JP2000315427A - 導体フィルム - Google Patents
導体フィルムInfo
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- JP2000315427A JP2000315427A JP2000092096A JP2000092096A JP2000315427A JP 2000315427 A JP2000315427 A JP 2000315427A JP 2000092096 A JP2000092096 A JP 2000092096A JP 2000092096 A JP2000092096 A JP 2000092096A JP 2000315427 A JP2000315427 A JP 2000315427A
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- film
- conductor
- carrier tape
- film carrier
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/08—Flat or ribbon cables
- H01B7/0869—Flat or ribbon cables comprising one or more armouring, tensile- or compression-resistant elements
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気的/電子的な構成素子を導電接続するた
めの導体フィルムであって、弾性変形可能で非導電性の
フィルムキャリアテープ2を有しており、該フィルムキ
ャリアテープ2上に、フィルムキャリアテープ2の長手
方向に相並んで延びていて外側に対して絶縁された複数
の導体路3が配置されている形式のものにおいて、二次
元または三次元的な残留変形形状を維持するようなもの
を提供することである。 【解決手段】 導体フィルム1が、フィルムキャリアテ
ープ2の長手方向に延びる、導体路3から電気的に絶縁
された、残留変形可能な少なくとも1つの形状付与エレ
メント4を有している。
めの導体フィルムであって、弾性変形可能で非導電性の
フィルムキャリアテープ2を有しており、該フィルムキ
ャリアテープ2上に、フィルムキャリアテープ2の長手
方向に相並んで延びていて外側に対して絶縁された複数
の導体路3が配置されている形式のものにおいて、二次
元または三次元的な残留変形形状を維持するようなもの
を提供することである。 【解決手段】 導体フィルム1が、フィルムキャリアテ
ープ2の長手方向に延びる、導体路3から電気的に絶縁
された、残留変形可能な少なくとも1つの形状付与エレ
メント4を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的/電子的な
構成素子を導電接続するための導体フィルムであって、
弾性変形可能で非導電性のフィルムキャリアテープ(Tr
aegerfolienband)を有しており、該フィルムキャリア
テープ上に、フィルムキャリアテープの長手方向に相並
んで延びていて外側に対して絶縁された複数の導体路が
配置されている形式のものに関する。
構成素子を導電接続するための導体フィルムであって、
弾性変形可能で非導電性のフィルムキャリアテープ(Tr
aegerfolienband)を有しており、該フィルムキャリア
テープ上に、フィルムキャリアテープの長手方向に相並
んで延びていて外側に対して絶縁された複数の導体路が
配置されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムキャリアテープの長手方向に延
びる、外側に対して絶縁された導体路を備えた、弾性変
形可能で非導電性のフィルムキャリアテープから成って
いる導体フィルムは、様々な電気的/電子的な構成素子
を互いに接続するために、たとえば自動車に使用され
る。導体フィルムは、たとえばポリイミド製のフィルム
キャリアから成っていて、このフィルムキャリアに銅製
の薄い導体路が被着され、この導体路はたとえば別の絶
縁フィルムや絶縁塗膜である絶縁体で覆われている。帯
状の導体フィルムの端部に接触接続装置を配置すること
が可能で、この接触接続装置は、多くの場合、はんだ付
け用孔として形成されており、電気的または電子的な構
成グループのピンにはんだ結合される。このような導体
フィルムは、たとえばドイツ連邦共和国特許第1971
9238号明細書によって公知である。導体フィルムは
弾性変形可能であり、したがって、比較的振動および揺
れ負荷に対する影響を受けにくい。
びる、外側に対して絶縁された導体路を備えた、弾性変
