JP2000320658A - 車両の速度制御装置 - Google Patents

車両の速度制御装置

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JP2000320658A
JP2000320658A JP11133778A JP13377899A JP2000320658A JP 2000320658 A JP2000320658 A JP 2000320658A JP 11133778 A JP11133778 A JP 11133778A JP 13377899 A JP13377899 A JP 13377899A JP 2000320658 A JP2000320658 A JP 2000320658A
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vehicle
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vehicle speed
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Akira Ito
晃 伊藤
Hiroshi Sato
公士 佐藤
Hideaki Kotani
秀昭 小谷
Naohito Sen
尚人 千
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K31/00Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator
    • B60K31/02Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including electrically actuated servomechanism including an electric control system or a servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated electrically
    • B60K31/04Vehicle fittings, acting on a single sub-unit only, for automatically controlling vehicle speed, i.e. preventing speed from exceeding an arbitrarily established velocity or maintaining speed at a particular velocity, as selected by the vehicle operator including electrically actuated servomechanism including an electric control system or a servomechanism in which the vehicle velocity affecting element is actuated electrically and means for comparing one electrical quantity, e.g. voltage, pulse, waveform, flux, or the like, with another quantity of a like kind, which comparison means is involved in the development of an electrical signal which is fed into the controlling means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無段変速機を備える車両の速度制御装置にお
いて、運転者の定速走行指令に応じて車速Vを目標車速
VDに制御する定速走行制御を行うときのスロットル開
度変化を低減させ、よって車両の加減速量を減少させ
る。 【解決手段】 定速走行指令が入力されたとき、所定の
間(Ta1)、変速比(レシオ)iを定速走行指令入力
時の値に固定する。あるいは、スロットル開度に代えた
走行負荷パラメータを用いて変速比を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は車両の速度制御装
置に関し、より具体的には無段変速機を備えた車両の定
速走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無段変速機を備えた車両の定速走行制御
装置としては、特開平10−29448号公報記載の装
置が、知られている。この定速走行制御装置は追従走行
機能を備え、追従走行状態と判定されたときは無段変速
機の変速比を固定すると共に、余裕トルクを判定し、余
裕トルクなしと判定されるときは内燃機関の空燃比をリ
ッチ化して機関回転数の変動幅を減少させ、よって機関
回転数のふらつきを抑制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、定速走行制
御装置において、セットスイッチを介して運転者の定速
走行意図が入力されると、定速走行意図が入力されたと
きのスロットル開度相当位置までスロットルアクチュエ
ータを初期位置(スロットル全閉相当位置)から駆動す
るイニシャル処理を実行する必要があるが、運転者がア
クセルペダルを開放するタイミングによってはスロット
ルアクチュエータがスロットル開度相当位置まで開か
ず、最悪の場合、スロットルが全閉となる不都合が生じ
ることがある。
【0004】図14を参照して説明すると、例えば登坂
路を走行しているとき、時刻t1で運転者がセットSW
(スイッチ)をオンして定速走行意図を入力したとする
と、上記したイニシャル処理が開始される。
【0005】通常は、セットSW(スイッチ)をオンし
た時点で運転者はアクセルペダルを開放するが、時刻t
1の後も運転者がアクセルペダルを踏み続ける事態も生
じ得る。その結果、車速がセットSW(スイッチ)を介
して設定された目標車速を上回り、定速走行制御装置は
アクチュエータを開方向に駆動し過ぎたと誤認し、車速
を低下させるために時刻t2でアクチュエータを閉方向
に駆動する。
【0006】時刻t3で運転者がアクセルペダルを開放
したとすると、スロットルは全閉付近まで閉じられる。
無段変速機の制御装置側は、後述する如く、スロットル
開度と車速から予め設定された特性(変速マップ)を検
索してレシオ(変速比)を制御することから、スロット
