JP2000306386A - データ入力バッファ回路 - Google Patents
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Abstract
を減少させ、不必要なデータが書込まれることを防止す
る。 【解決手段】書込制御信号WECS及び第1データ信号DIN1
1を否定論理和するNORゲートNOR101とデータ制御信号DI
NT11を出力するインバータINV101とデータ制御信号DINT
11を遷移状態に維持し入力データ信号DATAIN11を出力す
るデータ維持部111とデータ遷移検出信号DTD11を出力す
るデータ遷移検出部121とを備えたn個の基本データ入
力バッファ回路101〜10nと、n個のデータ遷移検出信号
DTD11〜DTD1nを合成するデータ遷移検出信号合成部300
と、伝送制御信号DTDSUMDを出力する遅延部DE101と、か
らなる。かかる構成により、電力の消耗を減少でき、不
要なデータが書込まれることを防止できる。
Description
が書込動作を行うとき制御信号を一時的に保持するデー
タ入力バッファ回路に関するもので、詳しくは、データ
信号が書込イネーブル区間において遷移された状態を書
込ディスエーブル区間においても維持して、書込ディス
エーブル区間におけるデータ信号の遷移により発生する
電力の消耗を減少させることができ、充分なデータホー
ルド時間tDHのマージンを確保し正確なデータの読込み
及び書込みができるデータ入力バッファ回路に関するも
のである。
に示したように、書込イネーブル信号WE及びチップ選択
信号CSが合成された書込制御信号WECSと外部の第1デー
タパッドに入力された第1データ信号DIN1とを否定論理
和する第1NORゲートNOR1と、該第1NORゲートNO
R1からの出力信号を反転させて第1データ制御信号DINT
1を出力する第1インバータINV1と、前記第1データ制
御信号DINT1を所定時間Td1だけ遅延させて第1入力デー
タ信号DATAIN1を出力する第1遅延部DE1と、前記第1デ
ータ制御信号DINT1の遷移を検出して第1データ遷移検
出信号DTD1を出力する第1データ遷移検出部21と、を
備えた第1基本データ入力バッファ回路11と;該第1
基本データ入力バッファ回路11と同様に構成され第2
〜第nデータ信号DIN2〜DINnがそれぞれ入力された第2
〜第n基本データ入力バッファ回路12〜1nと;上記
の第1〜第n基本データ入力バッファ回路11〜1nに
おける第1〜第nデータ遷移検出部21〜2nから出力
された第1〜第nデータ遷移検出信号DTD1〜DTDnを合成
するデータ遷移検出信号合成部30と;を包含して構成
されていた。なお、前記基本データ入力バッファ回路1
1〜1nの個数は、チップの入出力ピンの個数nによっ
て決定される。
は、図9に示したように、前記第1データ制御信号DINT
1を反転させる第2インバータINV2と、該第2インバー
タINV2からの出力信号を所定時間遅延させる第2遅延
部DE2と、該第2遅延部DE2からの出力信号を反転させ
る第3インバータINV3と、前記第2遅延部DE2からの
出力信号とその信号を前記第3インバータINV3により
反転させた信号とにより制御されており前記第1データ
制御信号DINT1又はその信号を反転させた信号をそれぞ
れ選択して伝送する第1伝送ゲートTG1及び第2伝送ゲ
ートTG2と、上記の第1伝送ゲートTG1及び第2伝送ゲ
ートTG2からの出力信号を反転させる第4インバータINV
4と、ソースに接地電圧VSSが接続されてゲートに前記
第4インバータINV4からの出力信号が印加されてドレイ
ンから前記第1データ遷移検出信号DTD1が出力する第
1NMOSトランジスタNM1と、を包含して構成されて
いた。なお、図8に示した前記第2〜第n基本データ入
力バッファ回路12〜1nにおいても、第2〜第nデー
タ遷移検出部22〜2nは、前記第1データ遷移検出部
21と同様に構成されている。
は、図10に示したように、電源電圧VCCと接地電圧VSS
の間に直列に接続されており共通に接続されたドレイン
に前記第1〜第n検出信号DTD1〜DTDnが印加された第1
PMOSトランジスタPM1及び第2NMOSトランジス
タNM2と、該第1PMOSトランジスタPM1と並列に接続
