JP2000336993A - 車両盗難防止装置 - Google Patents
車両盗難防止装置Info
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Abstract
易にできるプログラムの構造を備えた盗難防止装置を提
供する。 【解決手段】 イモビプログラムには、キー暗証コード
と車両側コードとを照合する照合処理モジュール61、
車両組立時に車両側コードを登録する工場登録処理モジ
ュール62、車両販売後に車両側コードを消去する市場
消去処理モジュール63、車両側コードを追加する市場
登録処理モジュール64に加え、モード判定モジュール
65を備える。そして、モード判定モジュール65に
は、各処理モジュール61〜64への実行許可を集中管
理する機能と、各モジュールで判断されたキー種別を受
信して記憶管理する機能とを有し、このモード判定モジ
ュール65にて一括して実行条件を判断し、各処理モジ
ュールに対して処理要求を出す構造となっている。
Description
る車両盗難防止装置に関し、特に、盗難防止プログラム
の構造に関する。
いる。このような車両用盗難防止装置では、キーをキー
シリンダに挿入し、イグニッションスイッチがオンされ
ると、キー内の暗証コード(外部コード)と車両側の暗
証コード(内部コード)とを照合し、上記照合結果に応
じてエンジンの始動を許可または禁止する、というのが
一般的な方法である。
付時に車両内メモリに暗証コードを登録する、更には、
車両ユーザーがキーを紛失した場合などを想定し、車両
販売後に車両内の暗証コードを消去・追加する機能も有
している。
下、イモビプログラムという)は、図14に示すよう
に、キー内の暗証コードと車両側コードとを照合する照
合処理モジュール、車両組立時(初期時)に車両内メモ
リに車両側コードを登録する工場登録処理モジュール、
車両販売後に車両側コードを消去する市場消去処理モジ
ュール、車両販売後に車両側コードを追加する市場登録
処理モジュールなど各要求に対応した複数のプログラム
モジュールを備えているのである。
プログラムは、図14に示す如く、それぞれが独立した
プログラム構造であるため、各処理モジュールが自分の
処理を実行する条件であるかを個別に判別し、条件成立
時に他の処理モジュールが実行されていないことを確認
したうえで自分の処理を起動させていた。従って、全て
の処理モジュールに、実行条件を判断するロジック、或
いは他の処理が実行されてないことを判断するロジック
を備える必要があり、プログラム全体が複雑となってい
た。
処理モジュールと他の処理モジュールとの間で、類似し
た実行条件となっている場合が多く、このように、個別
に実行条件を判断していると、複数の処理モジュールが
同時に実行されてしまう、或いは、処理途中で別のモジ
ュールの処理に移行してしまうといった不具合が生じや
すい。
かの理由で新規に処理モジュールを追加した場合には、
既存の処理モジュール全てに新規モジュールが実行中で
ないかを判断するロジックを追加する必要があるため、
プログラム変更に対し変更箇所が大規模となってしま
う。また、既存の処理モジュールに対して、処理途中で
新規モジュールに移行しないかを検証する必要もあるた
め、盗難防止システムおよびこのプログラムの全体を理
解している熟練した技術者しかプログラム変更に対応で
きないなどの問題も生じていた。
のであり、簡素なプログラムで且つプログラム変更も容
易にできるプログラムの構造を備えた盗難防止装置を提
供することを目的としている。
的を達成するためになされた本発明の車両盗難防止装置
は、請求項1に記載のように、車両盗難防止装置のプロ
グラムの第1処理モジュールおよび第2処理モジュール
の実行開始の判断を前記第1、第2処理モジュールとは
独立したモード判定モジュールにて行うようにしたの
で、前記第1、第2処理モジュール内に実行条件を判断
するロジックを備える必要がなく、プログラム全体を簡
素化できる。また、モード判定モジュールでのみ実行条
件を判断し、前記第1、第2処理モジュールの実行を許
可しているので、第1、第2処理モジュールが同時に実
行されるという不具合を簡単に解決することができる。
も、新規モジュールの実行条件をモード判定モジュール
に追加するのみでよく、既存モジュールを変更する必要
はない。よって、このような変更に対しても容易に対応
することができる。
モジュールおよび前記第2処理モジュールに前記外部コ
ードを判断する判断ロジックとこの判断結果をモード判
