JP3525521B2 - 車両等盗難防止装置 - Google Patents

車両等盗難防止装置

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JP3525521B2
JP3525521B2 JP29618594A JP29618594A JP3525521B2 JP 3525521 B2 JP3525521 B2 JP 3525521B2 JP 29618594 A JP29618594 A JP 29618594A JP 29618594 A JP29618594 A JP 29618594A JP 3525521 B2 JP3525521 B2 JP 3525521B2
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哲夫 沢本
敏 和知
俊夫 石井
勇次 池田
レイナー・アーテル
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省吾 木村
トーマス・ループレヒト
覚 河添
淳 岡光
裕 田川
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/20Means to switch the anti-theft system on or off

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や自動二輪車等
の車両やボート等に採用される盗難防止装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両の盗難防止装置とし
ては、実開昭56−172109号公報に示すようなも
のがある。この盗難防止装置においては、セキュリティ
装置としての暗号識別装置が、キー入力部からのコード
を、暗号識別装置のメモリ内に予め記憶されている第1
暗証コードと照合する。そして、これら両コードが互い
に一致したとき、暗号識別装置が、上記第1暗証コード
とは異なるセキュリティコードをエンジン制御装置に送
る。すると、このエンジン制御装置が、上記セキュリテ
ィコードを、エンジン制御装置のメモリ内に予め記憶さ
れている第2暗証コードと照合する。その結果、これら
両コードの一致が認められれば、エンジン制御装置は、
エンジンを駆動するための制御を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな盗難防止装置において、上述のような照合を行うに
は、暗号識別装置からエンジン制御装置に送られるセキ
ュリティコードが、暗号識別装置のメモリ内に予め記憶
されており、しかも、エンジン制御装置のメモリ内に予
め記憶されている第2暗証コードが上記セキュリティコ
ードと一致する必要がある。
【0004】即ち、暗号識別装置及びエンジン制御装置
の各メモリ内には、共に、上記第2暗証コードが予めに
記憶されていなければならない。従って、何らかの原因
による暗号識別装置の故障のために、この暗号識別装置
を新たな暗号識別装置と交換する必要が生じた際には、
暗号識別装置だけでなくエンジン制御装置までも新たな
装置に交換しなければならない。換言すれば、車両に搭
載済みのエンジン制御装置は正常であるにもかかわら
ず、このエンジン制御装置をも新たなエンジン制御装置
と交換することとなる。その結果、このような余分な交
換のために、交換コストが増大するといった問題が生じ
る。
【0005】このような問題を回避するにあたっては、
第1および第2の暗証コードが全く記憶されていない暗
号識別装置を車両に搭載済みのエンジン制御装置に接続
するという方法も考えられる。この場合には、暗号識別
装置の交換時に、新たな暗号識別装置とこれを接続した
エンジン制御装置とにおいて第2暗証コードを一致させ
るように、このエンジン制御装置のメモリ内に記憶して
ある第2暗証コードを新たな暗号識別装置のメモリ内に
転送して記憶させるような処理を実行する。
【0006】しかしながら、この方法による場合、次の
ような問題が新たに生ずる。即ち、第1および第2の暗
証コードが全く記憶されていない新たな暗号識別装置を
用意して、この暗号識別装置を、不正な方法により、車
両に搭載済みの暗号識別装置と交換処理した際にも、第
2暗証コードが新たな暗号識別装置と車両に搭載済みの
エンジン制御装置とで一致することになる。このため、
車両が盗まれてしまう可能性があり、その結果、盗難防
止装置としてのセキュリティ性が低下してしまう。
【0007】また、暗号識別装置を新たな装置に交換す
るための特別な装置を用意して、この特別な装置から所
定の信号を入力したときにのみ、暗号識別装置の交換を
許可することも考えられる。しかし、この場合には、上
記特別な装置を車両ディーラや整備工場の全てに備える
必要があるため、現実的ではない。なお、以上のような
ことは、何らかの原因により故障したエンジン制御装置
を新たなエンジン制御装置と交換する場合でも同様であ
る。
【0008】そこで、本発明は、以上のような問題に対
処するために、車両等盗難防止装置において、そのセキ
ュリティ装置及び原動機制御装置の一方の故障時等に、
この装置を、セキュリティ性を適正に維持しつつ、かつ
コスト上昇を招くことなく、新たな装置と交換できるよ
うにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明においては、所定コードを送
信する送信手段(1a乃至1c、2)と、予め記憶して
なる第1暗証コード(A乃至C)と前記送信所定コード
とが一致したとき、第1暗証コード(A乃至C)とは異
