JP2001105807A - ブレーキロータおよびそれを具備した車輪軸受装置 - Google Patents

ブレーキロータおよびそれを具備した車輪軸受装置

Info

Publication number
JP2001105807A
JP2001105807A JP28310899A JP28310899A JP2001105807A JP 2001105807 A JP2001105807 A JP 2001105807A JP 28310899 A JP28310899 A JP 28310899A JP 28310899 A JP28310899 A JP 28310899A JP 2001105807 A JP2001105807 A JP 2001105807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake rotor
wheel
run
bearing device
wheel bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28310899A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Tajima
英児 田島
Shigeaki Fukushima
茂明 福島
Akira Torii
晃 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP28310899A priority Critical patent/JP2001105807A/ja
Priority to US09/657,094 priority patent/US6575637B1/en
Priority to DE10066506.3A priority patent/DE10066506B3/de
Priority to KR1020000053399A priority patent/KR20010050398A/ko
Priority to DE10044509.8A priority patent/DE10044509B4/de
Publication of JP2001105807A publication Critical patent/JP2001105807A/ja
Priority to US10/372,200 priority patent/US6959493B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 客先でのブレーキロータの振れ調整が不要
な、信頼性の高いブレーキロータと車輪軸受装置を提供
することである。 【解決手段】 ブレーキロータ5自身の取付け面5aと
その裏面5b、およびブレーキロータ5が取り付けられ
る内方部材1の車輪取付けフランジ2の側面2aのそれ
ぞれの面振れの最大振れ幅を規格値内に規制して、ブレ
ーキロータ5を車輪取付けフランジ2に取付けることに
より、客先でのブレーキロータ5の組付けと、組付け後
の振れ調整を不要とし、信頼性の高い自動車の車輪軸受
装置を提供できるようにしたのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用のブレ
ーキロータと車輪軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪軸受装置には、駆動輪用の
ものと、非駆動輪用のものとがあり、それぞれ種々の型
式のものがある。その一例として、駆動輪用の車輪軸受
装置を図11に示す。すなわち、その基本構造は、内周
に複列の転走面3a、3bを有する外方部材3と、その
各々の転走面3a、3bに対向する転走面1a、1bを
有する内方部材1と、上記外方部材3と内方部材1との
間に介在する複列の転動体8とからなり、内方部材1の
いずれか一方に車輪取付けフランジ2を設けたものであ
り、図11に示す例では、内周に駆動軸と嵌合するスプ
ライン孔9を有する内方部材1に、車輪取付けフランジ
2を設けている。
【0003】この車輪軸受装置の車輪取付けフランジ2
の側面2aには、ブレーキロータ5がボルト18によっ
て位置決めされ、ホイール取付けボルト7により、ホイ
ールのハブと側面2aの間に締め付け固定される。この
ブレーキロータ5の振れは、自動車の高速化に伴って、
振動の原因となったり、ブレーキの偏摩耗の原因になっ
たりする。
【0004】従来、車輪軸受装置の客先である自動車メ
ーカでは、ブレーキロータ5の振れをなくすために、ブ
レーキロータ5と車輪取付けフランジ2に圧入されたボ
ルト7との位相を変えることにより、振れの調整を行っ
たりしているが、かかる方法は甚だ面倒で作業性が悪い
問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の課
題は、客先でのブレーキロータの振れ調整が不要な、信
