JPH08507341A - スペアキーを安全システム内へプログラムする方法及び装置 - Google Patents

スペアキーを安全システム内へプログラムする方法及び装置

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JPH08507341A JP6514898A JP51489894A JPH08507341A JP H08507341 A JPH08507341 A JP H08507341A JP 6514898 A JP6514898 A JP 6514898A JP 51489894 A JP51489894 A JP 51489894A JP H08507341 A JPH08507341 A JP H08507341A
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Abstract

(57)【要約】 電子コード化安全コードを含むスペアキーを安全システム(10)のメモリ(18)内へプログラミングする方法であって、それによって既知キーがロックシリンダ(12)へ挿入されかつ安全デバイスがそのコード化安全コードを読み取るようにトリガされる。もし或る時間間隔内に未知キーがロックシリンダ(12)内へ挿入されれば、未知キーのコード化安全コードがシステムメモリ(18)へ挿入される。新キー安全コードは、ロックを開くための追加受け入れ可能安全コードとなる。

Description

【発明の詳細な説明】 スペアキーを安全システム内へプログラムする方法及び装置 本発明は、一般にキー起動安全デバイス、特に、自動車用スペアキーを認識す るように安全デバイスをプログラムする方法及び装置に関する。 いくつかの安全システムが利用可能であり、そこでは従来キーがコード化電子 回路と組み合わされて、安全デバイスを満足させることのできる総数可能性を増 大することによって、追加安全性を提供する。しかしながら、それらのシステム は、エンドユーザにとってこのようなシステム内へスペアキーをプログラムする 便利な方法を開示し損ねている。 例えば、米国特許第4,990,906号は、マイクロプロセッサ制御プログ ラマブル車盗難防止デバイスを説明しているが、そこではシステムメモリが新キ ープログラミング順序中クリヤされる。次いで、新キーの安全コードがメモリ内 に置かれる。新キー安全コードは保持される唯一の安全コードであり、それゆえ どの先行プログラムキーも不当になる。また、新キーをこのシステム内へプログ ラムするために、マイクロプロセッサの入力を固定順序で変動させなければなら ず、これは訓練されたサービス人員を必要とする。 エンドユーザによって容易にプログラムされ得る、かつメモリ内に1つのキー コード値ではなくいくつかのキーコード値を記憶し得る安全システムを持つこと が、望ましいであろう。 本発明は、特殊な機器又は訓練された人員を使用することなく、エンドユーザ がスペアキーを自動車安全システム内へプログラムする方法及び装置である。 スペアキーは、安全システムのロックシリンダ内へ合う現存キーに整合するよ うにカットされる。このキーは、また、ランダムに選択されたコードを含む電子 回路を有する。スペアキー上のランダムコードは、安全システムのメモリに先行 記憶されている安全コードを有するキーを、ロックに挿入してタイマを開始させ ることによって、このメモリ内へプログラムされる。ランダムコードを有するス ペアキーは、タイマが所定時間間隔を計数する前にロックへ挿入される。次いで 、 それぞれの電子安全コードが、メモリに記憶される。 そのデバイスは、また、メモリ内に目下記憶されている全てのコードを削除し かつ新キー値をプログラムする特徴も有することができる。そのプロセスは、い くつかのステップを必要とし、かつ無認可キーがメモリを再プログラムするため に容易に使用され得ないことの保証を助援するために45分以上を要する。この プロセスは、万一キーが失なるときメモリをクリヤする又はメモリがいっぱいに なるときそれをクリアするために有効。 本発明を、いま、付図を参照して、例として、更に説明するが、これらの付図 において、 第1図は本発明による好適ハードウェアのブロック図であり、 第2図はスペアキーをプログラムする方法を示す流れ図であり、 第3図は第1図のマイクロプロセッサの動作を示す流れ図である。 