JPH06325800A - 電 池 - Google Patents

電 池

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JPH06325800A
JPH06325800A JP6065340A JP6534094A JPH06325800A JP H06325800 A JPH06325800 A JP H06325800A JP 6065340 A JP6065340 A JP 6065340A JP 6534094 A JP6534094 A JP 6534094A JP H06325800 A JPH06325800 A JP H06325800A
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active
cathode
battery
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JP6065340A
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Johan Coetzer
ヨハン・コエトザー
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Programme 3 Patent Holdings
Original Assignee
PUROGURAMU 3 PATENT HOLDINGS
Programme 3 Patent Holdings
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Publication date
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    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
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    • H01M4/582Halogenides
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 活性カソード物質をハロゲン化するように電
解質及びアルカリ金属を溶かす温度で充電可能な電池の
提供。 【構成】 高温で充電可能な電気化学的な電池10は、
セパレータによって互いに離れたアノード室18とカソ
ード室16とを有する。カソード室16は、電流コレク
タ、化学式MAlHal4 のアルカリ金属アルミニウム
ハロゲン化溶融塩、アルカリ金属ハロゲン化物及びカソ
ードを含む。カソードは、電解質透過性多孔性マトリク
スと、電流コレクタに隣接し、セパレータから離れた第
1の領域のマトリックスの第1の活性カソード物質と、
第1の領域に隣接した他の領域のマトリクスの第2の活
性カソード物質とを有する。第1の活性カソード物質
は、第2の活性カソード物質より高い電池の電位まで上
昇するようになっている。電池は、活性カソード物質を
ハロゲン化するように電解質及びアルカリ金属を溶かす
温度で充電可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、電気化学的な電池及びその製造
方法に関する。
【0002】本発明の第1の観点によれば、アルカリ金
属Mのイオンのソリッドコンダクタを有するセパレータ
によって互いに離隔されたアノード室及びカソード室を
有する電池ハウジングからなり、高温まで充電可能な電
気化学的電池であって、カソード室は、電池が放電状態
のとき、電流コレクタと、Mはセパレータのアルカリ金
属を、Halはハロゲン化物を示す化学式MAlHal
4 を有するアルカリ金属アルミニウムハロゲン化物溶融
塩電解質と、Mはアルカリ金属を、Halはハロゲン化
物を示すアルカリ金属ハロゲン化物MHalと、その中
に分散された活性カソード材料を有し、電気化学的に導
体であり、電流コレクタに接触する電解質透過性多孔性
マトリックス、並びに活性カソード材料として電流コレ
クタに隣接しセパレータから離隔された第1の領域のマ
トリックスの第1の活性カソード物質及び、第1の領域
に隣接する他の領域のマトリックスに第2の活性カソー
ド物質を有するカソードであって、第1の活性カソード
