JP2000353394A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000353394A JP16418399A JP16418399A JP2000353394A JP 2000353394 A JP2000353394 A JP 2000353394A JP 16418399 A JP16418399 A JP 16418399A JP 16418399 A JP16418399 A JP 16418399A JP 2000353394 A JP2000353394 A JP 2000353394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源の低電圧化を可能とするセンスアンプ回
路方式を用いた半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 メモリセルアレイ11のビット線BLは
カラムゲート12により選択されてセンスアンプ13に
接続される。センスアンプ13は、一方の入力端子をセ
ンスノードSAとし、他方の入力端子を複数のセンスア
ンプ13で共有される参照ノードREFとしたオペアン
プOPと、各オペアンプOP毎に各センスノードSAと
電源VCCの間に設けられた電流源負荷であるNMOSト
ランジスタQN01と、各オペアンプOP毎に参照ノー
ドREFと電源VCCの間に設けられた電流源負荷NMO
SトランジスタQN02と、参照ノードREFに接続さ
れてセンスノードSAに出力される二値データの電圧の
中間にある参照電圧を発生するための、複数のセンスア
ンプ13で共有される参照電圧発生回路21とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に係り、特に電流読出し型のメモリセルを用いる不揮発
性半導体メモリのセンスアンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、NOR型EEPROMに代表
される従来の不揮発性半導体メモリの読出し系の回路構
成を示している。電荷読出し型のメモリセルにより構成
されるDRAMでは、フリップフロップ型のセンスアン
プが用いられるが、電流読出し型のメモリセルにより構
成されるEEPROMでは、図示のような差動増幅型の
センスアンプが用いられる。このセンスアンプ回路方式
は例えば、IEEE Journalof Solid-State Circuits, Vo
l.SC-20,No.1,pp.422-7,Feb.,1985に記載されている。
【0003】センスアンプ3は、二つの入力端子をそれ
ぞれセンスノードSAと参照ノードREFに接続したオ
ペアンプOPを用いて構成される。センスノードSA
は、クランプ用NMOSトランジスタQN1を介してデ
ータ線DLに接続される。データ線DLには、カラムゲ
ート2のNMOSトランジスタQN3により選択された
メモリセルアレイ1のビット線BLが接続される。セン
スノードSAと電源端子の間には、電流源負荷として、
ゲート・ドレインが接続されたPMOSトランジスタQ
P1が設けられている。
【0004】参照ノードREFには、センスノードSA
と同様に電流源負荷としてのPMOSトランジスタQP
2が接続されている。また参照ノードREFは、センス
ノードSAと同様にクランプ用NMOSトランジスタQ
N2を介して、ダミーデータ線RDLに接続されてい
る。ダミーデータ線RDLには、ダミーカラムゲートの
NMOSトランジスタQN4を介してダミーセルRMC
が接続される。これら参照ノードREF側のPMOSト
ランジスタQP2、クランプ用NMOSトランジスタQ
N2、ダミーカラムゲートトランジスタQN4及びダミ
ーセルRMCの部分は、参照電圧発生回路4を構成して
いる。参照電圧発生回路4は、参照ノードREFに、セ
ンスノードSAに得られる二値データに対応する出力電
圧の中間の参照電圧を発生させるものである。
【0005】電流源負荷であるPMOSトランジスタQ
P1は、クランプ用NMOSトランジスタQN1に比べ
て、コンダクタンスが非常に小さく設定されており、且
つゲート・ドレインが接続されて5極管動作する。これ
は、データ線DLの電圧変化を微小な振幅に抑えて、セ
ンスノードSAに与えるためである。クランプ用NMO
SトランジスタQN1と電流源PMOSトランジスタQ
P1は、初段増幅器を構成している。この初段増幅器で
増幅された電圧が、更にオペアンプOPにより比較増幅
されて、CMOSレベルのセンス出力SAOUTが得ら
れる。
【0006】図11は、図10の回路構成を変形した従
来のセンスアンプ回路を示している。この回路方式は、
IEEE Journal of Solid-State Circuits Conference Di
gestof Technical Papers, pp.146-7,Feb.,1994に記載
されている。図10の回路では、クランプ用NMOSト
ランジスタQN1,QN2のゲートに固定バイアス電圧
BIASを与えている。これに対し図11では、データ
線DL,ダミーデータ線RDLの電圧をそれぞれインバ
ータI1,I2を介してNMOSトランジスタQN1,
QN2のゲートに帰還している。この様にクランプ用N
MOSトランジスタQN1の導通度を帰還制御すると、
データ線DLの電圧振幅を抑制しながら、センスノード
SAに二値データに応じて電圧を与えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、EEPROMの
メモリセルの微細化が進み、電源電圧も3V程度まで低
電圧化されているが、これを例えば2V程度まで低電圧
化することが望まれる。しかし、2V電源を実現しよう
とすると、従来の図10或いは図11のセンスアンプ回
路構成では不都合が生じる。即ち、メモリセルの電流引
き込みの有無を確実に検出するためには、ビット線BL
の充電レベルとして少なくとも1V程度が必要である。
また、図10或いは図11に示すセンスアンプ回路で
は、電源端子とデータ線DLの間には、電流源負荷であ
るPMOSトランジスタQP1とクランプ用NMOSト
ランジスタQN1が直列に入る。PMOSトランジスタ
QP1のしきい値電圧をVthpとして、|Vthp|=0.
