JP5251337B2 - 作業車の動力伝達装置 - Google Patents

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この発明は、トラクタや乗用管理機等の作業車におけるエンジンから車輪等の走行装置に動力を伝動するミッションケース内の動力伝動機構の配置構成に関する。
操作方法の異なる二種類のミッションケースを製造するにあたって製造コストを低減することを目的にして、ミッションケース内の動力伝動機構を一部共通化しようとすることが行われている。例えば、特開2001−30777号公報には、キーシフト式変速機構を内装するミッションケースとスライドギヤ式変速機構を内装するミッションケースにおいて、ミッションケースに内装する変速機構を操作する人為的変速操作具の一部を共通にして、ミッションケースを部分的に共用化させる技術が記載されている。
特開2001−30777号公報
本発明では、マニアル変速装置を組み込んだメカ変速仕様ミッションケースと自動変速装置を組み込んだ自動変速仕様ミッションケースの共用部分を多くして製造コストの低減を図ることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の解決手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、メカ変速仕様ミッションケース(M3)をメカ前部ミッションケース(M3a)とメカ後部ミッションケース(M3b)の前後二分割構成とし、自動変速仕様ミッションケース(H3)を自動前部ミッションケース(H3a)と自動後部ミッションケース(H3b)の前後二分割構成とし、前記メカ変速仕様ミッションケース(M3)のメカ後部ミッションケース(M3b)に設けるメカメインギヤ軸(55)とメカベベルギヤ軸(58)の後輪駆動系軸とメカ前輪伝動軸(54)とメカ第一PTO軸(23)とメカ第二PTO軸(50)とメカPTO出力軸(53)のメカPTO駆動系軸の軸間距離と配置、及び自動変速仕様ミッションケース(H3)の自動後部ミッションケース(H3b)の内部に設ける自動ベベルギヤ軸(88)の自動後輪駆動系軸と自動前輪駆動軸(91)と自動第一PTO軸(76)と自動第二PTO軸(93)と自動PTO後出力軸(100)の自動PTO駆動系軸の軸間距離と配置は、前記メカ後部ミッションケース(M3b)と前記自動後部ミッションケース(H3b)を共用化することで同一の軸間距離と配置構成にし、
さらに、メカ後部ミッションケース(M3b)と自動後部ミッションケース(H3b)に用いるPTOクラッチ(20)を共用化するとともに、メカ後部ミッションケース(M3b)に用いる前輪駆動用のメカ前輪伝動軸(54)と自動後部ミッションケース(H3b)に用いる前輪駆動用の自動前輪駆動軸(91)を共用化したことを特徴とする作業車の動力伝達装置とした。
請求項2に記載の発明は、前記自動前部ミッションケース(H3a)内に油圧無段変速装置(61)を設け、油圧無段変速装置(61)のトラニオン軸(113)の回動角度を検出するシフト角センサ(139)において、同じものを二個並設したことを特徴とする請求項1に記載の作業車の動力伝達装置とした。
この構成により、メカ変速仕様ミッションケース(M3)と自動変速仕様ミッションケース(H3)は、メカ後部ミッションケース(M3b)と自動後部ミッションケース(H3b)を同一化して共用化出来る。
請求項1記載の発明によれば、メカ後部ミッションケース(M3b)と自動後部ミッションケース(H3b)を同一部品として共用化することで、メカ変速仕様ミッションケース(M3)と自動変速仕様ミッションケース(H3)の生産において、生産や部品管理のコストを低減して廉価な仕様の異なるミッションケースを備えた作業車を提供できる。
また、メカ後部ミッションケース(M3b)と自動後部ミッションケース(H3b)に用いるPTOクラッチ(20)を共用化し、メカ後部ミッションケース(M3b)に用いる前輪駆動用のメカ前輪伝動軸(54)と自動後部ミッションケース(H3b)に用いる前輪駆動用の自動前輪駆動軸(91)を共用化することで、廉価な構成となる