なる所定のセキュリティコードを送信するセキュリティ
装置(3)と、予め記憶してなる第2暗証コード(F)
と前記送信セキュリティコードとが一致したとき、原動
機を作動させるための制御を行う原動機制御装置(8)
とを備えた車両等盗難防止装置において、原動機制御装
置(8)には、第1暗証コード(A乃至C)を予め記憶
してなるコード記憶手段(81乃至83)を備え、ま
た、セキュリティ装置(3)及び原動機制御装置(8)
の一方の装置の交換時に前記送信所定コードと他方の装
置内の第1暗証コード(A乃至C)とが一致したとき、
前記セキュリティコードと第2暗証コードとを一致させ
るとともに第1暗証コード(A乃至C)を一方の交換さ
れた装置(3、8)内に記憶させるように処理する処理
手段(ステップ332、173)とを備えることを特徴
とする車両等盗難防止装置が提供される。
【0010】また、請求項2に記載の発明においては、
所定コードを送信する送信手段(1a乃至1c、2)
と、予め記憶してなる第1暗証コード(A乃至C)と前
記送信所定コードとが一致したとき、第1暗証コード
(A乃至C)とは異なる所定のセキュリティコードを送
信するセキュリティ装置(3)と、予め記憶してなる第
2暗証コード(F)と前記送信セキュリティコードとが
一致したとき、原動機を作動させるための制御を行う原
動機制御装置とを備えた車両等盗難防止装置において、
原動機制御装置(8)には、第1暗証コード(A乃至
C)を予め記憶してなるコード記憶手段(81乃至8
3)を備え、また、セキュリティ装置(3)の交換時
に、前記送信所定コードとコード記憶手段(81乃至8
3)内の第1暗証コード(A乃至C)とが一致するか否
かにつき判定するコード判定手段(ステップ130、3
31)と、このコード判定手段による一致との判定に基
づき、第2暗証コード(F)と前記セキュリティコード
とを一致させるとともに第1暗証コード(A乃至C)を
交換セキュリティ装置内に記憶させるように処理する処
理手段(ステップ332、173)とを備えることを特
徴とする車両等盗難防止装置が提供される。
【0011】また、請求項3に記載の発明においては、
請求項2に記載の車両等盗難防止装置において、コード
判定手段(ステップ130、331)が、前記送信所定
コードに基づきセキュリティ装置(3)の交換モードか
否かにつき判定する交換モード判定手段(ステップ13
0)を備え、この交換モード判定手段による交換モード
との判定に基づき前記送信所定コードとコード記憶手段
内の第1暗証コードとが一致するか否かについての判定
をし、処理手段(ステップ332、173)が、コード
判定手段(ステップ130、331)による一致との判
定に基づき第2暗証コード(F)を前記セキュリティコ
ードに書き換える手段(ステップ332)と、この手段
による書き換えに伴い原動機制御装置(8)内の第1暗
証コード(A乃至C)を交換セキュリティ装置内に記憶
させる手段とを備えることを特徴とする。
【0012】なお、上記各手段のカッコ内の符号は、後
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0013】
【発明の作用効果】請求項1に記載の発明によれば、原
動機制御装置には、第1暗証コードを予め記憶してなる
コード記憶手段を備えておき、処理手段(ステップ33
2、173)が、セキュリティ装置及び原動機制御装置
の一方の交換時に送信所定コードと第1暗証コードとが
一致したとき、セキュリティコードと第2暗証コードと
を一致させるとともに第1暗証コードを一方の交換され
た装置内に記憶させるように処理する。
【0014】これにより、セキュリティ装置及び原動機
制御装置の一方の装置の故障時等に、この一方の装置の
みを、他方の装置の交換を伴うことなく、新たな装置と
交換することができる。その結果、交換に伴うコスト上
昇を招くことがない。かかる場合、上記交換に特別な装
置を必要としないので、コスト上昇の抑制により一層効
果がある。
【0015】また、上記交換時の処理は、送信所定コー
ドと第1暗証コードとが一致したときになされるので、
交換時における盗難防止装置としてのセキュリティ性を
適正に維持できる。また、上記のような交換の後には、
送信手段による所定コードの送信により原動機を作動さ
せる場合、この送信所定コードとセキュリティ装置の第
1暗証コードとが一致するとともに、このセキュリティ
装置のセキュリティコードと原動機制御装置の第2暗証
コードとが一致していることから、通常の作動モードに
て原動機の作動が可能となる。
【0016】請求項2或いは3に記載の発明によれば、
セキュリティ装置の故障等による交換時において、請求
項1に記載の発明と同様の作用効果を達成できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明に係る車両盗難防止装
置の一実施例を示すブロック図である。図1において、
車両のイグニッションキー1a、1b及び1cは、メモ
リ11a、11b及び11cを備えており、これら各メ
モリ11a、11b及び11cには、所定の暗証コード
A、B及びC(即ち、第1暗証コードA、B及びC)が
それぞれ格納されている。
【0018】但し、第1暗証コードA、B及びCは、互
いに異なるように予め設定されている。また、キーシリ
ンダ2には、これら第1暗証コードA、B及びCを読み
取る読取装置(図示せず)が備えられている。イグニッ
ションキー1a、1b及び1cのいずれか1つがキーシ
リンダ2への挿入により回転操作されたとき、イグニッ
ションスィッチ5が、閉成して、バッテリ7の電源電圧
