JPH08277665A - 車両用データ処理方法および装置 - Google Patents

車両用データ処理方法および装置

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JPH08277665A
JPH08277665A JP15550295A JP15550295A JPH08277665A JP H08277665 A JPH08277665 A JP H08277665A JP 15550295 A JP15550295 A JP 15550295A JP 15550295 A JP15550295 A JP 15550295A JP H08277665 A JPH08277665 A JP H08277665A
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真一 久保田
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栄二 武藤
Susumu Maeda
進 前田
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    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部から入力される第1のシリアルデータ
と、予め記憶されている第2のシリアルデータとの入力
が、短時間で効率良く行われるようにした車両用データ
処理方法および装置を提供する。 【構成】 第1のシリアルデータ送出手段101は、第
1のシリアルデータを非同期に繰り返し送出する。先頭
パルス判定手段104は、第1のシリアルデータの先頭
パルスP1 を判定する。第2のシリアルデータ送出手段
102は、リクエストに応答して第2のシリアルデータ
を送出する。データ登録手段103は、第1および第2
のシリアルデータ送出手段101、102から送出され
たシリアルデータを、それぞれ第1および第2の記憶手
段105、106へ登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のシリアルデータ
を選択的に読み込んで処理する車両用データ処理方法お
よび装置に係り、特に、エンジンキーなどに予め登録さ
れたIDコード(キーIDコード)と、車両側に予め登
録されたIDコード(基準IDコード)とを一方づつ読
み取り、両者が所定の関係を満足することを条件にエン
ジン始動を可能化する車両盗難防止装置に好適な車両用
データ処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両盗難を防止するために
種々の提案がなされている中に、不正なキーを使用して
車両を始動、走行しようとしたときには、機械的・電気
的手段によって車両の始動や走行を禁止(immobilize)
するようにしたものがある。このために、キーに識別符
号すなわちIDコードを内蔵させておき、キーシリンダ
にキーを差込んで車両を始動しようとしたときにキー内
蔵のIDコードを読取り、車両側に予め登録された基準
IDコードと照合し、両者が合致した時にのみ許可信号
を発生してエンジン始動を可能化するようにしている
(例えば、「自動車技術」1994年第48巻第8号の
第59〜64頁参照)。
【0003】このような従来のトランスポンダ方式イモ
ビライザ(immobiliser )の一例を図6に示す。キー2
には、キーIDコード(例えば、64ビット)が予め記
憶されたメモリ(図示せず)と、このキーIDコードを
送信するための送信器4とが内蔵されている。キー2の
送信器4とキーシリンダ5とは、例えば誘導コイル(ア
ンテナ)6で結合されている。
【0004】キー2がキーシリンダ5に差し込まれてイ
グニッションONの位置にまで回されると、イグニッシ
ョンスイッチ7が閉じられる。これに応答して、エンジ
ン制御ユニット(以下、ECUと表現する)30内のイ
モビライザ制御用ハイブリッドIC(以下、イモビHI
Cと表現する)10に内蔵されたイモビCPU13が作
動し、アンテナユニット19から誘導コイル(アンテ
ナ)6を介して送信器4に電力が供給される。アンテナ
ユニット19は、燃料噴射弁17や燃料ポンプ18など
のエンジン制御に必須の駆動系および制御系端末と共
に、一対のコネクタ40、50を介してECU30と電
気的に接続されている。送信器4は、電力を供給される
とこれに応答し、前記キー2に記憶されているIDコー
ドを読み取ってキーシリンダ5側へ順次送信する。
【0005】受信されたキーIDコードは、アンテナユ
ニット19に内蔵された受信アンプで増幅され、イモビ
HIC10内のI/F回路12を介してイモビCPU1
3に読み込まれ、その中の適当なIDコードレジスタ1
3Bに一時記憶される。イモビHIC10のEEPRO
M14には、車両ごとに割当てられた固有の基準IDコ
ードが予め登録されており、この基準IDコードと読み
込まれたキーIDコードとがイモビCPU13の照合機
