JP2000351164A - タイヤ成形装置及び成形方法 - Google Patents

タイヤ成形装置及び成形方法

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JP2000351164A
JP2000351164A JP11166312A JP16631299A JP2000351164A JP 2000351164 A JP2000351164 A JP 2000351164A JP 11166312 A JP11166312 A JP 11166312A JP 16631299 A JP16631299 A JP 16631299A JP 2000351164 A JP2000351164 A JP 2000351164A
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JP
Japan
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belt
drum
band
axis
forming
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JP11166312A
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Inventor
Masaaki Deguchi
将章 出口
Hisashi Imai
久 今井
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D2030/206A plurality of building drums being mounted on a fixture or supporting device, e.g. turret or turntable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D2030/208Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums the drum supporting device being rotatable around a vertical axis

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者の負担が軽減すると共に、生産性が向
上するタイヤ成形装置及び成形方法を提供することにあ
る。 【解決手段】 軸方向に往復動可能なバンドドラム1
と、軸方向に往復動可能なシェーピングドラム2と、鉛
直状回転軸心Qに対して対称的に配置された2台のベル
トドラム3,3を有するベルト成形機5とを備え、ベル
ト成形機5の2台のベルトドラム3,3を鉛直状回転軸
心Q廻りに 180°ずつ間欠的に回動させ第1成形位置・
第2成形位置の順に移動させてベルト成形体を形成する
ように構成する。また、第2成形位置におけるベルトド
ラム3とシェーピングドラム2を相対向して第1軸心P
1 上に配設すると共に、第1軸心P1 と平行な第2軸心
2 上にバンドドラム1を配設する。さらに、第2成形
位置のベルトドラム3にタイヤ構成材料を供給するサー
ビサー14を、第1軸心P1 に対してバンドドラム1側に
配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ成形装置及
び成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来公知のタイヤ成形装置を示
す。即ち、このタイヤ成形装置は、ベルトドラムaとシ
ェーピングドラムbとが同一軸c上に配設されると共
に、この軸cと同一軸心p上にバンドドラムdがシェー
ピングドラムbと相対向してかつ軸方向往復動可能に設
けられている。また、上記軸心p上には、バンドドラム
dにて形成されたバンド成形体をシェーピングドラムb
に受渡すバンドトランスファーeが軸方向往復動可能に
設けられると共に、ベルトドラムaにて形成されたベル
ト成形体をシェーピングドラムbに受渡すベルトトラン
