JPH08127315A - 盗難防止装置 - Google Patents

盗難防止装置

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JPH08127315A
JPH08127315A JP28715694A JP28715694A JPH08127315A JP H08127315 A JPH08127315 A JP H08127315A JP 28715694 A JP28715694 A JP 28715694A JP 28715694 A JP28715694 A JP 28715694A JP H08127315 A JPH08127315 A JP H08127315A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イモビライザによる判定のためにエンジン始
動が遅れるのを防止する。 【構成】 キー2が操作されると、スタータモータ9が
付勢され、同時にエンジン制御部16aおよび盗難検出
部10aの動作も開始される。その後、完爆検知部16
cでエンジンの完爆が検出されたならば、イモビ判定部
16bで盗難検出部10aからの許可コードの有無を判
断する。そして、許可コードが無いときには、イモビ判
定部16bはエンジン制御部16aに停止指令を発す
る。このように、キー2が回されたならば、直ちにエン
ジンが始動されるので、イモビライザによる判定のため
にエンジン始動が遅れるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は盗難防止装置に係り、特
に、エンジンキーに予め登録されたIDコードと、車両
側に予め登録されたIDコードとの一致を条件に正当な
始動操作であることを判断する盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両盗難を防止するために
種々の提案がなされている中に、不正なキーを使用して
車両を始動、走行しようとしたときには、機械的・電気
的手段によって車両の始動や走行を禁止するようにした
ものがある。このために、キーに識別符号すなわちID
コードを内蔵させておき、キーシリンダにキーを差込ん
で車両を始動しようとしたときに、キー内蔵のIDコー
ドを読取り、車両側に予め記憶した基準IDコードつま
り盗難防止コードと照合し、両者が合致した時にのみ許
可信号を発生してエンジン始動を可能化するようにして
いる。
【0003】この場合、許可信号がオン/オフの2値信
号であると、機械的な破壊や不正配線によって盗難が遂
行されてしまう恐れがあるので、許可信号をコード化す
ることが提案されている(例えば、「自動車技術」19
94年第48巻第8号の第59〜64頁参照)。
【0004】このような従来のトランスポンダ方式イモ
ビライザ(不動装置:immobilizer)の一例を図6に示
す。キー2には、キーIDコード(例えば、64ビッ
ト)を予め記憶されたメモリ(図せず)と、このキーI
Dコードを送信するための送信器4が内蔵されている。
キー2の送信器4とキーシリンダ5とは、例えば誘導コ
イル(アンテナ)6で結合されている。
【0005】キー2がキーシリンダ5に差し込まれてイ
グニッション位置にまで回されると、イグニッションス
イッチ7が閉じられる。これに応答してイモビライザC
PU13が作動し、イモビライザ10のパワーアンプ1
1からコイル(アンテナ)6を介して送信器4に電力が
供給される。送信器4はこれに応答し、前記キーIDコ
ードを読取ってキーシリンダ5側へ送信する。
【0006】受信されたキーIDコードは、イモビライ
ザ10内のR/F(高周波)回路12によってデジタル
化され、CPU13に読み込まれてその中の適当なID
コードレジスタ13Bに一時記憶される。CPU13の
EEPROM13Aには、車両ごとに割当てられた固有
の基準IDコードが予め記憶されており、この基準ID
コードと読み込まれたキーIDコードとがCPU13の
照合機能部13Sによって対比照合される。両者が一致
するか、または予め定められた関係にあることが判定さ
れると、許可コードが照合機能部13Sからエンジン制
御部(ECU)16に送信される。これと同時に、スタ
ータリレー15が付勢されてスタータモータ(図示せ
ず)が回転し始める。エンジンECU16が許可コード
の受信を判別、確認し終ると、エンジンECU16は燃
料噴射弁17、燃料ポンプ18、および点火制御部20
などを所定の手順およびタイミングにしたがって制御
し、車両の始動、走行を可能にする。
【0007】一方、EEPROM13Aに記憶された基
準IDコードとキー2から送信されて読込まれたキーI
Dコードとが一致しないか、または予め定められた関係
にない時は、照合機能部13Sは許可コードを送出しな
い。したがって、エンジンECU16による車両の始動
が禁止されると共に、CPU13によって警報器14が
付勢されて適当な警報、表示がされる。このようにし
て、不正なキーによるエンジンの不正始動、走行が防止
され、車両の盗難防止が確実になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術の構
