JP2000508829A - 電気化学電池 - Google Patents

電気化学電池

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JP2000508829A JP10534008A JP53400898A JP2000508829A JP 2000508829 A JP2000508829 A JP 2000508829A JP 10534008 A JP10534008 A JP 10534008A JP 53400898 A JP53400898 A JP 53400898A JP 2000508829 A JP2000508829 A JP 2000508829A
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コエツザー,ヨハン
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アー・アー・ベー・アツシユ・パテント・ホールデイングス・ソシエテ・アノニム
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Abstract

(57)【要約】 電気化学電池(10)は、内部空間を規定するハウジング(12)と、ハウジング中にあってアノード区画とカソード区画とに区分するセパレータ(22)とを含む。ナトリウムアノードはカソード区画中にあり、カソードはカソード区画中にあり、このカソードはセパレータによってアノードに電気化学的に結合されている。アノードは溶融し、セパレータはナトリウムカチオンの導体であって、少なくとも五本の管を含み、各管は開端部と閉端部とを有し、カソードは管(22)中にあり、各管は電子絶縁ヘッダー(26)中のヘッダー空間と連絡している。ナトリウム伝導に利用可能な管の合計面積と、内部空間の容積の比は、下記の商 (ただし、lは長さの単位)によって定義され、少なくとも1.01-1の値を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 電気化学電池 本発明は、高温再充電式電気化学電池に関する。さらに詳細には、本発明は高 出力の用途に適したこの形式の電気化学電池に関し、さらに本発明はこの形式の 電気化学電池の製造方法に関する。 本発明によれば、内部空間を規定するハウジングと、ハウジング中に位置して 、内部空間をアノード区画とカソード区画に区分するセラミック固体電解質セパ レータと、アノード区画中にあるアルカリ金属活性アノード材料と、固体電解質 セパレータによって活性アノード材料に電気化学的に結合されている活性カソー ド材料とを含む高温再充電式電気化学電池であって、この電池の動作温度で活性 アノード材料が溶融し、固体電解質セパレータは活性アノード材料のカチオンの 導体である材料でできており、固体電解質セパレータは少なくとも五本の複数の セラミック固体電解質セパレータ管を含み、各管は開端部と閉端部とを有し、活 性カソード材料は管の内部にあり、各管は、 管からヘッダー空間へ通じる付属の開口に対して密封された開端部を有し、ヘッ ダー空間は電子絶縁セラミック材料を含むヘッダーによって規定され、アノード 区画とカソード区画の間の活性アノード材料のカチオンの伝導に利用可能な管の 合計面積と、内部空間の容積の比が、下記の商 (ただし、lは長さの単位) によって定義され、少なくとも1.01-1の値を有する電気化学電池が提供され る。 複数の管は通常は少なくとも10本になり、商すなわち前記合計面積と内部空 間容積の比は少なくとも1.51-1である。本発明の好ましい実施形態では、複 数の管は少なくとも25本になることもあり、商すなわち前記合計面積と内部空 間容積の比は少なくとも2.01-1になる。 一般的には、活性アノード材料はナトリウムとなり、セパレータの材料は、β アルミナやβ”アルミナなどのナトリウムカチオンの適当なセラミック固体電解 質導体から選択される。動作温度と周囲温度との間でセルを加熱冷却する、間に 熱膨張係数 を合致させるために、ヘッダーはαアルミナ製とすることができ、これをセパレ ータ管の開いた端にガラス溶接することができる。 本発明の特定の実施形態では、管の各々は他のすべての管と同じ長さにするこ とができ、電池は、管がその開いた上端からヘッダーによって吊される直立した 動作姿勢を有し、管の開いた端がそれぞれ密封されている関連する開口が、ヘッ ダーの下壁を形成する平らなαアルミナパネル中に設けられ、電池は複数の下向 きの突出部を有するカソード集電器を有し、これらの突出部は、ヘッダーからそ れぞれ各管内に下向きに、各管の閉じた下端の位置またはその近くに突出し、カ ソード集電器は、各管内に位置する個々の量の活性カソード材料を並列に接続す る働きをする。 電池は通常、ナトリウム・イオウ/硫化物/多硫化物型、または好ましくはナ トリウム・ニッケル/塩化ニッケル型、ナトリウム・鉄/塩化第一鉄型、または ナトリウム・ニッケル/塩化ニッケル型とナトリウム・鉄/塩化第一鉄型の組合 せなどのアルカリ金属・遷移金属/遷移金属ハライド型となることが予想される 。 電池は、電子的に伝導性の電解質を通す多孔性基材を含むカソードを有し、多 孔性基材は多孔性の内部を有し、その中で活性材料は細分された粒子および/ま たは薄層の固体の形で分散され、この基材は溶融塩電解質で含浸され、溶融塩電 解質は基材の多孔性内部を飽和させ、カソード集電器の下向き突出部が基材に電 子的に接続されている、アルカリ金属・遷移金属/ハロゲン化遷移金属型のもの とすることもできる。