JP2000304569A - モータ回転位置検出装置 - Google Patents

モータ回転位置検出装置

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JP2000304569A
JP2000304569A JP11287371A JP28737199A JP2000304569A JP 2000304569 A JP2000304569 A JP 2000304569A JP 11287371 A JP11287371 A JP 11287371A JP 28737199 A JP28737199 A JP 28737199A JP 2000304569 A JP2000304569 A JP 2000304569A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気センサの組み付け性を向上できるモータ
回転位置検出装置を提供する。 【解決手段】 ホールIC40、42が組み付けられた
基板50はケース44と共にハウジング34の外側に組
み付けられている。このため、ハウジング34内での煩
雑なホールIC40、42の組付作業等に比べると、基
板50若しくはホールIC40、42自体の組み付けが
極めて容易となる。また、ケース44には一対のかしめ
孔46が形成されているが、これらのかしめ孔46は、
マグネット38の回転方向に沿ってマグネット38を挟
むように形成され、熱かしめされた突起45を介してハ
ウジング34に固定されている。このため、マグネット
38が回転しても、ケース44に振動等が生じにくくな
る。これにより、ホールIC40、42による精度の高
い回転検出を長期に亘って行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
パワーウインドウに用いられるモータの回転位置を検出
するモータ回転位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーウインドウには、異物の挟み込み
を防止する、いわゆるジャムプロテクションパワーウイ
ンドウがある。
【0003】このパワーウインドウでは、駆動モータの
アーマチャの正転、逆転により、窓ガラスが上昇(閉方
向移動)、下降(開方向移動)する。窓ガラスの上昇
中、窓ガラスの窓枠上縁部との間に異物が挟み込まれる
と、駆動モータにはロック電流が生ずる。ロック電流の
発生によって窓ガラスは上昇を止めそして直ちに下降
し、異物の挟み込みが防止される。
【0004】ところで、窓ガラスの閉め切りのとき、駆
動モータにはロック電流が生ずる。
【0005】したがって、窓ガラスの閉め切りのときに
は、ロック電流が発生しても挟み込み防止動作をさせな
いで、そのまま締め切りを完了させる必要がある。
【0006】そこで、駆動モータのアーマチャのモータ
出力軸には、回転方向に異極が並ぶ複数極のマグネット
が設けられると共に、マグネットに対応して駆動モータ
の固定側にはホールICが装着され、アーマチャの回転
に伴い、ホールICからパルスがECU(乃至CPU)
に発せられる。
【0007】ECUによれば、パルス信号は、アーマチ
ャの窓ガラス上昇方向回転に伴いアップカウントされ、
逆に、アーマチャの窓ガラス下降方向回転に伴いダウン
カウントされ、窓ガラスの位置はパルスカウント数によ
って検出される。
【0008】窓ガラスの上昇にあって、ロック電流が発
生した場合、パルスカウント数が、予め設定されたパル
スカウント数nに達しない間は、ロック電流の発生によ
って挟み込み防止動作が行われ、パルスカウント数が、
パルスカウント数nに達した以降は、ロック電流の発生
によっても挟み込み防止動作が行われない。すなわち、
パルスカウント数n以降は、挟み込み防止動作を行わず
窓ガラスの閉め切り動作を正常に行える不感帯とされ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ホールICは、通常、駆動モータのハウジング内に設け
られるが、ハウジング内のような狭く限られた空間内で
のホールICの組付作業は煩雑であり、組付工程での作
業性を考慮した場合には未だ改良の余地があった。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、ホールICの
ような磁気センサの組み付け性を向上できる駆動モータ
を提供することが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のモータ回
転位置検出装置は、モータのアーマチャに設けられ、前
記アーマチャと共に一体的に回転し、且つ、前記アーマ
チャの回転方向に沿って交互に異極が交互に並ぶ複数極
とされたマグネットと、基板に組み付けられた状態で前
記マグネットに対向して配置され、前記アーマチャの回
転に伴いパルスを発する磁気センサと、前記アーマチャ
を収容するハウジングへの組付状態で前記アーマチャの
回転軸方向並びに前記アーマチャの回転周方向に互いに
変位して設けられた複数の固定部を有し、当該固定部に