成では、運転者がエンジンを始動させようとしてから、
実際にエンジンが始動されるまでに時間的な遅れが生じ
る。すなわち、キー2が差し込まれた後、IDコードの
読み込み、判断、および許可コードの送信等の手順が完
了するまではエンジンが始動されない、つまりエンジン
始動開始までに時間遅れを生じるため、運転者に違和感
を与えることがあるという問題点があった。
【0009】また、特開昭54−15832号公報の装
置では、スタータによるエンジン駆動を開始させるが、
実際のエンジン制御つまり、点火制御演算や噴射制御演
算は、キー信号やコード信号の一致を確認した後に行わ
れるので、やはり、上記の問題点は残る。
【0010】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、盗難防止機能を維持しつつエンジンの始動
遅れを排除することができる盗難防止装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、供給される入力信号が正当な始動操
作であることを示すID信号であるかどうかを判別して
正当なID信号のときはエンジン制御を継続させる許可
信号を出力し、正当なID信号でないときはエンジン制
御を禁止させる盗難信号を出力する盗難検出手段と、前
記盗難検出手段の出力信号に基づいて、一旦開始された
エンジン制御をそのまま継続するか停止するかを判別す
る判定手段とを具備した点に第1の特徴がある。
【0012】また、本発明は、供給される入力信号が正
当な始動操作であることを示すID信号であるかどうか
を判別して正当なID信号のときはエンジン制御を継続
させる許可信号を出力し、正当なID信号でないときは
エンジン制御を禁止させる盗難信号を出力する盗難検出
手段と、エンジンの完爆を検知して完爆信号を出力する
完爆検知手段と、前記完爆信号に応答して前記盗難検出
手段の出力信号を読み込んでエンジン制御を継続するか
否かを判定する判定手段とを具備した点に第2の特徴が
ある。
【0013】
【作用】上記した第1の特徴によれば、入力されたID
信号が正当な操作を示すものでないと判断された場合
は、盗難信号によって一旦始まったエンジン制御が停止
される。
【0014】また、第2の特徴によれば、エンジンの完
爆が検知されたならば、その時点で前記盗難検出手段の
結果に基づいてエンジン制御を継続するか否かが判断さ
れる。このように、本発明によれば、キーが操作された
ならば、ID信号が正当な操作を示すものであるか否か
を問わず、とりあえずエンジン制御は開始され、その後
の判断により、ID信号が正当な操作を示すものでない
場合に、そのエンジン制御が停止されるので、ID信号
の判別によるエンジンの始動遅れがなくなる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。なお、本実施例に係る盗難防止装置を含むエンジン
制御装置のハード構成は、従来装置と同様であるため、
以下の説明では図6を援用する。但し、エンジンECU
16に取り込まれた前記許可コードは後述のイモビ判定
部16bを介してエンジン制御部16a(後述する)に
供給される。
【0016】まず、本実施例に係る盗難防止装置の要部
機能を図1のブロック図を参照して説明する。同図にお
いて、図中点線で囲んだ部分は、前記エンジンECU1
6に含まれる。前記キー2がオン(ON)に操作される
と、つまり図示の状態に操作されると、盗難検出部10
aとエンジン制御部16aとに電源が投入される。さら
に、キー2がスタート位置(START)に操作される
と、スタータリレー15にも電源が供給される。なお、
盗難検出部10aはイモビライザ10と同等の機能を有
する。
【0017】電源投入によってスタータリレー15は付
勢され、スタータモータ9が回転し始める。一方、エン
ジン制御部16aはエンジンの回転を検知するためのT
DCセンサや吸気管の負圧センサ等(図示せず)の検出
値を読み込み、噴射制御や点火制御を行って燃料噴射弁
17、燃料ポンプ18および点火制御部20等の各部に
指令を与える。さらに、盗難検出部10aは電源投入に
応答して前記キー2から供給されるIDコードを判読
し、予定のコードとの一致・不一致を判断する。
【0018】盗難検出部10aは前記両コードが一致す
るかまたは予定の関係にあったときは許可コードを、不
一致または予定の関係にないときは盗難コードをエンジ
ンECU16に出力する。なお、盗難検出部10aから
は許可コードのみを出力し、該許可コードが出力されな
いときは盗難コードが出力されたのと同等に扱うように
してもよい。また、より確実な判断のため許可コードお
よび盗難コードを独立に出力するようにしてもよい。前
記許可コードおよび盗難コードはエンジンECU16内
のイモビ判定部16bに供給され、該イモビ判定部16
bは盗難コードまたは許可コードの有無を判定し、盗難
コードが検出されるか許可コードを受信しなかった場合
にエンジン制御部16aに制御停止指示bを出力する。
エンジン制御部16aは制御停止指示bに応答して実行
中の制御動作を停止させ、エンジンを停止させる。
【0019】また、これと共にエンジン制御部16aか
らスタータリレーをオフにする指令を出すようにして、