ル閉鎖に応じて時刻t3でレシオをハイ側に制御する。
【0007】その結果、トルクが減少すると共に、車速
も大きく低下する。定速走行制御装置は、車速の低下に
応じて車速を目標車速まで上昇させるべく、スロットル
を開方向に制御するため、無段変速機の制御装置側はレ
シオをロー側に制御する。しかし、スロットルが必要以
上に開方向に駆動されていることから、無段変速機の制
御装置はレシオをさらにロー側に制御し、必要以上のト
ルクを発生させてしまう。
【0008】車速が目標車速に接近すると、定速走行制
御装置側はスロットルを閉方向に復帰させるが、レシオ
が不要にロー側に制御されていることから、車速が目標
車速をオーバーシュートする。それを修正すべく、定速
走行制御装置側はスロットルを閉方向に制御して車速を
アンダーシュートを招き、再び開方向に制御して必要な
トルクの不足を来す。
【0009】このように加減速が繰り返されて運転者に
不快感を与えると共に、最悪の場合には制御ハンチング
を生じることがある。図示は省略するが、運転者のアク
セルペダルの開放が早過ぎる場合にも同様の事態が生じ
得る。かかる不都合が生じるのは、レシオ(変速比)を
精緻に制御できる無段変速機を使用することにも起因す
る。
【0010】この点に関し、前記した従来技術は無段変
速機を備えた車両の定速走行制御装置を開示するもの
の、追従走行状態と判定されたときは無段変速機の変速
比を固定するなどを提案するに止まり、上記した課題を
解決するものではなかった。
【0011】この発明の目的は上記した従来技術の欠点
を解消することにあり、内燃機関に接続されて機関出力
を無段に変速する無段変速機を備えるものにおいて、運
転者の定速走行指令に応じて車速を目標車速に制御する
定速走行制御を行うときのスロットル開度変化を低減さ
せ、よって車両の加減速量を減少させるようにした車両
の速度制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は請求項1項に示す如く、内燃機関に接
続されて機関出力を無段に変速する無段変速機を備える
と共に、運転者の定速走行指令に応じて車速を目標車速
に制御する定速走行制御装置を備えた車両の速度制御装
置において、少なくとも前記内燃機関のスロットルバル
ブのスロットル開度および前記車両の車速を含む運転状
態を検出する運転状態検出手段、前記スロットルバルブ
に接続されて前記スロットルバルブを開閉するアクチュ
エータ、前記定速走行指令が入力されたとき、前記定速
走行指令が入力されたときのスロットル開度相当位置ま
で前記アクチュエータを駆動するイニシャル処理を実行
するイニシャル処理実行手段、少なくとも前記検出され
たスロットル開度と車速に基づいて前記無段変速機の変
速比を制御する変速制御手段を備えると共に、前記変速
制御手段は、前記定速走行指令が入力されてから所定の
間、前記無段変速機の変速比を、前記定速走行指令が入
力されたときの値に制限するように構成した。
【0013】定速走行指令が入力されてから所定の間、
前記無段変速機の変速比を、前記定速走行指令が入力さ
れたときの値に制限する如く構成したので、運転者の定
速走行指令に応じて車速を目標車速に制御する定速走行
制御を行うときのスロットル開度変化を低減させること
ができ、よって車両の加減速量を減少させることができ
る。
【0014】請求項2項にあっては、内燃機関に接続さ
れて機関出力を無段に変速する無段変速機を備えると共
に、運転者の定速走行指令に応じて車速を目標車速に制
御する定速走行制御装置を備えた車両の速度制御装置に
おいて、少なくとも前記内燃機関のスロットルバルブの
スロットル開度および前記車両の車速を含む運転状態を
検出する運転状態検出手段、前記スロットルバルブに接
続されて前記スロットルバルブを開閉するアクチュエー
タ、前記セットスイッチを介して運転者の定速走行指令
が入力されたとき、前記定速走行指令が入力されたとき
のスロットル開度相当位置まで前記アクチュエータを駆
動するイニシャル処理を実行するイニシャル処理実行手
段、少なくとも前記検出されたスロットル開度と車速に
基づいて前記無段変速機の変速比を制御する第1の変速
制御手段、前記車両に作用する走行負荷を検出する走行
負荷検出手段、および、少なくとも前記検出された走行
負荷と車速に基づいて前記無段変速機の変速比を制御す
る第2の変速制御手段を備えると共に、前記定速走行指
令が入力されてから所定の間、前記第2の変速制御手段
が、少なくとも前記検出された走行負荷と車速に基づい
て前記無段変速機の変速比を制御する如く構成した。
【0015】定速走行指令が入力されてから所定の間、
走行負荷と車速に基づいて前記無段変速機の変速比を制
御、換言すればスロットル開度を用いないで制御する如
く構成したので、運転者の定速走行指令に応じて車速を
目標車速に制御する定速走行制御を行うときのスロット
ル開度変化を低減させることができ、よって車両の加減
速量を減少させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に即してこの発明
の1つの実施の形態を説明する。
【0017】図1はこの発明に係る車両の速度制御装置
を全体的に示す概略図である。
【0018】図において符号10は内燃機関(以下「エ
ンジン」という)、より詳しくはその本体を示し、エン
ジン10に接続された吸気管12にはスロットルバルブ
14が配置される。スロットルバルブ14は、車両16
(エンジン10などで断片的に示す)の運転席(図示せ
ず)床面に配置されたアクセルペダル18にリンク機構
(図示せず)を介して接続され、運転者のアクセルペダ
ル操作に応じて開閉する。
【0019】エンジン10の出力軸(クランク軸)20
は、ベルト式無段変速機24(以下「CVT」という)
に接続される。より具体的には、エンジン10の出力軸
20は、デュアルマスフライホイール26を介してCV
T24の入力軸28に接続される。
【0020】CVT24は、入力軸28とカウンタ軸3
0との間に配設された金属Vベルト機構32と、入力軸
28とドライブ側可動プーリ34との間に配設された遊
星歯車式前後進切換機構36と、カウンタ軸30とディ
ファレンシャル機構40との間に配設された発進クラッ
チ42とから構成される。ディファレンシャル機構40
に伝達された動力は、ドライブ軸(図示せず)を介して
左右の駆動輪(図示せず)に伝達される。
【0021】金属Vベルト機構32は、入力軸28上に
配設されたドライブ側可動プーリ34と、カウンタ軸3
0上に配設されたドリブン側可動プーリ46と、両プー
リ間に巻掛けられた金属Vベルト48とからなる。