請求項2記載の発明によれば、トラニオン軸(113)の回動角度を検出するシフト角センサ(139)において、同じものを二個並設することで、廉価な構成で正確な検出ができる。
以下、図面に示す実施例に基づいて、本発明の実施例を説明する。
図1は、作業車の一例として示すトラクタの全体側面図で、機体の前部のボンネット1内に搭載したエンジン2の動力をミッションケース3内で適宜に変速して前輪軸4と後輪軸5に伝動して前輪6と後輪7の両方或は後輪7のみを駆動し、機体上に設ける座席106に座った作業者が中央に立設するステアリングハンドル8で前輪6を操向しながら、走行する。機体の後方へ突出するヒッチ9には、ロータリ耕運機などの作業機を装着する。
図2は、変速をギヤ変速のみで行う仕様のメカ変速仕様ミッションケースM3の全体側断面図である。このメカ変速仕様ミッションケースM3は、メカ前部ミッションケースM3aとメカ後部ミッションケースM3bとを一体的に連結して構成している。
メカ前部ミッションケースM3a内で、エンジン2の出力軸10に装着したメインクラッチ11を介してメカ入力軸14に遊嵌したメカ第一ギヤ12が回転し、このメカ第一ギヤ12からメカ走行軸15に固着のメカ第二ギヤ13が駆動される。メカ走行軸15の回転は、第三ギヤ19、第四ギヤ16、第五ギヤ17、第六ギヤ18を介してPTOクラッチ20のメカクラッチ入力軸21に伝動される。
メカ後部ミッションケースM3bで軸支されるメカメイン入力軸25と前記メカ走行軸15がメカ第一スリーブ22で連結され、メカ第一PTO軸23がメカクラッチ出力軸26とメカ第二スリーブ24で連結されて伝動される。
前記メカ走行軸15の回転が伝動されるメカメイン入力軸25の第七ギヤ27からメカ第一PTO軸23に遊嵌したクラッチギヤ支持筒56にスプライン嵌合した第十二ギヤ31に伝動される。メカメイン入力軸25と同軸心で支持されるメカメインギヤ軸55には第八ギヤ28、第九ギヤ29、第十三ギヤ35、第十一ギヤ36がスプライン嵌合され、クラッチギヤ支持筒56には、第一クラッチギヤ32、第二クラッチギヤ33、第三クラッチギヤ37、第四クラッチギヤ38が遊嵌され、メカシフタ34のシフト操作で、第一クラッチギヤ32と第八ギヤ28の噛合いで一速に変速され、第二クラッチギヤ33とカウンタギヤ30と第九ギヤ29の噛合いで後進に変速され、第三クラッチギヤ37と第十三ギヤ35の噛合いで三速に変速され、第四クラッチギヤ38と第十一ギヤ36の噛合いで二速に変速されてメカメインギヤ軸55が回転する。
メカメインギヤ軸55の回転は、軸端に固着の第十五ギヤ39からメカ第一PTO軸23に遊嵌した三連ギヤ57の第十六ギヤ40に減速伝動される。三連ギヤ57には大ギヤ41と小ギヤ44が形成され、メカメインギヤ軸55と同軸心で支持されるメカべベルギヤ軸58にスプライン嵌合した第一シフトギヤ42と第二シフトギヤ43と大ギヤ41と小ギヤ44のどちらかが噛み合うことで高・低に変速してメカべベルギヤ軸58を回転する。メカべベルギヤ軸58のメカ第一べベルギヤ48が後輪軸5のべベルギヤ(図示省略)に噛み合って後輪7を駆動する。
また、メカべベルギヤ軸58の回転は第一七ギヤ47、第一八ギヤ45、第一九ギヤ46を介してメカ前輪伝動軸54を駆動する。このメカ前輪伝動軸54が前輪6を駆動する。
以上の構成で、前進三段後進一段が高・低二段変速によって、前進六段後進二段に変速されることになる。
メカ第一PTO軸23にはメカ第二PTO軸50がメカ第三スリーブ49で連結され、第二〇ギヤ51と第二一ギヤ52でメカPTO出力軸53を駆動する。
図3は、変速を油圧無段変速装置(HST)で変速を行う仕様の自動変速仕様ミッションケースH3の全体側断面図である。この自動変速仕様ミッションケースH3は、自動前部ミッションケースH3aと自動後部ミッションケースH3bとを一体的に連結している。前記メカ変速仕様ミッションケースM3とは、自動前部ミッションケースH3aがメカ前部ミッションケースM3aと少し形状を異にし、自動後部ミッションケースH3bはメカ後部ミッションケースM3bと同一で共用性がある。
