エタ−2−イル]}安息香酸(N−スクシンイミドエステ ル)の製造 工程1:2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジンの合成2O(400mL)中の2,4−ジアミノ−6−ヒドロキシピリミジン(4 0g、317mmol)の懸濁液にNaHCO3(66.61g、793mmol )を加え、混合物を50℃に加熱した。クロロアセトアルデヒド(H2O中50 %、28.6g、46mL、365mmol)を40分間かけて滴加し、反応物 を1時間攪拌した。混合物を5〜10℃に冷却し、生成物を濾過した。濾過した 生成物をH2Oで洗浄し、H2O(130mL)で再度スラリーとし、濾過し、乾 燥させて褐色固体の生成物36.24g(76%)を得た。 工程2:2−t−ブチルアセトアミジル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3− d]ピリミジンの合成 2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(33.5g 、223mmol)、ピバル酸無水物(166.2g、180mL、893mm ol)、および4−ジメチルアミノピリジン(1.36g、11.1mmol) の混合物を120℃に加熱し、2時間攪拌した。反応物を40℃に冷却し、攪拌 しながらEt2O(400mL)に加えた。沈殿した生成物を濾過し、Et2Oで 洗浄し、Et2O(300mL)中で再度スラリーとし、これを濾過し、乾燥し て黄褐色固体の生成物36.72g(70%)を得た。工程3:2−t−ブチルアセトアミジル−3H−4−オキソ−5−(トリメチル シリルエチン)−ピロロ[2,3−d]ピリミジンの合成 DMF(125mL)中の2−t−ブチルアセトアミジル−3H−4−オキソ −ピロロ[2,3−d]ピリミジン(32.9g、140mmol)の懸濁液にN ,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミド(62.8g、76mL、309m mol)を加え、反応物を40℃で1.5時間攪拌した。次に、反応物を0℃に 冷却し、N−ヨードスクシンイミド(37.9g、168mmol)を加 えた。得られた混合物を、徐々に室温に温めながら2時間攪拌した。別のフラス コ中で、DMF(25mL)中の塩化パラジウム(II)(2.49g、14.0 mmol)およびトリフェニルホスフィン(7.37g、28.1mmol)の 混合物をRTで30分間攪拌した。ヨウ化銅(I)(2.67g、14.0mmo l)、トリエチルアミン(17.0g、23.5mL、168mmol)、およ び(トリメチルシリル)アセチレン(25.0g、254mmol)をピロロピリ ミジン反応物、次いでトリフェニルホスフィン−塩化パラジウム混合物に加えた 。得られた混合物をRTで18時間攪拌し、次いでCH3CN(1000mL) で希釈し、濾過してあらゆる不溶性物質を除去した。次に、水(31mL)を攪 拌しながら加え、得られた固形物を濾過し、CH3CNで洗浄し、次いで減圧下 で乾燥させて褐色固体の生成物23.84g(51%)を得た。工程4:2−t−ブチルアセトアミジル−3H−4-オキソ−5−エチン−ピロ ロ[2,3−d]ピリミジンの合成 DMF(150mL)中の2−t−ブチルアセトアミジル−3H−4-オキソ −5−(トリメチルシリルエチン)−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(19.55 g、59.2mmol)の溶液にテトラ−n−ブチルアンモニウムフロリド(1 5.47g、59.2mmol)を加え、反応物をRTで1.5時間攪拌した。 酢酸(4.4mL)、次いでH2O(200mL)を加えた。得られた固形物を 濾過し、H2Oで洗浄し、減圧下で乾燥して褐色固体の生成物12.94g(8 5%)を得た。 工程5:1−(2−t−ブチルアセトアミジル−3H−4−オキソ−ピロロ[2, 3−d]ピリミジン−5−イル)−2−(3−フルオロ−4−カルボニルメトキシ フェニル)エチンの合成 アセトニトリル(200mL)中の、2−t−ブチルアセトアミジル−3H− 4−オキソ−5−エチン−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(10.0g、38. 75mmol)、メチル2−フルオロ−4−ヨードベンゾエート(11.9g、 42.63mmol)、およびビス−トリメチルシリルアセトアミド(21mL 、85.13mmol)の混合物を窒素下で2.5時間40℃に加熱した。トリ −エチルアミン(10mL、71.70mmol)を加え、混合物を20分間脱 気した。次に、アセトニトリル(35mL)中に塩化パラジウム(343mg、 1.93mmol)およびトリ−フェニルホスフィン(1.02g、3.87m mol)を含む触媒混合物を加え、得られた混合物を2.5時間還流する。室温 に冷却した後、反応混合物を濾過し、水(5.0mL)を滴加して沈殿物を形成 させ、これを回収してアセトニトリル(125mL)ですすぎ、乾燥させて黄褐 色固体の生成物(11.92g、75%)を得た。 211944Fに対する 理論値:C、64.54;H、4.92;N、10.26;F、4.6 4% 実測値:C、60.76;H、4.71;N、13.43;F、6.3 5%。 工程6:{2−フルオロ−4−[(2−t−ブチルアセトアミジル−3H−4−オ キソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)−エタ−2−イル]}安息香酸 メチルエステルの合成 DMF(140mL)中の、製造例3の工程5で得られるアセチレン(11. 9g、29.0mmol)および5%Pd/C(6.0g)の混合物を60ps i(414kPa)H2下、室温で24時間攪拌した。混合物をCelite(登録商 標)521濾過物質で濾過して触媒を除去し、濾液を少量に濃縮し、メタノール (50mL)を加えた。生成物を濾過し、メタノール(75mL)で洗浄し、乾 燥させて黄褐色固体を得た(7.1g、59%)。 212344Fに対する 理論値:C、60.86;H、5.59;N、13.52;F、4.5 8% 実測値:C、60.93;H、5.66;N、13.74;F、4.5 2%。 工程7:{2−フルオロ−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3 −d]ピリミジン−5−イル)−エタ−2−イル]}安息香酸の合成 製造例3の工程6から得られる保護アミノ酸(7.0g、16.9mmol) をエタノール(235mL)中のp−トルエンスルホン酸(7.1g、37.2 mmol)と混合し、一夜(18時間)還流した。室温に冷却した後、固形物を 回収し、新鮮エタノールですすいだ。乾燥させずに固形物を水性NaOH(10 0mL、1N)にとり、45℃で2時間攪拌した。室温に冷却した後、溶液を水 性HCl(1N)でpH3に調整した。得られた固形物を吸引濾過により回収し 、水ですすぎ、次いで乾燥させて黄褐色固体の生成物(4.96g、94%)を 得た。 151343Fに対する 理論値:C、56.96;H、4.14;N、17.71;F、6.0 1% 実測値:C、53.06;H、4.14;N、16.65;F、5.2 0%。 工程8:{2−フルオロ−4−[(2−アミノ−3H−4-オキソ−ピロロ[2,3 −d]ピリミジン−5−イル)−エタ−2−イル]}安息香酸(N−スクシンイミド エステル)の合成 DMF(80mL)中の、製造例7の工程3で得られる酸(4.80g、15 .2mmol)、N−ヒドロキシスクシンイミド(2.10g、18.3mmo l)、および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド( 3.50g、18.3mmol)の混合物を窒素下、室温で24時間攪拌した。 反応混合物を濃縮し、残留物を水性HCl(100mL、1N)中で超音波処理 した。固形物を濾過し、水(150mL)ですすぎ、乾燥させて黄色固体の該エ ステルを得た(5.83g、92%)。 191655Fに対する 理論値:C、55.21;H、3.90;N、16.94% 実測値:C、52.14;H、4.01;N、15.94%。製造例4 4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イ ル)−エタ−2−イル]}安息香酸(N−スクシンイミドエステル)の製造 工程1:4−[(2−t−ブチルアセトアミジル−3H−4−オキソ−ピロロ[2 , 3−d]ピリミジン−5−イル)−エチン−2−イル]}安息香酸の合成 CH3CN(4mL)中の、製造例3の工程4から得られる該アセチレン(2 58mg、1.0mmol)および4−ヨード安息香酸(248mg、1.0m L)の溶液に、N−O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミド(671mg、 0.82mL、3.3mmol)を加え、反応物を40℃で2時間攪拌した。別 のフラスコ中で、DMF(1mL)中の塩化パラジウム(11)(9mg、0. 05mmol)およびトリフェニルホスフィン(26mg、0.1mmol)の 混合物をRTで90分間攪拌した。トリエチルアミン(182mg、0.25m L、1.8mmol)をアセチレン混合物、次いでトリフェニルホスフインー塩 化パラジウム混合物に加えた。次に、反応物を2時間還流し、冷却し、H2O( 1NHCl 6〜8滴を含む1mL)を加えた。得られる固形物を濾過し、CH3 CNで洗浄し、減圧下で乾燥させた。粗生成物をシリカゲルフラッシュクロマ トグラフィー(0.25%AcOH/10%MeOH/CH2Cl2)で精製し、 黄褐色固体の生成物111mg(29%)を得た。 工程2:4−[(2−t−ブチルアセトアミジル−3H−4−オキソ−ピロロ[2 ,3−d]ピリミジン−5−イル)−エタ−2−イル]}安息香酸の合成 メタノール(15mL)中の製造例4の工程1から得られるアセチレン(49 7mg、1.31mmol)の溶液に、5%Pd/C(250mg)を加え、混 合物を60psi(414kPa)H2下、50℃で24時間攪拌した。反応物 を濾過し、減圧下で濃縮し、メタノールでトリチュレートした。