JP2000333819A - ポスト構造 - Google Patents

ポスト構造

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JP2000333819A
JP2000333819A JP11145701A JP14570199A JP2000333819A JP 2000333819 A JP2000333819 A JP 2000333819A JP 11145701 A JP11145701 A JP 11145701A JP 14570199 A JP14570199 A JP 14570199A JP 2000333819 A JP2000333819 A JP 2000333819A
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Akira Ito
暁 伊藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストッパー部材を正確な位置に簡単に固定す
ることができ、扉の組立および交換等の作業工程を簡略
化することのできるポスト構造を提供する。 【解決手段】 ポスト本体(10)と扉(20)を有
し、ポスト本体(10)の開口端部の上下ヒンジ回動軸
(40)(80)によって扉(20)の端縁上下が回動
自在に支持されており、ポスト本来(10)の内壁面
(11)から扉の裏面(22)側にかけて配設されたス
トッパー部材(90)が、扉(20)周囲の折れ曲げリ
ム片(21b)に当接することによって扉(20)の回
動角度を一定位置で停止させるとともに、このストッパ
ー部材(90)が扉裏面(22)の突起片(23)を支
持しているポスト構造であって、ストッパー部材(9
0)は、下側ヒンジ(70)から延立する垂直片(7
1)に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、郵便物や
新聞等の配達物を受け取るためのポストの構造に関する
ものである。さらに詳しくは、裏側から配達物を回収す
るための開平扉が精度よく取り付けられているポスト構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】住宅等の玄関先の門柱やエントランスポ
ール、あるいは玄関ドア等には、郵便物や新聞等の配達
物を受け取るための設備として、例えば図4に後方斜視
図を例示したようなポストが設置されている。このポス
トは、ポスト本体(10)の裏側の開口部に扉(20)
が設けられており、この扉(20)を開くことによって
配達物を回収するようになっている。扉(20)の周囲
には折り曲げリム片(21a〜d)が形成されていて、
ポスト本体(10)に配設された上側ヒンジ(31)お
よび下側ヒンジ(32)と、扉(20)の折り曲げリム
片(21a)(21c)がそれぞれ回動軸(40)(5
0)によって回動自在に支持されている。
【0003】また、ポスト本体(10)の内壁面(1
1)から扉裏面(22)にかけてはストッパー部材(6
0)が配設されている。このストッパー部材(60)
は、図5に例示したように、扉(20)を開いた場合
に、一定の角度以上に扉(20)が回動すると先端の爪
部(61)が扉(20)の折り曲げリム片(21b)に
当接して扉(20)の回動を停止させる働きをしてい
る。
【0004】さらにまた、このストッパー部材(60)
は、図4に示したように、その爪部(61)が扉裏面
(22)のコの字型突起片(23)を支持しており、こ
れによって扉(20)の下方折り曲げリム片(21c)
が下側ヒンジ(32)に圧接せず、円滑に回動するよう
にもなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4に例示したような
従来のポスト構造においては、ストッパー部材(60)
の爪部(61)が、扉裏面(22)の突起片(23)に
正確に当接するようにストッパー部材(60)を固定す
る必要がある。このため、従来のポスト構造では、図5
にも例示したように、ポスト本体(10)の開口部リム
(12)にスリット(13)を設け、このスリット(1
3)からストッパー部材(60)を差し込み、その平板
部(62)を内壁面(11)に固定するようにしてい
た。
【0006】しかしながら、この開口部リム(12)へ
のスリット(13)の加工と、スリット(13)を介し
たストッパー部材(60)の取り付け固定は極めて面倒
な作業であった。しかも、ストッパー部材(60)の平
板部(62)と内壁面(11)との固定はスポット溶接
により行うため、固定時に位置ズレが生じる危険性があ
る。このため溶接時には何らかの治具等を用いる必要が
あり、工程のさらなる複雑化の原因ともなっていた。
【0007】また、ストッパー部材(60)の位置ズレ
により扉(20)の折り曲げリム片(21c)と下側ヒ
ンジ(40)が圧接することを防ぐため、下側の回動軸
(50)には溝部(51)が加工され、この溝部(5
1)にEリング(52)を嵌合させ、このEリング(5
2)によって折り曲げリム片(21c)と下側ヒンジ
(40)との摩擦を低減するようにしていた。しかしな
がら、このEリング(52)の使用は組立時の工程を複
雑化するとともに、扉(20)の交換作業を困難にする
原因となっていた。
【0008】この出願の発明は、以上のとおりの事情に
鑑みてなされたものであって、従来のポスト構造の問題
点を解消し、ストッパー部材を正確な位置に簡単に取り
付け固定することのできるポスト構造を提供することを
課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願は、前記の課題
を解決するための発明として、ポスト本体と扉を有し、
ポスト本体の開口端部の上下ヒンジ回動軸によって扉の
端縁上下が回動自在に支持されており、ポスト本来の内
壁面から扉の裏面側にかけて配設されたストッパー部材
が、扉周囲の折れ曲げリム片に当接することによって扉
の回動角度を一定位置で停止させるとともに、このスト
ッパー部材が扉裏面の突起片を支持しているポスト構造
であって、ストッパー部材は、下側ヒンジから延立する
垂直片に配設されていることを特徴とするポスト扉構造
を提供する。
【0010】このポスト構造においては、ストッパー部
材が下側ヒンジから延立する垂直片と一体化している
か、または、ストッパー部材が下側ヒンジから延立する