された第2〜第4PMOSトランジスタPM2〜PM4と、チ
ップ選択信号CSを反転させ前記第2NMOSトランジス
タNM2及び第3PMOSトランジスタPM3のそれぞれのゲ
ートにその反転させた信号を印加する第5インバータIN
V5と、前記第1〜第4PMOSトランジスタPM1〜PM4及
び第2NMOSトランジスタNM2の共通に接続されたド
レインの電圧を反転させて前記第4PMOSトランジス
タPM4のゲートに印加する第6インバータINV6と、該第
6インバータINV6からの出力を反転させる第7インバー
タINV7と、該第7インバータINV7からの出力を所定時間
遅延させる第3遅延部DE3と、該第3遅延部DE3からの出
力と前記第7インバータINV7からの出力とを否定論理和
する第2NORゲートNOR2と、該第2NORゲートNOR2
からの出力と前記チップ選択信号CSとを否定論理積して
前記第1PMOSトランジスタPM1及び第2PMOSト
ランジスタPM2のそれぞれのゲートに出力する第1NA
NDゲートND1と、前記第1〜第4PMOSトランジス
タPM1〜PM4及び第2NMOSトランジスタNM2の共通に接
続されたドレインの電圧を反転させてデータ遷移検出信
号の合成信号DTDSUMを出力する第8インバータINV8と、
を包含して構成されていた。
ッファ回路の動作について、図11を用いて以下に説明
する。まず、図8に示したように、書込イネーブル信号
WE(図11(A)参照)及びチップ選択信号CS(図11
(B)参照)を合成して生成された書込制御信号WECS
(図11(C)参照)と、外部の第1データパッドに入力
された第1データ信号DIN1(図11(D)参照)とが合成
され第1データ制御信号DINT1(図11(E)参照)を生
成し、該第1データ制御信号DINT1は、第1遅延部DE1に
より所定時間Td1だけ遅延されて第1入力データ信号DAT
AIN1(図11(H)参照)として出力する。
出部21は、前記第1データ制御信号DINT1の遷移を検出
して第1データ遷移検出信号DTD1(図11(F)参照)を
出力し、同様に、第2〜第n基本データ入力バッファ12
〜1nにおける第2〜第nデータ遷移検出部22〜2n(図示
省略)が第2〜第nデータ遷移検出信号DTD2〜DTDnを出
力すると、図10に示したデータ遷移検出信号合成部30
は、前記第1〜第nデータ遷移検出信号DTD1〜DTDnを合
成してデータ遷移検出信号の合成信号DTDSUM(図11
(G)参照)を出力する。このように出力されたデータ
遷移検信号の出合成信号DTDSUMは、半導体メモリ装置が
書込動作を行うときの制御信号として使用される。
来のデータ入力バッファ回路においては、図11(C)
に示した前記書込制御信号WECSがイネーブルされるとき
だけでなくディスエーブルされローレベルからハイレベ
ルに遷移するときにも電流経路が生成されるため、電力
の消耗量が多くなるという問題点があった。また、図1
1(H)に示したように、第1遅延部DE1によりデータ
制御信号DINT1を所定時間Td1だけ遅延させる際、書込デ
ィスエーブル区間において入力データ信号DATAIN1が遷
移されて不必要なデータが書込まれるおそれがあるた
め、その第1遅延部DE1の工程マージンを確保するため
に多数のインバータを使用しなければならないという問
題点があった。
点に鑑みてなされたもので、書込制御信号WECSがディス
エーブルされるときには、ローレベルからハイレベルに
遷移しても電流経路が生成されないようにすることによ
り、電力の消耗を減少させることができ、遅延素子を増
加せずに充分なデータホールド時間tDHを確保して不必
要なデータが書込まれることを防止することができるデ
ータ入力バッファ回路を提供することを目的とする。
るため、本発明によるデータ入力バッファ回路は、書込
イネーブル信号WE及びチップ選択信号CSを合成した書込
制御信号WECSと外部の第1データパッドに入力された第
1データ信号DIN11とを否定論理和する第1NORゲー
トと、該第1NORゲートからの出力信号を反転させて
第1データ制御信号DINT11を出力する第1インバータ
と、前記第1データ制御信号DINT11の遷移を検出して第
1データ遷移検出信号DTD11を出力する第1データ遷移
検出部と、を備えた第1基本データ入力バッファ回路