得られた固形物 を濾過し、乾燥して灰白色固体の生成物232mg(46%)を得た。 工程3:4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン −5−イル)−エタ−2−イル]}安息香酸の合成 EtOH(200mL)中の製造例4の工程2から得られる保護アミン(5. 76g、15.1mmol)の溶液に、p−トルエンスルホン酸1水和物(6. 30g、33.1mmol)を加え、混合物を16時間還流温度で攪拌した。反 応物を冷却し、得られた沈殿物を濾過し、EtOHで洗浄し、減圧乾燥し、トシ ック(tosic)酸塩として生成物5.22g(74%)を得た。試料を水性LiO Hに溶解し、溶液を1N HClでpH3に酸性化し、固形物を濾過し、H2Oで 洗浄し、減圧乾燥して黄褐色固体の生成物を得た。 工程4:4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン −5−イル)−エタ−2−イル]安息香酸(N−スクシンイミドエステル)の合成 DMF(150mL)中の製造例4の工程4から得られる酸(10.0g、3 3.5mmol)およびN−ヒドロキシスクシンイミド(4.24g、36.9 mmol)の溶液に、1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド(7.61g、 36.9mmol)を加え、反応物をRTで一夜攪拌した。20時間後、混合物 を濾過し、透明溶液を減圧下で濃縮した。粗生成物を20%iPrOH/EtO Acでトリチュレートして濾過し、次いで再度トリチュレートし、減圧乾燥して 白色固体の生成物10.36g(76%)を得た。 191755に対する 理論値:C、57.72;H、4.33;N、17.71% 実測値:C、57.54;H、4.43;N、17.42%。製造例5 注:製造例5すべてにおいて、「活性エステル」は製造例1、2、3、または 4のいずれかに記載の製造法により製造されたスクシンイミドエステルを表し、 用語アミンは式IIのアミン(すなわち、R1およびR2が前記と同意義であるHN R12)を表す。 5A.迅速アナログプロセス(RAP)一般的手順A 乾燥ジメチルホルムアミド(3mL)中の活性エステル(0.126mmol )、アミン(0.38mmol)、およびN,O−ビス(トリメチルシリル)アセ トアミド(0.2mL、0.81mmol)の混合物を窒素下で18〜48時間 、55℃に加熱する。1N水性HCl(0.05mL)で反応を止め、次いで溶 媒を減圧下で除去して残留物を得、これをキシレン(6mL)を用いて共沸混合 物とし、高減圧下で乾燥させて残留するいかなる微量の溶媒をも除去する。残留 物を1N水性HCl(15mL)と共に〜0.5時間超音波処理し、得られる固 形物を濾過し、水(5mL)、ジエチルエーテル(5mL)で洗浄し、次いで乾 燥して固体の所望の生成物を得る。 5B.迅速アナログプロセス(RAP)一般的手順B 乾燥ジメチルホルムアミド(3mL)中の活性エステル(0.126mmol )、アミン(0.38mmol)、およびN,O−ビス(トリメチルシリル)アセ トアミド(0.2mL、0.81mmol)の混合物を窒素下で18時間、55 ℃に加熱する。エチレンジアミン(〜20当量)を加え、溶液を55℃でさらに 0.5時間攪拌した。次に、1N水性HCl(0.05mL)で反応を止め、次 いで溶媒を減圧下で除去して残留物を得、これをキシレン(6mL)を用いて共 沸混合物とし、高減圧下で乾燥させていかなる微量の残留溶媒をも除去する。残 留物を1N水性HCl(15mL)と共に〜0.5時間超音波処理し、得られる 固形物を濾過し、水(5mL)、ジエチルエーテル(5mL)で洗浄し、次い で乾燥して固体の所望の生成物を得る。 5C.迅速アナログプロセス(RAP)一般的手順C ジメチルホルムアミド(3mL)中の活性エステル(0.126mmol)の 溶液に1N水性NaOH(0.634mmol)中のアミノ酸(0.634mm ol)の溶液を加え、溶液を窒素下で18時間、55℃に加熱する。次に、1N 水性HCl(2mL)で反応を止める。次に、溶媒を減圧下で除去して残留物を 得、これをキシレン(6mL)を用いて共沸混合物とし、高減圧下で乾燥してい かなる微量の残留溶媒をも除去する。残留物を1N水性HCl(15mL)と共 に〜0.5時間超音波処理し、水(5mL)、ジエチルエーテル(5mL)で洗 浄し、次いで乾燥して固体の所望の生成物を得る。製造例6 製造例7に用いるL−グルタミン酸の出発物質の製造:一般的スルホンアミドカ ップリング手順D 製造例4を用いて製造した活性エステル(7.59g、19.2mmol)お よびL−グルタミン酸−α−t−ブチルエステル(5.85g、28.8mmo l)を一般的手順5Aに従って16時間反応させ、緑色固体のα−t−ブチル− N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)−エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グルタミン酸生成物(9.1g、9 8%)を得た。 製造例7 一般的スルホンアミドカップリング手順D ジメチルホルムアミド中の、製造例6を用いて製造したL−グルタミン酸(1 当量)、スルホンアミド(3当量)、およびN,N−ジメチルアミノピリジン( 1当量)の混合物をジシクロヘキシルカルボジイミド(1.5当量)で処理し、 RTで一夜攪拌する。反応物を濾過し、溶媒を減圧下で除去した。得られる粗生 成物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(0.5%AcOH含有MeO H/CH2Cl2混合物)で精製し、固体の所望の生成物を得る。実施例1 N−α−4−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン −5−イル)−エタ−2−イル]−ベンゾイル−N−Δ−BOC−L−オルニチン の合成 製造例1の工程9から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−BOC−オルニチン(88mg、0.38mmol)を一般的手順5Aに 従って反応させ、灰色固体の生成物を得た(40mg、61%)。 実施例2 N−4−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)−エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−バリンの合成 製造例1の工程9から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) およびL−バリン(74mg、0.63mmol)を一般的手順5Aに従って反 応させ灰色固体の生成物を得た(28mg、55%)。 実施例3 N−4−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル−エタ−2−イル]−ベンゾイルグリシンの合成 製造例1の工程9から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とグリシン(48mg、0.64mmol)を一般的手順5Aに従って反応させ 黄褐色固体の生成物を得た(34mg、75%)。 実施例4 N−{2−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン− 5−イル)エタ−2−イル]チオフェン−5−イル}カルボニル−α−アミノアジ ピン酸の合成 製造例2の工程3から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とα−アミノアジピン酸(40mg、0.25mmol)を一般的手順5Aに従 って反応させ、黄色固体の生成物を得た(13mg、23%)。 実施例5 N−{2−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン− 5−イル)エタ−2−イル]チオフェン−5−イル}−カルボニル−2−アミノ− 4−ホスホノブチル酸の合成 製造例2の工程3から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とDL−2−アミノ−4−ホスホノブチル酸(68mg、0.38mmol)を 一般的手順5Aに従って反応させ、灰色固体の生成物を得た(22mg、38% )。 実施例6 N−{2−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン− 5−イル)エタ−2−イル]チオフェン−5−イル}−カルボニル−トランス−4 −(アミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸の合成 製造例2の工程3から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とトランス−4−(アミノメチル)シクロヘキサンカルボン酸(40mg、0.2 5mmol)を一般的手順5Aに従って反応させ、灰色固体の生成物を得た(1 3mg、23%)。 実施例7 N−{2−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン− 5−イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−アスパラギン酸の合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−アスパラギン酸(50mg、0.38mmol)を一般的手順5Aに従っ て反応させ、桃色固体の生成物を得た(43mg、83%)。 実施例8 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]-ベンゾイル−L−アラニンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−アラニン(34mg、0.38mmol)の混合物を一般的手順5Aに従 って反応させ、淡桃色固体の生成物を得た(43mg、91%)。 181954に対する 理論値:C、58.53;H、5.18;N、18.96% 実測値:C、50.26;H、4.99;N、16.57%。