て前記ハウジングの外側に組み付けられ、且つ、内部に
前記基板の少なくとも一部を収容するケースと、を備え
ている。
【0012】上気構成のモータ回転位置検出装置によれ
ば、ハウジングの外側にケースが組み付けられており、
磁気センサが組み付けられた基板の少なくとも一部がこ
のケースの内部に収容される。アーマチャと共にマグネ
ットが回転すると、基板に設けられた磁気センサからマ
グネットの回転(すなわち、アーマチャの回転)に応じ
たパルスが発せられ、このパルスの発生に基づきモータ
の回転位置等が検出される。
【0013】ここで、本モータ回転位置検出装置では、
磁気センサが組み付けられた基板はケースと共にハウジ
ングの外側から組み付けられているため、ハウジング内
での煩雑な磁気センサの組付作業等に比べると、磁気セ
ンサ自体の組み付けが極めて容易となる。
【0014】また、本モータ回転位置検出装置では、ケ
ースに形成された複数の固定部は、アーマチャの回転軸
方向に対して交差する方向、すなわち、アーマチャの回
転軸方向並びにアーマチャの回転周方向へ向けて互いに
変位して設けられているため、モータ駆動時におけるア
ーマチャの回転軸の軸方向並びに回転周方向の振動等に
対して強固に固定され、その結果、ケース内の基板に組
み付けられた磁気センサとマグネットとの対向位置のず
れが防止され長期に亘り正確にモータの回転位置等を検
出できる。
【0015】請求項2記載のモータ回転位置検出装置
は、請求項1記載の本発明において、前記アーマチャの
回転半径方向に沿った前記複数の固定部の間隔の成分
を、前記アーマチャの回転軸の直径寸法以上としたこと
を特徴としている。
【0016】上気構成のモータ回転位置検出装置では、
アーマチャの回転半径方向に沿った複数の固定部の間隔
の成分が、アーマチャの回転軸の直径寸法以上とされて
いるため、アーマチャの回転半径方向の振動に対してよ
り強固に固定される。
【0017】請求項3記載のモータ回転位置検出装置
は、請求項1記載の本発明において、前記複数の固定部
の間に前記アーマチャの回転軸が位置することを特徴と
している。
【0018】上気構成のモータ回転位置検出装置では、
複数の固定部の間にアーマチャの回転軸が位置する、換
言すれば、複数の固定部でアーマチャを挟むようにケー
スが固定されるため、モータ駆動時の振動に対してケー
スはより一層強固にハウジングに固定され、磁気センサ
による長期に亘った正確なモータの回転位置等の検出を
より一層確実に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図8を用いて本発
明の第1の実施の形態について説明する。
【0020】図2に示すように、自動車のジャムプロテ
クションパワーウインドウでは、車両ドア12内に、駆
動モータ(例えば、直流電動機)14が設けられる。駆
動モータ14には、これによって回転駆動されるドラム
16が連結され、ドラム16には、ワイヤ18の両端部
が螺旋状に巻き取られる。ワイヤ18の中間部には、キ
ャリアプレート20が固定され、ドラム16の正転、逆
転によって、キャリアプレート20がガイドレール22
を上下して、キャリアプレート20に取り付けられた窓
ガラス24が上昇(扉閉方向移動)、下降(扉開方向移
動)する。
【0021】駆動モータ14では、図1に示すように、
回転子(アーマチャ)26のモータ出力軸28の中間部
に、ウオーム30が形成され、ウオーム30にはヘリカ
ルギヤ32が噛合し、これらは、ハウジング34(図3
に示す)内に収容される。ヘリカルギヤ32には、出力
歯車36が同軸に設けられてハウジング34外に突出
し、出力歯車36には、上記ドラム16が噛合して連結
される。アーマチャ26の正転(矢印A方向の回転)、
逆転(矢印B方向の回転)によって、ドラム16が正転
(矢印A方向の回転)、逆転(矢印B方向の回転)す
る。
【0022】モータ出力軸28の基端には、この外周に
環状にマグネット38が設けられる。マグネット38
は、アーマチャ26の回転方向に異極が並ぶ複数極とさ
れる。本実施の形態では、極数は2極であるマグネット
38に対応して、モータ出力軸28の半径方向でハウジ
ング34外に、磁気センサを構成するホールICが、2
個設けられる(第1ホールIC40、第2ホールIC4
2)。図3に示されるように各ホールIC40、42は
基板50に組み込まれ、更に、基板50はケース44に
内蔵される。ケース44は、図4、図7及び図8に示す
ように、軸方向に対して直交する方向に沿って切った断
面形状が略偏平形状(詳細には、円形の一部を平行にカ
ットした略小判形状)のハウジング34外面に固定さ
れ、ケース44の一端がハウジング34壁の雌ねじ部4
7にビス48で螺合締め付けられる。
【0023】また、ケース44には一対のかしめ孔46
が形成されている。図4に示されるように、これらのか
しめ孔46は実質的にケース44を構成する本体部分
(すなわち、基板50を内蔵する部分)を介してアーマ
チャ26の回転方向に沿ってその両側に形成されてい
る。
【0024】図4を見てわかるように、これらのかしめ
孔46の間隔は、アーマチャ26の回転軸の外周に設け
