JP3621675B2 - 自動車用盗難防止制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンジン始動用スイッチの操作キーに付加された暗証コードが所定の固有コードと一致したときのみに始動電動機の駆動を可能にした自動車用盗難防止制御装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エンジン始動用スイッチの操作キーに暗証コードを付加して、暗証コードが固有コードと一致したときのみに始動電動機の駆動を可能にした自動車用盗難防止制御装置は種々提案されている。
【0003】
たとえば、実開昭63−24066号公報には、コードが付されたキーによってエンジン始動操作が行われたときに、コードを解読する解読手段を備えた車両盗難防止装置が記載されている。
【0004】
また、上記公報に記載の車両盗難防止装置は、解読手段によって解読されたコードを記憶する記憶手段と、記憶手段によってコードが記憶された後に解読手段によって解読されたコードと記憶手段に記憶されたコードとを比較する比較手段とを備えている。
【0005】
また、上記車両盗難防止装置は、記憶手段にコードが記憶されていないときには記憶手段にコードを記憶させ、且つ記憶手段にコードが記憶されているときには記憶手段へのコード記憶を禁止するコード記憶禁止手段を備えている。
【0006】
さらに、上記車両盗難防止装置は、解読されたコードと記憶されたコードとが一致したときにはエンジン始動を許可し、且つ解読されたコードと記憶されたコードとが一致しないときにはエンジン始動を禁止するエンジン始動禁止手段を備えている。
【0007】
図3は上記従来の自動車用盗難防止装置を示す回路構成図である。
図3において、エンジンスタータと称される始動電動機ユニット1は、常開接点3aおよび励磁コイル3bからなる電磁リレーと、常開接点3aに直列接続された始動電動機Mとを含み、車載バッテリ2に接続されている。
【0008】
始動電動機ユニット1は、エンジン始動時において、操作キー7a(後述する)に応動して、車載バッテリ2から電磁リレーの常開接点3aを介して給電され、自動車用エンジン(図示せず)を回転駆動する。
【0009】
電磁リレーの励磁コイル3bは、操作キー7aによりオンされるスタータスイッチ4aを介して、車載バッテリ2に接続されている。
励磁コイル3bは、スタータスイッチ4aのオン時に、車載バッテリ2からの給電により励磁されて、常開接点3aを閉路(オン)させる。
【0010】
電源スイッチ4bは、スタータスイッチ4aと同様にキーシリンダ内に設けられており、スタータスイッチ4aと同様に車載バッテリ2に接続されている。
電源スイッチ4bは、操作キー7aによるオン操作時に、定電圧電源回路5を介して、各種の判定手段などを含むマイクロプロセッサすなわちCPU6aに給電する。
【0011】
CPU6aに属するメモリ6bには、CPU6aの制御プログラムや固有コードなどがあらかじめ書込まれている。
【0012】
操作キー7aは、エンジン始動時に運転者により操作され、キーシリンダにより構成された読取り装置7bに挿入される。
【0013】
操作キー7aには、暗証コードが付加されており、操作キー7aが読取り装置7bに挿入されて電源スイッチ4bが閉路されることにより、操作キー7aの暗証コードは、CPU6aに読取られる。
【0014】
すなわち、操作キー7aの回動操作により、スタータスイッチ4aや電源スイッチ4bがオンされて、操作キー7aの暗証コードは、読取り装置7bを介してCPU6aに入力される。
【0015】
トランジスタからなる盗難防止スイッチ8aは、駆動抵抗器8bを介してCPU6aの出力端に接続され、且つ、励磁コイル3bの一端とグランドとの間に直列接続されている。
【0016】
盗難防止スイッチ8aは、CPU6aから出力される始動許可信号DR1に応答して閉路される。
定電圧電源回路5、CPU6a、メモリ6b、盗難防止スイッチ8aおよび駆動抵抗器8bは、始動電動機ユニット1を選択的に動作させるための盗難防止機能を含むエンジン制御回路9を構成している。
【0017】
