JP2000510427A - 折り丁を横折りするための方法および装置 - Google Patents

折り丁を横折りするための方法および装置

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JP2000510427A
JP2000510427A JP10544405A JP54440598A JP2000510427A JP 2000510427 A JP2000510427 A JP 2000510427A JP 10544405 A JP10544405 A JP 10544405A JP 54440598 A JP54440598 A JP 54440598A JP 2000510427 A JP2000510427 A JP 2000510427A
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ベルンハルト ミヒャリーク ホルスト
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Koenig and Bauer AG
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Abstract

(57)【要約】 折り丁(78)を横折りするための方法において、折り丁(78)を折りブレード(23)によって前折り・クランプシステム(28)に押し込み、該前折り・クランプシステム(28)によって把持し、このときに折り目(3)を前成形することにより、薄い折り製品も、厚い折り製品も、損傷なく折られる。その後に、この折り製品はしっかりと保持されて、搬送されて、そして最終折りのための回転する一対の折りローラ(61,62)に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】 折り丁を横折りするための方法および装置 本発明は、請求項1の上位概念部に記載の折り丁を横折りするための方法なら びに請求項4の上位概念部に記載の折り丁を横折りするための装置に関する。 「折り丁(Signatur)」と呼ばれる複数の重なり合って案内された紙 ウェブ区分を、それぞれ折りブレード胴の折りブレードによってくわえ胴のくわ えに突き込むことにより、横折り製品を製造することは一般に公知である。 このような折り装置を用いても、僅か最大96新聞頁の横折り製品しか製造す ることができない。なぜならば、さもないと、横折り製品の内側部分と外側部分 とが損傷されてしまうからである。 本発明の課題は、横折りを形成するための方法および装置を提供することであ る。 この課題は、請求項1の特徴部に記載の方法および請求項4の特徴部に記載の 装置構成により解決される。 本発明により得られる利点は特に、最大192頁までの厚い折り製品を比較的 小さな力を用いるだけで横折りすることができる点にある。前折り・クランプエ レメントの作用に基づき、折り目の中心が正確に規定 されていることにより、正確な横折りが形成され、しかもこの場合、折り丁の両 半部がそれぞれ、前折り・クランプギャップ内への折りブレードの侵入深さに相 応して同じ量だけ引っ張られるので、なおさらのこと正確な横折りが形成される 。横折りが2段階で、つまり前折りと最終折りとに分けて行われるので、それぞ れ各折り段階のために必要となる力は減じられている。くわえ口状に作用する前 折り・クランプエレメントシステムの円筒状の前折り・クランプエレメントの使 用により、前折り製品の、前折り・クランプギャップに係合する側面は損傷なく 処理される。同様に、最大192頁までの前折り製品の最終折りも、折りローラ の使用により損傷なく行われる。 以下に、本発明の1実施例を図面につき詳しく説明する。 第1図は折り装置の概略的な横断面図であり、 第2図は前折り・クランプエレメントを、横折り製品を受け取った状態で示す 拡大横断面図であり、 第3図は第1図のIII−III線に沿った縦断面図であり、ただし前折り・ クランプエレメントシステムの中央制御装置を備えた前折り胴の片側の端部しか 図示されていない。 サイドフレーム1;2の間には2つの縦折りフォーマ(三角板)3;4が配置 されている。両縦折りフォ ーマ3;4はその紙入口側に、モータ6によって駆動されるフォーマ入口ローラ 7を有している。縦折りフォーマ3;4のフォーマ出口側には、サイドフレーム 8;9の間に設けられたそれぞれ一対のフォーマ折りローラ11と、それぞれ1 つの引張ローラ群12と、引渡しローラ13とが配置されている。引渡しローラ 13は1つまたは複数の紙リボン14;16を、主引張ローラ群17を介して、 やはりサイドフレーム8;9の間に支承された横裁ち・横折り装置18に供給す る。