スファーfが軸方向往復動可能に設けられている。ま
た、gはステッチャー手段である。
【0003】さらに、バンドドラムdの近傍位置に於
て、軸心pに対してステッチャー手段g側にはバンドサ
ービサーhが設けられ、その反対側にはサイドウォール
サービサーiが設けられると共に、ベルトドラムaの近
傍位置に於て、軸心pに対してステッチャー手段g側に
はベルトサービサーjが設けられ、その反対側にはトレ
ッド・ナイロンバンドサービサーkが設けられている。
上記サイドウォールサービサーiとトレッド・ナイロン
バンドサービサーkは軸心p方向と直交する方向に往復
動可能とされている。
【0004】ところで、このタイヤ成形装置によるタイ
ヤ成形作業では、バンドドラムd側とベルトドラムa側
で並行してバンド成形体とベルト成形体が形成される
が、これを説明すると、バンドドラムd側に於て、先
ず、バンドサービサーhからバンドドラムdにタイヤ構
成材料(バンド)が供給され、次いでサイドウォールサ
ービサーiからバンドドラムdにタイヤ構成材料(サイ
ドウォール)が供給されてバンド成形体が形成される。
このとき、サイドウォールサービサーi側から移動して
きた作業者mによってバンドドラムdに貼付けられた材
料の修正作業等が行われる。一方、ベルトドラムa側に
於て、先ず、ベルトサービサーjからベルトドラムaに
タイヤ構成材料(ベルト)が供給され、次いでトレッド
・ナイロンバンドサービサーkからベルトドラムaにタ
イヤ構成材料(ナイロンバンド・トレッド)が供給され
てベルト成形体が形成される。このとき、トレッド・ナ
イロンバンドサービサーk側から移動してきた作業者m
によってトレッドのジョイント作業等が行われる。
【0005】バンド成形体の形成後は、バンドドラムd
が前進してバンドトランスファーeにバンド成形体を受
渡し、引き続いてバンドトランスファーeが前進してシ
ェーピングドラムbにバンド成形体を受渡す。その後、
バンドトランスファーeが後退し、シェーピングドラム
b上のバンド成形体がトロイダル状に変形される。ま
た、ベルト成形体の形成後は、ベルトドラムa側に移動
したベルトトランスファーfにベルト成形体を受渡し、
引き続いてベルトトランスファーfがシェーピングドラ
ムb側に移動してトロイダル状のバンド成形体の外周面
にベルト成形体を外嵌し、ベルトトランスファーfの後
退後にステッチャー手段gにて貼合わせてグリーンタイ
ヤが形成される。その後、図示省略の取出手段によりシ
ェーピングドラムbからグリーンタイヤを取出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のタイヤ成形装置では、ベルトドラムaとシェーピン
グドラムbとバンドドラムd等が同一軸心p上に配設さ
れているため、バンドドラムdでのバンド成形位置とベ
ルトドラムaでのベルト成形位置との距離が長くなり、
一人の作業者mがバンド成形位置とベルト成形位置との
間を往復して作業することが負担となっていた。また、
1台のベルトドラムaにてベルト、ナイロンバンド及び
トレッドの貼付けを行っているため、ベルトドラムa上
のサイクルタイムが長く、それによってタイヤ成形装置
全体としてのサイクルタイムが長くなり生産性が低いと
いう問題もあった。
【0007】そこで、本発明は、作業者の負担が軽減す
ると共に、生産性が向上するタイヤ成形装置及び成形方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るタイヤ成形装置は、軸方向に往復動
可能なバンドドラムと、軸方向に往復動可能なシェーピ
ングドラムと、鉛直状回転軸心に対して対称的に配置さ
れた2台のベルトドラムを有するベルト成形機とを備
え、上記ベルト成形機の2台のベルトドラムを上記鉛直
状回転軸心廻りに180°ずつ間欠的に回動させ第1成形
位置・第2成形位置の順に移動させてベルト成形体を形
成するタイヤ成形装置であって、上記第2成形位置にお
ける上記ベルトドラムと上記シェーピングドラムを相対
向して第1軸心上に配設すると共に、該第1軸心と平行
な第2軸心上に上記バンドドラムを配設し、さらに、上