なお、CPU6aには、リセット回路(図示せず)が設けられており、車載バッテリ2からの給電がオフされたときには、操作キー7aからの暗証コードの読取り内容などがリセットされるようになっている。
【0018】
次に、図3に示した従来の自動車用盗難防止制御装置による動作について説明する。
まず、運転者が操作キー7aを読取り装置7b(キーシリンダ)に挿入し、操作キー7aを回動して電源スイッチ4bを閉路させると、車載バッテリ2から定電圧電源装置5を介してCPU6aに給電が行われる。
【0019】
CPU6aは、読取り装置7bで読取られた暗証コードと、あらかじめメモリ6bに格納されている固有コードとを比較判定し、両者が一致したときのみに始動許可信号DR1を生成する。これにより、盗難防止スイッチ8aは、駆動抵抗器8bを介してを閉路される。
【0020】
この状態で操作キー7aをさらに回動させると、スタータスイッチ4aが閉路されて、車載バッテリ2から励磁コイル3bに給電が行われ、電磁リレーの常開接点3aが閉路されることによって、始動電動機ユニット1内の始動電動機Mが動作する。
【0021】
しかしながら、常開接点3aのオンにより始動電動機ユニット1への給電が開始されると、車載バッテリ2の出力電圧が一時的に低下する。
このとき、車載バッテリ2の残存容量が少ない場合や低温始動時においては、特に出力電圧の低下が著しく大きくなる。
【0022】
したがって、CPU6aは、車載バッテリ2からの給電がオフされた状態と同様に、リセット回路によってCPU6aがリセットされるので、盗難防止スイッチ8aを閉路させることができない状態となる。
【0023】
これにより、盗難防止スイッチ8aが開路(オフ)されて、電磁リレーの常開接点3aが開路(オフ)されると、車載バッテリ2の電気負荷が軽減するので、車載バッテリ2の出力電圧が回復して、CPU6aは再び動作を開始する。
【0024】
このとき、CPU6aが上記動作を再度繰り返して盗難防止スイッチ8aを閉路(オン)させても、再度のバッテリ出力電圧低下によりCPU6aにリセットがかかり、盗難防止スイッチ8aが開路(オフ)されるので、結局、始動電動機Mは回転しない。したがって、エンジンを始動させることはできず、この結果、車載バッテリ2の放電が一層進行することになる。
【0025】
一方、上記従来装置の構成では、たとえ車載バッテリ2の出力電圧が正常な場合であっても、以下のように、盗難防止機能を十分に確保することができないおそれがある。
【0026】
たとえば、ワイヤハーネスの中から励磁コイル3bと盗難防止スイッチ8aとの接続線を探し出してこの配線を車体接地すると、盗難防止スイッチ8aの機能は無効となるので、代替手段でスタータスイッチ4aや電源スイッチ4bを閉路させることにより、始動電動機ユニット1が動作して自動車の運転が可能な状態となり得る。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動車用盗難防止制御装置は以上のように、車載バッテリ2の出力電圧低下によりCPU6aがリセットされた場合に、エンジン始動が不調となるうえ、車載バッテリ2の異常放電状態に陥るおそれがあるという問題点があった。
【0028】
また、励磁コイル3bと盗難防止スイッチ8aとの接続線を車体接地することにより、盗難防止スイッチ8aの機能が無効となってしまうので、盗難防止機能が十分に発揮できないおそれがあるという問題点があった。
【0029】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、確実に始動電動機を作動継続することのできる自動車用盗難防止制御装置を得ることを目的とする。
【0030】