垂直片と別体であり、ストッパー部材は垂直片の取り付
け位置マークに一致した位置に取り付けられていること
を好ましい態様としている。さらにこの発明のポスト構
造においては、下側ヒンジの回動軸がピン部材であり、
このピン部材の上端屈折部が押さえ金具により固定され
ていることを別の好まし態様としてもいる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、貼付した図面に沿って実施
例を示し、この発明のポスト構造についてさらに詳しく
説明する。
【0012】
【実施例】図1は、この発明のポスト構造の一実施例を
示した後方斜視図であり、図2はこのポスト構造の側断
面図およびその要部拡大図である。図1および図2に例
示したように、この発明のポスト構造においては、従来
例と同様にポスト本体(10)の裏側開口部に扉(2
0)が設けられており、この扉(20)の周囲には折り
曲げリム片(21a〜d)が形成されていて、ポスト本
体(10)に配設された上側ヒンジ(31)および下側
ヒンジ(70)と、扉(20)の折り曲げリム片(21
a)(21c)がそれぞれ回動軸(40)(80)によ
って回動自在に支持されている。
【0013】ポスト本体(10)の内壁面(11)から
扉裏面(22)にかけてはストッパー部材(90)が配
設されている。このストッパー部材(90)は下側ヒン
ジ(70)から延立する垂直片(71)と一体化してお
り、下側ヒンジ(70)をポスト本体(10)の底面
(14)と内壁面(11)とのコーナーに当接させて固
定することにより、ストッパー部材(90)はその爪部
(91)が正確に突起片(23)を支持する位置に固定
される。従って、従来例のように開口部リム(12)の
スリットを介して位置決めを行う必要はなく、図3にも
例示したように、開口部リム(12)を越えてその爪部
(91)を扉裏面(22)に延設させることができる。
【0014】以上のとおりの構成によって、ストッパー
部材(90)を正確な位置に簡単に取り付け固定できる
ようになっている。なお、ストッパー部材(90)は、
下側ヒンジ(70)と別体であってもよい。その場合に
は、例えば、下側ヒンジ(70)の垂直片(71)に位
置決めマークを形成し、そのマークに合わせてストッパ
ー部材(90)を固定することができる。また、垂直片
(71)の上端縁を位置決めマークとし、垂直片(7
1)とストッパー部材(90)のそれぞれの上端縁を一
致させるようにすることもできる。
【0015】さらに、この図1および図2に例示したポ
スト構造においては、下側の回動軸(80)がピン部材
であり、このピン部材の上端屈折部(81)が押さえ金
具(82)およびビス(83)により固定されている。
すなわち、この発明のポスト構造では、前記のとおり、
ストッパー部材(90)の爪部(91)が正確に突起片
(23)を支持しているため、扉(20)が下方にズレ
ることはない。このため、下側の回動軸(80)にEリ
ングやワッシャ等を介在させる必要はなく、図1および
図2に例示したような簡単な構成とすることができる。
これによって、回動軸(80)の取り付け、および扉
(20)の交換等の作業工程は大幅に簡略化される。
【0016】もちろん、この発明は以上の例によって限
定されるものではなく、細部の構成等については様々な
態様が可能であることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の
発明によって、ストッパー部材を正確な位置に簡単に固
定することができ、扉の組立および交換等の作業工程を
簡略化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のポスト構造の一実施例を示した後方
斜視図である。
【図2】図1に例示したポスト構造の側断面図およびそ
の要部拡大図である。
【図3】図1に例示したポスト構造の要部平断面図であ
る。
【図4】従来のポスト構造を例示した後方斜視図であ
る。
【図5】図5に例示した従来のポスト構造の要部平断面
図である。
【符号の説明】
10 ポスト本体 11 内壁面 12 開口部リム 13 スリット 14 底面 20 扉 21a〜d 折れ曲がりリム片 23 突起片 31 上側ヒンジ 32 下側ヒンジ 40 上側回動軸 50 下側回動軸 51 溝部 52 Eリング 60 ストッパー部材 61 爪部 62 平板部 70 下側ヒンジ 71 垂直片 80 回動軸 81 屈折部 82 押さえ金具 83 ビス 90 ストッパー部材 91 爪部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポスト本体と扉を有し、ポスト本体の開
    口端部の上下ヒンジ回動軸によって扉の端縁上下が回動
    自在に支持されており、ポスト本来の内壁面から扉の裏
    面側にかけて配設されたストッパー部材が、扉周囲の折
    れ曲げリム片に当接することによって扉の回動角度を一
    定位置で停止させるとともに、このストッパー部材が扉
    裏面の突起片を支持しているポスト構造であって、スト
    ッパー部材は、下側ヒンジから延立する垂直片に配設さ
    れていることを特徴とするポスト扉構造。
  2. 【請求項2】 ストッパー部材が下側ヒンジから延立す
    る垂直片と一体化している請求項1のポスト扉構造。
  3. 【請求項3】 ストッパー部材が下側ヒンジから延立す
    る垂直片と別体であり、ストッパー部材は、垂直片の取
    り付け位置マークに一致した位置に取り付けられている
    請求項1のポスト扉構造。
  4. 【請求項4】 下側ヒンジの回動軸がピン部材であり、
    このピン部材の上端屈折部が押さえ金具により固定され
    ている請求項1のポスト扉構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020103623A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅配ボックス

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0513284U (ja) * 1991-08-12 1993-02-23 ナカ工業株式会社 メイルボツクスにおけるヒンジ部の構造

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