形可能で非導電性のフィルムキャリアテープから成って
いる導体フィルムは、様々な電気的/電子的な構成素子
を互いに接続するために、たとえば自動車に使用され
る。導体フィルムは、たとえばポリイミド製のフィルム
キャリアから成っていて、このフィルムキャリアに銅製
の薄い導体路が被着され、この導体路はたとえば別の絶
縁フィルムや絶縁塗膜である絶縁体で覆われている。帯
状の導体フィルムの端部に接触接続装置を配置すること
が可能で、この接触接続装置は、多くの場合、はんだ付
け用孔として形成されており、電気的または電子的な構
成グループのピンにはんだ結合される。このような導体
フィルムは、たとえばドイツ連邦共和国特許第1971
9238号明細書によって公知である。導体フィルムは
弾性変形可能であり、したがって、比較的振動および揺
れ負荷に対する影響を受けにくい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公知の
導体フィルムは撓みが緩いので、手動でまたは機械的に
屈曲することによって、導体フィルムに二次元または三
次元的な残留変形形状を与えることは不可能という欠点
がある。この欠点によって、導体フィルムは、電気機器
に取り付けることが困難になっている。なぜならば、導
体フィルムは、電気機器のケーシング壁や保持枠に固定
するために、撓みが緩い導体フィルムの取り付け中に常
にしっかりと位置固定しなければならず、場合によって
は固定手段が必要であるからである。
導体フィルムは撓みが緩いので、手動でまたは機械的に
屈曲することによって、導体フィルムに二次元または三
次元的な残留変形形状を与えることは不可能という欠点
がある。この欠点によって、導体フィルムは、電気機器
に取り付けることが困難になっている。なぜならば、導
体フィルムは、電気機器のケーシング壁や保持枠に固定
するために、撓みが緩い導体フィルムの取り付け中に常
にしっかりと位置固定しなければならず、場合によって
は固定手段が必要であるからである。
【0004】したがって本発明の課題は、このような欠
点を取り除くことである。
点を取り除くことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、導体フィルムが、フィルムキャリ
アテープの長手方向に延びる、導体路に対して電気的に
絶縁された、残留変形可能な少なくとも1つの形状付与
エレメント(Formgebungselement)を有している。
に本発明の構成では、導体フィルムが、フィルムキャリ
アテープの長手方向に延びる、導体路に対して電気的に
絶縁された、残留変形可能な少なくとも1つの形状付与
エレメント(Formgebungselement)を有している。
【0006】
【発明の効果】本発明の構成によると、有利には、導体
フィルムは、導体路に対して絶縁されて導体フィルムの
フィルムキャリアテープに被着された、フィルムキャリ
アテープの長手方向に延びる、残留変形可能な少なくと
も1つの形状付与エレメントを有している。この形状付
与エレメントは、簡単かつ安価な形式で、フィルムキャ
リアに配置することが可能で、有利には、この形状付与
エレメントは導体フィルムに二次元または三次元的な残
留変形形状を与えることができる。この場合「残留」と
は、導体フィルムの二次元または三次元的な形状が、輸
送や取り付けの際に独りでに変化するのではなく、形状
付与エレメントを新たに手動でまたは機械的に折り曲げ
ることによって再び変化させることができるという意味
である。とくに有利には、形状付与エレメントによって
得られる導体フィルムの曲げ剛性(Biegesteifigkeit)
によって、導体フィルムの手動による加工および機械的
な加工は著しく簡略化される。有利には、導体フィルム
の公知の製造工程はほとんど変更しなくてもよい。形状
付与エレメントが、導体路と同じ方向でフィルムキャリ
アテープの長手方向に延びるので、有利には、導体フィ
ルムは長手方向に巻き上げることができる。その場合、
必要に応じて、ロールから種々異なる長さ部分を切断
し、引き続き加工することができる。巻き上げまたは繰
り出し時に、形状付与エレメントが曲げられるかまたは
延ばされることによって生じる、ある程度の抵抗を克服
しなければならないが、これは、前述の効果を考慮する
と確実に許容することができる。
フィルムは、導体路に対して絶縁されて導体フィルムの
フィルムキャリアテープに被着された、フィルムキャリ
アテープの長手方向に延びる、残留変形可能な少なくと
も1つの形状付与エレメントを有している。この形状付
与エレメントは、簡単かつ安価な形式で、フィルムキャ
リアに配置することが可能で、有利には、この形状付与