能部13Sによって対比照合される。そして、両者が一
致するか、または予め定められた関係にあることが判定
されると、許可信号が照合機能部13SからエンジンC
PU16に送信される。これと同時にスタータリレーが
付勢されてスタータモータ(共に図示せず)が回転し始
める。
【0006】エンジンCPU16のROM15には、少
なくともエンジン制御アルゴリズム、入出力制御アルゴ
リズム、および盗難防止制御アルゴリズムを含むエンジ
ン制御プログラムが記憶されている。エンジンCPU1
6は、このエンジン制御プログラムにしたがって動作
し、盗難防止制御アルゴリズムに基づいて許可信号の受
信を判別、確認する。そして、許可信号が正規の信号で
あれば、入出力制御アルゴリズムで選択された信号ポー
ト上の燃料噴射弁17、燃料ポンプ18、および点火制
御部20などの各制御端末に対して、エンジン制御アル
ゴリズムに基づく固有の制御を実行し、車両の始動、走
行を可能にする。
【0007】一方、EEPROM14に登録された基準
IDコードとキー2から送信されて読込まれたキーID
コードとが一致しないか、または予め定められた関係に
ない時は、照合機能部13Sは許可コードを送出しな
い。したがって、CPU16による車両の始動が禁止さ
れると共に、イモビCPU13によって警報器(図示せ
ず)が付勢されて適当な警報、表示がされる。同様に、
照合機能部13Sから送信された許可信号が正規の信号
でない場合も、エンジンCPU16による車両の始動が
禁止される。このようにして、不正なキーによるエンジ
ンの不正始動、走行が防止され、車両の盗難防止が確実
になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のトラン
スポンダ方式イモビライザでは、キー2に記憶されてい
るキーIDコード、およびEEPROM14に記憶され
ている基準IDコードが、いずれもシリアル通信方式に
より交互にCPU13内に読込まれる。このとき、EE
PROM14からの基準IDコードの読出しは、CPU
13からのリクエストに応答して開始されるものの、キ
ーIDコードは、CPU13の動作とは非同期に、アン
テナユニット19を介して送信器4から一方的に繰り返
し送出される。
【0009】このため、キーIDコードの先頭データに
関するパルスの送出タイミングと、CPU13側でのキ
ーIDコードの入力タイミングとは必ずしも一致しな
い。したがって、キーIDコードの送出途中でCPU1
3側の入力タイミングになると、CPU13は、次のキ
ーIDコードの送出タイミングを待ってキーIDコード
の入力を開始しなければならず、次の処理が遅れるなど
の問題があった。
【0010】図4、5は、イグニッションスイッチ(I
G)のON/OFFと、キーIDコードのパルス信号P
xと、キーIDコードの入力処理と、基準IDコードの
読込処理との関係を示したタイミングチャートであり、
それぞれ(a),(b) は従来技術のタイミングを示してい
る。パルス信号Pxは、キーIDコードを表わしたデー
タパルス列PD と、各データパルス列PD の区切りを明
らかにするために各データパルス列PD の先頭に付加さ
れた先頭パルスP1 とによって構成されている。図4
は、イグニッションONの直後に検出される最初のキー
IDコードパルスが先頭パルスP1 である場合を示し、
図5は、先頭パルスP1 でない場合を示している。
【0011】図4(a) に示した第1の従来技術では、I
DコードパルスのPxの変化が検出されるごとに、キー
IDコードの入力処理が優先的に割込処理される。した
がって、時刻t0 においてイグニッションスイッチがO
Nになると、IDコードパルスのPxの変化が検出され
るまでは基準IDコードの読込処理が実行されるが、時
刻t2 においてIDコードパルスPxの立下りが検出さ
れると、キーIDコードの入力処理が割込み、基準ID
コードの読込処理は中断される。その後、時刻t4 にお
いてキーIDコードの入力処理が完了すると、基準ID
コードの読込処理が再開される。
【0012】しかしながら、時刻t5 において、再びI
DコードパルスPxの立下りが検出されると、キーID
コードの入力が完了しているにもかかわらず、再びキー
IDコードの入力処理が割込み、基準IDコードの読込
処理が中断されてしまう。このため、基準IDコードの
読込の完了が時刻t9 までずれ込み、当該時刻t9 まで
IDコードの比較・照合が行われないことになる。
【0013】また、図4(b) に示した第2の従来技術で
は、基準IDコードの読込処理が優先される。時刻t0
においてイグニッションスイッチがONになると、時刻
t1で基準IDコードの読込処理が開始され、時刻t3
において読込処理が完了すると、キーIDコード入力処
理が開始される。しかしながら、時刻t3 においてキー
IDコードの先頭パルスP1 が検出できない、換言すれ
ば、データパルス列PD を最初のデータパルスから読み
込むことができないと、時刻t5 において次の先頭パル