物質は、第2の活性カソード物質より高い電池の電位ま
で上昇し、第1と第2の活性カソード物質は、Mo,C
u,Ni,Co,Fe,Cr及びMnからなるグループ
から選択される少なくとも1つの遷移金属からなるカソ
ードとを有し、電池が、活性カソード物質をハロゲン化
するために溶融塩電解質及びアルカリ金属Mを溶融する
温度で充電可能であり、アルカリ金属Mを生成し、それ
をアノード室へ向けてセパレータを通過させ、電池が完
全に充電され利用可能な活性カソード物質のすべてがハ
ロゲン化されるとき、電解質のアルカリ金属イオンとア
ルミニウムイオンの比率が溶融電解質の活性カソード材
料の溶解度が最小限にまたはその近傍になるようにアル
カリ金属ハロゲン化物、MHal及び溶融塩電解液の比
率が選択される高温で充電可能な電気化学的な電池が提
供される。
【0003】本発明の1つの実施例によれば、第1の活
性カソード物質は、例えば、ニッケルであり、第2の活
性カソード物質は、例えば鉄である。電池の充電中、電
圧が上昇するにしたがって、まず鉄がFeHal2 に変
換され、すべての有効なMHalが消費されるまでNi
をNiHal2 に変換する。
【0004】理論によって制限されることを望まないこ
とを前提として、電池の放電中、次の現象の一方または
双方が起こる。第1に、電池の高電位またはオープンセ
ル電圧を有するNiは、電池に接続された延長回路を通
してまず放電され、その結果、まずカソードすなわちコ
ア領域が放電の早期の段階の間に利用され、FeHal
2 の他の、すなわち第2の領域は、後の放電に利用され
る。第2に、ニッケルベースのコア領域は、無反応Fe
をFeHal2 に変換し、塩化物のイオンのコア領域を
「クリーニングアウト」、すなわち、次の反応に従って
コア領域を解放する、鉄ベースの別のゾーンをさらに備
えた内部電池を形成する。
【0005】NiHal2 +Fe→FeHal2 1つの活性カソード物質から成るカソードにおいて、集
中分極作用は電池の放電中、特に、電池の放電の最後に
起こり、電池の抵抗を増大して電力の損失を招くことが
分かっている。反応領域は、電池の放電時にカソードを
通じて移動し、セパレータに接触しているカソード表面
でスタートし、電流コレクタで終了する。さらに、分極
作用が生じる主な領域は、電流コレクタに直に隣接して
いる。この現象は、コア領域に隣接した領域に、電流コ
レクタに直に隣接する高電位の第1のカソード物質と、
低電位の電池の第2の活性カソードとを有する本発明の
電池によって少くとも低減される。
【0006】第1の活性カソード物質の一例としてNi
が、また第2の活性カソード物質の一例としてFeが与
えられたが、電池を高電位にする遷移金属が、コア領域
にいつも使用され、電池の電位に関して、電池の電位が
減少する順に次のようにリストされることに留意する限
り、これまで挙げた遷移金属の組み合わせを使用するこ
とができる。
【0007】 Mo>Cu>Ni>Co>Fe>Cr>Mn 本発明の他の実施例において、As,Bi,Sb,Se
及びTeからなるグループから選択された添加元素が少
なくとも1つのカソード領域の遷移金属に又は、と共に
分散される。完全に充電された状態における活性カソー
ド物質は、混合物、合金、固体、合成物または化合物の
形態である。それは単相の物質であってもよく、単相以
上であるならば、各位相は、遷移金属及び添加剤元素の
双方からなる。添加元素が存在するとき、活性のカソー
ド物質は、1993年4月2日に出願された南アフリカ
特許出願No.93/2406から優先権主張をしてい
る「電気化学電池」という名称の他の出願中の特許出願
で開示された活性物質とほぼ同じである。該出願はここ
で、言及することにより本願の一部となる。活性カソー
ド物質内の遷移金属:添加元素との原子比は、99:1
から30:70である。例えば、電池は、コア領域の第
1の活性カソード物質としてNiSb及び、他の領域の
第2の活性カソード物質としてNiを有する。他の例
は、コア領域が第1の活性カソード物質としてCuNi
Sb2 を有し、他の領域は、第2の活性カソード物質と
してNi3 Sbを含む。
【0008】コア領域の第1の活性カソード物質と他の
領域の第2の活性カソード物質の分子比率は、10:9
0から90:10の間、好ましくは、10:90から5
0:50の範囲である。
【0009】電解質内のアルカリ金属イオン及びアルミ
