JPH04301298A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH04301298A
JPH04301298A JP3066141A JP6614191A JPH04301298A JP H04301298 A JPH04301298 A JP H04301298A JP 3066141 A JP3066141 A JP 3066141A JP 6614191 A JP6614191 A JP 6614191A JP H04301298 A JPH04301298 A JP H04301298A
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JP
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memory cell
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signal
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JP3066141A
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Shinichi Iwashita
岩下 伸一
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不揮発性半導体記憶装置
に係り、特に紫外線消去型の不揮発性半導体記憶装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の不揮発性半導体記憶装置
は、第1の例として図6に示すように、紫外線消去型の
複数のメモリセル(MC1,MC2,…)を配列し、2
つのメモリセルで1ビットのデータを記憶する構成のメ
モリセルアレイ10と、行選択信号W1及び列選択回路
5で選択された2つのメモリセルMC1,MC2に流れ
る電流の差を検出して読出し信号SOを出力するセンス
増幅器6bとを有する構成となっていた。
【0003】メモリセルMC1,MC2は、紫外線を照
射すると消去されて消去状態(初期状態)となり、1.
5V程度のしきい値電圧をもち、従って通常の動作電圧
の高レベル(例えば電源電圧Vcc=5V)がゲートに
印加されると、オン状態となる。また、ゲート及びドレ
インに高電圧(例えば12.5V)が印加され書込みが
実施されるとしきい値電圧は8V以上にシフトし、ゲー
トに電源電圧Vccが印加されてもオフ状態となってお
り、このオン,オフによって論理値“1”と論理値“0
”とを区別する。
【0004】2メモリセルで1ビットを構成するメモリ
セルアレイ10は、比較的高速の半導体記憶装置に使用
され、2つのメモリセルに互いに相補の論理値を書込む
【0005】次にこの動作について説明する。
【0006】インバータIV61,IV62は、メモリ
セルMC1,MC2の読出し節点N61,N62を1.
2V程度の一定電圧に保ち、P型MOSトランジスタP
T61,PT62はメモリセルMC1,MC2の書込,
消去等の状態によって電圧振幅を得る負荷トランジスタ
である。
【0007】P型MOSトランジスタPT63,PT6
4、N型MOSトランジスタNT63,NT64とP型
MOSトランジスタPT65,PT66、N型MOSト
ランジスタNT65,NT66とはそれぞれ電流ミラー
型差動増幅器であり、節点N63,N64の電位をそれ
ぞれ基準として差動動作する。従って、節点N65と節
点N66とは逆位相の動作をし、節点N65と節点N6
7とは同相動作をし、P型MOSトランジスタPT67
,N型MOSトランジスタNT67による疑似インバー
タ及びインバータIV64を介してメモリセルの情報を
読出し信号SOとして出力する。例えば、MC1が書込
状態、MC2が消去状態ならば読出し信号SOは低レベ
ルとなり、その逆の状態では高レベルとなる。
【0008】なお、図6において、Y1及びW1はそれ
ぞれ、アドレス信号により選択レベルとなり、メモリセ
ルMC1,MC2を選択状態とする列選択信号及び行選
択信号である。
【0009】図7は従来の不揮発性半導体記憶装置の第
2の例を示す回路図である。
【0010】この不揮発性半導体記憶装置は、1メモリ
セルで1ビットのデータを記憶する構成のもので、メモ
リセルMC1から読出された電流は、センス増幅器6a
により基準電流発生回路7aで発生した基準電流Irと
比較され、この基準電流Irより大きいか小さいかによ
り低レベル,高レベルの読出し信号SOを出力しメモリ
セルMC1の記憶内容を読出す構成となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の不揮発
性半導体記憶装置は、第1の例においては、紫外線を照