定モジュールに伝達する伝達ロジックとを備え、前記モ
ード判定モジュールには前記判断ロジックにて判断した
前記外部コードを車両内記憶装置に格納しているので、
他の処理モジュールで外部コード情報を共通利用でき
る。
行された後、第2処理モジュールが実行され、再び第1
処理モジュールが実行され、その途中で外部コードが変
化しても(キーが抜き差しされても)、再度第1処理モ
ジュールを実行するタイミングで、前回の第1処理モジ
ュールでの外部コードの判断結果を誤って使用すること
はない。また、新規モジュールが外部コード情報を利用
するものであった場合でも、モード判定モジュールに対
して外部コード情報の取得要求ロジックを組み入れるだ
けで対応することができる。
処理モジュールが前記外部コードと前記内部コードとの
照合処理を行う照合処理モジュールであり、前記第2処
理モジュールが前記外部コードを内部コードとして登録
する登録処理モジュールであり、モード判定モジュール
に前記照合処理モジュールでの照合結果を車両内記憶装
置に格納する格納ロジックを備え、前記モード判定モジ
ュールは前記格納ロジックに格納された照合結果に基づ
き前記登録処理モジュールの実行有無を判断するので、
登録処理モジュール内に照合処理ロジックを組み入れる
必要はなく、プログラムを簡素化できる。
図面に基づいて説明する。
略構成を示すブロック図である。この車両盗難防止装置
は、複数の正規キーK1〜K4と、盗難防止機能を有す
るエンジンECU30と、アンプ回路21と、キーシリ
ンダ22とから構成され、キーシリンダ22内にはアン
テナ22aが設けられている。
1〜T4が内蔵されており、トランスポンダは暗証コー
ドを記憶する機能と暗証コードを送信する機能とを有し
ている。
を実行する第1CPU31と、各種制御プログラムが記
憶された第1ROM32と、各種データを一時記憶する
第1RAM33と、第1入出力バッファ34と、第1入
出力回路35と、EEPROM39とを備えている。第
1入出力回路35にはインジェクタ23の駆動回路36
やイグナイタ24の駆動回路37が接続されており、第
1CPU31は駆動回路36、37を制御することによ
り燃料噴射・点火のエンジン制御を実行している。ま
た、EEPROM39には、各キーK1〜K4内に記憶
されている暗証コード(外部コード)と等しいコード
(内部コード)が記憶されている(図7)。
41と、第2ROM42と、第2RAM43と、第2入
出力バッファ44と、第2入出力回路45とを備えてい
る。第2入出力回路45にはアンプ回路21が接続され
ており、第2CPU41はこの第2入出力回路45を介
してキーシリンダ22に差し込まれたキーからの暗証コ
ードの受信を行う。第2CPU41にて受信した暗証コ
ードは通信線50を介して第1CPU31に送信され
る。
55を接続する端子を備えており、車両販売後に暗証コ
ードを消去・追加する場合には、外部ツール55を接続
し、外部ツール55から所望の要求コマンドを出力する
ことにより、エンジンECU30が市場登録処理などの
特殊モードに切り替わって、暗証コードを消去・追加を
実行することができるようになる。
と、まず、イグニッションがオンされ、エンジンECU
30に電源供給されると、第2CPU41からアンプ回
路21に対して励起開始信号が送出される。この開始信
号を受け、アンプ回路21からはキーシリンダ22に励
起信号(例えば、一定周波数のSIN波)が送出され
る。そして、キーK1〜K4はこの励起信号を受取り、
このエネルギーを電源として暗証コードを送出し、暗証
コードはアンプ回路21→第2入出力回路45→第2C
PU41→通信線50の経路で第1CPU31に伝達さ
れる。
ドとEEPROM39内のコードとが照合され、この結
果が不一致ならインジェクタ23、イグナイタ24の駆
動を停止してエンジンを停止させる。従って、正規キー
を持たない者が、不正にエンジン始動を試みても、照合
結果が不一致となるのでエンジンが停止し車両盗難を防
ぐことができる。
ビプログラム構造を示した図である。本実施形態のイモ
ビプログラムには、キーからの暗証コードと車両側コー
ドとを照合する照合処理モジュール61、車両組立時に
車両内メモリに車両側コードを登録する工場登録処理モ
ジュール62、車両販売後に車両側コードを消去する市
場消去処理モジュール63、同じく車両販売後に車両側
コードを追加する市場登録処理モジュール64が備えら
れている。この点は従来プログラムと同様であるが、本
実施形態のイモビプログラムではモード判定モジュール
