JP2000514128A - ポリマー粒子の調製方法 - Google Patents

ポリマー粒子の調製方法

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Abstract

(57)【要約】 ビニルアレンポリマーを含有するポリマー粒子を調製する方法であって、ビニルアレンモノマーを極性部分とビニル部分を含む共重合可能な化合物と転化率20〜70%まで反応させること、予備重合させた塊状体を懸濁させること、ならびに前記ビニルアレンモノマーを懸濁水滴中で重合させることを含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリマー粒子の調製方法 本発明は、ビニルアレンモノマーのポリマーと物理的発泡剤を含有するポリマ ー粒子を調製する方法、ならびにかかるポリマー粒子および発泡体に関する。 このポリマーと発泡剤を含有する粒子は、発泡性ポリマー粒子として知られて いる。よく知られている種類の発泡性ポリマー粒子は、発泡性ポリスチレンであ る。発泡性ポリスチレンは、商業規模では懸濁重合によって生産されている。発 泡剤は、通常はC3−C8炭化水素などの低沸点炭化水素、特にペンタン異性体で ある。発泡性ポリスチレンは、ポリスチレン粒子を膨脹させることによって生成 される発泡体を作るのに使用されている。膨脹段階で炭化水素系発泡剤は、放出 され、環境に排出されることがある。かかる排出は、望ましくないとみなされ、 かかる排出を回避する方法が探索されている。一つの方法は、排出された炭化水 素を回収するか、または燃焼させることである。他の一つの方法は、発泡性ポリ マー粒子中の炭化水素系発泡剤を減量することである。 US−A−5,096,931は、ポリスチレン、少量の極性ポリマー、若干 量の水、および減量した炭化水素系発泡剤を含有した発泡性ポリスチレンを記載 している。炭化水素系発泡剤の含有量を減少させたにも拘らず、満足できる膨脹 を達成するためにかかる発泡剤自体は依然として存在させざるを得ない。 GB−A−1,106,143は、小水滴を含有する乳濁液を得るためスチレ ンモノマー、水、および乳化剤をフリーラジカル重合開始剤と激しい機械撹拌で 混合することによる、水−発泡性ポリスチレン粒子の調製方法を開示している。 次いで、乳濁液は、水相で懸濁され、得られた懸濁液が重合される。満足できる 膨脹を達成するために、これには、ある量の有機発泡剤が含まれている。 英国特許が教示する利点を検証する実験において、最初の乳濁液で得られた微 細分散水滴は重合中に凝集してより大きな水滴を形成する傾向があることが発見 された。GB−A−1,106,143における実験では、40μm超の大きな 水滴は、膨脹後不満足な発泡体を生じる原因となることが確認されている。この 知られている方法では、微細分散水滴を発生させ維持するために激しい撹拌が明 らかに必要と認められるが、商業運 転でかかる高エネルギーを投入して撹拌することは不都合である。 したがって、水滴の凝集傾向を減少させることかできれば、望ましい。 驚くべきことに、懸濁重合でビニルアレンモノマーを完全に重合させる前に粘 性含水乳濁液を作成することによって、水滴の成長傾向を低下させ得ることが発 見された。これによって撹拌をそれ程に激しくなく済ますことが可能となる。 したがって、本発明は、ビニルアレンモノマーの粘性含水乳濁液を、水性媒質 中で懸濁させる前に、予備重合する方法に関する。本発明は、乳化剤をその場で 調製する方法に関する。欧州特許出願No.96201904.8の優先権を主 張する特許案件は、乳化剤を添加する方法に関するものである。 