JP2000329591A - 計器の文字板構造 - Google Patents

計器の文字板構造

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JP2000329591A
JP2000329591A JP11136027A JP13602799A JP2000329591A JP 2000329591 A JP2000329591 A JP 2000329591A JP 11136027 A JP11136027 A JP 11136027A JP 13602799 A JP13602799 A JP 13602799A JP 2000329591 A JP2000329591 A JP 2000329591A
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JP
Japan
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prism
dial
shape
scale
reflection ring
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Application number
JP11136027A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Kiyota
知宏 清田
Tetsuya Maehashi
徹也 前橋
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリズムを利用して目盛部に顕著な立体感を
持たせ、視認性及びデザイン性の向上を図った計器の文
字板構造を提供する。 【解決手段】 文字板3に形成された目盛部4を覆うよ
うにプリズム6を文字板3上に取り付けて目盛部4に立
体感を持たせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計器の文字板構造
に関し、詳しくは、文字板上の目盛を立体表示できるよ
うにした文字板構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用計器等における文字板の目盛は、
平面的なものが多く、視認性に欠けるという問題があ
る。そのため、図9に示すように、目盛部4に影9を付
けて立体感を持たせるようにした文字板構造も知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
ように、目盛部4に影9を付けるだけでは大きな立体感
は得られず、視認性の向上につながらないという問題が
ある。
【0004】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、プリズムを利用して目盛部に顕著な立体感を持た
せ、視認性及びデザイン性の向上を図った計器の文字板
構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、文字板に形成された目盛部
を覆うように、プリズムを前記文字板上に取り付けたこ
とを特徴とするものである。
【0006】このため、請求項1記載の発明では、プリ
ズムを通して目盛部が屈曲した状態で立体的に見え、目
盛表示の視認性が向上する。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の計器の文字板構造であって、前記プリズムは、前記
目盛部の内周側の一部を露出させた状態で配置したこと
を特徴とするものである。
【0008】このため、請求項2記載の発明では、プリ
ズムのない部分とある部分で目盛部の見え方が変わり、
変化に富んだ目盛表示が可能となる また、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の
計器の文字板構造であって、前記プリズムの外周側に、
指針から出射される光を反射する反射リングが一体に形
成されていることを特徴とするものである。
【0009】このため、請求項3記載の発明では、反射
リングでポイント発光させることができ、より変化に富
んだ表示が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図9と同一部材または同一
機能のものは同一符号で示している。
【0011】図1は、計器A(コンビネーションメー
タ)の一部、すなわち、速度計1、燃料計2を示してい
る。速度計1(燃料計2も同様)は、文字板3に目盛部
4を有し、この目盛部4の周囲に円弧状の反射リング5
が配置されている。この反射リング5の内側下端部にプ
リズム6が一体に形成され、このプリズム6は、目盛部
4を覆うように配置されている(図2参照)。
【0012】文字板3の前面で回動する指針7は、文字
板3の背後の光源(図示せず)からの光を導入し、指針
7の先端から光を反射リング5に向けて出射し、反射リ
ング5のテーパ面5aにおいてポイント発光8させるよ
うになっている(図3、図4参照)。なお、ポイント発
光しない計器の場合は、反射リング5は設けず、プリズ
ム6のみでもよい。
【0013】プリズム6は、図3の例では、外形が片側
凸レンズ形状のもの、図4の例では、外形が二等辺三角
形状のものを示しており、いずれでも、目盛部4は、屈