自動前部ミッションケースH3a内に油圧無段変速装置61を装着し、その入力軸60をエンジン2の出力軸10と連結している。油圧無段変速装置61には、第一変速出力軸62と第二変速出力軸63が有り、第一変速出力軸62は第一ギヤ軸64と自動第一スリーブ65で連結し、第二変速出力軸63は自動第一ギヤ67の連結孔66に勘合している。
第一ギヤ軸64の自動第三ギヤ70は自動第四ギヤ71と自動第五ギヤ72を介してPTOクラッチ20の入力側自動第六ギヤ73に噛み合っている。PTOクラッチ20の自動出力軸74は自動第一PTO軸76と自動第二スリーブ75で連結し、さらに、自動第一PTO軸76が自動第二PTO軸93と自動第三スリーブ92で連結している。
自動第二PTO軸93には自動小ギヤ94と自動大ギヤ97を形成し、自動PTO後出力軸100にスライドするよう設ける自動変速ギヤ96の大小ギヤ部に噛み合って、PTO後出力軸100を二段に変速する。また、第二PTO軸93の自動大ギヤ97は、自動カウンタギヤ98を介して自動PTO前出力軸101の自動第二クラッチギヤ99と噛み合っている。
第二変速出力軸63の回転が伝動される自動第一ギヤ67は自動第二ギヤ68と噛み合い、自動第二ギヤ68が取り付けられる自動第一走行軸69に伝動される。自動第一走行軸69は自動第三スリーブ103で自動第二走行軸104に連結され、自動第二走行軸104の自動第八ギヤ78が前記自動第一PTO軸76に遊嵌したギヤ筒105にスプライン嵌合する自動第七ギヤ77と噛み合い、ギヤ筒105を回転する。このギヤ筒105には、自動第九ギヤ79、自動第十一ギヤ82、自動第十三ギヤ84が一体回転するように設けられ、自動ベベルギヤ軸88に設ける自動第十ギヤ80、自動第十二ギヤ83、自動第十四ギヤ85とそれぞれ噛み合い、自動シフタ81をスライドして高速、低速、中速の三段で自動ベベルギヤ軸88を回転する。変速パターンは、高速―中立―中速―低速で低速から中速へ変速する操作が短く軽快に行える。自動ベベルギヤ軸88の自動ベベルギヤ89が後輪軸5の自動ベベルギヤ(図示省略)に噛み合って、後輪7を駆動する。
自動ベベルギヤ軸88には自動第十五ギヤ86が係合し、前記ギヤ筒105に遊嵌した自動第十六ギヤ87を介して自動前輪駆動軸91の自動第一クラッチギヤ90に伝動する。
以上の構成で、高速、低速、中速の三段で無断に変速されるミッションケースH3が構成される。
以上の如く、メカ変速仕様ミッションケースM3と自動変速仕様ミッションケースH3の構成において、PTOクラッチ20は同一部品であり、その周りのメカ変速仕様ミッションケースM3の第三ギヤ19と第六ギヤ18とメカクラッチ出力軸26は、自動変速仕様ミッションケースH3の自動第五ギヤ72と自動第六ギヤ73と自動出力軸74とそれぞれ同一部品で共用化し、各軸の軸受も同一のものを使用している。
また、メカPTO出力軸53と自動PTO後出力軸100も同一部品であり、メカ変速仕様ミッションケースM3の第二一ギヤ52とメカ第二PTO軸50を自動変速仕様ミッションケースH3の自動変速ギヤ96と自動第二PTO軸93のそれぞれと共用化を図っている。ただ、メカ第二PTO軸50には自動第二PTO軸93の自動大ギヤ97を形成していないが、加工前の構造が同一である。この部分でも、各軸の軸受も同一のものを使用している。
さらに、メカ変速仕様ミッションケースM3における第一七ギヤ47と第一八ギヤ45と第一九ギヤ46及びメカ前輪伝動軸54が、自動変速仕様ミッションケースH3における自動第十五ギヤ86と自動第十六ギヤ87と自動第一クラッチギヤ90及び自動前輪駆動軸91と同一にして共用化している。
図4は、自動変速仕様ミッションケースH3内の油圧無段変速装置61を作動させる外部入力部分の説明図で、フロアパネル110上に左右並べて設ける前進ペダル111と後進ペダル112の踏み込みによって、油圧無段変速装置61の自動前部ミッションケースH3aから外部に突出するトラオン軸113を回動して変速する。