特に、電池は、ニッケルと鉄が88:12〜80:20、 好ましくは86:14〜82:18、たとえば84:16の質量比で存在するカ ソードを有することができる。通常は、ニッケルと鉄だけが本質的にカソード中 に存在する遷移金属となるが、必ずしもそうではない。 溶融塩電解質は170℃以下の融点を有することが好ましく、160℃以下が より好ましい。溶融塩電解質はハロゲン化ナトリウムアルミニウム電解質でよく 、その中に本質的に同量のアルカリ金属ハロゲン化物とハロゲン化アルミニウム とが存在し、ハロゲン化アルミニウム:アルカリ金属ハロゲン化物の比はせいぜ い1:1となる。 特に、溶融塩電解質は、融点を下げるように作用するが他の 点では電池カソード環境と両立できる少なくとも一つのドーパントでドープされ た塩化ナトリウムアルミニウム電解質とすることができる。電池は、合計で溶融 塩電解質の質量の1〜30%、一般的には3〜20%のドーパント含有量を有す ることができる。 適当なドーパントには、四塩化ジルコニウム(ZrCl4)、四塩化ハフニウ ム(HfCl4)、および化学式R4NAlHal4の塩化物などの適当なハロゲ ン化四級アンモニウム塩が含まれ、ここで各Rはアルキル基などの炭化水素基、 R基は同じかまたは互いに異なり、各Halはハライドアニオンで、同じでも互 いに異なっていてもよいが、すべてClアニオンであると好都合である。ZrC l4もHfCl4も、それぞれ溶融塩電解質の質量の5〜10%の割合で存在する ことができ、どのR4NAlHal4も、溶融塩電解質の質量の10〜30%の割 合で存在することができる。 こうして、各ドーパントを四塩化ジルコニウム、四塩化ハフニウム、ハロゲン 化四級アンモニウム、およびこれらの任意の混合物から選択することができ、前 記のどの四ハロゲン化物塩も合計で溶融塩電解質の質量の5〜10%を形成し、 前記のど のハロゲン化アンモニウムも合計で溶融塩電解質の質量の10〜30%を形成す る。 ハウジングは、軟鋼ハウジングなどの金属ハウジングにすることができ、ハウ ジングはアノード集電器とハウジング上に設けられたアノード電池端子を形成し 、カソード集電器はカソード端子に接続され、カソード端子はハウジングから外 側に突き出ており、ハウジングから電子的に絶縁されている。 電池の水平断面または平面外形は、複数の電池が横に並べて密接して充填でき るように選択することができる。複数の電池が六角形または正方形の密接して充 填した配置で互いに横に並べて密接して充填できるように、電池が正方形、六角 形、矩形、または三角形の水平断面または平面外形を有すると好都合である。 複数の管を、その開いた上端が、例えば平らなαアルミナヘッダーパネルを含 むヘッダーに対して密封され、六角形格子配列と正方格子配列から選ばれた格子 配列になるように、配列することができる。 各管は、薄壁シムによって囲まれる外表面を有すこともでき、シムは孔があけ られていてもよく、管の周りに巻き付けられ、 溶融アノード材料を管の外表面上を上向きに、管の外表面と接触させてウィッキ ングするためのウィックを形成する。 複数の管を充填配列に配置することができ、これらの管はこれらの間に少なく とも六つの長手方向に延びる複数の空間を規定し、電池は、密集した管の間の空 間にそれぞれ位置する電子に伝導性のロッドの形状を有する複数のアノード集電 器を含む。 配列は立方密接充填配列にすることもできるが、六角形充填配列であることが 好ましい。空間は、立方密接充填の場合には四本の管で閉ざされ、六角形密接充 填の場合には三本の管で閉ざされる。 各アノード集電ロッドは、関連する長手方向に延びる空間を十分に充填して、 この関連する長手方向に延びる空間中で溶融アノード材料をウィッキングするた めのウィックとして働く。したがって、ロッドは二重の機能、すなわち管の間の 空間に沿って溶融アノード材料のウィッキング機能、およびアノード集電機能を 有する。 各管がこれに隣接またはこれを取り巻くすべての管と実質的に隣接しているこ とが好ましい。こうして、各ロッドが、前記空間の長さにわたって溶融アルカリ 金属アノード材料の適切な ウィッキングをもたらすのに十分なほど管に近ければ、各ロッドは、その全長に わたってこれに隣接またはこれを取り巻く管すべてと接触する必要はないが、こ れらの管と実質的に接触するような直径を有することができる。 各ロッドがアルミニウムでできており、関連する長手方向に延びる空間に沿っ て前記空間の全長にわたって延びていることが好ましい。 管の閉じた端および全体としての管は一緒に結合され、カップ状のトレイによ って、一般的には浅いアルミニウムまたは軟鋼の金属トレイによって互いに密接 充填した衝合状態に保持され、この金属トレイは管束の最外部の管を取り囲む直 立周囲リムを備え、トレイの底面パネルはオプションとしてこれを通る複数の開 口を有し、それぞれの開口にはアノード集電ロッドが合致し、各ロッドはヘッダ の上端またはヘッダの近くから、トレイの底面パネルにある付属の開口またはそ の近くに位置する下端に向かって下向きに延びている。底面パネルは平坦であっ てもよい。 本発明の別の態様によれば、焼結セラミック固体粉末材料と焼結セラミック電 子絶縁粉末材料からそれぞれ管とヘッダー部 品を形成すること、ヘッダー部品を一緒に密封してヘッダーを形成すること、お よび各管の開放端をヘッダーへの付随の開口に対して密封することを含む、上述 の形式の電池を作る方法が提供され、ヘッダーは、管が作動直立姿勢にあるとき にヘッダーの頂部に通じるフィードスルーを有し、この方法は、管をヘッダーに 対して密封した後に、フィードスルーとヘッダーのヘッダー空間を介して管の開 放端中に活性カソード材料またはこの前駆物質を供給することをさらに含む。 