実施例9 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−フェニルアラニンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−フェニルアラニン(63mg、0.38mmol)の混合物を一般的手順 5Aに従って反応させ、灰白色固体の生成物を得た(46mg、82%)。 242354に対する 理論値:C、64.71;H、5.20;N、15.72% 実測値:C、60.72;H、5.28;N、14.82%。実施例10 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−セリンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−セリン(50mg、0.38mmol)の混合物を一般的手順5Aに従っ て反応させ、桃色固体の生成物を得た(40mg、82%)。 181955に対する 理論値:C、56.10;H、4.97;N、18.17% 実測値:C、50.04;H、4.70;N、16.34%。実施例11 α−アミノ−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピ リミジン−5−イル)エタ−2−イル]−ベンゾイルチオフェン酢酸の合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とDL−α−アミノ−2−チオフェン酢酸(60mg、0.38mmol)を一 般的手順5Cに従って反応させ、淡褐色固体の生成物を得た(49mg、89% )。 実施例12 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−プロリンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−プロリン(44mg、0.38mmol)の混合物を一般的手順5Aに従 って反応させ、灰白色固体の生成物を得た(25mg、50%)。 実施例13 N−イソプロピル−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d] ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンズアミドの合成 CH2Cl2/MeOH中の、製造例4の工程4から得られる活性エステル(7 5mg、0.19mmol)とイソプロピルアミン(50μL、0.57mmo l)の混合物を窒素下、室温で2.5時間攪拌した。反応物を減圧下で濃縮し、 粗生成物を水性HCl中で超音波処理して濾過した。固形物をH2O中で超音波 処理し、固形物を濾過して乾燥し、灰白色固体の生成物を得た(42mg、66 %)。 実施例14 N−ベンジル−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリ ミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンズアミドの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とベンジルアミン(41mg、40μL、0.38mmol)の混合物を一般的 手順5Aに従って反応させ、灰色固体の生成物を得た(43mg、88%)。 実施例15 γ−テトラゾール−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3 −d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−グルタミン酸 の合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−グルタミン酸γ−テトラゾール水和物(72mg、0.38mmol)を 一般的手順5Cに従って18時間反応させ、灰白色固体の生成物を得た(52m g、91%)。 実施例16 γ−テトラゾール−N−{2−フルオロ−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ −ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−L −グルタミン酸の合成 製造例3の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−グルタミン酸−γ−テトラゾール(69mg、0.36mmol)を一般 的手順5Aに従って16時間反応させ、褐色固体の生成物を得た(43mg、7 6%)。 実施例17 γ−4−カルボキシフェニルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4 −オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイ ル−L−グルタミン酸の合成 工程1:γ−t−ブチル−γ−4−カルボキシメチルフェニルスルホンアミル− N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]ベンゾイルグルタメートの合成 製造例6から得られるカルボン酸(500mg、1.03mmol)とメチル 4−(アミノスルホニル)ベンゾエート(668mg、3.10mmol)を製造 例7のスルホンアミドカップリング法に従って16時間反応させ、白色固体の生 成物を得た(326mg、46%)。 工程2:γ−t−ブチル−γ−4−カルボキシフェニルスルホンアミル−N−4 −[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル )エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グルタミン酸の合成 ジオキサン/H2O(15mL)中の、実施例17の工程1から得られるメチ ルエステル(304mg、0.45mmol)および1N水性LiOH(1.1 1mL、1.11mmol)の溶液を100℃で5時間攪拌した。反応物を冷却 し、少量に濃縮し、pH2に酸性化し、得られた固形物を濾過した。粗生成物を フラッシュクロマトグラフィー(0.5%AcOH/15%MeOH/CH2C l2)により精製し、白色固体の生成物を得た(173mg、58%)。 工程3:γ−4−カルボキシフェニルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ −3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イ ル]ベンゾイル−L−グルタミン酸の合成 実施例17の工程2から得られるtert−ブチルエステル(149mg)0 .22mmol)およびトリフルオロ酢酸(5mL)をRTで1時間攪拌した。 反応物を減圧下で濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(5%H2O/ 5%AcOH/CH3CN〜10%H2O/5%AcOH/CH3CN)により精 製し、灰白色固体の生成物を得た(132mg、97%)。 実施例18 γ−3−カルボキシフェニルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4 −オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2-イル]ベンゾイ ル−L−グルタミン酸の合成 工程1:γ−t−ブチル−γ−3−カルボキシメチルフェニルスルホンアミル− N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]ベンゾイルグルタメートの合成 製造例6から得られるカルボン酸(500mg、1.03mmol)およびメ チル3−(アミノスルホニル)ベンゾエート(668mg、3.10mmol)を製 造例7記載のスルホンアミドカップリング法に従って18時間反応させ、白色固 体の生成物を得た(273mg、39%)。工程2:−γ−t−ブチル−γ−3−カルボキシフェニルスルホンアミル−N− 4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イ ル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グルタミン酸の合成 ジオキサン/H2O(15mL)中の、メチルエステル(241mg、0.3 54mmol)および1N水性LiOH(0.88mL、0.88mmol)の 溶液を100℃で4時間攪拌した。反応物を冷却し、少量に濃縮し、pH2に酸 性化し、得られた固形物を濾過した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー (0.5%AcOH/15%MeOH/CH2Cl2)により精製し、白色固体の 生成物を得た(111mg、47%)。 工程3:γ−3−カルボキシフェニルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ− 3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル] ベンゾイル−L−グルタミン酸の合成 実施例18の工程1から得られるtert−ブチルエステル(78mg、0. 12mmol)およびトリフルオロ酢酸(3mL)をRTで1時間攪拌した。反 応物を減圧下で濃縮し、粗生成物をAcOH/CH3CN中で超音波処理し、遠 心し、乾燥させて緑色固体の生成物を得た(65mg、91%)。 実施例19 ジメチルホルムアミド(2mL)中の活性エステル(100mg、0.25m mol)およびジメチルDL−3−カルボキシシクログリシネート(116mg 、0.51mmol)を50℃で17時間攪拌した。反応物を濃縮し、フラッシ ュクロマトグラフィー(10%MeOH/CH2Cl2)により精製し、白色固体 の所望の中間体生成物を得た(61mg、47%)。MS(FD)m/z509( M+、100)。 得られた上記化合物のジメチルエステル前駆体(61mg、0.12mmol )をジオキサン(3mL)およびH2O(2mL)中の1N水性NaOH(0. 36mL、0.36mmol)と50℃で4時間反応させた。