JP2000503014A - 脈管形成阻害性ピリダジンアミン - Google Patents

脈管形成阻害性ピリダジンアミン

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Abstract

(57)【要約】 本発明は式(I) [式中、XはCH又はNであり;mは2又は3であり、nは1、2又は3であり;ここで1つの二重結合を含有することもできる(a)部分のCH2基の1つもしくは2つのC−原子はC1-6アルキル、アミノ、アミノカルボニル、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、C1-6アルキルオキシカルボニル、C1-6アルキルカルボニルアミノ、ヒドロキシ又はC1-6アルキルオキシで置換されていることができ;ならびに/又は該CH2基の2つのC−原子はC2-4アルカンジイルで架橋されていることができ;R1は水素、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルチオ、アミノ、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、Ar、ArNH−、C3-6シクロアルキル、ヒドロキシメチル又はベンジルオキシメチルであり;R2及びR3は水素であるか、あるいは一緒になって式−CH=CH−CH=CH−の2価の基を形成することができ;XがCHを示す場合、Lは基L1、L2又はL3であり;あるいはXがNを示す場合、Lは基L2又はL3であり;L1はAr−C1-6アルキルオキシ、Ar−オキシ、Ar−チオ、Ar−カルボニルアミノ、ジ−Ar−メチルオキシ−、N−Ar−ピペラジニル、N−Ar−ホモピペラジニル、2−ベンズイミダゾリノニル、Ar−NR4−、Ar−Alk−NR4−、Ar−NR4−Alk−NR5−又はHet−NR4−であり;L2はAr、Ar−カルボニル、Ar−CH=CH−CH2−、ナフタレニル又はHetであり;L3はAr、Ar−オキシ又はAr−チオから選ばれる1つもしくは2つの基で置換され、さらに場合によりシアノ又はヒドロキシで置換されていることができるC1-6アルキル;2,2−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレニル;2,2−ジメチル−1H−2,3−ジヒドロインデニル;Ar−ピペリジニル又はAr−NR4−Alk−であり;R4及びR5はそれぞれ独立して水素又はC1-6アルキルから選ばれ;AlkはC1-6アルカンジイルである]の化合物、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容され得る酸付加塩及び立体化学的異性体;その製造、それを含有する組成物ならびに薬剤としてのその利用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 脈管形成阻害性ピリダジンアミン 本発明は脈管形成阻害剤(angiogenesis inhibitors )として作用する3−(3−置換−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ピ リダジンアミン及びその製造に関し;本発明はさらにそれを含む組成物及び薬剤 としてのその利用に関する。 脈管形成、すなわち内皮細胞による新しい血管の形成は多様な生理学的及び病 態生理学的過程において重要な役割を果している。血管供給の発達は正常な組織 の成長、成熟及び維持のために必須である。それは傷の治癒にも必要である。し かし脈管形成は充実性腫瘍の成長及び転移にも重大であり、多様な他の病理学的 状態、例えば血管新生緑内障、糖尿病性網膜症、乾癬及び慢性関節リウマチに含 まれる。これらの病理学的状態は増加した脈管形成を特徴とし、その間に通常は 静止性の(quiescent)内皮細胞が活性化された状態となり、細胞外マ トリックス障壁を分解し、増殖し、移動して新しい血管を形成する。これらの脈 管形成依存性障害を抑制するために、脈管形成阻害性を有する化合物は非常に有 用である。 脈管静止剤(angiostatics)、脈管−阻害剤(angio−in hibitors)又は脈管形成拮抗薬とも呼ばれる脈管形成を阻害するいくつ かの化合物が当該技術分野において開示されている。例えばヒドロコルチゾンは 周知の脈管形成阻害剤である(Folkman et al.,Science 230:1375,1985,“ A new class of Steroids inhibits ang iogenesis in the presence of heparin or a heparin fragment”;Folkman et a l.,Science 221:719,1983,“Angiogenesi s inhibition and tumor regression ca used by heparin or a heparin fragmen t in the presence of cortisone”)。 1991年7月3日発行のEP−0,435,381−A1に、抗ピコルナウ ィルス活性(antipicornavira/activity)を有するピ リダジンアミンが記載されている。本発明の化合物は、それが必ずチアジアゾリ ル部分で置換されていること及び特に予期に反してこれらの化合物が脈管形成阻 害性を有することにより上記のピリダジンアミンと異なる。 本発明は式 [式中、 XはCH又はNであり;mは2又は3であり、nは1、2又は3であり;ここで 2基の1つもしくは2つのC−原子はC1-6アルキル、アミノ、アミノ カルボニル、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、C1-6アルキルオキシ カルボニル、C1-6アルキルカルボニルアミノ、ヒドロキシ又はC1-6アルキルオ キシで置換されていることができ; ならびに/又は該CH2基の2つのC−原子はC2-4アルカンジイルで架橋されて いることができ; R1は水素、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルチオ、アミノ 、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、Ar、ArNH−、C3-6シクロ アルキル、ヒドロキシメチル又はベンジルオキシメチルであり; R2及びR3は水素であるか、あるいは一緒になって式−CH=CH−CH=CH −の2価の基を形成することができ; XがCHを示す場合、Lは基L1、L2又はL3であり;あるいは XがNを示す場合、Lは基L2又はL3であり; L1はAr−C1-6アルキルオキシ、Ar−オキシ、Ar−チオ、Ar−カルボニ ルアミノ、ジ−Ar−メチルオキシ−、N−Ar−ピペラジニル、N−Ar−ホ モピペラジニル、2−ベンズイミダゾリノニル、Ar−NR4−、Ar−Alk −NR4−、Ar−NR4−Alk−NR5−又はHet−NR4−であり; L2はAr、Ar−カルボニル、Ar−CH=CH−CH2−、ナフタレニル又は Hetであり; L3はAr、Ar−オキシ又はAr−チオから選ばれる1つもしくは2つの基で 