JP2000329229A - 変速機シフト操作装置 - Google Patents
変速機シフト操作装置Info
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Abstract
を図り、車両への搭載性を向上させる。 【解決手段】 チェンジレバー16のシフト操作方向を
検出する操作方向検出スイッチ18,18と、チェンジ
レバー16に機械的に接続された変速機20のシフト軸
21を回動させる減速機24が付設されたモータ23
と、シフト軸21の作動位置を検出する作動位置検出手
段27としてのシフト位置検出スイッチ26,26とを
設け、操作方向検出スイッチ18,18とシフト位置検
出スイッチ26,26からの出力信号に基づきモータ2
3を駆動させて変速機20のシフト作動を行う。
Description
フト操作に適した変速機シフト操作装置に関するもので
ある。
気圧シリンダを利用したものが広く知られている。ま
た、図16に示すような変速機シフト操作装置も提案さ
れている。この変速機シフト操作装置は、電動モータ
1、該モータ1に付設した減速機2、モータ1の軸に取
付けたピニオン3、パワーロッド4、該パワーロッド4
に設けられピニオン3と噛み合うラック5、パワーロッ
ド4に平行なコントロールロッド9、該コントロールロ
ッド9の戻し用スプリング10、コントロールロッド9
の動きを検出するセンサ12、コントロールロッド9の
端部とパワーロッド4の端部を連結し且つシフトケーブ
ル取付部14を有するレバー13等を備えている。
自由状態でスプリング10がコントロールロッド9を中
央位置に保ち、電動モータ1は止まっている。レバー1
3の端部にいずれかの向きの力を加えて動かすと、レバ
ー13は傾き、コントロールロッド9は反対に動き、そ
の動きをセンサ12が検出し、コントロールロッド9に
追従して電動モータ1の出力、正逆回転がコントロール
される。
ピニオン3を駆動し、ピニオン3はラック5を介してパ
ワーロッド4にレバー13の端部に加える力と同じ向き
の力を加えて動きを助けると同時に、レバー13を介し
てコントロールロッド9を戻す。該コントロールロッド
9が中央へ戻ると、これがセンサ12により検出され、
電動モータ1は止められ、パワーロッド4も止められ
る。
リンダを利用するものでは、装置全体が大型になり、重
量も重く、コンパクト化が困難なため、特に、中小型ト
ラック等に適用する場合に、最大積載可能量への影響が
大きい。また、図16に示した電動モータを使用する装
置の場合も、構造上大型になり、コンパクト化が困難で
あるという問題点があった。
明は、装置全体が小型になり、重量も軽く、車両への搭
載性が良く、特に、中小型トラック等に適用する場合
に、最大積載可能量への影響が小さい変速機シフト操作
装置を提供することを目的とする。
に、本発明は、チェンジレバーのシフト操作方向を検出
する操作方向検出手段と、前記チェンジレバーに機械的
に接続された変速機のシフト軸を回動させる減速機付電
動モータと、前記変速機のシフト軸の作動位置を検出す
る作動位置検出手段とを設け、前記チェンジレバーのシ
フト操作時に前記操作方向検出手段と前記作動位置検出
手段からの出力信号に基づき前記減速機付電動モータを
駆動させて前記変速機のシフト作動を行うことを特徴と
し、本発明では、前記チェンジレバーのノブに前記操作
方向検出手段を設けることが望ましい。前記作動位置検
出手段は、前記チェンジレバー又は前記変速機のシフト
軸の動きに連動する可動部材の位置を検出することが好
ましい。
電動モータの出力軸又は前記電動モータに付設した減速
機の出力軸の回動位置を検出する角度センサ又は位置セ
ンサを設けてもよく、前記作動位置検出手段として、前
記シフト軸を回動させるアウタレバーの動きを検出する
位置センサを設けてもよく、前記作動位置検出手段とし
て、前記シフト軸の回動位置を検出する角度センサ又は
位置センサを設けてもよく、前記作動位置検出手段とし
て、前記チェンジレバーのシフト完了位置を検出する位
置スイッチを設けることもできる。前記減速機付電動モ
ータは、前記変速機のシフト軸を回動させるアウタレバ
ーを作動させるか、前記減速機付電動モータは、前記変
速機のシフト軸を直接回動させることが好ましい。