と;該第1基本データ入力バッファ回路と同様に構成さ
れ第2〜第nデータ信号DIN12〜DIN1nがそれぞれ入力さ
れて第2〜第nデータ制御信号DINT12〜DINT1nを出力す
る第2〜第n基本データ入力バッファ回路と;上記の第
1〜第n基本データ入力バッファ回路の各第1〜第nデ
ータ遷移検出部からそれぞれ出力された第1〜第nデー
タ遷移検出信号DTD11〜DTD1nを合成するデータ遷移検出
信号合成部と;を備えたデータ入力バッファ回路におい
て、前記第1〜第nデータ制御信号DINT11〜DINT1nを前
記書込制御信号WECSのイネーブル区間で遷移された状態
に維持する第1〜第nデータ維持部と;前記データ遷移
検出信号合成部からの出力信号を所定時間だけ遅延させ
て第1伝送制御信号DTDSUMDを出力する第1遅延部と、
を包含して構成する。
である上記の第1〜第nデータ維持部は、第1伝送制御
信号DTDSUMDとその信号を反転させた信号とにより制御
され前記データ制御信号DINT11を選択して伝送する第1
伝送ゲートと、該第1伝送ゲートから伝送された信号を
ラッチする第1ラッチ部と、第2伝送制御信号WDSPとそ
の信号を反転させた信号とにより制御され前記第1ラッ
チ部によりラッチされた信号を選択して伝送する第2伝
送ゲートと、該第2伝送ゲートから伝送された信号をラ
ッチする第2ラッチ部と、該第2ラッチ部によりラッチ
された信号を順次反転させて入力データ信号DATAIN1nと
して出力する第4インバーター及び第5インバータと、
を包含して構成される。
号発生部から出力される短いパルス信号であるものとす
る。
素である上記の前記第2伝送制御信号発生部は、書込イ
ネーブル信号WE及びチップ選択信号CSを否定論理積する
第2NANDゲートと、該第2NANDゲートからの出
力信号を遅延させる第4遅延部と、前記第2NANDゲ
ートからの出力信号と前記第4遅延部からの出力信号と
を否定論理積して前記第2伝送制御信号WDSPを出力する
第3NANDゲートと、を包含して構成される。
ファ回路の数は、チップの入出力ピンの個数に従って決
定されるものとする。
図面に基づいて詳細に説明する。本発明によるデータ入
力バッファ回路は、図1に示したように、書込イネーブ
ル信号WE及びチップ選択信号CSが合成された書込制御信
号WECSと外部の第1データパッドに入力された第1デー
タ信号DIN11とを否定論理和する第1NORゲートNOR10
1と、該第1NORゲートNOR101からの出力信号を反転
させて第1データ制御信号DINT11を出力する第1インバ
ータINV101と、前記第1データ制御信号DINT11を前記書
込制御信号WECSのイネーブル区間で遷移された状態に維
持し第1入力データ信号DATAIN11として出力する第1デ
ータ維持部111と、前記第1データ制御信号DINT11の遷
移を検出して第1データ遷移検出信号DTD11を出力する
第1データ遷移検出部121と、を備えた第1基本データ
入力バッファ回路101と;該第1基本データ入力バッフ
ァ回路101と同様に構成されており第2〜第nデータ信
号DIN12〜DIN1nがそれぞれ入力され第2〜第nデータ制
御信号DINT12〜DINT1nを出力する第2〜第n基本データ
入力バッファ回路102〜10nと;上記の第1〜第n基本デ
ータ入力バッファ回路101〜10nにおける第1〜第nデー
タ遷移検出部121〜12nから出力された第1〜第nデータ
遷移検出信号DTD11〜DTD1nを合成するデータ遷移検出信
号合成部300と;該データ遷移検出信号合成部300の出力
を遅延させて第1伝送制御信号DTDSUMDを出力する第1
遅延部DE101と;を包含して構成されている。なお、前
記基本データ入力バッファ回路101〜10nの個数は、チッ
プの入出力ピンの個数nに従って決定される。
に示したように、前記データ遷移検出信号合成部300か
ら出力した合成信号DTDSUMを前記第1遅延部DE101によ
り遅延させた第1伝送制御信号DTDSUMDと該第1伝送制
御信号DTDSUMDを第2インバータINV102により反転させ
た信号とにより制御され前記第1データ制御信号DINT11
を選択して伝送する第1伝送ゲートTG101と、該第1伝
送ゲートTG101から伝送された信号をラッチする第1ラ
ッチ部LAT1と、第2伝送制御信号WDSPと該第2伝送制御
