JP2003154801A - 車輪用軸受装置 - Google Patents

車輪用軸受装置

Info

Publication number
JP2003154801A
JP2003154801A JP2001371549A JP2001371549A JP2003154801A JP 2003154801 A JP2003154801 A JP 2003154801A JP 2001371549 A JP2001371549 A JP 2001371549A JP 2001371549 A JP2001371549 A JP 2001371549A JP 2003154801 A JP2003154801 A JP 2003154801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
mounting flange
bearing device
annular groove
hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001371549A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikari Umekida
光 梅木田
Kazunari Yamamoto
一成 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2001371549A priority Critical patent/JP2003154801A/ja
Priority to US10/234,969 priority patent/US7832939B2/en
Priority to DE60237182T priority patent/DE60237182D1/de
Priority to KR1020020052804A priority patent/KR100923722B1/ko
Priority to EP02256100A priority patent/EP1288021B1/en
Priority to EP10167967.8A priority patent/EP2230097B1/en
Priority to CNB021469903A priority patent/CN100443748C/zh
Publication of JP2003154801A publication Critical patent/JP2003154801A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Abstract

(57)【要約】 【課題】車輪用軸受装置のブレーキロータ側面の面振れ
精度向上を図った車輪用軸受装置を提供する。 【解決手段】内方部材1と外方部材10間に複列の転動
体20を収容し、車体に対して車輪を回転自在に支承す
る転がり軸受を有し、前記内方部材1のハブ輪2に車輪
を締結する車輪取付フランジ5を形成する。また、この
車輪取付フランジ5にハブボルト6を包含する所定の幅
を有する環状溝7を形成すると共に、この環状溝7以外
の車輪取付フランジ5の側面5aを、ハブボルト6圧入
後に仕上げ加工した二次切削面とし、ブレーキロータ側
面の面振れ精度向上を図った車輪用軸受装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車輪を
支持する車輪用軸受装置に関するもので、特に、車輪取
付フランジの面振れ精度を高めてブレーキジャダーの発
生を抑制し得る車輪用軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に制動力が優れたディスクブレーキ
が普及してきた反面、このディスクブレーキのロータを
ブレーキパッドにて挟持して制動を行う場合、特に車両
低速走行時に振動が発生し、低周波の不快な騒音を誘発
することがある。こうした現象はブレーキジャダーと呼
ばれ、車両の高性能化、静寂化に伴って、近年、この分
析および改善が新しい技術課題として着目されている。
【0003】ブレーキジャダーの明確なメカニズムはま
だ詳細には解明されてはいないが、その一要因としてブ
レーキロータのパッド摺接面の振れ精度が挙げられてい
る。この振れ精度は、ブレーキロータ単体の振れ精度だ
けでなく、ブレーキロータを取り付ける車輪取付フラン
ジの面振れ精度、転がり軸受のアキシアル振れ等、転走
面の精度、および転がり軸受の組立精度等々が累積して
最終的にブレーキロータ側面の面振れ精度となって現れ
てくる。
【0004】また、近年、低コスト化は言うに及ばず、
燃費向上のために軽量化を追求することにより、車輪用
軸受装置は可及的に余肉が排除されスリム化すること
と、操縦安定性のための、車輪用軸受装置の剛性アップ
といった両者相反する要求を満足しつつ、前述したブレ
ーキロータ側面の面振れ精度対策が講じられている。
【0005】図16は従来の車輪用軸受装置を示し、
(b)は縦断面図で、(a)はその側面図である。な
お、以下の説明では、車両に組み付けた状態で、車両の
外側寄りとなる側をアウトボード側、中央寄り側をイン
ボード側という。
【0006】この車輪用軸受装置は、内方部材50と外
方部材60と複列の転動体70、70とを備えている。