【0022】CVT24にあっては、金属Vベルト機構
32のドライブ側シリンダ室50およびドリブン側シリ
ンダ室52に供給するプーリ制御油圧を決定するレギュ
レータバルブ群(図示せず)と、各シリンダ室54,6
0へのプーリ制御油圧を供給する変速制御バルブ群54
とが設けられ、それらによってVベルト48の滑りが発
生することがない適切なプーリ側圧が設定されると共
に、両プーリ34,46のプーリ幅を変化させ、Vベル
ト48の巻掛け半径を変化させて変速比(レシオi)を
無段階に変化させる。
【0023】発進クラッチ42はカウンタ軸30とディ
ファレンシャル機構40との間の動力伝達をオン(係
合)・オフ(解放)制御するクラッチであり、これがオ
ン(係合)すると、金属Vベルト機構32により変速さ
れた機関出力が、ギヤ58,60,62,64を介して
ディファレンシャル機構40により左右の車輪(図示せ
ず)に分割されて伝達される。発進クラッチ42がオフ
(解放)のとき、CVT24は中立状態となる。
【0024】吸気管12にはスロットルバルブ14の下
流で分岐管68が接続され、分岐管68は他端でスロッ
トルアクチュエータ70に接続される。スロットルアク
チュエータ70は、分岐管68を開閉するバキュームバ
ルブ(電磁ソレノイドバルブ)72と、分岐管68に接
続する負圧室を形成するダイヤフラム(図示せず)を備
える。
【0025】バキュームバルブ72の駆動によって分岐
管68の開度が変化し、負圧室内の吸気負圧を増減させ
てダイヤフラムを変位させる。ダイヤフラムにはリンク
74が接続され、リンク74は他端においてスロットル
バルブ14に接続される。
【0026】従って、バキュームバルブ72の駆動を調
整することによってスロットルバルブ14の開度を制御
することができる。このようにスロットルアクチュエー
タ70は負圧式のアクチュエータとして構成される。
尚、その詳細は、本出願人が先に提案した特開平9−2
07616号に詳細に記載されているので、説明はこの
程度に止める。
【0027】尚、スロットルアクチュエータ70でスロ
ットルバルブ14が駆動されているときにアクセルペダ
ル18を介して運転者がアクセル操作した場合、運転者
のアクセル操作が優先し、スロットルバルブ14は、ス
ロットルアクチュエータ70の駆動力に抗して運転者の
意図に応じて開閉される。スロットルアクチュエータ7
0は、定速走行指令が入力されないとき、スロットル開
度全閉位置に相当する非付勢位置(初期位置)に置かれ
る。
【0028】尚、図示は省略するが、この発明に係る装
置はレーダ装置を備え、レーダ装置を介して先行車との
車間距離を測定し、定速走行制御を行いつつ、必要に応
じて先行車との車間距離を所定値に保持する追従走行制
御を行うこともできる。
【0029】エンジン10のカム軸(図示せず)付近な
どの適宜位置にはクランク角センサ90が設けられ、ク
ランク角度(それをカウントして機関回転数NEが算出
される)に比例した信号を出力する。また、吸気管12
においてスロットルバルブ14下流の適宜位置には絶対
圧センサ92が設けられ、吸気管内絶対圧(エンジン負
荷)PBAに比例した信号を出力する。
【0030】シリンダブロック(図示せず)の適宜位置
には水温センサ94が設けられ、機関冷却水温TWに比
例した信号を出力すると共に、スロットルバルブ14の
付近にはスロットル開度センサ96が設けられ、スロッ
トル開度θTHに比例した信号を出力する。
【0031】CVT24において、入力軸28の付近に
は第1の回転数センサ100が設けられ、入力軸28の
回転数NDRに比例した信号を出力すると共に、ドリブ
ン側プーリ46の付近には第2の回転数センサ102が
設けられ、ドリブン側プーリ46の回転数、即ち、発進
クラッチ42の入力軸(カウンタ軸30)の回転数ND
Nに比例した信号を出力する。また、ギヤ58の付近に
は第3の回転数センサ104が設けられ、ギヤ58の回
転数、即ち、発進クラッチ42の出力軸の回転数NOU
Tに比例した信号を出力する。
【0032】更に、ディファレンシャル機構40に連結
されたドライブ軸(図示せず)の付近には車速センサ1
06が設けられ、車速Vに比例した信号を出力する。ま
た、運転席床面のシフトレバー(図示せず)の付近には
ポジションスイッチ108が設けられ、運転者によって
選択されたレンジ位置(D,N,P,..など)に比例
した信号を出力する。
【0033】この装置は、マイクロコンピュータよりな
るエンジン制御部110、および同様にマイクロコンピ
ュータよりなるCVT制御部112を備える。前記した
センサ群のうち、クランク角センサ90、絶対圧センサ
92、水温センサ94、スロットル開度センサ96の出
力は、エンジン制御部110に入力される。エンジン制
御部110は、入力値に基づき、エンジン10を制御す
る。
【0034】また、スロットル開度センサ96、車速セ
ンサ106、第1ないし第3の回転数センサ100,1
00,104およびポジションスイッチ108などの出
力は、CVT制御部112に入力される。CVT制御部
112は入力値に基づき、前記したバルブ群を介してレ
シオ(変速比)iを制御する。
【0035】具体的には、CVT制御部112は、検出
した車速Vとスロットル開度θTHから変速マップ(後
述)を検索して目標エンジン回転数NEDを算出し、次
いで算出した目標エンジン回転数NEDを実現する、N
DRの目標値(目標NDR)を算出し、算出した目標N
DRとなるように、バルブ群を介して可動プーリ34,
46を駆動し、レシオiを制御する。
【0036】即ち、NDRはCVT24のドライブ側可
動プーリ34の回転数なので、車速Vに対して目標値
(目標NDR)を定義することで、レシオiを一義的に
決定することができる。
【0037】また、この装置は、同様にマイクロコンピ
ュータよりなるクルーズ(定速走行)制御部120を備
え、前記したセンサ群のうち、スロットル開度センサ9
6および車速センサ106の出力は、クルーズ制御部1
20に入力される。
【0038】車両16の運転席に配置されたステアリン
グホイール(図示せず)の付近には、運転者の定速走行
意図および設定車速(目標車速)を入力するためのセッ
トSW(スイッチ)122と、ブレーキ操作などで定速
走行指令を中断した後に復帰するためのリジュームSW
(スイッチ)124と、定速走行指令をキャンセルする
ためのキャンセルSW(スイッチ)126が設けられ
る。
【0039】また、ブレーキペダル(図示せず)の付近
にはブレーキSW(スイッチ)128が設けられ、運転
者がブレーキペダルを踏み込んでブレーキ操作を行った
とき、オン信号を出力する。