置換され、さらに場合によりシアノ又はヒドロキシで置換されていることができ るC1-6アルキル;2,2−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタ レニル;2,2−ジメチル−1H−2,3− ジヒドロインデニル;Ar−ピペリジニル又はAr−NR4−Alk−であり; R4及びR5はそれぞれ独立して水素又はC1-6アルキルから選ばれ; それぞれのArは独立してフェニル;ハロ、アミノ、ニトロ、C1-6アルキル、 トリハロメチル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルオキシカルボニル又はヒ ドロキシからそれぞれ独立して選ばれる1、2もしくは3個の置換基で置換され たフェニル;C1-6アルキルで置換されたオキサジアゾールで置換されたフェニ ルから独立して選ばれ; Hetは単環式又は2環式複素環であり;単環式複素環はピロリル、ピラゾリル 、イミダゾリル、フラニル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チア ゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル及びピリダジ ニルであり;2環式複素環はインドリル、キノリニル、キナゾリニル、キノキサ リニル、ベンズオキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベ ンズイソチアゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾピラニル、ベン ゾチオピラニル及びチオクロマニルであり;それぞれの単環式及び2環式複素環 は場合により炭素原子上においてハロ、C1-4アルキル、C1-4アルキルオキシ又 はトリハロメチルからそれぞれ独立して選ばれる1又は2個の置換基により置換 されていることができ; AlkはC1-6アルカンジイルである] の化合物、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容され得る酸付加塩及び立体化 学的異性体に関する。 Hetの定義における複素環は炭素原子により分子の残りに結合しているのが 好ましい。2−ベンズイミダゾリノニルは窒素原子により分子 の残りに結合しているのが好ましい。 N−Ar−ピペラジニル及びN−Ar−ホモピペラジニルにおいて、Ar基は ピペラジニル又はホモピペラジニル部分の窒素原子上に位置する。 前記の定義及び下記で用いる場合、ハロはフルオロ、クロロ、ブロモ及びヨー ドを包含し;C1-4アルキルは炭素数が1〜4の直鎖状及び分枝鎖状飽和炭化水 素基、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、1−メチルエチル、2−メチ ルプロピルなどを定義し;C1-6アルキルはC1-4アルキル及び炭素数が5〜6の その高級同族体、例えばペンチル、2−メチルブチル、ヘキシル、2−メチルペ ンチルなどを含むことを意味し;C2-4アルカンジイルは炭素数が2〜4の2価 の直鎖状及び分枝鎖状飽和炭化水素基、例えば1,2−エタンジイル、1,3− プロパンジイル、1,4−ブタンジイルなどを定義し;C1-6アルカンジイルは 炭素数が1〜6の2価の直鎖状及び分枝鎖状飽和炭化水素基、例えばメチレン、 1,2−エタンジイル、1,3−プロパンジイル、1,4−ブタンジイル、1, 5−ペンタンジイル、1,6−ヘキサンジイルなどを定義する。C3-6シクロア ルキルはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルを 含む。 である。 上記で言及された製薬学的に許容され得る酸付加塩は、式(I)の化合物が形 成することができる治療的に活性な無毒性酸付加塩の形態を含むものとされる。 該塩は塩基の形態の式(I)の化合物を適した酸、例えば無機酸、例えばハロゲ ン化水素酸、例えば塩酸又は臭化水素酸;硫酸;硝酸;リン酸などの酸;あるい は有機酸、例えば酢酸、プロパン酸、ヒドロキシ酢酸、乳酸、ピルビン酸、シュ ウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン 酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエン スルホン酸、シクラミン酸、サリチル酸、p−アミノサリチル酸、パモ酸などの 酸で処理することにより簡単に得ることができる。 逆に該塩の形態を適した塩基で処理することにより遊離の塩基の形態に転換す ることができる。 上記で用いられた付加塩という用語は式(I)の化合物及びその塩が形成する ことができる溶媒和物も含む。そのような溶媒和物は例えば水和物、アルコレー トなどである。 前記で用いられた「立体化学的異性体」という用語は、式(I)の化合物が有 し得るすべての可能な異性体及び立体配座形態を定義する。他に言及又は指示さ れなければ、化合物の化学的名称はすべての可能な立体化学的異性体の混合物、 さらに特定的にはラセミ混合物を示し、該混合物は基となる分子構造のすべての ジステレオマー及び/又はエナンチ オマーを含有する。さらに特定的には、ステレオジェン中心はR−もしくはS− 立体配置を有することができ;2価環状飽和基上の置換基はシス−もしくはトラ ンス−立体配置のいずれかを有することができる。2つのステレオジェン中心を 有する化合物の場合、Chemical Abstracts rules(C hemical Substance Name Selection Man ual(CA),1982 Rdition,Vol.III,Chapter 20)に従って相対的立体記号(relative stereodescr iptors)R*及びS*が用いられる。純粋な形態又はその混合物としての 両方の式(I)の化合物のすべての立体化学的異性体は本発明の範囲内に包含さ れることが意図されている。 式(I)の化合物のN−オキシド形態は1つか又は数個の窒素原子がいわゆる N−オキシドに酸化(oxidized)されている式(I)の化合物、特にピ ペリジン−、ピペラジン又はピリダジニル−窒素の1つ又はそれ以上がN−酸化 されているN−オキシドを含むものとする。 下記において用いられる場合は常に、「式(I)の化合物」という用語はその N−オキシド形態、その製薬学的に許容され得る酸付加塩及びその立体化学的異 性体を含むものとする。 部分のCH2基が非置換である式(I)の化合物から成る。 興味深い化合物の別の群は、R1がC1-6アルキルであり、XがCHであり、m が2であり、nが2である式(I)の化合物から成る。 興味深い化合物のさらに別の群は、R1がC1-6アルキルであり、Xが Nであり、mが2であり、nが2である式(I)の化合物から成る。 化合物の特別な群は、R1が水素又はジ(C1-6アルキル)アミノである式(I )の化合物である。 好ましい化合物は、R1がメチルであり、R2及びR3が水素であり、XがCH 又はNであり、LがAr−ピペリジニルあるいはハロ又はトリフルオロメチルか らそれぞれ独立して選ばれる1、2又は3個の置換で置換されたフェニルである 式(I)の化合物である。 