内方部材50は、ハブ輪51と別体の内輪52とからな
り、ハブ輪51のインボード側端部に形成した小径段部
53に内輪52を圧入している。また、ハブ輪51の外
周にアウトボード側転走面51a、内輪52の外周にイ
ンボード側転走面52aをそれぞれ形成している。さら
にハブ輪51は車輪(図示せず)を取り付けるための車
輪取付フランジ54をアウトボード側端部に一体に有
し、この車輪取付フランジ54の円周等配位置には車輪
を固定するためのハブボルト55を植設している。
【0007】一方、外方部材60は、外周に車体(図示
せず)を取り付けるための車体取付フランジ61を有
し、内周に複列の転走面60a、60bを一体に形成し
ている。これら転走面60a、60bと前述した転走面
51a、52a間には保持器71、71で円周等配した
複列の転動体(ボール)70、70をそれぞれ転動自在
に収容している。
【0008】外方部材60の両端にシール62、63を
装着し、外方部材60と内方部材50との環状空間を密
封し、軸受内部に封入した潤滑グリースの漏洩を防止す
ると共に、外部からの雨水やダスト等の侵入を防止して
いる。
【0009】車輪取付フランジ54の側面54aに環状
溝56を形成し、この環状溝56内にボルト穴57を円
周方向等配に穿設している。このボルト穴57にハブボ
ルト55の外径に形成したナール55a部を圧入固定
し、ナット(図示せず)を螺合してブレーキロータ(図
示せず)を介して車輪を締結している。
【0010】環状溝56内にボルト穴57を穿設してい
るため、ハブボルト55の圧入によってボルト穴57周
縁の変形や車輪取付フランジ54の側面54aに発生す
るうねりをこの環状溝56内にとどめることができ、環
状溝56外の側面54aへの影響を抑制している(特開
平7−164809号)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た車輪用軸受装置において、車輪取付フランジ54の側
面54aに環状溝56を形成し、その後にハブボルト5
5を圧入しているため、圧入による変形等を皆無にする
ことは困難で、側面54aの面振れ精度向上には限界が
あった。また、特に、プレス加工によって形成した鋼製
ホイールの場合は、削り加工によって形成したアルミ合
金製ホイールに比べ取付面の精度が悪く、環状溝56の
深さや幅寸法によっては、ナット締結によって車輪取付
フランジ54が傾き、かえってブレーキロータ側面(パ
ッド摺接面)の面振れ精度を悪化させることがあった。
【0012】したがって、単に車輪取付フランジ54の
側面54aに環状溝56を形成し、ボルト穴57をその
環状溝56内に穿設するだけでは、ハブボルト55の圧
入による側面54aへの影響を完全に防止することは難
しく、ブレーキロータ側面の面振れ精度向上に対して幾
つかの改善の余地があった。
【0013】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、車輪用軸受装置の剛性アップを図りつつ、余
肉を排除しスリム化した車輪用軸受装置において、ブレ
ーキロータ側面の面振れ精度向上を図った車輪用軸受装
置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、内方部材と外
方部材間に複列の転動体を収容し、車体に対して車輪を
回転自在に支承する転がり軸受を有し、前記内方部材ま
たは外方部材にブレーキロータを介して車輪を締結する
車輪取付フランジを形成すると共に、この車輪取付フラ
ンジの周方向に沿って複数のハブボルトを植設する車輪
用軸受装置において、前記車輪取付フランジの側面を、
前記ハブボルトを圧入後に切削加工した切削面とした構
成を採用した。
【0015】このようにハブボルト圧入後に車輪取付フ
ランジの側面を研削等によって仕上げ加工するようにし
たので、ハブボルト圧入による側面の面振れ精度への影
響を実質的にゼロに抑制することができる。
【0016】さらに、請求項2に記載の発明のように、
前記車輪取付フランジに前記ハブボルトを包含する所定
の幅を有する環状溝を形成すると共に、この環状溝以外
の前記車輪取付フランジの側面を、前記ハブボルト圧入
後に切削加工した切削面とすれば、簡便な旋削加工でも
仕上げ加工ができ、作業工数削減による低コスト化を図
ることができる。
【0017】また、請求項3に記載の発明のように、前
記車輪のホイールを鋼製とした時、このホイールと前記
ブレーキロータとの接触部のうち、前記ハブボルトのピ
ッチ円直径に対して外径側の接触部よりも小径に、かつ
前記ハブボルトのピッチ円直径に対して内径側の接触部
よりも大径になるように、前記環状溝の幅寸法を設定し
たので、比較的取付部の精度が悪いとされているプレス
成形してなる鋼鈑製のホイールであっても、ブレーキロ
ータ側面の面振れ精度を所望の規定値に抑制することが
できる。
【0018】好ましくは、請求項4に記載の発明のよう
に、前記ハブボルトを前記環状溝内に植設すると共に、
前記ハブボルトの外径から前記環状溝の縁部までの距離
を1mm以上とすることによって、ハブボルト周縁部の
変形を許容すると共に、フランジ側面の仕上げ加工の作
業性を向上することができる。
【0019】さらに好ましくは、請求項5に記載の発明
のように、前記環状溝の深さを、少なくとも0.3mm