射し、全メモリセルを消去状態にすると、メモリセルM
C1,MC2も両方とも消去状態になるため、読出し信
号SOは不定になる。すなわち、メモリセルMC1,M
C2の製造ばらつきに左右される程度の差電位しか、節
点N63,N64間、節点N65,N66間には得られ
ない。その結果、センス増幅器6bの読出し信号SOが
出力バッファに出力され、この時の電源ノイズによって
読出し信号SOが変化し、この変化が再び出力バッファ
に伝達され、電源ノイズを引き起こし更に読出し信号S
Oが変化するという閉ループによって発振してしまうと
いう問題点があり、EPROMライター等で不揮発性半
導体記憶装置を多数個同時に消去状態を確認しようとす
ると、この発振によってその確認が困難になるという不
都合があった。
【0012】また、第2の例においては、消去後の読出
し及び書込後の読出しが同一の基準電流Irと比較され
る構成となっているので、メモリセルMC1の消去レベ
ルの確認を十分な余裕をもって行うことができないとい
う問題点があった。
【0013】本発明の目的は、メモリセルアレイのメモ
リセルの内容を読出さなくてもメモリセルアレイのメモ
リセルが全て消去状態であるかどうかを確認することが
できて発振による無駄な作業をさけることができ、更に
、全てのメモリセルが消去状態であることに起因する発
振を防止することができ、また、メモリセルの消去レベ
ルの確認を余裕をもって行うことができる不揮発性半導
体記憶装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の不揮発性半導体
記憶装置は、選択状態で書込モードのとき、通常の動作
電圧より高い高電圧が供給されてデータが書込まれ書込
状態となり、選択状態で読出モードのとき、前記通常の
動作電圧が供給されて記憶しているデータを読出し、紫
外線が照射されて記憶しているデータが消去されて消去
状態となるメモリセルを複数個配列したメモリセルアレ
イと、前記読出モードのとき、アドレス信号により選択
状態となった前記メモリセルアレイのメモリセルから読
出されたデータを増幅するセンス増幅器とを有する不揮
発性半導体記憶装置において、前記メモリセルアレイの
メモリセルと同一特性をもち消去時には同時に消去状態
となる検出用のメモリセルを設け、かつ、前記読出モー
ドのときは検出信号をラッチして出力し、前記読出モー
ドから前記書込モードに移行したときは直前にラッチし
た信号を保持して出力し、初期状態から前記書込モード
に移行したときは第1のレベルの信号を出力する出力帰
還回路と、前記読出モードのときは、前記検出用のメモ
リセルに前記通常の動作電圧を供給してこの検出用のメ
モリセルを読出状態とし、前記書込モードのとき、前記
出力帰還回路の出力信号が第1のレベルのときは前記検
出用のメモリセルに前記高電圧を供給してこの検出用の
メモリセルを書込状態とし、前記出力帰還回路の出力信
号が第1のレベル以外のときは前記検出用のメモリセル
への前記高電圧の供給を停止する書込制御回路と、前記
検出用のメモリセルが書込状態であるか消去状態である
かを検出し消去状態のとき第1のレベル、書込状態のと
きは第2のレベルとなる前記検出信号を出力する状態検
出回路とを設けて構成される。
【0015】また、メモリセルアレイを2つのメモリセ
ルで1ビットのデータを記憶する構成とし、センス増幅
器を前記2つのメモリセルに流れる電流を検出してデー
タの読出しを行う構成とし、かつ前記センス増幅器の読
出し信号を、検出信号が第1のレベルのとき第1及び第
2のレベルのうちの一方に固定するようにして構成され
る。
【0016】また、センス増幅器を、メモリセルアレイ
の1つのメモリセルに流れる電流を基準電流と比較して
前記メモリセルに流れる電流と対応したレベルの読出し
信号を出力する回路とし、かつ前記基準電流の値を検出
信号のレベルに応じて切換えるようにして構成される。
【0017】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。
【0019】この実施例は、選択状態で書込モードのと
き、通常の動作電圧より高い高電圧Vppが供給されて
データが書込まれ書込状態となり、選択状態で読出しモ
ードのとき、通常の動作電圧が供給されて記憶している
データを読出し、紫外線が照射されて記憶しているデー
タが消去されて消去状態となるメモリセルを複数個配列
したメモリセルアレイ(図示省略)と、読出しモードの
とき、選択状態のメモリセルアレイのメモリセルから読
出されたデータを増幅するセンス増幅器(図示省略)と
を有する従来の不揮発性半導体記憶装置に、メモリセル
アレイのメモリセルと同一特性をもち消去時には同時に
消去状態となる検出用メモリセル1を設け、かつ、NA
NDゲートNA21〜NA24を備え読出モードのとき
は検出信号DETをラッチして出力し、読出モードから