本発明は、懸濁重合によってビニルアレンポリマーを含有するポリマー粒子を 調製する方法であって、 a)ビニルアレンモノマーを極性部分とビニル部分を含む共重合可能な化合物と 反応させることによって、ビニルアレンモノマーがビニルアレンモノマーと、共 重合可能な化合物と、その中に乳化されている水とをベースとして、転化率20 〜70% まで予備重合されるように、予備重合された塊状体を調製すること、 b)予備重合塊状体を水性媒質中に懸濁させて懸濁水滴を生じさせること、なら びに c)懸濁水滴中でビニルアレンモノマーを重合させて、モノマーの転化を完成さ せ懸濁ポリマー粒子を生じさせることを含む方法を提供する。 本発明は、その場で調製された乳化剤が極めて有効であることが判明している という利点を有する。このため、相当量の水をビーズに取り込むことができる。 この方法は、有機系発泡剤を含有しないが満足できる発泡性を有するポリマー 粒子を生じさせることができる。したがって、この方法は、好ましくは、事実上 C3−C6炭化水素系発泡剤の不存在下で実施する。事実上不存在下とは、ビニル アレンモノマーに対しかかる発泡剤が0.5重量%未満、好ましくは0.25重 量%未満しか存在しないこと、さらに好ましくは全く存在しないことを意味する 。 本発明の他の実施形態において、得られたポリマー粒子は、含水混合物から分 離され、任意選択で、膨脹させられて予備膨 脹粒子を生じ、任意選択で、さらに処理されて発泡体を生じる。本発明は、さら にかかる方法で得られるポリマー粒子および発泡体にも関する。 粘性予備重合塊状体の発生は、好ましくはビニルアレンモノマーを所望程度ま で塊状重合させることによって行われる。乳化剤は、その場で各種の方法で調製 できる。好ましくは、ビニルアレン、共重合可能な化合物、および水を混合した 後、予備重合させる。 共重合可能な化合物は、二つの官能基、すなわち極性部分とビニル部分を併せ もつ任意の化合物から選択できる。適当な化合物は、極性部分を有するスチレン 化合物である。極性部分は、好ましくは酸性部分から、さらに詳細には無機酸性 部分から誘導する。適切な例としては、アクリル酸またはその塩などがある。他 の好ましい例は、スチレンスルホン酸、またはその塩などの極性スチレン誘導体 である。 乳化剤を調製するため、共重合可能な化合物およびビニルアレン化合物の混合 物は、共重合を可能とする相間移動(phasetransfer)触媒を含有することか好 ましい。相間移動触媒は、広範な知られている化合物から選択できる。陰イオン 極性部分 用の適当な相間移動触媒は、第4級アンモニウムおよび/またはホスホニウム化 合物である。好ましい化合物としては、テトラアルキル(例えば、炭素原子1〜 15個を有する)アンモニウムまたはホスホニウムのハロゲン化物などで、例え ば臭化テトラブチルアンモニウム、塩化テトラメチルアンモニウムまたは塩化ト リオクチルメチルアンモニウムがある。 乳化は、水および他の乳化混合物の成分を撹拌することによって容易に達成で きる。適当な撹拌は、70リットル反応槽に対して回転数毎分500以下で、さ らに70リットル反応槽に対して回転数毎分350以下のエネルギー投入ですら 既に実施されている。 使用すべき共重合可能な化合物の量は、ある程度まで、乳化に使用する水の量 に依存する。共重合可能な化合物の量は、ビニルアレンモノマーの量に対して0 .001〜5重量%の範囲にあるのが適当である。好ましい範囲は、0.05〜 3重量%で、さらに好ましくは0.1〜1.5重量%である。 乳化に使用する水の量は共重合可能な化合物の所望量をある程度まで決定する が、広範囲の中から選択できる。水の量は、ビニルアレンモノマーの重量に対し て1〜20重量%の範囲が 適当である。3〜15重量%の水の乳化時に、発泡性のよい粒子を得ることがで きる。1重量%未満では、発泡性が低くなり過ぎることがあり、他方含水量が非 常に高いと粒子は、破断の危険を負い兼ねない発泡体を生じさせる。 乳化に使用する水の中には電解質を含むことかできる。適当な電解質は、アル カリおよびアルカリ土塩類であるが、他の無機塩類も同様によく使用することが できる。電解質は、水滴径の減少をもたらすと共にイオン系界面活性剤の油中水 特性を増大することができる。