より特別な化合物は、R1が水素又はジ(C1-6アルキル)アミノであり、R2 及びR3が水素であり、XがCH又はNであり、mが2であり、nが2である式 (I)の化合物である。 最も好ましいのは: 3−[4−(3−クロロフェニル)−1−ピペラジニル]−6−(3−メチル− 1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ピリダジン又は3−(3−メチル−1 ,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−[4−[3−(トリフルオロメチ ル)フェニル]−1−ピペラジニル]ピリダジン、 3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−[4−[3 −(トリフルオロメチル)フェニル]−1−ピペリジニル]ピリダジン、 3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−[4−[4 −[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−ピペラジニル]−1−ピペリ ジニル]ピリダジン、 3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−[4−[3−(トリフル オロメチル)フェニル]−1−ピペラジニル]ピリダジン、 1−[6−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−ピリ ダジニル]−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−4−ピペリジンア ミン及び N,N−ジメチル−5−[6−[4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル] −1−ピペラジニル]−3−ピリダジニル]−1,2,4−チアジアゾール−3 −アミンならびにその製薬学的に許容され得る酸付加塩、立体異性体又はN−オ キシドである。 本発明の化合物は、一般に当該技術分野において既知のN−アルキル化法に従 って、式(II)のピリダジンを式(III)のアミンと反応させることにより 製造することができる。 前記及び下記の反応式において、Wは適した反応性脱離基、例えばハロ、例え ばフルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードを示すか、あるいはいくつかの場合にはW はスルホニルオキシ基、例えばメタンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオ キシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシなどの反応性脱離基であることもで きる。該反応は当該技術分野において既知の方法に従って、例えば反応物の両方 を一緒に反応に不活性な溶媒、例えばジメチルホルムアミド中で、好ましくは塩 基、例えば炭酸ナトリウムの存在下で撹拌し、加熱することにより行われる。別 の場合、当該技術分野において既知の相間移動触媒反応の条件を適用することに より該N−アルキル化反応を行うことができる。該条件は反応物を適した塩基と 共に、場合により例えば無酸素アルゴンもしくは窒素ガスなど の不活性雰囲気下において、適した相間移動触媒、例えばトリアルキルフェニル メチルアンモニウム、テトラアルキルアンモニウム、テトラアルキルホスホニウ ム、テトラアリールホスホニウムハロゲン化物、水酸化物などの触媒の存在下で 撹拌することを含む。いくらか高められた温度が反応の速度を増すために適して いることがあり得る。 XがNであり、そしてLがL3である式(I)の化合物は式(I−a)により 示され、(II)及び(III)から出発する(I)の製造に関して前記で記載 されたと類似の方法に従い、式(IV)の置換ピペラジンを式(V)の中間体を 用いてN−アルキル化することによっても製造することができる。 式(I−a)の化合物は、当該技術分野において既知の還元的N−アルキル化 法に従い、式(IV)の置換ピペラジンを式(VI)のケトン又はアルデヒドを 用いて還元的にN−アルキル化することによっても製造することができ、ここで O=L3'は2つのジェミナル水素原子が酸素により置き換えられている式H−L3 の誘導体を示す。 該還元的N−アルキル化は、反応に不活性な溶媒、例えばジクロロメタン、エ タノール、トルエン又はその混合物中でならびに還元剤、例えばホウ水素化物、 例えばホウ水素化ナトリウム、シアノホウ水素化ナトリウム又はトリアセトキシ ホウ水素化物の存在下で行うことができる。 適した触媒、例えば木炭担持パラジウム又は木炭担持白金と組み合わされた水素 を還元剤として用いるのも簡便であり得る。還元剤として水素を用いる場合、例 えばアルミニウムtert−ブトキシドなどの脱水剤を反応混合物に加えるのが 有利であり得る。反応物及び反応生成物中のある種の官能基が望ましくなくさら に水素化されるのを防ぐために、適した触媒毒、例えばチオフェン又はキノリン −硫黄を反応混合物に加えるのも有利であり得る。撹拌及び任意の高められた温 度及び/又は圧力は反応の速度を増すことができる。 LがAr−O−C1-6アルキル−である式(I)の化合物は式(I−b)によ り示され、例えばMitsunobu反応(Synthesis,1,1981 )を用いることにより式(VIII)のフェノール及び式(VII)の中間体を 縮合させることによっても製造することができる。 さらに、式(I−b)の化合物は、当該技術分野において既知のO−アルキル 化反応に従い、式(VIII)のフェノールを式(IX)のピリダジナミン誘導 体を用いてアルキル化することによっても製造することができる。 該O−アルキル化反応は場合により反応に不活性な溶媒、例えば水;芳香族溶 媒、例えばベンゼン、メチルベンゼンなど;C1-6アルカノール、例えばメタノ ール、エタノールなど;ケトン、例えば2−プロパノン、4−メチル−2−ペン タノンなど;エステル、例えば酢酸エチル、γ−ブチロラクトンなど;エーテル 、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなど;双 極性非プロトン性溶媒、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ ルアセトアミド、ジメチルスルホキシドなど;あるいはそのような溶媒の混合物 中で反応物を混合することにより簡単に行うことができる。場合により適した塩 基、例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウムなどあるい は有機塩基、例えば第3アミン、例えばN,N−ジエチルエタナミン、N−エチ ル−N−(1−メチルエチル)−2−プロパナミンなどの添加を用い、反応の経 過中に生成する酸を取り上げることができる。さらに、式(VIII)のフェノ ールを最初に適したその塩の形態、例えばアルカリもしくはアルカリ土類金属塩 に、(VIII)を上記で限定された適した塩基と反応させることにより転換し 、続いて式(IX)のアルキル化剤との反応に該塩の形態を用いるのが有利であ り得る。