とすれば、環状溝の加工バラツキ、およびハブボルト圧
入後の切削バラツキを充分に許容することができる。
【0020】また、請求項6に記載の発明のように、前
記車輪取付フランジの外径側を、車輪側に僅かに突出さ
せることにより、ブレーキロータと車輪取付フランジを
外径側で密着させ、ブレーキロータの変形の自由度を拘
束して、ブレーキロータの面振れを抑制することができ
る。
【0021】また、請求項7に記載の発明のように、前
記車輪取付フランジの側面のうち、前記ブレーキロータ
が接触する側の面振れを20μm以下に規制すれば、ブ
レーキロータ側面の面振れ精度を所望の規定値に抑制す
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る車輪
用軸受装置の実施形態を示し、(b)は縦断面図で、
(a)はその側面図である。
【0023】この車輪用軸受装置は、内方部材1と外方
部材10と複列の転動体20、20とを備えている。内
方部材1は、ハブ輪2と別体の内輪3とからなり、ハブ
輪2のインボード側端部に形成した小径段部4に内輪3
を圧入している。また、ハブ輪2の外周にアウトボード
側転走面2a、内輪3の外周にインボード側転走面3a
をそれぞれ形成している。さらにハブ輪2は車輪(図示
せず)を取り付けるための車輪取付フランジ5をアウト
ボード側端部に一体に有し、この車輪取付フランジ5の
円周等配位置には車輪を固定するためのハブボルト6を
植設している。
【0024】一方、外方部材10は、外周に車体(図示
せず)を取り付けるための車体取付フランジ11を有
し、内周に複列の転走面10a、10bを一体に形成し
ている。これら転走面10a、10bと、前述した転走
面2a、3a間には保持器21、21で円周等配した複
列の転動体(ボール)20、20をそれぞれ転動自在に
収容している。
【0025】外方部材10の両端にシール12、13を
装着し、外方部材10と内方部材1との環状空間を密封
し、軸受内部に封入した潤滑グリースの漏洩を防止する
と共に、外部からの雨水やダスト等の侵入を防止してい
る。
【0026】車輪取付フランジ5の側面5aを旋盤等に
より一次切削し、環状溝7を形成している。この環状溝
7の溝幅中央部にはボルト穴8を円周方向等配に穿設し
ている。さらにハブボルト6の外径に形成したナール6
a部をこのボルト穴8に圧入固定した後、側面5aを旋
盤により二次切削している。二次切削は旋盤に限らず、
フライス盤や研削盤による切削であっても良い。なお、
ボルト穴8は溝幅中央部に必ずしも穿設する必要はな
い。
【0027】図2は、車輪取付フランジ5に形成した環
状溝7部の要部拡大断面図であるが、環状溝7の溝幅寸
法が大きければ、ハブボルト6の圧入後の側面5aにお
ける二次切削の作業性が向上するが、後述するブレーキ
ロータ取付面との接触面積が減少し、ナット締結によっ
て車輪取付フランジ5の変形が拡大して好ましくない。
したがって、ハブボルト6の外径から少なくとも環状溝
7までの寸法を1mmとすれば、ブレーキロータ取付面
との接触面積が大きく減少することはなく、車輪をナッ
トで締結した時の車輪取付フランジ5の変形を抑制し、
ブレーキロータ側面の面振れ精度の悪化を最小限に抑制
できることが判った。また、ハブボルト6の外径から1
mm以上の間隙があれば、旋削バイト等の加工治具Zが
切削時に干渉して作業性を低下させることもない。
【0028】環状溝7を側面5aに形成することによ
り、ハブボルト6の圧入による側面5aへの変形等の影
響を最小限に抑制できると共に、ハブボルト6の圧入
後、さらに側面5aを二次切削すれば、ハブボルト6の
圧入によって増加した側面5aの面振れを可及的に抑制
することができる。
【0029】また、環状溝7を側面5aに形成せずに、
ハブボルト6の圧入後、側面5aをフライス盤、あるい
は研削盤によって二次切削すれば、ハブボルト6の圧入
によって増加した側面5aの面振れを可及的に抑制する
ことができる。
【0030】図3は、車輪取付フランジ5にブレーキロ
ータ30を取付けた状態を示す要部拡大断面図である。
取付け部31が車輪取付フランジ5の側面5aと接触す
る接触面31a、31bを、ハブボルト6のそれぞれ内
外径側に両方に設けることにより、ナット(図示せず)
締結による車輪取付フランジ5の変形を最小限に抑制で
きることが判った。
【0031】図4は、車輪取付フランジ5にブレーキロ
ータ30を取付けた状態を示す要部拡大断面図で、側面
5aにパイロット部5bまで続く環状溝7’を形成して
いる。この場合、取付け部31が車輪取付フランジ5の
側面5aと外径側の接触面31bのみで接触し、内径側
の接触面31aとは接触しない。こうした状態で、ナッ
トを締め付けると、ブレーキロータ30の側面32の面
振れの変化は、図5に示すように、車輪取付フランジ5
の傾きにより大きく変位し、さらに側面32の面振れが
悪化することが判った。
【0032】また、図3に示した状態から、車輪取付フ
ランジ5の外径側を図示しない車輪側に僅かに傾斜等を
させて突出させ、ブレーキロータ30の取付け部31と
車輪取付フランジ5の側面5aを外径側で密着するよう
にすれば、ブレーキロータ30の変形の自由度を拘束し
て、ブレーキロータ30の面振れを抑制することができ
ることも判った。段差は0.1mm以下(傾斜角度で最