スP1 が終了するのを待ってキーIDコードの入力処理
が開始されるので、無駄な待ち時間が生じてIDコード
の比較・照合タイミングが遅れてしまうことになる。
【0014】一方、図5に示したように、時刻t0 にお
いてイグニッションスイッチがONになった後、最初に
検出されるキーIDコードパルスが先頭パルスP1 でな
い場合、第1の従来技術(a) では、時刻t1 からキーI
Dコードの入力処理が開始されるが、実質的には有効な
入力が行われず、次の先頭パルスP1 の立下り時刻t5
から有効な入力が行われるので、無駄時間が生じる。第
2の従来技術(b) では、基準IDコードの読込処理が完
了する時刻t6 ではキーIDコードが出力途中なので、
キーIDコードの入力処理は、次の先頭パルスP1 の立
下り時刻t9 を待って開始されることになり、やはり無
駄時間が多いという問題があった。
【0015】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、外部から順次に入力される第1のシリアル
データ(例えば、キーIDコード)と、予め外部メモリ
(例えば、EEPROM)に記憶されている第2のシリ
アルデータ(基準IDコード)との入力が、短時間で効
率良く行われるようにした車両用データ処理方法および
装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、以下のような手段を講じた点に特
徴がある。 (1) 第1のシリアルデータを繰り返し送出する手段と、
リクエストに応答して第2のシリアルデータを送出する
手段と、第1のシリアルデータを記憶する第1の記憶手
段と、第2のシリアルデータを記憶する第2の記憶手段
と、第1および第2のシリアルデータのいずれか一方
を、それぞれ第1および第2の記憶手段へ選択的に登録
するシリアルデータ登録手段と、第1のシリアルデータ
の先頭データを検出する手段とを具備し、前記シリアル
データ登録手段は、前記先頭データが検出されるまで
は、リクエストに応答して得られる第2のシリアルデー
タの記憶を実行し、第1のシリアルデータの先頭データ
が検出されると、当該第1のシリアルデータの記憶を割
込的に実行するようにした。 (2) 第1および第2のデータを選択的に読込み、各デー
タに所定のデータ処理を実行する車両用データ処理方法
において、第1のデータの読込みは、第2のデータの読
込みに対して割込処理で実行され、当該割込処理は、所
定の条件下では禁止されるようにした。 (3) 車両外部から繰り返し入力される第1のシリアルデ
ータを構成するn個のデータを、入力された順序で管理
して記憶する記憶手段と、入力された各データが第1の
シリアルデータの先頭データか否かを判定する先頭デー
タ判定手段と、先頭データを他のデータとは区別して管
理する先頭データ管理手段と、前記入力された順序で管
理されたn個のデータを、前記先頭データを基準に並べ
変えて第1のシリアルデータを構築するデータ構築手段
とを具備した。
【0017】
【作用】上記した構成(1) によれば、第1のシリアルデ
ータの先頭データが検出されるまでは、第2のシリアル
データの処理が実行される一方、第1のシリアルデータ
の先頭データが検出されると、第2のシリアルデータの
処理が中断されて第1のシリアルデータの処理が割り込
む。したがって、第1のシリアルデータの先頭データが
検出されるまでの無駄時間の有効利用が可能になり、各
シリアルデータを効率良く短時間で処理できるようにな
る。また、当該車両用データ処理装置を、車両盗難防止
装置におけるキーIDコードおよび基準IDコードの入
力・読込に適用すれば、盗難判定を短時間で行えるよう
になる。
【0018】上記した構成(2) によれば、第1のデータ
を読込むための割込処理は、所定の条件下では禁止され
るので、割込処理の不要な条件下においてまで割込処理
が引続き実行されてしまうことがなく、第2のデータの
読込みに支障が生じない。
【0019】上記した構成(3) によれば、シリアルデー
タが途中から入力された場合であっても、これらを無駄
無く利用してシリアルデータを構築することができるの
で、シリアルデータの認識を短時間で行えるようにな
る。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1は、本発明の主要部の機能を示したブロック図
であり、特に、図6に示したトランスポンダ方式イモビ
ライザのCPU13の機能を示している。
【0021】第1のシリアルデータ送出手段101は、
例えば前記キーIDコードを送信する送信器4等に相当
し、第1のシリアルデータ(キーIDコード)をCPU
13の動作とは非同期に繰り返し送出する。先頭パルス
判定手段104は、第1のシリアルデータ送出手段10
1から順次送出される各パルス信号が、当該第1のシリ
アルデータの先頭パルスP1 であるか否かを判定する。
第2のシリアルデータ送出手段102は、例えば前記E
EPROM14に相当し、CPU13のリクエストに応
