JP7244305B2 - 指針 - Google Patents

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Description

本発明は、光透過材料から構成される指針、に関する。
上述した従来の指針として、例えば、特許文献1、2に記載された全面発光タイプの指針が提案されている。特許文献1、2の指針は、指示部と、指針軸や受光部を備えた基部と、を備えている。また、指針には、受光部から入った光を指示部に反射する指示方向反射面が形成されている。
このような指針においては、指示方向反射面近傍の指示部の上面に、光が届きにくく、暗く見える。そこで、特許文献1、2の指針は、指示方向反射面近傍の指示部の上面に向けて光を反射する指針軸用反射面をさらに設けて、指針が均一に発光して見えるようにしている。
特開2012-154832号公報 特開2002-296081号公報
しかしながら、実際は指針の形状誤差などのズレが影響し、指針の上面(正面)において、光が届きにくい範囲と、指針軸用反射面で反射した光が届く範囲と、が狙い通りに一致しない。このため、依然として暗く見える部分があり、見栄え品位が低下する、という問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、見栄え品位の低下を抑制する指針を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る指針は、下記[1]~[5]を特徴としている。
[1]
光透過材料から構成された指針において、
回転軸方向から入射される光源からの光を受光する受光面と、
前記受光面から受光した光を、前記指針の先端側又は後端側に反射する主反射面と、
前記受光面から受光した光を、前記指針の正面において、前記主反射面で反射した光により発光する第1範囲と、前記主反射面を透過した光により発光する第2範囲と、の間の第3範囲を含み、前記第3範囲よりも広い第4範囲に反射する副反射面を有し、
前記指針は、前記回転軸方向に延びる軸部と、前記回転軸方向と直交する延在方向に延びる指針本体と、を有し、
前記軸部は、前記回転軸方向の正面側の幅広部と前記回転軸方向の背面側の幅狭部とが前記回転軸方向に連なって構成され、前記幅広部は前記幅狭部より前記延在方向の幅が広く、前記幅狭部は前記幅広部の前記延在方向の中央部から前記背面側に突出しており、前記受光面は前記幅狭部の前記背面側の端面であり、
前記指針本体は、前記幅広部の前記正面側の端部から前記延在方向の先端側に延在し、前記指針の正面は前記指針本体の前記正面側の端面であり、
前記主反射面は、前記幅広部と前記指針本体とに亘って設けられ、前記受光面から受光した光が前記指針本体の前記先端側に反射するように前記先端側に向かうに従って前記正面側に向かうように傾斜して延びており、
前記副反射面は、前記幅広部の前記延在方向の前記先端側の側面に設けられている、
指針であること。
[2]
[1]に記載の指針であって、
前記副反射面は、前記回転軸方向に対して少なくとも2以上の異なる傾きを有する傾斜面に設けられている、
指針であること。
[3]
[2]に記載の指針であって、
前記副反射面は、単一R面又は複数R面に設けられている、
指針であること。
[4]
[2]に記載の指針であって、
前記副反射面は、階段状に設けられている、
指針であること。
[5]
[2]に記載の指針であって、
前記副反射面は、粗面に設けられている、
指針であること。
上記[1]の構成の指針によれば、副反射面が、受光面から受光した光を、指針の正面において、主反射面で反射した光により発光する第1範囲と、主反射面を透過した光により発光する第2範囲と、の間の第3範囲を含み、前記第3範囲よりも広い第4範囲に反射する。これにより、指針の形状誤差などに起因して、暗く視認される第3範囲の位置が製品毎にばらついたとしても、副反射面で光を反射する第4範囲内に第3範囲を含むことができるため、暗く視認される範囲が目立たなくなり、見栄え品位の低下を抑制することができる。
上記[2]の構成の指針によれば、副反射面は、回転軸方向に対して少なくとも2以上の異なる傾きを有する傾斜面に設けられている。これにより、簡単な構成で第3範囲よりも広い第4範囲に反射する副反射面を設けることができる。
上記[3]~[5]の構成の指針によれば、容易に、副反射面を2以上の異なる傾斜を有する傾斜面に設けることができる。