活性カソード材料またはその前駆物質は、粉末に較べて比較的自由に流れるこ とのできる細粒であると好都合であり、細粒は、管およびヘッダーをハウジング 中に挿入する前または挿入した後にヘッダー空間中に供給することができ、ハウ ジングは、ふたを有する深絞りの上開き缶であると好都合であり、ふたは、管お よびヘッダーを缶の正しい位置に置いた後に適所で密封される。カソード集電器 は、ヘッダー部品が一緒に密封される前にヘッダー内の適所に位置決めし、管が 密封されるヘッダー中の開口から突き出ると好都合である。またシムウィックは 、管がヘッダーに密封された後に管束の周りに巻き付けられる。ヘッダー部品が 一緒に密封すること、およびヘッダーにおける管 の密封はガラス溶接にしてもよい。管を、その閉じた下端をトレイ中に下向きに 挿入することによって一緒に束ねることができ、管をヘッダーに密封した後、お よび管をトレイ中に挿入する前または挿入した後に、管の間の空間にアノード集 電器を挿入することができる。 フィードスルーは、カラー形状のヘッダーの一部によって規定され、一対の金 属シールリングがそれぞれカラーの対向する端に熱圧着によって密封され、シー ルリングの一つはハウジングのふたに金属溶接され、次いでふたは缶の開いた上 端に金属溶接され、次いでカソード端子を形成する金属プラグがシールリングの 他の一つの中に溶接されて、フィードスルーを閉じ、カソード集電器は前記プラ グに溶接され、前記プラグと付随のシールリングは他のシールリングおよび付随 の缶から電子的に絶縁され隔離されている。 ここで本発明を、添付の概略図を参照して限定されない実施例によって説明す る。 第1図は、本発明による電気化学電池の概略側断面図である。 第2図は、セパレータ管が取り付けられた平形ヘッダーパネルを逆転させて下 側を見た図である。 第3図は、逆転させた第2図の平形ヘッダーパネルを第2図の線III−II Iの方向にとった詳細側断面図である。 第4図は、ヘッダーと管の上端部の、第1図の切取図に該当する簡単な切取図 である。 第5図は、本発明による別の電気化学電池の、第6図の線V−Vの方向におけ る概略側断面図である。 第6図は、第5図に対して縮小して示す、第5図の線VI−VIの方向におけ る第5図の電池の管束とトレイの概略平断面図である。 第7図は、第1図に示す本発明によるニッケル/塩化ニッケル(NiCl2) カソードを有する電池に関して、さまざまな温度における電池容量(Ah)に対 して、初期電池内部抵抗(mΩ)をプロットしたグラフである。 第8図は、第7図に示す性能を有する同じ電池に関して、270℃における充 電/放電サイクル数に対して、各放電サイクルの開始時の初期電池内部抵抗(m Ω)をプロットしたグラフである。 第9図は、第4図に示す構造の変形例を示す第4図と類似の図である。 第10図は、第4図に示す構造の別の変形例を示す第4図と類似の図である。 第11図は、第7図と第8図に示す性能を有する電池とは異なる複数の電池に 関して、バッテリーとして直列に接続されたときに、電池の142番目のサイク ルの時間(時)に対して、電池開路電圧(V)をプロットしたグラフである。 第12図は、第11図に示す性能を有する同じ複数の電池とバッテリーに関し て、充電/放電サイクル数に対して、容量(Ah)および各放電サイクルの開始 時における初期電池内部抵抗(mΩ)の両方をプロットしたグラフである。 図面の第1図では、参照番号10は、本発明による高温再充電式電気化学電池 を全体的に示す。電池10は軟鋼製ハウジング12を含み、軟鋼製ハウジング1 2は深絞り軟鋼製缶14を含み、深絞り軟鋼製缶14は、ふた16と、平らな上 向きの支持面の上に電池10を直立作動姿勢で支持するための平床18とを含む 。ふた16はその周囲に周囲リム19を有し、これによってふたは、缶14の側 面の上端におけるリムに20で溶接される。ハウジング12と缶14は、正方形 を有する平面輪郭と平断面図を有する。 図面の第1図から第4図では、25個のナトリウムβ”アルミナセパレータ管 22が缶14中に見られ、これらのセパレータ管22は閉じた下端と、ヘッダー 26の下壁を形成する平らなαアルミナパネル24にガラス溶接された開いた上 端とを有し、ヘッダー26は、さらにもう一つのαアルミナパネル28によって 準備された上壁を有する。パネル24の下面を第2図に示すが、この図から、パ ネル24に通じる25個の開口30があり(第3図では、このうちの2個だけを 示す)、各開口は管22の内径に相当する直径を有する狭い上部分32を有し、 また各開口は管22の外径に相当する直径を有する広い下部分34を有し、パネ ル中では、管22の開いた上端が受け入れられ、ガラス溶接されていることに注 目すべきである(特に第1図を参照)。パネル24は直立する周囲リム36を有 し、この上縁にパネル28の外周囲がガラス溶接によって結合されるが、リム3 6の上縁をパネル28の外縁における周囲さねはぎ38中に受け入れ、ガラスビ ードを、この目的のために溶融する前にさねはぎ38中の39に示す位置に付け る。パネル24、28はリム36と一緒にヘッダー26を構成し、この間にヘッ ダー空間27を規定する。連結された管22を弾力的に掴むため に、孔あき軟鋼(任意選択でその代わりにニッケル)のシム40を各管22の周 りに単一層として巻き付ける。 αアルミナカラー42が、パネル28における中央開口43中にガラス溶接さ れている。カラー42はパネル28を通過して延びる中央フィードスルーを形成 し、使用時には上表面および下表面を形成する平らな端部表面と、上シールリン グ44と、下シールリング46とを有し、これらのシールリングの各々はニッケ ルで作られ、前記の上表面および下表面にそれぞれ熱圧着されている。