を、後述するエンジン制御装置8、噴射装置50及び点
火装置60に供給する。また、キーシリンダ2に挿入さ
れたイグニッションキーがさらに回転操作されたとき、
スタータスイッチ4が閉成してバッテリ7の電源電圧を
スタータ6に供給する。これにより、スタータ6が起動
する。
【0019】なお、後述するコード照合装置3の消費電
力は、エンジン制御装置8等の他の装置に比べて少ない
ため、コード照合装置3には、イグニッションスイッチ
5を介さず、バッテリ7の電源電圧が、直接、常時供給
されている。車両盗難防止装置は、セキュリティ装置と
してのコード照合装置3を備えており、このコード照合
装置3は、書換え可能な不揮発性のEEPROM30、
通信回路35、及びマイクロコンピュータ36を有して
いる。
【0020】EEPROM30は、複数のメモリエリア
31、32、33及び34を有しており、各メモリエリ
ア31、32及び33には、上述した第1暗証コード
A、B及びCが、それぞれ、予め記憶されている。ま
た、メモリエリア34には、エンジンへの燃料噴射及び
同エンジンの点火の制御を継続許可するためのコードワ
ード或いはセキュリティコードF(即ち、第2暗証コー
ドF)が予め記憶されている。なお、コードワードは、
コード照合装置3が異なる毎に異なるように予め設定さ
れている。
【0021】マイクロコンピュータ36は、バッテリ7
から常時給電されて、図2及び図3に示すフローチャー
トに従い、照合交換プログラムを実行する。この実行中
においては、イグニッションキー1a、1b或いは1c
から入力される第1暗証コードに基づき、この暗証コー
ドとEEPROM30のメモリエリア31、32或いは
33内の暗証コードとの照合処理やコード照合装置の交
換モードへのエントリ処理等が行われる。
【0022】通信回路35は、マイクロコンピュータ3
6からの出力データをエンジン制御装置8に通信線20
を通して送信する。エンジン制御装置8は、書換え可能
な不揮発性のEEPROM80、通信回路85及びマイ
コン86を備えている。EEPROM80は、複数のメ
モリエリア81、82、83及び84を有しており、各
メモリエリア81、82及び83にも、上述した第1暗
証コードA、B及びCが、それぞれ、予め記憶されてい
る。一方、メモリエリア84にも、上述したコードワー
ドFが予め記憶されている。
【0023】通信回路85は、通信回路85を介するマ
イクロコンピュータ36からの出力データを通信線20
を通して受信する。マイクロコンピュータ86は、バッ
テリ7からイグニッションスィッチ5を介し電源電圧を
受けて、図4乃至図6に示すフローチャートに従い、制
御交換プログラムを実行する。この実行中においては、
通信線20を介する通信回路35からのコードワードF
等のデータに対する通信回路85の受信に伴い、回転セ
ンサ9の検出結果に基づくエンジン回転数データ及び吸
気量センサ10の検出結果に基づく吸気量データ等に基
づいて、エンジンへの燃料噴射量やエンジンの点火時期
等が演算される。そして、マイクロコンピュータ86
は、演算した燃料噴射量や点火時期に基づいて燃料噴射
装置50及び点火装置60を制御する。このことは、エ
ンジンの負荷状態に応じた最適な制御がエンジンに対し
行われることを意味する。
【0024】次に、上述のように構成した実施例におけ
る車両盗難防止装置の作動について説明する。コード照
合装置3には、上述のように、バッテリ7の電源電圧が
常時供給されている。従って、マイクロコンピュータ3
6は、バッテリ7の電源電圧に基づき常時作動状態にお
かれ、図2及び図3のフローチャートに従い、照合交換
プログラムを繰り返し実行している。この実行は、マイ
クロコンピュータ36の内蔵タイマ(図示せず)の計時
値が、例えば、8msに達する毎に行われる。
【0025】なお、現段階では、イグニッションスィッ
チ5が閉成していないものとする。従って、マイクロコ
ンピュータ86は未作動のままである。このような状態
のもとに、以下、車両盗難防止装置の作動を、通常の作
動モードと、コード照合装置3の交換モードとに分けて
説明する。 (1) 車両盗難防止装置の通常の作動モード 運転者がイグニッションキー1a、1b及び1cのいず
れか1つ(ここでは、イグニッションキー1aとする)
をキーシリンダ2に挿入して回転操作すると、イグニッ
ションスィッチ5が閉成して、バッテリ7の電源電圧が
エンジン制御装置8に供給される。
【0026】ついで、運転者がイグニッションキー1a
をさらに回転操作すると、スタータスイッチ4が閉成し
て、バッテリ7の電源電圧がスタータ6に供給される。
このため、スタータ6が起動してエンジンをクランキン
グ状態におく。また、上述のようなイグニッションスィ
ッチ5の閉成に伴い、マイクロコンピュータ86が、バ
ッテリ7の電源電圧に基づき作動状態におかれ、図4乃
至図6のフローチャートに従い、制御交換プログラムを
繰り返し実行する。この実行は、マイクロコンピュータ
86の第1内蔵タイマ(図示せず)の計時値が、例え
ば、8msに達する毎に行われる。
【0027】現段階では、上述のようなイグニッション
スィッチ5の閉成後所定時間が経過しておらず、また、
コード照合装置3から何等のコマンド要求も送信されて
いない。このため、図4のステップ210及び図5のス
テップ250において、順次、NOと判定される。ま
た、現段階では、図4のステップ240にてスタートさ
れるべきマイクロコンピュータ86の第2内蔵タイマは
停止したまま故、図5のステップ260における判定は
NOとなる。
【0028】然る後、ステップ300において、エンジ