書込モードに移行したときは直前にラッチした信号を保
持して出力し、初期状態から書込モードに移行したとき
は低レベルの信号を出力する出力帰還回路2と、インバ
ータIV31〜IV33,NORゲートNO31,NO
32,N型MOSトランジスタNT31〜NT33,及
びP型MOSトランジスタPT31,PT32を備え読
出モードのときは検出用メモリセル1に通常の動作電圧
を供給してこの検出用メモリセル1を読出状態とし、書
込モードのとき、出力帰還回路2の出力信号FOが低レ
ベルのときは検出用メモリセル1に高電圧Vppを供給
してこの検出用メモリセル1を書込状態とし、出力帰還
回路2の出力信号FOが高レベルのときは検出用メモリ
セル1への高電圧Vppの供給を停止する書込制御回路
3と、P型MOSトランジスタPT41及びインバータ
IV41,IV42を備え検出用メモリセル1が書込状
態であるか消去状態であるかを検出し消去状態のとき低
レベル、書込状態のときは高レベルとなる検出信号DE
Tを出力する状態検出回路4とを設けた構成となってい
る。
【0020】次に、この実施例の動作について説明する
【0021】図2はこの実施例の動作を説明するための
各部信号のタイミング図である。
【0022】まず、図1に示された回路の動作を主体に
説明する。
【0023】書込制御回路3は、検出用メモリセル1へ
の書込みを制御する回路で、書込モードにおいて出力帰
還回路2の出力信号FOのレベルに依存し検出用メモリ
セル1への書込を実施するかしないかを決定する。読出
モードにおいては、出力信号FOのレベルにかかわらず
検出用メモリセル1のゲートを通常の読出電源電圧Vc
cに、また、ドレインには電圧Vpが印加されないよう
に設定する。
【0024】図1において、Vpは検出用メモリセル1
用の電源電圧であり、読出モードでは通常動作時の電源
電圧Vcc(通常5V)に、書込モードでは高電圧Vp
p(通常12.5V)に設定される。RWは読出モード
時に通常の電源電圧Vcc、書込モード時に0Vとなる
モード信号であり、WCは読出モード時に電源電圧Vc
c、書込モード時に(Vpp−約2V)となる書込制御
信号である。モードに従って、このような信号を生成す
ることは容易であり、従って、上記信号等の生成に関す
る回路構成等については言及を避ける。
【0025】読出モードにおいては、モード信号RWは
電源電圧Vccであるから、節点DW,DCは電源電圧
Vccとなり、検出用メモリセル1のゲートMGも電源
電圧Vccとなる。また、このときP型MOSトランジ
スタPT31はオフとなり、N型MOSトランジスタN
T32はオンとなっている為、節点DSは0Vとなり、
その結果、N型MOSトランジスタNT33はオフとな
って検出用メモリセル1のドレインには電圧Vpは印加
されない。
【0026】書込モードにおいては、出力信号FOが電
源電圧Vccのとき、節点DCは電源電圧Vcc、節点
DWは0Vに近い電圧となる。すなわち、節点DW,M
Gの電位は、P型MOSトランジスタPT32,N型M
OSトランジスタNT31,及びインバータIV32の
N型MOSトランジスタの抵抗比で決り、書込制御信号
WCは(Vpp−約2V)である為、P型MOSトラン
ジスタPT32のゲート・ソース間電圧は約2Vであり
、そのオン抵抗は大きく、従って節点MGも0Vに近い
値となる。
【0027】一方、節点DSのレベルは、P型MOSト
ランジスタPT31とN型MOSトランジスタNT32
との抵抗比で決定され、前述のごとくP型MOSトラン
ジスタPT31のオン抵抗は大きい為、節点DSもほと
んど0Vに近い値をとる。
【0028】状態検出回路4は、検出用メモリセル1の
状態を負荷となるP型MOSトランジスタPT41によ
って検出し、インバータIV41で波形成形を行い、イ
ンバータIV42で外部回路をドライブする回路である
【0029】読出しモードのとき、検出用メモリセル1
が消去状態では低レベル、書込済ならば高レベルの検出
信号DETを出力する。
【0030】書込モードにおいては、出力帰還回路2の
出力信号FOが0Vならば検出用メモリセル1の状態に
かかわらず節点MVが高電位となるため検出信号DET
は高レベルとなる。
【0031】また、出力信号FOが電源電圧Vccでは
検出用メモリセル1はオフとなるため、節点MVは電源
電圧Vccとなり、やはり、検出信号DETは高レベル
となる。すなわち、検出信号DETは書込モードでは高
レベルとなり、読出モードにおいては出力帰還回路2の
出力信号FOの状態によって高レベルか低レベルかが決
定される。
【0032】出力帰還回路2は、読出モードにおいて検
出信号DETを受け付けてこれを保持し出力(FO)し
、書込モードでは検出信号DETを受け付けず、直前に
保持した信号を保持し続けて出力(FO)する。
【0033】次に、図1の回路が設けられた本実施例の
