JP2001328402A - 車輪支持構造 - Google Patents
車輪支持構造Info
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
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Abstract
に別体でボルト止めされているので、取付けフランジと
ブレーキディスクロータとの接合部の剛性が不十分であ
り、また、部品点数が増加して全体の重量が増加してい
た。 【解決手段】 ディスクブレーキロータ7が、ハブホイ
ール2の形成後に鋳造により一体形成されることで固定
されているので、ディスクブレーキロータ7とハブホイ
ール2とを別体で形成してボルトにより接合する場合に
比べて、接合部の剛性が向上する。また、ディスクブレ
ーキロータ7とハブホイール2とを一体形成することに
より、接合用のボルトが不要になり、部品点数が減少し
て装置全体の重量を軽量化される。
Description
する。
示す。図は車両において従動輪側の車輪支持構造50を
示しており、ハブホイール51の軸心方向内端側に外装
される複列転がり軸受(例えば玉軸受が用いられる)5
2と、ハブホイール51の軸心方向外端側に形成された
取付けフランジ53にボルト54止めされるとともに車
輪が取付けられるブレーキディスクロータ56とを備え
ている。
造50において、ブレーキディスクロータ56は、取付
けフランジ53に別体でボルト54止めされた構成であ
るので、取付けフランジ53とブレーキディスクロータ
56との接合部の剛性が不十分であり、また、部品点数
が増加して全体の重量が増加していた。
ては、所定の面振れ精度を必要とするが、ブレーキディ
スクロータ56はハブホイール51とは別体でボルト5
4止めされる構成であるため、所定の面振れ精度を得る
のが難しかった。
てを容易にし得るとともに部品点数を削減して全体の重
量を軽減し、所定の面振れ精度を容易に得る車輪支持構
造の提供を目的とする。
手段は、車輪を回転自在に支持するためのハブホイール
と、車輪に取付けられるブレーキディスクロータとを備
え、前記ハブホイールとブレーキディスクロータとが一
体的に形成されている。
キディスクロータとを一体的に形成することにより、ハ
ブホイールとブレーキディスクロータとの連続部分の剛
性が向上し、両者を接合するためのボルトなどの部品を
省略して、装置の軽量化を図る。
し、このハブホイールをブレーキディスクロータの鋳造
金型内にインサートした状態でブレーキディスクロータ
を鋳造することにより、ハブホイールとブレーキディス
クロータとが一体化されている。
キディスクロータとを一体的に形成することにより、ハ
ブホイールとブレーキディスクロータとの連続部分の剛
性が向上し、両者を接合するためのボルトなどの部品を
省略して、装置の軽量化を図る。
面に基づいて説明する。まず、本発明の実施の第一形態
を図1の断面図に基づいて説明する。
造1は、例えば従動輪側に用いられるもので、車輪を回
転自在に支持するためのハブホイール2と、このハブホ
イール2の軸心方向内端側に外装される複列転がり軸受
3とを備えている。
成された取付けフランジ4の盤面に、車輪に取付けられ
る環状のディスクブレーキロータ7が、ハブホイール2
の形成後に鋳造により一体形成されて固定されている。
工により形成し、このハブホイール2をブレーキディス
クロータ7の鋳造金型内にインサートした状態でブレー
キディスクロータ7を鋳造することにより、ハブホイー
ル2とブレーキディスクロータ7とが一体化される。
は、取付けフランジ4の外側面に固着される凹状取付け
部5と、この凹状取付け部5に対向して、取付けフラン
ジ4の内側面に固着される環状係止部20が、ディスク
ブレーキロータ7の鋳造作業の際に同時に形成されてい
る。そして、取付けフランジ4は、前記取付け部5と環
状係止部20とで挟まれることで、ディスクブレーキロ
ータ7の軸心方向への動きが阻止されている。
およびディスクブレーキロータ7の盤面には、車輪をデ
ィスクブレーキロータ7に取付けるためのボルト12が
挿通されている。
の軸心方向内端に外嵌固定されて単一軌道を有した内輪
8と、二列の軌道溝を有する単一の外輪9と、二列で配
設される複数の玉10と、二つの冠形保持器11とを備
えて、ハブホイール2の外周面を一方内輪とする構成で
ある。
を車体側へ取付けるためのナックル15がボルト58止
めされている。
タ7が、ハブホイール2を機械加工によって形成された
後に、鋳造によりこれと一体形成されることでハブホイ
ール2に固着される。このように、ディスクブレーキロ
ータ7とハブホイール2とを一体形成することにより、
従来のように、ディスクブレーキロータ7とハブホイー
ル2とを別体で形成してボルトにより接合する場合に比
べて、接合部の剛性を向上させることができる。
クロータ7とを一体化した構成によれば、一体化後のブ
レーキディスクロータ7の面振れ精度の確保のためにボ
ルトによる調節を行う必要がなく、ブレーキディスクロ
ータ7の制動面を研磨加工するだけで容易に行うことが
でき、かつ面振れ精度を向上させて、ブレーキキャリパ
でブレーキディスクロータ7を制動した場合のブレーキ
性能を向上させることができる。
実施の第二形態を説明する。本発明の実施の第二形態に
係る車輪支持構造1は、ハブホイール2と、このハブホ
イール2の軸心方向内端側に外装される複列転がり軸受
3とを備えている。
側へ取付けるためのナックル15が設けられ、このナッ
クル15と、複列転がり軸受3の外輪9とが、軸受鋼
(SUJ−2規格)あるいは構造用合金鋼(SCM規
格)で、鍛造により一体的に形成されている。他の構成
は、上記実施の第一形態と同様であるので省略する。
イール2の取付けフランジ4とディスクブレーキロータ
7とを鋳造により一体形成し、複列転がり軸受3の外輪
9とナックル15とを鍛造により一体形成しているの
で、従来のように、ハブホイール2とディスクブレーキ