大10’)で、これ以上突出させた場合は、前述したよ
うに、車輪取付フランジ5が傾き、ブレーキロータ30
の側面32の面振れは悪化する。
【0033】次に、ブレーキロータ30の側面32の面
振れ測定方法について説明する。図6は、車輪取付フラ
ンジ5にブレーキロータ30を載置し、ナットを締結す
る前の状態、図7はナット締結後の状態を示す。
【0034】図6において、外方部材10の車体取付フ
ランジ11を基台B上に載置し、内方部材1を回転自在
に保持した上に、ブレーキロータ30の取付け部31を
車輪取付フランジ5の側面5aに密着させ、ブレーキロ
ータ30の側面32にダイヤルゲージGの触針を当接さ
せる。ここで、内方部材1を回転させることにより、ブ
レーキロータ30の側面32の面振れを測定することが
できる。
【0035】図7において、ブレーキロータ30の取付
け部31に、ホイールWを密着させ、ハブボルト6にナ
ットNを締結し、同様に、ブレーキロータ30の側面3
2にダイヤルゲージGの触針を当接させた状態で内方部
材1を回転させることにより、ブレーキロータ30の側
面32の面振れを測定することができる。このように、
本出願人は、ナットNの締結前後において、ブレーキロ
ータ30の側面32の面振れに及ぼす影響と要因を種々
の条件で検証した。
【0036】図8は、車輪取付フランジ5にブレーキロ
ータ30とホイールWを取付け、ナット(図示せず)を
締結した状態を示す要部拡大断面図である。ここでホイ
ールWはプレス成形してなる鋼鈑製で、一般的にホイー
ルの剛性アップのため、ハブボルト(図示せず)のピッ
チ円上に凹みWaを設けている。これらの凹みWaによ
って、ホイールWとブレーキロータ30とは全面接触す
るのではなく、円周上に部分接触することになる。一般
的にアルミ合金等からなるホイールは、ブレーキロータ
との接触部を切削面とし面精度は良いが、鋼鈑製ホイー
ルWはブレーキロータとの接触部の面精度が劣り、また
ナット締結によってさらにブレーキロータの側面におけ
る面振れを増加させる。
【0037】こうした鋼鈑製のホイールWにおいても、
このホイールWのブレーキロータ30との接触部のう
ち、ハブボルトのピッチ円直径に対して外径側の接触部
33aよりも小径に、また、ハブボルトのピッチ円直径
に対して内径側の接触部33bよりも大径になるよう
に、すなわち、両接触部33a、33b間に環状溝7が
位置するように環状溝7の幅寸法を設定すれば、ブレー
キロータ30の側面32の面振れを抑制できることが判
った。
【0038】しかし、図9に示すように、環状溝7”が
両接触部33a、33b到達するまで幅広になった場
合、側面5aの接触面積が不足して、ナット締結時に車
輪取付フランジ5の変形を招来させ、ブレーキロータ3
0の側面32の面振れを悪化させることが判った。図1
0、図11はこうした環状溝の溝幅の違いによるブレー
キロータ30の側面32の面振れへの影響を検証した結
果を示すグラフで、図10は、図8で説明したように、
両接触部33a、33b間に環状溝7が位置するように
環状溝7の幅寸法を設定した場合、図11は、図9で説
明したように、環状溝7”が両接触部33a、33b到
達するまで幅広になった場合、それぞれナット締結前後
におけるブレーキロータ30の側面32の面振れを示し
ている。
【0039】図10で判るように、車輪リムWの両接触
部33a、33b間に車輪取付フランジ5の環状溝7が
位置するように環状溝7の幅寸法を設定した場合は、ナ
ット締結により接触部33a、33bの密着度が向上し
て面振れが悪化しない傾向が見られる。
【0040】一方、図11で判るように、環状溝7”が
両接触部33a、33bに到達するまで幅広になった場
合は、ブレーキロータ30の側面32の面振れは悪化す
る傾向が見られる。
【0041】前述した環状溝7の深さは0.3mm以
上、好ましくは0.4〜0.6mmに設定すれば、環状
溝7の加工バラツキ、およびハブボルト6の圧入後の切
削加工バラツキを充分に許容することができる。
【0042】車輪取付フランジ5の側面5aのうち、ブ
レーキロータ30が接触する側の面振れを20μm以下
に規制すれば、ブレーキロータ30の側面32の面振れ
精度を50μm以下に抑制することができる。この側面
32の面振れが50μmを超えると操安性、すなわち、
ブレーキジャダーが顕著になり、通常の運転者に不快感
を生じさせて好ましくない。
【0043】以上本発明を、ハブ輪に別体の内輪を圧入
し、アウトボード側の軸受転走面をハブ輪に、また別体
の内輪にインボード側の軸受転走面をそれぞれ形成した
構造、所謂第3世代構造に適用した実施形態を説明した
が、本発明はこの構造に限らず、図12乃至図15に例
示する構造にも適用できる。
【0044】なお、車輪取付フランジ5の側面5aを、
予めハブボルト6の圧入前に一次切削し、圧入後に二次
切削をする実施形態について説明したが、本発明はこう
した実施形態に限定されるものではなく、例えば、ハブ
ボルト6を圧入する前に、側面5aを粗旋削と中仕上げ
旋削からなる一次切削を行い、ハブボルト6圧入後に、
二次切削(仕上げ旋削)を行っても良い。また、圧入前
に旋削を行わず、鍛造肌のままとし、ハブボルト6圧入
後に二次切削(仕上げ旋削)を行っても良い。
【0045】図12は第1世代と称され、ハブ輪100