いま、第1図を参照すると、システムの動作を制御するマイクロプロセッサ1 0は、タイマ14、CPU20、及びメモリ18を有する。それらは、全てマイ クロプロセッサ10の統合化部分として示されているが、それらは、また、分離 構成要素であることもできる。メモリ18は、電力が取り去さられたときクリヤ されないキープアライブメモリである。適正にカットされたキーがロックシリン ダ内に置かれ、かつ、自動車の点火スイッチ上のアクセサリ位置のような、所定 位置へ回されたとき、CPU20はキーのヘッドに埋め込まれた電子回路から安 全コードを読み取るようにトリガされることになる。キーからの安全コードは直 接接触によって読み取ら得るが、もっとも、好適なやり方は、マイクロプロセッ サ10にRF信号を、ステアリングカラム内に設置された送信機/受信機を経由 して、キー上に設置されたトランスポンダへ送らせることである。トランスポン ダは、そのコード化安全コードを、他のRF信号を経由して、安全システムのマ イクロプロセッサ10へ送る。いったんCPU20が安全コードを受信すると、 安全コードはメモリ18内に記憶された安全コードと比較される。妥当安全コー ドは安全システムを満足させ、次いで、このシステムが車の動作を可能にするこ とになる。 LED16は、システムユーザへのフィードバックを提供するために使用され る。例えば、LED16は、もしキー上に含まれたコードがメモリに記憶された 安全コードと整合するならば、所定パターンでフラッシュすることになる。 タイマ14は、プログラムモードで使用される。プログラムモードに入ると、 ユーザはプログラムされる新キーを挿入するために有限量の時間を有することに なる。タイマ14は、CPU20によって計数されるパルスを供給するために発 振器を含み、所定時間を確立する。 第2図は、安全デバイスのメモリ内へ先行カットキーの安全コードをプログラ ムするために使用される手順ステップを示す。そのキーは、ロックシリンダを回 すために、先行カットキーでなければならない。 ステップ32において、妥当キーをロックシリンダ12内へ挿入しなければな らない。好適には、1つのロックシリンダが使用されるが、しかし2つ以上のロ ックシリンダが使用されることがある。ステップ34において、キーからのコー ドを読み取るようにCPU20をトリガするために、キーを所定位置へ、例えば 、自動車点火スイッチのアクセッサリ位置又は点火オン位置へ、回さなればなら ない。ステップ36において、キーを抜くと、CPU20は、所定時間間隔中プ ログラムモードに入る。その時間間隔は、車のエリヤから離れるために車の認可 ユーザが要するであろう、約10秒のような、時間より短い。 所定時間間隔の満了する前にステップ38において、プログラムキーをロック シリンダ12へ挿入しかつ所定位置へ回す。ステップ40において、新規に読み 取られた安全コードがメモリに追加される。 代替実際例においては、追加ステップ42がステップ38と40との間で遂行 され、ここで、新規に読み取られた値を記憶するのに先立ち初期安全コードが再 び読み取られなければならない。それゆえ、ロックシリンダからの未プログラム キーの引抜きの後の短い時間間隔内に妥当キーがロックシリンダヘ挿入されるの を待機することによって、安全性が増大される。その時間間隔は、好適には、ス テップ38におけるのと同じである。ステップ42においていったん妥当キーが シリンダヘ挿入されると、ステップ40において新キー安全コードがこのシステ ムによって記憶されかつ受け入れられる。 第3図は、スペアキーをプログラムするためにマイクロプロセッサによって実 行されるステップの流れ図を示す。ステップ50において、妥当キーをロックシ リンダへ挿入し、かつ回して、マイクロプロセッサにこのキーからの安全コード を読み取らせる。ステップ52において、マイクロプロセッサが安全コードを受 信する。ステップ54において、マイクロプロセッサは、受信された安全コード をメモリ内に記憶されたコードと比較することによって、受信された安全コード の妥当性を検査する。