変速機のシフト軸に取付けられた減速機と、該減速機を
ギヤを介して回動させる電動モータとを設け、前記ギヤ
の回転軸を回動可能に前記チェンジレバーと機械的に接
続するとともに、前記ギヤの回転軸に前記チェンジレバ
ーのシフト操作量を検出するシフト操作量検出手段を連
結するか、チェンジレバーと、変速機のシフト軸に取付
けられた減速機と、該減速機を回動させる電動モータと
を設け、前記減速機の軸を回動可能に前記チェンジレバ
ーと機械的に接続するとともに、前記減速機の軸に前記
チェンジレバーのシフト操作量を検出するシフト操作量
検出手段を連結することとしてもよい。そして、前記シ
フト操作量検出手段は、トーションバーとそのトーショ
ンバーのねじれを検出する角度センサであることが好ま
しい。
態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1
は本発明の第1の実施の形態に係る変速機シフト操作装
置を示す概略構成図、図2は図1の要部側面図である。
この変速機シフト操作装置は、チェンジレバー16の2
方向のシフト操作方向をそれぞれ検出する操作方向検出
手段としての操作方向検出スイッチ18,18と、チェ
ンジレバー16に機械的に接続される変速機20のシフ
ト軸21を回動させるための電動モータ23と、シフト
軸21の作動位置を検出する作動位置検出手段27とし
てのシフト位置検出スイッチ26,26と、中立位置を
検出する中立位置検出スイッチ30とを備えている。
作方向検出スイッチ18,18がチェンジレバー16の
ノブ37に設けられ、モータ23及び該モータ23に付
設された減速機24はフレーム33に取付けられてい
る。シフト軸21は所定箇所にストライカ22が取付け
られており一端がフレーム33に支持されている。変速
機20にはセレクト操作用レバー34が設けられてい
る。
心にして回動可能であり、レバー本体36の上端に取付
けられたノブ37と、該ノブ37内に設けた二つの操作
方向検出スイッチ18,18とを備え、シフト操作時
に、ノブ37に加えられる操作力の操作方向が操作方向
検出スイッチ18,18で検出され、その検出結果が信
号線41を介して操作方向信号としてコントローラ40
に送られる。
り、シフト操作時にコントローラ40から信号線42を
介して送られる指令信号によって正逆回転及び回転量が
制御され、減速機24の出力軸46に固着されている出
力レバー47を回動させる。出力レバー47の先端はリ
ンクロッド48でアウタレバー49の先端に連結されて
いる。アウタレバー49は、シフト軸21に取付けられ
ており、シフト操作用のワイヤケーブル51を介してチ
ェンジレバー16の下端に連結されていて、チェンジレ
バー16の動き、及び出力レバー47の動きに連動して
回動し、これによりシフト軸21が回動する。
周方向の一方側で軸線方向に位置をずらせて配置した二
つのシフト位置検出スイッチ26,26と、シフト軸2
1の周方向の他方側に配置した中立位置検出スイッチ3
0とを備えて構成されている。そして、二つのシフト位
置検出スイッチ26,26は図3に示すシフトパターン
Pのそれぞれシフト位置A,Bを検出し、中立位置検出
スイッチ30はシフトパターンPの中立位置Nを検出す
るためのものである。
スイッチ18,18から信号線41を介して送られる操
作方向信号を受け、この信号に基づき指令信号を信号線
42を介してモータ23へ送り、該モータ23を正逆回
転させるとともに、作動位置検出手段27から信号線4
3を介して送られるシフト軸21の中立位置又はシフト
位置検出信号に基づき、モータ23を停止させるための
制御を行う。変速機20のセレクトレバー34はセレク
ト用のワイヤケーブル52でチェンジレバー16に連結
されている。
操作装置の動作について説明する。セレクト操作は、チ
ェンジレバー16の手動操作でセレクトレバー34をセ
レクト用のワイヤケーブル52を介して動かして行わ
れ、シフト操作は、上述の変速機シフト操作装置によっ
て以下のようにして行われる。中立位置から2段目シフ
ト位置へシフトする場合、クラッチペダルを踏み込み、
チェンジレバー16を2段の方向に操作すると、チェン
ジレバー16の遊び範囲を越えてストロークした点(操
作力が所定力以上)で、スイッチ18がオンする。この
スイッチオンで、コントローラ40は、変速機20の中