【0040】上記したスイッチの出力は、クルーズ制御
部120に入力される。クルーズ制御部120はそれら
スイッチ出力から運転者の定速走行(オートクルーズ)
意図を認識し、スロットルアクチュエータ70を介して
定速走行制御を後述する如く実行すると共に、必要に応
じて電磁バルブ86を介して追従走行制御を実行する。
【0041】次いで、この装置の動作を説明する。
【0042】図2はその動作を示すフロー・チャートで
ある。尚、図示のプログラムはCVT制御部112が行
う動作であり、所定時間、例えば20msecごとに実
行される。
【0043】先ず、S10において検出した車速Vおよ
びスロットル開度θTHを読み込み、S12に進み、フ
ラグFACのビットが1にセットされているか否か判断
する。このフラグは、クルーズ制御部120が行う処理
(後述)において前記した運転者の定速走行指令が入力
されたとき、そのビットが1にセットされる。
【0044】従って、このステップの処理は、定速走行
指令が入力されたか否か判断することを意味する。ま
た、クルーズ制御部120は、定速走行指令が入力され
たとき、スロットルアクチュエータ70をスロットル開
度相当位置に駆動する前記したイニシャル処理を行う。
【0045】ここで、そのクルーズ制御部120が行う
処理を説明する。
【0046】図3はその処理を示すフロー・チャートで
あり、図示のプログラムは例えば200msecごとに
実行される。
【0047】以下説明すると、S100においてキャン
セルSW(スイッチ)126がオンしているか、換言す
れば、運転者により定速走行指令がキャンセルされたか
否か判断し、否定されるときはS102に進み、ブレー
キSW(スイッチ)128がオンしているか、即ち、ブ
レーキ操作がなされたか否か判断する。
【0048】S102で否定されるときはS104に進
み、セットSW(スイッチ)122がオンしているか否
か、換言すれば、運転者の定速走行意図および設定車速
が入力されたか否か判断する。
【0049】S104で肯定されるときはS106に進
み、セットSW(スイッチ)122を介して入力された
設定車速(目標車速)VDを検出して記憶し、S108
に進み、前記したフラグFACのビットを1にセットす
る。即ち、運転者の定速走行指令が入力されたと判定す
る。
【0050】次いでS110に進み、イニシャル処理を
実行する。
【0051】即ち、定速走行指令が入力されるまで、ス
ロットルアクチュエータ70は非付勢位置(スロットル
全閉相当位置)にあるので、定速走行指令入力時のスロ
ットル開度相当位置まで、スロットルアクチュエータ7
0(より詳しくはリンク74)を駆動するに必要な電流
指令値ICMDを算出し、駆動回路(図示せず)を介し
てバキュームバルブ72に出力して駆動する。
【0052】次いでS112に進み、上記したイニシャ
ル処理が終了したか、即ち、定速走行指令入力時のスロ
ットル開度相当位置までスロットルアクチュエータ70
を駆動し終わったか否か判断する。
【0053】S112で否定されるときは以降の処理を
スキップすると共に、肯定されるときはS114に進
み、設定車速(目標車速)VDと検出車速Vの偏差に応
じてPID制御則などを用いてスロットルアクチュエー
タ70のバキュームバルブ72に供給すべき電流指令値
ICMDを算出する。
【0054】即ち、イニシャル処理が終了したことか
ら、検出車速Vを目標車速VDに収束させる本来的な定
速走行制御(オートクルーズ制御)に移行する。
【0055】他方、S100あるいはS102で肯定さ
れるときはS116に進み、フラグFACのビットを0
にリセットする。また、S104で否定されるときはS
118に進み、リジュームSW(スイッチ)124がオ
ンしているか否か、即ち、運転者から定速走行制御の再
開意図が入力されたか否か判断する。
【0056】そしてS118で肯定されるときはS12
0に進み、記憶されていた設定車速(目標車速)VDを
読み込み、S108に進むと共に、否定されるときはS
116に進み、フラグFACのビットを0にリセットす
る。
【0057】図2の説明に戻ると、S12で否定される
ときはS14に進み、フラグFTM1(後述)のビット
を0にリセットし、S16に進み、タイマ(アップカウ
ンタ)の値TM1(後述)を0にリセットし、S18に
進み、CVT変速制御を行う。
【0058】CVT制御部112は、具体的には、前記
した如く、検出した車速Vとスロットル開度θTHから
図4にその特性を示す変速マップを検索してレシオiを
決定し、その値となるようにCVT24を制御する。
【0059】CVT制御部112は、より具体的には、
検出した車速Vとスロットル開度θTHから図4にその
特性を示す変速マップを検索して目標エンジン回転数N
EDを算出し、算出した目標エンジン回転数NEDを実
現する目標NDRを算出し、その目標NDRとなるよう
にバルブ群54などを介して可動プーリ34,46を駆
動する。
【0060】尚、目標エンジン回転数NEDから適宜な
特性に従って直ちに可動プーリ34,46を駆動しても
良く、あるいは目標エンジン回転数NEDからNDRと
NDNの目標比を算出し、その目標比となるように可動
プーリ34,46を駆動しても良い。この明細書におい
てレシオ(変速比)iの制御、あるいはCVT変速制御
とは、その3種の場合のいずれかを行うことを意味す
る。
【0061】他方、S12で肯定されるときはS20に
進み、フラグFTM1のビットが1にセットされている
か否か判断する。このフラグのビットの初期値は0であ
ることから、最初のプログラムループでは否定されてS
22に進み、フラグFTM1のビットを1にセットす
る。
【0062】次いでS24に進み、前記したタイマ値T
M1をインクリメントする。即ち、フラグFTM1のビ
ットを1にセットすることは、タイマ値のインクリメン
ト、換言すれば時間計測を開始したことを意味する。
【0063】次いでS26に進み、タイマ値TM1が所
定値Ta1未満か否か判断し、肯定されるときはS28
に進み、同様にCVT変速制御を行うが、この場合には
レシオiを制限、より具体的には定速走行指令入力時の
レシオiに固定する。
【0064】尚、S26で否定されるときは所定値Ta
1が経過したことから、S14,S16を経てS18に
進み、通常のCVT変速制御を行う。
【0065】図5はこの制御を示す、図14と同様のタ
イム・チャートであるが、この実施の形態においては定
速走行指令が入力されたとき、所定値Ta1の間、レシ
オiを定速走行指令入力時のレシオifixに固定する
ようにした。
【0066】これによって、同図から明らかな如く、ス
ロットル開度変化を低減することができ、車両の加減速