ニウムイオンの分子比率は、最小の溶解度を得るために
好ましくは、1以上である。
【0010】通常は、アルカリ金属ハロゲン化物のMH
alのM及びHalは、電解質MAlHal4 のMとH
alとほぼ同じであるが、それらは異なっていてもよ
い。
【0011】アルカリ金属、Mは、ナトリウムであり、
セパレータはβアルミナである。しかしながら、本発明
の他の実施例において、アルカリ金属は、カリウムまた
はリチウムと置換してもよく、セパレータは、それと一
貫性を有するように選択される。
【0012】ハロゲンは、塩素であり、アルカリ金属ハ
ロゲン化物、MHalは塩化ナトリウムであってもよ
い。また電解質は、塩化ナトリウムと塩化アルミニウム
の混合物の形態か、または複塩、すなわちNaAlCl
4 である。しかしながら、ハロゲンは、臭素またはヨウ
素でもよく、アルカリ金属ハロゲン化物はNaBrまた
はNalであり、電解質は、それぞれNaAlBr4
たはNaAlI4 である。
【0013】電池のハウジングは、基本的には所望の形
状であってよいが、好ましい実施例において、円筒形で
あり、またセパレータは、1つの室がハウジングの中央
に配置され、他方の室がセパレータのまわりに環状の形
態であるように環状の形態である。カソード室がハウジ
ングの中心にあるとき、電流コレクタは、室に突出する
適当な電流収集ロッドまたはそれと同様なものからな
る。しかしながらカソード室が上述したように環状の形
態であるとき、電池ハウジングまたはケーシングは、電
流コレクタの少なくとも一部を形成する。
【0014】本発明の第2の観点によれば、電池の作用
温度で電池が充電状態のときに、溶融アルカリ金属を含
むアノード室と、電池の作用温度で電池が放電状態のと
きに、電池の作用温度で溶解し、Mがアノードのアルカ
リ金属を、Halがハロゲン化物を示す化学式MAlH
al4 を有するアルカリ金属アルミニウムハロゲン化物
溶融塩電解質を含むカソード室と、アノードのアルカリ
金属のイオンのソリッドコンダクタを有するセパレータ
とを有し、カソード室は、拡散された活性カソード物質
を有する導電性電解質透過性マトリクスを有するカソー
ドを含み、前記マトリクスは前記電解質に含浸され、カ
ソード室からアノード室を分離する高温で充電可能なタ
イプの電気化学的な蓄電池を製造する方法であって、ア
ルカリ金属Mのイオンのソリッドコンダクタであるセパ
レータによってカソード室から分離されたアノード室を
有する電池ハウジングのカソード室に、Mはアノードの
アルカリ金属を、Halはハロゲン化物を示す化学式M
AlHal4 を有するアルカリ金属アルミニウムハロゲ
ン化物溶融塩電解質と、Mはアルカリ金属を、Halは
ハロゲン化物を示すアルカリ金属ハロゲン化物MHal
と、カソード室の電流コレクタに隣接した第1の領域に
第1の活性カソード物質と、第1領域に隣接する他の領
域に第2の活性カソード物質とを装入する段階であっ
て、第1の活性カソード物質は、第2の活性カソード物
質より高い電池の電位まで上昇し、第1と第2の活性カ
ソード物質は、Mo、Cu、Ni、Co、Fe、Cr及
びMnからなるグループから選択される少なくとも1つ
の遷移金属からなる段階を有する高温で充電可能なタイ
プの電気化学的な蓄電池の製造方法が提供される。
【0015】本方法は、添加元素が領域内の遷移金属に
又は、と共に分散されるように少なくとも1つのカソー
ド室の領域にAs,Bi,Sb,Se及びTeからなる
グループから選択された少なくとも1つの添加元素を入
れる段階を含む。
【0016】上記により第1の、すなわちコア領域の第
1の活性カソード物質対他のすなわち、第2の領域の活
性カソード物質の分子比率は、10:90から90:1
0の間、好ましくは、10:90と50:50の間であ
る。
【0017】前述したように、アルカリ金属,Mは、ナ
トリウムであり、Halは、塩素が好ましく、電解質は
NaAlCl4 であることが好ましい。
【0018】遷移金属は、塩素化された状態で装入さ
れ、電解質と共に導体性の多孔性電解質透過性マトリッ
クス中に混合物として拡散され、アノード室は、電池が
その充電状態に装入されるようにナトリウムが装入され
るが、放電または過放電状態で電池に装入することが好
ましい。このため、遷移金属は、(放電状態で装入され
たときに)NaCl及び任意選択でNaAlCl4 また