したがって、水の量に対して0.5〜5重量%の 電解質を有する水相を使用することが、特にイオン系乳化剤の使用時には、有利 である。好ましい塩類は、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどアルカリ金属ハロ ゲン化物である。 予備重合段階は、知られている任意の方法で実施できる。これには、フリーラ ジカル重合および熱ラジカル重合などがある。熱ラジカル重合は、乳濁液を12 0〜150℃まで加熱することによって実施することができる。所望転化が達成 されたときには、温度は低下する。予備重合段階が水の存在下で熱ラディカル重 合によって実施される場合には、予備重合は、高圧で実施する必要がある。これ によって、大抵の場合、一つまたは複 数のフリーラジカル重合開始剤の助けによりフリーラジカル重合によって予備重 合することが好ましくなる。同じ理由で、重合段階c)が、好ましくは、フリー ラジカル重合によって実施される。フリーラジカル重合による予備重合は、ある 重合開始剤をビニルアレン/水乳濁液に添加した上40〜140℃に加熱して重 合を開始させることによって実施することができる。段階a)の予備重合は、好 ましくは、40〜120℃に加熱することによって実施される。段階c)の重合 は、好ましくは、60〜140℃に加熱することによって実施される。フリーラ ジカル重合は、好適には圧力0.5から5バール、好ましくは、0.7から1. 5バール、さらに好ましくは、大気圧で実施される。その後の操作条件は、当業 者に知られている。最も好ましくは、段階c)の重合の最終段階で、最終生成物 に残存するモノマーをさらに減量させるために温度110〜140℃で高圧処理 することである。 予備重合塊状体の最適転化率は、モノマーが変わるにつれて変化することがあ る。転化率がビニルアレンの20〜70%となるのが適当である。 転化率が70%より大きい場合には、予備重合塊状体の粘度 が高くなって取扱上の問題が発生することがある。これは、水相での予備重合塊 状体の懸濁または水の予備重合塊状体への乳化を複雑にすることかある。予備重 合度が20%より低い場合には、懸濁水滴が不安定になる傾向がある。その場合 には、大水滴径から成る含水懸濁媒質が好ましくない程に大量に取り込まれるこ とになる。これは、膨脹中に気泡破断をもたらすことになる。転化率が30〜6 0%となることが好ましい。 最終ポリマー粒子の発泡性を改善するために、重合中に架橋剤を存在させるこ とが好ましい。架橋剤は、段階a)および/または段階c)で添加することがで きる。好ましくは、架橋剤は、段階a)で添加する。架橋剤は、少なくともオレ フィン二重結合二個を有する化合物群から適当に選択する。かかる化合物の例と しては、ジビニルベンゼン、例えばイソプレンなどのα,ω−アルカジエン、な らびにブタンジオール,ペンタンジオールもしくはヘキサンジオールなどのジオ ール一個を有するアクリル酸またはメタクリル酸のジエステルがある。そのビニ ルアレンとの相容性からみて、好ましいのは、ジビニルベンゼンである。 相当大きな架橋効果を得るためには、架橋剤の量が過少であ ってはならない。他方、架橋剤の量が過多になると最終粒子の発泡性が低下する ことになる。適当な範囲は、ビニルアレンモノマーの量に対して0.01から5 重量%まで、好ましくは0.01から1.5重量%までである。最も好ましくは 、0.01から0.5重量%までの架槁剤を使用する。 さらに、ビニルアレンモノマーをポリフェニレンエーテルの存在下で重合させ ると有利なことが発見されている。ポリフェニレンエーテルが存在すると、冷却 中に発泡体が破断する危険性が減少することが発見されている。適当なポリフェ ニレンエーテルは、EP−A−350137、EP−A−403023およびE P−A−391499に記載されている。ポリフェニレンエーテルは、段階a) および/または段階c)で添加できる。