量を減少させることができる。尚、所定値Ta1は、図
5から明らかな如く、イニシャル処理が終了した後の付
随的な時間を含むように設定する。
【0067】この実施の形態は上記の如く構成したの
で、図14に関して説明したような不都合が生じるのを
回避することができ、スロットル開度変化を低減するこ
とができ、よって車両の加減速量を減少させることがで
きる。
【0068】図6は、この発明の第2の実施の形態に係
る装置の動作を示す、図2と同様なフロー・チャートで
ある。
【0069】以下説明すると、S200において検出し
た車速Vおよびスロットル開度θTHを読み込み、S2
02に進み、フラグFACのビットが1にセットされて
いるか否か判断する。
【0070】S202で否定されるときはS204に進
み、フラグFTM2のビットを0にリセットし、S20
6に進み、タイマ(アップカウンタ)値TM2を0にリ
セットし、S208に進み、第1の実施の形態のS18
で述べたと同様のCVT変速制御を行う。
【0071】他方、S202で肯定されるときはS21
0に進み、フラグFTM2のビットが1にセットされて
いるか否か判断し、否定されるときはS212に進み、
フラグFTM2のビットを1にセットし、S214に進
み、タイマ値TM2をインクリメントして時間計測を開
始する。
【0072】次いで、S216に進み、タイマ値TM2
が所定値Ta2を超えたか否か判断し、肯定されるとき
はS218に進み、スロットル開度変化量ΔθTHが所
定値ΔθTHLより大きく、かつ、所定値ΔθTHH以
下か否か判断する。
【0073】尚、スロットル開度変化量ΔθTHは、ス
ロットル開度θTHの前回値と今回値、即ち、図6フロ
ー・チャートの前回ループ時の検出スロットル開度と今
回ループ時の検出スロットル開度の差分値(あるいは微
分値)を意味する。
【0074】S218の処理は換言すれば、スロットル
開度θTHが安定しているか否か判断することを意味す
る。従って、所定値ΔθTHL,ΔθTHHはスロット
ル開度θTHが安定しているか否か判別するに足る値を
適宜選んで設定する。
【0075】尚、S216で否定されるときはS218
の処理をスキップする。所定値Ta2の値は、図5にお
いて時刻t2でイニシャル処理が終了し、時刻t3で本
来的なクルーズ制御が開始した後、スロットル開度θT
Hが安定方向に向かう適宜な時刻、例えば時刻t4まで
の時間を求めて設定する。
【0076】S216あるいはS218で否定されると
きはS220に進み、第1の実施の形態のS28で述べ
たと同様に、レシオiを定速走行指令入力時の値ifi
xに固定(制限)する。
【0077】尚、S218で肯定されるときはスロット
ル開度θTHが安定したことから、S204,S206
を経てS208に進み、通常のCVT変速制御を行う。
【0078】第2の実施の形態においても定速走行指令
入力時にレシオを所定の間(スロットル開度θTHが安
定するまで)固定するように構成したので、図14に関
して説明したような不都合が生じるのを回避することが
でき、スロットル開度変化を低減することができ、よっ
て車両の加減速量を減少させることができる。
【0079】図7は、この発明の第3の実施の形態に係
る装置の動作を示す、図2と同様なフロー・チャートで
ある。
【0080】以下説明すると、S300において検出し
た車速Vおよびスロットル開度θTHを読み込み、S3
02に進み、フラグFACのビットが1にセットされて
いるか否か判断する。
【0081】S302で否定されるときはS304に進
み、フラグFTM3のビットを0にリセットし、S30
6に進み、タイマ(アップカウンタ)値TM3を0にリ
セットし、S308に進み、第1の実施の形態のS18
で述べたと同様のCVT変速制御を行う。
【0082】他方、S302で肯定されるときはS31
0に進み、フラグFTM3のビットが1にセットされて
いるか否か判断し、否定されるときはS312に進み、
フラグFTM3のビットを1にセットし、S314に進
み、タイマ値TM3をインクリメントして時間計測を開
始する。
【0083】次いで、S314に進み、タイマ値TM3
が所定値Ta3を超えたか否か判断し、肯定されるとき
はS318に進み、検出した車速Vが設定車速(目標車
速)VDとほぼ等しいか(あるいは完全に等しいか)否
か判断する。S318の処理は、換言すれば、車速Vが
目標値VDに収束しつつあるか否か判断することを意味
する。
【0084】尚、S316で否定されるときはS318
の処理をスキップする。所定値Ta3の値も、第2の実
施の形態における所定値Ta2と同様に、図5において
時刻t3でイニシャル処理が終了し、時刻t3で本来的
なクルーズ制御が開始した後のに車速Vが収束方向に向
かう適宜な時刻、例えば時刻t4までの時間を求めて設
定する。
【0085】S316あるいはS318で否定されると
きはS320に進み、第1の実施の形態のS28で述べ
たと同様に、レシオiを定速走行指令入力時の値ifi
xに固定(制限)する。
【0086】尚、S318で肯定されるときは車速Vが
設定車速(目標車速)VDに収束しつつあることから、
S304,S306を経てS308に進み、通常のCV
T変速制御を行う。
【0087】第3の実施の形態においても運転者の定速
走行指令入力時にレシオを所定の間(車速Vが目標車速
VDに収束しつつあるまで)固定するように構成したの
で、図14に関して説明したような不都合が生じるのを
回避することができ、スロットル開度変化を低減するこ
とができ、よって車両の加減速量を減少させることがで
きる。
【0088】図8は、この発明の第4の実施の形態に係
る装置の動作を示す、図2と同様なフロー・チャートで
ある。
【0089】以下説明すると、S400において検出し
た実車速Vおよび実スロットル開度θTHを読み込み、
S402に進み、検出した車速Vおよびスロットル開度
θTHに基づいて車両に作用する走行負荷を示すパラメ
ータPNOAVE,PKUAVE、より具体的には車両
の登坂勾配を示すパラメータPNOAVEあるいは降坂
勾配を示すパラメータPKUAVEを算出する。
【0090】この算出は、本出願人が先に提案した特開
平5−71625号公報などに詳細に記載されている
が、図9を参照して概説すると、車速Vとスロットル開
度θTHから予め設定された特性に従って平坦路を走行
するときに車両16に期待される予想加速度を3速につ
いて算出する。
【0091】他方、車速Vの1階差分値から車両16が
実際に生じている実加速度を求めると共に、車速Vとス
ロットル開度θTHから予め設定された特性に従って補
正係数knを算出し、実加速度に乗じて3速相当の値に