答して第2のシリアルデータ(基準IDコード)を送出
する。
【0022】データ登録手段103は、第1および第2
のシリアルデータ送出手段101、102からのシリア
ルデータを、それぞれ第1および第2の記憶手段10
5、106に登録する。さらに具体的にいえば、前記先
頭パルス判定手段104によってキーIDコード(第1
のシリアルデータ)の先頭パルスが検出されるまでは、
リクエストに応答して得られる基準IDコードの第2の
記憶手段106への登録を実行し、キーIDコードの先
頭パルスが検出されると、当該キーIDコードの第1の
記憶手段105への登録を割込的に実行する。
【0023】前記先頭パルス判定手段104において、
パルス入力検出手段41は、キーIDコードのパルス信
号の変化を検出して当該パルスの入力を判定する。タイ
マ42は、イグニッションON後の経過時間T1 を計時
する。メモリ43には、後で詳述するように、キーID
コードの先頭パルスを判定するための基準時間Trefが
記憶されている。比較手段44は、前記パルス入力検出
手段41によってパルス信号の変化が検出されると、タ
イマ42による計時時間T1 を基準時間Trefと比較
し、比較結果に基づいて当該パルスP1 が先頭パルスか
否かを判断する。そして、当該パルスが先頭パルスP1
であると、データ登録手段103に対して、キーIDコ
ードの登録を指示し、先頭パルスでないと基準IDコー
ドの登録を指示する。
【0024】前記データ登録手段103において、リク
エスト発生手段31は、前記先頭パルス判定手段104
によって先頭パルスでないことが検出されると、データ
ポインタ記憶手段32に記憶されているデータポインタ
で指定されたデータの送出を第2のシリアルデータ送出
手段102に対してリクエストする。割込制御手段33
は、前記パルス入力検出手段41によってIDコードパ
ルスの変化が検出され、かつ比較手段44によって当該
パルスが先頭パルスP1 であると判定されると、入力デ
ータ切換手段34を制御して、第1のシリアルデータ送
出手段101と第1の記憶手段105とを接続する。こ
れとは逆に先頭パルスP1 でないときは、第2のシリア
ルデータ送出手段102と第2の記憶手段106とを接
続する。この結果、第1および第2のシリアルデータ
は、時分割的に各記憶手段105、106に記憶される
ことになる。
【0025】割込禁止手段35は、検出されたパルスが
先頭パルスP1 でないときは、割込制御手段33による
入力データ切換手段34の制御を、タイマ36に設定さ
れた所定時間だけ禁止する。本実施例では、当該所定時
間は、パルス信号Pxの先頭パルスP1 を見逃さないよ
うに、そのインターバル時間ΔP1 を超えず、かつなる
べく長く設定されている。終了判定手段37は、各シリ
アルデータの各記憶手段105、106への記憶が完了
したか否かを判定する。比較手段107は、第1および
第2の記憶手段105、106に記憶された2つのID
コードを比較照合し、照合結果を前記エンジンCPU1
6に送出する。
【0026】図2、3は、本実施例の動作を示したフロ
ーチャートであり、図4(c) 、図5(c) は、そのタイミ
ングチャートである。なお、図4,5では、キーIDコ
ードの入力処理がパルス信号Pxの変化(立上りおよび
立下り)に応答して実行されるものとして説明している
が、ここでは、パルス信号Pxの立下りのみに応答して
実行される場合の動作を、図4(c),図5(c) を利用して
説明する。なお、立上り、立下りの双方に応答して実行
される場合の動作は、図4,5から明らかなので説明を
省略する。
【0027】初めに、図4(c) のタイミングチャートお
よび各フローチャートを参照して、イグニッションON
後の最初に検出されるIDコードパルスPxが、先頭パ
ルスP1 である場合の動作を説明する。キー2がキーシ
リンダ5に差し込まれ、時刻t0 でイグニッションスイ
ッチがONになると、先頭パルス判定手段104では、
タイマ42によって経過時間T1 の計時が開始される。
第1のシリアルデータ送出手段101からは、キーID
コードに応答したパルス信号Pxの送出が開始される。
時刻t1 では、図3の“基準IDコード読込処理”が起
動される。
【0028】ステップS1では、基準IDコードの読込
が完了しているか否かが判断され、ここでは未だ完了し
ていないのでステップS2へ進み、後述する割込禁止タ
イマ36がタイムアップしたか否かが判定される。タイ
ムアップしていないと、ステップS3では、割込制御手
段33によって入力データ切換手段34が第2のシリア
ルデータ送出手段102側に切り換えられると共に、リ
クエスト発生手段31が、データポインタ記憶手段32
に登録されているデータポインタを送出し、当該データ
ポインタに対応したアドレスに記憶されているデータの
読み出しを、第2のシリアルデータ送出手段102へリ
クエストする。リクエストに応答して順次送出される基
準IDコードは、入力データ切換手段34を介して第2
の記憶手段106に記憶される。