ンへの燃料噴射及び同エンジンの点火のための演算処理
が、回転センサ9の検出結果に基づくエンジン回転数デ
ータ及び吸気量センサ10の検出結果に基づく吸気量デ
ータ等に基づいて行われる。このため、エンジンのクラ
ンキング状態のもとに、噴射装置50がマイクロコンピ
ュータ86からの燃料噴射処理データに基づきエンジン
に燃料噴射を行うとともに、点火装置60がマイクロコ
ンピュータ86からの点火処理データに基づきエンジン
を点火させる。
【0029】このような状態において、イグニッション
スィッチ5の閉成後上記所定時間が経過すると、ステッ
プ210においてYESと判定される。さらに、エンジ
ンの回転数が例えば500rpm以上となりエンジンが
その始動を完了すると、ステップ220にて、回転セン
サ9の検出結果に基づきYESと判定される。これに伴
い、次のステップ230において、マイクロコンピュー
タ86からコード照合装置3に対し通信回路85を介し
てコマンド要求信号が送信される。ついで、ステップ2
40において、マイクロコンピュータ86の第2内蔵タ
イマがリセットスタートされる。これにより、この第2
内蔵タイマがその計時を開始する。
【0030】マイクロコンピュータ36が通信回路85
から通信回路35を介してコマンド要求信号を受信する
と、図2のステップ110において、YESとの判定が
なされる。これに伴い、ステップ120において、イグ
ニッションキー1aのメモリ11a内の第1暗証コード
Aがその読み取り装置により読み取られてキーシリンダ
2を介しマイクロコンピュータ36に入力される。
【0031】そして、次のステップ130において、コ
ード照合装置交換モードにエントリするか否かが判定さ
れる。この判定は、EEPROM30の各メモリエリア
31乃至33内に第1暗証コードが登録されているか否
かに基づいてなされる。ここでは、上述のように各メモ
リエリア31乃至33内には第1暗証コードがそれぞれ
登録済み故、コード照合装置交換モードにエントリする
必要はない。従って、ステップ130ではNOとの判定
がなされる。
【0032】このようなNOとの判定後、次のステップ
140における判定処理がなされる。即ち、ステップ1
20にてキーシリンダ2から入力されたイグニッション
キー1aの第1暗証コードAと、EEPROM30のメ
モリエリア31乃至33のいずれか内の第1暗証コード
とが一致するか否かについて、照合が行われる。現段階
では、イグニッションキー1a内の第1暗証コードAと
EEPROM30のメモリエリア31内の第1暗証コー
ドAとが一致するため、ステップ140にてYESとの
判定がなされる。
【0033】これに伴い、ステップ150において、マ
イクロコンピュータ36が、EEPROM30のメモリ
エリア34内のコードワードFを読み出して、図7
(A)にて示すごとく、燃料噴射及び点火の継続を許可
することを表すデータ○○(以下、燃料噴射点火継続許
可データ○○という)とコードワードFとを組み合わせ
て燃料噴射点火継続要求データを形成し通信回路35に
出力する。このため、この通信回路35が燃料噴射点火
継続要求データを通信線20を介しエンジン制御装置8
の通信回路85に送信する。
【0034】然る後、マイクロコンピュータ86が通信
回路85から燃料噴射点火継続要求データを受信する
と、コマンド受信との判断のもとに、図5のステップ2
50においてYESとの判定がなされる。ついで、燃料
噴射点火継続要求データ中の○○データ部分(図7
(A)参照)の存在に基づき、ステップ270におい
て、燃料噴射点火停止コマンドなしとの判断のもとにN
Oとの判定がなされ、かつ、ステップ280において、
燃料噴射点火継続コマンドありとの判断のもとにYES
との判定がなされる。
【0035】このような判定後、ステップ290におい
て、上述した燃料噴射点火継続要求データ中のコードワ
ードがEEPROM80のメモリエリア84内に登録済
みのコードワードFと一致するか否かが判定される。こ
こでは、燃料噴射点火継続要求データ中のコードワード
(図7(A)参照)がメモリエリア84内に登録済みの
コードワードFと一致するため、ステップ290におい
てYESとの判定がなされる。従って、次のステップ3
00において、エンジンへの燃料噴射及び同エンジンの
点火のための演算処理がなされる。
【0036】これにより、エンジンの始動完了状態のも
とに、噴射装置50がマイクロコンピュータ86からの
燃料噴射処理データに基づきエンジンへの燃料噴射を継
続する。これとともに、点火装置60がマイクロコンピ
ュータ86からの点火処理データに基づきエンジンの点
火を継続させる。その結果、通常の車両走行を実現でき
る。
【0037】ところで、上述のようになされたキーシリ
ンダ2へのイグニッションキーの挿入が、正当な運転者
によるものではなく、第3者によるキーシリンダ2への
イグニッションキー(イグニッションキー1a、1b及
び1cのいずれでもないイグニッションキー)の不正な
挿入である場合には、不正に挿入されたイグニッション
キー内の第1暗証コードは、EEPROM30の各メモ
リエリア31乃至33内の第1暗証コードA、B、Cの
いずれとも一致しない。このため、照合交換プログラム
がステップ140(図2参照)に進んだとき、NOとの
判定がなされる。
【0038】これに伴い、ステップ160において、マ
イクロコンピュータ36が、EEPROM30のメモリ
エリア34内のコードワードFを読み出すことなく、図
7(B)にて示すごとく、燃料噴射及び点火を遮断する
ことを表すデータ××(以下、燃料噴射点火遮断要求デ
ータという)を通信回路35に出力する。このため、こ