リング4 4は、ふた16の中央開口の周囲に沿ってリム47に溶接された外周囲直立リム 45を有し、リング46は、上方に延びて余裕を伴ってカラー42中に入れ子状 に収まっている内周囲直立リム49を有し、この内周囲直立リム49は、カラー の湾曲した内壁と隣接するが離間している。リング46の直立リム49の上端は 、ふた16の上方で、その適所で溶接され上方に突出した金属プラグ48によっ て閉じられ、カソード端子50を形成する。ふた16の頂部には52においてア ノード端子52が溶接され、カラー42は、その上端において放射方向に外側に 延びる周囲フランジを有し、この周囲フランジは、パネル28の中央開口43の 周囲を越えて延び、こ のフランジを介してカラー42はパネル28の上表面にガラス溶接される。缶1 4はアノード集電器を形成し、個別のカソード集電器が電池のために設けられ、 このカソード集電器は平らな正方形のニッケル集電プレート54を含み、この下 表面には、各管22について一つずつあるニッケルカソード集電ロッド56の形 状を有する25本の下向き突出部の上端が溶接されている。各ロッド56は、中 央で下向きにそれに関連する管22中に突き出ており、ロッド56の下端は管2 2の閉じた下端の近くにあり、その上にわずかな間隔をあけている。集電プレー ト54は直立リム58付きの中央開口57を有する。リム58はリング46のリ ム49中に入れ子状に収まり、リング46のリム49はリム58とカラー42と の間に挟在し、リム58はリム49とプラグ48との間に挟在し、プラグ48は リム58を介してリム49に溶接され、リム49、58はこれらの上縁において 一緒に溶接されている。 電池10を作るためには、リング44、46を有するカラー42をパネル28 にガラス溶接した後に、そして集電プレート54の中央リム58をリング46の 直立リム49に溶接した後に、パネル28を逆転して置くことができる。それか ら下ヘッ ダーパネル24の外直立リム36を、パネル28の付随の周囲さねはぎ38中で ガラス溶接して、パネル24の開口30から突き出たロッド56を有するヘッダ ー26を形成する。その後に、(シム40を付随の管22に巻き付ける前または 後に、)管24の開端部を開口30の広い部分34でガラス溶接することができ る。それから、ふた16のリム47をリング44の直立リム45に溶接すること ができ、次いで、ふた16の外周囲におけるリム19を缶14の上縁の20の個 所で溶接することができる。この段階で、細粒のカソード/固体電解質前駆物質 を、カラー28によって規定されたフィードスルーを介して、またヘッダー空間 27を介して管22中に入れることができ、または電解質細粒をカソード前駆物 質細粒とともに適当な振動またはタッピングを与えて管22中に入れることがで き、管22を適当な深さにまで満たして(細粒は第1図において60で示す)、 電池前駆物質を形成し、オプションとして少量のナトリウムを缶14の底に装荷 し、溶融してシム40によってウィッキングされると管22の下端に十分に接触 し、シム40は缶16の床18に実際にほぼ接触する。 ここで第5図と第6図を参照すると、参照番号110は、本 発明による別の高温再充電式電気化学電池を全体的に示す。参照が容易になるよ うに、同様な特性を示すために、第1図〜第4図に使用したものと類似の参照番 号を第5図と第6図に使用した。 缶114中には、27個のナトリウムβ”アルミナセパレータ管122が見ら れ、これらのセパレータ管122は閉じた下端と、ヘッダー126の下壁を形成 する平らなαアルミナパネル124にガラス溶接された開いた上端とを有し、ヘ ッダー126の上壁が、さらにもう一つのαアルミナパネル128によって準備 されている。パネル124を通じて27個の開口130があり、開口130を覆 って管122の開いた上端が溶接されている(第5図を参照)。パネル128は 下向きに垂れ下がる周囲リム136を有し、この下縁にパネル124の外周囲が ガラス溶接によって結合されている。パネル124、128はヘッダー126を 構成し、その間にヘッダー空間127を規定する。管122は隣接して互いに支 え合い、六角形の密集したアレイに配列されている。管122は管束の形状をな し、管束を掴んでその管122を一緒に保持するために、孔あき軟鋼(またはニ ッケル)のシム140が管束の周りに単一層として 巻き付けられている。管122の下端、および全体としての管束も、平らな底面 パネル141と直立リム145とを有する浅いトレイ139によって一緒に保持 される。 パネル128中には中央開口143があり、これはパネル128を通る中央フ ィードスルーを形成する。パネル128は、フィードスルー143の周りの平ら な上表面と下表面、上シールリング144、および下シールリング146を有し 、これらのシールリングの各々はニッケルで作られ、前記の開口143の周りの 前記の上表面および下表面にそれぞれ熱圧着されている。リング144は、ふた 116の中央開口の周囲に沿ってリム直立リムに溶接された外周囲直立リム14 7を有し、リング146は、開口143を通って上方に延びる内周囲直立リムを 有し、内周囲直立リムは開口143の湾曲した内壁と隣接するが離間している。 リング146の直立リムの上端は、後述する集電プレート154における中央開 口157の周囲に沿って、直立リム158の上端に溶接されている。プレート1 54の中央開口157の直立リム158は、ふた116の上方で、その適所で溶 接され上方に突出した金属プラグ148によって閉じられ、カソード端子150 を形成する。