立位置検出スイッチ30がオンでチェンジレバー16の
スイッチ18がオンなので、中立位置から2段方向への
シフトと判断し、クラッチスイッチ55オン(クラッチ
断)なら、モータ23を駆動して、シフトパターンPに
おける方向Aにシフト軸21を回動させ、作動位置検出
手段27がオンすると、モータ23を停止させる。クラ
ッチスイッチ55がオフの場合には、モータ23は駆動
しない。
フトする場合について説明する。クラッチペダルを踏み
込み、チェンジレバー16を中立位置方向に操作する
と、チェンジレバー16のスイッチ18がオンする。コ
ントローラ40は、作動位置検出手段27がオンでスイ
ッチ18がオンなので、2段目シフト位置から中立位置
へのシフトと判断し、クラッチスイッチ55がオンなら
モータ23を駆動させ、シフトパターンPにおける方向
Bにシフト軸21を回動させ、中立位置検出スイッチ3
0がオンするとモータ23が停止する。
系が故障してモータ23が駆動しない場合は、チェンジ
レバー16の操作により、ワイヤケーブル51を介して
マニュアル操作でシフト軸21を回動させ、シフト操作
を行う。この場合、モータ23を一緒に回動させること
になる。そのため、操作が重くなるのを回避する手段と
して、モータ23とシフト軸21との間にクラッチ機構
を設けることが好ましい。セレクト操作は変速機20に
設けたセレクト操作用レバー34につないだセレクト操
作用のワイヤケーブル52を介してマニュアル操作で行
う。
速機シフト操作装置を示す概略構成図、図5は図4の要
部側面図である。この変速機シフト操作装置は、モータ
23に付設した減速機24の出力軸46の回転角を検出
する角度センサ28(図5参照)を設け、中立位置検出
スイッチ30を併用しており、角度センサ28及び変速
機20のシフト軸21の中立位置検出スイッチ30を、
シフト位置を検出する作動位置検出手段27としてい
る。この場合、変速機20の中立位置、シフト位置に対
応する減速機24の出力軸46の回転角に基づく角度セ
ンサ28の出力値をコントローラ40に記憶させてお
く。
構成は第1の実施の形態と同じなので、同一部分に同一
の符号を付けて示し、それらの部分の重複説明を省略す
る。また、動作についても、シフト軸21の位置を直接
検出するのに代えて、減速機24の出力軸46の回転角
を角度センサ28で検出する点が異なる以外は第1の実
施の形態と同じである。第2の実施の形態によれば、シ
フト軸21の位置を角度センサ28で検出しているの
で、シフト軸21の位置を常時把握することができ、第
1の実施の形態の場合よりも、より正確に、迅速にシフ
ト操作を制御することができるという利点がある。
速機シフト操作装置を示す要部側面図である。この変速
機シフト操作装置は、減速機24の出力レバー47の動
きを検出する角度センサ28を設けてあり、この角度セ
ンサ28のセンサレバー53は減速機24の出力レバー
47にリンクロッド50を介して連結されている。上記
角度センサ28に代えて出力レバー47の動きを検出す
るストロークセンサを用いてもよい。その他の構成は、
第1の実施の形態と同じであり、動作は第2の実施の形
態と同じである。第3の実施の形態によれば、角度セン
サ28を減速機24以外の箇所に設けてあるので、減速
機24の小型化と簡素化を図ることができる。
速機シフト操作装置を示す概略構成図である。この変速
機シフト操作装置は、変速機20のシフト軸21にモー
タ23の減速機24を直接接続し、モータ23と減速機
24をつなぐ歯車機構58の回転軸59にレバー60を
設け、該レバー60に一端がチェンジレバー16に結合
されたシフト操作用のワイヤケーブル51の他端を結合
して構成されている。作動位置検出手段27としては、
歯車機構58の回転軸59の回転角を検出する角度セン
サ28を該回転軸59の部分に設け、中立位置検出スイ
ッチ30を併用している。その他の構成は、第1の実施
の形態と同じであり、動作は第2の実施の形態と同じで
ある。
速機シフト操作装置を示す概略構成図、図9はその要部
側面図である。この変速機シフト操作装置は、シフト軸
21のアウタレバー49を減速機24の出力軸に取付け
た図示しないピニオンとこれに噛み合うラック63及び
該ラック63の一端のラックエンド64を介して回動さ