は(過放電状態で装入された)Alの適当な比率で混合
された金属元素の形で装入される。この場合において、
Naの小さい開始量がアノード室に装入されてアノード
電流コレクタに接触するように電池セパレータを配置
し、すなわちアノード電流コレクタは、ナトリウムを装
入する必要がないようにセパレータに直接接触する。放
電された状態で装入されようと、過放電された状態で装
入されようと、この場合は適当な充電電位の適用によっ
て、放電または過放電された電池または電池前駆体とな
るものを本発明による充電電池に変換する。
【0019】遷移金属を金属/元素の形で添加すると
き、それらは、他の電池の構成成分、すなわち、溶融塩
電解質またはNaCl、AlCl3 、Alなどその成
分、任意選択で小粒状に成形した後に、カソード室に含
まれるNaF及びFeSなどの添加物と共にその明瞭な
粒子からなる粒子混合体として添加してもよい。
【0020】活性カソード物質の各比率は、電池の設計
及びコストのような要因を考慮して選択される。例え
ば、コア領域にさらに高価な遷移金属を使用する場合
に、コア領域の大きさは、最小限に維持され、活性カソ
ード物質の比率は、電池の充電/放電反応には電気化学
的に利用できず、充電された電池において、電解質の透
過可能な電導体の多孔性マトリックスを形成することが
でき、そのマトリックス内では、塩素と化合した活性の
カソード材料、典型的にはNaClによって拡散され、
またそのマトリックスは、溶融したNaAlCl4 の電
解質で飽和されることに留意すべきである。
【0021】
【実施例】第1図を参照すると、参照符号10は、本発
明によるテスト電池を全体として示す。
【0022】電池10は、軟鋼製の円筒形ハウジング1
2を有し、その中に同心円的に懸架され、ハウジング1
2から半径方向に間隔を置いたβアルミナセパレータ管
14を収容している。管14の内側は、カソード室16
を規定しており、管14とハウジング12の間の環状空
間はアノード室18を規定している。管14は、参照符
号20でαアルミナ製絶縁カラー22にガラス溶接され
る。カラー22は、参照符号24でハウジング12の半
径方向内側に突出して円周方向に延びるリムまたはフラ
ンジ26に密封される。またカラー22は、管閉鎖体パ
ネル30に参照符号28で密封される。ニッケルロッド
のカソード電流コレクタ32は、パネル30を通って突
出しており、参照符号34で密封するように溶接されて
いる。ロッド32の上端は、パネル30上でカソード端
子36を形成する。その下端部は、管14の閉鎖した下
端部に接近している。アノード端子38は、リム26の
外縁から上方に突出している。アノード室18は、溶融
ナトリウム活性アノード材料40を含む。室16には、
NaAlCl2 溶融塩電解質に含浸された電解質透過性
多孔性マトリックスからなり、コア領域42内に拡散さ
れた活性カソード物質としてのニッケルを有するカソー
ドが設けられている。コア領域42のまわりの環状領域
44において、第2の活性カソード物質としてマトリッ
クス内にFeが拡散されている。カソードは、以下に説
明するように形成される。
【0023】第1の詳細なカソードスタート混合物が粉
末形態(最大の粒子の大きさが200ミクロン)で準備
され、次の表のような成分を有する。
【0024】
【表1】
【0025】第2の詳細なカソードスタート混合物が第
1の混合物と同じ最大粒子を有する粉末形態で準備さ
れ、表2のような成分を有する。
【0026】
【表2】
【0027】双方の開始時点の混合物は、285mPa
で小さい(0.5ないし2mm)粒子に冷間圧縮され
る。表1による成分を有する粒子は、ロッド32のまわ
りのコア領域42において図1によるテスト電池のカソ
ード室16に装入される。表2の成分を有する顆粒は、
コア領域42と管14との間の環状領域44に装入され
る。環状領域へ装入される顆粒(表2)とコア領域に装
入される顆粒の質量比(表1)は、1:5である。始め
の少量のナトリウムは、アノード室に入れられ、管14
をハウジング12に電気的に接続する。電池は、約27
0℃の作用温度まで加熱され、次の反応:すなわちAl
+4NaCl→NaAlCl4 +3NaによってAlを
いくつかのNaClと電気化学的に反応させる充電電位
が加えられる。
【0028】その後、次の反応に従ってNi及びFeが