記第2成形位置のベルトドラムにタイヤ構成材料を供給
するサービサーを、上記第1軸心に対してバンドドラム
側に配設したものである。
【0009】また、バンドドラムからシェーピングドラ
ムにバンド成形体を受渡す第1軸心・第2軸心に直交す
る方向に往復動可能なバンドトランスファーを設け、上
記第1軸心上を移動して上記バンドトランスファーに挿
入されたシェーピングドラムにバンド成形体を受渡し、
かつ、バンドトランスファーが開放してシェーピングド
ラムから上記直交する方向に後退するように構成したも
のである。
【0010】また、本発明に係るタイヤ成形方法は、軸
方向に往復動可能なバンドドラムと、鉛直状回転軸心に
対して対称的に配置された2台のベルトドラムを有する
ベルト成形機と、を備えたタイヤ成形装置の上記バンド
ドラムにてバンド成形体を形成し、かつ、上記ベルト成
形機の2台のベルトドラムを上記鉛直状回転軸心廻りに
180°ずつ間欠的に回動させ第1成形位置・第2成形位
置の順に移動させてベルト成形体を形成するタイヤ成形
方法であって、上記第2成形位置におけるベルトドラム
の第1軸心と平行な第2軸心上に配設された上記バンド
ドラムを前進させて、上記第1軸心・第2軸心と直交す
る方向に往復動可能なバンドトランスファーにバンドド
ラムを挿入してバンド成形体を受渡し、該バンドトラン
スファーを第1軸上まで移動させ、上記第1軸心上に設
けられたシェーピングドラムを軸方向に前進させてバン
ドトランスファーに挿入してバンド成形体を受渡し、バ
ンドトランスファーを開放してシェーピングドラムから
上記直交する方向に後退させた後、シェーピングドラム
上のバンド成形体をトロイダル状に変形し、一方上記第
1軸心に対してバンドドラム側に配設されたサービサー
から第2成形位置のベルトドラムに供給されたタイヤ構
成材料にて形成されたベルト成形体を、第1軸心上に軸
方向往復動可能に設けられたベルトトランスファーに受
渡し、該ベルトトランスファーを上記シェーピングドラ
ム側に移動させてベルト成形体をトロイダル状のバンド
成形体の外周面に外嵌し貼合わせるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0012】図1と図2は、本発明のタイヤ成形装置の
実施の一形態を示し、このタイヤ成形装置は、軸方向に
往復動可能なバンドドラム1と、軸方向に往復動可能な
シェーピングドラム2と、鉛直状回転軸心Qに対して対
称的に配置された2台のベルトドラム3,3を有するベ
ルト成形機5と、を備えている。
【0013】具体的に説明すると、ベルト成形機5はタ
ーンテーブル4を有し、そのターンテーブル4上に2台
のベルトドラム3(3a),3(3b)を水平軸心廻り
に回転可能に各々保持する保持部6,6が設けられてい
る。そして、ターンテーブル4を 180°ずつ間欠的に回
動させることにより、2台のベルトドラム3,3を鉛直
状回転軸心Q廻りに 180°ずつ間欠的に回動させ第1成
形位置・第2成形位置の順に移動させてベルト成形体を
形成するように構成されている。図1では、一方のベル
トドラム3aが第1成形位置にて待機し、他方のベルト
ドラム3bが第2成形位置にて待機した状態を示してい
る。
【0014】シェーピングドラム2は、床面に敷設され
たリニアガイドに沿って往復走行する保持体7に水平軸
心廻りに回転可能に保持され、かつ、上記第2成形位置
におけるベルトドラム3と相対向して同一の第1軸心P
1 上に配設されている。なお、図1では、シェーピング
ドラム2が後退位置にて待機した状態を示している。
【0015】また、バンドドラム1は、床面に敷設され
たリニアガイドに沿って往復走行する保持体8に水平軸
心廻りに回転可能に保持され、かつ、上記第1軸心P1
と平行な第2軸心P2 上に配設されている。このバンド
ドラム1は、シェーピングドラム2と横並びとなる後退
位置にて待機する。
【0016】また、第1軸心P1 上には、第2成形位置
のベルトドラム3からシェーピングドラム2にベルト成
形体を受渡すための円筒状のベルトトランスファー9
が、軸方向往復動可能に設けられている。このベルトト
