JP2000351034A - 加工物搬出装置 - Google Patents
加工物搬出装置Info
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- JP2000351034A JP2000351034A JP11165713A JP16571399A JP2000351034A JP 2000351034 A JP2000351034 A JP 2000351034A JP 11165713 A JP11165713 A JP 11165713A JP 16571399 A JP16571399 A JP 16571399A JP 2000351034 A JP2000351034 A JP 2000351034A
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Abstract
作業効率を落とさずに小物、中物の製品やスクラップの
搬出を行える加工物搬出装置を提供する。 【解決手段】 ピックアップ装置37によって、ワーク
Wから切断された製品Gを把持し、上部タレット11の
回転によってその製品Gを把持したピックアップ装置3
7を所定の搬出位置A3に移動し、搬出位置A3におい
てピックアップ装置37は製品Gを搬出装置39の受け
皿51に渡し、搬出シリンダ47を駆動することによっ
てその製品Gを搬出位置A3から上部タレット11の外
部の所定位置A4まで搬出する。
Description
関する。
られている加工物搬出装置では、比較的大きな寸法(5
00角mm程度)の製品でも搬出できるように、大型の
ワークシュータまたはテイクアウトローダ等が採用され
ている。
来の加工物搬出装置では、小物、中物の製品やスクラッ
プ(100角mm〜200角mm程度)でも大型のワー
クシュータによって搬出しなければならず、製品やスク
ラップの搬出のために時間がかかり作業効率が低下する
という問題点があった。
クアウトローダ等の周辺装置はコストがかかり、加工機
に後付けするのが容易ではないという問題点もあった。
なされたもので、低コストで加工機に容易に後付けで
き、また作業効率を落とさずに小物、中物の製品やスク
ラップの搬出を行える加工物搬出装置を提供することを
目的とする。
搬出装置は、回転支承された上部タレットの周縁部に取
り付けられ、ワークの切断片を把持する把持手段と、前
記上部タレットの下方の所定の搬出位置において前記把
持手段から前記切断片を受け取り、当該切断片を前記搬
出位置から前記上部タレットの外部の所定位置まで搬出
する搬出手段とを備えて成るものである。
は、把持手段によって、加工されたワークの切断片を把
持し、上部タレットの回転によってその切断片を把持し
た把持手段を所定の搬出位置に移動し、搬出位置におい
て把持手段は切断片を搬出手段に渡し、搬出手段によっ
てその切断片を搬出位置から上部タレットの外部の所定
位置まで搬出する。これによって、ワークの切断片の搬
出を短時間で行うことができ、作業の効率化が図れる。
物搬出装置において、前記把持手段が、前記上部タレッ
トに形成されているパンチ金型用の穴部に取り付け可能
であることを特徴とするものである。これによって把持
手段は加工機に容易に後付けすることができ、低コスト
化が図れる。
の加工物搬出装置において、前記把持手段は、ワークの
切断片を吸着するための吸着手段と、前記吸着手段を前
記上部タレットの下方で上下動させるシリンダとで成る
ものである。
は、把持手段は、吸着手段によってワークの切断片を吸
着し、シリンダによってその吸着手段を上下動させる。
これによって、ワークから切断片を素早く吸着し、また
所定の搬出位置においてその切断片を素早く搬出手段に
渡すことができ、作業の効率化が図れる。
に記載の加工物搬出装置において、前記搬出手段は、前
記把持手段からワークの切断片を受け取る受け皿と、前
記受け皿を前記搬出位置と前記上部タレットの外部の所
定位置との間で水平移動させる搬出シリンダとで成るも
のである。
は、搬出手段は、受け皿によって把持手段からワークの
切断片を受け取り、搬出シリンダによって受け皿を搬出
位置と上部タレットの外部の所定位置との間で水平移動
させる。これによって、ワークの切断片を搬出位置から
上部タレットの外部の所定位置まで素早く搬出すること
ができ、作業の効率化が図れる。
基づいて説明する。
出装置1が取り付けられたパンチ・レーザ複合加工機2
の平面図、図2はその側面図である。このパンチ・レー
ザ複合加工機2は、ブリッジ型の本体フレーム3をベー
スにしており、この本体フレーム3は上部フレーム5と
下部フレーム7を上下に対向して備えている。
部、図2における左部)には、複数のパンチ金型Pを備
えた上部タレット11が設けられており、下部フレーム
7の前部には複数のダイDを備えた下部タレット13
が、上部タレット11と上下に対向して設けられてい
る。これら上部タレット11及び下部タレット13は、
下部フレーム7に内蔵されたタレット回転モータ15に
よって回転し、パンチ金型P及びダイDの所定の一組各
々を加工位置A1に割り出しできる。
方には、加工位置A1に割り出された所定のパンチ金型
Pを上方から打圧するラム17が設けられており、この
ラム17は、上部フレーム5に設けられたシリンダ19
の作動により駆動される。
レーム7には板状のワークWを支持するワークテーブル
21が設けられている。このワークテーブル21の後部
には、左右方向(図1において左右方向、図2において
紙面に垂直な方向)に延伸したキャレッジベース23が