電気化学的に塩素と反応する。
【0029】Ni+2NaCl→NiCl2 +2Na Fe+2NaCl→FeCl2 +2Na 生成されたNaは、セパレータ14を通ってイオン形態
でアノード室に通過する。
【0030】NaF及びFeSは、従来知られているよ
うにセパレータの有毒化及び結晶が成長することを防止
するために添加物として使用され、Ni,Fe及びNa
Clの比率は、次のように選択される。すなわち、その
比率によって、電池が完全に充電され、すべての有効な
Ni及びFeが塩素と化合するとき、電流コレクタ32
に接触した電池室に多孔性の電気化学的な導体マトリッ
クスを形成するために十分なNi及びFeが残され、N
aAlCl4 が酸性にならないことを保証するためにカ
ソード室のマトリックスに配置され、カソード室に塩素
化されたNiとFeとともにいくらかの自由なNaCl
が残される。
【0031】コントロール電池は、同様の方法で製造さ
れ、装入され、充電され、この場合、活性カソード物質
としてニッケルを含むコア領域42がなく、すなわち、
存在する活性カソード物質はFeのみである。
【0032】テスト及びコントロールセルは、270℃
で多数の充放電サイクルが行われる。充放電サイクルの
各々において、セル容量は、40Ahであり、充電電流
は、2.5ampであり、放電電流は5ampである。
【0033】テストの結果を図2に示す。図2におい
て、種々のDOD水準(放電の深さ)の電池の抵抗は、
本発明によるテスト電池に関するカッコに入っていない
値及びコントロール電池に関するカッコ付きの値によっ
て与えられる。
【0034】図2において、放電サイクルの始めにおい
て、本発明によるテスト電池の曲線は平坦なFe電圧を
示す曲線部分より高い水準の平坦な残留Ni電圧を示
す。しかしながら、放電の終端期においては、テスト電
池のFeの平坦部は、ほぼ平坦であり、十分にコントロ
ール電池の水準以上である。このように本発明によるテ
スト電池は、放電サイクルの最後で良好な放電特性を示
し、十分に分極性が低下し、電力特性が改良されること
を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は、本発明による電池の概略的な断面図
である。
【図2】電池容量に対する電池の電圧による本発明のテ
スト電池及びコントロール電池の放電曲線を示す。
【符号の説明】
10 電池 12 円筒形ハウジング 14 管 16 カソード室 18 アノード室 22 カラー 26 フランジ 30 閉鎖パネル 40 活性アノード金属 42 コア領域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ金属Mのイオンのソリッドコン
    ダクタを有するセパレータによって互いに離隔されたア
    ノード室及びカソード室を有する電池ハウジングを具備
    して成る高温で充電可能な電気化学的蓄電池であって、
    前記カソード室は、電池が放電状態のとき、 電流コレクタと、 Mはセパレータのアルカリ金属を、Halはハロゲン化
    物を示す化学式MAlHal4 を有するアルカリ金属ア
    ルミニウムハロゲン化物溶融塩電解質と、 Mはアルカリ金属を、Halはハロゲン化物を示すアル
    カリ金属ハロゲン化物MHalと、 その中に分散された活性カソード材料を有し、電気化学
    的に導体であり、電流コレクタに接触する電解質透過性
    多孔性マトリックス、並びに活性カソード材料として電
    流コレクタに隣接しセパレータから離れた第1の領域の
    マトリックスの第1の活性カソード物質及び第1の領域
    に隣接する他の領域のマトリックスの第2の活性カソー
    ド物質を有するカソードであって、第1の活性カソード
    物質は、第2の活性カソード物質より高い電池電位まで
    上昇し、第1と第2の活性カソード物質の双方は、M
    o,Cu,Ni,Co,Fe,Cr及びMnからなるグ
    ループから選択される少なくとも1つの遷移金属からな
    るカソードとを有し、 電池が、活性カソード物質をハロゲン化するために溶融
    塩電解質及びアルカリ金属Mを溶融する温度で充電可能
    であり、アルカリ金属Mを生成し、それをアノード室へ
    向けてセパレータを通過させ、電池が完全に充電され利