もしこのシステム内の安全コードが妥当コードであるあら ば、ステップ56が実行され、ここでキーが抜かれ、それによってプログラムモ ードを開始させる。プログラムモードは、ステップ56においてタイマを始動さ せることによって確立される短い時間間隔(例えば、10秒)で構成される。も しステップ58においてこの時間間隔が満了したならば、プログラムは、ステッ プ68でのプログラムの終了へ復帰する。もしステップ60において先行未プロ グラム安全値を備えるキーがシステムのロックシリンダ内へ置かれ、かつ時間間 隔が満了しない前に回されるならば、マイクロプロセッサはステップ62におい てこのキーから未プログラム安全コードを読み取る。もしこのキー上に含まれた 安全コードが既にプログラムコードであるならば、ステップ64は、ステップ6 8におけるプログラムの終了に行くことによって、システムがこのコードを2回 記憶するのを防止する。もし安全コードが先行記憶安全コードでないならば、ス テップ66において未プログラム安全コードがメモリに記憶される。メモリにい ったん記憶された、新プログラム安全コード値は、妥当安全コードになる。プロ グラム順序は、ステップ68で終了する。 代替実施例においては、安全コードがステップ66においてメモリに追加され る前に、追加ステップ70及び72が実行される。ステップ70は、先行プログ ラム安全コードを備えるキーがマイクロプロセッサによって読み取られるように ロックシリンダ内へ戻されることを要求する。キーは、その安全コードが妥当で あることを検証するためにステップ72において検査される。もしキーが妥当で ないならば、システムはステップ68で終了することになる。もしキーが妥当で あるならば、ステップ66において新キー安全コードがメモリ内へ入れられるこ とになる。マイクロプロセッサは、この安全コードのメモリ内への入力の際、ス テップ68でプログラムを終了することになる。 好適実施例においては、メモリは、平均消費者の要求を超える記憶する能力を 有する。しかしながら、メモリは結局は活性及び不活性コードを含むことになる と云えるから、かつもしキーが置き忘られたり又は盗まれたりするならばコード を取り除くことが望ましいと云えるから。本発明は、メモリをクリヤする順序を 提供する。 ステップ54を参照すると、もしコードがメモリ内に先行記憶されたものでな かったならば、マイクロプロセッサは再プログラムモードに入り、このモードに おいてシステムメモリをクリヤすることができ、かつこのモードにおいてシステ ムメモリをクリヤするために使用されたキーは記憶される最初の妥当安全コード となる。もし再プログラムモードにおけるステップのどれかが精確に追従されな いならば、マイクロプロセッサはメモリをクリヤ又は再プログラムすることなく ステップ68へ飛ぶことになる。再プログラム順序は、盗人にシステムの安全性 を破ることを断念させるために合計45分以上を要する一方で、なお、行き詰ま った人に妥当キーにアクセスすることなく新キーを再プログラムすることを許す 。ステップ80において、CPUによって制御される長さの、ランダムに選択さ れた時間間隔中、キーをロックシリンダ内に不活性のままにしておかなければな らない。いったんこの時間が満了すると、LEDが発光させられて、ステップ8 2において短い時間間隔内にキーをオフ位置へ回さなくてはならないことを指示 する。次いで、ステップ84において、LEDによって再び信号されるとき、短 い時間間隔内にキーをオン位置へ回さなければならない。ユーザが所定回数LE D信号に適正に応答したかどうか判定するために、ステップ86において検査が 行われる。本システムは、再プログラミングを遂行するためにこのシステムを通 して3回を必要とする。もしシステムがステップ86において通してその第3回 にないならば、システムはステップ80を繰り返すことになり、ここでCPUは ランダム発生時間間隔を再び待機する。ステップ80から86までのループを通 しての3回に対する合計時間間隔は、好適には、45分以上である。各個別キー オン時間はランダムに選択され、それであるから自動機器を使用してメモリをク リヤすることは困難又は不可能であろう。これは、システムの無認可再プログラ ミングを断念させることを助援する。 