【0029】ステップS4では、基準IDコードの読込
が全て完了したか否かが終了判定手段37によって判断
され、完了していなければ、ステップS5において、デ
ータポインタ記憶手段32に登録されているデータポイ
ンタがインクリメントされる。ステップS6では、キー
IDコードの1フレーム分の入力が完了しているか否か
が同様に判断されるが、今は完了していないので、当該
処理はステップS2へ戻り、上記した基準IDコードの
読込が継続される。
【0030】当該基準IDコードの読込中に、時刻t2
において、先頭パルス判定手段104のパルス入力検出
手段41によってキーIDコードパルスの立下りエッジ
が検出されると、当該実行中の“基準IDコード読込処
理”が中断され、代って図2の“キーIDコード入力処
理”が割込スタートする。
【0031】“キーIDコード入力処理”では、ステッ
プS10において、当該キーIDコードのパルス信号が
イグニッションON後に受信された最初のパルスである
か否かが判断され、ここでは最初のパルスと判断される
のでステップS11へ進む。ステップS11では、当該
最初のパルスがキーIDコードの先頭パルスP1 である
か否かを判断するために、前記タイマ42のカウント値
T1 と、メモリ43に記憶されている基準時間Tref と
が比較手段44によって比較される。基準時間Tref
は、先頭パルスP1 のパルス幅ΔP1 よりは短かく、か
つ後続するデータパルスのパルス幅ΔP2 よりは長い、
適宜の値に設定されており、カウント値T1 が基準時間
Tref を上回ると先頭パルスP1 と判断され、カウント
値T1 が基準時間Tref を下回ると先頭パルスP1 では
ないと判断される。
【0032】図4(c) のタイミングチャートに示したよ
うに、イグニッションON直後の最初のパルスがキーI
Dコードの先頭パルスP1 であると、ステップS12で
は、第1の記憶手段105の記憶内容がリセットされ
る。ステップS13では、割込制御手段33によって入
力データ切換手段34が第1のシリアルデータ送出手段
101すなわちキーIDコード側に切り換えられ、入力
されるIDコードパルスに応答したデータが作成されて
第1の記憶手段105に記憶される。ステップS14で
は、1フレーム分(本実施例では、9ビット分のデー
タ)の記憶が完了したか否かが終了判定手段37によっ
て判断され、完了していなければ当該割込処理を終了す
る。
【0033】以後、IDコードパルスの立下りが検出さ
れる度毎に当該処理が起動されるが、ステップS10の
判定は否定となるのでステップS19へ進む。ステップ
S19では、従来技術と同様に、先頭パルスか否かの判
定が行われ、ここでの判定は否定となるので、次々に入
力されるパルスに応答したデータは、リセットされるこ
となく順次記憶される。時刻t4 において、キーIDコ
ードの1フレーム分の記憶が完了(ステップS14の判
断が肯定)すると、ステップS15では、基準IDコー
ドの読み込みが完了しているか否かが判断される。ここ
では、未だ完了していないので、当該処理はステップS
17へ進む。
【0034】ステップS17では、割込禁止手段35の
タイマ36がスタートし、これ以後は先頭パルス判定手
段104がIDコードパルスPxの立下りを検出して実
行する割込が、割込禁止手段35によって予定時間だけ
禁止される。ステップS18では、中断されていた“基
準IDコード読込処理”が再起動される。
【0035】再起動後の基準IDコード読込処理では、
先に中断されたステップから処理が再開されるが、この
時点では、キーIDコードの入力が完了しているのでス
テップS6の判断が肯定となり、ステップS3〜S6の
処理が繰り返され、ステップS2のタイムアップ判定は
行われない。したがって、例えば時刻t5 において、パ
ルス信号の立下りが検出されても、キーIDコード入力
処理が起動されることはない。
【0036】その後、時刻t6 において、基準IDコー
ドの読込が完了すると、当該処理はステップS4からス
テップS7へ進む。ステップS7でも、キーIDコード
の1フレーム分の読み出しが完了しているので、ステッ
プS8へ進む。ステップS8では、読み込まれたキーI
Dコードと基準IDコードとが比較手段107において
比較され、比較結果が送出される。ステップS9では、
IDコードパルスによる割込禁止が解除される。
【0037】図5(c) のタイミングチャートおよび各フ
ローチャートを参照して、イグニッションON後の最初
に検出されるIDコードパルスが、先頭パルスP1 でな
い場合の動作を説明する。図5(c) では、キーIDコー
ドの入力処理がパルス信号Px の立下りおよび立上りの
走法に応答して実行されているが、ここでは立下りのみ
に応答して実行される場合の動作を説明する。
【0038】キー2がキーシリンダ5に差し込まれ、時
刻t0 でイグニッションスイッチがONになると、先頭
パルス判定手段104では、タイマ42によって経過時
間T1 の計時が開始され、第1のシリアルデータ送出手
段101からは、キーIDコードパルスの送出が開始さ