この横裁ち・横折り装置18は2分割式の、つまり2つの裁断刃19を備え た公知の裁断胴21を有している。この裁断胴21は、公知の5分割式の折りブ レード・溝形刃受け・針付胴22(「搬送・折りブレード胴」とも呼ばれる)に 対向して作動する。この折りブレード・溝形刃受け・針付胴22は、その周面に 沿って配置されたそれぞれ5つの折りブレードおよび折りブレードアセンブリ2 3と、溝形刃受け24と、針システム26とを有している。 横裁ち・横折り装置18はさらに回転体、たとえば前折り胴27を有しており 、この前折り胴27は、その周面42に沿って均一な間隔を置いて分配された、 数nの、たとえば3つ、5つまたは7つ、ただし有利には5つの前折り・クラン プエレメントシステム28を備えている。これらの前折り・クランプエレメント システム28はそれぞれ折りブレード・溝形刃受け・ 針付胴22の折りブレードアセンブリ23と協働する(第1図)。 各前折り・クランプエレメントシステム28は、くわえ状の前折り・クランプ エレメント31;32の2〜10個の数mのくわえ口状に作動するエレメントペ ア29から成っている。これらのエレメントペア29は、前折り胴27の軸平行 な方向で相並んでかつ互いに内側間隔aを置いて配置されている。前折り胴27 の側壁33の間には(第3図には一方の側壁33しか図示されていない)、2つ の軸34;36、たとえば中空軸が配置されており、この軸34;36が前折り ・クランプエレメント31;32を備えている。軸34;36の端部は前折り胴 27の側壁33に支承されていて、軸固定の歯セグメント37;38または歯車 によって互いに同期化される。軸34;36の中心には、トーションバースプリ ング39;41が挿入されている。トーションバースプリング39:41のそれ ぞれ一方の端部は軸34;36に結合されており、トーションバースプリング3 9;41の他方の端部は緊締装置(図示しない)に固定されている。この緊締装 置は、図示の側壁33に向かい合って位置する、図示されていない方の側壁の外 面に設けられている。 各前折り・クランプエレメント31;32はその胴周面近傍の端部でかつ前折 り製品に係合する側で、膨隆部を有するように形成されている。このためには、 軸34が、半径方向で前折り胴27の周面42の方向に向けられた、互いに間隔 aを置いて配置されたフィンガ状のばね弾性的な複数の支持体43を保持してい る。各支持体43はその胴周面近傍の端部に、前折り胴27に対して軸平行な方 向に延びる円筒状の膨隆部46を保持している。すなわち、前折り・クランプエ レメント31;32の、折り製品に作用する端部は、支持体43に比べて突出し ている。 第2の軸36は同様に、それぞれ1つの円筒状の載着片もしくは膨隆部47を 備えた載着用の支持体44を保持している。載着片もしくは膨隆部46;47を 備えた載着用の支持体43;44は、それぞれ前折り・クランプエレメント31 ;32のエレメントペア29として互いに協働する。 また、支持体43;44と、この支持体に所属の膨隆部46;47とを一体に 形成することも可能である。 膨隆部を備えたこのような端部は、前折り・クランプエレメント31;32に おいてのみ使用可能であるのではなく、くわえ機構全般においても使用可能であ る。 軸34,36のうちの一方の軸、たとえば軸34には、トーションバースプリ ング39の緊締点を備えた方の軸端部に相対回動不能に制御アーム49が設けら れている。この制御アーム49の、トーションバーか ら遠い方の端部は、転動ローラ51を有しており、この転動ローラ51はサイド フレームに取り付けられた公知の制御カム軌道52に沿って転動する。 前折り胴27の回転軸線53と、折りブレード・溝形刃受け・針付胴22の回 転軸線54とは、両回転軸線を結ぶ仮想結合線56によって互いに間隔を置いて 配置されており、折りブレード・溝形刃受け・針付胴22の回転軸線54は裁断 胴21の回転軸線58に対して、両回転軸線を結ぶ仮想結合線57によって間隔 を置いて配置されている。これらの仮想結合線56,57の下方では、折りブレ ード・溝形刃受け・針付胴22が、サイドフレームに取り付けられた紙ガイドロ ッド59によって取り囲まれている。 前折り胴27には、サイドフレーム8;9の間に互いにばね弾性的に支承され た、同じく横裁ち・横折り装置18に所属する2つの折りローラ61;62が後 置されている。これらの折りローラ61;62は印刷製品を最終折りするために 働く。前折り胴27と折りローラ61;62との間での、前折りされた印刷製品 の搬送は、互いに協働する2つのベルトシステム63;64によって行われる。 