8V程度とすると、PMOSトランジスタQP1が電流
源として機能するためには、そのソース、ドレイン間電
圧は0.8V以上、例えば1Vを必要とする。また、ク
ランプ用NMOSトランジスタQN1を5極管動作領域
で動作させるためには、そのドレイン、ソース間電圧し
て、0.2〜0.3Vが必要である。そうすると、電源
電圧を2Vまで下げた場合には、必要なビット線充電レ
ベル1Vが得られなくなる。
【0008】この発明は、電源の低電圧化を可能とする
センスアンプ回路方式を用いた半導体記憶装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体記
憶装置は、ビット線とワード線が交差して配設され、そ
の各交差部に電流読出し型のメモリセルが配置されたメ
モリセルアレイと、このメモリセルアレイのビット線及
びワード線を選択するデコード回路と、前記メモリセル
アレイのビット線に読み出されるデータを検知増幅する
センスアンプとを有し、前記センスアンプは、一方の入
力端子を前記メモリセルアレイの選択されたビット線に
接続されるセンスノードとし、他方の入力端子を参照ノ
ードとする少なくとも1段のオペアンプと、前記センス
ノードと電源端子の間に接続された電流源負荷と、前記
参照ノードに接続されて、前記センスノードに出力され
る二値データの電圧の間にある参照電圧を発生する参照
電圧発生回路とを備えたことを特徴とする。
【0010】この発明において、電流源負荷は例えば、
(1)ソースが前記センスノードに接続され、ドレイン
が前記電源端子に接続され、ゲートに電源電圧より低い
バイアス電圧が印加されるNMOSトランジスタにより
構成することができ、或いは(2)ゲートとドレインが
前記センスノードに接続されソースが前記電源端子に接
続されたエンハンスメント型のPMOSトランジスタに
より構成することができる。この発明において、参照電
圧発生回路は好ましくは、選択されたメモリセルが二値
データの一方のときに前記電流源負荷を介して流れるビ
ット線電流より少ない電流が流れるように設定された少
なくとも一つの参照セルを用いて構成される。またこの
発明において、オペアンプは好ましくは、それぞれのゲ
ートを信号入力端とする差動NMOSトランジスタ対
と、この差動NMOSトランジスタ対の共通ソースに接
続されてゲートに固定バイアス電圧が与えられる電流源
NMOSトランジスタと、前記差動NMOSトランジス
タ対のドレインと電源との間に設けられた負荷とを有す
るものとする。更にこの発明において好ましくは、電流
源負荷と電源端子の間にはセンスアンプを選択的に活性
化するために電源スイッチが設けられる。
【0011】この発明に係る半導体記憶装置はまた、ビ
ット線とワード線が交差して配設され、その各交差部に
電流読出し型のメモリセルが配置されたメモリセルアレ
イと、このメモリセルアレイのビット線及びワード線を
選択するデコード回路と、前記メモリセルアレイの複数
のビット線を選択する選択ゲートと、この選択ゲートに
より選択された複数のビット線に読み出されるデータを
それぞれ検知増幅する複数のセンスアンプとを有し、前
記複数のセンスアンプはそれぞれ、一方の入力端子を選
択されたビット線に接続されるセンスノードとし、他方
の入力端子を前記複数のセンスアンプで共有される参照
ノードとした少なくとも1段のオペアンプと、各オペア
ンプ毎に前記センスノードと電源端子の間に設けられた
第1の電流源負荷と、前記参照ノードと電源端子の間に
設けられた第2の電流源負荷と、前記参照ノードに接続
されて前記センスノードに出力される二値データの電圧
の間にある参照電圧を発生する参照電圧発生回路とを備
えたことを特徴とする。
【0012】この発明において、第1及び第2の電流源
負荷はそれぞれ、ソースが前記センスノード及び参照ノ
ードに接続され、ドレインが前記電源端子に接続され、
ゲートに電源電圧より低いバイアス電圧が印加されるN
MOSトランジスタにより構成される。第1及び第2の
電流源負荷はまた、それぞれ ゲートとドレインが前記
センスノード及び参照ノードに接続され、ソースが前記
電源端子に接続されたPMOSトランジスタにより構成
することもできる。またこの発明において、参照電圧発
生回路は好ましくは、選択されたメモリセルが二値デー
タの一方のときに前記第1の電流源負荷を介して流れる
ビット線電流より少ない電流が、前記第2の電流源負荷
を介して流れるように設定された少なくとも一つの参照
セルを用いて構成される。
【0013】より具体的に、参照電圧発生回路は、前記
複数のセンスアンプにより同時に読み出されるメモリセ
ルの数より少ない数のメモリセルと同じ構造の参照セル
を用いて構成される。更に具体的には例えば、参照電圧
発生回路は、前記複数のセンスアンプにより同時に読み
出されるメモリセルの数をnとして、n/2以下の数の
メモリセルと同じ構造の参照セルを用いて構成される。
また、より一般的には、複数のセンスアンプにより同時
に読み出されるメモリセルの数をnとして、第2の電流
源負荷は第1の電流源負荷と同じ構造をもってm個配置
することができ、mはnに等しいかそれより小さい数と