スタータモータ9さえも動かないようにするのが、より
好ましい。なお、前記イモビ判定部16bでの判定動作
は、エンジンの完爆後に行われる。このイモビ判定のた
めに設けられる完爆検知部16cでは、エンジン制御部
16aで検出されたエンジン回転数Neおよびバッテリ
の電圧+Bを読み込み、両者が共に予定の値を超えてい
た場合に完爆状態であると判断して前記イモビ判定部1
6bに動作開始指示cを出力する。
【0020】次に、上記構成によるエンジン始動装置の
動作を図2,図3のフローチャートを参照して説明す
る。まず、図2(a)において、イモビ判定部16bの
動作(イモビ判定)を説明する。ステップS100で
は、盗難検出部10aから供給されるデータを読み込
む。ステップS200ではフラグFをセット(F=1)
する。このフラグFがセットされているか否かによって
イモビ判定が実行されたか否かを認識できる。ステップ
S300では、前記照合機能部13Sからの許可コード
の有無を判断する。許可コードつまり前記IDコードと
予定のコードとの一致を示すコードが検出されればステ
ップS400に進んで一致を示すパラメータAをセット
する(A=1)。一方、前記コードとIDコードが不一
致の場合は、ステップS500に進み、前記パラメータ
Aをクリア(A=0)する。なお、ステップS300の
判断は盗難コードの有無の判断であってもよい。但し、
その場合は、肯定と否定とで移行するステップが逆にな
るのはいうまでもない。
【0021】また、なんらかの事情により誤りコードが
出力される場合を考慮して、より確実な判断を行うた
め、許可コードおよび盗難コードを独立に出力させる場
合の動作は、図2(b)のようになる。同図においては
前記ステップS200に続く部分を示す。ステップS2
10では、許可コード有無を判断する。許可コードが検
出されなければ、ステップS230に進み、盗難を示す
ためフラグAをセットする。一方、許可コードが検出さ
れた場合には、ステップS220に進み、盗難コードの
有無を判断する。ここで盗難コードが検出されなけれ
ば、ステップS240に進んで正常を示すためフラグA
をクリアする。また、ステップS220で盗難コードが
検出されたときは、ステップS210で許可コードが検
出されたとしてもステップS230に進み、盗難を示す
ためフラグAをセットする。このように、許可コードと
盗難コードとに矛盾があったときは、コードに誤りがあ
ると判断して盗難コードを出力されるので、確実に盗難
が防止される。
【0022】続いて、エンジン始動制御について説明す
る。図3において、ステップS1では、TDCセンサや
PBセンサ、ならびにバッテリ電圧値+B等エンジン制
御に必要な各種センサの値を読み込む。ステップS2で
は、噴射制御および点火制御に必要な演算を行う。この
演算の内容は、通常の燃料噴射制御のための周知のもの
であり、詳細な説明は省略する。ステップS3では、前
記演算の結果に基づいて噴射制御および点火制御の指令
を前記噴射弁17や点火制御部20等に発する。
【0023】ステップS4では、前記フラグFがセット
されているか否かを判断する。フラグFがセットされて
いなければステップS5に進む。ステップS5では、エ
ンジン回転数Neがスタータモータ9のみでの回転数範
囲の上限値Neref を超えているか否かを判断する。該
回転数範囲の上限値Neref は例えば400rpmとす
る。エンジン回転数Neが前記上限値Neref を超えて
いればステップS6に進む。ステップS6では、バッテ
リの電圧値+Bが、スタータモータ9が回転していると
きに、その負荷変動による低下を見込んだ電圧値+Bre
f 以上であるか否かを判断する。例えば電圧値+Bref
は8Vに設定される。これらエンジン回転数Neとバッ
テリ電圧+Bなどの動作特性は図4に関して後述する。
【0024】以上のステップS5およびS6の判断が肯
定ならば、エンジンは完爆状態にあると判断してステッ
プS7に進み、前記イモビ判定部16bでの前記イモビ
判定(図2)を行う。ステップS8では、イモビ判定の
結果、前記パラメータAがセットされているか否かを判
断する。パラメータAがセットされていれば1サイクル
の処理を終える。一方、パラメータAがセットされてい
なければ、ステップS9に進み、エンジン制御を停止さ
せる指令をエンジン制御部16aに出力し、処理を終え
る。
【0025】前記ステップS5およびステップSS6の
いずれかの判断が否定ならば、エンジンは完爆してない
と判断され、イモビ判定部16bは動作せずステップS
7およびステップS8はスキップされる。また、一旦フ
ラグFがセットされれば、ステップS4の判断は肯定と
なるため、ステップS5〜S9は実行されない。なお、
前記フラグFはエンジンが一旦停止されたならばクリア
される。すなわち、上記イモビ判定はエンジンの始動モ
ードにおいてのみ実行される。
【0026】次に、エンジン回転数Neとバッテリ電圧
+Bの動作特性を説明する。図4はイグニッションスイ
ッチ7の動作と、回転数Ne、スタータ電流I、バッテ
リ電圧+Bとの関係を示す特性図である。同図におい
て、キー2がスタート位置に回されると、大きいスター
タ電流Iがスタータモータ9に流れ、バッテリ電圧+B
