JPH0513284U - メイルボツクスにおけるヒンジ部の構造 - Google Patents

メイルボツクスにおけるヒンジ部の構造

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JPH0513284U
JPH0513284U JP6366591U JP6366591U JPH0513284U JP H0513284 U JPH0513284 U JP H0513284U JP 6366591 U JP6366591 U JP 6366591U JP 6366591 U JP6366591 U JP 6366591U JP H0513284 U JPH0513284 U JP H0513284U
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JP
Japan
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hinge
main body
piece
opening
mail box
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Application number
JP6366591U
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English (en)
Inventor
寿孝 川口
傑 菅野
剛 山川
伸悦 大場
Original Assignee
ナカ工業株式会社
株式会社ナカ技術研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案はメイルボックスにおけるヒンジ部の構
造に関し、構造を簡単にし、かつ、効率的にヒンジ部の
補強をすることを目的とする。 【構成】本体3は少なくとも一側を開口させて形成され
ており、ヒンジ部材7は垂直片5と水平片4とを本体3
の側壁3c、および底壁3a、あるいは天井壁3bに固
着することにより装着されて該本体3の隅部を補強す
る。また、ドアパネル8は上記ヒンジ部材7のヒンジ舌
片6に枢支されて装着される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、メイルボックスにおけるヒンジ部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
郵便物が投入されるメイルボックス本体にヒンジ部を構成し、該本体内の郵便 物を取出すためのドアパネルを枢支する構造としては、従来、本体の天井面、あ るいは底壁にヒンジ舌片を固着して本体外方に突出させ、このヒンジ舌片にドア パネルを枢支するものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来例におけるヒンジ部は、板状のヒンジ舌片を固着するも のであるから、本体の補強、あるいは補剛に寄与することはなく、例えば本体を ステンレス板等から折曲形成する場合には、本体のヒンジ部を別途補強する必要 があるという欠点を有するものであった。
【0004】 また、本体をステンレス板等から筒状に折曲して形成する場合には、ドアパネ ルにより閉塞する開口部の端縁は本体内方に向けて折曲されてフランジが形成さ れるが、上記ヒンジ舌片を本体外方に突出させるためには、該フランジにヒンジ 舌片を挿通させる開口を開設する必要があり、製造が非常に面倒であるという欠 点をも有するものであった。
【0005】 本考案は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、簡単な構造で、か つ、効率的にヒンジ部の補強ができるメイルボックスにおけるヒンジ部の構造を 提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば上記目的は、実施例に対応する図1、図2に示すように、 少なくとも一側を開口させ、該開口1の端縁にフランジ2を折曲形成したメイ ルボックス本体3と、 前記本体3の底壁3a、あるいは天井壁3b裏面に固定される水平片4と、本 体3の側壁3cに固定される垂直片5と、前記水平片4に延設されるヒンジ舌片 6とを有するヒンジ部材7と、 前記ヒンジ舌片6に枢支されて、前記開口1を開閉可能に閉塞するドアパネル 8とを有し、 前記ヒンジ部材7の水平片4とヒンジ舌片6との境界部には、フランジ2の端 縁に至る立上がり片9を屈曲形成し、 前記ヒンジ舌片6をフランジ2の端縁を越えて本体3外方に突出させるメイル ボックスにおけるヒンジ部の構造を提供するにことにより達成される。
【0007】
【作用】
ヒンジ部材7は、水平片4と、垂直片5とを有しており、一方がメイルボック ス本体3の天井壁3b、あるいは底壁3aに、他方が側壁3cに固定される。互 いに直交して配置される水平片4と垂直片5とを本体3の隅角部に固定すること により、本体3全体、特に、ヒンジ部材7の固定箇所近傍が補強される。
【0008】 また、ヒンジ部材7は、フランジ2を乗り越える立上がり片9を有しており、 ヒンジ舌片6は、フランジ2に該ヒンジ舌片6の挿通開口を開設することなく、 本体3外方に引き出される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。 先ず、メイルボックスの全体構成を、図2に基づいて説明する。このメイルボ ックスは、ステンレス板等の板材を折曲して筒状に形成される本体3と、該本体 3の正面側開口1に固定される投入口パネル10と、上記本体3の背面側開口1 に装着されるドアパネル8とを有して構成されている。
【0010】 上記投入口パネル10は、本体3の正面側開口に折曲形成した取付フランジ1 1に固定され、外部に頭部が露出しないように、ビス12は、本体3内方から螺 入されている。また、上記投入口パネル10は、上部に郵便投入口13を有して おり、投入口蓋14により開閉自在に閉塞される。