また、この発明は、盗難防止スイッチを簡単に無効にすることのできない自動車用盗難防止制御装置を得ることを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る自動車用盗難防止制御装置は、自動車に搭載されたエンジンを始動するための始動用電動機と、車載バッテリから始動用電動機に給電するためのスタータスイッチおよび常開接点を含む電磁リレーと、電磁リレーに直列に挿入されたトランジスタからなる盗難防止スイッチと、自動車の操作キーに付加された暗証コードを読取る読取り装置と、暗証コードを特定の固有コードと比較する判定手段と、車載バッテリから判定手段に給電して判定手段を起動させるための電源スイッチとを備え、スタータスイッチおよび電源スイッチは、操作キーにより閉路され、判定手段は、暗証コードが固有コードと一致したときに、始動許可信号を生成して盗難防止スイッチを閉路させることにより、始動電動機を駆動する自動車用盗難防止制御装置において、盗難防止スイッチの閉路状態を保持するための補助トランジスタからなる自己保持回路と、自己保持回路に接続された定電圧電源回路とを設け、自己保持回路は、始動許可信号に応答してセットされるとともに、車載バッテリから定電圧電源回路を介して給電されるものである。
【0032】
また、この発明に係る自動車用盗難防止制御装置の判定手段は、始動許可信号として高周波断続信号を生成し、始動電動機は、電磁リレー、盗難防止スイッチおよび自己保持回路と、高周波断続信号を微分し且つ整流平滑化して自己保持回路に入力するための微分回路および整流平滑化回路とを含むものである。
【0033】
また、この発明に係る自動車用盗難防止制御装置の高周波断続信号は、電磁リレーの励磁コイルおよび盗難防止スイッチからなる直列回路の一端に入力され、微分回路および整流平滑回路は、励磁コイルおよび盗難防止スイッチからなる直列回路に対して並列接続されたものである。
【0034】
また、この発明に係る自動車用盗難防止制御装置の判定手段は、自動車のエンジン制御用マイクロプロセッサにより構成され、自己保持回路は、電源スイッチおよびスタータスイッチの少なくとも一方が解除されたときにリセットされるものである。
【0035】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示す回路構成図である。
図1において、前述(図3参照)と同様のものについては、同一符号を付して、または符号の後に「A」を付して、詳述を省略する。
【0036】
エンジン制御回路9Aは、前述の構成に加えて、補助トランジスタ8cと、補助トランジスタ8cに関連したベース抵抗器8dおよびコレクタ抵抗器8eとを備えている。
【0037】
補助トランジスタ8cのエミッタは、定電圧電源回路5を介して車載バッテリ2に接続されている。
ベース抵抗器8dは、補助トランジスタ8cのベースと盗難防止スイッチ8aのコレクタとの間に挿入され、コレクタ抵抗器8eは、補助トランジスタ8cのコレクタと盗難防止スイッチ8aのベースとの間に挿入されている。
【0038】
補助トランジスタ8cは、盗難防止スイッチ8aおよびベース抵抗器8dを介して駆動され、コレクタ抵抗器8eを介して盗難防止スイッチ8aを閉路させる。
【0039】
また、補助トランジスタ8cは、コレクタ抵抗器8eと関連して、盗難防止スイッチ8aに対する自己保持回路を構成しており、定電圧電源回路5の出力端子から給電されている。
【0040】
次に、図1に示したこの発明の実施の形態1による動作について説明する。
まず、前述と同様に、操作キー7aを読取り装置7bに挿入して回動し、電源スイッチ4bを閉路させると、定電圧電源装置5を介してCPU6aに給電される。
【0041】
また、CPU6aは、読取り装置7bを介して読取られた暗証コードと、メモリ6b内に格納された固有コードとを比較判定し、両者が一致しているときのみに始動許可信号DR1を生成し、駆動抵抗器8bを介して盗難防止スイッチ8aを閉路させる。
【0042】
この状態で、操作キー7aをさらに回動させてスタータスイッチ4aを閉路させると、励磁コイル3bが給電されて常開接点3aが閉路し、始動電動機ユニット1内の始動電動機Mが動作する。
【0043】
一方、盗難防止スイッチ8aが閉路すると、ベース抵抗器8dを介して補助トランジスタ8cが閉路し、コレクタ抵抗器8eを介して盗難防止スイッチ8aを駆動するための自己保持回路が構成される。
【0044】
したがって、CPU6aの始動許可信号DR1が停止して駆動抵抗器8bからの駆動信号が途絶えても、盗難防止スイッチ8aは、閉路状態を維持することができ、確実に始動電動機ユニット1の作動状態を継続させることができる。
【0045】