65をさらに備えており、この点が本発明において最も
特徴とするところである。
理モジュール61、工場登録処理モジュール62、市場
消去処理モジュール63、市場登録処理モジュール64
の各モジュールへの実行許可を集中管理する機能と、各
モジュールで判断された情報(キー種別など)を受信し
て第1RAM33にて記憶管理する機能とを有してい
る。すなわち、従来では各モジュールで個別に実行条件
を判断していたが、本実施形態ではこのモード判定モジ
ュール65にて一括して実行条件を判断し、各処理モジ
ュールに対して処理要求を出す構造となっている。この
構成により、従来とは異なり、照合処理モジュールと工
場登録処理モジュールとの間で直接情報をやり取りした
り、他の処理モジュールに対して実行中であるかを問い
合わせることはない。
ュールで実行される処理について説明する。
行処理を示すフローチャートであり、この処理は16m
s毎に実行される。
では、現在、工場登録処理モジュール62、市場消去処
理モジュール63、市場登録処理モジュール64、照合
処理モジュール61での各処理が実行途中であるか否か
を判断する。ここで、実行中であるかは、第1RAM3
3に格納されている実行中フラグ(図8)を見て判断す
るが、実行中フラグの操作については後で詳述する。
状態にないので、ステップ301からステップ304の
全ステップでNO判定され、ステップ305に進む。ス
テップ305からステップ308では各処理モジュール
の実行条件をそれぞれ判断し、成立した実行条件に応じ
てステップ309からステップ312にて工場登録処理
モジュール62、市場登録処理モジュール64、市場消
去処理モジュール63、照合処理モジュール61の各モ
ジュールに対して処理実行の要求を行う。
場登録処理(図4)、照合処理(図9)、市場消去処理
(図12)、市場登録処理(図13)の順に説明する。
3において、ステップ305に進むと、ステップ305
にてEEPROM39内に工場登録処理への移行を示す
指示データがあるかを判断し、指示データが存在するな
らステップ309にて工場登録処理モジュール62に対
して工場登録処理の実行を要求する。ここで、上記指示
データは、車両組付時(初期時)にのみEEPROM3
9内に保持されるデータであり、このデータを検出する
ことによりEEPROM39内に暗証コードが登録され
ていない状態であることを判断することができる。
モジュール62が実行中であることを示す実行中フラグ
をセットし(図8)、工場登録処理モジュール62での
処理に移行して図4の処理が実行される。
在、キーシリンダ22に挿入されているキーの暗証コー
ドを読み込み、続く、ステップ402でこの暗証コード
をEEPROM39内の所定メモリエリア(図7)に格
納する。そして、ステップ403ではモード判定モジュ
ール65に対して今回登録したキーの種別を通知する。
本実施形態では、キーを挿入した順番にK1からK4の
キー種別を示すデータが付与され、この情報がモード判
定モジュール65に通知され、K1、K2がマスターキ
ー、K3,K4がサブキーとしている。
回数(EEPROMに登録した暗証コード数)をカウン
トし、ステップ405でこの回数が4回以上(キー4本
分の暗証コードを登録完了したか)を判別する。1本目
のキーを挿入した段階では、ステップ405でNO判定
されて本ルーチンを終了する。そして、1本目のキーを
抜き、2本目のキーを挿入すると、図3に示したモード
判定処理が実行されるが、工場登録処理モジュール62
の実行中フラグがセットされているので、ステップ30
1でYES判定されて、再び、図4の処理が実行され
る。
ションがオフされ、エンジンECU30の電源が遮断さ
れて、EEPROM39への登録処理中に電源が遮断さ
れる、或いは、第1RAM33内の実行中フラグがクリ
アされるなどの問題が発生する。この問題を解決するた
めに、本実施形態ではモード判定モジュール65に図5
で示すロジックが追加されている。
行される。まず、ステップ501で、図8の情報から工
場登録処理モジュール62、市場登録処理モジュール6
4、市場消去処理モジュール63が実行中かを判別し、
実行中のときには、ステップ502にてエンジンECU
30への電源を制御するメインリレーをオンし続けるよ
う制御する。これにより、キーを抜いても、上記処理モ
ジュールが実行中にあるときにはエンジンECU30へ
の電源が供給が継続するようになっている。
様の処理を繰り返し、4本目のキーの暗証コードの登録
完了で、ステップ405にてYES判定されてステップ