することができる。この場合、参照電圧発生回路は、m
/2以下の数のメモリセルと同じ構造の参照セルを用い
て構成することができる。更に好ましくは、前記第1及
び第2の電流源負荷と電源端子の間にそれぞれ電源スイ
ッチが設けられる。
【0014】この発明によると、従来のセンスアンプ回
路に用いられていたクランプ回路を除くことにより、従
来に比べて電源を低電圧化し、例えば2V電源とした場
合にも、電流源負荷トランジスタを5極管動作させ、且
つビット線の充電レベル約1Vを確保して、正常なデー
タ読み出し動作を可能とすることができる。また、同時
にデータ読出しを行う複数のセンスアンプを持つ場合
に、これら複数のセンスアンプの参照ノードは共通と
し、センスアンプ毎にセンスノードと参照ノードにはそ
れぞれ第1及び第2の電流源負荷を設ける。そして、参
照ノードにはセンスノードに出力される二値データの電
圧の間にある参照電圧を発生する参照電圧発生回路を複
数のセンスアンプに共有させて設けることにより、電源
を低電圧化した場合にも確実なデータ読み出し動作が可
能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。 [実施の形態1]図1はこの発明の実施の形態1に係る
NOR型EEPRMの構成を示し、図2はそのメモリセ
ルアレイ及びデータ読出し経路の具体構成を示す。メモ
リセルアレイ11は、図2に示すように、浮遊ゲートと
制御ゲートを有するMOSトランジスタ構造のメモリセ
ルMCを配列して構成される。メモリセルMCの制御ゲ
ートはワード線WLにより駆動され、ドレインはビット
線BLに接続され、ソースは共通ソース線VSに接続さ
れる。
【0016】メモリセルMCは、例えば浮遊ゲートに電
子を注入したしきい値電圧の高い状態をデータ“0”と
し、浮遊ゲートの電子を放出したしきい値電圧の低い状
態をデータ“1”とする。即ち、ワード線WLを例えば
5Vの読出し電圧で駆動したときに、“1”データのメ
モリセルはオンしてビット線BLの電流を引き込み、
“0”データのメモリセルはオフのままで電流引き込み
を行わない。データの書込み及び消去には、周知の方法
が用いられるので、説明は省く。
【0017】メモリセルアレイ11のワード線選択を行
うのが、ロウデコーダ16であり、ビット線選択を行う
のがカラムデコーダ17及びこれにより制御されるカラ
ムゲート12である。データ読み出し時、外部アドレス
はアドレスバッファ15に入力され、内部アドレスのロ
ウアドレス及びカラムアドレスがそれぞれロウデコーダ
16、カラムデコーダ17に供給される。
【0018】制御回路18は外部制御信号を受けて、動
作モードに応じた各種制御信号を発生する。ソース線駆
動回路19は、制御回路18からの制御信号により、動
作モードに応じてメモリセルアレイ11の共通ソース線
VSの電位を制御する。具体的にデータ読み出し時は、
ソース線駆動回路19により共通ソース線VSは接地電
位VSSに設定される。メモリセルアレイ11から読み出
されるビット線データは、センスアンプ回路13により
検知増幅され、データ入出力バッファ14を介してI/
O端子に出力されることになる。
【0019】センスアンプ13(130,131,…)
は、図2に示すように、I/O端子が16本の場合であ
れば16個配置され、例えば512本のビット線BLか
らカラムゲート12によって16本のビット線BLが同
時に並列に選択されるようになっている。カラムゲート
12は、図2に示すように、カラムデコード信号C0〜
C31により制御されるNMOSトランジスタQN11
により構成される。この実施の形態の場合、カラムゲー
ト12の出力ノードがクランプ回路を介することなく、
直接センスアンプ13のセンスノードSA(SA0,S
A1,…)に接続されている。
【0020】センスノードSAは、電流源負荷であるN
MOSトランジスタQN01を介して電源VCCに接続さ
れている。NMOSトランジスタQN01は好ましく
は、しきい値が略0Vのものとし、ソースがセンスノー
ドSAに、ドレインが電源端子VCCにそれぞれ接続さ
れ、ゲートにはNMOSトランジスタQN01が5極管
動作するような電源電圧より低いバイアス電圧BIAS
が与えられる。参照ノードREFはこの実施の形態の場
合、同時に選択される16本のビット線BLに対応する
16個のセンスアンプ13で共有される。各センスアン
プ13は、それぞれのセンスノードSAと、全センスア
ンプ13に共通に設けられた参照ノードREFの電位差
を比較検出するオペアンプOPを有する。
【0021】参照ノードREFと電源端子VCCとの間に
は、各センスアンプ13毎に電流源負荷としてNMOS
トランジスタQN02が設けられている。NMOSトラ
ンジスタQN02は、センスノードSA側のNMOSト
ランジスタQN01と同じ設計パラメータを持つものと
し、ソース参照ノードREFに、ドレインが電源端子に
接続され、ゲートにはバイアス電圧BIASが印加され
る。
【0022】参照ノードREFにはまた、16個のセン
スアンプ13に共通に用いられる参照電圧発生回路21
が設けられている。参照電圧発生回路21は、参照カラ