の通信回路35が燃料噴射遮断要求データを通信線20
を介しエンジン制御装置8の通信回路85に送信する。
【0039】然る後、マイクロコンピュータ86が通信
回路85から燃料噴射点火遮断要求データを受信する
と、図5のステップ250において、YESとの判定が
なされる。ついで、燃料噴射点火遮断要求データ、つま
り××データ部分(図7(B)参照)の存在に基づき、
燃料噴射点火停止コマンドありとの判断のもとに、ステ
ップ270においてYESとの判定がなされる。このた
め、次のステップ310において、エンジンへの燃料噴
射及び同エンジンの点火を共に遮断するための演算処理
がなされる。
【0040】これにより、噴射装置50がマイクロコン
ピュータ86からの燃料噴射遮断処理データに基づきエ
ンジンに対する燃料噴射を遮断するとともに、点火装置
60がマイクロコンピュータ86からの点火遮断処理デ
ータに基づきエンジンの点火を遮断する。その結果、エ
ンジンは停止する。即ち、第3者によるイグニッション
キーの不正な挿入による場合でも、上述のようにスター
タ6の起動により一旦はエンジンの始動が完了される
が、その後、燃料噴射及び点火が遮断されてエンジンが
停止する。これにより、車両の盗難が防止され得る。
【0041】また、上述のように燃料噴射点火継続要求
データがエンジン制御装置8に送信されたとしても、マ
イクロコンピュータ86がステップ290(図5参照)
においてNOと判定した場合には、ステップ310にお
いて、エンジンへの燃料噴射及び同エンジンの点火を共
に遮断するための処理が行われる。即ち、仮に、車両を
盗もうとする者が、何らかの方法により燃料噴射点火継
続許可データ○○を解析した上、この燃料噴射点火継続
許可データ○○を何等かのコードワードと共に通信線2
0を介しエンジン制御装置8に入力したとしても、この
コードワードがEEPROM80のメモリエリア84に
登録済みのコードワードFとは一致しない。
【0042】このため、ステップ290におけるNOと
の判定のもとに、ステップ310において燃料噴射及び
点火の各遮断処理がなされる。従って、上述のようにス
タータ6の起動により、一旦は始動完了したエンジン
が、その後、燃料噴射及び点火の遮断により停止する。
その結果、車両の盗難が防止され得る。かかる場合、コ
ードワードは、上述のごとく、コード照合装置及びエン
ジン制御装置毎に異なる。このため、このコードワード
の内容を解析することは極めて困難である。従って、盗
難防止装置のセキュリティ性を極めて維持することがで
きる。
【0043】また、上述のようにエンジン制御装置8か
らコード照合装置3に対しコマンド要求信号を送信した
にもかかわらず、コード照合装置3から全く信号がこな
い場合には、制御交換プログラムのステップ250(図
5参照)においてNOと判定される。そしてこのような
判定がなされた場合には、ステップ240(図4参照)
にて計時を開始したマイクロコンピュータ86の第2内
蔵タイマの計時値が所定値以上となったとき、ステップ
260においてYESと判定されて、ステップ310に
おける燃料噴射及び点火の各遮断処理が行われる。これ
により、エンジンが停止される。
【0044】但し、ステップ260における判断基準と
して採用されている所定値は、各ステップ250乃至2
80における判定を行うに十分であって車両の不正な走
行開始を阻止し得るに十分な短い値、即ち、数秒程度の
値に設定されている。従って、エンジン制御装置8から
送信されたコマンド要求信号が、例えば通信線20の不
正な断線等のために、コード照合装置3により受信され
ない場合等にも、逸早くエンジンを停止させて車両の盗
難防止に役立てることができる。
【0045】また、通信線20にノイズが乗ったため
に、ステップ250にてYESと判定された後各ステッ
プ270、280にてNOと判定された場合にも、制御
交換プログラムがステップ320を介しステップ260
に進む。よって、通信線20にノイズが乗った場合で
も、エンジン制御装置8からコード照合装置3に対しコ
マンド要求信号を送信してから上記第2内蔵タイマの計
時値が上記所定値になるまでに、正規の燃料噴射点火継
続要求データがエンジン制御装置8により受信されない
と、エンジンが停止される。
【0046】これにより、通信線20にノイズが乗るこ
とにより盗難防止装置の誤作動が防止され得る。 (2) 盗難防止装置におけるコード照合装置3の交換モー
ド 車両に搭載済みのコード照合装置3が何等かの原因によ
り故障したときに、この故障コード照合装置3を新品の
コード照合装置(以下、新コード照合装置という)と交
換する場合の交換モードについて説明する。
【0047】新コード照合装置を、故障コード照合装置
3に代えて、キーシリンダ2、バッテリ7及びエンジン
制御装置8の間に接続する。これにより、キーシリンダ
2から新コード照合装置へのデータ入力が可能となり、
バッテリ7の電源電圧の新コード照合装置への供給が確
保され、かつエンジン制御装置8と新コード照合装置と
の間の通信線20を介する送受信が可能となる。
【0048】但し、新コード照合装置はコード照合装置
3と同様の構成を有するが、この新コード照合装置のE
EPROMには、コードワードH(図8参照)が予め登
録されていることを除き、コード照合装置3のEEPR
OM30に登録済みの各第1暗証コードは格納されてい
ないものとする。なお、新コード照合装置の各構成要素
の符号はコード照合装置3の各構成要素の符号と同じと
する。
【0049】このような状態において、運転者がイグニ
ッションキー1aをキーシリンダ2に挿入して回転操作