撹拌及びいくらか高められた温度は反応の速度を増すことができ;さら に特定的には反応を反応混合物の還流温度で行うことができる。さらに、該アル キル化反応を不活性雰囲気下、例えば無酸素アルゴン又は窒素ガ ス下で行うのが有利であり得る。別の場合、当該技術分野において既知の上記の 相間移動触媒反応の条件を適用することにより該O−アルキル化反応を行うこと ができる。 XがCHであり、そしてLがL3である式(I)の化合物は式(I−c)によ り示され、反応に不活性な溶媒中でケトン(X)を式(XI)のイリドと、当該 技術分野において既知のWittig反応法(R6及びR7はアリール又はC1-6 アルキルである)あるいはHorner−Emmons反応法(R6はアルキル オキシであり、R7はO-である)に従って反応させることにより製造することも できる。式(XI)、(R627P=L3'は2つのジェミナル水素原子が(R6 27P=により置き換えられた式H−L3の誘導体を示す。適した溶媒は例え ば炭化水素、例えばヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサンなど;エーテル類、例 えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタンなど; 双極性非プロトン性溶媒、例えばジメチルスルホキシド、ヘキサメチル−ホスホ ルアミドなどである。次いで、不飽和中間体(XII)を適した還元法に従って 、例えば不飽和中間体を反応に不活性な適した溶媒中で還元剤、例えばホウ水素 化物、例えばホウ水素化ナトリウム、シアノホウ水素化ナトリウム又はトリアセ トキシホウ水素化物の存在下で撹拌し、必要なら加熱することにより還元するこ とができる。適した溶媒はアルカノール類、例えばメタノール、エタノールなど ならびにカルボン酸、例えば酢酸などである。 式(XI)の中間体イリドは、ホスホウニム塩又はホスホン酸塩を不活性雰囲 気下で及び例えばエーテル、例えばテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンな どの反応に不活性な溶媒中で適した塩基、例えばカリウムtert−ブトキシド 、メチルリチウム、ブチルリチウム、ナトリウムアミド、水素化ナトリム、ナト リウムアルコキシドなどの塩基で処理することにより得ることができる。 式(I)の化合物はさらに、当該技術分野において既知の基変換反応に従って 、式(I)の化合物を互いに転換させることにより製造することができる。例え ばフェニル部分を有する式(I)の化合物を反応に不活性な溶媒中でN−ブロモ スクシンイミドを用いる臭素化反応に供し、フェニル部分上に臭素原子を導入す ることができる。式(I)の化合物を酸性条件下で加水分解することもできる。 3価の窒素をそのN−オキシド形態に転換するための当該技術分野において既 知の方法に従って式(I)の化合物を対応するN−オキシド形態に転換すること もできる。該N−オキシド化反応は、一般に、式(I)の出発材料を適した有機 又は無機過酸化物と反応させることにより行うことができる。適した無機過酸化 物には例えば過酸化水素、アルカリ金 属もしくはアルカリ土類金属過酸化物、例えば過酸化ナトリウム、過酸化カリウ ムが含まれ;適した有機過酸化物にはペルオキシ酸、例えばベンゼンカルボペル オキソ酸又はハロ置換ベンゼンカルボペルオキソ酸、例えば3−クロロベンゼン カルボペルオキソ酸、ペルオキソアルカン酸、例えばペルオキソ酢酸、アルキル ヒドロペルオキシド、例えばtert−ブチルヒドロペルオキシドが含まれ得る 。適した溶媒は例えば水、低級アルカノール類、例えばエタノールなど、炭化水 素、例えばトルエン、ケトン類、例えば2−ブタノン、ハロゲン化炭化水素、例 えばジクロロメタン及びそのような溶媒の混合物である。 出発材料及び中間体のいくつかは既知の化合物であり、商業的に入手可能であ るか又は当該技術分野おいて一般に既知の通常の反応法に従って製造することが できる。式(III)のいくつかの中間体はEP−0,435,381−A1に 記載されている。 式(II)の中間体は、Wが上記で定義された適した脱離基である式(XII I)の化合物を式(XIV)の中間体と反応させることにより製造することがで き、式(XIV)の中間体は場合によりその酸付加塩として加えられることがで きる。 式(VII)の中間体も、反応に不活性な溶媒、例えばジメチルホルムアミド 中で、好ましくは炭酸ナトリウムなどの塩基の存在下で、Wが上記で定義された 適した脱離基である式(II)の中間体を式(XV)の中間体と反応させること により、式(I)の化合物と類似の方法で製 造することができる。 式(I)の化合物及び中間体のいくつかは、その構造中にR又はS立体配置で 存在する1つ又はそれ以上のステレオジェン中心を有し得る。 上記に記載された方法で製造される式(I)の化合物は、エナンチオマーのセ ラミ混合物の形態で合成され得、それは当該技術分野において既知の分割法に従 って互いに分離することができる。式(I)のラセミ化合物を適したキラル酸と の反応により対応するジアステレオマー塩の形態に転換することができる。該ジ アステレオマー塩の形態を続いて例えば選択的又は分別結晶化により分離し、エ ナンチオマーをアルカリによりそれから遊離させる。式(I)の化合物のエナン チオマーの形態を分離する別の方法は、キラル固定相を用いる液体クロマトグラ フィーを含む。該純粋な立体化学的異性体は、反応が立体特異的に起これば、適 した出発材料の対応する純粋な立体化学的異性体から誘導することもできる。特 定の立体異性体が望まれている場合、該化合物を立体特異的製造法により合成す るのが好ましい。これらの方法はエナンチオマー的に純粋な出発材料を用いるの が有利であろう。 式(I)の化合物は、それらが生体内及び試験管内の両方において脈管形成を 阻害するという点で有用な薬理学的性質を有する。 その薬理学的活性の観点から、式(I)の化合物、その製薬学的に許容され得 る酸付加塩、その立体化学的異性体又はN−オキシド形態は脈管形成の阻害剤で ある。従って、脈管形成阻害剤は脈管形成依存性障害、 例えば眼新生血管形成性疾患(ocular neovascular dis eases)、血管新生緑内障、糖尿病性網膜症、水晶体後線維増殖症、血管腫 、血管線維腫、乾癬及び慢性関節リウマチの抑制又は処置に有用である。脈管形 成阻害剤は充実性腫瘍成長、例えば乳癌、前立腺癌、黒色腫、腎臓癌、結腸癌、 頸癌など;ならびに転移の抑制にも有用である。 かくして、本発明は薬剤として用いるための上記で定義された式(I)の化合 物にも関する。 脈管形成依存性障害の処置又は予防における本化合物の有用性の観点から、本 発明はそのような障害に冒された温血動物の処置の方法を提供し、該方法は治療 的有効量の式(I)の化合物、そのN−オキシド又は製薬学的に許容され得る酸 付加塩の全身的投与を含む。 その有用な薬理学的性質の観点から、本化合物を投与目的の種々の製薬学的形 態に調製することができる。本発明の製薬学的組成物の調製のためには、活性成 分として有効量の、塩基もしくは酸付加塩の形態の特定の化合物を製薬学的に許 容され得る担体との緊密な混合物に合わせ、担体は投与に望ましい調剤の形態に 依存して多様な形態をとることができる。