頼性の高いブレーキロータと車輪軸受装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明のブレーキロータは、複列の転がり軸受
によって、車輪を車体に対して回転自在に支持する車輪
軸受装置の回転部材に取り付けられるブレーキロータに
おいて、上記回転部材に当接する側でのブレーキロータ
の取付け面の面振れの最大振れ幅を規格値内に規制した
ものである。
【0007】すなわち、ブレーキロータが取り付けられ
る回転部材に当接する側での取付け面の最大振れ幅を規
格値内に規制することにより、回転部材に取り付けられ
るブレーキロータの振れを所望の範囲内に低く抑え、組
付け後の面倒な振れ調整を不要とした。
【0008】上記取付け面の裏面の面振れの最大振れ幅
も規格値内に規制することにより、ブレーキロータの振
れを、より低く抑えることができる。
【0009】上記面振れの最大振れ幅の規格値を50μ
mとすることにより、組付け後の振れ調整が不要な信頼
性の高いブレーキロータを提供することができる。
【0010】上記取付け面の面振れの1周期当たりの振
れ幅を規格値内に規制することにより、ブレーキロータ
の振れを、より滑らかなものとすることができる。
【0011】上記裏面の面振れの1周期当たりの振れ幅
も規格値内に規制することにより、ブレーキロータの振
れを、さらに滑らかなものとすることができる。
【0012】上記面振れの1周期当たりの振れ幅の規格
値は30μmとすることが好ましい。
【0013】上記取付け面の面振れの1回転当たりの周
波数をホイール取付けボルトの本数の整数倍とするか、
またはホイール取付けボルトの本数を上記周波数の整数
倍とすることにより、各取付けボルトの締め付け力によ
るブレーキロータの変形を周方向で均一にし、ブレーキ
ロータの締め付け変形による振れの助長を防止すること
ができる。なお、ホイール取付けボルトの取り付け位置
は、必ずしも上記取付け面の面振れのピークまたは谷の
位置と合致しなくてもよい。
【0014】また、この発明の車輪軸受装置は、内周に
複列の転走面を有する外方部材と、その各々の転走面に
対向する転走面を有する内方部材と、上記外方部材と内
方部材との間に介在する複列の転動体とからなり、上記
外方部材または内方部材のいずれか一方に車輪取付けフ
ランジを設け、このフランジの側面をブレーキロータ取
付け面とした車輪軸受装置において、上記フランジの側
面に、上述したブレーキロータのいずれかを取り付けた
構成を採用したものであり、客先でのブレーキロータの
組付けと振れ調整が不要な信頼性の高い車輪軸受装置を
提供することができる。
【0015】上記車輪取付けフランジのブレーキロータ
取付け面の面振れの最大振れ幅も規格値内に規制するこ
とにより、ブレーキロータの振れを、より一層低く抑え
ることができる。
【0016】上記ブレーキロータ取付け面の面振れの1
周期当たりの振れ幅を規格値内に規制することにより、
ブレーキロータの振れを、一層滑らかなものとすること
ができる。
【0017】上記車輪取付けフランジは、上記内方部材
に一体に形成することもできる。
【0018】上記内方部材に駆動軸を取付けるようにす
るか、または内方部材を等速自在継手の外輪と一体に形
成することもできる。
【0019】上記車輪取付けフランジは、上記外方部材
に一体に形成することもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1および図2は第1の実施形態
であり、図1は本発明のブレーキロータ5を、図2は、
このブレーキロータ5を装着した本発明の車輪軸受装置
を示す。この車輪軸受装置は駆動輪用のものであり、内
方部材1は、内周に駆動軸と嵌合するスプライン孔9が
設けられ、外周側には車輪取付けフランジ2が一体に形
成されている。内方部材1のアウタ側の端面にはホイー
ルパイロット10も設けられている。また、外方部材3
には、車体側との連結部材を固定するためのボルト孔1
2を有するフランジ4が設けられている。
【0021】上記ブレーキロータ5は、その取付け面5
aを車輪取付けフランジ2のアウタ側の側面2aに当接
させて取り付けられ、ボルト18によって位置決めされ
ている。ブレーキロータ5と車輪取付けフランジ2に
は、それぞれホイール取付けボルト7用の孔6、11が
互いに位置を合致させて設けられており、ブレーキロー
タ5は、取付け面5aの裏面5bをホイールのハブ14
に当接させて、ホイール取付けボルト7によりハブ14
と側面2aの間に締め付け固定される。
【0022】上記内方部材1の外周には複列の転走面1
a、1bが設けられ、アウタ側の転走面1aは、内方部
材1の外周に直接形成され、インナ側の転走面1bは、
内方部材1の外周に嵌合された別体の内輪15に形成さ
れている。一方、外方部材3の内周には、内方部材1の
各転走面1a、1bに対向する複列の転走面3a、3b
が直接形成されている。これらの転走面1a、1b、3