られたマグネット38の外径(直径)寸法よりも大きく
設定されている。これらのかしめ孔46にはハウジング
34から突出形成された突起45が貫通している。各突
起45は各々の先端部が熱かしめにより外径寸法がかし
め孔46よりも大径に変形されており、かしめ孔46か
らの抜け止めとされている。これにより、ケース44が
ハウジング34に固定される。
【0025】ここで、上述したように、かしめ孔46の
間隔は、アーマチャ26の回転軸の外周に設けられたマ
グネット38の外径(直径)寸法よりも大きく設定され
ているため、突起45が熱かしめされた状態でかしめ孔
46が形成された部分を含めたケース44はマグネット
38を跨ぐように配置され、しかも、かしめ孔46の間
にアーマチャ26の回転軸が位置することになる。
【0026】一方、第1ホールIC40は、図4に示す
ように、第2ホールIC42に対して、アーマチャ26
の逆転方向に角度間隔θをおいて位置される。本実施の
形態では、角度間隔θは90°とされる。図5に示すよ
うに、アーマチャ26の正転に伴い、第1ホールIC4
0がパルスを発すると、このパルスの1/4周期遅れ
て、第2ホールIC42がパルスを発して、ホールIC
40、42毎に、パルスが次々と発せられ、発せられた
パルスは、基板50上のターミナル52から図示しない
ECU(乃至CPU;制御装置)に送られる。ECUへ
は、図3に示すように、一端がケース44に固定された
ホールIC40、42のリード線としてのパルス信号線
54に加えて、駆動モータ動力線58が、中継用コネク
タ56を介して接続される。
【0027】アーマチャ26が逆転する場合には、パル
ス発生順序が逆となり、第2ホールIC42がパルスを
発した後、このパルスの1/4周期遅れて、第1ホール
IC40がパルスを発する。
【0028】すなわち、アーマチャ26の正転時には、
第1ホールIC40のパルスが先に立ち上がり、次に、
第2ホールIC42のパルスが立ち上がる。また、第1
ホールIC40のパルスが先に立ち上がり、次に、第2
ホールIC42のパルスが立ち下がる。
【0029】アーマチャ26の逆転時には、第2ホール
IC42のパルスが先に立ち上がり、次に、第1ホール
IC40のパルスが立ち下がる。
【0030】ECUでは、第1ホールIC40のパルス
と第2ホールIC42のパルスとが一緒に加算されて、
アーマチャ26の窓ガラス閉方向回転、乃至窓ガラス上
昇方向回転(正転)に伴いアップカウントされ、アーマ
チャ26の窓ガラス開方向回転、乃至窓ガラス下降方向
回転(逆転)に伴いダウンカウントされる。すなわち、
第1ホールIC40で発せられるパルスのパルスカウン
ト数は、2、4、6、・・・となる。
【0031】パルスカウント数は、図6に示すように、
窓ガラス24の昇降位置に対応する。
【0032】窓ガラス24の上昇にあって、ECUの制
御について説明する。なお、窓ガラス24の下降限度位
置でのパルスカウント数を0とし、窓ガラスの上昇限度
位置でのパルスカウント数をn+1とする。
【0033】窓ガラス24の上昇過程で、駆動モータ1
4にロック電流(過電流)が発生した場合、パルスカウ
ント数がパルスカウント数nに達しないときは、ロック
電流の発生によって、窓ガラス24は上昇を止め直ちに
下降する、挟み込み防止動作を行う。指等の異物が窓ガ
ラス24と窓枠上縁25との間に挟み込まれると、駆動
モータ14にロック電流が発生するが、上記挟み込む防
止動作は、窓ガラス24の上昇を止めるだけもよい等、
種々の動作が可能である。
【0034】窓ガラス24の上昇過程で、駆動モータ1
4にロック電流が発生した場合、パルスカウント数がパ
ルスカウント数nに達していれば、ロック電流が発生し
ても、窓ガラス24は挟み込み防止動作を行わない。窓
ガラス24の閉め切りのときには、窓ガラス24が窓枠
上縁25との間で抵抗を受けてロック電流が発生する
が、窓ガラス24の閉め切り動作は正常に行われる。す
なわち、パルスカウント数n以降は、ロック電流が流れ
ても挟み込み防止動作を行わず閉め切り動作を正常に行
える、不感帯60とされる。
【0035】また、ECUでは、パルス発生順序がいず
れであるかを検出して、アーマチャ26の正転、逆転が
判断される。窓ガラス24の下降にあっては、挟み込み
防止動作を行う必要がないので、逆転と判断したときは
挟み込み防止動作の回路を省略することができ、便利で
ある。さらに、アーマチャ26の正転、逆転を判断する
ことによって、窓ガラス24が上昇限度端に達したか、
下降限度端に達したかを判別でき、その上昇限度位置や
下降限度位置で、パルスカウント数をリセットすること
ができる。例えば、窓ガラス24を閉め切ったときのパ
ルスカウント数がn+1に達しないで、あるいは、パル
スカウント数がn+1を越えても、窓ガラス24の上昇
限度位置で、パルスカウント数をn+1にリセットする
ことにより、パルスカウント数と、窓枠に対する窓ガラ
ス24の昇降位置との対応関係が、精度よく得られる。
【0036】次に、第1の実施の形態の作用を説明す
る。
【0037】駆動モータ14のアーマチャ26の回転に
