JP2000301401A - 車輪軸受装置の製造方法 - Google Patents

車輪軸受装置の製造方法

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JP2000301401A JP11115091A JP11509199A JP2000301401A JP 2000301401 A JP2000301401 A JP 2000301401A JP 11115091 A JP11115091 A JP 11115091A JP 11509199 A JP11509199 A JP 11509199A JP 2000301401 A JP2000301401 A JP 2000301401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の高速化に伴って発生するブレーキロ
ータ20の面振れによる振動及びブレーキの偏摩耗を防
止すること、並びに自動車組立て工場において、ブレー
キロータ20の面振れの調整を行う必要のない、信頼性
の高い自動車の車輪軸受装置の製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】 内周に複列の転走面3a、3bを有する
外方部材3と、その各々の転走面3a、3bに対向する
転走面1a、1bを有する内方部材1と、上記外方部材
3と内方部材1との間に介在する複列の転動体8とから
なり、上記外方部材3又は内方部材1のいずれか一方に
車輪取付けフランジ2を設け、この車輪取付けフランジ
2の一方の側面2a、2bにブレーキロータ20の固定
面を形成する車輪軸受装置の製造方法において、内方部
材1又は外方部材3の転走面側の円筒部を旋削により形
成した後、この円筒部の円筒面を基準に車輪取付けフラ
ンジ2のブレーキロータ20の固定面を切削仕上げする
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の車輪軸
受装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪軸受装置には、駆動輪用の
ものと、非駆動輪用のものとがあり、それぞれ種々の型
式のものがある。その一例として、駆動輪用の車輪軸受
装置を図12に示す。即ち、その基本構造は、内周に複
列の転走面3a、3bを有する外方部材3と、その各々
の転走面3a、3bに対向する転走面1a、1bを有す
る内方部材1と、上記外方部材3と内方部材1との間に
介在する複列の転動体8とからなり、内方部材1に車輪
取付けフランジ2を設けたものである。また、図12に
示す例では、内方部材1は内周に駆動軸の嵌合孔9を有
する。なお、内方部材1の複列の転走面1a、1bのう
ち、アウター側の転走面1aを内方部材1の外周に直接
形成しており、インナー側の転走面1bを別体の内輪に
形成している。ここで、アウター側の転走面は車輪取付
けフランジに近い方の軌道面をいい、その反対にインナ
ー側の転走面は遠い方の軌道面をいう。
【0003】ところで、車輪軸受メーカーから自動車メ
ーカーの自動車組立て工場に納入された車輪軸受装置の
車輪取付けフランジ2の側面2aには、自動車組立て工
場において別部品として納入されたブレーキロータ20
がボルト18によって固定される。ところが、組立て後
に、ブレーキロータ20の側面21に面振れがあると、
自動車の高速化に伴って、高速走行からのブレーキ時の
振動の原因となったり、ブレーキの偏摩耗の原因になっ
たりする。また、面振れの状態によっては、低速時でも
このブレーキ時の振動が生じる場合がある。
【0004】従来、かかるブレーキロータ20の側面2
1の面振れを解消するために、自動車組立て工場におい
て、車輪軸受メーカーから納入された車輪軸受装置の車
輪取付けフランジ2に、別部品として納入されたブレー
キロータ20を組付ける時に車輪取付けフランジ2の面
振れとブレーキロータ20の側面21の面振れを位相合
わせする等の調整を行っているが、かかる方法は甚だ面
倒で作業性が悪い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
自動車の高速化に伴なって発生するブレーキロータ20
の面振れによる振動及びブレーキの偏摩耗を防止するこ
と、並びに自動車組立て工場において面倒なブレーキロ
ータ20の振れ調整を行う必要のない、信頼性の高い車