a、3b間に転動体8が介在する軸受空間の両端には、
それぞれシール部材19が装着されている。
【0023】図3は、上記ブレーキロータ5の取付け面
5aの面振れを測定する状態を示す。ブレーキロータ5
は、取付け面5aを上に向けて測定用の回転テーブル2
0に載置され、その中心孔をボス21に嵌め込まれて位
置決めされている。回転テーブル20を一回転させて、
基準とするボス21に固定したダイヤルゲージ22によ
り、取付け面5aの面振れを測定した。さらに、ブレー
キロータ5の上下を反転させ、取付け面5aの裏面5b
についても、同様の面振れ測定を行った。なお、取付け
面5aおよび裏面5bの面振れは外径側ほど大きいの
で、面振れの規制管理を厳しく行えるように、ダイヤル
ゲージ22の当接位置は、ホイール取付けボルト7用の
孔6の外接円と、取付け面5aおよび裏面5bの外径と
の中間位置とした。
【0024】図4は、取付け面5aの面振れの測定結果
を示す。取付け面5aの面振れは2山のピーク(2周
期)を示し、その最大振れ幅と1周期当たりの振れ幅の
最大値は同じ約20μmで、それぞれの規格値50μm
と30μmよりも小さな値に抑えられている。この場合
のホイール取付けボルト7は4本であり、図中に矢印で
示すように、その取り付け位置は面振れのピークと谷の
位置に合致している。なお、図示は省略するが、裏面5
bの面振れも2山のピークを示し、その最大振れ幅と1
周期当たりの振れ幅の最大値は約20μmであった。
【0025】図4に示した面振れのピーク数は2山であ
り、このようにピーク数が2山以下の場合は、最大振れ
幅と1周期当たりの振れ幅の最大値とが同じ値となる。
ピーク数が3山以上の場合は、両者は必ずしも同じ値と
はならず、当然のことながら最大振れ幅の方が大きな値
となる。また、図4では取付けボルト7の位置を面振れ
のピークと谷の位置に合致させたが、必ずしも両者の位
置を合致させなくてもよい。
【0026】図5は、上記車輪取付けフランジ2の側面
2aの面振れを測定する状態を示す。ブレーキロータ5
の組付け前の状態で、車輪軸受装置の外方部材3を基準
とする測定台23に固定し、車輪取付けフランジ2が設
けられた内方部材1を一回転させて、車輪取付けフラン
ジ2の側面2aの面振れをダイヤルゲージ22により測
定した。側面2aの面振れは車輪取付けフランジ2の外
径側ほど大きいので、この場合も面振れの規制管理を厳
しく行えるように、ダイヤルゲージ22の当接位置は、
ホイール取付けボルト7用の孔11の外接円と、車輪取
付けフランジ2の外径との中間位置とした。測定結果は
省略するが、側面2aの面振れの最大振れ幅と1周期当
たりの振れ幅の最大値は、それぞれの規格値よりも小さ
な値に抑えられていた。側面2aの面振れの規制は、軸
受部組立て前の状態で、内方部材1単体を、図3に示し
たように、回転テーブルに載置して行ってもよい。
【0027】以下に示す各実施形態では、ブレーキロー
タ5の取付け面5aおよび裏面5bの面振れの測定結果
を省略するが、第2の実施形態における裏面5bを除い
て、いずれも面振れの最大振れ幅と1周期当たりの振れ
幅の最大値は、それぞれの規格値50μmと30μmよ
りも小さな値に抑えられており、面振れのピーク数は偶
数で、ホイール取付けボルト7の本数は4本となってい
る。また、車輪取付けフランジ2の側面2aの面振れに
ついても、最大振れ幅と1周期当たりの振れ幅の最大値
は、それぞれの規格値よりも小さな値に抑えられてい
る。
【0028】なお、以下の図6乃至図10に示す各実施
形態では、第1の実施形態を示す図2と同一構成の部分
は同一符号で表示するようにした。
【0029】図6は第2の実施形態を示す。この車輪軸
受装置も駆動輪用であり、ブレーキロータ5が、その取
付け面5aを車輪取付けフランジ2のインナ側の側面2
aに当接させて取り付けられ、アウタ側の側面2bには
ホイールのハブ14のみが取り付けられるようになって
いる。その他の基本的な構成は第1の実施形態と同様で
あり、内方部材1の複列の転走面1a、1bのうち、イ
ンナ側の転走面1bは別体の内輪15に形成されてい
る。
【0030】図7は第3の実施形態を示す。この車輪軸
受装置も駆動輪用であり、内方部材1の複列の転走面1
a、1bが、内方部材1の外周に嵌合された別体の2つ
の内輪15、15に形成され、外方部材3の複列の転走
面3a、3bも、外方部材3の内周に嵌合された別体の
外輪16に形成されている。その他の構成は第1の実施
形態と同じである。
【0031】図8は第4の実施形態を示す。この車輪軸
受装置も駆動輪用であり、内方部材1が、等速自在継手
13の外輪と一体に形成されている。また、内方部材1
の複列の転走面1a、1bは、等速自在継手13の外輪
の外周面に直接形成されている。その他の構成は第1の
実施形態と同じである。
【0032】図9は第5の実施形態を示す。この車輪軸
受装置は非駆動輪用のものであり、上述した駆動輪用の