せ、作動位置検出手段27として、ラック63のストロ
ークを検出する位置センサ29を用いている。その他の
点は第1の実施の形態と同じであり、動作については第
2の実施の形態と同じなので、重複説明を省略する。
変速機シフト操作装置を示す概略構成図である。この変
速機シフト操作装置は、作動位置検出手段27としてフ
レーム33に固定した角度センサ28を用い、シフト軸
21にはアウタレバー49とは別に第2のレバー67を
設け、角度センサ28で該第2のレバー67を介してシ
フト軸21の動きを検出する。この場合、アウタレバー
49の動きを角度センサ28で検出してもよい。その他
の構成は第1の実施の形態と同じであり、動作は第2の
実施の形態と同じである。
変速機シフト操作装置を示す概略構成図、図12はその
要部側面図である。この変速機シフト操作装置は、モー
タ23及び減速機24を、変速機20のシフト軸21に
直結し、シフト軸21をモータ23で直接回動させ、変
速機20のシフト軸21の位置を検出する作動位置検出
手段27として、シフト軸21の位置を直接検出する角
度センサ28を用い、中立位置検出スイッチ30が併用
される。その他の構成は第1の実施の形態と同じであ
り、動作は第2の実施の形態と同じである。
変速機シフト操作装置を示す概略構成図である。この変
速機シフト操作装置は、作動位置検出手段27として、
チェンジレバー16の下端の両側にリミットスイッチ3
1,31を設け、一方のリミットスイッチ31が図3に
示したシフトパターンの1、3、5段の位置でオンし、
他方のリミットスイッチ31がR、2、4段の位置でオ
ンになる。このようにリミットスイッチ31,31で変
速機20のシフト位置を検出するとともに、変速機20
に中立位置を検出する中立位置検出スイッチ30を設け
ている。その他の構成は第5の実施の形態と同じであ
る。
操作装置の動作について説明する。中立位置からシフト
位置にシフトする場合、クラッチペダルを踏み込み、チ
ェンジレバー16を図3に示すシフトパターンPの2段
の方向へ操作すると、チェンジレバー16の遊び範囲以
上のストロークをして操作力が所定以上になった点で、
一方の操作方向検出スイッチ18がオンする。すると、
コントローラ40は、変速機20の中立位置検出スイッ
チ30のオンで、操作方向検出スイッチ18がオンなの
で、中立位置からR,2,4段の方向Aへのシフトと判
断し、クラッチスイッチ55がオン(クラッチ断)な
ら、モータ23を駆動して方向Aにシフト軸21を回動
させ、チェンジレバー16の一方のリミットスイッチ3
1がオンすると、モータ23を停止させる。次に、シフ
ト位置A(例えば2段)から中立位置Nにシフトする場
合、クラッチペダルを踏み込み、チェンジレバー16を
図3に示すシフトパターンPの中立位置Nの方向へ操作
すると、チェンジレバー16の他方の操作方向検出スイ
ッチ18がオンする。コントローラ40は、リミットス
イッチ31がオンでかつ操作方向検出スイッチ18がオ
ンなので、シフト位置A(R,2,4)から中立位置N
へのシフトであると判断し、クラッチスイッチ55がオ
ンならモータ23を駆動させ、方向Bにシフト軸21を
回動させ、中立位置検出スイッチ30がオンするとモー
タ23を停止させる。その他の動作は第1の実施の形態
と同じである。
変速機シフト操作装置を示す概略構成図である。この変
速機シフト操作装置は、モータ軸25に取付けられた原
動歯車70とシフト軸21に取付けられた従動歯車71
との間に中間歯車72を設け、これらの歯車によって減
速機24を構成し、中間歯車72の回転軸59の同軸上
にトーションバー74を設け、このトーションバー74
の先端にレバー60を設け、該レバー60の一端にシフ
ト操作用のワイヤケーブル51を結合してある。そし
て、この装置では、第1の実施の形態で設けられたチェ
ンジレバー16のノブ37の2つの操作方向検出スイッ
チ18,18と、変速機20のシフト軸21のシフト位
置を検出する2つのシフト位置検出スイッチ26,26
を削除し、トーションバー74のねじれ角度を検出する
角度センサ28をトーションバー74の近傍に設けてい
る。この角度センサ28の検出結果に基づきチェンジレ
バー16のシフト操作方向および操作力をコントローラ
40で算定する。その他の構成は、第1の実施の形態と
同じである。