ただし、一旦、電源スイッチ4bが遮断されると、補助トランジスタ8c(自己保持回路)がリセットされるので、駆動抵抗器8bを介してCPU6aからの始動許可信号DR1が供給されなければ、盗難防止スイッチ8aが再び閉路することはない。
【0046】
このように、始動電動機ユニット1に給電するための電磁リレーの励磁コイル3bに直列接続された盗難防止スイッチ8aと、スタータスイッチ4aを動作させるための操作キー7aに付加された暗証コードを特定の固有コードと比較するCPU6a(判定手段)と、CPU6aが始動許可信号DR1(比較一致出力)を生成したときにセット(自己保持)される補助トランジスタ8cとを備え、補助トランジスタ8cを介して盗難防止スイッチ8aを閉路させることにより、車載バッテリ2の電圧低下によってCPU6aの動作が異常(誤動作や動作不能)となっても、一旦動作した盗難防止スイッチ8aの動作を持続させて、不用意に始動電動機ユニット1の給電が停止されないようにすることができる。
【0047】
なお、図1においては、自己保持回路を構成する補助トランジスタ8cのエミッタ端子を、定電圧電源回路5の出力側に接続したが、定電圧電源回路5の入力側に接続してもよい。
【0048】
また、自己保持回路を構成する補助トランジスタ8cは、CPU6aからの始動許可信号DR1がオフしてから所定時間後に動作するタイマ(図示せず)によりリセットされるように構成してもよい。
【0049】
また、たとえば、CPU6aからのリセット信号で閉路されるトランジスタ(図示せず)を追加して、このトランジスタで補助トランジスタ8cのベース・エミッタ間を短絡させることにより、CPU6aにより補助トランジスタ8c(自己保持回路)をリセット可能に構成してもよい。
【0050】
また、電源投入時に、CPU6aからの不所望な過渡電圧出力(C−MOSに特有な出力)によって補助トランジスタ8cが自己保持動作しないように、CPU6aと盗難防止スイッチ8aとの間に平滑化フィルタを挿入してもよい。
【0051】
また、盗難防止スイッチ8aのリーク電流によって補助トランジスタ8cが自己保持動作しないように、盗難防止スイッチ8aのコレクタを電源回路5の入力側にプルアップし、補助トランジスタ8cのベース・エミッタ間に逆バイアスを印加してもよい。
【0052】
また、励磁コイル3bのオフ時のサージ電圧によって、補助トランジスタ8cのベース・エミッタ間にサージによる逆バイアスが印加されないように、補助トランジスタ8cのベースと盗難防止スイッチ8aのコレクタとの間に、高耐圧のダイオードを挿入してもよい。この場合、サージによる逆バイアスで補助トランジスタ8cが破壊に到るのを防止することができる。
【0053】
また、電磁リレーを始動電動機ユニット1内に設けたが、始動電動機ユニット1の外部に接続してもよい。
さらに、盗難防止スイッチ8aを、励磁コイル3bとグランドとの間に挿入したが、スタータスイッチ4aと励磁コイル3bとの間に挿入してもよい。
【0054】
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1では、始動電動機ユニット1の動作確保のみを目的としたが、盗難防止スイッチを高周波断続信号により駆動することにより、外部からの盗難防止スイッチの無効化を不可能にして、さらに盗難防止機能を向上させてもよい。
【0055】
以下、図面を参照しながら、高周波断続信号を用いて盗難防止機能をさらに向上させたこの発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図2はこの発明の実施の形態2を示す回路構成図であり、前述(図1参照)と同様のものについては、同一符号を付して、または符号の後に「B」、「′」を付して、詳述を省略する。
【0056】
図2において、始動電動機ユニット1Bは、前述と同様に、車載バッテリ2から電磁リレーの常開接点3aを介して給電され、自動車用エンジン(図示せず)を回転駆動する。また、エンジン制御回路9B内のCPU6a′は、電源スイッチ4bおよび定電圧電源回路5を介して給電される。
【0057】
この場合、盗難防止スイッチ10aは、スタータスイッチ4aと電磁リレーの励磁コイル3bとの間に直列に挿入されており、始動電動機ユニット1B内に設けられている。
【0058】