補正する。
【0092】次いで求めた予想加速度と実加速度を比較
して差分を算出し、その平均値を算出する。即ち、予想
加速度から実加速度を減算した差が正値であるとき、そ
の値をPNO(その平均値をPNOAVE。登坂勾配を
示すパラメータ)とする。その差が負値であれば、実加
速度から予想加速度を減算した差が正値となるので、そ
の値をPKU(その平均値をPKUAVE。降坂勾配を
示すパラメータ)とする。
【0093】先に提案した技術では算出したパラメータ
PNOAVEあるいはPKUAVEから予め設定された
平坦路用、軽登坂用などの5種の変速マップのいずれか
を選択し、選択した変速マップに従って変速比を制御し
ていたが、この実施の形態においては算出したパラメー
タPNOAVEあるいはPKUAVE、より具体的には
PNOAVEを、スロットル開度θTHに代え、CVT
変速制御パラメータに使用するようにした。
【0094】図8フロー・チャートの説明に戻ると、次
いでS404に進み、フラグFACのビットが1にセッ
トされているか否か判断する。
【0095】S404で否定されるときはS406に進
み、前記したフラグFTM1のビットを0にリセット
し、S408に進み、前記したタイマ値TM1を0にリ
セットし、S410に進み、第1の実施の形態のS18
で述べたと同様に、車速Vとスロットル開度θTHから
マップ検索してレシオiを算出(制御)する通常のCV
T変速制御を行う。
【0096】他方、S404で肯定されるときはS41
2に進み、フラグFTM1のビットが1にセットされて
いるか否か判断し、否定されるときはS414に進み、
フラグFTM3のビットを1にセットし、S416に進
み、タイマ値TM1をインクリメントして時間計測を開
始する。
【0097】次いで、S418に進み、タイマ値TM1
が前記した所定値Ta1未満か否か判断し、肯定される
ときはS420に進み、レシオ制限処理を行う。具体的
には、検出した車速Vと登坂勾配パラメータPNOAV
Eから図10にその特性を示す変速マップを検索してレ
シオ(変速比)iを算出し、そのレシオiとなるように
CVT24を制御する。
【0098】尚、S418で肯定されるときは、タイマ
値TM1値が経過したことから、S304,S306を
経てS308に進み、車速Vとスロットル開度θTHを
用いる通常のCVT変速制御を行う。
【0099】図11を参照して説明すると、第4の実施
の形態においては定速走行指令入力時に所定の間(Ta
1)レシオを車速Vと登坂勾配を示すパラメータPNO
AVEから図10にその特性を示す変速マップを検索し
てレシオiを制御するようにした。
【0100】換言すれば、スロットル開度θTHをCV
T変速制御パラメータに使用しないように構成したの
で、スロットル開度θTHが変動をしてもその影響を受
けることがない。従って、図14に関して説明したよう
な不都合が生じるのを回避することができ、スロットル
開度変化を低減することができ、よって車両の加減速量
を減少させることができる。
【0101】図12は、この発明の第5の実施の形態に
係る装置の動作を示す、図6フロー・チャートと同様な
フロー・チャートである。
【0102】以下説明すると、S500において検出し
た車速Vおよびスロットル開度θTHを読み込み、S5
02に進み、検出した車速Vおよびスロットル開度θT
Hに基づいて登坂勾配を示すパラメータPNOAVEお
よび降坂勾配を示すパラメータPKUAVEを算出す
る。
【0103】次いでS504に進み、フラグFACのビ
ットが1にセットされているか否か判断し、否定される
ときはS506に進み、前記したフラグFTM2のビッ
トを0にリセットし、S508に進み、前記したタイマ
値TM2を0にリセットし、S510に進み、第1の実
施の形態のS18で述べたと同様に、車速Vとスロット
ル開度θTHからマップ検索してレシオiを算出(制
御)する通常のCVT変速制御を行う。
【0104】他方、S504で肯定されるときはS51
2に進み、フラグFTM2のビットが1にセットされて
いるか否か判断し、否定されるときはS514に進み、
フラグFTM2のビットを1にセットし、S516に進
み、タイマ値TM2をインクリメントして時間計測を開
始する。
【0105】次いで、S518に進み、タイマ値TM2
が前記した所定値Ta2を超えたか否か判断し、肯定さ
れるときはS520に進み、スロットル開度変化量Δθ
THが所定値ΔθTHLより大きく、所定値ΔθTHH
以下か否か判断する。
【0106】S518で否定されるとき、あるいはS5
20で否定されるときはS522に進み、レシオ制限処
理、即ち、検出した車速Vと登坂勾配パラメータPNO
AVEから図10にその特性を示す変速マップを検索し
てレシオi(変速比)を算出し、そのレシオiとなるよ
うにCVT24を制御する。
【0107】尚、S520で肯定されるときは、スロッ
トル開度θTHが安定したことから、S506,S50
8を経てS510に進み、車速Vとスロットル開度θT
Hを用いる通常のCVT変速制御を行う。
【0108】第5の実施の形態においては、定速走行指
令入力時に所定の間(スロットル開度θTHが安定する
まで)車速Vと登坂勾配を示すパラメータPNOAVE
からレシオiを制御するようにした。
【0109】即ち、スロットル開度θTHをCVT変速
制御パラメータに使用することがないので、スロットル
開度θTHの変動の受けることがなく、図14に関して
説明したような不都合が生ぜず、減速量も比較的小さな
値となる。
【0110】換言すれば、スロットル開度θTHをCV
T変速制御パラメータに使用しないように構成したの
で、スロットル開度θTHが変動をしてもその影響を受
けることがない。従って、図14に関して説明したよう
な不都合が生じるのを回避することができ、スロットル
開度変化を低減することができ、よって車両の加減速量
を減少させることができる。
【0111】図13は、この発明の第6の実施の形態に
係る装置の動作を示す、図7フロー・チャートと同様な
フロー・チャートである。
【0112】以下説明すると、S600において検出し
た実車速Vおよび実スロットル開度θTHを読み込み、
S602に進み、検出した車速Vおよびスロットル開度
θTHに基づいて登坂勾配を示すパラメータPNOAV
Eおよび降坂勾配を示すパラメータPKUAVEを算出
する。
【0113】次いでS604に進み、フラグFACのビ
ットが1にセットされているか否か判断し、否定される
ときはS606に進み、前記したフラグFTM3のビッ
トを0にリセットし、S608に進み、前記したタイマ
値TM3を0にリセットし、S610に進み、第1の実