伴い、ホールIC40、42毎に、パルスが発せられ
る。ホールIC40、42間でパルスに位相差があり、
アーマチャ26の回転量に対するパルス数は、単一のホ
ールICに比して、2倍となり、パルス分解能が高くな
る。
【0038】したがって、不感帯60は、ホールICが
2個の場合、1個の場合に比して、1/2となり、小さ
くなる。不感帯60が小さくなることにより、その分、
窓ガラスの正常な閉め切りを保証して、より小さな異物
についても挟み込み防止動作を確実になすことが可能と
なる。
【0039】また、アーマチャ26の正転、逆転によっ
て、ホールIC40、42のパルスの発生順序が異なる
ので、この異なるのを検出することによって、アーマチ
ャの正転、逆転の判断が可能となる。
【0040】さらに、パルスの分解能を高めることは、
マグネット38の極数を増すことなく達成され、また、
アーマチャ26の正転、逆転の判断は、そのための別途
手段を設けることなく達成されて、簡単な構造で済む。
【0041】また、ホールICの素子がハウジング34
内に露出すると、導電性のあるブラシ粉や飛び半田等の
異物がリード間に付着して誤作動または故障が起きる恐
れがあり、これを防止しようとすれば、耐用期間が短く
ならざるを得ない。上記構成によれば、ホールIC4
0、42がハウジング34外に装着され、ホールIC4
0、42の素子は、ケース44壁、ハウジング34壁に
よって、ハウジング34内と遮断され、ハウジング34
内に露出せず、そのような問題は起きない。
【0042】さらに、本実施の形態においてホールIC
40、42が組み付けられた基板50はケース44と共
にハウジング34の外側に組み付けられているため、ハ
ウジング34内での煩雑なホールIC40、42の組付
作業等に比べると、基板50若しくはホールIC40、
42自体の組み付けが極めて容易となる。
【0043】また、本実施の形態においてホールIC4
0、42は基板50に組み付けられており、基板50を
ケース44へ組み付けることでホールIC40、42が
組み付けられる。すなわち、使用するホールIC40、
42の数に関係なく基板50の組み付けだけでホールI
C40、42の組み付けが終了する。
【0044】さらに、ホールIC40、42を単体でケ
ース44に組み付けることを考えた場合、ケース44内
でホールIC40、42へ接続されるパルス信号線54
等の取り回しが煩雑であるのに対し、本実施の形態では
基板50を介してパルス信号線54等とホールIC4
0、42を接続することが可能となるため、上記の不具
合が解消される。
【0045】また、ケース44に形成された複数のかし
め孔46はアーマチャ26の回転方向に沿って基板50
を収容するケース44の本体部分の両側に形成されてい
る。しかも、ケース44の本体部分を介して一方の側の
かしめ孔46と他方の側のかしめ孔46との間隔はマグ
ネット38の外径(直径)寸法以上に設定されているた
め、これらのかしめ孔46が形成された部分を含んだケ
ース44は、アーマチャ26の回転軸を跨ぐようにして
ハウジング34に固定されることになる。さらに、図4
に示されるように、一方の側のかしめ孔46と他方の側
のかしめ孔46との間にアーマチャ26の回転軸が位置
する(すなわち、複数のかしめ孔46でアーマチャ26
の回転軸が挟まれる)。
【0046】ここで、仮に、アーマチャ26の回転方向
に沿ってその一方の側だけがハウジングに固定されるよ
うな構成の場合には、固定された側を中心にして固定さ
れない側が振動したり、また、このような振動に起因し
て突起45がかしめ孔46から抜け、ケース44が脱落
する等の不具合が生じる可能性が考えられる。しかしな
がら、本実施の形態の如く、上記の位置にかしめ孔46
を形成して突起45を熱かしめすることにより、ケース
44はハウジング34に強固に固定され、アーマチャ2
6の回転によってケース44が振動したり、また、ケー
ス44が外れたりすることはない。その結果、ケース4
4内の基板50に組み付けられたホールIC40、42
とマグネット38との対向位置のずれが防止され、長期
に亘り正確に駆動モータ14の回転位置等を検出でき
る。
【0047】さらに、本実施の形態では、概ねモータ出
力軸28の軸方向に沿ってパルス信号線54が引き出さ
れる。ここで、図1に示されるように、モータ出力軸2
8の軸方向側方では、モータ出力軸28のウオーム30
に接続されるヘリカルギヤ32が配置されるため、この
ようなヘリカルギヤ32までの間にもスペースが空きや
すい。したがって、このようなスペースをパルス信号線
54の収容スペースとして、あるいは、パルス信号線5
4を接続する際のパルス信号線54の取り回しのスペー
スとして利用できる。
【0048】ホールIC40、42をハウジング34外
に装着するのに、ケース44がビス48、熱かしめでハ
ウジング34外面に固定されているが、接着剤等で固着
する等、他の固定手段も可能である。
【0049】なお、第1の実施の形態では、図5に示す
ように、ホールIC40、42間のパルスの位相差は、
パルス幅に対してはこの50%に相当し、これが特に好