ムゲート23としての複数個のNMOSトランジスタQ
N12と、参照セルRMCを配列した参照セルアレイ2
2とを有する。具体的にNMOSトランジスタQN12
は、16個のセンスアンプ13に対して8個並列に設け
られ、それぞれに“1”データのメモリセルMCと同じ
“1”データ状態の、メモリセルMCと同じ構造の参照
セルRMCが接続される。これらの参照セルRMCは、
メモリセルアレイ11のあるワード線WLが選択される
ときに同時に選択される参照ワード線RWLにより共通
に駆動される。
【0023】オペアンプOPは、図3に示すように、カ
レントミラー電流源を構成するPMOSトランジスタQ
P31,QP32と、これに接続されたドライバNMO
SトランジスタQN31,QN32を備えて構成され
る。ドライバNMOSトランジスタQN31,QN32
のゲートがそれぞれセンスノードSA,参照ノードRE
Fに接続される。ここで、ドライバNMOSトランジス
タQN31,QN32は、しきい値電圧が略0Vの低し
きい値トランジスタであるとする。これにより、電源V
CCを2V或いはそれ以下とした場合にも、センスノード
SAと参照ノードREFの間の1V程度の電圧振幅を比
較検知することができる。
【0024】ドライバNMOSトランジスタQN31,
QN32のソースは共通に直列接続されたNMOSトラ
ンジスタQN33,QN34を介して接地される。NM
OSトランジスタQN33は、しきい値電圧が略0Vで
あり、そのゲートには固定のバイアス電圧BIAS1が
与えられる。NMOSトランジスタQN34のゲートに
は、センスアンプ活性化信号ACTIVEが与えられ
る。NMOSトランジスタQN33のゲートに与えられ
るバイアス電圧BIAS1は、電源VCCを例えば2Vと
して、1〜1.5V程度の低い電圧とする。
【0025】この実施の形態において、センスノードS
Aでは、“1”データ(電流引き込み有り)のメモリセ
ルが選択されると、対応するセンスアンプ13では負荷
NMOSトランジスタQN01からビット線BLを介し
てメモリセルに電流が流れる。“0”データ(電流引き
込みなし)のメモリセルが選択されると、そのメモリセ
ルには殆ど電流が流れない。従って、“1”データが読
み出されるビット線の電位上昇は小さく、“0”データ
が読み出されるビット線の電位上昇は大きい。一方参照
ノードREF側では、16個の負荷NMOSトランジス
タQN02から、8個の参照セルRMCに並列にセル電
流が流れる。従って、参照ノードREF側の負荷NMO
SトランジスタQN02から参照セルアレイ22に供給
される電流は、“1”データのときにセンスノードSA
側で負荷NMOSトランジスタQN01からビット線B
Lに供給される電流より少なく、例えば約1/2とな
る。この結果、参照ノードREFには、センスノードS
Aの“0”,“1”の出力電圧の間の参照電圧が得られ
ることになる。
【0026】上では、同時に選択され読み出されるビッ
ト線が16本の場合について説明した。より一般的に、
同時に選択されるビット線BLがn本とした場合、n個
のセンスアンプに対して、参照ノード側REFには各セ
ンスアンプ毎にn個の電流源負荷トランジスタが設けら
れ、参照セルアレイ22としては、n/2個の参照セル
RMCが用いられる。これにより、“1”データが読み
出されるビット線電流に対して、参照セルアレイ側で流
れる電流を約1/2として、参照ノードREFには、セ
ンスノードSAの“0”,“1”の出力電圧の間の参照
電圧が得られることになる。また、参照セルの数は厳密
にn/2であることは必須ではなく、約n/2であれば
よい。
【0027】この実施の形態によると、メモリセルアレ
イ11のカラムゲート12により選択されたビット線B
Lは、クランプ回路を介することなく、直接センスアン
プ13のセンスノードSAに接続される。このとき、電
源VCCを2Vとし、負荷NMOSトランジスタQN01
のしきい値電圧を略0Vとし、バイアス電圧BIASを
1Vとして、負荷NPMOSトランジスタQN01を5
極管動作させ、ビット線BLの充電レベル1Vを得るこ
とができる。即ち負荷NMOSトランジスタQN01は
電流源負荷として正常に機能し、また十分なビット線充
電レベルが得られて、正常なデータ読み出し動作が可能
になる。更に実施の形態の場合、電源電圧VCCを1.5
V程度まで低電圧化しても、バイアス電圧BIASを1
Vとして、ビット線BLの充電レベル1Vが得られ、正
常動作が可能である。
【0028】またこの実施の形態において、センスアン
プ13の参照ノードREF側の参照電圧発生回路21で
は、負荷NMOSトランジスタQN02を各センスアン
プ回路13毎に設け(従って、その数は、センスノード
SA側の負荷NMOSトランジスタQN01と同数と
し)、参照セルRMCの数は負荷の半分としている。こ
れにより、“0”,“1”データにおけるセンスノード
SAの電圧の間の参照電圧を発生させることができ、
“0”,“1”データのセンスマージンを等しくするこ
とができる。
【0029】またこの実施の形態のオペアンプは、図3
に示すように低しきい値トランジスタQN31,QN3