    用可能な活性カソード物質のすべてがハロゲン化される
    とき、電解質のアルカリ金属イオンとアルミニウムイオ
    ンの比率が溶融電解質の活性カソード材料の溶解度が最
    小限にまたはその近傍になるようにアルカリ金属ハロゲ
    ン化物、MHal及び溶融塩電解質の比率が選択される
    電池。
  2. 【請求項2】 As,Bi,Sb,Se及びTeからな
    るグループから選択された少なくとも1つの添加剤が、
    カソードの少なくとも1つの領域の遷移金属に又は、と
    共に分散される、請求項1に記載の電池。
  3. 【請求項3】 第1の領域の第1の活性カソード物質対
    他の領域の第2の活性カソード物質の分子比率は、1
    0:90から90:10である、請求項1または2に記
    載の電池。
  4. 【請求項4】 第1の領域の第1の活性カソード物質対
    他の領域の第2の活性カソード物質の分子比率は、1
    0:90から50:50である、請求項3に記載の電
    池。
  5. 【請求項5】 電池の作用温度で電池が充電状態のとき
    に、溶融アルカリ金属のアノードを含むアノード室と、
    電池の前記作用温度で電池が放電状態のときに、電池の
    作用温度で溶解し、Mがアノードのアルカリ金属を、H
    alがハロゲン化物を示す化学式MAlHal4 を有す
    るアルカリ金属アルミニウムハロゲン化物溶融塩電解質
    を含むカソード室と、アノードのアルカリ金属のイオン
    のソリッドコンダクタを有するセパレータとを有し、カ
    ソード室は、分散された活性カソード物質を有する導電
    性電解質透過性マトリクスを有するカソードを含み、前
    記マトリクスは前記電解質に含浸され、カソード室から
    アノード室を分離する、高温で充電可能な電気化学的な
    蓄電池を製造する方法であって、 アルカリ金属Mのイオンのソリッドコンダクタであるセ
    パレータによってカソード室から分離されたアノード室
    を有する電池ハウジングのカソード室に、 Mはアノードのアルカリ金属を、Halはハロゲン化物
    を示す化学式MAlHal4 を有するアルカリ金属アル
    ミニウムハロゲン化物溶融塩電解質と、 Mはアルカリ金属を、Halはハロゲン化物を示すアル
    カリ金属ハロゲン化物MHalと、 カソード室の電流コレクタに隣接した第1の領域に第1
    の活性カソード物質と、 コア領域に隣接する他の領域に第2の活性カソード物質
    とを入れる段階であって、第1の活性カソード物質は、
    第2の活性カソード物質より高い電池の電位まで上昇
    し、第1と第2の活性カソード物質は、Mo、Cu、N
    i、Co、Fe、Cr及びMnからなるグループから選
    択される少なくとも1つの遷移金属からなる段階を有す
    る、高温で充電可能なタイプの電気化学的な蓄電池の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 添加元素が領域内の遷移金属に又は、と
    共に分散されるように少なくとも1つのカソード室の領
    域にAs,Bi,Sb,Se及びTeからなるグループ
    から選択された少なくとも1つの添加元素を入れること
    を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1の領域の第1の活性カソード物質対
    他の領域の第2の活性カソード物質の分子比率は、1
    0:90から90:10である、請求項5または6に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 第1の領域の第1の活性カソード物質対
    第2の活性カソード物質の分子比率は、10:90から
    50:50である、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 実質的に本明細書に記載し例示した如
    き、新規な高温で充電可能な電気化学的蓄電池。
  10. 【請求項10】 実質的に本明細書に記載し例示した如
    き、高温で充電可能な蓄電池を作成する新規な方法。
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