ましいが、ホールIC40、42のパルスが同期しない
限り、限定されない。なお、角度間隔θを変更すること
により、位相差の変更が可能である。ただ、各部品の組
み付け誤差等を考慮すれば、パルス幅に対して5%〜9
5%の範囲内の位相差が好ましい。
【0050】また、第1の実施の形態では、マグネット
38の極数が2極であるが、2極に限らず、4極、6極
等の偶数の複数極も可能である。ホールIC間のパルス
の位相差を1/4周期とする角度間隔θは、4極の場
合、45°であり、6極の場合、30°となる。すなわ
ち、角度間隔θ=180/極数(偶数)となる。
【0051】さらに、第1の実施の形態では、ホールI
Cの個数は2個であるが、これに限定されず、だだ、角
度間隔θをおいてホールICをそれぞれ配置するのであ
れば、2個以上の複数が可能である。この場合、パルス
カウント数は、ホールICの個数倍となり、パルス分解
能が一層高まる。
【0052】次に、第2の実施の形態を図9及び図10
に基づき説明する。
【0053】第2の実施の形態では、ホールIC40、
42を2個内蔵したケース70が、止め具72によって
ハウジング34外面に固定される。止め具72は、板状
とされ、一端がハウジング34外面に固着され、他端部
がケース70をハウジング74壁との間で挟み込むよう
にされる。
【0054】止め具72は、Fe等の磁性体で形成され
る。止め具72を磁性体で形成することにより、マグネ
ット38の磁力線がマグネット38の半径方向外方へ止
め具72に向けて作用し、止め具72とマグネット38
との間に介在するホールIC40、42は、ケース70
壁、ハウジング74壁によってハウジング74内のマグ
ネット38と遮断されても、マグネット38の磁界の検
出を確実になす。
【0055】他の構成、作用効果は、第1の実施の形態
と同様である。
【0056】次に、第3の実施の形態を図11乃至図1
6に基づき説明する。
【0057】第3の実施の形態では、ケース100壁が
ハウジング102壁と一体的に形成されている。すなわ
ち、図11乃至図13に示すように、ケース100は、
底壁104と側壁105の一部とがハウジング102壁
と共通とされ、側壁105の残部がハウジング102壁
から立ち上げられ、底壁104と反対側が開放されてお
り、モータ出力軸28の半径方向から見て略矩形形状と
される。
【0058】ケース100の底壁104の一部は、モー
タ出力軸28及びマグネット38の周部を覆うようにそ
れら外形形状に対応して段付き半円弧形状とされる。モ
ータ出力軸28の軸方向と直交する方向で対向する側壁
には、対向内面にそれぞれ、係合部としての凹状のガイ
ド106が突出形成される。
【0059】ガイド106は、ケース100の開放端か
ら底壁104に向けて延設される。基板108の両側縁
が、ガイド106の凹内に係合案内されて、基板108
が、図14に示すように、矢印Pの向きへ、ケース10
0内に挿入される。基板108には、半円弧状の切り欠
き部110が形成され、切り欠き部110は、基板10
8のケース100内への挿入によって、底壁104の半
円弧形状部に対応位置する。図15に示すように、基板
108が底壁104に当接した状態で、ガイド106の
開放端部が圧着(熱かしめ)されて、基板108が所定
位置に保持される。かしめ部位を114で示す。基板1
08の片側面には、マグネット38に対応すべく、ホー
ルIC40、42が突出状態に組み付けられる。ホール
IC40、42は、第1の実施の形態と同様に、所定間
隔θをおいて配置される。
【0060】その後、図16に示すように、ケース10
0内は、ポッティング112が施され、基板108はポ
ッティング112中に埋設状態となる。
【0061】次に第3の実施の形態の作用を説明する。
【0062】ケース100壁がハウジング102壁と一
体化されて、ケース100内スペース(図13に鎖線で
示す領域)が広く確保され、基板108の取り付け自由
度が増す。すなわち、ハウジング外にホールICを装着
するのに、ホールICを保持収容するためのケースをハ
ウジング壁にビス止めやかしめ等で固定する必要がな
く、ビス止め部やかしめ部等を要しない分、ケース10
0内スペースを広く取れ、基板108を大きくでき、容
易にホールIC40、42を装着することが可能とな
る。
【0063】さらに、ケース100壁がハウジング10
2壁と一体化されることにより、ケース100ががた付
いたり、外れたりする恐れもない。そして、組み付け精
度が向上し(磁気センサのセンサ位置ずれがなく)、よ
り確実なホールIC40、42の作動が得られ、信頼性
が増す。
【0064】また更に、ケース100壁のハウジング1
02壁との一体化によって、ビス、ティースワッシャ等
も不要となり部品点数を削減することができる。
【0065】また、本実施の形態では、ハウジング10
2の外側へ向けて開口するケース100の開口側からホ
ールIC40、42を挿入できることになる。したがっ
て、ハウジング102の内部でのホールIC40、42
の組み付けという煩雑な作業を行わずとも、ホールIC
40、42の組み付けが可能であるため、組付工程にお