エレメントは導体フィルムに二次元または三次元的な残
留変形形状を与えることができる。この場合「残留」と
は、導体フィルムの二次元または三次元的な形状が、輸
送や取り付けの際に独りでに変化するのではなく、形状
付与エレメントを新たに手動でまたは機械的に折り曲げ
ることによって再び変化させることができるという意味
である。とくに有利には、形状付与エレメントによって
得られる導体フィルムの曲げ剛性(Biegesteifigkeit)
によって、導体フィルムの手動による加工および機械的
な加工は著しく簡略化される。有利には、導体フィルム
の公知の製造工程はほとんど変更しなくてもよい。形状
付与エレメントが、導体路と同じ方向でフィルムキャリ
アテープの長手方向に延びるので、有利には、導体フィ
ルムは長手方向に巻き上げることができる。その場合、
必要に応じて、ロールから種々異なる長さ部分を切断
し、引き続き加工することができる。巻き上げまたは繰
り出し時に、形状付与エレメントが曲げられるかまたは
延ばされることによって生じる、ある程度の抵抗を克服
しなければならないが、これは、前述の効果を考慮する
と確実に許容することができる。
【0007】本発明の有利な実施例および変化実施例
は、従属請求項の構成に記載されている。
は、従属請求項の構成に記載されている。
【0008】とくに簡単には、少なくとも1つの形状付
与エレメントが金属から制作される。たとえば形状付与
エレメントは、単独でフィルムキャリアテープの長手方
向に延びる1本の金属線であってよく、この金属線は挿
入部分として導体フィルム内に挿入されるかまたはフィ
ルムキャリアテープに接着される。これによる導体フィ
ルム製造の手間はほとんど増えない。金属線はかなり安
価な材料から制作することが可能で、導体フィルムの製
造費はほとんど高くならない。導体フィルム内に配置さ
れた金属線を手動でまたは機械的に折り曲げることによ
って、導体フィルムは、極めて簡単な形式で、残留変形
形状にされ、たとえば電子制御装置の装置ケーシング内
における導体フィルムの取り付けは極めて容易になる。
有利には、フィルムキャリアテープの長手方向に互いに
平行に延びる2本の金属線は、導体フィルムに配置する
ことができる。これによって、とくに容易に、導体フィ
ルムに三次元的な形状が与えられる。
与エレメントが金属から制作される。たとえば形状付与
エレメントは、単独でフィルムキャリアテープの長手方
向に延びる1本の金属線であってよく、この金属線は挿
入部分として導体フィルム内に挿入されるかまたはフィ
ルムキャリアテープに接着される。これによる導体フィ
ルム製造の手間はほとんど増えない。金属線はかなり安
価な材料から制作することが可能で、導体フィルムの製
造費はほとんど高くならない。導体フィルム内に配置さ
れた金属線を手動でまたは機械的に折り曲げることによ
って、導体フィルムは、極めて簡単な形式で、残留変形
形状にされ、たとえば電子制御装置の装置ケーシング内
における導体フィルムの取り付けは極めて容易になる。
有利には、フィルムキャリアテープの長手方向に互いに
平行に延びる2本の金属線は、導体フィルムに配置する
ことができる。これによって、とくに容易に、導体フィ
ルムに三次元的な形状が与えられる。
【0009】しかも、形状付与エレメントは、フィルム
キャリアテープに被着された金属フィルムであってよ
く、その厚さは、導体フィルムの残留変形を得るには十
分である。
キャリアテープに被着された金属フィルムであってよ
く、その厚さは、導体フィルムの残留変形を得るには十
分である。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図示の
実施例を用いて詳しく説明する。
実施例を用いて詳しく説明する。
【0011】図1および図2には、本発明の導体フィル
ムの第1実施例が示されている。導体フィルム1は、た
とえばポリイミドのような、電気的に絶縁性の弾性変形
可能な材料から成るフィルムキャリアテープ2を有して
いる。フィルムキャリアテープ2上には複数の導体路3
が製造されており、これらの導体路3は、フィルムキャ
リアテープ2の長手方向に互いにほぼ平行に延びてい
る。導体路3は、たとえば40μmまたはそれより小さ
い厚さを備えた銅から、公知の形式で製造される。この
場合先ず、銅がフォトプロセスで構造化されてフィルム
キャリアテープ2上に析出され、次いで電気めっき式に
強化される。銅構造体が薄ければ薄いほど、より安価に
導体フィルムを制作することができる。図1からさらに
判るように、導体路3は、フィルムキャリアテープ2に
被着された保護被覆もしくは絶縁層5によって、外側に
対して絶縁されている。これはたとえば別の絶縁フィル
ム、適当なカバーコーティングまたは絶縁スプレーであ