輪軸受装置の製造方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、内周に複列
の転走面を有する外方部材と、その各々の転走面に対向
する転走面を有する内方部材と、上記外方部材と内方部
材との間に介在する複列の転動体とからなり、上記外方
部材又は内方部材のいずれか一方に車輪取付けフランジ
を設け、この車輪取付けフランジの一方の側面にブレー
キロータの固定面を形成する車輪軸受装置の製造方法に
おいて、上記車輪取付けフランジを設けた外方部材又は
内方部材の転走面側の円筒部を旋削により形成した後、
この円筒部の円筒面を基準に車輪取付けフランジのブレ
ーキロータ固定面を切削仕上げするようにしたものであ
る。
【0007】ブレーキロータ固定面を転走面側の円筒部
を基準に切削仕上げを行うと、ブレーキロータ固定面
が、内方部材又は外方部材の回転軸心に対して正確に加
工できるので、ブレーキロータ固定面の面振れを最小限
に抑制することができる。
【0008】したがって、自動車組立て工場における面
倒なブレーキロータの面振れの調整が不要になる。
【0009】また、ブレーキロータ固定面の表面粗さを
細かく、3Ra以下に仕上げることにより、ブレーキロ
ータの面振れをさらに抑制することができる。
【0010】この3Ra以下という表面粗さは、車輪取
付けフランジを一次旋削して形成した後、転走面を基準
にして内方部材又は外方部材を回転させながら一方の側
面のブレーキロータの固定面を二次旋削することにより
得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明に係る製造方法は、例え
ば、車輪取付けフランジ2を設けた内方部材1の転走面
1a及びインナー側の端部14の外周面を一次旋削によ
り形成した後、内方部材1の外周の転送面1a及びイン
ナー側端部14の外周面を高周波焼入れし、その後、図
1に示すように、内方部材1の転走面1aと同軸で旋削
されたインナー側の端部を、NC旋盤のチャッキング装
置Aに固定して、車輪取付けフランジ2のブレーキロー
タ20の固定面となる側面2aを二次旋削するものであ
る。これにより、転走面を基準にブレーキロータ20の
側面2aが二次旋削される。
【0012】次に、この発明によって製造する自動車の
車輪軸受装置は、例えば、図2に示すように、内周に複
列の転走面3a、3bを有する外方部材3と、その各々
の転走面3a、3bに対向する転走面1a、1bを有す
る内方部材1と、上記外方部材3と内方部材1との間に
介在する複列の転動体8とからなり、上記内方部材1に
車輪取付けフランジ2を設けた構造であり、この車輪取
付けフランジ2の側面2aに、ブレーキロータ20がボ
ルト18によって固定されるようになっている。具体的
には、図2乃至図8に示すような、駆動輪用のものと、
図9乃至図11に示すように、駆動軸が取付けられない
非駆動輪用のものとがあり、以下にその具体例を説明す
る。
【0013】図2に示す車輪軸受装置は、駆動輪用の車
輪軸受装置であってこの発明によって製造する第1の実
施例である。この図2の内方部材1は、内周に駆動軸と
嵌合するスプラインを設けた嵌合孔9を形成している。
また、内方部材1の複列の転走面1a、1bのうち、ア
ウター側の転走面1aを、内方部材1の外周に直接形成
しており、インナー側の転走面1bを別体の内輪15に
形成し、この内輪15をハブ輪14の端部の肩部に嵌め
入れている。また、この図2の内方部材1のハブ輪14
には、車輪取付けフランジ2が一体に形成され、そのア
ウター側の側面の中央に、ホイールパイロット10が形
成されている。この車輪取付けフランジ2には、ホイー
ルを固定するハブボルト7のボルト孔11が形成され、
また、このアウター側の側面2aにブレーキロータ20
がボルト18によって固定されるようになっている。ま
た、この図2の外方部材3は、内周に複列の転走面3
a、3bを直接形成している。また、外方部材3には、
車体に固定するボルト孔12を有するフランジ4が一体
に形成されているとともに、その両端部内周面には、軸
受内部を密封するシール部材19が装着されている。そ
して、この図2の例では、ブレーキロータ20を固定す
るアウター側の側面2aが二次旋削によって、表面粗さ
が3Ra以下の細かさに仕上げられており、他方の側面
2bの表面粗さは一次旋削の状態の3〜6Raである。