これらの製薬学的組成物は、好ましく は経口的、直腸内、経皮的又は非経口的注射による投与に適した単位投薬形態に あるのが望ましい。例えば経口的投薬形態の組成物の調製において、懸濁剤、シ ロップ、エリキサー及び溶液などの経口的液体調剤の場合、例えば水、グリコー ル類、油類、アルコール類などの通常の製薬学的媒体のいずれも用いることがで き;あるいは散剤、丸薬、カプセル及び錠剤などの場合、澱粉、糖類、カオリン 、滑沢剤、結合剤、崩壊剤などの固体担体を用いること ができる。その投与の容易さのために、錠剤及びカプセルは最も有利な経口的投 薬単位形態を与え、その場合には固体の製薬学的担体が用いられるのは明らかで ある。非経口用組成物の場合、担体は通常少なくとも大部分において無菌水を含 むが、例えば溶解性を助けるための他の成分が含まれることができる。例えば担 体が食塩水、グルコース溶液又は食塩水とグルコース溶液の混合物を含む注射可 能な溶液を調製することができる。注射可能な懸濁剤も調製することができ、そ の場合には適した液体担体、懸濁剤などを用いることができる。経皮的投与に適 した組成物の場合、担体は場合により浸透促進剤及び/又は適した湿潤剤を、場 合により皮膚に有意な悪影響を引き起こさない小さい割合のいずれかの性質の適 した添加剤と組み合わせて含むことができる。該添加剤は皮膚への投与を促進す ることができ及び/又は所望の組成物の調製を助けることができる。これらの組 成物は種々の方法で、例えば経皮パッチとして、スポット−オンとして、軟膏と して投与することができる。前記の製薬学的組成物を、投与の容易さ及び投薬量 の均一性のために投薬単位形態で調製するのが特に有利である。明細書及び本明 細書の請求の範囲で用いられる投薬単位形態とは、1回の投薬量として適した物 理的に分離された単位を言い、各単位は所望の治療効果を生むために計算された あらかじめ決められた量の活性成分を、必要な製薬学的担体と一緒に含有する。 そのような投薬単位形態の例は錠剤(刻み付き又はコーティング錠を含む)、カ プセル、丸薬、散剤分包、ウェハース、注射可能な溶液又は懸濁剤、小さじ一杯 、大さじ一杯などならびに分離されたその倍数である。 当該技術分野における熟練者は下記に示す試験結果から有効量を容易 に決定することができる。一般に有効量は体重1kg当たり1x10-5mg〜1 0mg、特に体重1kg当たり0.001mg〜1mgであることが意図されて いる。必要な投薬量を1日を通じて適した間隔の2、3、4回又はそれ以上の細 分投薬量として投与するのが適していることがあり得る。該細分投薬量は単位投 薬形態当たりに例えば0.001〜500mg、特に0.01mg〜200mg の活性成分を含有する単位投薬形態として調製することができる。 以下の実施例は制限ではなく例示の目的で示される。実験の部 下記において「DMF」はN,N−ジメチルホルムアミドを意味し、「DCM 」はジクロロメタンを意味し、「DIPE」はジイソプロピルエーテルを意味し 、「THF」はテトラヒドロフランを意味する。A.中間体の製造 実施例A.1 3−クロロ−6−メチルピリダジン(12.9g)及びチオニルクロリド(1 19g)の混合物を1夜還流温度において撹拌した。混合物を蒸発させ、200 mlのDCMを加え、混合物を−5℃まで冷却した。1−イミノ−エタナミン塩 酸塩(9.5g)を分けて加え、全体を15分間撹拌した。次いで水酸化ナトリ ウム(50%)(25ml)を滴下した(温度<5℃)。混合物を室温に達する まで撹拌した。30分間撹拌した後、層を分離させた。有機層を乾燥し、濾過し 、蒸発させた。残留物をカラムクロマトグラフィーにより精製し、8.2g(3 8.6%)の3−クロロ−6−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5 −イル)ピリダジン;融点180.3℃(中間体1−a)を得た。実施例A.2 a)チオニルクロリド(160ml)中の3−クロロ−6−メチルピリダジン( 19.3g)の混合物を終夜撹拌し、還流させた。混合物を蒸発させ、トルエン (100ml)を加え、再度蒸発させ、40g(100%)のα,α,3−トリ クロロ−6−ピリダジン−メタンスルフェニルクロリド(中間体2−a)を得た 。 b)DCM(600ml)中の中間体(2−a)(79.2g)の混合物を0℃ において撹拌した。2−(フェニルメトキシ)−エタンイミドアミド(40.1 g)を加えた。NaOH(50%、60ml)を0℃において滴下した。混合物 を冷却し、0℃において1時間撹拌した。水(300ml)及びDCM(400 ml)を加え、混合物をその層に分離させた。有機層を乾燥し、濾過し、溶媒を 蒸発させた。残留物をガラスフィルター上のシリカゲル上で精製し、2−プロパ ノールから結晶化させた。沈澱を濾過し、乾燥し、28g(45%)の3−クロ ロ−6−[3−[(フェニルメトキシ)メチル]−1,2,4−チアジアゾール −5−イル]ピリダジン(中間体2−b、融点;109〜110℃)を得た。 表1に同様にして製造された中間体を挙げる。 *:R2及びR3は一緒になって2価の基を形成する。B.最終化合物の製造 実施例B.1 DMF(200ml)中の中間体(1−a)(6.4g)、1−[3−(トリ フルオロメチル)フェニル]ピペラジン(5.3g)及び炭酸ナトリウム(8. 5g)の混合物を60℃において終夜撹拌した。混合物を氷水中に注ぎ、濾過し た。沈澱をDCMに溶解し、水で洗浄した。有機層を乾燥し、濾過し、蒸発させ た。残留物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製した(溶離剤 :CHCl3/CH3OH 99.5/0.5)。純粋な画分を集め、蒸発させた。残留物を2−プロパノー ルから結晶化させ、2.3g(24.6%)の3−(3−メチル−1,2,4− チアジアゾール−5−イル)−6−[4−[3−(トリフルオロメチル)フェニ ル]−1−ピペラジニル]ピリダジン;融点173.2℃(化合物1)を得た。実施例B.2 室温において4−フルオロフェノール(1.2g)をTHF(200ml)中 のトリフェニルホスフィン(2.9g)の溶液に加え、混合物を室温で30分間 撹拌した。少量のTHF中のアゾジカルボン酸ジエチル(1.9g)を室温で滴 下し、混合物を5分間撹拌した。少量のTHF中の1−[6−(3−メチル−1 ,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−ピリダジニル]−4−ピペリジン −メタノール(3g)を室温で滴下し、混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を 蒸発させ、残留物を2−プロパノールから結晶化させた。沈澱を濾過し、乾燥し :1.66g(43%)の3−[4−[(4−フルオロフェノキシ)メチル]− 1−ピペリジニル]−6−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イ ル)ピリダジン(化合物55)を得た。実施例B.3 DCM(40ml)中の3,5−ビス(トリフルオロメチル)−ベンゾイルク ロリド(1.1g)及びトリエチルアミン(0.4g)の混合物を撹拌した。