JP2000320752A - 引き抜き治具 - Google Patents

引き抜き治具

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JP2000320752A
JP2000320752A JP11134119A JP13411999A JP2000320752A JP 2000320752 A JP2000320752 A JP 2000320752A JP 11134119 A JP11134119 A JP 11134119A JP 13411999 A JP13411999 A JP 13411999A JP 2000320752 A JP2000320752 A JP 2000320752A
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JP
Japan
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main body
jig
pulling
spigot
out jig
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11134119A
Other languages
English (en)
Inventor
Yorinobu Akaishi
▲頼▼信 赤石
Sadao Oshima
貞夫 大嶋
Yoshiki Yamada
良樹 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JP2000320752A publication Critical patent/JP2000320752A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 引き抜き治具10の本体38が合成樹脂によ
って180度より小さい中心角で形成される。したがっ
て、引き抜き治具10を受口16に挿入する際には、本
体38を撓ませることによってビード36をかわすこと
ができる。また、本体38が差口14の外面に沿う曲率
で湾曲されるので、引き抜き治具10を差口14の外面
に沿わせて受口16内にスムーズに挿入することができ
る。 【効果】 ビード36が生じた継手に対しても用いるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は引き抜き治具に関し、
特にたとえば離脱防止継手の受口から差口を引き抜く際
に、抜け止めリングの差口に対する係合を解除するため
に用いられる、引き抜き治具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の引き抜き治具の一例が、
特開平3−264272号公報に開示されている。この
従来技術は、ピアノ線またはバネ鋼等のような金属から
なる複数の抜け止め具拡径部材(すなわち引き抜き治
具)を抜け止めリングの内面と差口の外面との間に軸方
向から真っ直ぐに挿入し、それによって、抜け止めリン
グの差口に対する係合を解除するようにしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ポリオレフィ
ン系樹脂管を接続するための離脱防止継手1において
は、図5に示すように、受口2に挿入された差口3に管
4がバット融着されるため、その接合部の外周面には、
溶融された樹脂が盛り上がることによってビード5が形
成される。したがって、従来の引き抜き治具6では、ビ
ード5が障害となって、受口2の奥部にまで挿入できな
いという問題点があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、ビ
ードが生じた継手に対しても用いることができる、引き
抜き治具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、抜け止めリ
ングを収容する収容部を有する受口から差口を引き抜く
際に、抜け止めリングの内面と差口の外面との間に介挿
される、引き抜き治具において、180度より小さい中
心角を有し、かつ、差口の外面に沿う曲率で湾曲された
合成樹脂製の本体を備えることを特徴とする、引き抜き
治具である。
【0006】
【作用】引き抜き治具の本体が、合成樹脂によって18
0度より小さい中心角を有して形成されているので、差
口またはこれに接続された管の外面にビードがある場合
でも、本体を撓ませることによってこれをかわすことが
できる。また、差口の外面に沿う曲率で本体が湾曲され
ているので、引き抜き治具を差口の外面に沿わせて受口
内に挿入することができる。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、本体を撓ませながら
これを受口に挿入することができるので、ビードが生じ
た継手に対しても用いることができる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1に示すこの実施例の引き抜き治具10
は、図2に示すような離脱防止継手12において、差口
14を受口16から引き抜く際に用いられるものであ
る。
【0010】離脱防止継手12(図2)は、ポリエチレ
ンまたはポリブテン等のようなポリオレフィン系樹脂か
らなる管18aおよび18bを互いに接続するためのも
のであり、管18aおよび18bと同じポリオレフィン
系樹脂からなる継手本体20を含む。継手本体20は、
短管部22および短管部22の一端から拡径して形成さ
れた受口16を含み、受口16の内面の開口端近傍には
ゴム輪収容部24が形成される。また、ゴム輪収容部2
4よりも受口16の奥側には、奥部に向かって拡径する
テーパ面26を有するリング収容部28が形成される。
そして、ゴム輪収容部24にはゴム輪30が収容され、
リング収容部28には略Cリング状の抜け止めリング3
2が収容される。
【0011】また、受口16には差口14が挿入され
る。差口14は、接合すべき管18bと同じ材料によっ
て筒状に形成され、差口14の端部外周面には抜け止め
リング32に係合される鍔状の係合部34が形成され
る。係合部34の外径は、抜け止めリング32に確実に
係合され得るように、抜け止めリング32の内径よりも
やや大きく設定され、係合部34の先端部外面は、受口
16への挿入が容易なようにテーパ状に傾斜される。
【0012】そして、短管部22の端部には管18aが
バット融着され、差口14の端部には管18bがバット