ってよい。図2には図1に示したフィルムキャリアテー
プ2の1区分の平面図が示されている。導体路3と並ん
で、導体路に対して平行に、フィルムキャリアテープの
長手方向に延びる形状付与エレメント4がフィルムキャ
リアテープ2に被着され、この形状付与エレメント4
は、本実施例では導体フィルムの中央に延びる、円形の
横断面を備えた金属線として構成されている。金属線4
は、絶縁層5によって導体路3から絶縁されており、た
とえば1ミリメートルの直径を備えた安価な銅線であっ
てよい。金属線の直径は少なくとも、金属線を折り曲げ
ることによって導体フィルム1の残留変形が得られるよ
うな大きさでなければならない。また、形状付与エレメ
ント4の別の材料および構成も考えられる。少なくとも
1つの形状付与エレメント4は、導体路3とは異なり、
電導体として規定する必要はないので、この形状付与エ
レメントは、たとえば塑性変形可能なプラスチックから
製作することもできる。図7は、所望の二次元的な形状
に屈曲された、図1の導体フィルム1を示している。こ
の形状は、たとえば電気機器の所定のケーシング輪郭に
適合させることができる。金属線によって、導体フィル
ム1はこの与えられた残留変形形状を維持し、これによ
って、導体フィルム1は、電気機器内においてアプロー
チが困難な位置に容易に取り付けられる。図7に示した
導体フィルム1の端部は、はんだ付け用孔(Loetauge)
または図示していない別の接触接続手段を備えることが
できる。
ムの第1実施例が示されている。導体フィルム1は、た
とえばポリイミドのような、電気的に絶縁性の弾性変形
可能な材料から成るフィルムキャリアテープ2を有して
いる。フィルムキャリアテープ2上には複数の導体路3
が製造されており、これらの導体路3は、フィルムキャ
リアテープ2の長手方向に互いにほぼ平行に延びてい
る。導体路3は、たとえば40μmまたはそれより小さ
い厚さを備えた銅から、公知の形式で製造される。この
場合先ず、銅がフォトプロセスで構造化されてフィルム
キャリアテープ2上に析出され、次いで電気めっき式に
強化される。銅構造体が薄ければ薄いほど、より安価に
導体フィルムを制作することができる。図1からさらに
判るように、導体路3は、フィルムキャリアテープ2に
被着された保護被覆もしくは絶縁層5によって、外側に
対して絶縁されている。これはたとえば別の絶縁フィル
ム、適当なカバーコーティングまたは絶縁スプレーであ
ってよい。図2には図1に示したフィルムキャリアテー
プ2の1区分の平面図が示されている。導体路3と並ん
で、導体路に対して平行に、フィルムキャリアテープの
長手方向に延びる形状付与エレメント4がフィルムキャ
リアテープ2に被着され、この形状付与エレメント4
は、本実施例では導体フィルムの中央に延びる、円形の
横断面を備えた金属線として構成されている。金属線4
は、絶縁層5によって導体路3から絶縁されており、た
とえば1ミリメートルの直径を備えた安価な銅線であっ
てよい。金属線の直径は少なくとも、金属線を折り曲げ
ることによって導体フィルム1の残留変形が得られるよ
うな大きさでなければならない。また、形状付与エレメ
ント4の別の材料および構成も考えられる。少なくとも
1つの形状付与エレメント4は、導体路3とは異なり、
電導体として規定する必要はないので、この形状付与エ
レメントは、たとえば塑性変形可能なプラスチックから
製作することもできる。図7は、所望の二次元的な形状
に屈曲された、図1の導体フィルム1を示している。こ
の形状は、たとえば電気機器の所定のケーシング輪郭に
適合させることができる。金属線によって、導体フィル
ム1はこの与えられた残留変形形状を維持し、これによ
って、導体フィルム1は、電気機器内においてアプロー
チが困難な位置に容易に取り付けられる。図7に示した
導体フィルム1の端部は、はんだ付け用孔(Loetauge)
または図示していない別の接触接続手段を備えることが
できる。
【0012】図3には、本発明による導体フィルム1の
別の実施例が示されている。図1とは異なり、ここでは
形状付与エレメントは、フィルムキャリアテープ2の、
導体路3とは反対側の面で、接着剤8によってフィルム
キャリアテープに接着されている。形状付与エレメント
4はここではほぼ半円状の横断面を有している。
別の実施例が示されている。図1とは異なり、ここでは
形状付与エレメントは、フィルムキャリアテープ2の、
導体路3とは反対側の面で、接着剤8によってフィルム
キャリアテープに接着されている。形状付与エレメント
4はここではほぼ半円状の横断面を有している。
【0013】図4には、導体路3がフィルムキャリアテ
ープ2の上面で、別のポリイミド層6によって外側に対
して絶縁されている実施例が示されている。フィルムキ