2をドライバとして用いることにより、電源の低電圧化
に対応できる。また、ドライバトランジスタQN31,
QN32の共通ソースに接続される電流源には、やはり
低しきい値のNMOSトランジスタQN33を用いて、
これを低いバイアス電圧BIAS1で駆動している。こ
れにより、オペアンプの動作電流はほぼ一定に保たれ
る。従ってセンスアンプ動作時間の電源電圧依存性は小
さいものとすることができる。また、オペアンプを活性
化信号ACTIVEにより選択的に活性化することよ
り、動作電流を必要最小限に抑えることが可能になる。
【0030】[実施の形態2]図4は、先の実施の形態
1でのセンスアンプ13のオペアンプOPの部分を、2
段のオペアンプOP1,OP2により構成した実施の形
態である。その他、先の実施の形態と同じである。従来
のセンスアンプは、クランプ回路と電流源負荷の部分が
初段増幅器となっているが、この発明ではクランプ回路
を省略している。そこでこの実施の形態では、2段のオ
ペアンプOP1,OP2を用いることにより、従来と同
程度の増幅率を確保するようにしている。
【0031】図5は、図4における2段のオペアンプO
P1,OP2の具体的な構成を示している。初段オペア
ンプOP1は、図3に示したものと同じ構成である。2
段目オペアンプOP2は、初段オペアンプOP1の二つ
の出力ノードが入るドライバPMOSトランジスタQP
51,QP52と、これらに接続されたカレントミラー
型負荷を構成するNMOSトランジスタQN51,QN
52を有する。NMOSトランジスタQN51,QN5
2の共通ソースは、活性化NMOSトランジスタQN5
3を介して接地される。
【0032】この実施の形態によると、クランプ回路を
用いないにも拘わらず、従来と同様の大きな増幅率を持
つセンスアンプが得られる。また先の実施の形態と同様
に、2V程度まで電源を低電圧化しても正常なデータセ
ンス動作が可能になる。また、初段オペアンプは実施の
形態1と同様であり、センスアンプ動作時間の電源電圧
依存性は小さく、動作電流も必要最小限に抑えられる。
【0033】[実施の形態3]図6は、実施の形態3の
センスアンプ13の構成の構成を示している。図2の実
施の形態1の回路と異なる点は、センスアンプ13のセ
ンスノードSA及び参照ノードREFと電源端子の間に
設けられる電流源負荷として、PMOSトランジスタQ
P11,QP12を用いていることである。PMOSト
ランジスタQP11,QP12はエンハンスメント型と
する。PMOSトランジスタQP61,QP62はソー
スが電源VCCに接続され、ドレインとゲートが共通にセ
ンスノードSA及び参照ノードREFに接続されてい
る。参照電圧発生回路21の構成は、先の実施の形態1
と同様である。オペアンプOPには、図3の構成のもの
を用いることが好ましい。
【0034】この実施の形態のセンスアンプの場合、負
荷PMOSトランジスタQP11のしきい値電圧をVth
pを例えば、|Vthp|=1Vとして、電源電圧を2Vと
したとき、負荷PMOSトランジスタQP11のソース
・ドレイン間電圧は1Vで且つ、ビット線BLの充電レ
ベル1Vが得られる。従って電源を従来より低電圧化し
て、正常なデータセンス動作が可能になる。また、オペ
アンプOPに図3の構成のものを用いると、センスアン
プ動作時間の電源電圧依存性は小さく、動作電流も必要
最小限に抑えられる。なおこの実施の形態において、実
施の形態2と同様に、オペアンプを2段構成とすること
も有効である。
【0035】[実施の形態4]以上の各実施の形態で説
明したセンスアンプは、実際の適用においては、電源側
に更に活性化用の電源スイッチを挿入して用いられる。
具体的に、図2の実施の形態のセンスアンプ13につい
て、電源スイッチを挿入した実施の形態を図7に示す。
図8は、この実施の形態でバイアス電圧BIASを発生
させるバイアス回路81の構成を示している。
【0036】図7に示すように、センスアンプ13の電
流源負荷NMOSトランジスタQN01,QN02と電
源VCCの間に電源スイッチとしてPMOSトランジスタ
QP71,QP72が挿入されている。これらのPMO
SトランジスタQP71,QP72のゲートは、活性化
信号ACTIVEの反転信号ACTIVEBにより制御
される。またセンスノードSA及び参照ノードREFに
はそれぞれリセット用のNMOSトランジスタQN7
3,QN74が設けられている。これらのリセット用N
MOSトランジスタQN73,QN74のゲートも活性
化信号ACTIVEの反転信号ACTIVEBにより制
御される。
【0037】バイアス電圧BIASを発生するバイアス
回路81は、図8に示すように、電源VCCと接地VSS間
に直列接続されたPMOSトランジスタQP61,QP
63及びNMOSトランジスタQN63と、同じく電源
VCCと接地VSS間に直列接続されたPMOSトランジス
タQP62,QP64、及びNMOSトランジスタQN
64,QN65を有する。PMOSトランジスタQP6
3とQP64の対は、ソースがそれぞれ活性化用PMO
SトランジスタQP61,負荷PMOSトランジスタQ