設けられており、このキャレッジベース23は、モータ
25を駆動させることによって前後方向(図1において
上下方向、図2において左右方向)に移動可能である。
キャレッベース23には、ワークWの端部を把持する複
数のクランパ27を備えたキャレッジ29が設けられて
おり、このキャレッジ29はモータ31を駆動させるこ
とによって左右方向に移動可能である。これらの機構に
より、クランパ27に把持されたワークWは2次元的に
移動可能である。
ッド33が設けられており、このレーザ加工ヘッド33
により、その直下のレーザ加工位置A2に割り出された
ワークWをレーザ加工する。
タレット11に形成されたパンチ金型P用の穴部35の
一つに取り付けられ、パンチ・レーザ複合加工機2によ
ってワークWから切断された100角mm〜200角m
m程の製品やスクラップ(以後、製品Gとする)を把持
するピックアップ装置37と、下部タレット13の側部
に設けられ、上部タレット11の下方の所定の搬出位置
A3から上部タレット11の外部の所定位置A4まで製
品Gを搬出する搬出装置39とで成っている。
ト11の回転により、図1に示す加工位置A1に割り出
された状態におけるA〜A’断面図である。同図に示す
ように、ピックアップ装置37は、パンチ金型P用の穴
部35の内部に固定されたバキュームシリンダ41と、
バキュームシリンダ41のピストンロッド43の先端部
に取り付けられ、製品Gを吸着する吸着パッド45とで
成っている。この吸着パッド45は、バキュームシリン
ダ41を駆動させることにより、上部タレット11の下
方で上下動する。このピックアップ装置37は、上部タ
レット11のパンチ金型P用の大口径(例えばφ111
mm)の穴部35に容易に後付けできるユニットになっ
ている。
ト11の回転により、図1に示す搬出位置A3に割り出
された状態におけるB〜B’断面図である。同図に示す
ように、搬出装置39は、本体フレーム3に固定された
搬出シリンダ47と、搬出シリンダ47のピストンロッ
ド49の先端部に取り付けられ、製品Gを載せる受け皿
51とで成っている。この受け皿51は、搬出シリンダ
47を駆動させることにより、搬出位置A3と上部タレ
ット11の外部の所定位置A4との間を水平移動する。
取り付けられたパンチ・レーザ複合加工機2によって、
ワークWをレーザ加工し、製品Gを搬出する動作につい
て説明する。
タレット回転モータ15を駆動して上部タレット11を
回転させ、ピックアップ装置37を加工位置A1に割り
出す。そしてワークテーブル21の上に板状のワークW
を搬入して原点の突き当てを行い、そのワークWをクラ
ンパ27に把持させる。次いでワークWを、モータ2
5,31を駆動することによって2次元的に移動させ、
レーザ加工位置A2に位置決めする。そして、図3で示
すように、レーザ加工ヘッド33を駆動することによっ
てワークWをレーザ加工する。(レーザ加工によってワ
ークWから切断された部分を製品Gとする。)
て、図3で示すように、ワークWを矢印C2方向に水平
に移動して、製品Gをレーザ加工位置A2から加工位置
A1に移動させる。そしてバキュームシリンダ41のピ
ストンロッド43を伸長させて吸着パッド45をワーク
Wの上面位置まで下降させ、吸着パッド45に製品Gを
吸着させる。吸着パッド45が製品Gを吸着したならピ
ストンロッド43を収縮させ、製品GをワークWの上方
まで持ち上げる。
11を矢印C1方向に回転させて、製品Gを把持したピ
ックアップ装置37を搬出位置A3に割り出す。これと
並行して、製品Gを取り除かれたワークW本体は、次加
工があるならレーザ加工位置A2に割り出され、次加工
が行われる。
されたピックアップ装置37は、バキュームシリンダ4
1のピストンロッド43を伸長させて吸着パッド45を
受け皿51の上面位置まで下降させ、製品Gを受け皿5
1の上に載せる。
ンロッド49を収縮させ、受け皿51を搬出位置A3か
ら上部タレット11の外部の所定位置A4まで水平移動
させる。そして製品Gは所定位置A4から次行程に搬送
される。
置1は既製のパンチ・レーザ複合加工機2に容易に後付
けすることができるので、低コスト化が図れる。
ークWから製品Gを素早く吸着し、また搬出位置A3に
おいてその製品を素早く搬出装置39に渡すことができ
るので、作業の効率化が図れる。
出位置A3から上部タレット11の外部の所定位置A4
まで素早く搬出することができるので、作業の効率化が
図れる。
取り付けられたパンチ・レーザ複合加工機2の動作の流
れを示すフローチャートである。
ザ加工位置A2に移動位置決めする(S1)。
Wを切断加工する(S2)。
切断加工された製品が200角mmを超える場合(これ
を製品G1とする)には(S3)、従来のワークシュー
タによりその製品G1を搬出する(S4)。
品又はスクラップが100角mm〜200角mmの場合
(これを製品Gとする)には(S5)、ワークW全体を
移動させることによって、製品Gを上部タレット11の
下方のピックアップ位置(加工位置A1)に移動位置決
めする(S6)。
ップ装置37により製品Gを吸着してワークWの上方に
持ち上げる(S7)。
加工があるならレーザ加工位置A2に移動位置決めされ
(S1)、次いで次加工が行われる(S2)。
製品Gは、上部タレット11の回転により搬出位置A3
に移動位置決めされる(S8)。
ピックアップ装置37から搬出装置39に渡され、搬出
装置39によって上部タレット11の外部の所定位置A
4まで搬出される。またピックアップ装置37から搬出
装置39に製品Gが渡された後、上下タレット11,1