ャリアテープ2の下面には、弾性変形可能な別の絶縁層
7を介して、2本の金属線4が互いに間隔を有して配置
されており、この絶縁層7は同様にポリイミド層から形
成することができる。たとえば図8に示したように、両
方の金属線4によって、とくに導体フィルム1の三次元
的な形状が容易に得られる。
ープ2の上面で、別のポリイミド層6によって外側に対
して絶縁されている実施例が示されている。フィルムキ
ャリアテープ2の下面には、弾性変形可能な別の絶縁層
7を介して、2本の金属線4が互いに間隔を有して配置
されており、この絶縁層7は同様にポリイミド層から形
成することができる。たとえば図8に示したように、両
方の金属線4によって、とくに導体フィルム1の三次元
的な形状が容易に得られる。
【0014】図5には、形状付与エレメント4が接着層
10を介して、フィルムキャリアテープ2の下面に被着
された100μmの厚さを備えた金属層4によって形成
されている実施例が示されている。金属層4によって、
フィルムキャリアテープ2の平面上に互いに垂直に延び
る2つの軸線を中心に、導体フィルム1を塑性変形する
ことができる。
10を介して、フィルムキャリアテープ2の下面に被着
された100μmの厚さを備えた金属層4によって形成
されている実施例が示されている。金属層4によって、
フィルムキャリアテープ2の平面上に互いに垂直に延び
る2つの軸線を中心に、導体フィルム1を塑性変形する
ことができる。
【0015】図6には、形状付与エレメント4がフィル
ムキャリアテープ2の上面で、導体路3と並んで配置さ
れ、絶縁性のポリイミド層6によって覆われている別の
実施例が示されている。フィルムキャリアテープ2の長
手方向に延びる形状付与エレメント4は、この実施例で
は台形状の横断面を有している。
ムキャリアテープ2の上面で、導体路3と並んで配置さ
れ、絶縁性のポリイミド層6によって覆われている別の
実施例が示されている。フィルムキャリアテープ2の長
手方向に延びる形状付与エレメント4は、この実施例で
は台形状の横断面を有している。
【0016】さらに、形状付与エレメントが、図1に示
したように完全に絶縁体に埋め込まれているか、または
図5に示したように片面が絶縁体によって覆われていな
い、別の実施形態および配置構成が可能である。
したように完全に絶縁体に埋め込まれているか、または
図5に示したように片面が絶縁体によって覆われていな
い、別の実施形態および配置構成が可能である。
【図1】本発明の導体フィルムの第1実施例を示す横断
面図である。
面図である。
【図2】図1の導体フィルムの平面図である。
【図3】本発明による導体フィルムの別の実施例の断面
図である。
図である。
【図4】本発明による導体フィルムの別の実施例の断面
図である。
図である。
【図5】本発明による導体フィルムの別の実施例の断面
図である。
図である。
【図6】本発明による導体フィルムの別の実施例の断面
図である。
図である。
【図7】二次元的な形状に屈曲された、本発明の導体フ
ィルムを示す斜視図である。
ィルムを示す斜視図である。
【図8】三次元的な形状に屈曲された、本発明の導体フ
ィルムを示す斜視図である。
ィルムを示す斜視図である。
1 導体フィルム、 2 フィルムキャリアテープ、
3 導体路、 4 形状付与エレメント、 5 絶縁
層、 6 ポリイミド層、 7 絶縁層、 8接着剤、
10 接着層
3 導体路、 4 形状付与エレメント、 5 絶縁
層、 6 ポリイミド層、 7 絶縁層、 8接着剤、
10 接着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ シュミット ドイツ連邦共和国 カルテンタール ヘル ミスホーフェナー シュトラーセ 17 (72)発明者 マルティン フライ ドイツ連邦共和国 リヒテンシュタイン ホルツェルフィンガー シュトラーセ 37
Claims (7)
- 【請求項1】 電気的/電子的な構成素子を導電接続す
るための導体フィルムであって、弾性変形可能で非導電
性のフィルムキャリアテープ(2)を有しており、該フ
ィルムキャリアテープ(2)上に、フィルムキャリアテ
ープ(2)の長手方向に相並んで延びていて外側に対し
て絶縁された複数の導体路(3)が配置されている形式
のものにおいて、 導体フィルム(1)が、フィルムキャリアテープ(2)
の長手方向に延びる、導体路(3)に対して電気的に絶
縁された、残留変形可能な少なくとも1つの形状付与エ
レメント(4)を有していることを特徴とする導体フィ
ルム。 - 【請求項2】 少なくとも1つの形状付与エレメント
(4)が、金属から成っている、請求項1記載の導体フ
ィルム。 - 【請求項3】 形状付与エレメント(4)として、単独