P62を介して電源VCCに接続され、ゲートが共通接続
され、且つそのゲートがPMOSトランジスタQP63
のドレインに接続されて、カレントミラー回路810を
構成している。
【0038】NMOSトランジスタQN63とQN64
の対もカレントミラー回路812を構成している。即
ち、NMOSトランジスタQN63,QN64のドレイ
ンはそれぞれPMOSトランジスタQP63,QP64
のソースに接続され、ゲートが共通接続され、そのゲー
トがNMOSトランジスタQN64のドレインに接続さ
れている。NMOSトランジスタQN63のソースは接
地VSSに接続され、NMOSトランジスタQN63のソ
ースは活性化用NMOSトランジスタQN65を介して
接地VSSに接続される。NMOSトランジスタQN63
には並列にリセット用NMOSトランジスタQN66が
設けられている。
【0039】PMOSトランジスタQP61は、活性化
信号ACTIVEをインバータI61で反転した信号A
CTIVEBにより駆動され、NMOSトランジスタQ
N65は活性化信号ACTIVEにより駆動される。ま
た、NMOSトランジスタQN63には並列に接続され
たNMOSトランジスタQN65は、インバータI61
の出力により駆動される。ここで、NMOSトランジス
タQN63は、しきい値が略0Vであり、その他のNM
OSトランジスタQN65,QN66は正のしきい値電
圧Vthnを持つエンハンスメント型とする。PMOSト
ランジスタQP61〜QP64は全てエンハンスメント
型である。
【0040】例えば、電源VCCが2Vとして、図8のバ
イアス回路81の動作を説明すると、次のようになる。
活性化信号ACTIVEが“L”の間、PMOSトラン
ジスタQP61がオフ、NMOSトランジスタQN65
がオフ、NMOSトランジスタQN66がオンである。
このとき、NMOSトランジスタQN63のドレインノ
ードN1は接地され、PMOSトランジスタQP64が
オンして、NMOSトランジスタQN64のドレインノ
ードN2は電源電圧VCCになる。これがバイアス電圧B
IAS=VCCのリセット状態である。
【0041】活性化信号ACTIVEが“H”になる
と、PMOSトランジスタQP61がオン、NMOSト
ランジスタQN65がオン、NMOSトランジスタQN
66がオフになり、バイアス回路81が活性になる。即
ち、NMOSトランジスタQN64,QN63の二つの
電流経路に、PMOSトランジスタQP63,QP64
により同じ電流が流れ、バイアス電圧BIASが低下す
る。このとき、NMOSトランジスタQN64のしきい
値電圧を1Vとして、バイアス電圧BIASは約1Vと
なる。もし、NMOSトランジスタQN63のしきい値
電圧がNMOSトランジスタQN64と同じであるとす
ると、ノードN1がノードN2と同程度まで電位上昇し
て、PMOSトランジスタQP63,QP64による供
給電流が十分に得られなくなるおそれがある。しかしこ
の実施の形態の場合、NMOSトランジスタQN63は
しきい値電圧を略0Vとしているから、ノードN2によ
り制御されて十分にオンの状態を保ち、ノードN1はノ
ードN2に比べて低い正電圧に保持されてバイアス回路
が安定化する。
【0042】図9は、この実施の形態のセンスアンプを
用いた場合のデータ読み出し動作のタイミング図であ
る。アドレスが遷移すると(時刻t1)、図1における
制御回路18に含まれるアドレス遷移検出回路がこれを
検知してアドレス遷移検出出力ATDを出す。この出力
ATDを受けて、ワード線WL、参照ワード線RWLが
立ち上がり、更にカラムデコード出力C、参照カラム信
号RCにより選択されたカラムゲート12及び参照カラ
ムゲート23がオンする。これにより、選択されたビッ
ト線BLがセンスノードSAに接続され、参照セルRM
Cが参照ノードREFに接続される。その後、アドレス
遷移出力ATDから一定時間、例えばτだけ遅れて活性
化信号ACTVATEが発生され(時刻t2)、電源ス
イッチトランジスタQP11,QP12がオンする。な
おACTIVATE=“L”の非活性の間は、PMOS
トランジスタQP71,QP72がオフ、NMOSトラ
ンジスタQN71,QN72がオンであり、センスノー
ドSA及び参照ノードREFは接地レベルVSSにリセッ
トされている。
【0043】そして、活性化信号ACTIVEの立ち上
がりにより、バイアス電圧BIASは、約1Vの規定電
圧になる。このバイアス電圧BIASにより駆動される
負荷NMOSトランジスタQN01,QN02を介し
て、選択されたメモリセルのデータ“1”,“0”に応
じてビット線BLが充電される。データ“1”のセンス
ノードSAは電流引き込みにより電位上昇が殆どなく、
データが“0”のときは電流引き込みがないため電位上
昇が大きい。参照ノードREFでは前述のように、
“1”データのときのセンスノードSAの電圧変化の約
1/2の電圧変化を示す。“0”データのとき、センス
ノードSAと参照ノードREFの電圧差が一定レベルに
達すると(時刻t3)、センスアンプ13はセンス出力
SAOUT=“H”を出す。センスアンプ出力SAOU
Tに少し遅れて、I/O端子にデータ出力DOUTが得