ふた116の頂部には 152においてアノード端子が溶接されている。缶114はアノード集電器を形 成し、個別のカソード集電器が電池のために設けられ、このカソード集電プレー ト154は平らな正方形のニッケル構造の集電器を含み、上述のように中央開口 を有し、この中央開口の下表面に、各管122について一つずつある集電ロッド 156の形状の27個の下向き突出部の上端が溶接されている。各ロッド156 は中央で下向きに関連する管122中に突出しており、このロッド156の下端 は管122の閉じた下端に近いが、これからわずかに離間している。集電プレー ト154は上述のように、直立リム158付きの中央開口157を有する。リム 158は、リング146のリムの上端中に入れ子状に入り、これに溶接されてお り、リング146のリムはリム158と開口143の周囲との間に位置し、プラ グ148はリム158に溶接されている。電子コネクタ160が準備されて、シ ム140を缶114に接続する(第5図を参照)。管122の間には35個の空 間162が規定され(第6図)、これらの空間162の各々にアルムニウムウィ ッキングとアノード集電ロッド164が準備される。対応する35個の開口16 6(第5図)がトレイ139のパネル141を通じて設けられ、 各ロッド164は開口166の各々にそれぞれ関連する。各ロッド164は、パ ネル124の上端からパネル141における関連する開口166の下端まで、そ の空間162の全長にわたって延びている。 電池110を作るためには、リング144、146をパネル128に熱圧着し た後に、そして集電プレート154の中央リム158をリング146の直立リム に溶接した後に、パネル128を逆転して置くことができる。それから上ヘッダ ーパネル128の外リム136を、パネル124の周囲にガラス溶接して、パネ ル124の開口130から突き出たロッド156を有するヘッダー126を形成 する。その後に、(シム140を付随の管122に巻き付ける前に、)管124 の開端部を開口130にガラス溶接することができる。それから、ロッド164 を管122の間の空間162に挿入することができ、また管の閉じた下端をトレ イ139中に挿入し、ロッド164の下端を開口166に入れる。それから、ふ た116の内リムをリング144の直立リム147に溶接することができ、次い で、ふた116の外周囲におけるリム119を缶114の上縁の120の個所で 溶接することができる。この段階で、粒状のカソード /溶融塩電解質前駆物質を、プレート154における開口143と開口157の リム158によって規定された中央フィードスルーを介して、さらにヘッダー空 間127を介して管122中に供給することができ、または電解質細粒をカソー ド前駆物質細粒とともに適当な振動またはタッピングを与えて管122中に供給 することができ、管122を適当な深さにまで満たして(細粒は第5図において 168で示す)、電池前駆物質を形成し、オプションとして少量のナトリウムを 缶114の底に装荷し、溶融してロッド164とシム140によってウィッキン グされると管122に十分に接触し、ロッド164は缶116の床118に実際 にほぼ接触する。 電池10、110の電池前駆物質の各々は、公知の様式でいくつかの充電/放 電サイクルを受け、これを作動させて電解槽に変換し、管22、122中でカソ ード部分を形成し(第1図の60と第5図の168を参照)、これらの各々は、 電子的に伝導性の多孔性電解質透過性基材を含み、基材は、この基材中に含浸さ れて基材を飽和させるドープされた塩化ナトリウムアルミニウム溶融塩電解質を 有し、また基材の多孔性内部中で粒子および/または薄層の形で分散した遷移金 属/ハロゲン化遷 移金属活性カソード材料を有する。溶融ナトリウムは、管22、122と缶14 、114との間に規定されたアノード区画中で管22、122を囲む。 溶融塩電解質のドーピングは、一般的にZrCl4またはHfCl4またはR4 NCl4、またはこれらの複数の適当な混合物によって行われ、この電解質に1 60℃以下の、好ましくは155℃以下の融点を与え、どのZrCl4およびH fCl4ドーパントも各々、溶融塩電解質の質量の5〜10%を形成する割合で 使用され、どのR4NCl4も、溶融塩電解質の質量の10〜30%を形成する割 合で使用され、加えられる一つまたは複数のドーパントの総量は溶融塩電解質の 質量について30%以下を形成する。遷移金属/ハロゲン化遷移金属活性カソー ド材料は、基材の多孔性内部中で細粒および/または薄層の形で分散し、溶融ナ トリウムは、管22、122と缶14、114との間に規定されたアノード区画 中で管22、122を囲む。細粒のための適当な粉体混合物は、米国特許第45 29676号(放電カソード前駆物質を提供する)と、同第4797333号( 過放電カソード前駆物質を提供する)とに記載されている。 電解質は、電池のすべての充電状態においてAlCl3の分子比率がNaCl の分子比率より大きくない塩化アルミニウムナトリウム(NaAlCl4)であ る。 例えば、第1図に示す電池は、深さ140mm、50mm×50mm正方の平 面輪郭すなわち水平断面の缶14から作られた。この例では、管22は長さが1 30mmで、各管は外径が9.1mmで壁厚が0.7mmであり、プラグ48に よって閉じられたフィードスルーの内径は10mmである。これに関して、第1 図は厳密に縮尺通りになっていないことを留意すべきである。また実質的に類似 の第5図に示す管を、第1図の例で使用したものと同じ管と缶を使用して作った 。 本発明による電池の特徴は、高出力放電と急速充電/放電速度の助けとなる高 隔離面積を達成することができ、また特に、管22、122の長軸を横切る方向 に狭いカソード寸法を有する円形/円筒形カソードの対称形を達成されることで ある。 上述のように、電池10は25本の管22を有し、電池110は27本の管1 22を有する。さらに、電池10、110のアノード区画とそのカソード区画と の間のナトリウムカチオンの伝導に利用可能な管22、122の合計面積の比は 、下記の 商 によって定義され、2.0mm-1以上の値を有する。これに関して、カソード区 画は管22、122の内部とヘッダー26、126の内部すなわち空間27、12 7とによって作られ、アノード区画は管22、122の外側の缶14、114の 内部容積とヘッダー26、126によって作られている。 可逆高出力動作を実質的に約束する本発明による電池について、本出願人は事 前テストを行った。 こうして、第5図に示す約2.58V(ナトリウムと塩化ニッケルの対)の開 路電圧を有するナトリウム・塩化ニッケル電池が構成され、この質量は約900 gであり、理論的容量は約40Ahである。電池はさまざまな温度で十分な回数 の充電/放電サイクルにかけられた。テストの一つによれば、80%の放電深さ で、すなわちその容量の32Ahが(20アンペアの一定電流で)放電された後 に、電池に、約180アンペアの事前設定最大電流値または1.72ボルトの電 圧下限値で、さまざまな動作温度において30秒間の電力パルスを加えた。この 結果を下表に示す。表1は、各パルスの放電サイクル番号、各30秒パルスを終 わった後の電池の電流(アンペア)、電圧(ボルト)、内部抵抗(mΩ)、電力 (ワット)を示す。 表1から、270℃において、電池は第83サイクル後に、実質的に第5サイ クル後と同じ電力を出したことが注目される。予想されるように、内部抵抗は温 度の変化に敏感であった。しかしながら事実上、250℃以上では、溶融塩電解 質から生ずる内部抵抗と対照してみると電池のハードウェア内部抵抗はこの温度 では限界となったので、改善はみられなかった。それでも、電力は165℃にお いても表1に示すように適切であった。 結果が表1に示された40Ah電池について、電池特性をさらに第7図と第8 図に示す。 第7図では、結果が表1に示された電池について、さまざまな温度における完 全充電から約80%(約32Ah)の放電深さまでの、電池容量(放電深さ)に 対する初期内部抵抗をプロットして示す。放電には20アンペアの定電流を使用 し、充電には、2.67ボルトの電圧までの10アンペアの初期電流と3アンペ アの最終電流によるIUI充電を使用した。テスト温度は165℃、180℃、 200℃、250℃、270℃、290℃であった。 次に第8図では、270℃において、第7図におけるものと同じ充電電流と電 圧ならびに同じ放電電流を適用した、同じ電池についての結果を示す。初期電池 内部抵抗が電池サイクル番号とともにわずかに上昇しているのが見られ、サイク ル開始時の2mΩから70〜90番目のサイクルでは約2.8mΩとなり、続い て100番目のサイクル後には約2.7mΩにわずかに低下している。 表1と第7図から第8図に示された結果は、本発明の電池形状によって、図示 するように容認できる高い電力が165℃という低い温度で得られることを実証 している。これらの結果は、例えばNaAlCl4をベースとする適当な低融点 電解質の利 用可能度に応じて、容認できる電力が150℃、さらには120℃という低い温 度において、本発明によって利用可能になることを示している。 第9図では、第3図と第4図に示すように開口30の下部分34中に受け入れ られた管22の開いた上端を有する代わりに、円筒形の下向きおよび外向きに突 き出たリムすなわちスピゴット170が一定の直径を有する各開口30の周りに あり、スピゴット170は管22の開いた上端に受け入れられ、スピゴット/ソ ケット様式でガラス溶接されており、管22の開いた上端は172の個所で厚く なり強化されている。さらにまた、(第3図と第4図におけるように)リム36 を備えたパネル24とリムのないパネル28とを有する代わりに、パネル24は リムを持たず、リム36はパネル28に設けられ、パネル28の周囲から下向き に突き出ている。パネル24の外側すなわち周囲縁はリム36のさねはぎ174 中で溶接され、リム36の下縁は外側または周辺の管22の172において厚く なった部分を囲む。 第10図では、他に指示がない限り、第9図と同じ参照番号が使用されている 。第10図では、第9図のリムまたはスピゴ ット170は省かれており、管22の開いた端は開口30の周囲の周りで、パネ ル24の下表面のガラス層(図示せず)によってパネル24の平らな下表面に単 に突合せ溶接されている。さらにまた、第9図における管22の上端の172に おける厚くなった部分は省かれ、この代わりに、第10図における管22の上端 は、管22の他の部分よりも大きな内径と外径とを有し、176において肩部を 設ける。この特徴によって、管22の上端は互いに隣接密集することができるが 、ロッド164(第6図を参照)を受け入れるために管22の間にやや拡大され た空間162(第6図を参照)を設け、同じ考えは第9図の構造にも実際に適用 される。 第10図に示す構造によっても、構成中および第2図に示すようにパネル24 、28を逆転させたときに、パネル24をリム136におけるさねはぎ174中 に受け入れることができ、リム136の下緑すなわち自由緑はパネル24、28 を逆転させた状態では上方に向いているが、この下縁すなわち自由縁は、最外部 すなわち周囲の管22の開いた端を受け入れて囲む。