本発明によれば、見栄え品位の低下を抑制した指針を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の指針の一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1のI-I線部分断面図である。 図3は、図1及び図2に示す指針の延在方向の位置に対する、第1主反射面で反射した光L1による指針正面の輝度、第1主反射面を透過した光L2による指針正面の輝度、第1副反射面で反射した光L3による指針正面の輝度及び光(L1+L2+L3)による指針正面の輝度、を示すグラフである。 図4は、指針の比較品の一例を示す部分断面図である。 図5は、図4に示す指針の延在方向の位置に対する、第1主反射面で反射した光L1による指針正面の輝度、第1主反射面を透過した光L2による指針正面の輝度、第1副反射面で反射した光L3による指針正面の輝度及び光(L1+L2+L3)による指針正面の輝度、を示すグラフである。 図6は、図1及び図2に示す本発明品における指針の延在方向の位置に対する、指針正面の輝度を実測した結果を示すグラフである。 図7は、図4に示す比較品における指針の延在方向の位置に対する、指針正面の輝度を実測した結果を示すグラフである。 図8は、図1及び図2に示す第1、第2副反射面の変形例を示す図である。 図9は、図1及び図2に示す第1、第2副反射面の変形例を示す図である。 図10は、図1及び図2に示す第1、第2副反射面の変形例を示す図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
本実施形態に係る指針1は、車両に搭載される車両表示装置に用いられる。車両表示装置は、いわゆる車載メータを構成するものであり、例えば、車両のダッシュボードに設けられたインストルメントパネルに搭載される。車両表示装置には、目盛が描かれた文字板が設けられ、上記指針1は、例えば車両に関する種々の計測値を示す目盛位置を指示する。
なお、図1等に示す奥行き方向Yとは、上記車両表示装置が搭載される車両の前後方向に相当する。正面側とは、奥行き方向Yにおいて車両の運転席側であり、背面側とは、正面側と反対側であり、インストルメントパネルの内部に収容される側である。
本実施形態の指針1は、軸部11と、指針本体12と、がアクリルなどの光透過材料によって板状に一体形成される。
軸部11は、指針1の回転軸方向(=奥行き方向Y)に沿って略角柱状に形成されている。本実施形態では、軸部11の背面側の端面が、受光面S1となる。受光面S1は、回転軸方向に直交する平面に形成されている。指針1の背面側に配置された光源からの光は、光透過性の回転軸(図示せず)を導光した後、軸部11の受光面S1から受光される。
本実施形態では、軸部11には、正面側の幅広部111と、背面側の幅狭部112と、が回転軸方向に連なって設けられている。幅広部111は、幅狭部112よりも後述する延在方向Xの幅が広く設けられている。幅狭部112は、幅広部111の中央から回転軸方向に突出している。
指針本体12は、軸部11(幅広部111)の正面側の端部から回転軸方向と直交する方向両側に延在して形成される。指針本体12は、その延在方向X一方側の先端部121(図1参照)で目盛を指示する。以下、指針1の延在方向Xに先端部121側を「先端側」とし、先端部121とは反対側を「後端側」として、説明する。指針本体12は、軸部11よりも先端側の部分が、軸部11よりも後端側の部分よりも長く形成されている。
本実施形態では、上記指針本体12の正面において先端から後端にわたる全長が、運転者等から視認される発光面となっている。この指針本体12の正面には、当該正面から指針1外部に向かって出射する光を拡散させるように拡散層122(図2参照)が設けられている。
また、軸部11及び指針本体12の接続部分周辺に、板厚方向に貫通して形成した略逆三角形状の中空部123が設けられている。この中空部123の3つの内側面が、第1主反射面S21、第2主反射面S22及び透過面S23を構成する。第1主反射面S21は、先端側に向かうに従って正面に近づく傾斜に設けられている。第2主反射面S22は、第1主反射面S21の後端側に連なり、後端側に向かうに従って正面に近づく傾斜に設けられている。
上記第1主反射面S21は、その後端側の一部が上記受光面S1と回転軸方向に対向するように設けられている。上記第2主反射面S22は、その先端側の一部が上記受光面S1と回転軸方向に対向するように設けられている。
透過面S23は、第1主反射面S21の先端、第2主反射面S22の後端間に設けられ、指針1の正面とほぼ平行に設けられている。本実施形態では、第1、第2主反射面S21、S22、透過面S23は、平面に設けられているが、これに限ったものではなく、曲面に設けてもよい。