ける作業性が向上する。
【0066】さらに、本実施の形態では、ケース100
内にガイド106が設けられており、基板108をケー
ス100に収容しつつガイド106に基板108を係合
させれば基板108の位置決め、すなわち、基板108
に取り付けられたホールIC40、42の位置決めが終
了する。このように、ガイド106に基板108を係合
させるだけでホールIC40、42の位置決めを含めた
組み付けができるため、組付工程における作業性が向上
する。
【0067】また、組み付け後のケース100内での基
板108のガタつきが防止され、より確実なホールIC
40、42によるセンシングが得られ、信頼性が増す。
【0068】さらに、本実施の形態では、基板108に
形成された切り欠き部110の周囲に沿って所定の間隔
をおいてホールIC40、42が組み付けられ、基板1
08はこの切り欠き部110の側からアーマチャ26の
軸方向に対して直交する方向に沿ってハウジング102
へ組み付けられる。このため、切り欠き部110の内側
にアーマチャ26軸が位置するように基板108を組み
付けることにより、アーマチャ26軸の軸心から各ホー
ルIC40、42までの距離が同じにすることができ
る。このため、組み付け性の向上とホールIC40、4
2の位置精度の向上が図れる。
【0069】さらに、ケース100内をポッティング1
12で埋めることにより、シール性が得られ、防水性に
優れ、また、基板の保持がより確実となる。
【0070】また、ケース100の底壁104がハウジ
ング102壁と共通とされるので、別途、底壁を有する
ケースを用意するのに比して、図12示すように、ホー
ルIC40、42とマグネット38との距離が短くて済
み、マグネット38の磁力が弱くても、磁気の検出が十
分可能となる。
【0071】他の構成、作用効果は、第1の実施の形態
と同様である。
【0072】本発明は、上記各実施の形態に限定され
ず、種々の変更が可能である。例えば、上記各実施例で
は、ジャムプロテクションパワーウインドウに適用した
駆動モータについて説明しているが、駆動モータは、そ
のようなパワーウインドウに限定されるものではなく、
また、パワーウインドウだけでなく、その他の種々の装
置に適用可能であり、更に、直流電動機に限定されず、
他のものでもよい。
【0073】さらに、上記各実施の形態では、磁気セン
サをホールICで構成しているが、これに限定されず、
種々のものが可能である。
【0074】また、上記各実施例では、ホールICが2
個設けられているが、これに限定されず、単一のホール
ICであっても、本発明の作用効果を減ずるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る駆動モータの
一部を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態に係る駆動モータを適用した
パワーウインドウを示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係る駆動モータの全体斜視
図である。
【図4】図8の4−4線断面図である。
【図5】パルスのタイムチャートである。
【図6】パルスカウント数に対応する窓ガラスの昇降位
置を示す図である。
【図7】第1の実施の形態に係る駆動モータを、ホール
IC未装着状態で示す平面図である。
【図8】第1の実施の形態に係る駆動モータを、ホール
IC装着状態で示す平面図である。
【図9】第2の実施の形態に係る駆動モータを、ホール
IC未装着状態で示す斜視図である。
【図10】第2の実施の形態に係る駆動モータを、ホー
ルIC装着状態で示す斜視図である。
【図11】第3の実施の形態に係る駆動モータを、ホー
ルIC未装着状態で示す斜視図である。
【図12】図13の12−12線断面図である。
【図13】第3の実施の形態に係る駆動モータを、ホー
ルIC装着状態で示す平面図である。
【図14】第3の実施の形態に係る駆動モータの、ホー
ルIC装着過程を示す斜視図である。
【図15】その後のホールIC装着過程を示す図14に
相当する図である。
【図16】さらに、その後のホールIC装着過程を示す
図14に相当する図である。
【符号の説明】
14 駆動モータ 26 アーマチャ 34 ハウジング 38 マグネット 40 ホールIC(磁気センサ) 42 ホールIC(磁気センサ) 44 ケース 45 かしめ孔(固定部) 50 基板
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月7日(2000.2.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のモータ回
転位置検出装置は、モータのアーマチャに設けられ、前
記アーマチャと共に一体的に回転し、且つ、前記アーマ
チャの回転方向に沿って交互に異極が交互に並ぶ複数極
とされたマグネットと、基板に組み付けられた状態で前
記マグネットに対向して配置され、前記アーマチャの回
転に伴いパルスを発する磁気センサと、前記アーマチャ
を収容するハウジングの外側へ固定され、内部に前記基