と複列のアンギュラ玉軸受200と等速自在継手300
とを備え、ハブ輪100の小径段部101に複列アンギ
ュラ玉軸受200を外嵌し、ハブ輪100の肩部102
と外側継手部材301の肩部302とでこの複列アンギ
ュラ玉軸受200を挟持した状態でユニット化してい
る。
【0046】ハブ輪100と、このハブ輪100にセレ
ーションを介して内嵌した外側継手部材301の軸部3
03とでエンジンからの回転トルクを伝達する。複列ア
ンギュラ玉軸受200は、内周に複列の転走面を一体形
成した外輪201と、一対の内輪202、202と、こ
れら外輪201と内輪202、202間に転動自在に収
容した複列の転動体203、203(ボール)と、これ
ら転動体203、203を円周等配に保持する保持器2
04、204とからなる。外輪201をナックル400
の内径に圧入し、止め輪401によって軸方向に位置決
め固定している。ナックル400の端部にはシール40
2、403を装着し、ナックル400とハブ輪100、
および外側継手部材301との環状空間を密封してい
る。また、外側継手部材301の軸部303に形成した
ねじ部にナット304を螺合し、ハブ輪100と外側継
手部材301とを所定の軸力にて一体結合している。
【0047】図13は第2世代と称される駆動側車輪用
軸受装置を示す。同一部品同一部位には同一の符号を付
け、その詳細な説明を省略する。前述の実施形態と異な
るのは、車体(図示せず)に固定する車体取付フランジ
205を外輪201’の外周に一体形成し、シール20
6、207を外輪201’に装着した点である。
【0048】図14は、図13で示した車輪用軸受装置
の実施形態と同様、第2世代の車輪用軸受装置の実施形
態を示す。異なるのは、従動輪側に本発明を適用した点
である。なお、同一部品同一部位には同一の符号を付
け、その詳細な説明を省略する。この実施形態は外輪回
転式で、車輪(図示せず)を取り付ける車輪取付フラン
ジ209を外輪208の外周に一体形成し、ハブボルト
6を円周等配位置に植設している。
【0049】この車輪取付フランジ209の側面209
aを旋削等で一次切削し、環状溝210を形成してい
る。ハブボルト6を圧入固定後、側面209aを二次切
削している。なお、前述したように、この側面209a
を鍛造にて形成し、ハブボルト6を圧入固定後、切削し
ても良い。
【0050】図15は第4世代と称される駆動側車輪用
軸受装置を示す。同一部品同一部位には同一の符号を付
け、その詳細な説明を省略する。前述の実施形態と異な
るのは、ハブ輪110の外周にアウトボード側の軸受転
走面を、外側継手部材311の肩部312にインボード
側軸受転走面をそれぞれ直接形成している点と、この肩
部312とハブ輪110とを突合せ状態で当接し、外側
継手部材311の軸部313の端部314を外径方向に
加締めてハブ輪110と一体結合している点である。
【0051】こうした第1世代乃至第3世代構造におい
ては、軸受部とハブ輪との嵌合部のミスアライメント等
がハブ輪の車輪取付フランジに累積加算され、そのフラ
ンジ側面の面振れに悪影響を及ぼし、また、例示した第
4世代構造においては、嵌合部のミスアライメント等の
影響は低減されるが、加締によるハブ輪と外側継手部材
との結合によってハブ輪の車輪取付フランジが変形し、
そのフランジ側面の面振れに悪影響を及ぼす恐れがあ
る。したがって、車輪軸受装置を組立た後に、ハブ輪の
車輪取付フランジの側面を二次切削するようにすれば、
さらにフランジ側面の面振れを可及的に抑制することが
できる。
【0052】本発明は、こうした第1世代乃至第4世代
構造において適用が可能であると共に、それぞれの構造
の特徴を失うことなく、車輪取付フランジの面振れ精度
を高めてブレーキジャダーの発生を抑制し得る有効な手
段と言える。
【0053】以上、本発明の実施の形態について説明を
行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定され
るものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実
施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特
許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の
範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更
を含む。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る車輪
用軸受装置は、ハブボルトの圧入固定後に切削(仕上げ
切削)を行って圧入等による車輪取付フランジの面振れ
への影響を抑制し、車輪取付フランジの面振れ精度を高
めてブレーキジャダーの発生を抑制することができる。
また、第1世代乃至第4世代の車輪用軸受装置におい
て、それぞれの特徴を失うことなく、簡単な構成で車輪
取付フランジの面振れ精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係る車輪用軸受装置の実施形態
を示す側面図 (b)同上縦断面図
【図2】本発明に係る車輪用軸受装置の要部拡大断面図