ポリフェニレンエーテルは、好ましくは 、段階a)で添加する。ポリフェニレンエーテル化合物は、ビニルアレンの量に 対して1〜30重量%の量で存在することが好ましい。 予備重合段階の後、予備重合塊状体は、懸濁水滴を生じさせるため、水性媒質 に懸濁させる。水性媒質と予備重合塊状体の体積比は、当業者なら理解する通り 、広範に変わる。適当な体積比としては、1対1から1対10(予備重合塊状体 対水相) などがある。最適体積比は、経済性を考慮して決定する。 懸濁重合は、油中水懸濁液の安定性を増大させることによって改善することが できる。これは、一つまたは複数の従来型の安定剤を含有する水性媒質を使用す ることによって達成でき、当業者なら理解する通り、これら安定剤は、例えばポ リビニルアルコール、ゼラチン、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチルセ ルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル アミド、ならびにポリ(メタ)アクリル酸、ホスホン酸もしくは(ピロ)リン酸 、マレイン酸、エチレンジアミンテトラ酢酸の塩などである。適当な塩類として は、アンモニウム、アルカリ金属、およびアルカリ土金属の塩がある。かかる塩 の有利な例としては、リン酸トリカルシウムがある。好ましくは、安定剤は、ア クリル酸および/またはメタクリル酸系のものであり、任意にアクリル酸アミド と併用してもよい。安定剤の量は、水性媒質の重量に対して適当には0.05〜 1重量%、好ましくは0.15〜0.6重量%の間で変えることができる。 フリーラジカル重合開始剤は、フリーラジカルスチレン重合用の従来型の重合 開始剤から選択できる。それらとしては特に、 過酸化物、ペルオキシ炭酸化物、およびペルエステルなどの有機過酸化化合物な どがある。過酸化化合物の組み合わせも使用できる。適当な過酸化重合開始剤の 典型例としては、C6−C2Oアシルペルオキシド、例えばデカノイルペルオキシ ド、ベンゾイルペルオキシド、オクタノイルペルオキシド、ステアリルペルオキ シド、3,5,5−トリメチルヘキサノイルペルオキシドなどと、C2−C18酸 およびC1−C5アルキル基のペル−エステル、例えばt−ブチルペルベンゾエー ト、t−ブチルペルアセテート、t−ブチル−ペルピバレート、t−ブチルペル イソブチレートおよびt−ブチル−ペルオキシラウレートなどと、ヒドロペルオ キシドおよびジヒドロカルビル(C3−C10)ペルオキシド、例えばジイソプロ ピルベンゼンヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、ジクミルペル オキシドなど、またはそれらの組合せである。 過酸化化合物と異なるラジカル重合開始剤も除外されない。かかる化合物の適 例は、α、α’-アゾビスイソブチロニトリルである。ラジカル重合開始剤の量 は、ビニルアレンモノマーの量に対して0.01〜1重量%が適当である。この 工程は、反応混合物を高温、例えば40から140℃の範囲で加熱するこ とによって、適当に開始される。 重合工程は、連鎖移動剤の存在下で適当に実施することができる。これらの連 鎖移動剤をC2−C15−アルキルメルカプタンなどのメルカプタン類、例えばn −ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、n−ブチルメルカプタン またはt−ブチルメルカプタンから選択できることを当業者なら理解するであろ う。好ましいものとしては、ペンタフェニルエタンなどの芳香族化合物、特にα −メチルスチレンのダイマーがある。 重合は、懸濁液の安定性を増大させることによってさらに改善できる。かかる 安定性増大は、既に存在する乳化剤に加え極性ポリマーを予備重合塊状体に組み 込むことで実現できる。