各車輪軸受装置と同様に、内方部材1には車輪取付けフ
ランジ2が一体に形成され、アウタ側端面にはホイール
パイロット10が設けられている。ブレーキロータ5は
車輪取付けフランジ2のアウタ側の側面2aに取り付け
られ、ホイール取付けボルト7によりハブ14と側面2
aの間に締め付け固定されるようになっており、外方部
材3には、車体側との連結部材を固定するためのボルト
孔12を有するフランジ4が設けられている。
【0033】上記内方部材1の複列の転走面1a、1b
のうち、アウタ側の転走面1aは、内方部材1の外周に
直接形成され、インナ側の転走面1bは、内方部材1の
インナ側端部に装着された別体の内輪15に形成されて
いる。外方部材3の内周には、複列の転走面3a、3b
が直接形成されている。
【0034】図10は第6の実施形態を示す。この車輪
軸受装置も非駆動輪用のものであるが、外方部材3に車
輪取付けフランジ2が一体に形成され、内方部材1は2
つの内輪15のみで形成されている点が第5の実施形態
と異なる。なお、ブレーキロータ5は、第5の実施形態
と同様に、車輪取付けフランジ2のアウタ側の側面2a
に取り付けられている。
【0035】上記外方部材3の内周には複列の転走面3
a、3bが直接形成され、複列の転走面1a、1bを有
する内方部材1(内輪15、15)は、転動体8を介し
て外方部材3の内側に設けられている。
【0036】この車輪軸受装置は、内方部材1側が固定
車軸に嵌合されて固定される。したがって、図5に示し
たような側面2aの面振れを測定する際には、内方部材
1を基準とする軸に固定し、車輪取付けフランジ2が設
けられた外方部材3を一回転させて、車輪取付けフラン
ジ2の側面2aの面振れをダイヤルゲージ22により測
定した。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るブレーキ
ロータは、ブレーキロータが取り付けられる回転部材に
当接する側での取付け面の最大振れ幅を規格値内に規制
したので、回転部材に取り付けられるブレーキロータの
振れを所望の範囲内に低く抑え、組付け後の面倒な振れ
調整を不要とすることができる。上記取付け面の裏面の
面振れの最大振れ幅も規格値内に規制することにより、
ブレーキロータの振れを、より低く抑えることができ
る。また、上記取付け面の面振れの1周期当たりの振れ
幅を規格値内に規制することにより、ブレーキロータの
振れを、より滑らかなものとすることができる。さら
に、上記取付け面の面振れの1回転当たりの周波数をホ
イール取付けボルトの本数の整数倍とするか、またはホ
イール取付けボルトの本数を上記周波数の整数倍とする
ことにより、各取付けボルトの締め付け力によるブレー
キロータの変形を周方向で均一にし、ブレーキロータの
締め付け変形による振れの助長を防止することができ
る。
【0038】また、この発明に係る車輪軸受装置は、外
方部材または内方部材のいずれかに設けられた車輪取付
けフランジの側面に、上記本発明に係るブレーキロータ
を取り付けるようにしたので、客先でのブレーキロータ
の組付けと振れ調整が不要な信頼性の高い車輪軸受装置
を提供することができる。また、車輪取付けフランジの
ブレーキロータ取付け面の面振れの最大振れ幅も規格値
内に規制することにより、ブレーキロータの振れを、よ
り一層低く抑えることができ、面振れの1周期当たりの
振れ幅を規格値内に規制することにより、ブレーキロー
タの振れを、一層滑らかなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のブレーキロータを示す縦断面
【図2】図1のブレーキロータを装着した第1の実施形
態の車輪軸受装置を示す縦断面図
【図3】図1のブレーキロータの取付け面の面振れを測
定する状態を示す縦断面図
【図4】図3の面振れの測定結果を示すグラフ
【図5】図2の車輪取付けフランジ側面の面振れを測定
する状態を示す縦断面図
【図6】第2の実施形態の車輪軸受装置を示す縦断面図
【図7】第3の実施形態の車輪軸受装置を示す縦断面図
【図8】第4の実施形態の車輪軸受装置を示す縦断面図
【図9】第5の実施形態の車輪軸受装置を示す縦断面図
【図10】第6の実施形態の車輪軸受装置を示す縦断面
【図11】従来の車輪軸受装置を示す縦断面図
【符号の説明】
1 内方部材 1a、1b 転走面 2 車輪取付けフランジ 3 外方部材 3a、3b 転走面 4 フランジ 5 ブレーキロータ 5a 取付け面 5b 裏面 6 孔 7 ホイール取付けボルト 8 転動体 9 スプライン孔 10 ホイールパイロット 11 孔 12 ボルト孔 13 等速自在継手 14 ハブ 15 内輪 16 外輪 18 ボルト 19 シール部材 20 回転テーブル 21 ボス 22 ダイヤルゲージ 23 測定台