電磁リレーの励磁コイル3bは、スタータスイッチ4aおよび盗難防止スイッチ10aを介して車載バッテリ2に接続され、給電時に常開接点3aを閉路させる。
【0059】
始動電動機ユニット1Bは、前述の構成に加えて、盗難防止スイッチ10a、ベース抵抗器10b、定電圧ダイオード10c、補助トランジスタ11a、ベース抵抗器11b、コンデンサ12、抵抗器13、ダイオード14、直列抵抗器15、コンデンサ16および放電抵抗器17を備えている。
【0060】
メモリ6b′には、CPU6a′の制御プログラムや固有コードが書き込まれている。
駆動抵抗器8b′は、CPU6a′から生成された始動許可信号DR2をトランジスタ20のベース端子に印加する。
【0061】
盗難防止機能を備えたエンジン制御回路9Bは、前述の構成に加えて、始動許可信号DR2により閉路されるトランジスタ20と、トランジスタ20の閉路時に駆動されるトランジスタ21aと、トランジスタ21aのベース端子に挿入されたベース抵抗器21bと、トランジスタ21aのコレクタ出力端子に挿入されたコレクタ抵抗器21cとを備えている。
【0062】
トランジスタ21aは、車載バッテリ2から電源スイッチ4bを介して給電され、ベース抵抗器21bおよびトランジスタ20を介して駆動される。
また、トランジスタ21aは、駆動時において、トランジスタ20と関連して、コレクタ抵抗器21cを介して、始動電動機ユニット1B内の微分回路(後述する)に対して、高周波断続信号を生成する。
【0063】
始動電動機ユニット1B内において、盗難防止スイッチ10aのベース端子にはベース抵抗器10bが接続され、ベース抵抗器10bには、ゼナーダイオードからなる定電圧ダイオード10cが直列接続されている。
【0064】
定電圧ダイオード10cには補助トランジスタ11a(自己保持回路)が直列接続され、補助トランジスタ11aのベース端子には、ベース抵抗器11bが接続されている。
【0065】
ベース抵抗器11bは、盗難防止スイッチ10aのコレクタ端子と補助トランジスタ11aのベース端子との間に挿入されており、補助トランジスタ11aと関連して、盗難防止スイッチ10aの駆動状態に対する自己保持回路を構成している。
【0066】
盗難防止スイッチ10aのエミッタ端子にはコンデンサ12が接続され、コンデンサ12には、エンジン制御回路9B内のトランジスタ21aが閉路されたときに、コレクタ抵抗器21cを介して充電電流が流れる。
【0067】
抵抗器13は、コンデンサ12とグランドとの間に直列接続され、コンデンサ12の充電電流を検出するために用いられる。
コンデンサ12および抵抗器13は、微分回路を構成している。
【0068】
抵抗器13の一端に接続されたダイオード14は、抵抗器13の両端電圧を整流し、直列抵抗器15を介して平滑用コンデンサ16を充電する。
平滑用コンデンサ16は、補助トランジスタ11aのベース端子とグランドとの間に挿入されており、ダイオード14および直列抵抗器15と関連して、整流平滑回路を構成している。
【0069】
コンデンサ12に対する放電抵抗器17は、コンデンサ12および抵抗器13からなる微分回路に並列接続されている。
定電圧ダイオード10cの電圧降下は、エンジン制御回路9B内のコレクタ抵抗器21cと始動電動機ユニット1B内の放電抵抗器17とによる車載バッテリ2の分圧電圧(放電抵抗器17の最大両端電圧)よりも大きくなるように設計されている。
【0070】
なお、電磁リレー3a、3b、盗難防止スイッチ10a、補助トランジスタ11a、微分回路12、13、整流平滑回路14〜16は、始動電動機ユニット1Bとして一体化され、外部から盗難防止スイッチ10aを強制的に短絡することは困難な状態に構成されている。
【0071】
次に、図2に示したこの発明の実施の形態2による動作について説明する。
まず、操作キー7aを読取り装置7bに挿入して回動し、電源スイッチ4bを閉路すると、定電圧電源装置5を介してCPU6a′に給電される。
【0072】
CPU6a′は、読取り装置7bで読取られた暗証コードとメモリ6b′内の固有コードとを比較判定し、両者が一致しているときのみ始動許可信号DR2を生成し、駆動抵抗器8b′を介してトランジスタ20を駆動することにより、トランジスタ21aを高周波断続信号により断続的に閉路させる。