ランスファー9は、第2成形位置のベルトドラム3の前
方位置にて待機する。
【0017】また、第2軸心P2 上には、バンドドラム
1からシェーピングドラム2にバンド成形体を受渡すた
めの円筒状のバンドトランスファー10が、第1軸心P1
・第2軸心P2 と直交する方向に往復動可能に設けられ
ている。このバンドトランスファー10は、例えば上半体
と下半体を揺動可能に連結し、第1軸心P1 側を開閉可
能として構成されており、バンドドラム1の前方位置に
て待機する。
【0018】また、バンド形成位置(待機位置)のバン
ドドラム1にタイヤ構成材料(バンド)を供給する第1
サービサー11が、シェーピングドラム2を跨ぐようにし
て第1軸心P1 側に設けられると共に、バンド形成位置
のバンドドラム1にタイヤ構成材料(サイドウォール)
を供給する第2サービサー12が、第1サービサー11と反
対側にかつ第2軸心P2 と直交する方向に往復動可能に
設けられている。
【0019】また、第1成形位置のベルトドラム3にタ
イヤ構成材料(ベルト)を供給する第3サービサー13
が、このベルトドラム3に対して第1軸心P1 側に設け
られると共に、第2成形位置のベルトドラム3にタイヤ
構成材料(ナイロンバンド、トレッド)を供給する第4
サービサー14が、第1軸心P1 に対してバンドドラム1
側にかつ第1軸心P1 と直交する方向に往復動可能に設
けられている。なお、15はステッチャー手段である。
【0020】次に、このタイヤ成形装置によって行われ
るタイヤ成形方法を説明すると、図1と図3(イ)に示
すように、先ず、バンドドラム1とベルト成形機5とに
よってバンド成形体とベルト成形体が並行して形成され
る。即ち、第1サービサー11から(矢印Aの如く)バン
ドドラム1にタイヤ構成材料が供給されて一次バンド成
形工程が行われると共に、第3サービサー13から(矢印
Bの如く)第1成形位置のベルトドラム3aにタイヤ構
成材料が供給されて一次ベルト成形工程が行われる。
【0021】図1と図3(ロ)に示すように、一次バン
ド成形工程にて一次成形バンドを形成した後は、第2サ
ービサー12がバンドドラム1側へ前進し、第2サービサ
ー12から(矢印Cの如く)バンドドラム1にタイヤ構成
材料が供給されて二次バンド成形工程が行われる。即
ち、バンドドラム1上の一次成形バンドの上に二次成形
バンドが積層されてバンド成形体が形成される。なお、
作業者Mはこのバンド成形工程に於て、第2サービサー
12側からバンドドラム1へ移動して、バンドドラム1に
貼付けた各タイヤ構成材料の修正作業等を行う。
【0022】一方ベルト成形機5側に於て、一次ベルト
成形工程後は、2台のベルトドラム3a,3bが回転軸
心Q廻りに 180°回動し、それによって一次成形ベルト
が形成された一方のベルト3aが第2成形位置に移動す
る。そして、第4サービサー14が第2成形位置のベルト
ドラム3a側に前進し、第4サービサー14から(矢印D
の如く)ベルトドラム3aにタイヤ構成材料が供給され
て二次ベルト成形工程が行われる。即ち、ベルトドラム
3a上の一次成形ベルトの上に二次成形ベルトが積層さ
れてベルト成形体が形成される。なお、作業者Mはこの
ベルト成形工程に於て、第4サービサー14側から第2成
形位置のベルトドラム3aへ移動して、ベルトドラム3
aに貼付けた各タイヤ構成材料の修正作業やトレッドの
ジョイント作業等を行う。
【0023】その後、図3(ハ)に示すように、バンド
ドラム1が前進してバンドトランスファー10に挿入さ
れ、バンドドラム1上のバンド成形体がバンドトランス
ファー10に受渡される。一方、ベルトトランスファー9
がベルトドラム3a側へ移動して、ベルトドラム3a上
のベルト成形体がベルトトランスファー9に受渡され
る。
【0024】次に、図3(ニ)と図4(イ)に示すよう
に、バンドドラム1が後退すると共に、バンド成形体を
保持したバンドトランスファー10が第1軸心P1 上まで
移動し、そしてシェーピングドラム2が前進して第1軸
心P1 上のバンドトランスファー10に挿入されて、バン
ド成形体がバンドトランスファー10からシェーピングド