【0014】次に、図3に示す車輪軸受装置は、駆動輪
用の車輪軸受装置であって、この発明の第2の実施例で
あり、上記第1の実施例における別体の内輪15が、等
速自在継手の車軸の外径に圧入されるように構成されて
いる。この例でも、ブレーキロータ20を固定するアウ
ター側の側面2aが二次旋削されている。
【0015】次に、図4に示す車輪軸受装置は、駆動輪
用の車輪軸受装置であって、この発明の第3の実施例で
ある。このものは、内方部材1を、等速自在継手13の
外輪と一体に構成したものである。また、この内方部材
1には、外周に複列の転走面1a、1bが直接形成され
ている。また、この図4の内方部材1のアウター側に
は、ホイールパイロット10と、車輪取付けフランジ2
が一体に形成されている。一方、図4の外方部材3に
は、内周に複列の転走面3a、3bが直接形成されてい
る。また、この外方部材3の外面には、車体に固定する
ボルト孔12を有するフランジ4が一体に形成されてい
る。この図4の例では、車輪取付けフランジ2の側面2
aにブレーキロータ20がボルト18によって固定され
るようになっており、このブレーキロータ20を固定す
る車輪取付けフランジ2の側面2aが内方部材1の転走
面1aを基準に二次旋削によって表面粗さが3Ra以下
に仕上げられている。
【0016】図5に示す車輪軸受装置も、駆動輪用の車
輪軸受装置であってこの発明の第4の実施例である。こ
の図5の内方部材1の複列の転走面1a、1bは、別体
の2つの内輪15、15によって形成され、内方部材1
に車輪取付けフランジ2が形成され、この側面2aにブ
レーキロータ20がボルト18によって固定されてい
る。一方、外方部材3は、図2乃至図4に示す車輪軸受
装置と同様に、内周に複列の転走面3a、3bを直接形
成したものである。この第4の実施例では、内方部材1
の車輪取付けフランジ2の側面2aを二次旋削してい
る。
【0017】図6に示す車輪軸受装置も、駆動輪用の車
輪軸受装置であってこの発明の第5の実施例である。こ
の図6の内方部材1は、図5に示すものと同様に、駆動
軸に装着される内方部材1は、その複列の転走面1a、
1bを別体の2つの内輪15、15に形成している。ま
た、外方部材3は、車体に固定するボルト孔12を有す
るフランジ4を形成したハウジング16と、複列の転走
面3a、3bを形成した外輪17とによって形成してい
る。この第5の実施例も、内方部材1の車輪取付けフラ
ンジ2の側面2aを二次旋削している。
【0018】次に、図7に示す車輪軸受装置は、駆動輪
用の車輪軸受装置で、ブレーキロータ20を車輪取付け
フランジ2のインナー側に固定したこの発明の第6の実
施例である。
【0019】この第6の実施例のように、ブレーキロー
タ20を車輪取付けフランジ2のインナー側に取付ける
場合、車輪取付けフランジ2のインナー側の側面2bは
ホイール取付け面でないので、ブレーキロータ20の取
付け面22を、図8に示すように、内方部材1の車輪取
付けフランジ2の外径面がブレーキロータ20のブレー
キパイロットになる段部25の付いた形状に形成してい
る。そして、上記ブレーキロータ20の取付け面22に
は、ブレーキロータ20を固定するためのボルト18の
固定孔24だけを形成し、ハブボルト7が取付け面22
にかからないようにハブボルト7の位置に切欠部23を
形成している。このように、ブレーキロータ20の取付
け面22に、切欠部23を形成しておくと、ハブボルト
7にナットを締め付けた際に、ホイールが軸方向に変形
しても、ブレーキロータ20にはその影響が全く出ない
ので、ブレーキロータ20の面振れをより低減すること
ができる。この第6の実施例では、インナー側の側面2
bを、二次旋削によって表面粗さをアウター側の側面2
aよりも細かく、3Ra以下に仕上げている。
【0020】この第6の実施例のように、ブレーキロー
タ20を車輪取付けフランジ2のインナー側に取付ける
ようにすることは、他の実施例にも適宜適用することは
可能である。その場合には、車輪取付けフランジ2のイ
ンナー側の側面2bを、内方部材1の転走面1aを基準
に二次旋削により、表面粗さが3Ra以下になるように
仕上げる。
【0021】次に、図9に示す車輪軸受装置は、非駆動
輪用の車輪軸受装置であってこの発明の第7の実施例で
ある。この図9の内方部材1は、複列の転走面1a、1
bのうちのアウター側の転走面1aを外面に直接形成