全体的な説明を行う。
【0034】まず、紫外線を照射すると、メモリセルア
レイのメモリセル及び検出用メモリセル1は共に消去状
態となる。このとき、読出モードになると検出信号DE
Tは低レベルとなり、検出用メモリセル1が消去状態、
すなわちメモリセルアレイのメモリセルも消去状態であ
ることを示す。
【0035】次に、メモリセルアレイのメモリセルに書
込みを実行すると、出力帰還回路2の出力信号FOは0
Vである為、検出用メモリセル1も書込みが実行される
。書込モード中は、出力信号FOのレベルにかかわらず
検出信号DETは高レベルとなるが、この時には、メモ
リセルアレイの情報を読出すわけではないので、検出信
号DETのレベルは何れでもよい。
【0036】書込動作が終わり、読出モードに入ると、
メモリセルアレイの読出し確認が行なわれ、メモリセル
アレイの所定のアドレスの書込が完了していれば次のア
ドレスの書込み及び読出し確認を実行し、同様動作を最
終アドレスまで行なう。1回である所定のアドレスへの
書込みが完了しなければ何回かくり返して書込を実行す
る。
【0037】ところで、メモリセルアレイと同時に検出
用メモリセル1に書込みが実行され、読出モードに入る
と、検出用メモリセル1が書込済ならば、検出信号DE
Tは高レベル、出力信号FOは電源電圧Vccとなる。 もし、検出用メモリセル1が書込済でなければ、検出信
号DETは低レベル、出力信号FOは0Vとなる。従っ
て、次の書込モードに入ると、出力帰還回路2は検出信
号DETを受け付けないので、以前の読出モード時に保
持した信号に従って、すなわち、検出用メモリセル1が
書込未完ならば再度書込みを実行し、書込済ならば以降
の書込動作を実行しない。この結果、読出モードでは検
出信号DETは高レベルとなり、メモリセルアレイに書
込みが実行されたことを示す。
【0038】この検出信号DETにより、2つのメモリ
セルで1ビットのデータを記憶するようなメモリセルア
レイの全メモリセルが消去状態のとき、発振状態の中で
メモリセルの消去状態を確認するという無駄な作業をさ
けることができる。
【0039】図3は出力帰還回路をNORゲートNO2
1〜NO24で構成したもので、基本的な動作は図1の
出力帰還回路2と同様である。
【0040】図4は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。
【0041】この実施例は、メモリセルアレイ10が2
つのメモリセルで1ビットのデータを記憶する構成であ
り、センス増幅器6が2つのメモリセル(MC1,MC
2)に流れる電流を検出してデータの読出しを行う構成
の不揮発性半導体記憶装置に図1に示された検出用メモ
リセル1,出力帰還回路2,書込制御回路3,及び状態
検出回路4を付加し、かつ、センス増幅器6の読出し信
号SOを、状態検出回路4からの検出信号DETにより
、この検出信号DETが低レベルのときは低レベルに固
定するようにしたものである。
【0042】この実施例のセンス増幅器6が図6に示さ
れた従来例のセンス増幅器6bと相違する点は、N型M
OSトランジスタNT67と接地点との間に、ゲートに
検出信号DETを入力するN型MOSトランジスタNT
68を付加した点にある。
【0043】このように、検出信号DETが低レベル、
すなわちメモリセルアレイ10の全メモリセル(MC1
,MC2,…)及び検出用メモリセル1が消去状態のと
き、センス増幅器6の読出し信号SOは低レベルに固定
されるので、出力バッファとの間の閉ループで発振する
ということがなくなる。
【0044】図5は本発明の第3の実施例を示す回路図
である。
【0045】この実施例は、センス増幅器6aが、メモ
リセルアレイ10aの1つのメモリセル(MC1)に流
れる電流を基準電流と比較してメモリセル(MC1)に
流れる電流と対応したレベルの読出し信号SOを出力す
る回路である不揮発性半導体記憶装置に、図1に示され
た検出用メモリセル1,出力帰還回路2,書込制御回路
3,及び状態検出回路4を付加し、かつ基準電流発生回
路7を、状態検出回路4からの検出信号DETにより基
準電流の値を切換えるようにしたものである。
【0046】このような構成とすることにより、メモリ
セルへのデータの書込後の読出動作時の基準電流、及び
全メモリセル消去状態における基準電流をそれぞれ最適
な値に設定することができ、消去レベルの確認を余裕を
もって行うことができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、紫
外線によって消去された状態にあるか書込済の状態にあ
るかを、メモリセルアレイの状態とは全く独立に検出信
号により自動的に判定できるので、2メモリセル1ビッ
ト構成の消去状態における発振による無駄な作業をさけ
ることができ、また、検出信号を利用してこの発振を防