融着される。したがって、それぞれの接合部の外周面に
は、溶融された樹脂が盛り上がることによってビード3
6が形成される。
【0013】引き抜き治具10(図1)は、耐衝撃性硬
質塩化ビニル(HI−PVC)等のような合成樹脂から
なり、差口14の外面に沿う曲率で湾曲された板状の本
体38を含む。本体38の軸方向長さは、受口16の奥
端から開口端までの長さよりも十分に長く設定され、本
体38の周方向長さすなわち幅は、図1(A)に示すよ
うに、中心角が120度程度になるように設定される。
そして、本体38の一方端部外面には、受口16への挿
入時または引き抜き時に工具を係止等するための鍔40
が形成される。また、本体38の他方端部外面は、受口
16への挿入が容易なようにテーパ状に傾斜され、この
テーパ面42の先端部外径は、差口14における係合部
34の外径とほぼ同じかそれよりも大きく設定される。
したがって、引き抜き治具10を受口16内に挿入して
その先端を係合部34に当接させた状態では、図4
(A)に示すように、引き抜き治具10の外面と係合部
34の外面との間に凹部は生じない。
【0014】このような引き抜き治具10は、射出成形
または押出成形等によって成形され得るが、その成形方
法は特に限定されるものではない。たとえば、押出成形
による場合には、まず、図3に示すように、本体38の
内径とほぼ同じサイズの内径を有し、かつ、鍔40の外
径とほぼ同じサイズの外径を有する管を押出成形し、こ
れを必要長さに切断して短管44を得る。そして、短管
44の外面を切削加工することによって本体38および
鍔40を形成し、その後、短管44を軸方向に延びる切
断線で3分割する。この成形方法によれば、本体38の
軸方向長さ,幅または肉厚等を適宜変更することができ
る。
【0015】引き抜き治具10を用いて受口16から差
口14を引き抜く際には、図4(A)に示すように、受
口16の内面と差口14の外面との隙間から受口16内
に少なくとも2つの引き抜き治具10(本体38)を挿
入し、各引き抜き治具10の先端を係合部34に当接さ
せる。このとき、ビード36が挿入の邪魔になるが、引
き抜き治具10は合成樹脂によって形成され、しかも、
その中心角が120度程度に設定されているため、本体
38を撓ませることによってこれをかわすことができ
る。したがって、鍔40をハンマで叩くこと等によって
引き抜き治具10を比較的容易に挿入することができ
る。
【0016】各引き抜き治具10の先端を係合部34に
当接させた状態では、本体38の外面によってゴム輪3
0および抜け止めリング32が拡径されているので、受
口16から差口14を引き出す際には、係合部34がこ
れらに引っ掛かる心配はない。したがって、図4(B)
に示すように、差口14を引っ張るだけで、これを受口
16から引き出すことができる。
【0017】この実施例によれば、引き抜き治具10を
撓ませることができるので、差口16の外面にビード3
6がある場合でも、引き抜き治具10を受口16内に容
易に挿入することができる。
【0018】なお、上述の実施例では、引き抜き治具1
0の中心角を120度に設定しているが、この角度は1
80度より小さい範囲内において適宜変更可能である。
つまり、本体38の十分な可撓性を得るためには、中心
角を180度よりも小さくする必要があるが、その範囲
内であれば、15度,30度,45度または60度等に
設定してもよい。ただし、抜け止めリング32を均質に
拡径するためには、この角度を小さくするほど、受口1
6内に挿入する引き抜き治具10の数を増やす必要があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例が用いられる離脱防止継手を示す図
解図である。
【図3】図1実施例の成形方法を示す図解図である。
【図4】図1実施例の使用方法を示す図解図である。
【図5】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …引き抜き治具 12 …離脱防止継手 14 …差口 16 …受口 38 …本体 40 …鍔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 良樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 Fターム(参考) 3C031 EE08 3H015 FA03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抜け止めリングを収容する収容部を有する
    受口から差口を引き抜く際に、前記抜け止めリングの内
    面と前記差口の外面との間に介挿される、引き抜き治具
    において、 180度より小さい中心角を有し、かつ、前記差口の外
    面に沿う曲率で湾曲された合成樹脂製の本体を備えるこ
    とを特徴とする、引き抜き治具。
JP11134119A 1999-05-14 1999-05-14 引き抜き治具 Withdrawn JP2000320752A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11134119A JP2000320752A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 引き抜き治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11134119A JP2000320752A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 引き抜き治具

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JP11134119A Withdrawn JP2000320752A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 引き抜き治具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007231970A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Mitsubishi Plastics Ind Ltd リブ管の抜き取り装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060801