ロータ7とを別体で形成し、複列転がり軸受3の外輪9
とナックル15とを別体で形成してボルトにより接合す
る場合に比べて、接合部の剛性を向上させることができ
る。
ロータ7とを一体形成し、複列転がり軸受3の外輪9と
ナックル15を一体形成することにより、接合用のボル
トが不要になり、従って、部品点数を減少して装置全体
の重量を軽量化することができる。他の作用効果は、上
記実施の第一形態と同様であるので省略する。
断面図に基づいて説明する。本発明の実施の第三形態に
係る車輪支持構造1は、ナックル15が、複列転がり軸
受3の外輪9形成後に、外輪9に形成した取付け片9a
を含むように、鋳造により外輪9と一体形成されたもの
である。他の構成は、上記実施の第一形態と同様である
ので省略する。
て、複列転がり軸受3の外輪9とナックル15とを鋳造
により一体的に形成し、ハブホイール2とディスクブレ
ーキロータ7とを鋳造により一体的に形成しているの
で、従来のように、ナックル15と、複列転がり軸受3
の外輪9とを別体で形成し、ディスクブレーキロータ7
とハブホイール2とを別体で形成してボルトにより接合
する場合に比べて、双方の接合部の剛性を向上させるこ
とができる。
クル15とを一体的に形成し、ディスクブレーキロータ
7とハブホイール2とを一体的に形成することにより、
接合用のボルトが不要になり、従って、部品点数が減少
して装置全体の重量を軽量化することができる。
すように、複列転がり軸受3の外輪9の外周面に、ナッ
クル15の内周面に埋まり込む係止片9bを環状あるい
は所定角度置きに形成したり、外周面にスプライン又は
セレーションを設けて、ナックル15を一体的に形成す
ることにより、複列転がり軸受3の外輪9とナックル1
5とをより確実に嵌着させることができる。
断面図および図6の模式図に基づいて説明する。本発明
の実施の第四形態に係る車輪支持構造1は駆動輪側に用
いられており、車軸(駆動シャフト)30が、例えばツ
ェッパタイプ(バーフィールド型)の等速ジョイント3
1を介してハブホイール2に連結され、等速ジョイント
31の外輪31aと一体の軸部32が、ハブホイール2
の中心穴2Aに対してスプライン嵌合されている。
は、駆動シャフトアッセンブリ33を介して車両のデフ
ァレンシャル装置34に連結され、この駆動シャフトア
ッセンブリ33は、駆動シャフト30のアウトボード側
に等速ジョイント31を取付け、車軸30のインボード
側(デファレンシャル装置側)に別の等速ジョイント3
5を取付けた構成である。他の構成は、上記実施の第二
形態と同様であるので省略する。
ョイント31,35は、図6に示すような形態で駆動シ
ャフト30を介してデファレンシャル装置34に対して
連結し、これにより、駆動シャフト30の回転力が、ハ
ブホイール2に取付けられている車輪に伝達される。
4とディスクブレーキロータ7とを鋳造により一体形成
し、複列転がり軸受3の外輪9とナックル15とを鍛造
により一体形成しているので、従来のように、ハブホイ
ール2とディスクブレーキロータ7とを別体で形成し、
複列転がり軸受3の外輪9とナックル15とを別体で形
成してボルトにより接合する場合に比べて、接合部の剛
性を向上させることができる。
ロータ7とを一体形成し、複列転がり軸受3の外輪9と
ナックル15を一体形成することにより、接合用のボル
トが不要になり、従って、部品点数を減少して装置全体
の重量を軽量化することができる。
では、複列転がり軸受3の外輪9とナックル15とを鍛
造により一体的に形成した構成を示したが、これに限定
されるものではなく、例えば、実施の第三形態で示した
ように、外輪9をいったん形成し、その後、ナックル1
5を鋳造によって外輪9に一体形成するように構成して
もよいし、あるいは、ナックル15を形成する際に、同
時に鋳造によって外輪9を一体形成するようにしてもよ
い。
は、車輪を回転自在に支持するためのハブホイールと、
車輪に取付けられるブレーキディスクロータとが一体的
に形成されているので、ハブホイールとブレーキディス
クロータとの連続部分の剛性を向上し得、両者を接合す
るためのボルトなどの部品を省略して装置の軽量化を図
り得るとともに、ブレーキディスクロータの面振れ精度
の確保のためにボルトによる調節を行うことがないの
で、所定の面振れ精度が容易に得られる。
ータとが鋳造により一体的に形成されているので、ハブ
ホイールとブレーキディスクロータとの連続部分の剛性
を向上し得、両者を接合するためのボルトなどの部品を
省略して、装置の軽量化を図り得る。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
を示す拡大断面図である。
断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車輪を回転自在に支持するためのハブホ
イールと、車輪に取付けられるブレーキディスクロータ
とを備え、前記ハブホイールとブレーキディスクロータ
とが一体的に形成されたことを特徴とする車輪支持構
造。 - 【請求項2】 ハブホイールを機械加工により形成し、
このハブホイールをブレーキディスクロータの鋳造金型
内にインサートした状態でブレーキディスクロータを鋳
造することにより、ハブホイールとブレーキディスクロ
ータとが一体化されたことを特徴とする請求項1記載の
車輪支持構造。
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Publications (2)
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2000
- 2000-05-22 JP JP2000149526A patent/JP3954279B2/ja not_active Expired - Fee Related
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