第1のベルトシステム63の複数のベルトは、前折り胴27の周面42に沿っ て前折り・クランプエレメント31;32の各エレメントペア29の間に設けら れた溝66と、第1の折りローラ61の周面の一部と に案内されている。前折り胴27の溝66の、前折り・クランプエレメントシス テム28が設けられている個所では、それぞれ前折り胴27が、周面42に対し て、軸平行な方向に延びる割線状の面67を有している(第2図)。この面67 は前折り・クランプエレメント31;32の閉じられた各エレメントペア29の 間で深さtを有しており、この深さtは、膨隆部46;47の半径rの2倍より も大きく形成されている。 同じく、折りブレード・溝形刃受け・針付胴22もしくは搬送・折りブレード 胴の周面76でも、それぞれ折りブレード23が配置されている個所で、折りブ レード・溝形刃受け・針付胴22に対して軸平行な方向に延びる割線状の面77 がそれぞれ設けられている。 第2のベルトシステム64は前折り胴27の上方および側方で複数のベルトガ イドローラ68によって部分的に前折り胴27と第2の折りローラ62とを巡る ように案内されている。両ベルトシステム63;64は互いに協働する。 両折りローラ61;62の間の内側間隔は、横折り製品の厚さに相応して、公 知の折りローラギャップ調節装置74によって調節可能である。したがって、両 折りローラ61;62は公知の形式で互いにばね弾性的に支承されており、これ により、たとえば紙ウェブの交換後および結合後の折り製品の厚さ増大が、損傷 なく所定の時間毎に補償されるようになる。 搬送・折りブレード胴もしくは折りブレード・溝形刃受け・針付胴22と前折 り胴27の上方では、紙リボン14;16の走入部と、第2のベルトシステム6 4との間に、サイドフレームに取り付けられた紙ガイドロッド70が配置されて いる。 折りローラ61;62の下方では、サイドフレーム8;9に公知の羽根車69 が配置されており、この羽根車69は横折り製品を排出ベルト72に排出するた めの公知の印刷製品排出システム71を備えている。排出ベルト72には、羽根 車69の側方で鉛直な方向に位置するガイドベルト73が前置されている。 前折り・クランプエレメント31;32のエレメントペア29の開放幅は、制 御カム軌道52の形状によって調節可能である。 前折りしたい折り丁78の製品厚さを調節するためには、制御カム軌道52が 軸方向で横断面で見て、転動ローラトラックの幅gの数倍に相当する幅fを有し ている。制御カム軌道52は横断面で見て、つまり制御カム84の厚さにわたっ て、サイドフレーム8に向かう方向で増大する勾配を有している。したがって、 制御カム84は円錐台形状に形成されていて、前折り胴27の軸方向Eで移動可 能に配置されている。制御カム84は中心の孔を有していて、側方でスリーブ状 の制御カム支持体86に固定されている。この場合、 中心の孔の内径と、制御カム支持体86の内径とは互いに等しく形成されており 、制御カム84と制御カム支持体86とは一体に形成されていると有利である( 第3図)。 制御カム支持体86は制御カム84と共に同軸的に、サイドフレームに取り付 けられた支承ブシュ87に配置されている。この支承ブシュ87は内部に前折り 胴27の軸ジャーナル88を、玉軸受け89に支承された状態で収容している。 制御カム支持体86のスリーブ状の部分はその外周面91に雄ねじ山92を有し ていて、たとえば嵌合キー93によって支承ブシュ87に相対回動不能でかつ軸 方向移動可能に支承されている。 制御カム支持体86の雄ねじ山92には、雌ねじ山付スリーブ94が螺合して いる。この雌ねじ山付スリーブ94はそのサイドフレームに近い側でガイドリン グ96と一体に結合されている。このガイドリング96はその内側の摺動面で、 制御カム支持体86の外周面91に回転可能に支持されていて、たとえばサイド フレームに取り付けられた2つの部分から成る保持リング97によって軸方向移 動を防止されている。この保持リング97は、外周面98に環状に延びる環状溝 99内に係合している。 雌ねじ山付スリーブ94はその外周面98に歯列101を有している。この歯 列101はたとえば歯付ベ ルト102によって、サイドフレームに取り付けられたモータ104の歯付ディ スク103に結合されている。モータ104には、回転角度信号センサ106が 相対回動不能に連結されている。 ところで、別の折り製品の変更された厚さに基づき、前折り・クランプギャッ プ81を変えたい場合には、モータ104と歯付ディスク103と歯付ベルト1 02と歯列101とから成る駆動装置によって雌ねじ山付スリーブ94が回転さ せられるので、これにより制御カム支持体86が軸方向Eに運動させられる。転 動ローラ51が制御カム軌道52上で別の位置、たとえば第3図に示した位置よ りも高い位置に移動すると、前折り・クランプギャップ81の幅は減少する。 