第3逐次応答の後、ステップ88において、システム内に記憶された全てのコ ードがクリヤされ、かつ新キーの安全コードが記憶される。安全システムは、い まや、新キーを妥当キーとして認識し、かつプログラミング順序がステップ68 において終了する。 本明細書において使用された時間間隔は好適時間であるが、しかしながら、そ れらの時間は本発明の範囲から逸脱することなく変動され得る。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月16日 【補正内容】 明細書 スペアキーを安全システム内へプログラムする方法及び装置 本発明は、一般にキー起動安全デバイス、特に、自動車用スペアキーを認識す るように安全デバイスをプログラムする方法及び装置に関する。 いくつかの安全システムが利用可能であり、そこでは従来キーがコード化電子 回路と組み合わされて、安全デバイスを満足させることのできる可能性の総数を 増大することによって、追加安全性を提供する。しかしながら、それらのシステ ムは、エンドユーザにとってこのようなシステム内へスペアキーをプログラムす る便利な方法を開示し損ねている。 例えば、米国特許第4,990,906号は、マイクロプロセッサ制御プログ ラマブル車盗難防止デバイスを説明しているが、そこではシステムメモリが新キ ープログラミング順序中クリヤされる。次いで、新キーの安全コードがメモリ内 に置かれる。新キー安全コードは保持される唯一の安全コードであり、それゆえ どの先行プログラムキーも不当になる。また、新キーをこのシステム内へプログ ラムするために、マイクロプロセッサの入力を固定順序で変動させなければなら ず、これは訓練されたサービス人員を必要とする。 刊行物、PT−エレクトロニカ−エレクトロテクニック3月、3号、ページ4 /5(PT−Elektronica−Elektrotechniek 46 (1991)pp4/5)に、いくつかのプリコード化キーの安全コードがロッ ク内へプログラムされるシステムが説明されている。スペアキーをプログラムす るために、マスタープログラミングキーが、まずロックへ挿入され、かつ次いで 抜かれる。次いで、スペアキーが挿入され、それから、安全コードが読み取られ かつメモリに追加される、メモリからコードをクリヤするために、特別の「ワイ ピングキー」を採用しなければならない。 米国特許第4,209,782号は、可変コードを記憶する手段を備えるキー が使用されるシステムを開示している。「セントラルキー」の挿入の後、スペア キーが所定時間間隔中挿入され、及びそのキーに特定のランダム整合コードが発 生されかつロックメモリ内及びそのキー内の両方に記憶される。 エンドユーザによって容易にプログラムされ得る、かつメモリ内に1つのキー コード値ではなくいくつかのキーコード値を記憶し得る安全システムを持つこと が、望ましいであろう。 この目的のために、本発明は、スペアキーを受け入れるために、特に自動車安 全システムにおいて、安全システムをプログラムする方法であって、請求の範囲 1に記載された特徴、及び請求の範囲6に記載された相当する装置を有す方法を 提供する。 スペアキーは、安全システムのロックシリンダ内へ合う現存キーに整合するよ うにカットされる。このキーは、また、ランダムに選択されたコードを含む電子 回路を有する。スペアキー上のランダムコードは、安全システムのメモリに先行 記憶されている安全コードを有するキーを、ロックに挿入してタイマを開始させ ることによって、このメモリ内へプログラムされる。ランダムコードを有するス ペアキーは、タイマが所定時間間隔を計数する前にロックへ挿入される。次いで 、それぞれの電子安全コードが、メモリに記憶される。 そのデバイスは、また、請求の範囲第3項に記載されているように、メモリ内 に目下記憶されている全てのコードを削除しかつ新キー値をプログラムする特徴 も有することができる。そのプロセスは、いくつかのステップを必要とし、かつ 無認可キーがメモリを再プログラムするために容易に使用され得ないことの保証 を助援するために、好適には、45分以上を要する。このプロセスは、万一キー が失くなるときメモリをクリヤする又はメモリがいっぱいになるときそれをクリ アするために有効である。 