406に進む。
工場登録処理への移行を指示した指示データを消去し、
ステップ407で工場登録処理が完了したことをモード
判定モジュール65に通知する。モード判定モジュール
65は、この通知を受信すると、図6の処理が起動し、
ステップ601で工場登録処理モジュール62の実行中
フラグをリセットする。また、実行中フラグをリセット
により図5のステップ501でNO判定されてメインリ
レー制御もオフされる。
1〜64はモード判定モジュール65により実行許可さ
れ(図3のステップ305〜308)、ステップ305
にて工場登録処理への移行を判断すると実行中フラグ
(図8)をセットし、この実行フラグを見て他の処理モ
ジュールへの移行を禁止させるので、工場登録処理中に
他の処理モジュールが実行開始されることはなく、各処
理モジュール61〜64間での排他性を確保することが
できる。
ール61〜64で、他のモジュールの実行状態を考慮し
てメインリレーをオンするかを指示するロジックを作成
する必要があったが、本実施形態では図5に示す如く、
モード判定モジュール65が実行中フラグを見て一括し
て指示することができ、プログラムを簡素化することが
できる。
照合処理はエンジン始動のタイミングで実行されて正規
ユーザ(正規キー)でのエンジン始動であるかを判断す
る。
て、ステップ301からステップ307でNO判定され
ると、ステップ308にて未照合であるかを判断し、未
照合であるならステップ312に進み、照合処理の実行
中フラグ(図8)をセットすると共に、照合処理モジュ
ール61に対して照合処理の実行を要求して図9の処理
が実行される。なお、未照合であるかは、第1RAM3
3の保持データ(図10)に基づいて判別される。
在、キーシリンダ22に挿入されているキーの暗証コー
ドを読み込み、続くステップ902ではEEPROM3
9内に記憶保持されているコードをサーチする。そし
て、ステップ903にてキーの暗証コードと一致するコ
ードがEEPROM39内に記憶されているかを判別
し、不一致ならステップ904にてエンジン停止される
べく、燃料・点火のカット要求を行う。
の照合結果と一致したコードから今挿入されているキー
がK1〜K4の何かを示すキー種別情報をモード判定モ
ジュール65に通知する。そして、モード判定モジュー
ル65は通知を受け、図10に示すように、照合結果と
キー種別情報を第1RAM33に記憶保持する。
照合完了であるならモード判定モジュール65に照合完
了を通知し本ルーチンを終了する。
けると、図6の処理が起動し、ステップ601で工場登
録処理モジュール62の実行中フラグをリセットする。
火カット要求がされると、イモビプログラムとは別に設
けられたエンジン制御プログラムにて、図11に示す処
理が実行されて燃料・点火カットが行われる。
テップ1101にて燃料・点火カット要求の有無を判断
し、要求ありならステップ1102にて燃料・点火カッ
トを実行すべく駆動回路36,37への出力を停止す
る。
れは車両ユーザがキーを紛失したとき、紛失したキーの
暗証コードをEEPROM39から消去する場合などで
実行される処理である。
て、ステップ301からステップ306でNO判定され
ると、ステップ307にてマスターキーでの照合一致
で、かつ外部ツール55より消去要求があるかを判断す
る。ここで、YES判定ならステップ311に進み、市
場消去処理の実行中フラグ(図8)をセットすると共
に、市場消去処理モジュール63に対して市場消去処理
の実行を要求し、図12の処理が実行される。すなわ
ち、市場消去処理は照合処理モジュール61でキーシリ
ンダ22に挿入されたキーがマスターキー(K1,K
2)であることを判断した後に実行され、第1RAM3
3(図10)に保持されている情報に基づいてマスター
キーでの照合一致かが判断される。
結果・キー種別を一括管理しているので、市場消去処理
モジュール63に照合処理ロジックを設ける必要なく、
プログラム構造を簡素化することができる。
10に保持されているキー種別情報を読み込み、ステッ
プ1202ではステップ1201にて読み込んだキー種
別以外のコードを全て消去する。ステップ1203では
暗証コードを全て消去したかを判断する。NO判定であ
るなら本ルーチンを終了するが、実行中フラグがセット
されてるので、図3のステップ303でYES判定され
て再び図12のルーチンが実行される。そして、全消去
したと判断されると、モード判定モジュール65に市場
消去完了を通知し本ルーチンを終了する。