し、インナー側の端部に装着される別体の内輪15にイ
ンナー側の転走面1bを形成している。この内方部材1
には、車輪取付けフランジ2が一体に形成され、この車
輪取付けフランジ2の側面2aにブレーキロータ20が
ボルト18によって固定されている。この車輪取付けフ
ランジ2の側面2aは、内方部材1の転走面1aを基準
に二次切削により表面粗さが3Ra以下に仕上げられて
いる。また、図9の外方部材3は、内周に複列の転走面
3a、3bを直接形成しており、外面に車体に固定する
ためのボルト孔12を有するフランジ4を形成してい
る。なお、内方部材1のインナー側には、ねじ部30が
形成されており、ナット31で締結することにより内輪
15を固定するとともに、軸受に予圧を付与し軸受剛性
を得ている。さらに、ハブキャップ32によってインナ
ー側を封止している。
【0022】図10に示す車輪軸受装置は、非駆動輪用
の車輪軸受装置であってこの発明の第8の実施例であ
る。このものは、外方部材3に車輪取付けフランジ2を
設け、外方部材3の内面に複列の転走面3a、3bを直
接形成している。そして、外方部材3の内側に、外面に
転走面1a、1bを形成した内方部材1(内輪15、1
5)が設けられている。この図10の例では、外方部材
3の車輪取付けフランジ2のアウター側の側面2aにブ
レーキロータ20が固定されている。
【0023】図11に示す車輪軸受装置は、この発明の
第9の実施例である。この車輪軸受装置は、外方部材3
を、車輪取付けフランジ2を有し、内周に複列の転走面
3a、3bを有する別体の外輪17を圧入することによ
って形成している。そして、外面に転走面1a、1bを
形成した内方部材1(内輪15、15)が、転動体8を
介して外方部材3の内側に設けられている。この図11
の例では、外方部材3の車輪取付けフランジ2のアウタ
ー側の側面2aにブレーキロータ20がボルト18によ
って固定されている。
【0024】第8及び第9の実施例では、ブレーキロー
タ20を固定する車輪取付けフランジ2のアウター側の
側面2aが、外方部材3の転走面3a、3bを基準に二
次旋削により表面粗さが3Ra以下に仕上げられてい
る。
【0025】なお、以上の各実施例の車輪軸受装置にお
いて、シールは符号19によって示され、その他同一構
成の部分には同一符号を付している。
【0026】また、上記の各実施例において、車輪取付
けフランジ2の側面2a又は2bの二次旋削は、一次旋
削した外方部材3を高周波焼入れした後に行っている。
外方部材3の転走面3a、3bと同軸で旋削される内周
面をチャッキングして二次旋削することにより、転走面
を基準に側面2aを旋削することになる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、車輪
取付けフランジの一方の側面のブレーキロータ固定面
を、転走面を基準に二次旋削により細かい表面粗さに仕
上げているので、ブレーキロータの面振れが抑制された
高品質の車輪軸受装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二次旋削による仕上げ工程を示す図
【図2】この発明によって製造する駆動輪用の車輪軸受
装置の第1の実施例を示す断面図
【図3】この発明によって製造する駆動輪用の車輪軸受
装置の第2の実施例を示す断面図
【図4】この発明によって製造する駆動輪用の車輪軸受
装置の第3の実施例を示す断面図
【図5】この発明によって製造する駆動輪用の車輪軸受
装置の第4の実施例を示す断面図
【図6】この発明によって製造する駆動輪用の車輪軸受
装置の第5の実施例を示す断面図
【図7】この発明によって製造する駆動輪用の車輪軸受
装置の第6の実施例を示す断面図
【図8】上記第6の実施例のブレーキロータの一部分を
示す正面図
【図9】この発明によって製造する非駆動輪用の車輪軸
受装置の第7の実施例を示す断面図
【図10】この発明によって製造する非駆動輪用の車輪
軸受装置の第8の実施例を示す断面図
【図11】この発明によって製造する非駆動輪用の車輪
軸受装置の第9の実施例を示す断面図
【図12】従来例の断面図
【符号の説明】