曲され(屈曲形状については後述する)て、浮き上がっ
た状態で立体的に視認される。
【0014】図5及び図6は、プリズム6の固定構造を
示している。図5は、反射リング5を設けない例で、ケ
ース10のボス11に取り付けられた導光板12及び文
字板3と、見返し13との間にプリズム6の後部に形成
した取付部14を挟み込んで固定している。また、図6
は、反射リング5の後部に、取付部15を設けて見返し
13のボス16に溶着17して固定している。
【0015】図7に、プリズム6の形状の具体例を、図
8に、各プリズム6から見える目盛部4の形状を示して
いる。
【0016】図7(a)は、外形が三角形のプリズム6
の例で、a1 は、中実形状、a2 は、外形と相似形の中
空部20を形成した形状、a3 は、中空部20の上部に
下向き凸部21を設けた形状のものを示している。この
図7(a)のプリズム6では、目盛部4は、図8(a)
に示すようにくの字形状に屈折した形状に視認される
(図4参照)。
【0017】図7(b)は、外形が片側凸レンズ形のプ
リズム6の例で、b1 は、中実形状、b2 は、外形と相
似形の中空部20を形成した形状、b3 は、中空部20
の上部に下向き凸部21を設けた形状のものを示してい
る。この図7(b)のプリズム6では、目盛部4は、図
8(b)に示すように円弧形状に屈折した形状に視認さ
れる(図3参照)。
【0018】図7(c)は、外形が三角形のプリズム6
が目盛部4の一部を覆うように配置した例で、c1 は、
中実形状、c2 は、外形と相似形の中空部20を形成し
た形状、c3 は、中空部20の上部を平坦22にした形
状のものを示している。この図7(c)のプリズム6で
は、目盛部4は、図8(c)に示すように途中23(プ
リズム6の有無の境界部分)から屈折した形状に視認さ
れる。
【0019】図7(d)は、外形が片凸レンズの半分形
のプリズム6の例で、d1 は、中実形状、b2 は、外形
と相似形の中空部20を形成した形状、b3 は、中空部
20の上部を平坦22にした形状のものを示している。
この図7(d)のプリズム6では、目盛部4は図8
(d)に示すように、途中23(プリズム6の有無の境
界部分)から円弧状に湾曲した形状に視認される。
【0020】上述したプリズム6の形状は、単なる例示
であって、形状、大きさ、取付位置等は任意である。
【0021】以上のように、本実施の形態では、目盛部
4を覆うようにプリズム6を文字板3上に配置したこと
により、目盛部4が屈曲して浮き上がった状態で立体的
に見え、文字板3の視認性が向上する。また、プリズム
6の形状、大きさ、取付位置等を変えることにより、屈
曲の度合いや見え方を自由に変えることができ、変化に
富んだ目盛表示が可能となる。
【0022】また、プリズム6を、反射リング5と一体
に設けることにより、反射リング5でポイント発光8さ
せることができ、より変化に富んだ表示が可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、目盛部を覆うようにプリズムを取り付け
たので、プリズムを通して目盛部が屈曲して浮き上がっ
た状態で立体的に見え、目盛表示の視認性が向上する。
【0024】また、請求項2記載の発明によれば、プリ
ズムを目盛部の内周側の一部を露出させた状態で配置し
たので、請求項1記載の発明の効果に加えて、プリズム
のない部分とある部分で目盛部の見え方が変わり、変化
に富んだ目盛表示が可能となる。
【0025】また、請求項3記載の発明によれば、プリ
ズムの外周側に反射リングを一体に形成したので、請求
項1または2記載の発明の効果に加えて、反射リングで
ポイント発光させることができ、より変化に富んだ表示
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計器の文字板構造の実施の形態を示す
正面図である。
【図2】図1の要部の側面図である。
【図3】プリズム部分の一例を示す拡大斜視図である。
【図4】プリズム部分の他の例を示す拡大斜視図であ
る。
【図5】プリズムの取付構造の一例を示す縦断側面図で
ある。
【図6】プリズムの取付構造の他の例を示す縦断側面図
である。
【図7】(a)〜(d)は、プリズムの形状及び配置位
置の具体例を示す断面図である。
【図8】(a)〜(d)は、図7の(a)〜(d)に対
応した目盛部の屈曲状態を示す説明図である。
【図9】従来の影付きの目盛を示す説明図である。
【符号の説明】
3 文字板 4 目盛部 5 反射リング 6 プリズム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字板に形成された目盛部を覆うよう
    に、プリズムを前記文字板上に取り付けたことを特徴と
    する計器の文字板構造。
  2. 【請求項2】 前記プリズムは、前記目盛部の内周側の
    一部を露出させた状態で配置したことを特徴とする請求
    項1記載の計器の文字板構造。
  3. 【請求項3】 前記プリズムの外周側に、指針から出射
    される光を反射する反射リングが一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の計器の文字板構
    造。
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