は急激に低下する。その後スタータモータ9によりエン
ジンが回転し始めると、バッテリ電圧+Bは復帰し始め
スタータ電流も低下する。そして、タイミングt0でエ
ンジンは完爆範囲に入る。タイミングt1では確実に完
爆範囲に入っていると判断できる。このタイミングでの
回転数Ne(400rpm)および電圧+B(8V)を
完爆判断のための値Neref または+Bref として用い
ることができる。
【0027】以上説明した実施例のイグニッションタイ
ミングとエンジン制御タイミングとを、従来装置のもの
と比較して説明する。図5(a)は本実施例の動作タイ
ミングを示すチャートであり、図5(b)は従来装置の
動作タイミングを示すチャートである。同図に示すよう
に、本実施例および従来装置では、イグニッションスイ
ッチつまりキー2のオンと同時に盗難検出部10aが動
作する点、つまりキー2と盗難検出部10aとの通信
(イモビ通信)を開始する点では共通する。しかし、従
来装置では、イモビ通信が完了した後にエンジン制御を
開始しているのに対し、本実施例では、イモビ通信完了
にかかわらず、イモビライザが搭載されていない車両同
様、キー2がスタート位置に操作されると、直ちにエン
ジン制御を立ち上がらせている点が相違する。
【0028】以上の説明では、トランスポンダ方式イモ
ビライザの判定結果に基づく盗難防止装置の例を示した
が、本発明はこれに限定されず、他の方式例えば、キー
ボード等によって入力されたIDコードにより盗難の判
断を行う方式によるイモビライザの判定結果によって動
作する盗難防止装置とすることもできる。
【0029】また、イモビ判定部16bでは、盗難検出
部10aからの許可信号を受信、解読、照合するものと
したが、盗難検出部10aから出力される盗難信号を、
制御停止指示bとしてエンジン制御部16aに直接供給
するようにし、その供給タイミングは完爆検知部16c
からの信号cによって得られるようにすればよい。要
は、イグニッション位置にキーが回されたならば、とり
あえずエンジン制御を開始し、エンジンの完爆判定後に
該エンジン制御を停止するか継続するかを決定するもの
であればよい。この場合、図1に鎖線で示すように、盗
難検出部10aをエンジンECUと一体化してIC化す
ることができる。
【0030】なお、本実施例では、完爆判定後に該エン
ジン制御を停止するか継続するかを決定するようにした
が、このような完爆判定のための検知部を設けることな
く、つまり完爆判定のいかんにかかわらず、イモビ判定
が完了した時点で直ちにエンジン制御を停止させるよう
にしてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、イグニッションスイッ
チが操作されたならば、とりあえずエンジン制御は開始
されるので、IDコードの判別によるエンジンの始動遅
れがなくなる。したがって、イモビライザを搭載してい
ないエンジンと同等の始動性が得られるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の要部機能を示すブロック
図である。
【図2】 イモビ判定動作を示したフローチャートであ
る。
【図3】 イモビ判定を有する始動装置の動作を示した
フローチャートである。
【図4】 エンジン始動時の回転数とバッテリ電圧等の
特性図である。
【図5】 本発明と従来装置との動作を比較したタイミ
ングチャートである。
【図6】 トランスポンダ方式イモビライザの一例を示
したブロック図である。
【符号の説明】
2…キー、 10a…盗難検出部、 15…スタータリ
レー、 16…エンジンECU、 16a…エンジン制
御部、 16b…イモビ判定部、 16c…完爆検知
部、 17…燃料噴射弁、18…燃料ポンプ、20…点
火制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの正当な始動操作を確認するた
    めにID信号を判別し、前記ID信号が正当なものであ
    るときにエンジン制御を継続させる許可信号、および前
    記ID信号が正当なものでないときにエンジン制御を禁
    止させる盗難信号の少なくとも一方を出力する盗難検出
    手段と、 前記盗難検出手段の出力信号を読み込み、一旦開始され
    たエンジン制御をそのまま継続するか停止するかを判定
    する判定手段とを具備したことを特徴とする盗難防止装
    置。
  2. 【請求項2】 エンジンの正当な始動操作を確認するた
    めにID信号を判別し、前記ID信号が正当なものであ
    るときにエンジン制御を継続させる許可信号、および前
    記ID信号が正当なものでないときにエンジン制御を禁
    止させる盗難信号の少なくとも一方を出力する盗難検出
    手段と、 エンジンの完爆を検知して完爆信号を出力する完爆検知
    手段と、 前記完爆信号に応答して前記盗難検出手段の出力信号を
    読み込み、一旦開始されたエンジン制御をそのまま継続
    するか停止するかを判定する判定手段とを具備したこと
    を特徴とする盗難防止装置。
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