かかるポリマーの例としては、ポリビニルアルコール、 ゼラチン、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチルセルロース、カルポキシ メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ならびにポリ (メタ)アタリル酸、リン酸もしくは(ピロ)リン酸、マレイン酸、エチレンジ アミンテトラ酢酸の塩類がある。適当な塩類としては、アンモニウム、アルカリ 金属およびアルカリ土金属の塩などがある。好ましくは、安定化極性ポリマーは 、アクリル酸および/またはメタクリル酸をベ ースとするものであり、任意でアクリルアミドと併用してもよい。 一般的に、極性ポリマーは、ポリマーを工程段階a)で添加することによって 組み込まれる。この組み込みは、極性ポリマーを予備重合塊状体と混合すること によって行うことができるが、所望の極性ポリマーを生じさせるため該当する極 性モノマーをビニルアレンモノマーおよび水と混合し極性モノマーを重合させる ことによってin situで組み込むこともできる。次いで、極性ポリマーは 、予備重合塊状体のその他の成分と共に懸濁させることかできる。極性ポリマー を組み込むもう一つの方法は、該当する極性モノマーを予備重合塊状体に添加し た後、モノマーを重合させて極性ポリマーを生じさせるものである。極性ポリマ ーの量は、乳化された水に対して0.1〜10重量%までが適当である。 本発明によって、当業者は有機系発泡剤を含有しない水−発泡性粒子を調製す ることができるようになった。 このポリマー粒子には、有効量の添加剤または塗料数品目をさらに含有させる こともできる。かかる添加剤としては、染料、充填剤、安定剤、難燃剤、核生成 剤、静電防止剤、および潤滑 剤などがある。特に興味深いのは、グリセロールカルボキシレートまたは金属カ ルホキシレートを含有する塗料組成物である。かかる化合物は、粒子の凝集傾向 を低下させる。適当なカルボキシレートは、グリセロールモノ−、ジ−、および /またはトリステアレートおよびステアリン酸亜鉛である。かかる添加剤組成の 実施例は、GB−A−1,409,285中に開示されている。塗料組成物は、 知られている方法、例えばリボン混合機での乾燥−塗装によって、または易気化 性液状でのスラリーもしくは溶液によって、粒子上に沈着させられる。 この粒子は、有利には0.1〜6mm、好ましくは0.4〜3mmの平均直径 を有する。 発泡性粒子は、低密度、例えば800〜30kg/m3の粒子を生じさせるた め、熱風によって、または蒸気(過熱)を使用して予備発泡することができる。 粒子中に含まれている水を気化させて発泡を行うためには、温度を水より低沸点 を有するC3−C6炭化水素系発泡剤に対して使用する温度より高くする必要があ ることは理解されるだろう。発泡は、また熱風もしくは油中でまたはマイクロ波 により加熱して行うこともできる。 本発明をさらに下記の実施例によって例示する。 実施例 2リットル容器に、スチレンの量に対して各々0.4重量%のジベンゾイルペ ルオキシドおよび0.15重量%のtert−ブチルペルベンゾエートを含有す るスチレン900グラム、蒸留水100ミリリットル、共重合可能な化合物とし てスチレンスルホン酸ナトリウム10グラム、ならびに相間移動触媒として塩化 トリオクチルメチルアンモニウム2.0グラムを回転数毎分800で撹拌しなが ら混合して90℃で2.5時間かけて重合させた。予備重合塊状体の転化率は、 約55%であった。次いで、アクリルアミドおよびアクリル酸をベースとした懸 濁安定剤12グラムを含有する蒸留水3リットル中に予備重合塊状体を懸濁させ た。重合を90℃で5時間継続した上、さらに4バールの窒素加圧下125℃で 5時間継続した。最後に反応システムを室温まで冷却し固形ポリマービーズを分 離した。得られたビーズの水分含量は、熱重量分析法によって測定した。ビーズ は、ポリスチレン、共重合化合物および水の量に対して水分13.0重量%の水 分含量を有していた。