以上の構成により、第1主反射面S21は、受光面S1から受光された光を指針1の先端側に反射する。第1主反射面S21で反射された光L1は、指針本体12の正面と背面とで反射を繰り返して先端側に導光されつつ正面から出射され、指針本体12の正面先端側を発光させる。
また、第2主反射面S22は、受光面S1から受光された光を指針1の後端側に反射する。第2主反射面S22で反射された光L1は、指針本体12の正面と背面とで反射を繰り返して後端側に導光されつつ正面から出射され、指針本体12の後端側を発光させる。
また、受光面S1から受光された光のうち、第1、第2主反射面S21、S22を通過した光L2は透過面S23から中空部123を抜けて正面から出射され、透過面S23と対向する正面を発光させる。
次に、上述した構成の指針1正面の発光輝度について図2及び図3を参照して説明する。上記第1主反射面S21で反射した光L1や、第1主反射面S21を透過した光L2は、指針1の正面において第1位置P1と第2位置P2との間には届きにくい。第1位置P1は、指針1の正面において第1主反射面S21と回転軸方向に対向する部分の先端位置P3近傍の位置である。第2位置P2は、第1位置P1から先端側に少し離れた位置である。
詳しく説明すると、上記第1主反射面S21で反射された光L1により発光される指針正面の輝度は、図3の点線に示すように、先端部121から第2位置P2までほぼ一様となり、第2位置P2から後端側に向かうに従って急激に低くなる。この指針1正面の先端から輝度が急激に低下し始める第2位置P2までの範囲を、第1主反射面S21で反射した光により発光する第1範囲R1とする。
一方、第1主反射面S21を透過した光により発光される指針1正面の輝度は、図3の一点鎖線に示すように、第1主反射面S21に対向する部分及びその近傍ではほぼ一様となるが、第1位置P1よりも先端側に向かうに従って急激に低くなる。この指針1正面の輝度が急激に低下し始める第1位置P1よりも後端側の範囲を、第1主反射面S21を透過した光により発光する第2範囲R2とする。
なお、本実施形態では、第1位置P1は、先端位置P3よりも先端側に設けられているが、透過面S23の形状などによっては、先端位置P3と同じ位置になることもあるし、先端位置P3よりも後端側に設けられることもある。
即ち、第1範囲R1と第2範囲R2との間の境界範囲(第3範囲)R3は、第1主反射面S21で反射された光L1も、第1主反射面S21を透過する光L2も届きにくく、暗く視認されてしまう。
また、第2主反射面S22で反射した光L1や、第2主反射面S22を透過した光L2については、上述した説明の「第1主反射面S21」を「第2主反射面S22」、「先端」を「後端」、「後端」を「先端」に読み替えれば同じであるため、ここでは詳細な説明を省略する。本実施形態では、主反射面S21、S22が2つ設けられているため、境界範囲R3は、軸部11を挟んで延在方向X両側に生じる。
そこで、本実施形態の指針1は、受光面S1から受光された光を、上記2つの境界範囲R3を含み、境界範囲R3よりも広い範囲R4にそれぞれ反射する第1副反射面S41及び第2副反射面S42を有している。第1副反射面S41及び第2副反射面S42は、受光面S1から受光され、第1、第2主反射面S21、S22に向かわずに軸部11から指針1外部に向かう光や、第1、第2主反射面S21、S2で反射した光の一部が入射され、入射された光L3を範囲R4に対して反射する。
第1副反射面S41は、幅広部111の延在方向X先端側の側面に設けられ、第2副反射面S42は、幅広部111の延在方向X後端側の側面に設けられている。第1副反射面S41は、先端に向かうに従って正面に近づく傾斜面に設けられている。また、第1副反射面S41は、先端に向かうに従って回転軸方向(奥行き方向Y)に対する傾斜が大きくなるような(=正面に向かって凸となるような)単一R面に設けられている。
第2副反射面S42は、後端に向かうに従って正面に近づく傾斜面に設けられている。また、第2副反射面S42は、後端に向かうに従って回転軸方向に対する傾斜が大きくなるような(=正面に向かって凸となるような)単一R面に設けられている。
第1副反射面S41は、その先端側が第1主反射面S21よりも延在方向Xの先端側に配置されている。第2副反射面S42は、その後端側が第2主反射面S22よりも延在方向Xの後端側に配置されている。
次に、図1及び図2に示す本発明の指針1の効果について、図4に示す比較品と比較して説明する。図4に示す比較品は、図1に示す指針と同等の部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。比較品の指針1は、第1、第2副反射面S51、S52を単一平面で構成し、第1、第2副反射面S51、S52で反射される範囲R5が、境界範囲R3と同じか、それよりも狭い範囲に設定されている。