すると、上述と同様に、イグニッションスィッチ5がそ
の閉成によりバッテリ7の電源電圧をエンジン制御装置
8に供給する。これとともに、スタータスイッチ4がそ
の閉成によりバッテリ7の電源電圧をスタータ6に供給
する。このため、スタータ6がその起動によりエンジン
をクランキング状態におく。
【0050】また、上述のようなイグニッションスィッ
チ5の閉成に伴い、エンジン制御装置8のマイクロコン
ピュータ86が、バッテリ7の電源電圧に基づき作動状
態におかれ、図4乃至図6のフローチャートに従い、制
御交換プログラムを繰り返し実行する。このとき、新コ
ード照合装置のマイクロコンピュータ36は、バッテリ
7の電源電圧に基づき作動して図2及び図3のフローチ
ャートに従い、照合交換プログラムの実行を繰り返し行
っている。
【0051】上述と同様に、新コード照合装置のマイク
ロコンピュータ36がエンジン制御装置8の通信回路8
5からのコマンド要求信号を受信すると、図2のステッ
プ110において、YESとの判定がなされる。これに
伴い、ステップ120において、イグニッションキー1
aのメモリ11a内の第1暗証コードAがその読み取り
装置により読み取られてキーシリンダ2を介し新コード
照合装置のマイクロコンピュータ36に入力される。
【0052】そして、次のステップ130においては、
コード照合装置交換モードにエントリするか否かが判定
される。この判定は、新コード照合装置のEEPROM
30の各メモリエリア31乃至33に第1暗証コードが
登録されているか否かについてなされる。現段階では、
上述のように新コード照合装置のEEPROM30の各
メモリエリア31乃至33には第1暗証コードが登録さ
れていないため、コード照合装置交換モードにエントリ
する必要がある。従って、ステップ130ではYESと
の判定がなされる。
【0053】このステップ130におけるYESとの判
定後、照合交換プログラムは次のコード照合装置交換モ
ードルーチン170(図2及び図3参照)に進む。する
と、図3のステップ171において、コード照合装置交
換モードに入ることを要求するコード照合装置交換モー
ドエントリコマンド、新コード照合装置のためのコード
ワードH(図8参照)、及びステップ120にて読み込
んだ第1暗証コードAが、新コード照合装置のマイクロ
コンピュータ36から通信線20を介し、エンジン制御
装置8に送信される。
【0054】然る後、このようなエンジン制御装置8へ
の送信データに基づき、ステップ250(図5参照)に
てYESと判定された後各ステップ270、280にお
いてNOと判定されると、制御交換プログラムがステッ
プ320に進む。すると、このステップ320におい
て、コード照合装置交換モードエントリコマンド、コー
ドワードH及び第1暗証コードAに対するエンジン制御
装置8の受信のもとに、YESと判定されて、制御交換
プログラムがコード照合装置交換モードエントリルーチ
ン330(図5及び図6参照)に進む。これにより、マ
イクロコンピュータ86によるコード照合装置交換モー
ドエントリ処理が開始される。
【0055】ステップ331においては、エンジン制御
装置8により受信された第1暗証コードAが、EEPR
OM80の各メモリエリア81乃至83に登録済みの第
1暗証コードのいずれかと一致するか否かにつき照合が
なされる。この照合により、一致するとの結果がでた場
合には、EEPROM80のメモリエリア84に登録済
みのコードワードFが、ステップ332において、コー
ドワードHに書き替えられる(図8及び図9参照)。
【0056】このような書き替え後、ステップ333に
おいて、マイクロコンピュータ86が、コードワード書
き替え登録完了信号を通信回路85及び通信線20を介
して新コード照合装置に送信する。然る後、新コード照
合装置がマイクロコンピュータ86からコードワード書
き替え登録完了信号を受信すると、新コード照合装置の
マイクロコンピュータ36がステップ172(図3参
照)にてYESと判定する。すると、上述のように読み
込んだ第1暗証コードAが、ステップ173において、
新コード照合装置のEEPROM30のメモリエリア3
1に格納される(図10参照)。
【0057】これにより、コード照合装置3の故障時等
に、この装置のみを、エンジン制御装置8の交換を伴う
ことなく、新たな装置コード照合と交換することができ
る。その結果、交換に伴うコスト上昇を招くことがな
い。かかる場合、上記交換に特別な装置を必要としない
ので、コスト上昇の抑制により一層効果がある。また、
上記交換時の処理は、イグニッションキーからの入力コ
ードとエンジン制御装置8のEEPROM内の第1暗証
コードとが一致したときになされるので、交換時におけ
る盗難防止装置としてのセキュリティ性を適正に維持で
きる。
【0058】また、以上のようにコード照合装置交換モ
ードエントリ処理が終了し、図10にて示す状態が確保
された後において、イグニッションキー1aによりエン
ジンを始動する場合には、このイグニッションキー1a
の第1暗証コードが新コード照合装置のEEPROMに
おける第1暗証コードAと一致するとともに、新コード
照合装置のEEPROM内のコードワードHがエンジン
制御装置8のEEPROM内のコードワードと一致して
いることから、通常の作動モードにて車両の走行が可能
となる。
【0059】ところで、コード照合装置交換モードへの
移行の際、上述のようになされたキーシリンダ2へのイ
グニッションキーの挿入が、正当な運転者によるもので
はなく、第3者によるキーシリンダ2へのイグニッショ
ンキー(イグニッションキー1a、1b及び1cのいず