られる。
【0044】この実施の形態によると、センスアンプの
電流源負荷としてしきい値が0VのNMOSトランジス
タを用いることにより、電源電圧を更に低く、2V以下
にまで低電圧化することができる。また、電流源負荷と
電源との間に電源スイッチを設けて、センス動作時以外
はセンスアンプを非活性に保つことにより、無用な消費
電力を抑えることができる。なお、図4、図6の実施の
形態についても同様に、電流源負荷と電源端子の間に電
源スイッチを設けることができる。
【0045】この発明は上記実施の形態に限られない。
例えば実施の形態では、NOR型EEPROMを説明し
たが、NAND型やDINOR型EEPROMにも同様
のこの発明を適用することができる。また、電気的換え
換えを行わない不揮発性半導体メモリであるEPRO
M,PROM,マスクROM等、電流引き込みの有無に
よりデータ読出しを行うメモリセルを用いた他の半導体
メモリにも同様にこの発明を適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、電
流引き込み型のメモリセルを持つ半導体記憶装置のセン
スアンプをオペアンプを用いて構成するに当たって、ク
ランプ回路を除き、電源を低電圧化した場合にも十分な
ビット線充電レベルを得ることを可能としたセンスアン
プを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のEEPROMの構成
を示す図である。
【図2】同実施の形態1のメモリセルアレイ及びセンス
アンプ回路部の構成を示す図である。
【図3】同実施の形態1のオペアンプの構成を示す図で
ある。
【図4】この発明の実施の形態2のセンスアンプの構成
を示す図である。
【図5】同実施の形態2のオペアンプ部の構成を示す図
である。
【図6】この発明の実施の形態3のセンスアンプの構成
を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態4のセンスアンプの構成
を示す図である。
【図8】同実施の形態4に用いられるバイアス回路の構
成を示す図である。
【図9】同実施の形態4のセンスアンプによるデータ読
み出し動作を説明するためのタイミング図である。
【図10】従来のセンスアンプの構成例を示す図であ
る。
【図11】従来のセンスアンプの他の構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
11…メモリセルアレイ、12…カラムゲート、13…
センスアンプ、14…入出力バッファ、15…アドレス
バッファ、16…ロウデコーダ、17…カラムデコー
ダ、18…制御回路、19…ソース線駆動回路、OP…
オペアンプ、QN01,QN02…電流源負荷NMOS
トランジスタ、SA…センスノード、REF…参照ノー
ド、21…参照電圧発生回路、22…参照セルアレイ、
23…参照カラムゲート、QP61,QP62…電流源
NMOSトランジスタ。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B003 AA05 AB05 AB09 AC07 AD05 AD06 AD07 AD09 5F001 AA01 AB02 AE03 AF10 5F083 EP02 EP22 EP76 EP77 EP78 GA05 GA30 LA03 LA09 LA10 ZA28

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット線とワード線が交差して配設さ
    れ、その各交差部に電流読出し型のメモリセルが配置さ
    れたメモリセルアレイと、 このメモリセルアレイのビット線及びワード線を選択す
    るデコード回路と、 前記メモリセルアレイのビット線に読み出されるデータ
    を検知増幅するセンスアンプとを有し、 前記センスアンプは、 一方の入力端子を前記メモリセルアレイの選択されたビ
    ット線に接続されるセンスノードとし、他方の入力端子
    を参照ノードとする少なくとも1段のオペアンプと、 前記センスノードと電源端子の間に接続された電流源負
    荷と、 前記参照ノードに接続されて、前記センスノードに出力
    される二値データの電圧の間にある参照電圧を発生する
    参照電圧発生回路とを備えたことを特徴とする半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 前記電流源負荷は、ソースが前記センス
    ノードに接続され、ドレインが前記電源端子に接続さ
    れ、ゲートに電源電圧より低い第1のバイアス電圧が印
    加されるNMOSトランジスタであることを特徴とする
    請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記電流源負荷は、ゲートとドレインが
    前記センスノードに接続されソースが前記電源端子に接
    続されるPMOSトランジスタであることを特徴とする