【0073】
このとき、コンデンサ12は、トランジスタ21aの閉路時に、コレクタ抵抗器21cを介して充電される。一方、コンデンサ12の充電電荷は、トランジスタ21aの開路(オフ)時に、放電抵抗器17を介してグランドに放電される。
【0074】
この結果、抵抗器13の両端電圧は、コンデンサ12の充電電流として検出され、ダイオード14および直列抵抗器15を介して平滑用コンデンサ16を充電する。平滑用コンデンサ16の充電電圧は、断続的な閉路動作により上昇し、やがて補助トランジスタ11aが閉路可能な状態になる。
【0075】
しかし、スタータスイッチ4aがオフの状態では、定電圧ダイオード10cの作用により、盗難防止スイッチ10aは閉路することができない状態にある。
【0076】
この状態で、操作キー7aをさらに回動させて、スタータスイッチ4aを閉路させると、定電圧ダイオード10cの動作電圧を超える電圧が車載バッテリ2から印加される。
【0077】
これにより、盗難防止スイッチ10aが閉路されて、励磁コイル3bに給電が行われ、電磁リレーの常開接点3aが閉路することによって始動電動機ユニット1B内の始動電動機Mが動作する。
【0078】
一方、盗難防止スイッチ10aが閉路されると、ベース抵抗器11bを介して補助トランジスタ11aの閉路状態が維持され、ベース抵抗器11bを介して盗難防止スイッチ10aを駆動するための自己保持回路が構成される。
【0079】
したがって、たとえばCPU6a′からの始動許可信号DR2が停止して、駆動抵抗器8b′からトランジスタ20への駆動信号が途絶えても、盗難防止スイッチ10aは閉路状態を維持することになる。
【0080】
しかし、一旦、スタータスイッチ4aが遮断されると、自己保持回路がリセットされるので、CPU6a′からの始動許可信号DR2によりトランジスタ20を再度断続閉路させなければ、盗難防止スイッチ10aが閉路することはない。
【0081】
このように、暗証コードが固有コードと一致したときに生成される始動許可信号DR2(高周波断続信号)を用いて、盗難防止スイッチ10aを機能させることにより、高周波断続信号以外の信号では盗難防止スイッチ10aを閉路させることができなくなるので、外部からの盗難防止機能を向上させることができる。
【0082】
また、始動電動機ユニット1B内の自己保持回路は、高周波断続信号により微分回路および整流平滑化回路を介して駆動されるとともに、始動電動機ユニット1B内の各回路要素(電磁リレー、盗難防止スイッチ、自己保持回路、微分回路、整流平滑回路)が一体的に構成されており、外部からの不正操作(盗難防止スイッチ10aを強制的に短絡させること)が不可能なので、さらに確実な盗難防止機能を実現することができる。
【0083】
すなわち、CPU6a′と始動電動機ユニット1Bとの間の信号授受配線を、外部から接地短絡したり車載バッテリ2に接続しても、盗難防止スイッチ10aが動作することがないので、盗難防止スイッチ10aの機能を簡単に無効化するような不正操作を防止することができ、盗難防止に対する信頼性が向上する。
【0084】
また、狭い場所に設置される強電系の始動電動機ユニット1Bにおいて、電磁リレーの励磁コイル3bと盗難防止スイッチ10aとからなる直列回路に対し、始動許可信号DR2(高周波断続信号)は単一の共通端子から入力されるとともに、微分回路および整流平滑回路は並列接続されているので、弱電の入力端子数を削減することができる。
【0085】
なお、ここでは、CPU6a′から生成される始動許可信号DR2を所定周波数以上の高周波断続信号としたが、さらに盗難防止機能を向上させるために、所定周波数帯域の信号に設定してもよい。
【0086】
この場合、始動電動機ユニット1Bに内蔵された微分回路は、始動許可信号DR2の周波数帯域に応動する帯域フィルタとして機能するように設計される。
これにより、車両の盗難をさらに困難なものとすることができる。
【0087】
また、図2においては、盗難防止スイッチ10aを励磁コイル3bの正極側に接続したが、励磁コイル3bの負極側に接続しても同等の作用効果を奏することは言うまでもない。
【0088】
実施の形態3.