本発明を、いま、付図を参照して、例として、更に説明するが、これらの付図 において、 第1図は本発明による好適ハードウェアのブロック図であり、 第2図はスペアキーをプログラムする方法を示す流れ図であり、 第3図は第1図のマイクロプロセッサの動作を示す流れ図である。 いま、第1図を参照すると、システムの動作を制御するマイクロプロセッサ1 0は、タイマ14、CPU20、及びメモリ18を有する。それらは、全てマイ クロプロセッサ10の統合化部分として示されているが、それらは、また、分離 構成要素であることもできる。メモリ18は、電力が取り去さられたときクリヤ されないキープアライブメモリである。適正にカットされたキーがロックシリン ダ内に置かれ、かつ、自動車の点火スイッチ上のアクセサリ位置のような、所定 位置へ回されたとき、CPU20はキーのヘッドに埋め込まれた電子回路から安 全コードを読み取るようにトリガされることになる。キーからの安全コードは直 接接触によって読み取ら得るが、もっとも、好適なやり方は、マイクロプロセッ サ10にRF信号を、ステアリングカラム内に設置された送信機/受信機を経由 して、キー上に設置されたトランスポンダへ送らせることである。トランスポン ダは、そのコード化安全コードを、他のRF信号を経由して、安全システムのマ イクロプロセッサ10へ送る。いったんCPU20が安全コードを受信すると、 安全コードはメモリ18内に記憶された安全コードと比較される。妥当安全コー ドは安全システムを満足させ、次いで、このシステムが車の動作を可能にするこ とになる。 LED16は、システムユーザへのフィードバックを提供するために使用され る。例えば、LED16は、もしキー上に含まれたコードがメモリに記憶された 安全コードと整合するならば、所定パターンでフラッシュすることになる。 タイマ14は、プログラムモードで使用される。プログラムモードに入ると、 ユーザはプログラムされる新キーを挿入するために有限量の時間を有することに なる。タイマ14は、CPU20によって計数されるパルスを供給するために発 振器を含み、所定時間を確立する。 第2図は、安全デバイスのメモリ内へ先行カットキーの安全コードをプログラ ムするために使用される手順ステップを示す。そのキーは、ロックシリンダを回 すために、先行カットキーでなければならない。 ステップ32において、妥当キーをロックシリンダ12内へ挿入しなければな らない。好適には、1つのロックシリンダが使用されるが、しかし2つ以上のロ ックシリンダが使用されることがある。ステップ34において、キーからのコー ドを読み取るようにCPU20をトリガするために、キーを所定位置へ、例えば 、自動車点火スイッチのアクセッサリ位置又は点火オン位置へ、回さなればなら な い。ステップ36において、キーを抜くと、CPU20は、所定時間間隔中プロ グラムモードに入る。その時間間隔は、車のエリヤから離れるために車の認可ユ ーザが要するであろう、約10秒のような、時間より短い。 所定時間間隔の満了する前にステップ38において、プログラムキーをロック シリンダ12へ挿入しかつ所定位置へ回す。ステップ40において、新規に読み 取られた安全コードがメモリに追加される。 追加ステップ42がステップ38と40との間で遂行され、ここで、新規に読 み取られた値を記憶するのに先立ち初期安全コードが再び読み取られなければな らない。それゆえ、ロックシリンダからの未プログラムキーの引抜きの後の短い 時間間隔内に妥当キーがロックシリンダへ挿入されるのを待機することによって 、安全性が増大される。その時間間隔は、好適には、ステップ38におけるのと 同じである。ステップ42においていったん妥当キーがシリンダへ挿入されると 、ステップ40において新キー安全コードがこのシステムによって記憶されかつ 受け入れられる。 第3図は、スペアキーをプログラムするためにマイクロプロセッサによって実 行されるステップの流れ図を示す。ステップ50において、妥当キーをロックシ リンダへ挿入し、かつ回して、マイクロプロセッサにこのキーからの安全コード を読み取らせる。ステップ52において、マイクロプロセッサが安全コードを受 信する。ステップ54において、マイクロプロセッサは、受信された安全コード をメモリ内に記憶されたコードと比較することによって、受信された安全コード の妥当性を検査する。