れる。図5(c) に示したように、電源投入後の時刻t1
においてパルス信号Pxの立下りが検出されると、前記
と同様にして“キーIDコード入力処理”がスタートす
る。
【0039】ステップS11では、最初に検出された当
該パルスの立下りがIDコードパルスの先頭パルスP1
のものではないと判断されるので、当該処理はステップ
S17へ進む。ステップS17では、前記と同様に割込
禁止手段35のタイマ36がスタートし、これ以後のパ
ルスの立下り検出による“キーIDコード入力処理”の
割込が予定時間だけ禁止される。ステップS18では、
“基準IDコード読込処理”が起動される。
【0040】基準IDコード読込処理がスタートする
と、ステップS1において、基準IDコードの読込が完
了しているか否かが判断される。今は未だ完了していな
いのでステップS2へ進む。ステップS2では、前記ス
テップS17で設定された割込禁止タイマ36がタイム
アップしたか否かが判定され、タイムアップしていなけ
れば、ステップS3では、割込制御手段33によって入
力データ切換手段34が第2のシリアルデータ送出手段
102(基準IDコード)側に切り換えられると共に、
リクエスト発生手段31が、データポインタ記憶手段3
2に登録されているデータポインタ値に対応したアドレ
スに記憶されているデータの読み出しを第2のシリアル
データ送出手段102へ要求する。この結果、リクエス
ト信号に応答して順次送出される基準IDコードが第2
の記憶手段106に記憶される。
【0041】ステップS4では、基準IDコードの読み
出しが全て完了したか否かが終了判定手段37によって
判断される。完了していなければ、ステップS5におい
てデータポインタ値がインクリメントされる。ステップ
S6では、キーIDコードの1フレーム分の入力が完了
しているか否かが同様に判断され、ここでは完了してい
ないので、当該処理はステップS2へ戻り、上記したタ
イムアップ判定および基準IDコードの読込が繰り返さ
れる。
【0042】ステップS2において割込禁止タイマ36
のタイムアップが検出されるか、あるいは、ステップS
4において基準IDコードの読み出し完了が終了判定手
段37によって検出されるまで、上記した基準IDコー
ドの読込および記憶処理が繰り返され、割込禁止タイマ
36のタイムアップが検出されると、ステップS9にお
いて割込禁止が解除される。
【0043】その後の時刻t3 において、IDコードパ
ルスPxの立下りが検出されると、再び図2の“キーI
Dコード入力処理”が起動されるが、今度はイグニッシ
ョンON後の最初のパルス入力ではないので、当該処理
はステップS10からS19へ進む。ステップS19で
は、前記と同様にして当該パルスが先頭パルスP1であ
るか否かが判断され、ここでは先頭パルスP1 ではない
と判断されてステップS13へ進む。ステップS13で
は、入力されるIDコードパルスが読み取られて記憶さ
れるが、当該パルスは、後に先頭パルスP1 が検出され
たときに、ステップS12においてリセットされること
になる。ステップS14では、1フレーム分の入力が完
了したか否かが判断され、完了していなければ、時刻t
4 において当該処理を終了し、中断中の“基準IDコー
ド読込処理”へ戻る。
【0044】“基準IDコードの読込処理”が再起動さ
れると、前記と同様に、基準IDコードの第2の記憶手
段106への記憶が再開され、時刻t5 において、キー
IDコードの先頭パルスP1 の立下りが検出されると、
再び“キーIDコード入力処理”が割込的に起動され
る。その後、キーIDコードの入力処理が完了するまで
当該処理が優先的に実行され、時刻t7 において、キー
IDコードの入力が完了(ステップS14の判断が肯
定)したとき、基準IDコードの読込が未完了(ステッ
プS15の判断が否定)であれば、ステップS17、1
8において“基準IDコード読込処理”が再起動され
る。そして、時刻t8 において、基準IDコードの読込
も完了(ステップS4の判断が肯定)すると、ステップ
S8において、各データの照合・比較が行われる。
【0045】本実施例によれば、イグニッションスイッ
チがONになってからキーIDコードの先頭パルスP1
が初めて検出されるまでは、基準IDコードの記憶が実
行される一方、キーIDコードの先頭パルスP1 が検出
されると、基準IDコードの記憶が中断されてキーID
コードの記憶が割込処理される。したがって、キーID
コードの先頭データが検出されるまでの無駄時間の有効
利用が可能になり、各シリアルデータを効率良く短時間
で取込めるようになる。そして、キーIDコードおよび
基準IDコードの読込および比較・照合が素早く行え、
盗難判定を短時間で行えるようになる。
【0046】さらに、本発明によれば、キーIDコード
の入力処理が完了したとき、基準IDコードの読込が完
了していなければ当該キーIDコード入力処理の割込が
禁止されるので、基準IDコードの読込処理が中断され
てしまうことがない。