ラム2に受渡される。一方、ベルト成形体を保持したベ
ルトトランスファー9はシェーピングドラム2の手前位
置まで移動して待機する。
【0025】そして、図4(ロ)に示すように、バンド
トランスファー10が開放してシェーピングドラム2から
(第1軸心P1 ・第2軸心P2 と直交する方向に)後退
し、その後、シェーピングドラム2上のバンド成形体が
トロイダル状に変形される。次に、ベルトトランスファ
ー9がシェーピングドラム2側に移動して、トロイダル
状のバンド成形体の外周面にベルト成形体を外嵌する。
その後、図4(ハ)に示す如く、ベルトトランスファー
9はベルト成形機5側へ後退すると共に、ステッチャー
手段15にてシェーピングドラム2上のバンド成形体とベ
ルト成形体とを貼合わせてグリーンタイヤが形成され
る。なお、図示省略の中間製品取出手段によってシェー
ピングドラム2からグリーンタイヤが取出される。
【0026】以上、本発明のタイヤ成形装置によるタイ
ヤ成形工程の1サイクルを説明したが、この1サイクル
目の工程中に2サイクル目以降の工程が引き続き繰り返
して行われる。即ち、図3(ロ)〜(ニ)に示す如く、
一次成形ベルトが成形された一方のベルトドラム3aが
第1成形位置から第2成形位置へ 180°回動することに
より、他方の(空の)ベルトドラム3bが第2成形位置
から第1成形位置に回動するため、他方のベルトドラム
3bにて(矢印Bの如く)2サイクル目の一次ベルト成
形工程を行うことができる。
【0027】また、図4(イ)〜(ハ)に示す如く、一
次成形ベルトが形成された他方のベルトドラム3bが第
2成形位置へ移動することにより、一方の(空となっ
た)ベルトドラム3aは第1成形位置へ移動するため、
第2成形位置にて(矢印Dの如く)2サイクル目の二次
ベルト成形工程を行い、かつ、第1成形位置にて(矢印
Bの如く)3サイクル目の一次ベルト成形工程を行うこ
とができる。また、バンドドラム1にて成形された1サ
イクル目のバンド成形体をバンドトランスファー10に受
渡した後は、後退したバンドドラム1にて2サイクル目
の一次バンド成形工程(矢印A)及び二次バンド成形工
程(矢印C)を行うことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0029】(請求項1によれば)バンド成形体を形成
するバンド成形位置のバンドドラム1と、ベルト成形体
を形成する第2成形位置のベルトドラム3との距離が短
くなる。従って、バンドドラム1側におけるタイヤ構成
材料の貼付け修正作業等及びベルトドラム3側における
トレッドのジョイント作業等を行う(一人の)作業者M
の移動範囲が狭まり、作業者Mへの負担が軽減される。
また、2台のベルトドラム3,3によってベルト成形機
5の稼働率が増加して成形装置全体としてのサイクルタ
イムが短縮し、タイヤの生産性が向上する。
【0030】(請求項2によれば)バンドトランスファ
ー10からシェーピングドラム2にバンド成形体を受渡し
た後、バンドトランスファー10が開放してシェーピング
ドラム2から後退する───即ち、シェーピングドラム
2がバンドトランスファー10から後退して抜け出る必要
がない───ことにより、次工程を迅速に行うことがで
き、よりサイクルタイムを短縮することができる。
【0031】(請求項3によれば)バンドドラム1側に
おけるタイヤ構成材料の貼付け修正作業等及びベルトド
ラム3側におけるトレッドのジョイント作業等を行う
(一人の)作業者Mの移動範囲を狭くすることができ、
作業者Mの負担が軽減する。また、ベルト成形機5の2
台のベルトドラム3,3により、ベルト成形体の成形サ
イクルタイムを短縮して成形装置全体としてのサイクル
タイムを短縮することができ、タイヤの生産性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ成形装置の実施の一形態を示す
簡略構成説明図である。
【図2】第1サービサーとシェーピングドラムとバンド
ドラムの位置関係を示す説明図である。
【図3】タイヤ成形工程を示す第1の説明図である。
【図4】タイヤ成形工程を示す第2の説明図である。