【図3】本発明に係る車輪用軸受装置の要部拡大断面図
【図4】本発明に係る車輪用軸受装置と比較するための
説明用要部拡大断面図
【図5】本発明に係る車輪用軸受装置と比較するための
説明用グラフ
【図6】本発明に係る車輪用軸受装置の面振れ測定方法
を示す縦断面図
【図7】同上
【図8】本発明に係る車輪用軸受装置の他の実施形態に
おける要部拡大断面図
【図9】同上と比較するための説明用要部拡大断面図
【図10】本発明に係る車輪用軸受装置の面振れ測定結
果を示すグラフ
【図11】同上と比較するための説明用グラフ
【図12】本発明に係る車輪用軸受装置の他の実施形態
を示す縦断面図
【図13】同上
【図14】同上
【図15】同上
【図16】(a)従来の車輪用軸受装置を示す側面図 (b)同上縦断面図
【符号の説明】
1・・・・・内方部材 2・・・・・ハブ輪 2a・・・・転走面 3・・・・・内輪 3a・・・・転走面 4・・・・・小径段部 5・・・・・車輪取付フランジ 5a・・・・側面 5b・・・・パイロット部 6・・・・・ハブボルト 6a・・・・ナール 7・・・・・環状溝 7’・・・・環状溝 7”・・・・環状溝 8・・・・・ボルト穴 10・・・・外方部材 10a・・・転走面 10b・・・転走面 11・・・・車体取付フランジ 12・・・・シール 13・・・・シール 20・・・・転動体 21・・・・保持器 30・・・・ブレーキロータ 31・・・・取付け部 31a・・・接触面 31b・・・接触面 32・・・・側面 33a・・・接触部 33b・・・接触部 50・・・・内方部材 51・・・・ハブ輪 51a・・・転走面 52・・・・内輪 52a・・・転走面 53・・・・小径段部 54・・・・車輪取付フランジ 54a・・・側面 55・・・・ハブボルト 55a・・・ナール 56・・・・環状溝 57・・・・ボルト穴 60・・・・外方部材 60a・・・転走面 60b・・・転走面 61・・・・車体取付フランジ 62・・・・シール 63・・・・シール 70・・・・転動体 71・・・・保持器 100・・・ハブ輪 101・・・小径段部 102・・・肩部 110・・・ハブ輪 200・・・複列アンギュラ玉軸受 200’・・複列アンギュラ玉軸受 201・・・外輪 201’・・外輪 202・・・内輪 203・・・転動体 204・・・保持器 205・・・車体取付フランジ 206・・・シール 207・・・シール 208・・・外輪 209・・・車輪取付フランジ 209a・・側面 210・・・環状溝 300・・・等速自在継手 301・・・外側継手部材 302・・・肩部 303・・・軸部 304・・・ナット 310・・・等速自在継手 311・・・外側継手部材 312・・・肩部 313・・・軸部 314・・・端部 400・・・ナックル 401・・・止め輪 402・・・シール 403・・・シール B・・・・・基台 G・・・・・ダイヤルゲージ N・・・・・ナット W・・・・・ホイール Wa・・・・凹み Z・・・・・加工治具

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内方部材と外方部材間に複列の転動体を収
    容し、車体に対して車輪を回転自在に支承する転がり軸
    受を有し、前記内方部材または外方部材にブレーキロー
    タを介して車輪を締結する車輪取付フランジを形成する
    と共に、この車輪取付フランジの周方向に沿って複数の
    ハブボルトを植設する車輪用軸受装置において、 前記車輪取付フランジの側面を、前記ハブボルトを圧入
    後に切削加工した切削面としたことを特徴とする車輪用
    軸受装置。
  2. 【請求項2】前記車輪取付フランジに前記ハブボルトを
    包含する所定の幅を有する環状溝を形成すると共に、こ
    の環状溝以外の前記車輪取付フランジの側面を、前記ハ
    ブボルト圧入後に切削加工した切削面とした請求項1に
    記載の車輪用軸受装置。
  3. 【請求項3】前記車輪のホイールを鋼製とした時、この
    ホイールと前記ブレーキロータとの接触部のうち、前記
    ハブボルトのピッチ円直径に対して外径側の接触部より
    も小径に、かつ前記ハブボルトのピッチ円直径に対して
    内径側の接触部よりも大径になるように、前記環状溝の
    幅寸法を設定した請求項2に記載の車輪用軸受装置。
  4. 【請求項4】前記ハブボルトを前記環状溝内に植設する
    と共に、前記ハブボルトの外径から前記環状溝の縁部ま
    での距離を1mm以上とした請求項2または3に記載の
    車輪用軸受装置。
  5. 【請求項5】前記環状溝の深さを、少なくとも0.3m
    mとした請求項2乃至4いずれかに記載の車輪用軸受装
    置。
  6. 【請求項6】前記車輪取付フランジの外径側を、車輪側
    に僅かに突出させた請求項1乃至5いずれかに記載の車
    輪用軸受装置。
  7. 【請求項7】前記車輪取付フランジの側面のうち、前記
    ブレーキロータが接触する側の面振れを20μm以下に
    規制した請求項1乃至6いずれかに記載の車輪用軸受装
    置。