まず、図4(a)において、前進ペダル111と後進ペダル112は、フロアパネル110の側面に設ける第一枢支軸114に枢支した前進アーム115と後進アーム116をフロアパネル110の上面に突出させ、その前進アーム115と後進アーム116の上端に取付けている。前進アーム115と後進アーム116は第一枢支軸114にそれぞれ回動可能にすると共に、第一枢支軸114の後側でフロアパネル110に設ける第二枢支軸119に回動可能に枢支したセンサ筒124へ前進リンク117と後進リンク118で上下から連結している。従って、前進ペダル111と後進ペダル112は、一方を踏込むと他方が浮き上がる関係に連動することになり、同時に前進ペダル111と後進ペダル112を踏むことがあれば踏込めず、誤操作の防止になる。
後進リンク118から後方へ設ける第一センサアーム121の先端に第一センサピン122を設け、前進ペダル111と後進ペダル112の踏込みによって第一センサピン122が第二枢支軸119を中心にして回動する。そして、この第一センサピン122の動きを検出するポテンショメータからなる変速センサ120の検出アーム123が係合して、第一センサピン122の動きを変速操作情報としてコントローラ125に入力する。
また、センサ筒124には回動を止めるクルーズコントロールブレーキ126を設けて、このクルーズコントロールブレーキ126を入りにすると、センサ筒124を固定してその固定位置での走行速度を保持するようにしている。
なお、図示を省略しているが、前進ペダル111と後進ペダル112を中立位置に戻すばねを設けて、踏込みを止めると中立位置に戻り、踏込み時の踏込み抵抗としている。このばねは前進ペダル111と後進ペダル112が連動しているために、一個でよい。
コントローラ125は、ギヤポンプ128から分流バルブ129を経てオイルが送られるシリンダ作動バルブ130を制御してアシストシリンダ127の動作を制御する。
次に、図4(b)において、自動前部ミッションケースH3aから突出するトラニオン軸113にカムプレート131を固着し、自動前部ミッションケースH3aに取付けたシフトプレート143に立設したプレート支軸132に枢支した作動アーム133と前記カムプレート131を長さ調整可能な調整ロッド134で連結する。
自動前部ミッションケースH3aに基部を取付けたアシストシリンダ127のロッド135を作動アーム133の先端に連結している。従って、アシストシリンダ127を伸縮させると、作動アーム133が回動し、それに伴って、調整ロッド134で連結したカムプレート131が回動し、トラニオン軸113を回動することになる。作動アーム133の先端側にアシストシリンダ127を連結し基部側に調整ロッド134を連結することでアシストシリンダ127のロッド135の動きを細かくカムプレート131に伝え、トラニオン軸113の回動角度を細かく調整できる。
作動アーム133には、第二センサアーム141を後方へ向けて取り付け、この第二センサアーム141の第二センサピン142にシフト角センサ139のシフト角アーム140を係合させて作動アーム133の回動即ちトラニオン軸113の回動角度を検出するようにしている。なお、シフト角センサ139は、同じものを二個並設し、両方の検出値が許容範囲を超えて異なったトラニオン軸113の回動角度を検出した場合にどちらかのシフト角センサ139が故障したと判定する。
トラニオン軸113の中立保持機構は、シフトプレート143に枢支したL字状アーム144の片側アームを自動前部ミッションケースH3aに取り付けたブラケット147との間に引掛けるばね146で他側アームに設けるローラ145をカムプレート131の端面に押し付けて、このローラ145がカムプレート131の端面凹部に入り込むとトラニオン軸113が中立位置に戻るようにしている。