反応物を濃縮し、 粗生成物を1N水性HClと共に超音波処理し、得られる固形物を濾過し、H2 O、Et2Oで洗浄し、次いで乾燥させて緑色固体の生成物を得た(43mg、 74%)。 実施例2 γ−テトラゾール−N−{2−[2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3 −d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]チオフェン−5−イル}カルボニル −L−グルタミン酸の合成 製造例2の工程3から得られる活性エステル(50mg、0.124mmol )およびL−(γ−テトラゾール)グルタミン酸(118mg、0.623mmo l)を一般的手順5Aに従って16時間反応させ、白色固体の生成物を得た(1 8mg)30%)。 実施例21 N−{2−フルオロ−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d ]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル}−L−tert−ロイシン の合成 製造例3の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol)お よびL−tert−ロイシン(95mg、0.73mmol)を一般的手順5B に従って20時間反応させ、黄褐色固体の生成物を得た(38mg、49%)。 実施例22 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−tert−ロイシンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) およびL−tert−ロイシン(50mg、0.38mmol)を一般的手順5 Cに従って16時間反応させ、青色固体の生成物を得た(46mg、88%)。 実施例23 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−バリンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(200mg、0.51mmol )およびL−バリン(178mg、1.52mmol)を一般的手順5Aに従っ て16時間反応させ、淡緑色固体の生成物を得た(120mg、60%)。 実施例24 γ−メチルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ [2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グルタミ ン酸の合成 工程1:γ−t−ブチル−γ−メチルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ− 3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル ]ベンゾイル−グルタメートの合成 製造例6から得られるカルボン酸(3.0g、6.20mmol)およびメタ ンスルホンアミド(1.77g、18.6mmol)を製造例7記載のスルホン アミドカップリング法に従って14時間反応させ、白色固体の生成物を得た(1 .33g、38%)。 工程2:γ−メチルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ −ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2-イル]ベンゾイル−L− グルタミン酸の合成 実施例24の工程1から得られるtert−ブチルエステル(150mg、0 .40mmol)およびトリフルオロ酢酸(3mL)をRTで3時間攪拌した。 反応物を減圧下で濃縮し、粗生成物を1N HCl中で超音波処理し、濾過し、 H2O、およびEt2oで洗浄し、乾燥させて灰白色固体の生成物を得た(28m g、14%)。 実施例25 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]−ベンゾイルL−オルニチンの合成 ジメチルスルホキシド(1mL)中のフタルイミド保護アミン(上記、実施例 44参照)(65mg、0.12mmol)の溶液に2.5N水性NaOH(0 .2mL)を1分間かけて滴加した。反応物をRTで5分間攪拌し、H2Oで希 釈し、1N HClでpH2に酸性化し、得られた固形物を濾過し、H2Oおよび Et2Oで洗浄し、次いで乾燥させて白色固体の生成物を得た(49mg、73 %)。 実施例26 ジメチルホルムアミド(2mL)中の、活性エステル(100mg、0.25 mmol)およびジメチルDL−4−カルボキシシクロヘキシルグリシネート( 117mg、0.51mmol)を75℃で20時間攪拌した。反応物を濃縮し 、フラッシュクロマトグラフィー(10%MeOH/CH2Cl2)により精製し て灰白色固体の、上記化合物のジメチルエステルを得た(33mg、25%)。 MS(FD)m/s 509(M+、100)。 得られたジメチルエステル(130mg、0.25mmol)をジメチルスル ホキシド(2mL)中の2.5N水性NaOH(0.4mL)とRTで1時間反 応させた。反応物を酸性化し、得られた固形物を濾過し、H2O、Et2Oで洗浄 し、次いで乾燥して白色固体の標記化合物を得た(93.5mg、76%)。 実施例27 活性エステル(50mg、0.13mmol)とメチルスルホンアミド(15 0mg、0.67mmol)を一般的手順5Bに従って20時間反応させ、褐色 固体の生成物を得た(35mg、55%)。 実施例28 γ−アミノ−N−{2−フルオロ−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロ ロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]}−ベンゾイル−2−チ オフェン酢酸の合成 製造例3の工程4から得られる活性エステル(75mg、0.18mmol) とDL−α−アミノ−2−チオフェン酢酸(114mg、0.73mmol)を 一般的手順5Bに従つて20時間反応させ、褐色固体の生成物を得た(40mg 、61%)。 実施例29 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]}−ベンゾイル−4−カルボキシフェニルグリシンの合 成 工程1:ジメチル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3 −d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]}-ベンゾイル−4−カルボキシフ ェニルグリシネートの合成 ジメチルホルムアミド(2mL)中の、製造例4の工程4から得られる活性エ ステル(100mg、0.25mmol)およびジメチルDL−4−カルボキシフ ェニルグリシネート(135mg、0.60mmol)を50℃で16時間、次 いで75℃で20時間攪拌した。反応物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィ ー(5%MeOH/CH2Cl2、15%MeOHに代える)により精製し、灰白 色固体の生成物を得た(97mg、76%)。 工程2:N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミ ジン−5−イル)エタ−2−イル]}−ベンゾイル−4−カルボキシフェニルグリ シンの合成 実施例29の工程1から得られるジメチルエステル(95mg、0.19mm ol)をジオキサン(3mL)およびH2O(2mL)中の1N水性NaOH( 0.57mL、0.57mmol)とRTで3時間反応させた。反応物を濃縮し 、粗生成物を1N水性HClと共に超音波処理し、得られる固形物を濾過し、H2 O、Et2Oで洗浄し、次いで乾燥させて緑色固体の生成物を得た(69mg、 77%)。 実施例30 γ−エタンスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ [2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−グルタミン酸 の合成 工程1:γ−t−ブチル−γ−エタンスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ− 3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル ]ベンゾイル−グルタメートの合成 製造例6から得られるカルボン酸(400mg、0.83mmol)およびエ タンスルホンアミド(271mg、2.48mmol)を製造例7記載のスルホ ンアミドカップリング法に従って18時間反応させ、白色固体の生成物を得た( 198mg、42%)。工程2:γ−エタンスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ −ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L− グルタミン酸の合成 実施例30の工程1から得られるtert−ブチルエステル(175mg、0 . 30mmol)およびトリフルオロ酢酸(5mL)をRTで1時間攪拌した。反 応物を減圧下で濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(5%AcOH/ 5%H2O/CH2CN)により精製し、灰白色固体の生成物を得た(81mg、 51%)。 実施例31 γ−n−ブチルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピ ロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グル タミン酸の合成 工程1:γ−t−ブチル−γ−n−ブチルスルホンアミル−N−4−[(2−アミ ノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2− イル]ベンゾイルグルタメートの合成 カルボン酸(400mg、0.83mmol)およびn−ブチルスルホンアミ ド(340mg、2.48mmol)を製造例7記載のスルホンアミドカップリ ング法に従って16時間反応させ、白色固体の生成物を得た(199mg、40 %)。 