    請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記参照電圧発生回路は、選択されたメ
    モリセルが二値データの一方のときに前記電流源負荷を
    介して流れるビット線電流より少ない電流が流れるよう
    に設定された少なくとも一つの参照セルを用いて構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 前記オペアンプは、それぞれのゲートを
    信号入力端とする差動NMOSトランジスタ対と、この
    差動NMOSトランジスタ対の共通ソースに接続されて
    ゲートに第2のバイアス電圧が与えられる電流源NMO
    Sトランジスタと、前記差動NMOSトランジスタ対の
    ドレインと電源との間に設けられた負荷とを有すること
    を特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記電流源負荷と電源端子の間に電源ス
    イッチが設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 ビット線とワード線が交差して配設さ
    れ、その各交差部に電流読出し型のメモリセルが配置さ
    れたメモリセルアレイと、 このメモリセルアレイのビット線及びワード線を選択す
    るデコード回路と、 前記メモリセルアレイの複数のビット線を同時に選択す
    る選択ゲートと、 この選択ゲートにより同時に選択された複数のビット線
    に読み出されるデータをそれぞれ検知増幅する複数のセ
    ンスアンプとを有し、 前記複数のセンスアンプはそれぞれ、 一方の入力端子を選択されたビット線に接続されるセン
    スノードとし、他方の入力端子を前記複数のセンスアン
    プで共有される参照ノードとした少なくとも1段のオペ
    アンプと、 各オペアンプ毎に前記センスノードと電源端子の間に設
    けられた第1の電流源負荷と、 前記参照ノードと電源端子の間に設けられた第2の電流
    源負荷と、 前記参照ノードに接続されて前記センスノードに出力さ
    れる二値データの電圧の間にある参照電圧を発生する参
    照電圧発生回路とを備えたことを特徴とする半導体記憶
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2の電流源負荷はそれぞ
    れ、ソースが前記センスノード及び参照ノードに接続さ
    れ、ドレインが前記電源端子に接続され、ゲートに電源
    電圧より低い第1のバイアス電圧が印加されるNMOS
    トランジスタであることを特徴とする請求項7記載の半
    導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の電流源負荷はそれぞ
    れ、ゲートとドレインが前記センスノード及び参照ノー
    ドに接続され、ソースが前記電源端子に接続されるPM
    OSトランジスタであることを特徴とする請求項7記載
    の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記参照電圧発生回路は、選択された
    メモリセルが二値データの一方のときに前記第1の電流
    源負荷を介して流れるビット線電流より少ない電流が、
    前記第2の電流源負荷を介して流れるように設定された
    少なくとも一つの参照セルを用いて構成されていること
    を特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記参照電圧発生回路は、前記複数の
    センスアンプにより同時に読み出されるメモリセルの数
    より少ない数のメモリセルと同じ構造の参照セルを用い
    て構成されていることを特徴とする請求項7記載の半導
    体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記参照電圧発生回路は、前記複数の
    センスアンプにより同時に読み出されるメモリセルの数
    をnとして、n/2以下の数のメモリセルと同じ構造の
    参照セルを用いて構成されていることを特徴とする請求
    項7記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第2の電流源負荷と電源
    端子の間にそれぞれ電源スイッチが設けられていること
    を特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記第2の電流源負荷は、前記第1の
    電流源負荷と同じ構成のm個からなり、前記複数のセン
    スアンプにより同時に読み出されるメモリセルの数をn
    としたとき、mはnに等しいかそれより小さく、前記参
    照電圧発生回路は、m/2以下の数のメモリセルと同じ
    構造の参照セルを用いて構成されていることを特徴とす
    る請求項7記載の半導体記憶装置。
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