なお、上記実施の形態1、2(図1、図2参照)では、CPU6a、6a’および他のハードウエアからなるエンジン制御回路9A、9Bを、暗証コードの判定手段としてのみ機能させたが、点火制御などの他の制御用マイクロプロセッサとして共用してもよい。
【0089】
この場合、図示しないが、CPU6a、6a’には、エンジンのクランク角センサおよびエアフローセンサなどの入力機器と、燃料噴射用電磁弁および点火コイルなどの出力機器とが接続されることになる。
【0090】
また、補助トランジスタ8c、11a(自己保持回路)は、エンジン制御用マイクロプロセッサに含まれるCPU6a、6a′(判定手段)からの始動許可信号DR1、DR2(比較一致信号)によりセットされ、電源スイッチ4bまたはスタータスイッチ4aが解除されたときにリセットされる。
【0091】
したがって、CPU6a、6a′(エンジン制御用マイクロプロセッサ)は、補助トランジスタ8c、11aに対するリセット制御を行う必要がなく、燃料噴射制御や点火制御などを行う前の時点で、暗証コードの比較判定のみを実行すればよい。
【0092】
この結果、特にCPU6a、6a′(マイクロプロセッサ)に負担を受けることなく、また、エンジン制御装置としての性能を低下することもなく、比較判定制御に共用することができ、安価な自動車用盗難防止制御装置を実現することができる。
【0093】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、自動車に搭載されたエンジンを始動するための始動用電動機と、車載バッテリから始動用電動機に給電するためのスタータスイッチおよび常開接点を含む電磁リレーと、電磁リレーに直列に挿入されたトランジスタからなる盗難防止スイッチと、自動車の操作キーに付加された暗証コードを読取る読取り装置と、暗証コードを特定の固有コードと比較する判定手段と、車載バッテリから判定手段に給電して判定手段を起動させるための電源スイッチとを備え、スタータスイッチおよび電源スイッチは、操作キーにより閉路され、判定手段は、暗証コードが固有コードと一致したときに、始動許可信号を生成して盗難防止スイッチを閉路させることにより、始動電動機を駆動する自動車用盗難防止制御装置において、盗難防止スイッチの閉路状態を保持するための補助トランジスタからなる自己保持回路と、自己保持回路に接続された定電圧電源回路とを設け、自己保持回路は、始動許可信号に応答してセットされるとともに、車載バッテリから定電圧電源回路を介して給電されるようにしたので、確実に始動電動機を作動継続することのできる自動車用盗難防止制御装置が得られる効果がある。
【0094】
また、この発明によれば、判定手段は、始動許可信号として高周波断続信号を生成し、始動電動機は、電磁リレー、盗難防止スイッチおよび自己保持回路と、高周波断続信号を微分し且つ整流平滑化して自己保持回路に入力するための微分回路および整流平滑化回路とを含むので、外部からの不正操作によって盗難防止スイッチを簡単に閉路させることのできない自動車用盗難防止制御装置が得られる効果がある。
【0095】
また、この発明によれば、高周波断続信号は、電磁リレーの励磁コイルおよび盗難防止スイッチからなる直列回路の一端に入力され、微分回路および整流平滑回路は、励磁コイルおよび盗難防止スイッチからなる直列回路に対して並列接続されたので、盗難防止スイッチを簡単に無効にすることができないうえ、始動電動機の入力端子数を軽減した自動車用盗難防止制御装置が得られる効果がある。
【0096】
また、この発明によれば、判定手段は、自動車のエンジン制御用マイクロプロセッサにより構成され、自己保持回路は、電源スイッチおよびスタータスイッチの少なくとも一方が解除されたときにリセットされるようにしたので、判定手段による自己保持回路に対するリセット制御が不要となり、特に負担を受けることなく、自動車のエンジン制御用マイクロプロセッサを比較判定制御に共用することのできる自動車用盗難防止制御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す回路構成図である。
【図2】この発明の実施の形態2を示す回路構成図である。