3は原点に戻される(S9)。
Gを吸着した(S7)後は、製品Gの搬出動作(S
8),(S9)と並行してワークWの次加工(S1),
(S2)を行うことができるので、パンチ・レーザ複合
加工機2の生産性を向上させることができる。
クラップでも同様の手順で搬出することができる。
ワークの切断片の搬出を短時間で行うことができ、作業
の効率化が図れる。
機に容易に後付けすることができ、低コスト化が図れ
る。
片を素早く吸着し、また所定の搬出位置においてその切
断片を素早く搬出手段に渡すことができ、作業の効率化
が図れる。
を搬出位置から上部タレットの外部の所定位置まで素早
く搬出することができ、作業の効率化が図れる。
り付けられたパンチ・レーザ複合加工機の平面図。
断面図。
を示すフローチャート。
Claims (4)
- 【請求項1】 回転支承された上部タレットの周縁部に
取り付けられ、ワークの切断片を把持する把持手段と、
前記上部タレットの下方の所定の搬出位置において前記
把持手段から前記切断片を受け取り、当該切断片を前記
搬出位置から前記上部タレットの外部の所定位置まで搬
出する搬出手段とを備えて成る加工物搬出装置。 - 【請求項2】 前記把持手段が、前記上部タレットに形
成されているパンチ金型用の穴部に取り付け可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の加工物搬出装置。 - 【請求項3】 前記把持手段は、ワークの切断片を吸着
する吸着手段と、前記吸着手段を前記上部タレットの下
方で上下動させるシリンダとで成ることを特徴とする請
求項1又は2に記載の加工物搬出装置。 - 【請求項4】 前記搬出手段は、前記把持手段からワー
クの切断片を受け取る受け皿と、前記受け皿を前記搬出
位置と前記上部タレットの外部の所定位置との間で水平
移動させる搬出シリンダとで成ることを特徴とする請求
項1〜3いずれかに記載の加工物搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16571399A JP4473977B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | パンチ・レーザ複合加工機の加工物搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16571399A JP4473977B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | パンチ・レーザ複合加工機の加工物搬出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000351034A true JP2000351034A (ja) | 2000-12-19 |
JP4473977B2 JP4473977B2 (ja) | 2010-06-02 |
Family
ID=15817658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16571399A Expired - Fee Related JP4473977B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | パンチ・レーザ複合加工機の加工物搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4473977B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100427319B1 (ko) * | 2001-07-09 | 2004-04-17 | 현대자동차주식회사 | 블랭킹 프레스용 사이드 키커 범퍼 구조 |
CN102528463A (zh) * | 2010-12-29 | 2012-07-04 | 东莞市蓝冠机械设备有限公司 | 阻浪板包边机 |
JP2015524355A (ja) * | 2012-08-06 | 2015-08-24 | トルンプフ ヴェルクツォイクマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトTrumpf Werkzeugmaschinen GmbH + Co. KG | ワーク部分を取り出す方法及び工作機械 |
CN108655746A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-10-16 | 广州英固特智能装备有限公司 | 一种新型全自动切管冲孔一体装置 |
CN109332996A (zh) * | 2018-11-07 | 2019-02-15 | 苏州裕庆金属制品有限公司 | 一种钢板折弯切断装置 |
CN111843233A (zh) * | 2020-07-20 | 2020-10-30 | 沧州领创激光科技有限公司 | 一种开卷双梁激光落料线 |
CN113650215A (zh) * | 2021-08-18 | 2021-11-16 | 深圳市富发世纪科技有限公司 | 一种全自动气动冲压成型机 |
-
1999
- 1999-06-11 JP JP16571399A patent/JP4473977B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP4473977B2 (ja) | 2010-06-02 |
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