けると、図6の処理が起動し、ステップ601で工場登
録処理モジュール62の実行中フラグをリセットする。
なお、市場消去実行中も図5の処理によりメインリレー
が制御され電源遮断による不具合を回避することができ
る。
れは車両ユーザがキーを紛失したときなど、新たに購入
したキーの暗証コードをEEPROM39に登録する場
合に実行される。
て、ステップ301からステップ305でNO判定され
ると、ステップ306にてマスターキーでの照合一致
で、かつ外部ツール55より登録要求があるかを判断す
る。ここで、YES判定ならステップ310に進み、市
場登録処理の実行中フラグ(図8)をセットすると共
に、市場登録処理モジュール64に対して市場登録処理
の実行を要求し、図13の処理が実行される。市場登録
処理も市場消去処理と同様に照合処理モジュール61で
キーシリンダ22に挿入されたキーがマスターキー(K
1,K2)であることを判断した後に実行され、第1R
AM33(図10)に保持されている情報に基づきマス
ターキーでの照合一致かが判断される。
在、キーシリンダ22に挿入されているキーの暗証コー
ドを読み込み、続く、ステップ1302でこの暗証コー
ドをEEPROM39に登録する。ステップ1303で
モード判定モジュール65に読み込んだキーのキー種別
(K1〜K4)を通知し、ステップ1304では暗証コ
ードを登録したかを判断する。NO判定であるなら本ル
ーチンを終了するが、実行中フラグがセットされている
ので、図3のステップ304でYES判定されて再び図
13のルーチンが実行される。そして、登録完了したと
判断されると、モード判定モジュール65に市場登録完
了を通知し本ルーチンを終了する。
けると、図6の処理が起動し、ステップ601で市場登
録処理モジュール64の実行中フラグをリセットする。
なお、市場登録実行中も図5の処理によりメインリレー
が制御され電源遮断による不具合を回避することができ
る。
コード登録のために複数回キーを抜き差しする必要があ
る。そして、従来のプログラム構成ではキーを抜き差し
したタイミングで盗難判定のための照合処理を実行すべ
きかを照合処理モジュール内で判断する必要があった
が、本実施形態ではモード判定モジュールで市場登録処
理モジュール64以外の処理モジュールの実行を禁止し
ているので照合処理モジュール内にこのような判断ロジ
ックを設ける必要はなく、プログラムを簡素化すること
ができる。
暗証コードが記憶されており、キーをキーシリンダに挿
入することにより外部コードを車両に入力させている
が、キーに限らず、携帯カードや車両ユーザーがキーボ
ード操作することにより外部コードを入力してもよい。
ブロック図である。
図である。
すフローチャートである。
示すフローチャートである。
ンリレー制御処理を示すフローチャートである。
ートである。
のブロック図である。
のブロック図である。
フローチャートである。
AM33のブロック図である。
点火カットの処理を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
ある。
第1CPU 33…第1RAM 39…EEPROM 55…外
部ツール 61…照合処理モジュール 62…工場登録処理モ
ジュール 63…市場消去処理モジュール 64…市場登録処理モ
ジュール 65…モード判定モジュール
Claims (4)
- 【請求項1】 車両外部より入力された外部コードと車
両内部に保持された内部コードとが不一致のとき車両制
御を抑制する車両盗難防止装置において、 前記車両盗難防止装置のプログラムは、第1の条件で実
行される第1処理モジュールと、前記第1の条件とは異
なる第2の条件で実行される第2処理モジュールとを備
え、 前記第1処理モジュールおよび前記第2処理モジュール
の実行開始の判断および実行許可要求は、前記車両盗難
防止プログラム内の前記第1、第2処理モジュールとは
独立したモード判定モジュールにて行うことを特徴とす
る車両盗難防止装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両盗難防止装置にお
いて、 前記第1処理モジュールおよび前記第2処理モジュール
には、前記外部コードを判断する判断ロジックとこの判
断結果を前記モード判定モジュールに伝達する伝達ロジ
ックとを備え、 前記モード判定モジュールには前記第1、第2処理モジ
ュールの判断ロジックにて判断した前記外部コードを車
両内記憶装置に格納する格納ロジックを備えることを特