【図5】従来例を示す簡略構成説明図である。
【符号の説明】
1 バンドドラム 2 シェーピングドラム 3 ベルトドラム 5 ベルト成形機 9 ベルトトランスファー 10 バンドトランスファー 14 サービサー P1 第1軸心 P2 第2軸心 Q 回転軸心

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に往復動可能なバンドドラム1
    と、軸方向に往復動可能なシェーピングドラム2と、鉛
    直状回転軸心Qに対して対称的に配置された2台のベル
    トドラム3,3を有するベルト成形機5とを備え、上記
    ベルト成形機5の2台のベルトドラム3,3を上記鉛直
    状回転軸心Q廻りに 180°ずつ間欠的に回動させ第1成
    形位置・第2成形位置の順に移動させてベルト成形体を
    形成するタイヤ成形装置であって、上記第2成形位置に
    おける上記ベルトドラム3と上記シェーピングドラム2
    を相対向して第1軸心P1 上に配設すると共に、該第1
    軸心P1 と平行な第2軸心P2 上に上記バンドドラム1
    を配設し、さらに、上記第2成形位置のベルトドラム3
    にタイヤ構成材料を供給するサービサー14を、上記第1
    軸心P1 に対してバンドドラム1側に配設したことを特
    徴とするタイヤ成形装置。
  2. 【請求項2】 バンドドラム1からシェーピングドラム
    2にバンド成形体を受渡す第1軸心P1 ・第2軸心P2
    に直交する方向に往復動可能なバンドトランスファー10
    を設け、上記第1軸心P1 上を移動して上記バンドトラ
    ンスファー10に挿入されたシェーピングドラム2にバン
    ド成形体を受渡し、かつ、バンドトランスファー10が開
    放してシェーピングドラム2から上記直交する方向に後
    退するように構成した請求項1記載のタイヤ成形装置。
  3. 【請求項3】 軸方向に往復動可能なバンドドラム1
    と、鉛直状回転軸心Qに対して対称的に配置された2台
    のベルトドラム3,3を有するベルト成形機5と、を備
    えたタイヤ成形装置の上記バンドドラム1にてバンド成
    形体を形成し、かつ、上記ベルト成形機5の2台のベル
    トドラム3,3を上記鉛直状回転軸心Q廻りに 180°ず
    つ間欠的に回動させ第1成形位置・第2成形位置の順に
    移動させてベルト成形体を形成するタイヤ成形方法であ
    って、上記第2成形位置におけるベルトドラム3の第1
    軸心P1 と平行な第2軸心P2 上に配設された上記バン
    ドドラム1を前進させて、上記第1軸心P1 ・第2軸心
    2 と直交する方向に往復動可能なバンドトランスファ
    ー10にバンドドラム1を挿入してバンド成形体を受渡
    し、該バンドトランスファー10を第1軸P1 上まで移動
    させ、上記第1軸心P1上に設けられたシェーピングド
    ラム2を軸方向に前進させてバンドトランスファー10に
    挿入してバンド成形体を受渡し、バンドトランスファー
    10を開放してシェーピングドラム2から上記直交する方
    向に後退させた後、シェーピングドラム2上のバンド成
    形体をトロイダル状に変形し、一方上記第1軸心P1
    対してバンドドラム1側に配設されたサービサー14から
    第2成形位置のベルトドラム3に供給されたタイヤ構成
    材料にて形成されたベルト成形体を、第1軸心P1 上に
    軸方向往復動可能に設けられたベルトトランスファー9
    に受渡し、該ベルトトランスファー9を上記シェーピン
    グドラム2側に移動させてベルト成形体をトロイダル状
    のバンド成形体の外周面に外嵌し貼合わせることを特徴
    とするタイヤ成形方法。
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Cited By (17)

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