工程2:γ−n−ブチルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オ キソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル− L−グルタミン酸の合成 実施例31の工程1から得られるtert−ブチルエステル(161mg、0 .27mmol)およびトリフルオロ酢酸(5mL)をRTで1時間攪拌した。 反応物を減圧下で濃縮し、粗生成物をAcOH/CH3CN中で超音波処理し、 遠心し、乾燥させて緑色固体の生成物を得た(133mg、91%)。 実施例32 N−{2−フルオロ−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d ]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]}ベンゾイル−L−バリンの合成 製造例3の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) およびL−バリン(59mg、0.50mmol)を一般的手順5Bに従って2 0時間反応させ、黄褐色固体の生成物を得た(39mg、77%)。 実施例33 アロ−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジ ン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−イソロイシンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) およびL−アロ−イソロイシン(83mg、0.63mmol)を一般的手順5 Aに従って16時間反応させ、淡青色固体の生成物を得た(41mg、79%) 。 実施例34 4−イソプロピルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ− ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グ ルタミン酸の合成 工程1:γ−t−ブチル−γ−4−イソプロピルスルホンアミル−N−4−[(2 −アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ −2−イル]ベンゾイル−グルタメートの合成 製造例6から得られるカルボン酸(400mg、0.83mmol)およびi −プロピルスルホンアミド(306mg、2.48mmol)を製造例7記載の スルホンアミドカップリング法に従って18時間反応させ、白色固体の生成物を 得た(233mg、48%)。 工程2:4−イソプロピルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4− オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル −L−グルタミン酸の合成 実施例34の工程1から得られるtert−ブチルエステル(80mg、0. 14mmol)およびトリフルオロ酢酸(2mL)をRTで1時間攪拌した。反 応物を減圧下で濃縮し、粗生成物を1:1 CH3CN/Et2O中で超音波処理 し、濾過し、乾燥させて緑色固体の生成物を得た(63mg、87%)。 実施例35 α,γ−ビス−テトラゾール−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロ ロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−グルタメー トの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とDL−グルタミン酸、α,γ−ビステトラゾール(74mg、0.38mmo l)を一般的手順5Cに従って80時間反応させ、淡緑色固体の生成物を得た( 47mg、78%)。 実施例36 β−メチル−N−{2−フルオロ−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロ ロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グルタ ミン酸の合成 製造例3の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とDL−メチルグルタミン酸(117mg、0.73mmol)を一般的手順5 Bに従って20時間反応させ、青色固体の生成物を得た(21mg、38%)。 2つのジアステレオマーの混合物、比3:2(異性体1:異性体2)。 実施例37 α−フェニル−N−{2−フルオロ−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピ ロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−グリシン の合成 製造例3の工程4から得られる活性エステル(75mg、0.18mmol) とs−フェニルグリシン(110mg、0.73mmol)を一般的手順5Bに 従って20時間反応させ、黄褐色固体の生成物を得た(69mg、85%)。 実施例38 γ−(α−トルエンスルホンアミル)−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキ ソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル −L−グルタミン酸の合成 工程1:α−t−ブチル−γ−(α−トルエンスルホンアミル)−N−4−[(2− アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ− 2−イル]ベンゾイル−グルタメートの合成 製造例6から得られるカルボン酸(400mg、0.83mmol)とα−ト ルエンスルホンアミド(425mg、2.48mmol)を製造例7記載のスル ホンアミドカップリング法に従って20時間反応させ、白色固体の生成物を得た (236mg、45%)。工程2:γ−(α−トルエンスルホンアミル)−N−4−[(2−アミノ−3H−4 −オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイ ル−L−グルタミン酸の合成 実施例38の工程1から得られるtert−ブチルエステル(211mg、0 .33mmol)およびトリフルオロ酢酸(5mL)をRTで1時間攪拌した。 反応物を減圧下で濃縮し、粗生成物をAcOH/CH3CN中で超音波処理し、 遠心し、乾燥させて淡青色固体の生成物を得た(207mg)。試料少量(50 mg)をさらに逆相prepHPLC(H2O)により精製して白色固体の生成 物を得た(14mg、28%)。 実施例39 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−2−アミノ−L−アジピン酸の合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) と2−アミノ−L−アジピン酸(61mg、0.38mmol)を一般的手順5 Aに従って18時間反応させ、淡灰色固体の生成物を得た(32mg、57%) 。 実施例40 γ−4−ベンゼンスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ− ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グ ルタミン酸の合成 工程1:α−t−ブチル−γ−4−ベンゼンスルホンアミル−N−4−[(2−ア ミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2 −イル]ベンゾイル−グルタメートの合成 製造例6から得られるカルボン酸(400mg、0.83mmol)とベンゼ ンスルホンアミド(390mg、2.48mmol)を製造例7記載のスルホン アミドカップリング法に従つて20時間反応させ、白色固体の生成物を得た(2 00mg、39%)。 工程2:γ−4−ベンゼンスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4− オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]−ベンゾイ ル−L−グルタミン酸の合成 実施例40の工程1から得られるtert−ブチルエステル(175mg、0 .28mmol)およびトリフルオロ酢酸(4mL)をRTで1時間攪拌した。 反応物を減圧下で濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(5%H2O/ 5%AcOH/CH3CN)により精製し、淡緑色固体の生成物を得た(70m g、44%)。 実施例41 β−メチル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピ リミジニル−5−イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−グルタミン酸の合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とDL−β−メチルグルタミン酸(61mg、0.38mmol)を一般的手順 5Cに従って18時間反応させ、灰色固体の生成物を得た(40mg、71%) 。 実施例42 γ−2−カルボキシフェニルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4 −オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン5−イル)エタ−2−イル]−ベンゾイ ル−L−グルタミン酸の合成 カルボン酸(500mg、1.03mmol)とメチル2−(アミノスルホニ ル)ベンゾエート(668mg、3.10mmol)をスルホンアミドカップリ ング法に従つて18時間反応させ、白色固体の、上記化合物のメチルベンゾエー トエステル/ピバロエートエステルを得た(363mg、51%)。 