転動ローラ51の、横断面で見て球面状に形成された転動面の代わりに、この 転動面が円錐台形状に形成されていて、ひいては制御カム軌道52の勾配に適合 していてもよい。この場合、制御カム軌道52の勾配は制御ローラもしくは転動 ローラ51の行程の高さに相当する。 また、これによってくわえ胴のくわえの幅を調節することも可能である。 本発明の別の実施例では、制御カム軌道52がサイドフレームに取り付けられ て配置されていて、転動ローラ51を支持する制御アーム49が、スピンドルも しくはトーションバースプリング41に沿って軸方向 に移動可能であってよい。しかし重要となるのは、前折り胴27の回転軸線53 に関して傾けられた制御カム軌道52が、カムローラもしくは転動ローラ51に 対して相対的に移動可能に配置されていることである。 本発明のさらに別の実施例では、制御アーム49に設けられた転動ローラ51 の回転軸線108が、制御アーム49の長手方向軸線に対して直角に延びていて 、この転動ローラ51が、前折り胴27の軸方向に延びる、横断面で見て平坦な 制御カム軌道に沿って転動するようになっていてもよい。この場合、制御アーム 49には円筒状の第2のローラが支持ローラの形で設けられており、この支持ロ ーラの回転軸線は制御アーム49の長手方向に延びている。この第2のローラは 前折り胴27の側壁33の外面107に沿って、回転軸線53を中心にして相応 する半径を描いて転動する(図示しない)。 この円筒状の支持ローラは、制御カムによって形成された軸方向力を支持する ために働く。 折り丁を横折りするための方法は次のように行われる。 重なり合って案内された紙リボン14;16から、裁断胴21との協働下に折 りブレード・溝形刃受け・針付胴22において折り丁78が裁断される。この折 り丁78の先行する前側部分79の、折りブレード・ 溝形刃受け・針付胴22の回転方向Bに向けられた前縁部が、針システム26に よってそれぞれ把持されて、前折り胴27の前折り・クランプエレメントシステ ム28に供給される。このとき、各折り丁78は重ねられた状態または重ねられ ていない状態で、折りブレード・溝形刃受け・針付胴22に設けられた折りブレ ード23によって、前折り・クランプエレメントシステム28の前折り・クラン プギャップ81内に押し込まれる。折り丁78の先行する前側部分79も、追従 する後側部分82も、前折り・クランプギャップ81内への折りブレード23の 侵入深さ分だけずらされる。第2図に示した折りブレード・溝形刃受け・針付胴 22および前折り胴27の位置Dでは、前折り・クランプエレメント31;32 も折りブレード23も、仮想結合線56を既に回転角度α分だけ通過している。 折りブレード23の引戻し後(第2図)に、前折り・クランプエレメント31; 32はトング状もしくはくわえ口状に閉じて、折り丁78に前折り目83を形成 する。 この場合、針システム26の針は、折り丁78が前折り・クランプギャップ8 1内に導入される間、折りブレード・溝形刃受け・針付胴22の、図面で見て時 計回り方向での回転方向Bとは反対の方向で折り丁78の前側部分79から引き 出される(ドイツ連邦共和国特許出願公開第19533064号明細書参照)。 支持体43;44の膨隆部46;47が円筒状に形成されていることに基づき 、前折り目83は両膨隆部46;47の仮想接触線を超えた側で、かつ両前折り ・クランプエレメント31;32の内側でビードもしくは隆起部として形成され る。したがって、こうして形成された前折り製品83;79;82は、引き続き 前折り胴27に沿って搬送される間、閉じられた前折り・クランプエレメント3 1;32から滑脱し得ないようになる。したがって、膨隆部46;47の半径r は前折り・クランプギャップ81内への折りブレード23の侵入深さよりも小さ く形成されている。前折り個所である仮想結合線56から出発して、前折り胴2 7が、図面で見て逆時計回り方向の回転方向Cにおいて約1/4回転した後に、 前折り製品(図示しない)は両ベルトシステム63;64の間に収容される。前 折り過程後に前折り胴27が約1/2回転以上回転した後に、両ベルトシステム 63;64は前折り胴27から離れ(第1図には図示していない)、この場合、 前折り・クランプエレメント31;32が開かれた状態で第1のベルトシステム 63が前折り製品をその前折り目83で持ち上げており、その後に両ベルトシス テム63;64が前折り製品を最終折りのための折りローラ61;62に供給す る。 折りローラ61;62から進出した後に、最終折りされた印刷製品は羽根車6 9に引き渡され、その後に 排出ベルト72に載置される。 