このため、図5に示すように、指針1の形状誤差などのズレが影響して、境界範囲R3の位置が製品毎にばらつくと、第1、第2副反射面S41、S42で反射される範囲R4と境界範囲R3とにズレΔLが生じ、依然暗部が生じてしまう。
これに対して、本実施形態では、第1、第2副反射面S41、S42が反射する範囲R4を境界領域R3よりも広い範囲にしている。これにより、指針1の形状誤差などのズレが影響して、境界範囲R3の位置が製品毎にばらついたとしても、図3に示すように、第1、第2副反射面S41、S42で反射される範囲R4内に境界範囲R3を含めることができ、従来例に比べて、範囲R1における平均輝度に対する暗部の輝度の低下を抑えることができる。このため、暗部が目立たなくなり、見栄え品位の低下を抑制することができる。
次に、本発明者らは、図1及び図2に示す第1、第2副反射面S41、S42を単一R面で構成した本発明品と、図4に示す第1、第2副反射面S51、S52を単一平面で構成した比較品と、を作製した。そして、発明者らは、本発明品及び比較品の指針1正面の延在方向Xにおける輝度を測定し、上記効果を確認した。結果を、図6及び図7に示す。
図7に示すように、比較品は、境界領域R3において暗部が生じ、暗部の暗さも先端側の平均輝度に比べて大きく低下している。このため、暗部が視認されて、見栄え品位が低下している。
一方、図6に示すように、本発明品は、境界領域R3において、平均輝度よりも輝度が高くなる部分が生じ、その隣に輝度が低くなる部分も生じるが、輝度が低い部分は平均輝度とあまり変わらない。比較品も本発明品も、境界領域R3における輝度が高い部分と、暗部との輝度差はあまり変わらないが、暗部の輝度の低下が本発明品の方が抑えることができる。人の目には明部があることより、暗部がある方が視認しやすいので、暗部での輝度の低下が少ない本発明品が一様に発光して見える。
ところで、(指針の先端から後端までの平均輝度(以下「平均輝度」と略す)-暗部の最小輝度)/平均輝度が15(%)以下であると暗部が目立たない。比較品は、図7に示すように、平均輝度=832.4(cd/m)に対して暗部の最小輝度=561.2(cd/m)であるので、(平均輝度-暗部の最小輝度)/平均輝度=32.6%となり、上記15%を大きく超えてしまう。
これに対して、本発明品は、図6に示すように、平均輝度=776.7(cd/m)に対して暗部の最小輝度=682.9(cd/m)とすることができ、(平均輝度-暗部の最小輝度)/平均輝度=12.1%となり、上記15%以下にすることができる。これにより、見栄え品位の低下を抑制することができることがわかる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上述した実施形態によれば、第1、第2副反射面S41、S42は、単一R面に形成されていたが、これに限ったものではない。第1、第2副反射面S41、S42は、回転軸方向に対して2つ以上の異なる傾斜を有する傾斜面に設けられていればよい。このため、例えば、図8に示すように、複数R面から設けられていてもよい。
また、図9に示すように、階段状に設けられていてもよい。ここで、階段状とは、回転軸に対して異なる傾斜を有する複数の傾斜面と傾斜面との間に、回転軸方向と直交する平面が設けられている構成を言う。
また、図10に示すように、粗面に設けられていてもよい。また、第1、第2副反射面S41、S42は、傾斜の異なる2つの平面から構成されていてもよい。
また、上述した実施形態によれば、第1、第2副反射面S41、S42は、正面に向かって凸となるR面に形成されていたが、これに限ったものではない。正面に向かって凹となるR面に形成するようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、第1、第2副反射面S41、S42は、軸部11の側面に設けられていたが、これに限ったものではない。指針1の形状によっては、指針本体12の下面に切り欠きを設けて、第1、第2副反射面S41、S42を設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、指針本体12と軸部11とを一体に形成していたが、これに限ったものではない。背景技術で説明したように指針本体12と軸部11とを別々に形成してもよい。