信号WDSPを第3インバータINV103により反転させた信号
とにより制御され前記第1ラッチ部LAT1がラッチした信
号を選択して伝送する第2伝送ゲートTG102と、該第2
伝送ゲートTG102から伝送された信号をラッチする第2
ラッチ部LAT2と、該第2ラッチ部LAT2がラッチした信号
を順次反転させて第1入力データ信号DATAIN11として出
力する第4インバータINV104及び第5インバータINV105
と、を包含して構成されている。
ータ入力バッファ回路102〜10nにおいても、第2〜第n
データ維持部112〜11n(図示省略)は、それぞれ前記第
1データ維持部111と同様に、第2〜第nデータ制御信
号DINT12〜DINT1nが入力され第2〜第n入力データ信号
DATAIN12〜DATAIN1nを出力するように構成されている。
図3に示したように、第1データ制御信号DINT11を反転
させる第6インバータINV106と、該第6インバータINV1
06からの出力信号を所定時間遅延させる第2遅延部DE10
2と、該第2遅延部DE102からの出力信号を反転させる第
7インバータINV107と、前記第2遅延部DE102からの出
力信号とその信号を前記第7インバータINV107により反
転させた信号とにより制御されており前記第1データ制
御信号DINT11又はその信号を反転させた信号をそれぞれ
選択して伝送する第3伝送ゲートTG103及び第4伝送ゲ
ートTG104と、上記の第3伝送ゲートTG103及び第4伝送
ゲートTG104からの出力信号を反転させる第8インバー
タINV108と、ゲートに前記第8インバータINV108からの
出力信号が印加されてソースに接地電圧VSSが接続され
てドレインから前記第1データ遷移検出信号DTD11が出
力する第1NMOSトランジスタNM101と、を包含して
構成されている。
ータ入力バッファ回路102〜10nにおいいても、第2〜第
nデータ遷移検出部122〜12n(図示省略)は、それぞれ
前記第1データ遷移検出部121と同様に、第2〜第nデ
ータ制御信号DINT12〜DINT1nの遷移を検出し第2〜第n
データ遷移検出信号DTD12〜DTD1nを出力するように構成
されている。
は、図4に示したように、電源電圧VCCと接地電圧VSSの
間に直列に接続されており共通に接続されたドレインに
前記第1〜第nデータ遷移検出信号DTD11〜DTD1nがそれ
ぞれ印加される第1PMOSトランジスタPM101及び第2
NMOSトランジスタNM102と、該第1PMOSトランジ
スタPM101と並列に接続された第2〜第4PMOSトラ
ンジスタPM102〜PM104と、チップ選択信号CSを反転させ
前記第2NMOSトランジスタNM102及び第3PMOS
トランジスタPM103のそれぞれのゲートにその反転させ
た信号を印加する第9インバータINV109と、前記第1〜
第4PMOSトランジスタPM101〜PM104及び第2NMO
SトランジスタNM102の共通に接続されたドレインの電
圧を反転させて前記第4PMOSトランジスタPM104の
ゲートに印加する第10インバータINV110と、該第10
インバータINV110からの出力を反転する第11インバー
タINV111と、該第11インバータINV111からの出力を所
定時間遅延させる第3遅延部DE103と、該第3遅延部DE1
03からの出力と前記第11インバータINV111からの出力
とを否定論理和する第2NORゲートNOR102と、該第2
NORゲートNOR102からの出力信号と前記チップ選択信
号CSとを否定論理積して前記第1PMOSトランジスタ
PM101及び第2PMOSトランジスタPM102のそれぞれの
ゲートに出力する第1NANDゲートND101と、前記第
1〜第4PMOSトランジスタPM101〜PM104及び第2N
MOSトランジスタNM102の共通に接続されたドレイン
の電圧を反転させてデータ遷移検出信号の合成信号DTDS
UMを出力する第12インバータINV112と、を包含して構
成されている。
いて、図2に示した第3インバータINV103及び第2伝送
ゲートTG102に入力される第2伝送制御信号WDSPを生成
する制御信号発生部400は、図5に示したように、書込
イネーブル信号WE及びチップ選択信号CSを否定論理積す