もしこのシステム内の安全コードが妥当コードであるあら ば、ステップ56が実行され、ここでキーが抜かれ、それによってプログラムモ ードを開始させる。プログラムモードは、ステップ56においてタイマを始動さ せることによって確立される短い時間間隔(例えば、10秒)で構成される。も しステップ58においてこの時間間隔が満了したならば、プログラムは、ステッ プ68でのプログラムの終了へ復帰する。もしステップ60において先行未プロ グラム安全値を備えるキーがシステムのロックシリンダ内へ置かれ、かつ時間間 隔が満了しない前に回されるならば、マイクロプロセッサはステップ62におい てこのキーから未プログラム安全コードを読み取る。もしこのキー上に含まれた 安全コードが既にプログラムコードであるならば、ステップ64は、ステップ6 8におけるプログラムの終了に行くことによって、システムがこのコードを2回 記憶するのを防止する。もし安全コードが先行記憶安全コードでないならば、ス テップ66において未プログラム安全コードがメモリに記憶される。メモリにい ったん記憶された、新プログラム安全コード値は、妥当安全コードになる。プロ グラム順序は、ステップ68で終了する。 安全コードがステップ66においてメモリに追加される前に、追加ステップ7 0及び72が実行される。ステップ70は、先行プログラム安全コードを備える キーがマイクロプロセッサによって読み取られるようにロックシリンダ内へ戻さ れることを要求する。キーは、その安全コードが妥当であることを検証するため にステップ72において検査される。もしキーが妥当でないならば、システムは ステップ68で終了することになる。もしキーが妥当であるならば、ステップ6 6において新キー安全コードがメモリ内へ入れられることになる。マイクロプロ セッサは、この安全コードのメモリ内への入力の際、ステップ68でプログラム を終了することになる。 好適実施例においては、メモリは、平均消費者の要求を超える多くのコードを 記憶する能力を有する。しかしながら、メモリは結局は活性及び不活性コードを 含むことになると云えるから、かつもしキーが置き忘られたり又は盗まれたりす るならばコードを取り除くことが望ましいと云えるから。本発明は、メモリをク リヤする順序を提供する。 ステップ54を参照すると、もしコードがメモリ内に先行記憶されたものでな かったならば、マイクロプロセッサは再プログラムモードに入り、このモードに おいてシステムメモリをクリヤすることができ、かつこのモードにおいてシステ ムメモリをクリヤするために使用されたキーは記憶される最初の妥当安全コード となる。もし再プログラムモードにおけるステップのどれかが精確に追従されな いならば、マイクロプロセッサはメモリをクリヤ又は再プログラムすることなく ステップ68へ飛ぶことになる。再プログラム順序は、盗人にシステムの安全性 を破ることを断念させるために合計45分以上を要する一方で、なお、行き詰ま った人に妥当キーにアクセスすることなく新キーを再プログラムすることを許す 。 ステップ80において、CPUによって制御される長さの、ランダムに選択され た時間間隔中、キーをロックシリンダ内に不活性のままにしておかなければなら ない。いったんこの時間が満了すると、LEDが発光させられて、ステップ82 において短い時間間隔内にキーをオフ位置へ回さなくてはならないことを指示す る。次いで、ステップ84において、LEDによって再び信号されるとき、短い 時間間隔内にキーをオン位置へ回さなければならない。ユーザが所定回数LED 信号に適正に応答したかどうか判定するために、ステップ86において検査が行 われる。本システムは、再プログラミングを遂行するためにこのシステムを通し て3回を必要とする。もしシステムがステップ86において通してその第3回に ないならば、システムはステップ80を繰り返すことになり、ここでCPUはラ ンダム発生時間間隔を再び待機する。ステップ80から86までのループを通し ての3回に対する合計時間間隔は、好適には、45分以上である。各個別キーオ ン時間はランダムに選択され、それであるから自動機器を使用してメモリをクリ ヤすることは困難又は不可能であろう。