ビーズは、熱風ガンによって、500ミリリットルのガラ ス容器中で135℃ の熱風で膨脹させた。ビーズは、原体積の24倍まで膨脹させることができた。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年6月24日(1998.6.24) 【補正内容】 発泡性ポリスチレン粒子の調製方法を開示している。次いで、乳濁液は、水相で 懸濁され、得られた懸濁液が重合される。満足できる膨脹を達成するために、こ れには、ある量の有機発泡剤が含まれている。 上記の特許GB−A−1,106,143が教示する利点を検証する実験にお いて、最初の乳濁液で得られた微細分散水滴は重合中に凝集してより大きな水滴 を形成する傾向があることが発見された。GB−A−1,106,143におけ る実験では、40μm超の大きな水滴は、膨脹後不満足な発泡体を生じる原因と なることが確認されている。この知られている方法では、微細分散水滴を発生さ せ維持するために激しい撹拌が明らかに必要と認められるが、商業運転でかかる 高エネルギーを投入して撹拌することは不都合である。 したがって、水滴の凝集傾向を減少させることができれば、望ましい。 驚くべきことに、懸濁重合でビニルアレンモノマーを完全に重合させる前に粘 性含水乳濁液を作成することによって、水滴の成長傾向を低下させ得ることが発 見された。これによって撹拌をそれ程に激しくなく済ますことが可能となる。 したがって、本発明は、ビニルアレンモノマーの粘性含水乳濁液を、水性媒質 中で懸濁させる前に、予備重合する方法に関する。本発明は、乳化剤をその場で 調製する方法に関する。欧州特許出願No.96201904.8(WO96/ 10547)の優先権を主張する特許案件は、乳化剤を添加する方法に関するも のである。 本発明は、懸濁重合によってビニルアレンポリマーを含有するポリマー粒子を 調製する方法であって、 a)ビニルアレンモノマーと、極性部分とビニル部分を含む共重合可能な化合物 と、その中に乳化されている水とをベースとする予備重合塊状体を、ビニルアレ ンモノマーが転化率20〜70%まで予備重合されるように、ビニルアレンモノ マーを共重合可能な化合物と反応させることによって、調製すること、 b)予備重合塊状体を水性媒質中に懸濁させて懸濁水滴を生じさせること、なら びに c)懸濁水滴中でビニルアレンモノマーを重合させて、モノマーの転化を完成さ せ懸濁ポリマー粒子を生じさせることを含む方法を提供する。 本発明は、その場で調製された乳化剤が極めて有効であるこ とが判明しているという利点を有する。このため、相当量の水をビーズに取り込 むことができる。 この方法は、有機系発泡剤を含有しないが足できる発泡性を有するポリマー粒 子を生じさせることができる。したがって、この方法は、好ましくは、事実上C3 −C6炭化水素系発泡剤の不存在下で実施する。事実上不存在下とは、ビニルア レンモノマーに対しかかる発泡剤か0.5重量%未満、好ましくは0.25重量 %未満しか存在しないこと、さらに好ましくは全く存在しないことを意味する。 本発明の他の実施形態において、得られたポリマー粒子は、含水混合物から分 離され、任意選択で、膨脹させられて予備膨脹粒子を生じ、任意選択で、さらに 処理されて発泡体を生じる。本発明は、さらに発泡性ポリマー粒子に関するもの であって、発泡性ポリマー粒子が、ビニルアレンモノマーと、ビニルアレンモノ マーの量に対して0.001から5重量%の共重合可能な化合物とをベースとす る発泡性ポリマー粒子であって、共重合可能な化合物が極性部分とビニル部分を 含み、ポリマー粒子がさらにその中に乳化されている水をビニルアレンモノマー の重量に対して1〜20重量%含有する発泡性ポリマー粒子に関 する。 本発明はまたビニルアレンモノマーから成るポリマーと、ビニルアレンモノマ ーの量に対して0.001から5重量%の共重合可能な化合物とをベースとする 発泡体であって、共重合可能な化合物が極性部分とビニル部分を含む発泡体に関 する。 