JP2001371549A 2001-09-04 2001-12-05 車輪用軸受装置 Pending JP2003154801A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001371549A JP2003154801A (ja) 2001-09-04 2001-12-05 車輪用軸受装置
US10/234,969 US7832939B2 (en) 2001-09-04 2002-09-03 Bearing apparatus for a wheel
DE60237182T DE60237182D1 (de) 2001-09-04 2002-09-03 Lagervorrichtung für ein Rad
KR1020020052804A KR100923722B1 (ko) 2001-09-04 2002-09-03 차바퀴용 베어링장치
EP02256100A EP1288021B1 (en) 2001-09-04 2002-09-03 A bearing apparatus for wheel
EP10167967.8A EP2230097B1 (en) 2001-09-04 2002-09-03 A bearing apparatus for a wheel
CNB021469903A CN100443748C (zh) 2001-09-04 2002-09-03 车轮用轴承装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001267450 2001-09-04
JP2001-267450 2001-09-04
JP2001371549A JP2003154801A (ja) 2001-09-04 2001-12-05 車輪用軸受装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007031876A Division JP2007176485A (ja) 2001-09-04 2007-02-13 車輪用軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003154801A true JP2003154801A (ja) 2003-05-27

Family

ID=26621633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001371549A Pending JP2003154801A (ja) 2001-09-04 2001-12-05 車輪用軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003154801A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006052816A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP2007223520A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Ntn Corp 車輪用軸受装置の製造方法
JP2008006848A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Ntn Corp ブレーキロータ付き車輪用軸受装置およびその製造方法
JP2008049933A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Ntn Corp 車輪用軸受装置
WO2010010882A1 (ja) * 2008-07-22 2010-01-28 株式会社ジェイテクト ハブユニットのフランジ面振れ測定治具及び面振れ測定方法
JP2012097817A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Ntn Corp 車輪用軸受装置
EP2767411A1 (en) * 2013-02-15 2014-08-20 Jtekt Corporation Method for manufacturing hub ring and method for manufacturing vehicle bearing apparatus
JP2017024453A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 Ntn株式会社 車輪用軸受装置
CN113748026A (zh) * 2019-04-23 2021-12-03 奥迪股份公司 用于机动车的车轮轴承组件

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006052816A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Ntn Corp 車輪用軸受装置
US7311363B2 (en) 2004-08-16 2007-12-25 Ntn Corporation Bearing apparatus for a wheel of vehicle
JP4484104B2 (ja) * 2004-08-16 2010-06-16 Ntn株式会社 車輪用軸受装置
JP2007223520A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Ntn Corp 車輪用軸受装置の製造方法