これは、システムの無認可再プログラミ ングを断念させることを助援する。 第3逐次応答の後、ステップ88において、システム内に記憶された全てのコ ードがクリヤされ、かつ新キーの安全コードが記憶される。安全システムは、い まや、新キーを妥当キーとして認識し、かつプログラミング順序がステップ68 において終了する。 本明細書において使用された時間間隔は好適時間であるが、しかしながら、そ れらの時間は本発明の範囲から逸脱することなく変動され得る。 請求の範囲 1.ロック(12)、タイマ(14)、及びスペアキーを受け入れるために妥 当キーの安全コードを記憶するメモリ(18)を有する安全システムをプログラ ムする方法において、スペアキーがロックに挿入されかつもしその安全コードが 既に記憶された安全コードのどれかに整合しないならばそれがメモリに追加され 、前記方法であって、 第1電子安全コードを有する第1キーを前記ロック(12)へ挿入し、その安 全コードを読み取り、かつそれを前記メモリ(18)内の記憶コードと比較する ステップ、 もし前記第1安全コードが記憶コードと整合するならば、前記タイマ(14) を開始させるステップ、 前記タイマが所定時間間隔を計数する前に前記ロック(12)内へ第2電子安 全コードを有する前記スペアキーを挿入し、かつ前記第2安全コードを読み取る ステップ、 前記ロックから前記スペアキーを抜くステップ、 前記タイマによって計数された更なる時間間隔内にロック内に前記第1キーを 再挿入し、かつ前記第1安全コードを再読み取りするステップ、及び 前記メモリ内に前記スペアキーの前記第2電子安全コードを記憶するステップ を特徴とする方法。 2.請求の範囲第1項に請求された方法であって、前記第1キーを最初に挿入 した後にそれを所定位置へ前記ロック内で回し、かつその安全コードを読み取っ た後に前記ロックからそれを抜き、それによって前記タイマを開始させるステッ プを含む方法。 3.請求の範囲第1項に請求された方法において、 前記第1安全コードを有する前記第1キーを最初に挿入した後、それが「オン 」位置へ前記ロック内で回され、かつその安全コードが読み取られかつ記憶コー ドと比較され、 もし前記安全コードが記憶コードに整合せず、それであるから前記第1キーが 不当であることが発見されならば、タイマが開始され、それから、 (a) タイマによって指示されたランダム時間間隔の終端の後所定の短い期 間内に前記第1キーが「オフ」位置へ回され、 (b) タイマによって指示された更なるランダム時間間隔の終端の後所定の 短い期間内に前記第1キーが再び「オン」位置へ回され、 メモリが全ての先行記憶安全コードをクリヤされ、及び 前記第1キーの前記第1電子安全コードが妥当コードとしてメモリに記憶され る、 方法。 4.請求の範囲第3項に請求された方法において、ステップ(a)及び(b) は、先行記憶安全コードをクリヤする前に各々3回遂行される、方法。 5.請求の範囲第3項に請求された方法において、タイマの開始からステップ (b)の最後の遂行までの総時間間隔が45分以上である、方法。 6.安全システムのメモリ内へキーの電子安全コードをプログラムする装置で あって、 ロック(12)、 タイマ(14)、 妥当安全コードを記憶するメモリ(18)、及び ロックに挿入されたキーの電子安全コードを読み取り、電子安全コードを前記 記憶された安全コードと比較しかつもし前記電子安全コードが記憶コードと整合 するならばかつもしそのキーが抜かれかつ次いで所定時間間隔内に先行未記憶電 子安全コードを有するスペアキーがロックに挿入されかつロックから抜かれるな らば、先行未記憶電子安全コードを備えるキーを抜いて後先行記憶電子安全コー ド備える前記キーをシステムへ再挿入し、前記第1電子安全コードを受信するこ とに応答して前記メモリ内に前記先行未記憶電子安全コードを記憶するマイクロ プロセッサ(20) を含む装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.