既に挙げた利点に対して補足的に、2段式の横折りにおける前折りの利点は次 の点に認められる。すなわち、折り丁のための前折り・クランプエレメントの胴 周面近傍の部分が丸められていることに基づき、折りブレードと前折り・クラン プエレメントとの間に、公知のくわえ機構の場合よりも大きな支持間隔が存在し ている。このような大きな支持間隔および胴周面近傍の部分の丸みに基づき、厚 い折り製品を損傷なしに、かつ慣用のくわえ機構の場合よりも僅かな力を加える だけで、前折り・クランプギャップに導入することができる。丸められた前折り ・クランプエレメントはその大きな接触面に基づき、折り製品の外側層を保護す る。折り製品の内側層は、折りブレードが、丸められた前折り・クランプエレメ ントを超えて、前折り製品を挟み込むことなく繰り出され得ることにより保護さ れる。 前折り過程時に針の裂断を阻止するために、針は折り丁の前側部分の前縁部に 対する引戻し時になお付加的に、前折り・クランプギャップ内への折りブレード の侵入深さにほぼ相当する量だけ戻し運動させられる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月23日(1999.6.23) 【補正内容】 明細書 折り丁を横折りするための方法および装置 本発明は、請求項1の上位概念部に記載の折り丁を横折りするための方法なら びに請求項4の上位概念部に記載の折り丁を横折りするための装置に関する。 「折り丁(Signatur)」と呼ばれる複数の重なり合って案内された紙 ウェブ区分を、それぞれ折りブレード胴の折りブレードによってくわえ胴のくわ えに突き込むことにより、横折り製品を製造することは一般に公知である。 このような折り装置を用いても、僅か最大96新聞頁の横折り製品しか製造す ることができない。なぜならば、さもないと、横折り製品の内側部分と外側部分 とが損傷されてしまうからである。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第2146013号明細書には、紙シート(枚 葉紙)を縦折りするための装置が記載されている。紙シートは、回転する円形の 折りブレードと、回転する前折り胴に設けられた環状溝との間で前折りされ、引 き続きベルトペアによって最終折りされる。 ドイツ連邦共和国特許第4120630号明細書には、輪転印刷機のウェブを 横折りするための装置が開示されている。この公知の装置では、最初の横折りを 導入するために折りブレード胴とくわえ胴とが配置されている。 本発明の課題は、横折りを形成するための方法および装置を提供することであ る。 この課題は、請求項1の特徴部に記載の方法および請求項4の特徴部に記載の 装置構成により解決される。 請求の範囲 1.折り丁(78)を横折りするための方法において、折り丁(78)にくわ え状の前折り・クランプエレメント(31,32)によって前折り目(83)を 施与し、引き続き、前折り製品(78,82,83)を、最終折りのための回転 する一対の折りローラ(61,62)に供給することを特徴とする、折り丁を横 折りするための方法。 2.折り丁(78)を前折り・クランプエレメントシステム(28)内に導入 する間、搬送システム(26)に設けられた針を、搬送・折りブレード胴(22 )の回転方向(B)とは逆の方向で折り丁(78)から引き出す、請求項1記載 の方法。 3.前折り製品(83;79;82)を紙ガイドシステム(63;64)によ って、開かれた前折り・クランプエレメント(31;32)から導出して、折り ローラ(61;62)に供給する、請求項1または2記載の方法。 4.搬送・折りブレード胴(22)によって折り丁(78)を横折りするため の装置において、搬送・折りブレード胴(22)に、前折り製品(83;82; 79)を形成するための前折り胴(27)が対応配置されており、該前折り胴( 27)に前折り・クランプエレメントシステム(28)がくわえ状に配置されて おり、さらに前折り胴(27)に、前折り製品(83;82;79)を最終折り するための一対の折りローラ(61;62)が後置されていることを特徴とする 、折り丁を横折りするための装置。 5.前折り胴(27)の周面(42)に、前折り胴(27)の軸平行な方向に 延びる所定数(n)の前折り・クランプエレメントシステム(28)が配置され ている、請求項4記載の装置。 6.各前折り・クランプエレメントシステム(28)が、くわえ口状に協働す る、相並んで軸方向の間隔(a)を置いて配置された、前折り・クランプエレメ ント(31;32)の所定数(m)のエレメントペア(29)から成っている、 請求項4または5記載の装置。 7.