フロントページの続き (72)発明者 鳥居 晃 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 3J058 BA64 BA80 CB17 CD38 FA01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複列の転がり軸受によって、車輪を車体
    に対して回転自在に支持する車輪軸受装置の回転部材に
    取り付けられるブレーキロータにおいて、上記回転部材
    に当接する側でのブレーキロータの取付け面の面振れの
    最大振れ幅を規格値内に規制したことを特徴とするブレ
    ーキロータ。
  2. 【請求項2】 上記取付け面の裏面の面振れの最大振れ
    幅を規格値内に規制した請求項1に記載のブレーキロー
    タ。
  3. 【請求項3】 上記面振れの最大振れ幅の規格値を50
    μmとした請求項1または2に記載のブレーキロータ。
  4. 【請求項4】 上記取付け面の面振れの1周期当たりの
    振れ幅を規格値内に規制した請求項1乃至3のいずれか
    に記載のブレーキロータ。
  5. 【請求項5】 上記裏面の面振れの1周期当たりの振れ
    幅を規格値内に規制した請求項4に記載のブレーキロー
    タ。
  6. 【請求項6】 上記面振れの1周期当たりの振れ幅の規
    格値を30μmとした請求項4または5に記載のブレー
    キロータ。
  7. 【請求項7】 上記取付け面の面振れの1回転当たりの
    周波数がホイール取付けボルトの本数の整数倍である
    か、またはホイール取付けボルトの本数が上記周波数の
    整数倍であるようにした請求項1乃至6のいずれかに記
    載のブレーキロータ。
  8. 【請求項8】 内周に複列の転走面を有する外方部材
    と、その各々の転走面に対向する転走面を有する内方部
    材と、上記外方部材と内方部材との間に介在する複列の
    転動体とからなり、上記外方部材または内方部材のいず
    れか一方に車輪取付けフランジを設け、このフランジの
    側面をブレーキロータ取付け面とした車輪軸受装置にお
    いて、上記フランジの側面に、請求項1乃至7のいずれ
    かに記載のブレーキロータを取り付けたことを特徴とす
    る車輪軸受装置。
  9. 【請求項9】 上記車輪取付けフランジのブレーキロー
    タ取付け面の面振れの最大振れ幅を規格値内に規制した
    請求項8に記載の車輪軸受装置。
  10. 【請求項10】 上記ブレーキロータ取付け面の面振れ
    の1周期当たりの振れ幅を規格値内に規制した請求項9
    に記載の車輪軸受装置。
  11. 【請求項11】 上記車輪取付けフランジを、上記内方
    部材に一体に形成した請求項8乃至10のいずれかに記
    載の車輪軸受装置。
  12. 【請求項12】 上記内方部材に駆動軸を取付けるよう
    にした請求項8乃至11のいずれかに記載の車輪軸受装
    置。
  13. 【請求項13】 上記内方部材を、等速自在継手の外輪
    と一体に形成した請求項8乃至11のいずれかに記載の
    車輪軸受装置。
  14. 【請求項14】 上記車輪取付けフランジを、上記外方
    部材に一体に形成した請求項8乃至10のいずれかに記
    載の車輪軸受装置。
JP28310899A 1999-09-10 1999-10-04 ブレーキロータおよびそれを具備した車輪軸受装置 Pending JP2001105807A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28310899A JP2001105807A (ja) 1999-10-04 1999-10-04 ブレーキロータおよびそれを具備した車輪軸受装置
US09/657,094 US6575637B1 (en) 1999-09-10 2000-09-07 Brake rotor and wheel bearing assembly
DE10066506.3A DE10066506B3 (de) 1999-09-10 2000-09-08 Radlageranordnung
KR1020000053399A KR20010050398A (ko) 1999-09-10 2000-09-08 브레이크 로터 및 휠 베어링 어셈블리
DE10044509.8A DE10044509B4 (de) 1999-09-10 2000-09-08 Bremsscheibe und Radlageranordnung