メモリに先行して記憶されなかった電子安全コードを備えるスペアキーを 受け入れるようにロック(12)、タイマ(14)及び前記メモリ(18)を有 する安全システムをプログラムする方法であって、 前記ロック(12)にキーを挿入するステップであって、前記キーが前記メモ リに先行して記憶されなかった電子安全キーを有する、前記挿入するステップ、 前記タイマ(14)を開始させるステップ、 前記タイマが所定時間間隔を計数する前に前記ロック(12)へそれぞれの電 子安全コードを有するスペアキーを挿入するステップ、 前記メモリ(18)に前記それぞれの電子安全コードを記憶するステップ を含む方法。 2.安全システムのメモリ内へスペアキーの電子安全コードをプログラムする 装置であって、 タイマ(14)、 安全コードを記憶するメモリ(18)、及び システムに挿入されたキーの電子安全コードを読み取り、電子安全コードを前 記記憶された安全コードと比較しかつもし前記電子安全コードが記憶コードと整 合するならばかつもしそのキーが抜かれかつ次いで先行未記憶電子安全コードを 有するスペアキーが所定時間間隔内にシステムに挿入されるならば、前記先行未 記憶電子コードを前記メモリ(18)内に記憶するマイクロプロセッサ(20) を含む装置。 3.請求の範囲第2項記載の装置において、前記マイクロプロセッサが、前記 先行未記憶安全コードを読み取った後かつ前記スペアキー電子安全コードを記憶 するに先立ち前記先行未記憶電子安全コードを再び読み取る、装置。 4.メモリに先行して記憶されなかった電子安全コードを有するスペアキーを 受け入れるようにロック、タイマ、及び前記メモリを有する安全システムをプロ グラムする方法であって、 前記ロックにそれぞれの電子安全コードを有するキーを挿入するステップ、 前記ロックに挿入されたキーのコードを読み取るステップ、 前記挿入されたキー上の電子安全コードを前記メモリ内の安全コードと比較す ることによって妥当であることを検証し、かつ既に記憶された挿入キー電子安全 コードを発見するステップ、 前記タイマを開始させるステップ、 前記タイマが所定時間間隔を計数する前に前記ロックへそれぞれの電子安全コ ードを有するスペアキーを挿入するステップ、 スペアキーの電子安全コードを読み取るステップ、及び 前記メモリに前記それぞれの電子安全コードを記憶するステップ を含む方法。 5.メモリ内へ先行して記憶されなかった電子安全コードを有するスペアキー を受け入れるようにロック、タイマ、及び前記メモリを有する安全システムをプ ログラムする方法であって、 前記ロックにそれぞれの電子安全コードを有するキーを挿入するステップ、 システムのロックシリンダ内の前記キーを回すステップ、 前記安全システム内に置かれた前記キーのコードを読み取るステップ、 前記挿入されたキー上の電子安全コードを前記メモリ内の安全コードと比較す ることによって妥当であることを検証し、かつ既に記憶された挿入キー電子安全 コードを発見するステップ、 キーをシステムから抜き、それによって前記タイマを開始させるステップ、 前記タイマが所定時間間隔を計数する前に前記ロックへそれぞれの電子安全コ ードを有するスペアキーを挿入するステップ、 スペアキーの電子安全コードを読み取るステップ、及び 前記メモリに前記それぞれの電子安全コードを記憶するステップ を含む方法。 6.請求の範囲第5項記載の方法において、システムのメモリ内へスペアキー 安全コードを追加する前に、 タイマによって計数された時間間隔の前にシステム内へ妥当キーを再挿入する ことを含む更なるステップが実行される、方法。 7.電子安全コードを有するキーを受け入れるようにロック、タイマ、及びメ モリを有する安全システムを再プログラムする方法であって、 キーの電子安全コードが前記メモリに先に記憶されていない前記キーを前記ロ ックへ挿入しかつ回すステップ、 システムのロックシリンダ内の前記キーを回すステップ、 前記タイマを開始させるステップ、 システムの無認可再プログラミングを防止するに充分に長い長さを有するラン ダム時間間隔を待機するステップ、 全ての先行記憶安全コードにつき前記メモリをクリヤするステップ、及び 前記挿入されたキーの電子安全コードを前記メモリに記憶するステップ を含む方法。 8.請求の範囲第7項記載の方法において、タイマをトリガしかつランダム時 間間隔を待機するステップが前記メモリがクリヤされる前に3回繰り返される、 方法。
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