3 −(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−(1−ピペラ ジニル)−ピリダジン(1.1g)を滴下した。混合物を室温で3時間撹拌した 。トリエチルアミンを加えた。混合物を室温で1時間撹拌した。水を加え、混合 物をDCMで3回抽出した。 合わせた有機層を乾燥し、濾過し、溶媒を蒸発させた。残留物をメタノールから 結晶化させた。沈澱を濾過し、乾燥し、0.91g(45%)の1−[3,5− ビス(トリフルオロメチル)ベンゾイル]−4−[6−(3−メチル−1,2, 4−チアジアゾール−5−イル)−3−ピリダジニル]ピペラジン(化合物13 1)を得た。実施例B.4 四塩化炭素(100ml)中の化合物1(3g)、N−ブロモスクシンイミド (1.3g)及び3−クロロペルオキシ安息香酸(触媒量)の混合物を終夜撹拌 した。沈澱を濾過し、乾燥し、四塩化炭素(100ml)中のN−ブロモスクシ ンイミド(1.3g)及び3−クロロペルオキシ安息香酸(触媒量)の混合物中 に取り上げた。混合物を48時間撹拌し、還流させた。沈澱を濾過し、乾燥し、 カラムクロマトグラフィーにより精製した(溶離剤:NH4OAc(H2O中の0 .5%)/CH3OH 30/70)。純粋な画分を集め、溶媒を蒸発させた。 残留物をCH3OH/CH2Cl2から結晶化させた。沈澱を濾過し、乾燥し、0 .77g(21.5%)の3−[4−[4−ブロモ−3−(トリフルオロメチル )フェニル]−1−ピペラジニル]−6−(3−メチル−1,2,4−チアジア ゾール−5−イル)ピリダジン(化合物88)を得た。 同様の方法で1−[1−[4,4−ビス(4−フルオロフェニル)ブチル]− 4−ピペリジニル]−4−(フェニルメチル)ピペラジン三塩酸塩(化合物90 )も製造した。実施例B.5 3−クロロペルオキシ安息香酸(0.9g)を室温で撹拌されているDCM( 50ml)中の化合物53(1.9g)の溶液に一度に加えた。 得られる反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を2−プ ロパノール中に溶解し、HCl/2−プロパノールを用いて塩酸塩(1:2)に 転換した。沈澱を濾過し、乾燥し、1.9g(90.3%)の3−(3−メチル −1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−[4−[4−[3−(トリフ ルオロメチル)フェニル]−1−ピペラジニル]−1−ピペリジニル]ピリダジ ン、ピペラジン−N1−オキシド二塩酸塩(化合物162)を得た。実施例B.6 a)過酸化水素(1.22g、30%)を窒素流下でDCM(30ml)中の無 水ジクロロマレイン酸(2.17g)の混合物に0℃で加えた。混合物を0℃で 2時間撹拌した。3−クロロ−6−メチルピリダジン(1.4g)を0℃で加え た。混合物を終夜撹拌し、還流させ、次いでNaHCO3水溶液で2回、Na2S O3水溶液で1回及びH2Oで1回洗浄した。合わせた有機層を乾燥し、濾過し、 溶媒を蒸発させた。残留物をさらに精製せずに次の段階で用いた(中間体3)。 b)DMF(80ml)中の中間体3(3.6g)、1−(4−ピペリジニル) −4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−ピペラジン(5g)及びNa2 CO3(3.4g)の混合物を60℃で終夜撹拌した。混合物を冷却し、氷水( 400ml)中に注ぎ出し、1時間撹拌した。沈澱を濾過し、乾燥し、ガラスフ ィルター上のシリカゲル上で精製した(溶離剤:CH2Cl2/CH3OH 10 0/0、97.5/2.5及び95/5)。2つの純粋な画分を集め、それらの 溶媒を蒸発させた。第1の画分をCH3OHから結晶化させて1.7g(21% )の3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−[4− [4 −[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−ピペラジニル]−1−ピペリ ジニル]ピリダジン、2−オキシド(化合物165)を得た。他の画分を引っ掻 き、濾過し、乾燥し、0.75g(9%)の3−(3−メチル−1,2,4−チ アジアゾール−5−イル)−6−[4−[4−[3−(トリフルオロメチル)フ ェニル]−1−ピペラジニル]−1−ピペリジニル]ピリダジン、1−オキシド (化合物166)を得た。 表2〜11に上記の実施例の1つに従って製造された化合物を挙げ、表12に は上記の実験の部で製造された化合物の炭素、水素及び窒素に関する実験的(「 exp.」の題がついている欄)及び理論的(「theor.」の題がついてい る欄)元素分析値の両方を挙げる。 (*):c.C6H11はシクロヘキシルを意味する (*):酸性条件下における化合物167の加水分解により製造 *:R2及びR3は一緒になって2価の基を形成する C.薬理学的実施例 実施例C.1 Nicosia,R.F.及びOttinettiにより“Laborato ry Investigation”,vol.63,p.115,1990に 記載されている通り、脈管形成のラット大動脈輪モデルを用い、脈管形成阻害活 性を試験管内で測定した。微小血管形成を阻害する化合物の能力をビヒクル処理 された標準輪と比較した。培養中で8日間後の定量(微小血管面積)を、Nis sanov.J.,Tuman,R.W.,Gruver,L.M.及びFor tunato,J.M.により“Laboratory Investigat ion”,vol 73(#5),p.734,1995に記載されている通り 、光学顕微鏡、CCDカメラ及び自動化汎用設計画像分析プログラムから成る画 像分析システムを用いて行った。阻害力価(IC50’s)の決定のために化合 物を数種の濃度で試験した。表13に挙げる通りいくつかの化合物が1nMより 低いIC50値を有する。 実施例C.2 US−5,382,514に記載のMatrigelモデルを用いて生体内脈 管形成阻害活性を測定した。簡単に記載すると、ネズミ基底膜の抽出物及び脈管 形成成長因子(例えばVEGF、bFGF、aFGF)を含有する液体を温血動 物に注入し、そこでそれはゲルマトリックスを形成する。ある期間の後、ゲルを 動物から回収し、脈管形成を定量する。試験化合物は0.1mg/kgの投薬量 で経口的に投与した。化合物2、30、31、47、53、54、74、75、 82、88、134、138及び177は70%より高く脈管形成を阻害するこ とが見いだされた。D.組成物実施例 以下の調剤は、温血動物に全身的又は局所的に投与するのに適した投薬単位形 態における本発明に従う典型的製薬学的組成物を例示するものである。 これらの実施例を通じて用いられる「活性成分」(A.I.)は、式(I)の 化合物、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容され得る酸付加塩又は立体化学 的異性体に関する。実施例D.1:経口用溶液 9gの4−ヒドロキシ安息香酸メチル及び1gの4−ヒドロキシ安息香酸プロ ピルを41の煮沸精製水に溶解する。この溶液の31に最初に10gの2,3− ジヒドロキシブタン二酸及びその後20gのA.I.