板の少なくとも一部を収容するケースと、前記ケースに
設けられ、前記ケースを前記ハウジングの外側に固定す
る複数の固定部と、を備え、更に、前記複数の固定部の
うちの1つの固定部に対して、他の固定部が前記アーマ
チャの回転周方向に変位していると共に、前記アーマチ
ャの回転軸方向にも変位している、ことを特徴としてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、本モータ回転位置検出装置では、ケ
ースに形成された複数の固定部は、そのうちの1つの固
定部に対して他の固定部が、前記アーマチャの回転周方
向に変位していると共に、更に、前記アーマチャの回転
軸方向にも変位しているため、モータ駆動時におけるア
ーマチャの回転軸の軸方向並びに回転周方向の振動等に
対してケースがハウジングの外側に強固に固定される。
その結果、ケース内の基板に組み付けられた磁気センサ
とマグネットとの対向位置のずれが防止され長期に亘
り正確にモータの回転位置等を検出できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項2記載のモータ回転位置検出装置
は、請求項1記載の本発明において、前記アーマチャの
回転軸の半径方向に沿った前記複数の固定部のうちの1
つの固定部から他の固定部までの長さを、前記アーマチ
ャの回転軸の直径寸法以上としたことを特徴としてい
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】上気構成のモータ回転位置検出装置では、
アーマチャの回転軸の半径方向に沿った複数の固定部の
うちの1つの固定部から他の固定部までの長さ、すなわ
ち、複数の固定部のうちの1つの固定部から他の固定部
までの長さのアーマチャ回転半径方向成分が、アーマチ
ャの回転軸の直径寸法以上とされている(換言すれば、
アーマチャの回転軸方向に沿って複数の固定部を見た場
合での、1つの固定部から他の固定部までの直線距離
が、アーマチャの回転軸の直径寸法よりも長い)。この
ため、アーマチャの回転半径方向の振動に対してより強
固にケースがハウジングに固定される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】ここで、図7及び図8に示されるように、
これらの突起45は一方が他方に対して図7及び図8の
左右に離間して設けられている(すなわち、一方の突起
45に対して他方の突起45はアーマチャ26の回転軸
周りに所定距離離間して設けられている)。また、図7
及び図8の紙面左側に位置する突起45は紙面右側に位
置する突起45よりも紙面上側に位置している(すなわ
ち、紙面左側に位置する突起45は紙面右側に位置する
突起45に対してアーマチャ26の回転軸方向に沿って
変位して設けられている)。当然のことながら、これら
の突起45が貫通するかしめ孔46もまた同様で、一方
のかしめ孔46が他方のかしめ孔46に対して図7及び
図8の左右に離間して設けられていると共に、図7及び
図8の紙面左側に位置した突起45が貫通するかしめ孔
46は紙面右側に位置する突起45が貫通するかしめ孔
46よりも紙面上側に位置する。また、上述したよう
に、かしめ孔46の間隔は、アーマチャ26の回転軸の
外周に設けられたマグネット38の外径(直径)寸法よ
りも大きく設定されているため、突起45が熱かしめさ
れた状態でかしめ孔46が形成された部分を含めたケー
ス44はマグネット38を跨ぐように配置され、しか
も、かしめ孔46の間にアーマチャ26の回転軸が位置
することになる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】また、ケース44に形成された固定部とし
ての複数のかしめ孔46は、そのうちの1つのかしめ孔
46に対して他のかしめ孔46が、前記アーマチャ26
の回転軸方向に変位していると共に、更に、前記アーマ
チャ26の回転周方向にも変位しているため、駆動モー
タ14が駆動した際に生じるアーマチャ26の回転軸の
軸方向並びに回転周方向の振動等に対してケース44が
ハウジングの外側に強固に固定される。その結果、ケー
ス44内の基板50に組み付けられたホールIC40、
42とマグネット38との対向位置のずれが防止され、
長期に亘り正確に駆動モータ14の回転位置等を検出で
きる。さらに、ケース44に形成された複数のかしめ孔
46はアーマチャ26の回転方向に沿って基板50を収
容するケース44の本体部分の両側に形成されている。
しかも、ケース44の本体部分を介して一方の側のかし
め孔46と他方の側のかしめ孔46との間隔はマグネッ
ト38の外径(直径)寸法以上に設定されているため、
これらのかしめ孔46が形成された部分を含んだケース
44は、アーマチャ26の回転軸を跨ぐようにしてハウ
ジング34に固定されることになる。さらに、図4に示
されるように、一方の側のかしめ孔46と他方の側のか
しめ孔46との間にアーマチャ26の回転軸が位置する
(すなわち、複数のかしめ孔46でアーマチャ26の回