施の形態のS18で述べたと同様に、車速Vとスロット
ル開度θTHからマップ検索してレシオiを算出(制
御)する通常のCVT変速制御を行う。
【0114】他方、S604で肯定されるときはS61
2に進み、フラグFTM3のビットが1にセットされて
いるか否か判断し、否定されるときはS614に進み、
フラグFTM3のビットを1にセットし、S616に進
み、タイマ値TM3をインクリメントして時間計測を開
始する。
【0115】次いで、S618に進み、タイマ値TM3
が前記した所定値Ta3を超えたか否か判断し、肯定さ
れるときはS620に進み、検出した車速Vが設定車速
(目標車速)VDとほぼ等しいか(あるいは完全に等し
いか)否か判断する。
【0116】S618あるいはS620で否定されると
きはS622に進み、レシオ制限処理、即ち、検出した
車速Vと登坂勾配パラメータPNOAVEから図10に
その特性を示す変速マップを検索してレシオ(変速比)
iを算出し、そのレシオiとなるようにCVT24を制
御する処理を行う。
【0117】尚、S618で肯定されるときは車速Vが
設定車速(目標車速)Vに収束しつつあることから、S
606,S608を経てS610に進み、車速Vとスロ
ットル開度θTHを用いる通常のCVT変速制御を行
う。
【0118】第6の実施の形態においては運転者の定速
走行指令入力時に所定の間(車速Vが目標値VDに収束
しつつあるまで)レシオを車速Vと登坂勾配を示すパラ
メータPNOAVEからレシオiを制御するようにし
た。
【0119】即ち、スロットル開度θTHをCVT変速
制御パラメータに使用しないように構成したので、スロ
ットル開度θTHが変動をしてもその影響を受けること
がない。従って、図14に関して説明したような不都合
が生じるのを回避することができ、スロットル開度変化
を低減することができ、よって車両の加減速量を減少さ
せることができる。
【0120】尚、第4から第6の実施の形態において先
に提案した技術を用いて走行負荷(より具体的には登坂
勾配あるいは降坂勾配を示すパラメータ)を算出し、算
出値をCVT変速制御パラメータに用いたが、傾斜セン
サを備えるなどして登坂あるいは降坂勾配を直接的に検
出しても良い。
【0121】上記した如く、この実施の形態において
は、内燃機関(エンジン本体10)に接続されて機関出
力を無段に変速する無段変速機(CVT24)を備える
と共に、運転者の定速走行指令に応じて車速(V)を目
標車速(VD)に制御する定速走行制御装置(クルーズ
制御部120)を備えた車両の速度制御装置において、
少なくとも前記内燃機関のスロットルバルブ(14)の
スロットル開度(θTH)および前記車両の車速(V)
を含む運転状態を検出する運転状態検出手段(スロット
ル開度センサ96、車速センサ106、CVT制御部1
12,S10,S200,S300)、前記スロットル
バルブに接続されて前記スロットルバルブを開閉するア
クチュエータ(スロットルアクチュエータ70)、前記
定速走行指令が入力されたとき、前記定速走行指令が入
力されたときのスロットル開度相当位置まで前記アクチ
ュエータを駆動するイニシャル処理を実行するイニシャ
ル処理実行手段(S12,S108,S202,S30
2)、および、少なくとも前記検出されたスロットル開
度と車速に基づいて前記無段変速機の変速比(レシオ
i)を制御する変速制御手段(CVT制御部112,S
18,S206,S306)を備えると共に、前記変速
制御手段は、前記定速走行指令が入力されてから所定の
間(S26,S218,S318)、前記無段変速機の
変速比(レシオi)を、前記定速走行指令が入力された
ときの値(ifix)に制限する(CVT制御部11
2,S28,S220,S320)如く構成した。
【0122】また、内燃機関(エンジン本体10)に接
続されて機関出力を無段に変速する無段変速機(CVT
24)を備えると共に、運転者の定速走行指令に応じて
車速(V)を目標車速(VD)に制御する定速走行制御
装置(クルーズ制御部120)を備えた車両の速度制御
装置において、少なくとも前記内燃機関のスロットルバ
ルブ(14)のスロットル開度(θTH)および前記車
両の車速(V)を含む運転状態を検出する運転状態検出
手段(スロットル開度センサ96、車速センサ106,
CVT制御部112,S400,S500,S600,
S700)、前記スロットルバルブに接続されて前記ス
ロットルバルブを開閉するアクチュエータ(スロットル
アクチュエータ70)、前記セットスイッチを介して運
転者の定速走行指令が入力されたとき、前記定速走行指
令が入力されたときのスロットル開度相当位置まで前記
アクチュエータを駆動するイニシャル処理を実行するイ
ニシャル処理実行手段(S404,S108,S50
4,S604,S704)、少なくとも前記検出された
スロットル開度(θTH)と車速(V)に基づいて前記
無段変速機の変速比(レシオi)を制御する第1の変速
制御手段(CVT制御部112,S410,S510,
S610,S712)、前記車両に作用する走行負荷
(登坂勾配あるいは降坂勾配を示すパラメータPNOA
VE,PKUAVE、登坂勾配GRADE)を検出する
走行負荷検出手段(CVT制御部112,S402,S
502,S602,S702,S704)、および、少
なくとも前記検出された走行負荷と車速に基づいて前記
無段変速機の変速比(レシオi)を制御する第2の変速
制御手段(CVT制御部112,S420,S522,
S622,S722)を備えると共に、前記定速走行指
令が入力されてから所定の間、前記第2の変速制御手段
が、少なくとも前記検出された走行負荷と車速に基づい
て前記無段変速機の変速比を制御する(CVT制御部1
12、S420,S522,S622,S722)如く
構成した。
【0123】尚、上記において定速走行制御(クルーズ
制御)の例を示したが、先行車を追従走行する機能を追
加しても良い。
【0124】また、スロットルアクチュエータとして負
圧式のものを用いたが、電動式あるいはDBW式であっ
ても良い。
【0125】また、無段変速機として金属ベルト式のも
のを用いたが、ゴムベルト式あるいはトロイダル式でも
良い。また、無段変速機のみならず、有段変速機の最適
ギヤ段を選択するように構成しても良い。ロックアップ
クラッチの滑り率に置き換えても良い。
【0126】また変速機の構成は図示のものに限らず、
エンジン10の出力軸20にトルクコンバータを接続し
ても良く、発進クラッチ42に代えてトルクコンバータ
を用いても良い。また、デュアルマスフライホイ−ル2
6を除去しても良い。
【0127】
【発明の効果】請求項1項にあっては、定速走行指令が