を溶解する。後者の溶液を 前者の溶液の残りの部分と合わせ、121の1,2,3−プロパントリオール及 び31のソルビトール70%溶液をそこに加える。40gのサッカリンナトリウ ムを0.51の水に溶解し、2mlのラズベリーエッセンス及び2mlのグース ベリーエッセンスを加える。後者の溶液を前者と合わせ、201とするのに十分 な水を加え、小さじ1杯(5ml)当たりに5mgのA.I.を含有する経口用 溶液を得る。得られる溶液を適した容器に充填する。実施例D.2:カプセル 20gのA.I.、6gのラウリル硫酸ナトリウム、56gの澱粉、56gの ラクトース、0.8gのコロイド二酸化ケイ素及び1.2gのステアリン酸マグ ネシウムを一緒に激しく撹拌する。得られる混合物を続いて1000個の適した 硬質ゼラチンカプセル中に充填し、それぞれ20mgのA.I.を含む。実施例D.3:フィルム−コーティング錠 錠剤芯の製造 100gのA.I.、570gのラクトース及び200gの澱粉の混合物を十 分に混合し、その後約200mlの水中の5gのドデシル硫酸ナトリウム及び1 0gのポリビニルピロリドンの溶液で加湿する。湿潤粉末混合物をふるい、乾燥 し、再びふるう。次いでそこに100gの微結晶セルロース及び15gの水素化 植物油を加える。全体を十分に混合し、錠剤に圧縮し、それぞれ10mgの活性 成分を含有する10.000個の錠剤を得る。コーティング 75mlの変性エタノール中の10gのメチルセルロースの溶液に150ml のジクロロメタン中の5gのエチルセルロースの溶液を加える。次いでそこに7 5mlのジクロロメタン及び2.5mlの1,2,3−プロパントリオールを加 える。10gのポリエチレングリコールを溶融し、75mlのジクロロメタンに 溶解する。後者の溶液を前者に加え、次いで2.5gのオクタデカン酸マグネシ ウム、5gのポリビニルピロリドン及び30mlの濃着色剤懸濁液を加え、全体 を均一化する。かくして得られる混合物を用い、コーティング装置において錠剤 芯をコーティングする。実施例D.4:注射用溶液 1.8gの4−ヒドロキシ安息香酸メチル及び0.2gの4−ヒドロキシ安息 香酸プロピルを約0.51の注射用煮沸水に溶解した。約50℃に冷却した後、 4gの乳酸、0.05gのプロピレングリコール及び4gのA.I.を撹拌しな がら加えた。溶液を室温に冷却し、11の容 積となるのに十分な注射用水を補足し、4mg/mlのA.I.の溶液を得た。 溶液を濾過により滅菌し、無菌の容器に充填した。実施例D.5:座薬 3グラムのA.I.を、25mlのポリエチレングリコール400中の3グラ ムの2,3−ジヒドロキシブタン二酸の溶液に溶解した。12グラムの界面活性 剤及び300グラムのトリグリセリドを一緒に溶融した。後者の混合物を前者の 溶液と十分に混合した。かくして得られる混合物を37〜38℃の温度で型中に 注ぎ、それぞれ30mg/mlのA.I.を含有する100個の座薬を形成した 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 417/14 207 C07D 417/14 207 211 211 223 223 237 237 451/02 451/02 471/08 471/08 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,BA,BB ,BG,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE, HU,IL,IS,JP,KG,KR,LC,LK,L R,LT,LV,MD,MG,MK,MN,MX,NO ,NZ,PL,RO,SG,SI,SK,TR,TT, UA,US,UZ,VN (72)発明者 バン・デル・アー,マルセル・ジヨゼフ・ マリア ベルギー・ビー―2340ビールセ・トウルン ホウトセベーク30・ジヤンセン・フアーマ シユーチカ・ナームローゼ・フエンノート シヤツプ (72)発明者 ウイレムス,マルク ベルギー・ビー―2340ビールセ・トウルン ホウトセベーク30・ジヤンセン・フアーマ シユーチカ・ナームローゼ・フエンノート シヤツプ (72)発明者 メールポール,リーベン ベルギー・ビー―2340ビールセ・トウルン ホウトセベーク30・ジヤンセン・フアーマ シユーチカ・ナームローゼ・フエンノート シヤツプ (72)発明者 ルイククス,マルセル・ゲレベルヌス・マ リア ベルギー・ビー―2340ビールセ・トウルン ホウトセベーク30・ジヤンセン・フアーマ シユーチカ・ナームローゼ・フエンノート シヤツプ (72)発明者 トウマン,ロバート・ダブリユー アメリカ合衆国ペンシルベニア州19477― 0776スプリングハウス・ウエルシユアンド マツキーンローズ・ジヤンセン・リサー チ・フアンデーシヨン 【要約の続き】 て水素又はC1-6アルキルから選ばれ;AlkはC1-6ア ルカンジイルである]の化合物、そのN−オキシド形 態、製薬学的に許容され得る酸付加塩及び立体化学的異 性体;その製造、それを含有する組成物ならびに薬剤と してのその利用に関する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式 [式中、 XはCH又はNであり;mは2又は3であり、nは1、2又は3であり ;ここで 2基の1つもしくは2つのC−原子はC1-6アルキル、アミノ、アミノカルボニ ル、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、C1-6アルキルオキシカルボニ ル、C1-6アルキルカルボニルアミノ、ヒドロキシ又はC1-6アルキルオキシで置 換されていることができ; ならびに/又は該CH2基の2つのC−原子はC2-4アルカンジイルで架橋されて いることができ; R1は水素、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキルチオ、アミノ 、モノ−もしくはジ(C1-6アルキル)アミノ、Ar、ArNH−、C3-6シクロ アルキル、ヒドロキシメチル又はベンジルオキシメチルであり; R2及びR3は水素であるか、あるいは一緒になって式−CH=CH−CH=CH −の2価の基を形成することができ; XがCHを示す場合、Lは基L1、L2又はL3であり;あるいは XがNを示す場合、Lは基L2又はL3であり; L1はAr−C1-6アルキルオキシ、Ar−オキシ、Ar−チオ、Ar−カルボニ ルアミノ、ジ−Ar−メチルオキシ−、N−Ar−ピペラジニル、N−Ar−ホ モピペラジニル、2−ベンズイミダゾリノニル、Ar−NR4−、Ar−Alk −NR4−、Ar−NR4−Alk−NR5−又はHet−NR4−であり; L2はAr、Ar−カルボニル、Ar−CH=CH−CH2−、ナフタレニル又は Hetであり; L3はAr、Ar−オキシ又はAr−チオから選ばれる1つもしくは2つの基で 置換され、さらに場合によりシアノ又はヒドロキシで置換されていることができ るC1-6アルキル;2,2−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタ レニル;2,2−ジメチル−1H−2,3−ジヒドロインデニル;Ar−ピペリ ジニル又はAr−NR4−Alk−であり; R4及びR5はそれぞれ独立して水素又はC1-6アルキルから選ばれ; Arはフェニル;ハロ、アミノ、ニトロ、C1-6アルキル、トリハロメチル、C1 -6 アルキルオキシ、C1-6アルキルオキシカルボニル又はヒドロキシからそれぞ れ独立して選ばれる1、2もしくは3個の置換基で置換されたフェニル;C1-6 アルキルで置換されたオキサジアゾールで置換されたフェニルであり; Hetは単環式又は2環式複素環であり;単環式複素環はピロリル、ピラゾリル 、イミダゾリル、フラニル、チエニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チア ゾリル、イソチアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル及びピリダジ ニルであり;2環式複素環はインドリル、キノリニル、キナゾリニル、キノキサ リニル、ベンズオキサゾリル、ベンズ イソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンズイソチアゾリル、ベンゾフラニル 、ベンゾチエニル、ベンゾピラニル、ベンゾチオピラニル及びチオクロマニルで あり;それぞれの単環式及び2環式複素環は場合により炭素原子上においてハロ 、C1-4アルキル、C1-4アルキルオキシ又はトリハロメチルからそれぞれ独立し て選ばれる1又は2個の置換基により置換されていることができ; AlkはC1-6アルカンジイルである] の化合物、そのN−オキシド形態、製薬学的に許容され得る酸付加塩及び立体化 学的異性体。非置換である請求の範囲第1項に記載の化合物。 3.R1がC1-6アルキルであり、XがCHであり、mが2であり、nが2である 請求の範囲第2項に記載の化合物。 4.R1がC1-6アルキルであり、XがNであり、mが2であり、nが2である請 求の範囲第2項に記載の化合物。 5.R1がメチルであり、R2及びR3が水素であり、XがCH又はNであり、L がAr−ピペリジニル又はハロもしくはトリフルオロメチルからそれぞれ独立し て選ばれる1、2もしくは3個の置換基で置換されたフェニルである請求の範囲 第2項に記載の化合物。 6.R1が水素又はジ(C1-6アルキル)アミノであり、R2及びR3が水素であり 、mが2であり、nが2である請求の範囲第2項に記載の化合物。 7.化合物が 3−[4−(3−クロロフェニル)−1−ピペラジニル]−6−(3−メチル− 1,2,4−チアジアゾール−5−イル)ピリダジン、 3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−[4−[3 −(トリフルオロメチル)フェニル]−1−ピペラジニル]ピリダジン、 3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−[4−[3 −(トリフルオロメチル)フェニル]−1−ピペリジニル]ピリダジン、 3−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−[4−[4 −[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−ピペラジニル]−1−ピペリ ジニル]ピリダジン、 3−(1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−6−[4−[3−(トリフル オロメチル)フェニル]−1−ピペラジニル]ピリダジン、 1−[6−(3−メチル−1,2,4−チアジアゾール−5−イル)−3−ピリ ダジニル]−N−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−4−ピペリジンア ミン及び N,N−ジメチル−5−[6−[4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル] −1−ピペラジニル]−3−ピリダジニル]−1,2,4−チアジアゾール−3 −アミン;その立体異性体、製薬学的に許容され得る酸付加塩又はN−オキシド 形態である請求の範囲第1項に記載の化合物。 8.製薬学的に許容され得る担体及び活性成分として治療的に有効量の請求の範 囲第1〜7項のいずれか1つに記載の化合物を含む組成物。 9.製薬学的に許容され得る担体及び請求の範囲第1〜7項に記載の化合物を緊 密に混合する請求の範囲第8項に記載の製薬学的組成物の調製 法。 10.薬剤として用いるための請求の範囲第1〜7項のいずれか1つに記載の化 合物。 11.a)R1、R2及びR3が請求の範囲第1項におけるとおりに定義され、そ してWが適した脱離基である式(II)のピリダジンを、X、L、m及びnが請 求の範囲第1項におけるとおりに定義される式(III)のアミンを用いて反応 に不活性な溶媒中で、好ましくは適した塩基の存在下でN−アルキル化するか; b)R1、R2、R3、m及びnが請求の範囲第1項におけるとおりに定義される 式(IV)のピリダジンアミンを、Wが適した脱離基であり、そしてL3が請求 の範囲第1項におけるとおりに定義される式(V)の中間体を用いて反応に不活 性な溶媒中で、好ましくは適した塩基の存在下でN−アルキル化するか、 c)式(IV)の中間体を、2つのジェミナル水素原子が酸素により置き換えら れ、そしてL3が請求の範囲第1項におけるとおりに定義される式H−L3の誘導 体を示す式(VI)のケトン又はアルデヒドを用いて還元剤の存在下で及び場合 により適した触媒の存在下で還元的にN−アルキル化するか; d)R1、R2、R3、X、Alk、m及びnが請求の範囲第1項におけるとおり に定義される式(VII)のピリダジンアミンを、Arが請求の範囲第1項にお けるとおりに定義される式(VIII)のフェノールと反応に不活性な溶媒中で 縮合させるか; e)R1、R2、R3、X、Alk、m及びnが請求の範囲第1項におけるとおり に定義され、そしてWが適した脱離基である式(IX)のピリダジンアミン誘導 体を式(VIII)のフェニルを用いて、反応に不活性な溶媒中で及び好ましく は適した塩基の存在下でO−アルキル化するか; f)式(X)[式中、R1、R2、R3、m及びnは請求の範囲第1項におけるとおりに定義さ れる] のケトンを式(XI) [式中、R6及びR7はアリール又はC1-6アルキルであるか、あるいはR6はアル キルオキシであり、R7はO-であり、(R627P=L3'が2つのジェミナル 水素原子が(R627P=により置き換えられた式H−L3の誘導体を示す] のイリドと反応させ、続いてかくして得られる中間体(XII) を適した還元剤の存在下に、反応に不活性な溶媒中で還元し、式 の化合物を得るか、 あるいは式(I)の化合物を互いに転換し;そして必要に応じて、式 (I)の化合物を酸を用いる処理により治療的に活性な無毒性酸付加塩に転換す るか、あるいは逆に酸付加塩の形態をアルカリを用いる処理により遊離の塩基に 転換し;そして必要に応じて、その立体化学的異性体又はN−オキシド形態を製 造する ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の化合物の製造法。
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