さらに、シフト角センサ139と並列に第二センサピン142の動きを検出してトラニオン軸113が前進側でオンし後進側でオフとなるシフト角補助センサ(図示省略)を設けて、シフト角センサ139が故障により異常値を検出した場合に、アシストシリンダ127を作動してシフト角補助センサの検出値がオンからオフ或はオフからオンに切換るようにすることで、トラニオン軸113を中立に戻すようにする。
なお、シフト角補助センサを設けずに、シフト角センサ139が異常値を検出する前の検出値を記憶しこの記憶した検出値からアシストシリンダ127を伸縮のどちらへ作動すれば良いかを判定するようにしても良い。この場合には、車速センサ148が検出する走行速度が零になることでトラニオン軸113が中立に戻ったと判断する。
図示を省略するが、L字状アーム144のばね146を取付けた側のアーム先端にばねとワイヤでブレーレバーを連結して、ブレーキレバーを引くと、L字状アーム144を回動し、ローラ145をカムプレート131の端面凹部に落とし込んでトラニオン軸113を中立位置に戻すようになる。
なお、この実施例では、トラニオン軸113を回動するアクチュエータとしてアシストシリンダ127を用いた構成を示しているが、油圧モータでトラニオン軸113を直接回動するような構成で良い。
作業車(トラクタ)の全体側面図である。 メカ変速仕様ミッションケースの側断面図である。 自動変速仕様ミッションケースの側断面図である。 動変速仕様ミッションケースの側面図で、(a)はフロアパネルで覆われた状態、(b)はフロアパネルを除いた状態である。
M3 メカ変速仕様ミッションケース
M3a メカ前部ミッションケース
M3b メカ後部ミッションケース
H3 自動変速仕様ミッションケース
H3a 自動前部ミッションケース
H3b 自動後部ミッションケース
20 PTOクラッチ
23 メカ第一PTO軸
50 メカ第二PTO軸
53 メカPTO出力軸
58 メカべベルギヤ軸
54 メカ前輪伝動軸
55 カメインギヤ軸
61 油圧無段変速装置
76 自動第一PTO軸
88 自動べベルギヤ軸
91 自動前輪駆動軸
93 自動第二PTO軸
100 自動PTO後出力軸
113 トラニオン軸
139 シフト角センサ

Claims (2)

  1. メカ変速仕様ミッションケース(M3)をメカ前部ミッションケース(M3a)とメカ後部ミッションケース(M3b)の前後二分割構成とし、自動変速仕様ミッションケース(H3)を自動前部ミッションケース(H3a)と自動後部ミッションケース(H3b)の前後二分割構成とし、前記メカ変速仕様ミッションケース(M3)のメカ後部ミッションケース(M3b)に設けるメカメインギヤ軸(55)とメカベベルギヤ軸(58)の後輪駆動系軸とメカ前輪伝動軸(54)とメカ第一PTO軸(23)とメカ第二PTO軸(50)とメカPTO出力軸(53)のメカPTO駆動系軸の軸間距離と配置、及び自動変速仕様ミッションケース(H3)の自動後部ミッションケース(H3b)の内部に設ける自動ベベルギヤ軸(88)の自動後輪駆動系軸と自動前輪駆動軸(91)と自動第一PTO軸(76)と自動第二PTO軸(93)と自動PTO後出力軸(100)の自動PTO駆動系軸の軸間距離と配置は、前記メカ後部ミッションケース(M3b)と前記自動後部ミッションケース(H3b)を共用化することで同一の軸間距離と配置構成にし、
    さらに、メカ後部ミッションケース(M3b)と自動後部ミッションケース(H3b)に用いるPTOクラッチ(20)を共用化するとともに、メカ後部ミッションケース(M3b)に用いる前輪駆動用のメカ前輪伝動軸(54)と自動後部ミッションケース(H3b)に用いる前輪駆動用の自動前輪駆動軸(91)を共用化したことを特徴とする作業車の動力伝達装置。
  2. 前記自動前部ミッションケース(H3a)内に油圧無段変速装置(61)を設け、油圧無段変速装置(61)のトラニオン軸(113)の回動角度を検出するシフト角センサ(139)において、同じものを二個並設したことを特徴とする請求項1に記載の作業車の動力伝達装置。
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