る第2NANDゲートND102と、該第2NANDゲートN
D102からの出力信号を遅延させる第4遅延部DE104と、
前記第2NANDゲートND102からの出力信号と前記第
4遅延部DE104からの出力信号とを否定論理積して第2
伝送制御信号WDSPを出力する第3NANDゲートND103
と、を包含して構成されている。
データ入力バッファ回路の動作について、図6及び図7
を用いて説明する。まず、図1に示したように、外部の
第1データ入力パッドに第1データ信号DIN11(図7
(A)参照)が入力されると、前記第1NORゲートNO
R101により前記第1データ信号DIN11と書込制御信号WEC
S(図7(B)参照)とが否定論理和された後、第1イ
ンバータINV101により反転されて第1データ制御信号DI
NT11(図7(C)参照)が生成する。
121は、前記第1データ制御信号DINT11の遷移を検出し
て、第1データ遷移検出信号DTD11(図7(D)参照)
を出力する。また、前記第2〜第n基本データバッファ
回路102〜10nにおける第2〜第nデータ遷移検出部122
〜12n(図1に図示せず)についても、それぞれ前記第
1データ遷移検出部121と同様に、第2〜第nデータ制
御信号DINT12〜DINT1nの遷移を検出し第2〜第nデータ
遷移検出信号DTD12〜DTD1n(図7に図示せず)を出力す
る。
合成部300は、前記各第1〜第nデータ遷移検出信号DTD11
〜DTD1nを合成して、データ遷移検出信号の合成信号DTD
SUM(図7(E)参照)を出力する。
信号DTDSUMは、図1に示した前記第1遅延部DE101によ
り所定時間Tdだけ遅延され図2に示した第1データ維
持部111の第1伝送ゲートTG101を制御するための第1伝送
制御信号DTDSUMD(図7(F)参照)として出力され
る。
立ち上がり(Rising edge)において、図2に示した前
記第1データ維持部111の第1伝送ゲートTG101がターン
オンして前記第1ラッチ部LAT1に前記第1データ制御信
号DINT11が伝送されると、該第1ラッチ部LAT1は、前記
第1データ制御信号DINT11をラッチする。
ら出力された図2に示した制御信号WDSP(図7(G)参
照)の立ち下がりにおいて、前記第1データ維持部111
の第2伝送ゲートTG102がターンオンして第2ラッチ部L
AT2に前記第1ラッチ部LAT1がラッチした前記第1データ
制御信号DINT11が伝送されると、書込イネーブル信号WE
がローレベルに遷移し書込ディスエーブル状態になって
も前記第2ラッチ部LAT2は、前記第1データ制御信号DI
NT11を遷移せずに以前のラッチした状態をそのまま維持
する。
制御信号WDSPは、前記書込イネーブル信号WE(図6
(A)参照)とチップ選択信号CS(図6(B)参照)と
が第2NANDゲートND102により否定論理積されて出
力された信号A(図6(C)参照)と、該信号Aが第4
遅延部DE104により所定時間Tdoだけ遅延されて出力さ
れた信号B(図6(D)参照)とが第3NANDゲート
ND103により否定論理積された信号であり、前記第4遅
延部DE104の所定時間Tdoだけの短いパルス幅を有する信
号である。
チされた信号は、図2に示したように、第4インバータ
INV104及び第5インバータINV105により安定化されて第
1入力データ信号DATAIN11として出力され、該第1入力
データ信号DATAIN11(図7(H)参照)は、書込制御信
号WECSの書込イネーブル状態において遷移された状態を
書込ディスエーブル状態においてもそのまま維持するこ
とができるので、書込動作を行うとき、充分なデータホ
ールド時間tDHを確保することができる。
タ入力バッファ回路は、第1〜第nデータ制御信号を前
記書込制御信号のイネーブル区間で遷移された状態に維
持する第1〜第nデータ維持部と、データ遷移検出信号
合成部からの出力信号を所定時間だけ遅延させて第1伝
送制御信号を出力する第1遅延部とを包含して構成した
ことにより、データ信号が書込イネーブル区間において
遷移された状態を書込ディスエーブル区間においても維
持して、書込ディスエーブル区間におけるデータ信号の
遷移により発生する電力の消耗を減少させることがで
き、充分なデータホールド時間のマージンを確保し正確
なデータの読込み及び書込みができる。また、書込制御