徴とする車両盗難防止装置。 - 【請求項3】 車両外部より入力された外部コードと車
両内部に保持された内部コードとが不一致のとき車両制
御を抑制する車両盗難防止装置において、 前記車両盗難防止装置のプログラムは、第1の条件で実
行され、前記外部コードと前記内部コードとの照合処理
を行う照合処理モジュールと、前記第1の条件とは異な
る第2の条件で実行され、前記外部コードを内部コード
として登録する登録処理モジュールとを備え、 前記照合処理モジュールおよび前記登録処理モジュール
の実行開始の判断は、前記車両盗難防止プログラム内の
前記照合処理モジュール、前記登録処理モジュールとは
独立したモード判定モジュールにて行うことを特徴とす
る車両盗難防止装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の車両盗難防止装置にお
いて、 前記モード判定モジュールには前記照合処理モジュール
での照合結果を車両内記憶装置に格納する格納ロジック
を備え、 前記モード判定モジュールは前記格納ロジックに格納さ
れた照合結果に基づき前記登録処理モジュールの実行有
無を判断することを特徴とする車両盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15162599A JP4206561B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 車両盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15162599A JP4206561B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 車両盗難防止装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000336993A true JP2000336993A (ja) | 2000-12-05 |
JP4206561B2 JP4206561B2 (ja) | 2009-01-14 |
Family
ID=15522643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15162599A Expired - Fee Related JP4206561B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 車両盗難防止装置 |
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JP (1) | JP4206561B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005042350A (ja) * | 2003-07-25 | 2005-02-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | 錠制御システム、錠制御装置、及び鍵装置 |
JP2006151318A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Tokai Rika Co Ltd | 車両盗難防止装置 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15162599A patent/JP4206561B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4507521B2 (ja) * | 2003-07-25 | 2010-07-21 | 沖電気工業株式会社 | 錠制御システム及び錠制御装置 |
JP2006151318A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Tokai Rika Co Ltd | 車両盗難防止装置 |
JP4510604B2 (ja) * | 2004-12-01 | 2010-07-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両盗難防止装置 |
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---|---|
JP4206561B2 (ja) | 2009-01-14 |
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