て説明する。中立位置Nからシフト位置A(例えば2
段)にシフトする場合、クラッチペダルを踏み込み、チ
ェンジレバー16を図3に示すシフトパターンPの2段
の方向へ操作すると、チェンジレバー16の操作力に応
じてトーションバー74がねじれ、角度センサ28から
そのねじれに応じた出力をコントローラ40に入力す
る。コントローラ40は、角度センサ28から信号線4
3を通じて送られたセンサ出力信号の方向と大きさよ
り、モータ23の回転方向とモータ供給電流を決め、モ
ータ23を駆動させ、シフト軸21の回動を行う。シフ
トが完了すると、チェンジレバー16がシフト位置にな
るので、運転者が操作力をなくせば、それに伴いモータ
23は停止する。
立位置Nへシフトする場合、クラッチペダルを踏み込
み、チェンジレバー16を図3に示すシフトパターンP
の中立位置Nの方向へ操作すると、チェンジレバー16
の操作力に応じてトーションバー74がねじれ、角度セ
ンサ28からそのねじれに応じた出力がコントローラ4
0に送られる。コントローラ40は、角度センサ28か
ら信号線43を通じて送られたセンサ出力信号の方向と
大きさより、モータ23の回転方向とモータ供給電流を
決め、モータ23を駆動させ、シフト軸21の回動を行
い、中立位置になると運転者の操作力の低下により、モ
ータ23は停止する。この場合、変速機20のシフト軸
21の中立位置を検出する中立位置検出スイッチ30を
設け、中立位置検出スイッチ30のオンを検出して、モ
ータ23を停止させてもよい。また、モータ軸25と歯
車72の回転軸59とに互いに噛み合う傘歯車を設ける
ことによって、モータ23の方向を90度変更すること
も可能である。
る変速機シフト操作装置を示す概略構成図である。この
変速機シフト操作装置は、変速機20のシフト軸21に
直接減速機24を取付け、該減速機24の軸にトーショ
ンバー74を設け、チェンジレバー16とトーションバ
ー74との連結を、ワイヤケーブル51、レバー60、
回転軸73、該回転軸73に取付けられたレバー75、
リンクロッド76、トーションバー74に取付けられた
レバー77を介して行っている。その他の構成は第9の
実施の形態と同じであり、動作も第9の実施の形態と同
じである。
は限定されず、種々の変形及び変更が可能である。例え
ば、第2〜第7の実施の形態に係る変速機シフト操作装
置に第8の実施の形態のようなリミットスイッチ31を
設ける構成を適用してもよく、第10の実施の形態にお
いてワイヤケーブル51を直接トーションバー74のレ
バー77に接続してもよい。
ェンジレバーの操作方向を検出する操作方向検出手段
と、チェンジレバーに機械的に接続された変速機のシフ
ト軸を回動させる減速機付電動モータと、変速機のシフ
ト軸の作動位置を検出する作動位置検出手段とを設け、
チェンジレバーのシフト操作時に操作方向検出手段と作
動位置検出手段からの出力信号に基づき減速機付電動モ
ータを駆動させて変速機のシフト作動を行うことによ
り、装置全体が小型になり、重量も軽く、車両への搭載
性が良く、中小型トラック等に適用する場合に、最大積
載可能量への影響が小さいなる。
方向を検出する操作方向検出手段を設けたり、チェンジ
レバー又は変速機のシフト軸に連動する可動部材の位置
を作動位置検出手段で検出することにより、一層小型化
や車両への搭載性向上を図ることができる。また、作動
位置検出手段として、電動モータまたは減速機の出力軸
の回動位置を検出する角度センサまたは位置センサをを
設けるか、変速機のシフト軸を回動させるアウタレバー
の動きを検出する位置センサを設けるか、変速機のシフ
ト軸の回動位置を検出する角度センサまたは位置センサ
を設けるか、チェンジレバーのシフト完了位置を検出す
る位置スイッチを設けてもよく、これらのいずれによっ
ても、同様の効果が得られる。
シフト軸を回動させるアウタレバーを作動させたり、直
接シフト軸を回動させることにより、さらに一層の小型
化や車両への搭載性の向上を図ることができる。また、
変速機のシフト軸に取付けた減速機と、減速機をギヤを
介して回動させる電動モータとを設け、ギヤの回転軸を
回動可能にチェンジレバーに機械的に接続するととも
に、ギヤの回転軸にチェンジレバーのシフト操作量を検
出するシフト操作量検出手段を連結して構成すると、さ