【図3】従来の自動車用盗難防止制御装置を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1、1B 始動電動機ユニット、M 始動電動機、2 車載バッテリ、3a 常開接点、3b 励磁コイル、4a スタータスイッチ、4b 電源スイッチ、6a、6a′ CPU(判定手段)、6b、6b′ メモリ、7a 操作キー、7b 読取り装置、8a、10a 盗難防止スイッチ、8c、11a 補助トランジスタ(自己保持回路)、8d、11b ベース抵抗器(自己保持回路)、9A、9B エンジン制御回路、12 コンデンサ(微分回路)、13 抵抗器(微分回路)、14 ダイオード(整流平滑化回路)、15 直列抵抗器(整流平滑化回路)、16 平滑用コンデンサ(整流平滑化回路)、20、21a トランジスタ、DR1、DR2 始動許可信号。

Claims (4)

  1. 自動車に搭載されたエンジンを始動するための始動用電動機と、
    車載バッテリから前記始動用電動機に給電するためのスタータスイッチおよび常開接点を含む電磁リレーと、
    前記電磁リレーに直列に挿入されたトランジスタからなる盗難防止スイッチと、
    前記自動車の操作キーに付加された暗証コードを読取る読取り装置と、
    前記暗証コードを特定の固有コードと比較する判定手段と、
    前記車載バッテリから前記判定手段に給電して前記判定手段を起動させるための電源スイッチとを備え、
    前記スタータスイッチおよび前記電源スイッチは、前記操作キーにより閉路され、
    前記判定手段は、前記暗証コードが前記固有コードと一致したときに、始動許可信号を生成して前記盗難防止スイッチを閉路させることにより、前記始動電動機を駆動する自動車用盗難防止制御装置において、
    前記盗難防止スイッチの閉路状態を保持するための補助トランジスタからなる自己保持回路と、
    前記自己保持回路に接続された定電圧電源回路とを設け、
    前記自己保持回路は、
    前記始動許可信号に応答してセットされるとともに、
    前記車載バッテリから前記定電圧電源回路を介して給電されることを特徴とする自動車用盗難防止制御装置。
  2. 自動車に搭載されたエンジンを始動するための始動用電動機と、
    車載バッテリから前記始動用電動機に給電するためのスタータスイッチおよび常開接点を含む電磁リレーと、
    前記電磁リレーに直列に挿入されたトランジスタからなる盗難防止スイッチと、
    前記自動車の操作キーに付加された暗証コードを読取る読取り装置と、
    前記暗証コードを特定の固有コードと比較する判定手段と、
    前記車載バッテリから前記判定手段に給電して前記判定手段を起動させるための電源スイッチとを備え、
    前記スタータスイッチおよび前記電源スイッチは、前記操作キーにより閉路され、
    前記判定手段は、前記暗証コードが前記固有コードと一致したときに、始動許可信号を生成して前記盗難防止スイッチを閉路させることにより、前記始動電動機を駆動する自動車用盗難防止制御装置において、
    前記盗難防止スイッチの閉路状態を保持するための補助トランジスタからなる自己保持回路を設け、
    前記判定手段は、前記始動許可信号として高周波断続信号を生成し、
    前記始動電動機は、
    前記電磁リレー、前記盗難防止スイッチおよび前記自己保持回路と、
    前記高周波断続信号を微分し且つ整流平滑化して前記自己保持回路に入力するための微分回路および整流平滑化回路と
    を含むことを特徴とする自動車用盗難防止制御装置。
  3. 前記高周波断続信号は、前記電磁リレーの励磁コイルおよび前記盗難防止スイッチからなる直列回路の一端に入力され、
    前記微分回路および前記整流平滑回路は、前記励磁コイルおよび前記盗難防止スイッチからなる直列回路に対して並列接続されたことを特徴とする請求項2に記載の自動車用盗難防止制御装置。
  4. 前記判定手段は、前記自動車のエンジン制御用マイクロプロセッサにより構成され、
    前記自己保持回路は、前記電源スイッチおよび前記スタータスイッチの少なくとも一方が解除されたときにリセットされることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の自動車用盗難防止制御装置。
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