止できるという効果を有する。
【0048】更に、1メモリセル1ビット構成の場合の
基準電流を検出信号により切換えることにより、基準電
流を最適値に設定することができるので、消去済のメモ
リセルの消去レベルの確認を余裕をもって行うことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例の動作を説明するための
各部信号の波形図である。
【図3】図1に示された実施例の出力帰還回路の他の構
成例を示す回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図6】従来の不揮発性半導体記憶装置の第1の例を示
す回路図である。
【図7】従来の不揮発性半導体記憶装置の第2の例を示
す回路図である。
【符号の説明】
1    検出用メモリセル 2,2a    出力帰還回路 3    書込制御回路 4    状態検出回路 5,5a    列選択回路 6,6a,6b    センス増幅器 7,7a    基準電流発生回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  選択状態で書込モードのとき、通常の
    動作電圧より高い高電圧が供給されてデータが書込まれ
    書込状態となり、選択状態で読出モードのとき、前記通
    常の動作電圧が供給されて記憶しているデータを読出し
    、紫外線が照射されて記憶しているデータが消去されて
    消去状態となるメモリセルを複数個配列したメモリセル
    アレイと、前記読出モードのとき、アドレス信号により
    選択状態となった前記メモリセルアレイのメモリセルか
    ら読出されたデータを増幅するセンス増幅器とを有する
    不揮発性半導体記憶装置において、前記メモリセルアレ
    イのメモリセルと同一特性をもち消去時には同時に消去
    状態となる検出用のメモリセルを設け、かつ、前記読出
    モードのときは検出信号をラッチして出力し、前記読出
    モードから前記書込モードに移行したときは直前にラッ
    チした信号を保持して出力し、初期状態から前記書込モ
    ードに移行したときは第1のレベルの信号を出力する出
    力帰還回路と、前記読出モードのときは、前記検出用の
    メモリセルに前記通常の動作電圧を供給してこの検出用
    のメモリセルを読出状態とし、前記書込モードのとき、
    前記出力帰還回路の出力信号が第1のレベルのときは前
    記検出用のメモリセルに前記高電圧を供給してこの検出
    用のメモリセルを書込状態とし、前記出力帰還回路の出
    力信号が第1のレベル以外のときは前記検出用のメモリ
    セルへの前記高電圧の供給を停止する書込制御回路と、
    前記検出用のメモリセルが書込状態であるか消去状態で
    あるかを検出し消去状態のとき第1のレベル、書込状態
    のときは第2のレベルとなる前記検出信号を出力する状
    態検出回路とを設けたことを特徴とする不揮発性半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】  メモリセルアレイを2つのメモリセル
    で1ビットのデータを記憶する構成とし、センス増幅器
    を前記2つのメモリセルに流れる電流を検出してデータ
    の読出しを行う構成とし、かつ前記センス増幅器の読出
    し信号を、検出信号が第1のレベルのとき第1及び第2
    のレベルのうちの一方に固定するようにした請求項1記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】  センス増幅器を、メモリセルアレイの
    1つのメモリセルに流れる電流を基準電流と比較して前
    記メモリセルに流れる電流と対応したレベルの読出し信
    号を出力する回路とし、かつ前記基準電流の値を検出信
    号のレベルに応じて切換えるようにした請求項1記載の
    不揮発性半導体記憶装置。
JP3066141A 1991-03-29 1991-03-29 不揮発性半導体記憶装置 Pending JPH04301298A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100504696B1 (ko) * 2003-02-26 2005-08-03 삼성전자주식회사 블록 소거/프로그램 정보를 저장하기 위한 상태 셀들의어레이를 포함한 낸드 플래시 메모리 장치
JP2018106792A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体記憶装置及びデータ書込方法

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