JP2008006848A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Ntn Corp ブレーキロータ付き車輪用軸受装置およびその製造方法
JP2008049933A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP2010025796A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Jtekt Corp ハブユニットのフランジ面振れ測定治具及び面振れ測定方法
WO2010010882A1 (ja) * 2008-07-22 2010-01-28 株式会社ジェイテクト ハブユニットのフランジ面振れ測定治具及び面振れ測定方法
US8307561B2 (en) 2008-07-22 2012-11-13 Jtekt Corporation Jig and method for measuring runout of flange surface of hub unit
JP2012097817A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Ntn Corp 車輪用軸受装置
EP2767411A1 (en) * 2013-02-15 2014-08-20 Jtekt Corporation Method for manufacturing hub ring and method for manufacturing vehicle bearing apparatus
US10207537B2 (en) 2013-02-15 2019-02-19 Jtekt Corporation Method for manufacturing hub ring and method for manufacturing vehicle bearing apparatus
JP2017024453A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 Ntn株式会社 車輪用軸受装置
US10316893B2 (en) 2015-07-16 2019-06-11 Ntn Corporation Wheel bearing apparatus
CN113748026A (zh) * 2019-04-23 2021-12-03 奥迪股份公司 用于机动车的车轮轴承组件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101037742B1 (ko) 자동차의 휠베어링 조립체를 제조하는 방법
US6672679B2 (en) Bearing unit for wheel and method of manufacturing the same
US20060033381A1 (en) Bearing apparatus for a wheel of vehicle
EP2230097B1 (en) A bearing apparatus for a wheel
JP4306903B2 (ja) 車輪軸受装置
JP2003154801A (ja) 車輪用軸受装置
JP5030082B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP2002347402A (ja) 車輪用軸受ユニットとその製造方法
JP2007176485A (ja) 車輪用軸受装置
JP4289810B2 (ja) 駆動車輪用軸受装置
JP4781716B2 (ja) 車輪用軸受装置の製造方法
JP2007045306A (ja) 車輪軸受装置の加工方法
US20070204461A1 (en) Method of manufacturing bearing device for a wheel
JP4439334B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP4554467B2 (ja) ブレーキロータ付き車輪軸受装置の加工方法
JP2005335455A (ja) 車輪用軸受装置
JP2002370104A (ja) 車輪用軸受ユニットとその製造方法
JP2005289147A (ja) 車輪用軸受装置
JP2007223563A (ja) 車輪用軸受装置
JP2017047716A (ja) 車輪用軸受装置
JP2003240029A (ja) 車輪用軸受ユニットとその製造方法
JP2005306290A (ja) ブレーキロータ付き車輪用軸受装置
JP2007253680A (ja) 車輪用軸受装置
JP2008006848A (ja) ブレーキロータ付き車輪用軸受装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060912

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070213

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070216

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070309