転軸が挟まれる)。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る駆動モータの
一部を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態に係る駆動モータを適用した
パワーウインドウを示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係る駆動モータの全体斜視
図である。
【図4】図8の4−4線断面図である。
【図5】パルスのタイムチャートである。
【図6】パルスカウント数に対応する窓ガラスの昇降位
置を示す図である。
【図7】第1の実施の形態に係る駆動モータを、ホール
IC未装着状態で示す平面図である。
【図8】第1の実施の形態に係る駆動モータを、ホール
IC装着状態で示す平面図である。
【図9】第2の実施の形態に係る駆動モータを、ホール
IC未装着状態で示す斜視図である。
【図10】第2の実施の形態に係る駆動モータを、ホー
ルIC装着状態で示す斜視図である。
【図11】第3の実施の形態に係る駆動モータを、ホー
ルIC未装着状態で示す斜視図である。
【図12】図13の12−12線断面図である。
【図13】第3の実施の形態に係る駆動モータを、ホー
ルIC装着状態で示す平面図である。
【図14】第3の実施の形態に係る駆動モータの、ホー
ルIC装着過程を示す斜視図である。
【図15】その後のホールIC装着過程を示す図14に
相当する図である。
【図16】さらに、その後のホールIC装着過程を示す
図14に相当する図である。
【符号の説明】 14 駆動モータ26 アーマチャ34 ハウジ
ング38 マグネット40 ホールIC(磁気セン
サ)42 ホールIC(磁気センサ)44 ケース
かしめ孔(固定部)50 基板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 11/00 X

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータのアーマチャに設けられ、前記ア
    ーマチャと共に一体的に回転し、且つ、前記アーマチャ
    の回転方向に沿って交互に異極が交互に並ぶ複数極とさ
    れたマグネットと、 基板に組み付けられた状態で前記マグネットに対向して
    配置され、前記アーマチャの回転に伴いパルスを発する
    磁気センサと、 前記アーマチャを収容するハウジングへの組付状態で前
    記アーマチャの回転軸方向並びに前記アーマチャの回転
    周方向に互いに変位して設けられた複数の固定部を有
    し、当該固定部にて前記ハウジングの外側に組み付けら
    れ、且つ、内部に前記基板の少なくとも一部を収容する
    ケースと、 を備えるモータ回転位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記アーマチャの回転半径方向に沿った
    前記複数の固定部の間隔の成分を、前記アーマチャの回
    転軸の直径寸法以上としたことを特徴とする請求項1記
    載のモータ回転位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の固定部の間に前記アーマチャ
    の回転軸が位置することを特徴とする請求項1記載のモ
    ータ回転位置検出装置。
JP11-287371A 1993-06-15 1993-09-17 モ―タ回転位置検出装置 Expired - Lifetime JP3066376B1 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006062A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Asmo Co Ltd モータ
JP2006211868A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Asmo Co Ltd 電動駆動装置
US7247004B2 (en) 2002-03-27 2007-07-24 Hitachi, Ltd. Electronically controlled actuator

Cited By (5)

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JP2006006062A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Asmo Co Ltd モータ
JP4545495B2 (ja) * 2004-06-18 2010-09-15 アスモ株式会社 モータ
JP2006211868A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Asmo Co Ltd 電動駆動装置
JP4659471B2 (ja) * 2005-01-31 2011-03-30 アスモ株式会社 電動駆動装置

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