ジメチルスルホキシド(1mL)中の、得られたジエステル(50mg、0. 08mmol)およびNaOH(2.5N、0.2mL)をRTで45分間攪拌 した。反応物をH2Oで希釈し、1N HClで酸性化し(pH2〜3)、固形物 を濾過し、次いで乾燥して黄褐色固体の標記化合物を得た(29mg、59%) 。 実施例43 N−(3−ニトロベンジル)−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ-ピロロ[2, 3−d]ピリミジン5−イル)エタ−2−イル]ベンズアミドの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) と3−(アミノメチル)ニトロベンゼン(57mg、0.38mmol)を一般的 手順5A(N,O−ビス(トリメチルシリル)アセトアミドを用いなかったこと以 外)に従って16時間反応させ、灰白色固体の生成物を得た(57mg)。 実施例44 N−α−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン 5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−N−δ−フタルイミド−L−オルニチン の合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とN−δ−フタルイミド−L−オルニチン・塩酸(113mg、0.38mmo l)を一般的手順5Cに従って16時間反応させ、黄色固体の生成物を得た(5 4mg、78%)。 実施例45 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−3−カルボキシフェニルグリシンの合成 工程1:ジメチル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3 −d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−3−カルボキシフ ェニルグリシネートの合成 ジメチルホルムアミド(2mL)中の、製造例4の工程4から得られる活性エ ステル(100mg、0.25mmol)およびジメチルDL−3−カルボキシ フェニルグリシネート(113mg、0.51mmol)を50℃で18時間攪 拌した。反応物を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(10%MeOH/C H2Cl2)により精製して白色固体の生成物を得た(108mg、85%)。 工程2:N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミ ジン−5−イル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−3−カルボキシフェニルグリシ ンの合成 実施例45の工程1から得られるジメチルエステル(105mg、0.21m mol)を、ジオキサン(3mL)およびH2O(1mL)中の1N水性NaO H(0.62mL、0.62mmol)とRTで3時間反応させた。反応物を濃 縮し、粗生成物を1N水性HClと共に超音波処理し、得られた固形物を濾過し 、H2O、Et2Oで洗浄し、次いで乾燥させて淡黄色固体の生成物を得た(89 mg、90%)。 実施例46 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル]エタ−2−イル]−ベンゾイルフェニルグリシンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) およびL−フェニルグリシン(96mg、0.63mmol)を一般的手順5A に従って16時間反応させ、灰白色固体の生成物を得た(43mg、78%)。 実施例47 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン− 5−イル]−ベンゾイル−L−イソロイシンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) およびL−イソロイシン(50mg、0.38mmol)を一般的手順5Aに従 って16時間反応させ、淡緑色固体の生成物を得た(50mg、96%)。 実施例48 N−{2−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン− 5−イル)エタ−2−イル]チオフェン−5−イル}−カルボニル−L−グルタミ ン酸 DMF(1mL)中の、製造例2の工程3から得られる活性エステル(33m g、0.082mmol)およびL−グルタミン酸ジ−t−ブチルエステル(1 27mg、0.49mmol)の混合物を一般的手順5Aに従って(N,O−ビ ス(トリメチルシリル)アセトアミドを用いなかった以外)18時間反応させ た。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をTHF(6mL)と1N HCl(2m L)の混合物に溶解し、次いで2時間還流した。5N HCl(2mL)を加え 、さらに3時間還流し、次いでRTで一夜攪拌した。溶媒を減圧下で除去し、粗 生成物をH2Oと共に超音波処理し、濾過し、H2Oで洗浄し、乾燥して暗黄色固 体の、所望の生成物を得た(12mg、34%)。 実施例49 α−ベンゾイル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3− d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイルグルタメートの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−グルタミン酸−α−ベンジルエステル(120mg、0.51mmol) を一般的手順5Aに従って16時間反応させ、白色固体の生成物を得た(59m g、90%)。 実施例50 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グルタミン酸γ−ベンジルエステルの 合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−グルタミン酸−γ−ベンジルエステル(120mg、0.51mmol) を一般的手順5Aに従って16時間反応させ、白色固体の生成物を得た(65m g、99%)。 実施例51 α−L−バリン−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3− d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グルタメートの合 成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−glu−α−L−val(100mg、0.41mmol)を一般的手順 5Aに従つて16時間反応させ、黄褐色固体の生成物を得た(64mg、96% )。 実施例52 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−クロロフェニルアラニンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とDL−4−クロロフェニルアラニン(101mg、0.51mmol)を一般 的手順5Aに従って16時間反応させ、黄褐色固体の生成物を得た(38mg、 63%)。 実施例53 N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−トランス−4−(アミノメチル)シクロヘキ サン−カルボン酸の合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とトランス−4−(アミノメチル)シクロヘキサン−カルボン酸(60mg、0. 38mmol)を一般的手順5Aに従って16時間反応させ、暗赤色固体の生成 物を得た(53mg、96%)。 実施例54 N-{2−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]チオフェン−5−イル}カルボニル−L−メルファラ ンの合成 製造例2の工程3から得られる活性エステル(50mg、0.124mmol )とL−メルファラン(116mg、0.499mmol)を一般的手順5Aに 従って16時間反応させ、白色固体の生成物を得た(70mg、97%)。 実施例55 N-4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5 −イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−イソグルタメートの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−イソグルタミン(55mg、0.38mmol)を一般的手順5Cに従っ て24時間反応させ、緑色固体の生成物を得た(52mg、96%)。 実施例56 α−アミノ−N-4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピ リミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−シクロヘキサンプロピオン酸 の合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) と(s)−(−)−α−アミノシクロヘキサンプロピオン酸(87mg、0.51m mol)を一般的手順5Aに従って16時間反応させ、淡青色固体の生成物を得 た(34mg、60%)。 実施例57 4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イ ル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−ロイシンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−ロイシン(50mg、0.38mmol)を一般的手順5Aに従って18 時間反応させ、非常に淡い緑色の固体生成物を得た(39.5mg、76%)。 