する。ポリフェニレンエーテル化合物は、ビニルアレンの量に対して1〜30重 量%の量で存在することか好ましい。 予備重合段階の後、予備重合塊状体は、懸濁水滴を生じさせるため、水性媒質 に懸濁させる。水性媒質と予備重合塊状体の体積比は、当業者なら理解する通り 、広範に変わる。適当な体積比としては、1対1から1対10(予備重合塊状体 対水相)などがある。最適体積比は、経済性を考慮して決定する。 懸濁重合は、油中水懸濁液の安定性を増大させることによって改善することが できる。これは、一つまたは複数の従来型の安定剤を含有する水性媒質を使用す ることによって達成でき、当業者なら理解する通り、これら安定剤は、例えばポ リビニルアルコール、ゼラチン、ポリエチレングリコール、ヒドロキシエチルセ ルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル アミド、ならびにポリ(メタ)アクリル酸、ホスホン酸もしくは(ピロ)リン酸 、マレイン酸、エチレンジアミンテトラ酢酸の塩である。適当な塩類としては、 アンモニウム、アルカリ金属、およびアルカリ土金属の塩がある。かかる塩の有 利な例としては、リン酸トリカルシウムがある。好ましくは、安定剤は、アクリ ル酸および/またはメタク リル酸系のものであり、任意にアクリル酸アミドと併用してもよい。安定剤の量 は、水性媒質の重量に対して適当には0.05〜1重量%、好ましくは0.15 〜0.6重量%の間で変えることができる。 フリーラジカル重合開始剤は、フリーラジカルスチレン重合用の従来型の重合 開始剤から選択できる。それらとしては特に、過酸化物、ペルオキシ炭酸化物、 およびペルエステルなどの有機過酸化化合物などがある。過酸化化合物の組み合 わせも使用請求の範囲 1.懸濁重合によってビニルアレンポリマーを含有するポリマー粒子を調製する 方法であって、 a)ビニルアレンモノマーと、極性部分とビニル部分を含む共重合可能な化合物 と、その中に乳化されている水とをベースとする予備重合塊状体を、ビニルアレ ンモノマーが転化率20〜70%まで予備重合されるように、前記ビニルアレン モノマーを前記共重合可能な化合物と反応させることによって、調製すること、 b)前記予備重合塊状体を水性媒質中に懸濁させて、懸濁水滴を生じさせること 、ならびに c)懸濁水滴中で前記ビニルアレンモノマーを重合させてモノマー転化を完了さ せ懸濁ポリマー粒子を生じさせることを含む方法。 2.前記共重合可能な化合物を相間移動触媒の存在下で前記ビニルアレン化合物 と反応させる、請求の範囲第1項に記載の方法。 3.前記懸濁ポリマー粒子を前記含水混合物から分離し膨脹さ せて予備膨脹粒子を生じさせる、請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 4.前記予備膨脹粒子をさらに処理して発泡体を得る、請求の範囲第3項に記載 の方法。 5.前記ビニルアレンモノマーをポリフェニレンエーテルの存在下で重合させる 、請求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載の方法。 6.ビニルアレン、共重合可能な化合物、および水を混合し、次いで予備重合さ せる、請求の範囲第1項から第5項のいずれか一項に記載の方法。 7.共重合可能な化合物の量がビニルアレンモノマーの量に対して0.001〜 5重量%の範囲にある、請求の範囲第1項から第6項のいずれか一項に記載の方 法。 8.前記共重合可能な化合物が極性部を有するスチレン化合物である、請求の範 囲第1項から第7項のいずれか一項に記載の方法。 9.前記共重合可能な化合物がスチレンスルホン酸またはその塩である、請求の 範囲第8項に記載の方法。 10.極性ポリマーを予備重合塊状体に組み込む、請求の範囲 第1項から第9項のいずれか一項に記載の方法。 11.架橋剤が重合中に存在する、請求の範囲第1項から第10項のいずれか一 項に記載の方法。 12.ビニルアレンモノマーと、ビニルアレンモノマーの量に対して0.001 から5重量%の共重合可能な化合物とをベースとする発泡性ポリマー粒子であっ て、前記共重合可能な化合物が極性部分とビニル部分を含み、前記ポリマー粒子 がさらにその中に乳化されている水をビニルアレンモノマーの重量に対して1〜 20重量%含有する発泡性ポリマー粒子。 13.ビニルアレンモノマーのポリマーと、ビニルアレンモノマーの量に対して 0.001から5重量%の共重合可能な化合物とをベースとする発泡体であって 、前記共重合可能な化合物が極性部およびビニル部を含有する発泡体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ネイマン,エリク・ウイルヘルムス・ヨハ ンネス・フレデリク オランダ国、エヌ・エル―4825・ベー・ヘ ー・ブレダ、レインドンク・25、ベー・ペ ー・エム (72)発明者 ネリツセン,ラウレンテイウス・ニコラー ス・イーダ・フーベルタス オランダ国、エヌ・エル―5612・アー・ゼ ツト・エインドホーベン、デン・ドレフ・ 2、テー・ユー・エインドホーベン (72)発明者 ゼイデルフエルト,ヨハンネス・マリア オランダ国、エヌ・エル―4825・ベー・ヘ ー・ブレダ、レインドンク・25、ベー・ペ ー・エム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.懸濁重合によってビニルアレンポリマーを含有するポリマー粒子を調製する 方法であって、 a)ビニルアレンモノマーを極性部分とビニル部分を含む共重合可能な化合物と 反応させることによって、前記ビニルアレンモノマーが前記ビニルアレンモノマ ーと、共重合可能な化合物と、その中で乳化されている水とをベースとして、転 化率20から70%まで予備重合されるように、予備重合塊状体を調製すること 、 b)前記予備重合塊状体を水性媒質中に懸濁させて、懸濁水滴を生じさせること 、ならびに c)懸濁水滴中で前記ビニルアレンモノマーを重合させてモノマー転化を完了さ せ懸濁ポリマー粒子を生じさせることを含む方法。 2.前記共重合可能な化合物を相間移動触媒の存在下で前記ビニルアレン化合物 と反応させる、請求の範囲第1項に記載の方法。 3.得られた前記ポリマー粒子を前記含水混合物から分離し膨 脹させて予備膨脹粒子を生じさせる、請求の範囲第1項または第2項に記載の方 法。 4.前記予備膨脹粒子をさらに処理して発泡体を得る、請求の範囲第3項に記載 の方法。 5.前記ビニルアレンモノマーをポリフェニレンエーテルの存在下で重合させる 、請求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載の方法。 6.ビニルアレン、共重合可能な化合物、および水を混合し、次いで予備重合さ せる、請求の範囲第1項から第5項のいずれか一項に記載の方法。 7.共重合可能な化合物の量がビニルアレンモノマーの量に対して0.001〜 5重量%の範囲にある、請求の範囲第1項から第6項のいずれか一項に記載の方 法。 8.前記共重合可能な化合物が極性部を有するスチレン化合物である、請求の範 囲第1項から第7項のいずれか一項に記載の方法。 9.前記共重合可能な化合物かスチレンスルホン酸またはその塩である、請求の 範囲第8項に記載の方法。 10.極性ポリマーを予備重合塊状体に組み込む、請求の範囲 第1項から第9項のいずれか一項に記載の方法。 11.架橋剤が重合中に存在する、請求の範囲第1項から第10項のいずれか一 項に記載の方法。 12.請求の範囲第3項および/または請求の範囲第5項から第11項のいずれ か一項に記載の方法によって得ることができるポリマー粒子。 13.請求の範囲第4項から第11項のいずれか一項に記載の方法によって得る ことができる発泡体。
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