入力されてから所定の間、前記無段変速機の変速比を、
前記定速走行指令が入力されたときの値に制限する如く
構成したので、運転者の定速走行指令に応じて車速を目
標車速に制御する定速走行制御を行うときのスロットル
開度変化を低減させることができ、よって車両の加減速
量を減少させることができる。
【0128】請求項2項にあっては、定速走行指令が入
力されてから所定の間、走行負荷と車速に基づいて前記
無段変速機の変速比を制御、換言すればスロットル開度
を用いないで制御する如く構成したので、運転者の定速
走行指令に応じて車速を目標車速に制御する定速走行制
御を行うときのスロットル開度変化を低減させることが
でき、よって車両の加減速量を減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車両の速度制御装置を全体的に
示す概略図である。
【図2】図1装置の動作、より具体的にはその中のCV
T制御部の動作を示すフロー・チャートである。
【図3】図1装置の中のクルーズ制御部の動作を示すフ
ロー・チャートである。
【図4】図2フロー・チャートのCVT変速制御で使用
する変速マップの特性を示す説明図である。
【図5】図2フロー・チャートの動作を示すタイム・チ
ャートである。
【図6】この発明の第2の実施の形態に係る装置、より
具体的にはCVT制御部の動作を示す、図2と同様なフ
ロー・チャートである。
【図7】この発明の第3の実施の形態に係る装置、より
具体的にはCVT制御部の動作を示す、図2と同様なフ
ロー・チャートである。
【図8】この発明の第4の実施の形態に係る装置、より
具体的にはCVT制御部の動作を示す、図2と同様なフ
ロー・チャートである。
【図9】図8フロー・チャートの処理で使用する走行負
荷(より詳しくは登坂勾配あるいは降坂勾配)を示すパ
ラメータの算出を説明する説明図である。
【図10】図8フロー・チャートのCVT変速制御で使
用する変速マップの特性を示す説明図である。
【図11】図8フロー・チャートの動作を示すタイム・
チャートである。
【図12】この発明の第5の実施の形態に係る装置、よ
り具体的にはCVT制御部の動作を示す、図6と同様な
フロー・チャートである。
【図13】この発明の第6の実施の形態に係る装置、よ
り具体的にはCVT制御部の動作を示す、図7と同様な
フロー・チャートである。
【図14】従来技術に係る装置の動作を示すタイム・チ
ャートである。
【符号の説明】
10 内燃機関(エンジン本体) 14 スロットルバルブ 16 車両 18 アクセルペダル 24 ベルト式無段変速機(CVT) 28 変速機入力軸 30 変速機カウンタ軸 32 金属Vベルト機構 36 遊星歯車式前後進切換機構 42 発進クラッチ 70 スロットルアクチュエータ(アクチュエータ) 72 バキュームバルブ 74 リンク 90 クランク角センサ 92 絶対圧センサ 96 スロットル開度センサ 106 車速センサ 110 エンジン制御部 112 CVT制御部 120 クルーズ制御部 122 セットスイッチ 124 リジュームスイッチ 126 キャンセルスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 59:44 63:06 (72)発明者 小谷 秀昭 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 千 尚人 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D044 AA41 AA47 AB01 AC03 AC26 AC57 AD04 AD17 AE06 AE19 AE21 3J052 CA21 FB31 GC23 GC46 HA11 LA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に接続されて機関出力を無段に
    変速する無段変速機を備えると共に、運転者の定速走行
    指令に応じて車速を目標車速に制御する定速走行制御装
    置を備えた車両の速度制御装置において、 a.少なくとも前記内燃機関のスロットルバルブのスロ
    ットル開度および前記車両の車速を含む運転状態を検出
    する運転状態検出手段、 b.前記スロットルバルブに接続されて前記スロットル
    バルブを開閉するアクチュエータ、 c.前記定速走行指令が入力されたとき、前記定速走行
    指令が入力されたときのスロットル開度相当位置まで前
    記アクチュエータを駆動するイニシャル処理を実行する
    イニシャル処理実行手段、および d.少なくとも前記検出されたスロットル開度と車速に
    基づいて前記無段変速機の変速比を制御する変速制御手
    段、 を備えると共に、前記変速制御手段は、前記定速走行指
    令が入力されてから所定の間、前記無段変速機の変速比
    を、前記定速走行指令が入力されたときの値に制限する
    ことを特徴とする車両の速度制御装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関に接続されて機関出力を無段に
    変速する無段変速機を備えると共に、運転者の定速走行
    指令に応じて車速を目標車速に制御する定速走行制御装
    置を備えた車両の速度制御装置において、 a.少なくとも前記内燃機関のスロットルバルブのスロ
    ットル開度および前記車両の車速を含む運転状態を検出
    する運転状態検出手段、 b.前記スロットルバルブに接続されて前記スロットル
    バルブを開閉するアクチュエータ、 c.前記定速走行指令が入力されたとき、前記定速走行
    指令が入力されたときのスロットル開度相当位置まで前
    記アクチュエータを駆動するイニシャル処理を実行する
    イニシャル処理実行手段、 d.少なくとも前記検出されたスロットル開度と車速に
    基づいて前記無段変速機の変速比を制御する第1の変速
    制御手段、 e.前記車両に作用する走行負荷を検出する走行負荷検
    出手段、および f.少なくとも前記検出された走行負荷と車速に基づい
    て前記無段変速機の変速比を制御する第2の変速制御手
    段、 を備えると共に、前記定速走行指令が入力されてから所
    定の間、前記第2の変速制御手段が、少なくとも前記検
    出された走行負荷と車速に基づいて前記無段変速機の変
    速比を制御することを特徴とする車両の速度制御装置。
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