前折り・クランプエレメント(31;32)が、それぞれ相並んで間隔( a)を置いて軸(34;36)に固定されており、両軸(34;36)の端部が 、それぞれ前折り胴(27)の側壁に取り付けられていて、それぞれ同期化装置 (37;38)を用いて互いに結合されている、請求項6記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.折り丁(78)を横折りするための方法において、折り丁(78)に前折 り・クランプエレメント(31,32)によって前折り目(83)を施与し、引 き続き、前折り製品(78,82,83)を、最終折りのための回転する一対の 折りローラ(61,62)に供給することを特徴とする、折り丁を横折りするた めの方法。 2.折り丁(78)を前折り・クランプエレメントシステム(28)内に導入 する間、搬送システム(26)に設けられた針を、搬送・折りブレード胴(22 )の回転方向(B)とは逆の方向で折り丁(78)から引き出す、請求項1記載 の方法。 3.前折り製品(83;79;82)を紙ガイドシステム(63;64)によ って、開かれた前折り・クランプエレメント(31;32)から導出して、折り ローラ(61;62)に供給する、請求項1または2記載の方法。 4.搬送・折りブレード胴(22)によって折り丁(78)を横折りするため の装置において、搬送・折りブレード胴(22)に、前折り製品(83;82; 79)を形成するための、前折り・クランプエレメントシステム(28)を有す る前折り胴(27)が対応配置されており、該前折り胴(27)に、前折り製品 (83;82;79)を最終折りするための一対の折りローラ(61;62)が 後置されていることを特徴とする、折り丁を横折りするための装置。 5.前折り胴(27)の周面(42)に、前折り胴(27)の軸平行な方向に 延びる所定数(n)の前折り・クランプエレメントシステム(28)が配置され ている、請求項4記載の装置。 6.各前折り・クランプエレメントシステム(28)が、くわえ口状に協働す る、相並んで軸方向の間隔(a)を置いて配置された、前折り・クランプエレメ ント(31;32)の所定数(m)のエレメントペア(29)から成っている、 請求項4または5記載の装置。 7.前折り・クランプエレメント(31;32)が、それぞれ相並んで間隔( a)を置いて軸(34;36)に固定されており、両軸(34;36)の端部が 、それぞれ前折り胴(27)の側壁に取り付けられていて、それぞれ同期化装置 (37;38)を用いて互いに結合されている、請求項6記載の装置。 8.前折り・クランプエレメント(31;32)が、その胴周面近傍の端部で かつ前折り製品(79,82,83)に係合する側で丸められて形成されている 、請求項6記載の装置。 9.前折り・クランプエレメント(31;32)が、それぞればね弾性的なフ ィンガ状の支持体(43; 44)を有しており、該支持体(43;44)が、胴周面近傍の、軸平行に延び る円筒状の膨隆部(46;47)を備えている、請求項6記載の装置。 10.前記膨隆部(46;47)の半径(r)が、前折り・クランプギャップ (81)内への折りブレード(23)の侵入深さよりも小さく形成されている、 請求項9記載の装置。 11.前記支持体(43;44)と前記膨隆部(46;47)とが一体に形成 されている、請求項9記載の装置。 12.前折り・クランプエレメントシステム(28)の軸の少なくとも1つ( 34または39;36または41)が、カム制御装置(49;51;52)に結 合されている、請求項6記載の装置。 13.同期化装置(37;38)が、前記軸に取り付けられた、互いに噛み合 った歯セグメント(37;38)から成っている、請求項7記載の装置。 14.前記軸(34;36)の内部に、前記軸(34;36)に一方の端部で 結合されたトーションバースプリング(39;41)が配置されており、該トー ションバースプリング(39;41)の他方の端部が、プレロードもしくは予荷 重をかけられて前折り胴(27)の一方の側壁に固定されている、請求項6また は12記載の装置。 15.前折り胴(27)と折りローラ(61;62 )との間に、紙ガイドシステム(63;64)が配置されている、請求項4記載 の装置。 16.前記紙ガイドシステム(63;64)が、前折り胴(27)に沿って案 内されかつ第1の折りローラ(61)を巡って案内された第1のベルトシステム (63)を有している、請求項15記載の装置。 17.前記紙ガイドシステム(63;64)が、複数のベルトガイドローラ( 68)と第2の折りローラ(62)とを巡って案内された第2のベルトシステム (64)を有している、請求項15記載の装置。
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