れでもないイグニッションキー)の不正な挿入である場
合には、不正に挿入されたイグニッションキー内の第1
暗証コードは、EEPROM80の各メモリエリア81
乃至83内の第1暗証コードA、B、Cのいずれとも一
致しない。
【0060】このため、コード照合装置交換モードエン
トリルーチン330がステップ331(図6参照)に進
んだとき、NOとの判定がなされる。これに伴い、ステ
ップ334において、マイクロコンピュータ86が、エ
ンジンへの燃料噴射及び同エンジンの点火を共に遮断す
るための演算処理がなされる。これにより、エンジンは
停止する。
【0061】換言すれば、故障コード照合装置3を新コ
ード照合装置に交換するにあたり、キーシリンダ2に挿
入されるイグニッションキー内の第1暗証コードが、エ
ンジン制御装置8のEEPROM内の第1暗証コードと
一致しない限り、エンジン制御装置8のEEPROM内
のコードワードを新コード照合装置のEEPROM内の
コードワードHに一致させる処理を禁止してエンジンを
停止させる。従って、単に、コード照合装置3を新たな
コード照合装置に交換するのみでは、車両が盗まれると
いうことはない。
【0062】なお、図11は、コード照合装置交換モー
ドエントリ処理において、残りのイグニッションキー1
b、1cの各第1暗証コードB、Cをイグニッションキ
ー1aと同様に格納した例を示す。これにより、故障コ
ード照合装置3の故障前の正常状態が確保され得る。ま
た、本発明は、上記実施例に限ることなく、次のような
種々の変形例でもって実現できる。 上記実施例においては、車両のエンジンが原動機で
ある場合の例について説明したが、これに代えて、電気
自動車の電動機、自動二輪車のエンジンやボートの駆動
源等が原動機である場合にも、本発明を適用して実施で
きる。 上記実施例においては、本発明がエンジンの燃料噴
射系統及び点火系統に適用された例について説明した
が、これに代えて、エンジンの燃料噴射系統及び点火系
統の一方に本発明を適用して実施してもよい。 上記実施例においては、エンジンの始動をイグニッ
ションスイッチ5及びスタータスィッチ4の操作により
達成する例について説明したが、これに限らず、音声、
キーボードやICカード等による入力を活用するキーレ
スエントリシステムによりエンジンの始動を達成する車
両に本発明を適用して実施してもよい。 上記実施例においては、EEPROMは、バックア
ップメモリや不揮発性メモリであればよい。 上記実施例においては、コード照合装置3が故障等
したときに、この故障装置のみを交換する場合の処理に
ついて説明したが、これに代えて、エンジン制御装置8
が故障等したときに、この装置のみを交換する場合に
も、上記実施例にて述べた場合と実質的に同様の処理で
もって、実現できる。
【0063】かかる場合、エンジン制御装置8の交換時
に、イグニッションキーからの入力コードとコード照合
装置3のEEPROM内の第1暗証コードとが一致する
か否かにつき判定する。そして、一致との判定がなされ
たとき、コード照合装置3のEEPROM内の第2暗証
コードを新たなエンジン制御装置のEEPROM内の第
2暗証コードと一致させるとともに、第1暗証コードを
新たなエンジン制御装置装置のEEPROM内に記憶さ
せるように処理ればよい。 上記実施例の各フローチャートにおける各ステップ
は、それぞれ、機能実行手段としてハードロジック構成
により実現するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のコード照合装置のマイクロコンピュータ
により実行される照合交換プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図3】図2のコード照合装置交換モードルーチンの詳
細フローチャートである。
【図4】図1のエンジン制御装置のマイクロコンピュー
タにより実行される制御交換プログラムを示すフローチ
ャートの前段部である。
【図5】同フローチャートの後段部である。
【図6】図5のコード照合装置交換モードエントリルー
チンの詳細フローチャートである。
【図7】燃料噴射点火の継続許可を表すデータ及び燃料
噴射点火の遮断を表すデータを示す図である。
【図8】新コード照合装置をキーシリンダとエンジン制
御装置との間に接続した状態を示す要部ブロック図であ
る。
【図9】新コード照合装置のEEPROM内のコードワ
ードをエンジン制御装置のEEPROM内に書き替える
状態を示す図である。
【図10】新コード照合装置のEEPROM内に第1暗
証コードを書き込んだ状態を示す図である。
【図11】新コード照合装置のEEPROM内に他の各
第1暗証コードを書き込んだ状態を示す図である。
【符号の説明】
1a乃至1c・・・イグニッションキー、2・・・キー
シリンダ、3・・・コード照合装置、6・・・スター
タ、30、80・・・EEPROM、31乃至34、8
1乃至84・・・メモリエリア、36、86・・・マイ
クロコンピュータ、50・・・噴射装置、60・・・点