【0047】図7は、本発明の第2実施例の機能を示し
たブロック図である。本実施例では、IDコードパルス
PX の先頭パルスP1 が検出できなくても、入力された
IDコードパルスPX に応答したビットデータを記憶
し、1フレーム分の記憶が終了した時点で記憶データを
並べ変えて正規のIDコードを構築するようにした点に
特徴がある。
【0048】パルス信号解析部301は、入力されたパ
ルス信号の波形に基づいて、当該パルス信号が“1”ま
たは“0”のいずれを表しているかを解析し、解析結果
をIDコードの1ビット分のデータとして出力する。記
憶部304は、パルス信号解析部301から出力された
ビットデータを順次記憶する。先頭パルス検出部302
は、前記と同様にしてIDコードパルスPX の先頭パル
スP1 を検出する。先頭データ管理部303は、前記先
頭パルス検出部302によって先頭パルスP1が検出さ
れと、次に記憶部304に入力されるデータを先頭デー
タD1 として管理する。IDコード構築部305は、前
記先頭データ管理部303によって管理された先頭デー
タD1 に基づいてデータ配列を並べ代えて、先頭データ
D1 を最上位ビットとするIDコードを構築する。
【0049】図8は、本実施例によるキーIDコードの
構築動作を模式的に示した図である。本実施例では、キ
ーIDコードが9ビットデータであるものとして説明す
る。
【0050】イグニッションスイッチのオン直後に検出
されたパルス信号が先頭パルスP1ではないと、同図(a)
に示したように、当該パルス信号に応答した1ビット
分のデータDa が記憶部304に記憶される。さらに、
次に検出されたパルスも先頭パルスP1 ではないと、同
図(b) に示したように、当該パルス信号に応答したデー
タDb は前記データDa の次のデータとして記憶部30
4に記憶される。次に検出されたパルスが、前記先頭パ
ルス検出部302によって先頭パルスP1 と判定される
と、当該パルス信号に応答したデータは、先頭データ管
理手段303によってIDコードの最上位ビットデータ
として管理され、同図(c) に示したように先頭データD
1 として記憶部304に記憶される。
【0051】これ以後に入力されるデータは、それぞれ
2ビット目のデータD2 、3ビット目のデータD3 …と
して順次記憶される。このようにして7ビット目のデー
タD7 の記憶が終了し、合計して9ビット分のデータの
記憶が終了すると、1フレーム分のデータ記憶が完了し
たものと判定される。このとき、先頭データD1 の記憶
位置は既知なので、最初に記憶された前記データDa は
8ビット目のデータD8 、2番目に記憶されたデータD
b は9ビット目のデータD9 であることがわかる。前記
IDコード構築部305は、先頭データD1 の記憶位置
に基づいて、同図(d) に示したように前記1フレーム分
のデータを並べ変えて正規のキーIDコードを構築す
る。構築されたキーIDコードは、その後に読み出され
る基準IDコードと比較される。
【0052】本実施例によれば、キーIDコードに応答
したパルス信号が途中から入力された場合であっても、
これらを無駄無く利用してIDコードを構築することが
できるので、キーIDコードの認識を短時間で行えるよ
うになる。
【0053】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、以下
のような効果が達成される。 (1) 本発明によれば、第1のシリアルデータの先頭デー
タが検出されるまでは、第2のシリアルデータの記憶が
実行される一方、第1のシリアルデータの先頭データが
検出されると、第2のシリアルデータの記憶が中断され
て第1のシリアルデータの記憶が割込処理される。した
がって、第1のシリアルデータの先頭データが検出され
るまでの無駄時間の有効利用が可能になり、各シリアル
データを効率良く短時間で記憶できるようになる。そし
て、当該車両用データ処理装置を、車両盗難防止装置に
おけるキーIDコードおよび基準IDコードの読込およ
び比較・照合に適用すれば、盗難判定を短時間で行える
ようになる。 (2) 本発明によれば、第1のシリアルデータの入力処理
が完了すると、第2のシリアルデータの読込が完了して
いなければ当該第1のシリアルデータの入力処理の割込
が禁止されるので、第2のシリアルデータの読込処理が
不必要に中断されてしまうことがない。 (3) 本発明によれば、シリアルデータが途中から入力さ
れた場合であっても、これらを無駄無く利用してシリア
ルデータを構築することができるので、シリアルデータ
の認識を短時間で行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の機能を示したブロック図
である。
【図2】 キーIDコード入力処理のフローチャートで
ある。
【図3】 基準IDコード読込処理のフローチャートで
ある。
【図4】 本発明および従来技術の動作タイミングを比
較して示したタイミングチャートである。
【図5】 本発明および従来技術の動作タイミングを比