これは、管22をパネル2 4にガラス溶接するときに、管22を支えて正しい位置に隣接密集して直立に保 持するための助けと なる。 こうして、第9図と第10図におけるガラス溶接は、紙やすり形のガラスパネ ル(図示せず)、ガラスマット、またはパネル24の形状に順応する形状を有し 、開口30と合う開口を有するように形成されたガラス板を使用し、そしてこの パネルを管22とパネル24との開いた端の間に挿入し、次いで炉中で加熱して ガラスを溶融することによって、単一の操作で可能となる。この代わりに、開口 30の間のパネル24に塗布されるガラスペーストの層を、この目的のために管 22とパネル24との間に使用することができる。このガラス板またはガラスペ ーストは実際に、第9図と第10図に示すガラスビード39の代わりとなること ができ、これは溶融してさねはぎ174中に流れ込んでこれを密封することにな る。 さらに第1図により、本発明によって、本質的に上述のナトリウムニッケル/ 塩化ニッケル電池に類似の別の電池が作られた。しかしながら、先に述べた電池 は実質的に唯一の電気化学的活性カソード遷移金属としてニッケルを有し、その 中の鉄はすべて硫化鉄として単にカソードのイオウドーピングに関連し、電池の 容量にはほとんど貢献せず、これらの別の電池の各々は、 そのカソードにかなりの量の電気化学的活性鉄をニッケルと一緒に有し、この鉄 は電池の容量に著しく貢献する。したがって、これらの別の電池には、上述のナ トリウムニッケル/塩化ニッケル電池のカソードの質量の15%は鉄によって置 き代えられ、カソードを作るのに使用されるカソード前駆物質細粒は、85:1 5のニッケル粉と鉄粉の質量比で、互いに混合され均一に分散される。これらの 別の電池の各々は945gの質量、42Ahの銘板容量(理論的容量は50Ah )、および52mm×52mmの端子を含む平面輪郭および深さ180mmの公 称電池寸法を有する。これは正方配列の25本の管22を使用した(第1図と第 2図を参照)。 これらの別の電池を直列に接続して、バッテリーにしてテストしたが、テスト では、バッテリーをさまざまな温度で、通常は270℃で充電/放電サイクルを 受けさせた。二個、四個または五個の電池のバッテリーを採用した。さまざまな 大きさの容量(32Ah、34Ah、40Ah)が(20アンペアの定電流で) 放電された後の、さまざまな放電深さで、バッテリー中の電池を30秒間の電力 パルスにかける。この結果は表1と類似の表2に示され、電池内部抵抗は省くが 、さらにバッテリ ー内の電池の数とパルス開始時の放電深さ(Ah)を示す。 五個の電池からなるバッテリーについて、16Aの一定放電電流で、42Ah の放電深さまで、2.67Vの電圧と1Aの最終電流まで、10Aの初期電流に よるIUI充電を用いて、200回以上の充電/放電サイクルを行った。第11 図は、問題の五個の電池について142回目のサイクルの放電曲線を、時間(h )と電池電圧(V)との関係をプロットして示したものである。これらの曲線は 互いに非常に近くて重なり合っているので、第11図では陰線部域を有する束ま たは範囲として示される。曲線は初めは最初の約1時間半だけ2.5Vのわずか 上方を平坦に描き、塩化ニッケルの放電を示し、その後に約1 時間、結合塩化ニッケル/塩化鉄放電を示す曲線の屈曲があり、これに塩化鉄放 電が続いた。15番目と100番目のサイクルの類似の曲線は互いに接近し、低 い領域で小さな束または範囲を呈したが、実質的に同じ形状であった。 第12図は、完全200サイクルにわたるバッテリーの五個の電池について、 平均初期内部抵抗(正方点)と平均容量(円点)の両方を示す。電池の始動に付 随して最初に容量と内部抵抗においてわずかな初期降下が見られる。 表2、第11図、および第12図における結果は、142サイクルまでのすぐ れた電池再現性と200サイクルまでのすぐれた電池安定性とを示している。さ らにまた、約2.58Vの開路電圧の約3分の2で行われた表2におけるパルス 電力測定値は、電池当り400W以上の値が250℃で達成可能で、またはそれ 以上結果は良好で、電池当り250W以上の値が170℃の低い温度で達成可能 であったことを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 97/6116 (32)優先日 平成9年7月9日(1997.7.9) (33)優先権主張国 南アフリカ(ZA) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内部空間を規定するハウジングと、ハウジング中に位置して、内部空間をア ノード区画とカソード区画とに区分するセラミック固体電解質セパレータと、ア ノード区画中にあるアルカリ金属活性アノード材料と、固体電解質セパレータに よって活性アノード材料に電気化学的に結合されている活性カソード材料とを含 む高温再充電式電気化学電池であって、この電池が有する動作温度で活性アノー ド材料が溶融し、固体電解質セパレータは活性アノード材料のカチオンの導体で ある材料でできており、固体電解質セパレータは少なくとも五本の複数のセラミ ック固体電解質セパレータ管を含み、各管は開端部と閉端部とを有し、活性カソ ード材料は管の内部にあり、各管は、管からヘッダー空間へ通じる付属の開口に 対して密封された開端部を有し、ヘッダー空間は電子絶緑性セラミック材料を含 むヘッダーによって規定され、アノード区画とカソード区画の間の活性アノード 材料のカチオンの伝導に利用可能な管の合計面積と、内部空間の容積の比が、下 記の商 (ただし、lは長さの単位) によって定義され、少なくとも1.01-1の値を有する、高温再充電式電気化学 電池。 2.