実施例58 4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イ ル)エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−トリプトファンの合成 製造例4の工程4から得られる活性エステル(50mg、0.13mmol) とL−トリプトファン(77mg、0.38mmol)を一般的手順5Aに従っ て18時間反応させ、淡褐色固体の生成物を得た(48mg、79%)。 MTT比色アッセイを用いて測定したヒト結腸癌GC3細胞系に対する細胞 毒性。IC50は細胞増殖を50%阻害するのに要する薬剤の濃度として決定し た(試験プロトコールは「Membrane-Associated Folate Binding Protein in th e Cytotoxicity of Antifolates in KB,IGROVl,and L1210A Cells」、Schultz ら、Oncology Research,vol.7,No.2,97-102頁,1995参照)。★★ Kiはヒトチミジレートシンターゼの阻害定数(nM)である。チミジレ ートシンターゼの阻害定数を決定する試験手順は以下の通りである。 E.coliで発現させた組換えヒトチミジレートシンターゼ(HTS)はカ リフォルニア大学(San Francisco)のDaniel Santi博士から精製した形で入手し 、[6R]−5,10メチレンテトラヒドロホーレートはEprova AG(Switzerland) から得た。WNZFITTERマイクロコンピューターパッケージはBiosoft(Ferguson,MO )から購入した。さらなる化学薬品はすべてSigma Chemical Company(St.Louis,M O)から得た。 インヒビター存在下および非存在下の初期反応速度は、Beckman(登録商標)DU6 40分光光度計を用い、生成物7,8−ジヒドロ葉酸物質の形成により生じる34 0nmにおける吸収の増加をモニターして決定した。アッセイは50mMTES 、25mM MgCl2、6.5mM HCHO、1mM EDTA、75mM 2 −メルカプトエタノール(pH7.4)中で行なった。すべての化合物はDMS Oに溶解して10mMとし、次いでアッセイ緩衝液で希釈した。最終DMSO濃 度は0.5%を超えることはなく、ビークルコントロールによりこの濃度ではD MSOの影響がないことを確認した。dUMP、[6R]−5,10メチレンテト ラヒドロ葉酸物質およびHTSの濃度はそれぞれ100μM、30μM、および 30μMであった。各化合物の初期スクリーニングは100nM、1μMおよび 5μMで行ない、阻害活性を測定した。あらゆる化合物でIC50が≦1μMであ った場合は、広い濃度範囲にわたって阻害の評価を行ない、プログラムENZFITTE Rを用いてデータをMorrison方程式に非線型適合させてKiapp値を決定した。Ki 値は方程式:Kiapp=Ki(1+[S]/Km)(ここで、[S]は30μMに等しく、 Kmは8μMに等しい)を用いて得た。 以下の製剤例は単に例示であって、本発明の範囲を何ら限定するものではない 。「活性成分」は式IIIの化合物またはその医薬的に許容される塩または溶媒和 物を意味する。製剤例1 以下の成分を用いて硬ゼラチンカプセル剤を製造する。 製剤例2 以下の成分を用いて錠剤を製造する。 成分を混合し、圧縮して各重量665mgの錠剤を形成する。製剤例3 活性成分60mgを含む錠剤を以下のごとく製造する。 活性成分、デンプン、およびセルロースをNo.45メッシュU.S.ふるい に通して完全に混合する。ポリビニルピロリドンを含む水性溶液を得られた粉末 と混合し、次いで混合物をNo.14メッシュU.S.ふるいに通す。そのよう に製造した顆粒を50℃で乾燥し、No.18メッシュU.S.ふるいに通す。 次に、あらかじめNo.60メッシュU.S.ふるいに通したナトリウムカルボ キシメチルデンプン、ステアリン酸マグネシウム、およびタルクを該顆粒に加え て混合し、次いで打錠器で圧縮して重量各150mgの錠剤を得る。製剤例4 活性成分80mgを含むカプセル剤を以下のごとく製造する。 活性成分、セルロース、デンプン、およびステアリン酸マグネシウムを混合し 、No.45メッシュU.S.ふるいに通し、次いで充填して200mg量の硬 ゼラチンカプセル剤とする。製剤例5 活性成分225mgを含む坐剤を以下のごとく製造する。 活性成分をNo.60メッシュU.S.ふるいに通し、予め必要最小限の熱で 溶解させた飽和脂肪酸グリセリドに懸濁させる。次に、混合物を表示容量2gの 坐剤鋳型に注いて冷却する。製剤例6 用量5mLあたり活性成分50mgを含む懸濁剤を以下のごとく製造する。 製剤例7 静脈内投与用製剤を以下のごとく製造する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 スース,ダニエル・ジェイ アメリカ合衆国97213オレゴン州 ポート ランド、ノースイースト・シックスティシ ックスス・アベニュー24番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(III): であり、 WおよびGは独立して−H、所望により置換されたC1−C6アルキル、所望に より置換されたアリール、−NR34、−SR5、−OR6またはハロであり、 R3およびR4は独立して−H、所望により置換されたC1−C6アルキル、また は適切なアミノ保護基であるか、またはN、R3およびR4は一緒になってフタル イミド基であり、 R5は−H、所望により置換されたC1−C6アルキルまたは適切なチオール保 護基であり、 R6は−H、所望により置換されたC1−C6アルキルまたは適切なヒドロキシ 保護基であり、 Lは−R7−Q(a)−であり(ここで、R7は−CH2−、−CH2CH2−、−C H2CH2CH2−、−CH=CH−、−C≡C−、−CH=CHCH2−、−CH2 CH=CH−、−CH2C≡C−、および−C≡CCH2−からなる群から選ば れ、R7が−C≡C−でないときはR7はC1−C2アルキル、C1−C2ヒドロキシ アルキル、または−C1−C2ヒドロキシアルキルで置換されていてよく(ここで 、ヒドロキシ部分のHはヒドロキシ保護基で置換されている)、 Qは−O−、−S−、または−NR8−であり、 aは0または1である)、 R8は−H、所望により置換されたC1−C3アルキル、アルコキシカルボニル 、またはフェノキシカルボニルであり、 Bは所望により置換された1,2−、1,3−または1,4−フェニレン、所 望により置換された2,3−、2,4−または2,5−チオフェンジイル、所望 により置換された2,3−、2,4−、または2,5−フランジイル、所望によ り置換された1,2−、1,3−、または1,4−シクロヘキサンジイル、およ び 所望により置換された−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、または−CH2 CH2CH2CH2−からなる群から選ばれ、 は、 A)−アラニン、−アルギニン、−アスパラギン、−アスパラギン酸、−システ イン、−シスチン、−グルタミン、−グリシン、−ヒスチジン、−ヒドロキシプ ロリン、−イソロイシン、−ロイシン、−リジン、−メチオニン、−フェニルア ラニン、−プロリン、−セリン、−トレオニン、−トリプトファン、−チロシン 、および−バリンからなる群から選ばれるα−アミノ酸残基であるか、または (ここで、cは0または1であり、 dは0、1、2、3、4、5、または6であり、 R9はそれぞれ独立して−Hまたは適切なカルボン酸保護基であり、 R11はi)−COOR10(ここで、R10は−H、所望により置換されたアルキ ル、または適切なカルボン酸保護基であるか、または ii)−H、−OH、1−カルボキシエタ−1−イル、所望により置換されたC1 −C6アルキル、所望により置換されたシクロアルキル、カルボキシシクロアル キル、所望により置換されたアリール、カルボキシアリール、所望により置換さ れたヘテロアリール、所望により置換されたアルキル(アリール)、所望により 置換されたC1−C6アルコキシ、所望により置換されたポリサイクリック、所 望により置換された5−テトラゾリルであるか、または iii)−(CH2)e−Uであるか (ここで、eは0、1、2、3、または4であり、 Uは−O−CH2−COOH、−S−CH2−COOH、または−NR1225で あり、 R12は−Hまたは適切なアミノ保護基であり、 R25はベンゾイルまたはカルボキシベンゾイルである)、または iv)−(CH2)e−Tである (ここで、eは前記と同意義であり、Tはフタルイミド、−CO210、−SO( g) X、−NR1314、−C0NR1314、CONHSO215、−PO32、ま たは−CO−α−アミノ酸残基であり、 R10は前記と同意義であり、 gは0、1、2、または3であり(ただし、gが0、1、または2であるとき はXは所望により置換されたC1−C6アルキルであり、gが3であるときはXは −Hである)、 R13は−Hであり、 R14は−H、所望により置換されたC1−C6アルキル、所望により置換された C5−C7アリール、−CHR16NR1516、−CO−アリール、または適切なア ミノ保護基であり、 R15は所望により置換されたアルキル、所望により置換されたアリール、ベン ジル、またはカルボキシアリールであり、 各R16は独立して−Hまたは所望により置換されたアルキルであり、各α−ア ミノ酸残基は前記と同意義であるか(だたし、すべてのR11は、 がD−またはL−グルタミン酸、−アラニン、 −アルギニン、−アスパラギン、−アスパラギン酸、−システイン、−シスチン 、−グルタミン、−グリシン、−ヒスチジン、−ヒドロキシプロリン、−イソロ イ シン、−ロイシン、−リジン、−メチオニン、−フェニルアラニン、−プロリン 、−セリン、−トレオニン、−トリプトファン、−チロシン、および−バリンで はないように配置されている)、または s’、b’、およびc’は独立して0または1であり、d’は0、1、2、3、 4、5、または6であり、各R9'は独立して−Hまたは適切なカルボン酸保護基 であり、R11'はi)−COOR10'(ここで、R10'は−H、所望により置換さ れたアルキル、または適切なカルボン酸保護基である)であるか、またはii)− H、−OH、1−カルボキシエタ−1−イル、所望により置換されたC1−C6ア ルキル、所望により置換されたシクロアルキル、カルボキシシクロアルキル、所 望により置換されたアリール、カルボキシアリール、所望により置換されたヘテ ロアリール、所望により置換されたアリール(アルキル)、所望により置換された アルコキシ、所望により置換されたポリサイクリック、所望により置換された5 −テトラゾリルであるか、または iii)−(CH2)e'−U’であるか (ここで、e’は0、1、2、3、または4であり、 U’は−O−CH2−COOH、−S−CH2−COOH、または−NR12'R2 5 'であり、 R12'は−Hまたは適切なアミノ保護基であり、 R25'はベンゾイルまたはカルボキシベンゾイルである)、または iv)−(CH2)e'−T’である (ここで、e’は前記と同意義であり、T’はフタルイミド、−CO210'、− SO(g')X’、−NR13'R14'、−CONR13'R14'、CONHSO215'、− PO32、または−CO−α−アミノ酸残基であり、 R10'は前記と同意義であり、 g’は0、2、または3であり(ただし、g’が0または2であるときはX’ は所望により置換されたC1−C6アルキルであり、g’が3であるときはX’は −Hである)、 R13'は−Hであり、 R14'は−H、所望により置換されたC1−C6アルキル、所望により置換され たC5−C7アリール、−CHR16'NR15'R16'、−CO−アリール、または適 切なアミノ保護基であり、 R15'は所望により置換されたアルキル、所望により置換されたアリール、ベ ンジル、またはカルボキシアリールであり、 各R16'は独立して−Hまたは所望により置換されたアルキルであるか、また は D)R1は所望により置換されたC3−C20シクロアルキルまたはC3−C20カル ボキシシクロアルキルであり、 R2は−Hであるか、または E)R1であるか(ここで、Jは所望により置換された 5−テトラゾリルまたは所望により置換されたC1−C6アルキルであり、yは0 または1であり、y’は0、1、2、3、4、5、または6であり、R11は前記 と同意義であり、 R2は−Hであるか、または(ここで、jは0または1から10までの整数であり、 kは0または1から10までの整数であり、 R17およびR19は独立して−Hまたは適切なカルボン酸保護基である)、また は G)R1およびR2は共に−(CH2)n−COOR17であるか (ここで、nは0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10であり、 R17は前記と同意義である)、または である(ここで、mは0、1または2であり、 R17は前記と同意義であり、 Yはハロ、ニトロ、アミノ、および所望により置換されたアルキルからなる群 から選ばれる)] で示される化合物またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物。 2.式: [式中、B”は所望により置換されたフェニレンまたはチオフェンジイルである ]で示される請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もしくは溶 媒和物。 3.γ−4−カルボキシフェニルスルホンアミル-N−4−[(2−アミノ−3 H−4-オキソーピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2-イル]ベン ゾイル−L−グルタミン酸である請求項2記載の化合物またはその医薬的に許容 される塩もしくは溶媒和物。 4.γ−3−カルボキシフェニルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3 H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベ ンゾイル−L−グルタミン酸である請求項2記載の化合物またはその医薬的に許 容される塩もしくは溶媒和物。 5.γ−メチルスルホンアミル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ− ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グ ルタミン酸である請求項2記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もしく は溶媒和物。 6.β−メチル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3 −d]ピリミジニル−5−イル)−エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−グルタミ ン酸である請求項2記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もしくは溶媒 和物。 7.N−{2−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミ ジン−5−イル)−エタ−2−イル]チオフェン−5−イル}−カルボニル−L− グルタミン酸である請求項2記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もし くは溶媒和物。 8.α−ベンゾイル−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2 ,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイルグルタメートであ る請求項2記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。 9.N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミジ ン−5−イル)−エタ−2−イル]−ベンゾイル−L−グルタミン酸γ−ベンジル エステルである請求項2記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もしく は溶媒和物。 10.α−L−バリン−N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[ 2,3−d]ピリミジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−グルタメ ートである請求項2記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もしくは溶媒 和物。 11.N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミ ジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−4−クロロフェニルアラニンであ る請求項2記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。 12.N−{2−[(2−メチル−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリ ミジン−5−イル)エタ−2−イル]チオフェン−5−イル}カルボニル−L−メ ルファリンである請求項2記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もしく は溶媒和物。 13.N−4−[(2−アミノ−3H−4−オキソ−ピロロ[2,3−d]ピリミ ジン−5−イル)エタ−2−イル]ベンゾイル−L−イソグルタメートである請求 項2記載の化合物またはその医薬的に許容される塩もしくは溶媒和物。 14.式(I): 60はN−ヒドロキシスクシンイミジル、N−ヒドロキシスルホスクシンイミ ジル、およびその塩、2−ニトロフェニル、4−ニトロフェニル、および2,4 −ジクロロフェニルからなる群から選ばれる] で示される活性エステル中間体。 15.Bが所望により置換されたフェニレンまたはチオフェンジイルである請 求項14記載の化合物。 16.式(I): 60はN−ヒドロキシスクシンイミジル、N−ヒドロキシスルホスクシンイミ ジル、およびその塩、2−ニトロフェニル、4−ニトロフェニル、および2,4 −ジクロロフェニルからなる群から選ばれる] で示される活性エステルを、アシル化剤または適切な塩基いずれかの存在下で式 (II): HNR12 (II) [式中、R1およびR2は請求項1の記載と同意義である]で示されるアミンと反応 させることにより式(III)の化合物またはその医薬的に許容される塩もしくは溶 媒和物を製造する方法。 17.さらに式(III)の化合物または塩を単離し、以下の手順により精製する 急速後処理手順を含む請求項16記載の方法。 a)所望により適切なジアミンを加え、 b)適切な水性酸を加え、 c)その溶媒から生成物を分離し、 d)回収し、洗浄し、次いで乾燥させるために沈殿した生成物を物理的に調製 し、 e)生成物を回収し、洗浄し、次いで乾燥させる。 18.請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物 を医薬的に許容される担体、希釈剤、または賦形剤と一緒に含む医薬組成物。 19.感受性新生物の治療を要する哺乳動物の該新生物を治療する方法であっ て、新生物の増殖を阻害する量の請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容 される塩または溶媒和物を哺乳動物に投与することを含む方法。 20.関節炎を阻害する量の請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容さ れる塩または溶媒和物を哺乳動物に投与することを含む哺乳動物の関節炎を治療 する方法。 21.乾癬を阻害する量の請求項1記載の化合物またはその医薬的に許容され る塩または溶媒和物を哺乳動物に投与することを含む哺乳動物の乾癬を治療する 方法。
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