【0011】 上記ドアパネル8は、一側縁上下端に凹設されるヒンジ座15と、該ヒンジ座 15に穿孔されるヒンジ孔16と、該側縁の中央部に膨隆される摺接ブロック1 7とを有している。上記摺接ブロック17は、ドアパネル8を本体3に枢着した 状態において、本体3側に固定される摺接片18により圧接され、該ドアパネル 8の回動動作時に適宜の摺動抵抗を付与する。また、上記ドアパネル8の中央部 には、透明部材19により閉塞される覗き窓20が開設されており、本体3内部 の郵便物の確認が可能とされる。
【0012】 上記ドアパネル8は、本体3に固定されるヒンジ部材7にヒンジピン21を挿 通させることにより枢支され、該ドアパネル8が枢支される側の本体3の開口1 には、断面L字状のフランジ2が折曲形成される。
【0013】 上記ヒンジ部材7は、図1、図3、図4に示すように、板金を折曲して形成さ れるもので、本体3の天井壁3b、あるいは底壁3aに溶接される、水平片4と 、該本体3の側壁3cに溶接される垂直片5と、上記水平片4に延設され、先端 部にヒンジ孔6aを穿孔したヒンジ舌片6とを有している。また、上記ヒンジ舌 片6と水平片4との境界部には、本体3のフランジ2を乗り越える程度の高さの 立上がり片9が設けられている。
【0014】 さらに、この実施例において、本体3の底壁3a側に固定されるヒンジ部材7 は、側壁3cに沿って延長されるブロック固定片22を有している。このブロッ ク固定片22には、本体3内方に向けて折曲される固定座23が形成されており 、該固定座23にバーリング加工を施して形成したネジ孔24にビス25を螺入 して、上記摺接片18が固定される。
【0015】 なお、以上においては、ヒンジ舌片6は、ドアパネル8のヒンジ座15上に載 せられた状態で装着され、外部から見えるが、図5、図6に示すように、ドアパ ネル8の内方に収容するように構成することも可能であり、この場合、ヒンジ舌 片6とドアパネル8との間には、スペーサ26が介装される。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によるメイルボックスにおけるヒン ジ部の構造によれば、板材を折曲して筒状に形成される本体の開口に水平片と垂 直片とを有するヒンジ部材を固着するので、該本体の開口近傍は隅角部が補強、 補剛されることとなり、別途補強する必要がなくなり、簡単な構造で、かつ、ヒ ンジ部を効率的に補強することができる。
【0017】 さらに、ヒンジ舌片は、フランジの端縁を越える立上がり片を介して水平片に 延設されているために、該フランジにヒンジ舌片が挿通する開口を特別に開設す る必要がなくなり、製造効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の全体構成を示す斜視図である。
【図3】ドアパネルの装着状態を示す断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】本考案の変形例を示す断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 開口 2 フランジ 3 本体 3a 底壁 3b 天井壁 3c 側壁 4 水平片 5 垂直片 6 ヒンジ舌片 7 ヒンジ部材 8 ドアパネル 9 立上がり片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山川 剛 東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 株 式会社ナカ技術研究所内 (72)考案者 大場 伸悦 東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 株 式会社ナカ技術研究所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一側を開口させ、該開口(1)の
    端縁にフランジ(2)を折曲形成したメイルボックス本体
    (3)と、 前記本体(3)の底壁(3a)、あるいは天井壁(3b)裏面
    に固定される水平片(4)と、本体(3)の側壁(3c)に固
    定される垂直片(5)と、前記水平片(4)に延設されるヒ
    ンジ舌片(6)とを有するヒンジ部材(7)と、 前記ヒンジ舌片(6)に枢支されて、前記開口(1)を開閉
    可能に閉塞するドアパネル(8)とを有し、 前記ヒンジ部材(7)の水平片(4)とヒンジ舌片(6)との
    境界部には、フランジ(2)の端縁に至る立上がり片(9)
    を屈曲形成し、 前記ヒンジ舌片(6)をフランジ(2)の端縁を越えて本体
    (3)外方に突出させるメイルボックスにおけるヒンジ部
    の構造。
JP6366591U 1991-08-12 1991-08-12 メイルボツクスにおけるヒンジ部の構造 Pending JPH0513284U (ja)

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Publications (1)

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JPH0513284U true JPH0513284U (ja) 1993-02-23

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ID=13235869

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000333819A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Matsushita Electric Works Ltd ポスト構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000333819A (ja) * 1999-05-25 2000-12-05 Matsushita Electric Works Ltd ポスト構造
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