複数の管が少なくとも10本であり、商が少なくとも1.51-1である、請 求の範囲第1項に記載の電池。 3.複数の管が少なくとも25本であり、商が少なくとも2.01-1である、請 求の範囲第2項に記載の電池。 4.活性アノード材料がナトリウムであり、セパレータ管の材料がβアルミナま たはβ”アルミナから選択される、請求の範囲第1項から第3項のいずれか一項 に記載の電池。 5.管の各々が他のすべての管と同じ長さであり、電池は、管がその開いた上端 からヘッダーによって吊される直立した動作姿勢を有し、管の開いた端がそれぞ れ密封されている関連する開口が、ヘッダーの下壁を形成する平らなαアルミナ パネル中に設けられ、電池は複数の下向きの突出部を有するカソード集電器を有 し、これらの突出部は、ヘッダーからそれぞれ各管内に下向きに、各管の閉じた 下端の位置またはその近くに突出し、カソード集電器が、各管内に位置する個々 の量の活性カソード 材料を並列に接続する働きをする、請求の範囲第1項から第4項のいずれか一項 に記載の電池。 6.電池がアルカリ金属・遷移金属/遷移金属ハライド型の電池であり、電子的 に伝導性の電解質を通す多孔性基材を含むカソードを有し、多孔性基材は多孔性 の内部を有し、その中で活性材料は細分された粒子および/または薄層の固体の 形で分散され、この基材は溶融塩電解質で含浸され、溶融塩電解質は基材の多孔 性内部を飽和させ、カソード集電器の下向き突出部が基材に電子的に接続されて いる、請求の範囲第5項に記載の電池。 7.ニッケルと鉄が88:12〜80:20の質量比で存在するカソードを有す る、請求の範囲第6項に記載の電池。 8.溶融塩電解質が、融点を下げるように作用するが他の点では電池カソード環 境と両立できる少なくとも一つのドーパントでドープされた塩化ナトリウムアル ミニウム電解質であり、電池が、合計で溶融塩電解質の質量の1〜30%のドー パント含有量を有する、請求の範囲第6項または第7項に記載の電池。 9.各ドーパントが、四塩化ジルコニウム、四塩化ハフニウム、ハロゲン化四級 アンモニウム塩、およびこれらの任意の混合物 から選択され、前記のどの四ハロゲン化塩も合計で溶融塩電解質の質量の5〜1 0%を形成し、前記のどのハロゲン化アンモニウム塩も合計で溶融塩電解質の質 量の10〜30%を形成する、請求の範囲第8項に記載の電池。 10.ハウジングが金属ハウジングであり、ハウジングがアノード集電器および ハウジング上に設けられたアノード電池端子を形成し、カソード集電器はカソー ド端子に接続され、カソード端子はハウジングから外側に突き出ており、ハウジ ングから電子的に絶縁されている、請求の範囲第5項から第9項のいずれか一項 に記載の電池。 11.電池の水平断面または平面外形が、複数の電池が横に並べて密接して充填 できるように選択された、請求の範囲第1項から第10項のいずれか一項に記載 の電池。 12.複数の管が、その開いた上端がヘッダーに対して密封され、六角形格子配 列と正方格子配列とから選ばれた格子配列になるように配列された請求の範囲第 1項から第11項のいずれか一項に記載の電池。 13.各管が、管の周りに巻いた薄壁シムで囲まれた外表面を有し、シムは溶融 アノード材料を管の外表面上を上向きに、管 の外表面と接触させてウィッキングするためのウィックを形成する外表面を有す る、請求の範囲第1項から第12項のいずれか一項に記載の電池。 14.複数の管が密接充填配列で配置され、これらの管がその間に少なくとも六 つの長手方向に延びる複数の空間を規定し、電池が、密接充填された管の間の空 間にそれぞれ位置する電子的に伝導性のロッドの形の複数のアノード集電器を含 む、請求の範囲第1項から第13項のいずれか一項に記載の電池。 15.各アノード集電ロッドが、関連する長手方向に延びる空間を十分に充填し て、この関連する長手方向に延びる空間内で溶融アノード材料を上向きにウィッ キングするためのウィックとして働く、請求の範囲第14項に記載の電池。 16.各ロッドがアルミニウムでできており、関連する長手方向に延びる空間に 沿って前記空間の全長にわたって延びる、請求の範囲第14項または第15項に 記載の電池。 17.管の閉じた端および管全体が一緒に束ねられ、カップ状のトレイによって 互いに密接充填した衝合状態に保持され、このトレイは管束の最外部の管を取り 囲む直立周囲リムを備える底面パネルを有し、トレイの底面パネルはその中を通 り、それ ぞれアノード集電ロッドと位置合わせされた複数の開口を有し、各ロッドがヘッ ダの上端またはヘッダの近くから、トレイの底面パネルにある付属の開口または その近くに位置する下端に向かって下向きに延びている、請求の範囲第14項か ら第16項までのいずれか一項に記載の電池。 18.焼結セラミック固体粉末材料と焼結セラミック電子絶縁粉末材料からそれ ぞれ管とヘッダー部品を形成すること、ヘッダー部品を一緒に密封してヘッダー を形成すること、および各管の開放端をヘッダーへの付随の開口に対して密封す ることを含む、請求の範囲第1項から第17項のいずれか一項に記載の電池を作 成する方法であって、ヘッダーが、管が動作直立姿勢にあるときにヘッダーの頂 部に通じるフィードスルーを有するように形成され、管をヘッダーに対して密封 した後に、フィードスルーとヘッダーのヘッダー空間を介して管の開放端中に活 性カソード材料またはその前駆物質を供給することをさらに含む方法。 19.実質的に本明細書に説明され図示された新しい電気化学電池。 20.実質的に本明細書に説明され図示された新しい方法。
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