火装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長沢 四郎 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 石田 隆司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 沢本 哲夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 和知 敏 兵庫県姫路市千代田町840番地 三菱電 機株式会社 姫路製作所内 (72)発明者 石井 俊夫 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社日立製作所 自動車機器事業部 内 (72)発明者 池田 勇次 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社日立製作所 自動車機器事業部 内 (72)発明者 レイナー・アーテル ドイツ連邦共和国 ハイルブロン 74072テレージェンシュトラーセ 2 テミック テレフンケン マイクロエレ クトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング内 (72)発明者 ノバート・ハートウイング ドイツ連邦共和国 ハイルブロン 74072テレージェンシュトラーセ 2 テミック テレフンケン マイクロエレ クトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング内 (72)発明者 木村 省吾 ドイツ連邦共和国 ハイルブロン 74072テレージェンシュトラーセ 2 テミック テレフンケン マイクロエレ クトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング内 (72)発明者 トーマス・ループレヒト ドイツ連邦共和国 ハイルブロン 74072テレージェンシュトラーセ 2 テミック テレフンケン マイクロエレ クトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング内 (72)発明者 河添 覚 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 岡光 淳 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 田川 裕 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 北木 義正 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−93676(JP,A) 特開 平2−164647(JP,A) 特開 平8−40207(JP,A) 実開 昭56−172109(JP,U) 特許3305519(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/00 - 25/10 E05B 49/00 E05B 65/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定コードを送信する送信手段と、 予め記憶してなる第1暗証コードと前記送信所定コード
    とが一致したとき、前記第1暗証コードとは異なる所定
    のセキュリティコードを送信するセキュリティ装置と、 予め記憶してなる第2暗証コードと前記送信セキュリテ
    ィコードとが一致したとき、原動機を作動させるための
    制御を行う原動機制御装置とを備えた車両等盗難防止装
    置において、 前記原動機制御装置には、前記第1暗証コードを予め記
    憶してなるコード記憶手段を備え、 また、前記セキュリティ装置及び原動機制御装置の一方
    の装置の交換時に前記送信所定コードと他方の装置内の
    前記第1暗証コードとが一致したとき、前記セキュリテ
    ィコードと前記第2暗証コードとを一致させるとともに
    前記第1暗証コードを前記一方の交換された装置内に記
    憶させるように処理する処理手段とを備えることを特徴
    とする車両等盗難防止装置。
  2. 【請求項2】所定コードを送信する送信手段と、 予め記憶してなる第1暗証コードと前記送信所定コード
    とが一致したとき、前記第1暗証コードとは異なる所定
    のセキュリティコードを送信するセキュリティ装置と、 予め記憶してなる第2暗証コードと前記送信セキュリテ
    ィコードとが一致したとき、原動機を作動させるための
    制御を行う原動機制御装置とを備えた車両等盗難防止装
    置において、 前記原動機制御装置には、前記第1暗証コードを予め記
    憶してなるコード記憶手段を備え、 また、前記セキュリティ装置の交換時に、前記送信所定
    コードと前記コード記憶手段内の第1暗証コードとが一
    致するか否かにつき判定するコード判定手段と、 このコード判定手段による一致との判定に基づき、前記
    第2暗証コードと前記セキュリティコードとを一致させ
    るとともに前記第1暗証コードを前記交換セキュリティ
    装置内に記憶させるように処理する処理手段とを備える
    ことを特徴とする車両等盗難防止装置。
  3. 【請求項3】前記コード判定手段が、前記送信所定コー
    ドに基づき前記セキュリティ装置の交換モードか否かに
    つき判定する交換モード判定手段を備え、この交換モー
    ド判定手段による交換モードとの判定に基づき前記送信
    所定コードと前記コード記憶手段内の第1暗証コードと
    が一致するか否かについての判定をし、 前記処理手段が、前記コード判定手段による一致との判
    定に基づき前記第2暗証コードを前記セキュリティコー
    ドに書き換える手段と、この手段による書き換えに伴い
    前記原動機制御装置内の第1暗証コードを前記交換セキ
    ュリティ装置内に記憶させる手段とを備えることを特徴
    とする請求項2に記載の車両等盗難防止装置。
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