でフィルムキャリアテープ(2)の長手方向に延びる1
本の金属線が設けられている、請求項2記載の導体フィ
ルム。 - 【請求項4】 フィルムキャリアテープ(2)の長手方
向に互いに平行に延びる2本の金属線(4)が、形状付
与エレメントとして設けられている、請求項2記載の導
体フィルム。 - 【請求項5】 少なくとも1つの形状付与エレメント
(4)が、フィルムキャリアテープに被着された金属フ
ィルムである、請求項2記載の導体フィルム。 - 【請求項6】 少なくとも1つの形状付与エレメント
(4)が、フィルムキャリアテープ(2)に接着されて
いる、請求項1から5までのいずれか1項記載の導体フ
ィルム。 - 【請求項7】 導体フィルム(1)が、少なくとも1つ
の形状付与エレメント(4)を折り曲げることによって
形成された、二次元または三次元的な構成を有してい
る、請求項1から6までのいずれか1項記載の導体フィ
ルム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19914907.0 | 1999-04-01 | ||
DE19914907A DE19914907C1 (de) | 1999-04-01 | 1999-04-01 | Leiterfolie |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000315427A true JP2000315427A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=7903275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000092096A Pending JP2000315427A (ja) | 1999-04-01 | 2000-03-29 | 導体フィルム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6417455B1 (ja) |
EP (1) | EP1041584B1 (ja) |
JP (1) | JP2000315427A (ja) |
DE (2) | DE19914907C1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009170139A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 電線および通信線 |
JP2012524388A (ja) * | 2009-04-16 | 2012-10-11 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 巻線および巻線の製造方法 |
Families Citing this family (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE20218460U1 (de) * | 2002-11-22 | 2004-01-08 | Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Coburg | Flachkabel |
US6735862B1 (en) * | 2003-01-07 | 2004-05-18 | General Electric Company | Method of making electrical cable |
DE10357155A1 (de) * | 2003-12-06 | 2005-07-07 | Bayerische Motoren Werke Ag | Geformtes Montagebauelement |
US8304598B2 (en) * | 2005-12-15 | 2012-11-06 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Garments with easy-to-use signaling device |
US20070142797A1 (en) * | 2005-12-15 | 2007-06-21 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Garments with easy-to-use signaling device |
US20110120748A1 (en) * | 2006-01-17 | 2011-05-26 | Beru F1 Systems Limited | Wiring component |
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