較して示したタイミングチャートである。
【図6】 トランスポンダ方式イモビライザのブロック
図である。
【図7】 本発明の第2実施例の機能を示したブロック
図である。
【図8】 本発明の第2実施例によるキーIDコードの
構築動作を模式的に示した図である。
【符号の説明】
2…キ−、4…送信器、5…キーシリンダ、6…誘導コ
イル(アンテナ)、7…イグニッションスイッチ、10
…イモビHIC、13…イモビCPU、14…EEPR
OM、16…エンジンCPU、101…第1のシリアル
データ送出手段、102…第2のシリアルデータ送出手
段、103…データ登録手段、104…先頭パルス判定
手段、105…第1の記憶手段、106…第2の記憶手

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシリアルデータを繰り返し送出す
    る手段と、 リクエストに応答して第2のシリアルデータを送出する
    手段と、 第1のシリアルデータを記憶する第1の記憶手段と、 第2のシリアルデータを記憶する第2の記憶手段と、 第1および第2のシリアルデータのいずれか一方を、時
    分割的にそれぞれ第1および第2の記憶手段へ選択的に
    登録するシリアルデータ登録手段と、 第1のシリアルデータの先頭データを検出する手段とを
    具備し、 前記シリアルデータ登録手段は、前記先頭データが検出
    されるまでは、リクエストに応答して得られる第2のシ
    リアルデータの記憶を実行し、第1のシリアルデータの
    先頭データが検出されると、当該第1のシリアルデータ
    の記憶を割込的に実行することを特徴とする車両用デー
    タ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の記憶手段のそれぞ
    れに記憶された第1および第2のシリアルデータを比較
    する手段を、さらに具備したことを特徴とする請求項1
    に記載の車両用データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記シリアルデータ登録手段は、第1の
    シリアルデータの記憶が完了すると、次の先頭データが
    検出されても前記割込処理を実行しないことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の車両用データ処理装置。
  4. 【請求項4】 第1および第2のデータを選択的に読込
    み、各データに所定のデータ処理を実行する車両用デー
    タ処理方法において、 第1のデータの読込みは、第2のデータの読込みに対し
    て割込処理で実行され、当該割込処理は、所定の条件下
    では禁止されることを特徴とする車両用データ処理方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2のデータはシリアル
    データであり、前記割込処理は、第1のデータの先頭デ
    ータが検出されると実行されることを特徴とする請求項
    4に記載の車両用データ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記割込処理が禁止される所定の条件
    は、第1のデータの読込みが完了したこと、および第1
    のデータの先頭データでないデータが検出されたことの
    少なくとも一方であることを特徴とする請求項4または
    5に記載の車両用データ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のデータは、エンジンキーに登
    録されたIDコードに関するデータであり、第2のデー
    タは、車両に登録されたIDコードに関するデータであ
    ることを特徴とする請求項4ないし6のいずれかに車両
    用データ処理方法。
  8. 【請求項8】 車両外部から繰り返し入力される第1の
    シリアルデータを構成するn個のデータを、入力された
    順序で管理して記憶する記憶手段と、 入力された各データが第1のシリアルデータの先頭デー
    タか否かを判定する先頭データ判定手段と、 先頭データを他のデータとは区別して管理する先頭デー
    タ管理手段と、 前記入力された順序で管理されたn個のデータを、前記
    先頭データを基準に並べ変えて第1のシリアルデータを
    構築するデータ構築手段とを具備したことを特徴とする
    車両用データ処理装置。
  9. 【請求項9】 リクエストに応答して第2のシリアルデ
    ータを送出する手段と、 前記構築された第1のシリアルデータを第2のシリアル
    データを比較する手段と、 比較結果に応答して予定のデータ処理を実行する手段と
    を、さらに具備したことを特徴とする請求項8に記載の
    車両用データ処理装置。
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