A チャッキング装置 1 内方部材 1a、1b 転走面 2 車輪取付けフランジ 2a、2b 側面 3 外方部材 3a、3b 転走面 4 フランジ 7 ハブボルト 8 転動体 9 嵌合孔 10 ホイールパイロット 11 ボルト孔 12 ボルト孔 13 等速自在継手 14 ハブ輪 15 内輪 16 ハウジング 17 外輪 18 ボルト 19 シール 20 ブレーキロータ 21 側面 22 取付け面 23 切欠部 24 固定孔 25 段部 30 ねじ部 31 ナット 32 ハブキャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C045 CA04 DA01 DA30 3J058 BA23 BA42 BA61 CB15 CB17 EA40 3J101 AA03 AA43 AA54 AA62 AA72 BA53 BA54 DA03 DA11 EA02 FA01 FA31 GA01 GA16

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周に複列の転走面を有する外方部材
    と、その各々の転走面に対向する転走面を有する内方部
    材と、上記外方部材と内方部材との間に介在する複列の
    転動体とからなり、上記外方部材又は内方部材のいずれ
    か一方に車輪取付けフランジを設け、この車輪取付けフ
    ランジの一方の側面にブレーキロータの固定面を形成す
    る車輪軸受装置の製造方法において、上記車輪取付けフ
    ランジを設けた外方部材又は内方部材の転走面側の円筒
    部を旋削により形成した後、この円筒部の円筒面を基準
    に車輪取付けフランジのブレーキロータ固定面を切削仕
    上げすることを特徴とする車輪軸受装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記ブレーキロータ固定面を二次旋削す
    る請求項1記載の車輪軸受の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記ブレーキロータ固定面を、表面粗さ
    3Ra以下に二次旋削する請求項1記載の車輪軸受装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記ブレーキロータ固定面の切削仕上げ
    を熱処理後に行うことを特徴とする請求項1記載の車輪
    軸受の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記車輪取付けフランジが、上記内方部
    材に一体に形成されている請求項1乃至4のいずれかの
    項に記載の車輪軸受装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記車輪取付けフランジが、上記外方部
    材に一体に形成されている請求項1乃至4のいずれかの
    項に記載の車輪軸受装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記内方部材の外周に、転走面が直接形
    成されている請求項1乃至6のいずれかの項に記載の車
    輪軸受装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記外方部材の内周に、転走面が直接形
    成されている請求項1乃至6のいずれかの項に記載の車
    輪軸受装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記内方部材の転走面の少なくとも一方
    が、別体に形成されている請求項1乃至6のいずれかの
    項に記載の車輪軸受装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記内方部材に駆動軸を取付ける請求
    項1乃至5のいずれかの項に記載の車輪軸受装置の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 上記内方部材が、等速自在継手の外輪
    と一体に形成されている請求項10に記載の車輪軸受装
    置の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記ブレーキロータの固定面が車輪取
    付けフランジの転走面が配置されている側の側面に形成
    されている請求項1乃至11のいずれかの項に記載の車
    輪軸受装置の製造方法。
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