US10/372,200 US6959493B2 (en) 1999-09-10 2003-02-25 Brake rotor and wheel bearing assembly having maximum acceptable runout variation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28310899A JP2001105807A (ja) 1999-10-04 1999-10-04 ブレーキロータおよびそれを具備した車輪軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001105807A true JP2001105807A (ja) 2001-04-17

Family

ID=17661337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28310899A Pending JP2001105807A (ja) 1999-09-10 1999-10-04 ブレーキロータおよびそれを具備した車輪軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001105807A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6666303B2 (en) 2000-07-04 2003-12-23 Ntn Corporation Wheel bearing assembly
US7267487B2 (en) 2002-10-25 2007-09-11 Nsk Ltd. Bearing unit for wheel
JP2008006848A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Ntn Corp ブレーキロータ付き車輪用軸受装置およびその製造方法
CN116619000A (zh) * 2023-06-21 2023-08-22 深圳市中驱电机有限公司 一种电机转子入轴承的压装设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6666303B2 (en) 2000-07-04 2003-12-23 Ntn Corporation Wheel bearing assembly
US6959789B2 (en) 2000-07-04 2005-11-01 Ntn Corporation Wheel bearing assembly
US7267487B2 (en) 2002-10-25 2007-09-11 Nsk Ltd. Bearing unit for wheel
JP2008006848A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Ntn Corp ブレーキロータ付き車輪用軸受装置およびその製造方法
CN116619000A (zh) * 2023-06-21 2023-08-22 深圳市中驱电机有限公司 一种电机转子入轴承的压装设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6575637B1 (en) Brake rotor and wheel bearing assembly
US5011302A (en) Motor vehicle hub and bearing with integrated anti-lock brake sensor mounting
JP2002323056A (ja) 車輪軸受装置
US6626580B2 (en) Wheel bearing assembly
US6309110B1 (en) Wheel bearing assembly with brake rotor
JP3973317B2 (ja) 車輪軸受装置の製造方法
JP2001105807A (ja) ブレーキロータおよびそれを具備した車輪軸受装置
JP4699977B2 (ja) 車輪軸受装置
JP4085736B2 (ja) 転がり軸受装置
JP2001311442A (ja) ブレーキロータおよびそれを具備した車輪軸受装置
JP2001233011A (ja) 車輪軸受装置
JP2000203208A (ja) 車輪軸受装置
JP5254938B2 (ja) 車輪軸受装置
JPH01237249A (ja) 車輪用軸受ユニット
JP4182166B2 (ja) 車輪支持構造
JP4116729B2 (ja) 車輪軸受装置
JP3919058B2 (ja) 車輪支持構造
EP1470936A1 (en) Bearing unit for vehicle wheel
JPWO2003064184A1 (ja) 車輪用軸受ユニット
JPH0810703Y2 (ja) ハブユニット軸受装置
JP2002048169A (ja) 車輪軸受装置
JP2001328402A (ja) 車輪支持構造
JP2003206966A (ja) 転がり軸受装置
JP3954275B2 (ja) 車輪支持構造
JP4019628B2 (ja) 車輪支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060822