らに一層装置全体が小型になり、重量も軽く、車両への
搭載性の向上を図ることができる。
操作装置を示す概略構成図である。
図である。
操作装置を示す概略構成図である。
操作装置を示す要部側面図である。
操作装置を示す概略構成図である。
操作装置を示す概略構成図である。
ト操作装置を示す概略構成図である。
ト操作装置を示す概略構成図である。
ト操作装置を示す概略構成図である。
ト操作装置を示す概略構成図である。
フト操作装置を示す概略構成図である。
ある。
Claims (12)
- 【請求項1】 チェンジレバーのシフト操作方向を検出
する操作方向検出手段と、前記チェンジレバーに機械的
に接続された変速機のシフト軸を回動させる減速機付電
動モータと、前記変速機のシフト軸の作動位置を検出す
る作動位置検出手段とを設け、前記チェンジレバーのシ
フト操作時に前記操作方向検出手段と前記作動位置検出
手段からの出力信号に基づき前記減速機付電動モータを
駆動させて前記変速機のシフト作動を行うことを特徴と
する変速機シフト操作装置。 - 【請求項2】 前記チェンジレバーのノブに前記操作方
向検出手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
変速機シフト操作装置。 - 【請求項3】 前記作動位置検出手段は、前記チェンジ
レバー又は前記変速機のシフト軸の動きに連動する可動
部材の位置を検出することを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の変速機シフト操作装置。 - 【請求項4】 前記作動位置検出手段として、前記電動
モータの出力軸又は前記電動モータに付設した減速機の
出力軸の回動位置を検出する角度センサ又は位置センサ
を設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速機シフ
ト操作装置。 - 【請求項5】 前記作動位置検出手段として、前記シフ
ト軸を回動させるアウタレバーの動きを検出する位置セ
ンサを設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速機
シフト操作装置。 - 【請求項6】 前記作動位置検出手段として、前記シフ
ト軸の回動位置を検出する角度センサ又は位置センサを
設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速機シフト
操作装置。 - 【請求項7】 前記作動位置検出手段として、前記チェ
ンジレバーのシフト完了位置を検出する位置スイッチを
設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速機シフト
操作装置。 - 【請求項8】 前記減速機付電動モータは、前記変速機
のシフト軸を回動させるアウタレバーを作動させること
を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
変速機シフト操作装置。 - 【請求項9】 前記減速機付電動モータは、前記変速機
のシフト軸を直接回動させることを特徴とする請求項1
乃至請求項7のいずれかに記載の変速機シフト操作装
置。 - 【請求項10】 チェンジレバーと、変速機のシフト軸
に取付けられた減速機と、該減速機をギヤを介して回動
させる電動モータとを設け、前記ギヤの回転軸を回動可
能に前記チェンジレバーと機械的に接続するとともに、
前記ギヤの回転軸に前記チェンジレバーのシフト操作量
を検出するシフト操作量検出手段を連結したことを特徴
とする変速機シフト操作装置。 - 【請求項11】 チェンジレバーと、変速機のシフト軸
に取付けられた減速機と、該減速機を回動させる電動モ
ータとを設け、前記減速機の軸を回動可能に前記チェン
ジレバーと機械的に接続するとともに、前記減速機の軸
に前記チェンジレバーのシフト操作量を検出するシフト
操作量検出手段を連結したことを特徴とする変速機シフ
ト操作装置。 - 【請求項12】 前記シフト操作量検出手段は、トーシ
ョンバーとそのトーションバーのねじれを検出する角度
センサであることを特徴とする請求項10又は請求項1
1に記載の変速機シフト操作装置。
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