また、上述した実施形態によれば、受光面S1は、回転軸の背面側端部に光源の対向配置し、光透過性の回転軸を透過した光を受光していたが、これに限ったものではない。回転軸を光透過性とすることは必須ではない。回転軸周りに配置された光源からの光を受光するようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、指針1は、2つの第1、第2主反射面S21、S22を設けていたが、これに限ったものではない。指針1としては、第1、第2主反射面S21、S22の何れか一方が設けられていればよい。
ここで、上述した本発明に係る指針の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
光透過材料から構成された指針(1)において、
回転軸方向(Y)から入射される光源からの光を受光する受光面(S1)と、
前記受光面(S1)から受光した光を、前記指針(1)の先端側又は後端側に反射する主反射面(S21、S22)と、
前記受光面(S1)から受光した光を、前記指針の正面(1)のにおいて、前記主反射面(S21、S22)で反射した光により発光する第1範囲(R1)と、前記主反射面(S21、S22)を透過した光により発光する第2範囲(R2)と、の間の第3範囲(R3)を含み、前記第3範囲(R3)よりも広い第4範囲(R4)に反射する副反射面(S41、S42)を有する
指針(1)。
[2]
[1]に記載の指針(1)であって、
前記副反射面(S41、S42)は、前記回転軸方向(Y)に対して少なくとも2以上の異なる傾きを有する傾斜面に設けられている、
指針(1)。
[3]
[2]に記載の指針(1)であって、
前記副反射面(S41、S42)は、単一R面又は複数R面に設けられている、
指針(1)。
[4]
[2]に記載の指針(1)であって、
前記副反射面(S41、S42)は、階段状に設けられている、
指針(1)。
[5]
[2]に記載の指針(1)であって、
前記副反射面(S41、S42)は、粗面に設けられている、
指針(1)。
1 指針
S1 受光面
S21 第1主反射面(主反射面)
S22 第2主反射面(主反射面)
S41 第1副反射面(副反射面)
S42 第2副反射面(副反射面)
R1 第1範囲
R2 第2範囲
R3 境界範囲(第3範囲)
R4 範囲(第4範囲)
Y 奥行き方向(=回転軸方向)

Claims (5)

  1. 光透過材料から構成された指針において、
    前記指針の回転軸方向から入射される光源からの光を受光する受光面と、
    前記受光面から受光した光を、前記指針の先端側又は後端側に反射する主反射面と、
    前記受光面から受光した光を、前記指針の正面において、前記主反射面で反射した光により発光する第1範囲と、前記主反射面を透過した光により発光する第2範囲と、の間の第3範囲を含み、前記第3範囲よりも広い第4範囲に反射する副反射面を有し、
    前記指針は、前記回転軸方向に延びる軸部と、前記回転軸方向と直交する延在方向に延びる指針本体と、を有し、
    前記軸部は、前記回転軸方向の正面側の幅広部と前記回転軸方向の背面側の幅狭部とが前記回転軸方向に連なって構成され、前記幅広部は前記幅狭部より前記延在方向の幅が広く、前記幅狭部は前記幅広部の前記延在方向の中央部から前記背面側に突出しており、前記受光面は前記幅狭部の前記背面側の端面であり、
    前記指針本体は、前記幅広部の前記正面側の端部から前記延在方向の先端側に延在し、前記指針の正面は前記指針本体の前記正面側の端面であり、
    前記主反射面は、前記幅広部と前記指針本体とに亘って設けられ、前記受光面から受光した光が前記指針本体の前記先端側に反射するように前記先端側に向かうに従って前記正面側に向かうように傾斜して延びており、
    前記副反射面は、前記幅広部の前記延在方向の前記先端側の側面に設けられている、
    指針。
  2. 請求項1に記載の指針であって、
    前記副反射面は、前記回転軸方向に対して少なくとも2以上の異なる傾きを有する傾斜面に設けられている、
    指針。
  3. 請求項2に記載の指針であって、
    前記副反射面は、単一R面又は複数R面に設けられている、
    指針。
  4. 請求項2に記載の指針であって、
    前記副反射面は、階段状に設けられている、
    指針。
  5. 請求項2に記載の指針であって、
    前記副反射面は、粗面に設けられている、
    指針。
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Citations (2)

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