信号がディスエーブルされるときにおいて入力データ信
号が遷移しないので電力の消耗を低減することができ、
書込イネーブル区間で入力されたデータ信号が書込ディ
スエーブル区間においてもラッチされているので充分な
データホールド時間のマージンを確保して不必要なデー
タが書込まれることを防止し書込動作を安定させること
ができる。
ブロック図である。
である。
路図である。
示した回路図である。
である。
図である。
示したタイミング図である。
ク図である。
路図である。
を示した回路図である。
たタイミング図である。
データ入力バッファ回路 111〜11n:第1データ維持部〜第nデータ維持部 121〜12n:第1データ遷移検出部〜第nデータ遷移検出
部 300:データ遷移検出信号合成部 400:制御信号発生部 DE101〜DE104:第1遅延部〜第4遅延部 NOR101,NOR102:第1NORゲート、第2NORゲート INV101〜INV112:第1インバータ〜第12インバータ TG101〜TG104:第1伝送ゲート〜第4伝送ゲート LAT1,LAT2:第1ラッチ部、第2ラッチ部 NM101,NM102:第1NMOSトランジスタ,第2NMO
Sトランジスタ PM101〜PM104:第1PMOSトランジスタ〜第4PMO
Sトランジスタ ND101〜ND103:第1NANDゲート〜第3NANDゲー
ト
Claims (5)
- 【請求項1】 書込イネーブル信号及びチップ選択信号
を合成した書込制御信号と外部の第1データパッドに入
力された第1データ信号とを否定論理和する第1NOR
ゲートと、該第1NORゲートからの出力信号を反転さ
せて第1データ制御信号を出力する第1インバータと、
前記第1データ制御信号の遷移を検出して第1データ遷
移検出信号を出力する第1データ遷移検出部と、を備え
た第1基本データ入力バッファ回路と、 該第1基本データ入力バッファ回路と同様に構成され第
2〜第nデータ信号がそれぞれ入力されて第2〜第nデ
ータ制御信号を出力する第2〜第n基本データ入力バッ
ファ回路と、 上記の第1〜第n基本データ入力バッファ回路の各第1
〜第nデータ遷移検出部からそれぞれ出力された第1〜
第nデータ遷移検出信号を合成するデータ遷移検出信号
合成部と、を備えたデータ入力バッファ回路において、 前記第1〜第nデータ制御信号を前記書込制御信号のイ
ネーブル区間で遷移された状態に維持する第1〜第nデ
ータ維持部と、 前記データ遷移検出信号合成部からの出力信号を所定時
間だけ遅延させて第1伝送制御信号を出力する第1遅延
部と、を包含して構成したことを特徴とするデータ入力
バッファ回路。 - 【請求項2】 前記第1〜第nデータ維持部は、 第1伝送制御信号とその信号を反転させた信号とにより
制御され前記データ制御信号を選択して伝送する第1伝
送ゲートと、 該第1伝送ゲートから伝送された信号をラッチする第1
ラッチ部と、 第2伝送制御信号とその信号を反転させた信号とにより
制御され前記第1ラッチ部によりラッチされた信号を選
択して伝送する第2伝送ゲートと、 該第2伝送ゲートから伝送された信号をラッチする第2
ラッチ部と、 該第2ラッチ部によりラッチされた信号を順次反転させ
て入力データ信号として出力する第4インバーター及び
第5インバータと、を包含して構成されたことを特徴と
する請求項1記載のデータ入力バッファ回路。 - 【請求項3】 前記第2伝送制御信号は、制御信号発生
部から出力される短いパルス信号であることを特徴とす
る請求項2記載のデータ入力バッファ回路。 - 【請求項4】 前記制御信号発生部は、 書込イネーブル信号及びチップ選択信号を否定論理積す
る第2NANDゲートと、 該第2NANDゲートからの出力信号を遅延させる第4
遅延部と、 前記第2NANDゲートからの出力信号と前記第4遅延
部からの出力信号とを否定論理積して前記第2伝送制御
信号を出力する第3NANDゲートと、を包含して構成
されることを特徴とする請求項3記載のデータ入力バッ
ファ回路。 - 【請求項5】 前記第1〜第n基本データ入力バッファ
回路の数は、チップの入出力ピンの個数に従って決定さ
れることを特徴とする請求項1記載のデータ入力バッフ
ァ回路。
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