JP2000299147A - 電気伝導媒体の接続方法 - Google Patents
電気伝導媒体の接続方法Info
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Abstract
に接続する方法を提供すること。 【解決手段】 導電性素線2と絶縁性素線3,4とを織
って構成された布状の電気伝導媒体1,1’同士の接続
方法であって、両電気伝導媒体1,1’の導電性素線
2,2’同士を対向させた状態で接続用絶縁糸6,7に
よって電気伝導体媒体1,1’同士を縫い合わせて、導
電性素線2,2’同士を圧接させたことを特徴とする。
Description
性素線とを織って構成された布状の電気伝導媒体に属す
る。
て成る異方性導電布が存在する(例えば、実開平5−9
0833号公報、特開平7−326225号公報参
照)。この異方性導電布は、例えば、2枚の重ねられた
プリント基板の間に介在して、これらの厚さ方向で、こ
れらに狭ピッチで配列された電極同士を接続するように
成っている。このように、従来、異方性導電布は、相対
向する導体同士の間に介在し、これらをその対向方向で
局部的に電気的に接続するために用いられていた。
続に用いるのではなく、ケーブル等の用途と同様に、電
気伝導媒体として用いることが検討されている。
導媒体として用いる場合、例えば、その長手方向の一端
をプリント基板の電極に半田付けし、他端を他のプリン
ト基板の電極に半田付けするようにするのが一般的な使
い方である。
電布を電気伝導媒体として用いる場合、その両端を半田
付け、溶接等によって電気回路等に永久接続するのが一
般的である。このように、布状の電気伝導媒体を用いて
電気回路同士を永久接続した場合において、電気回路同
士を離脱する必要が生じた場合、布状の電気伝導媒体を
電気回路から離脱しなければならないが、この場合、二
つの電気回路の内のどちらか一方或いは両方が使用不能
となることが考えられる。
布状の電気伝導媒体の一端にそれぞれ電気回路を接続
し、これらの電気伝導媒体の他端同士を接続することに
よって電気回路同士を電気的に接続し、これらの電気回
路同士を切り離す必要が生じた場合、電気伝導媒体の他
端で切り離せば良い。
脱自在に電気的に接続する方法としては、半田付けが考
えられる。しかしながら、この場合、狭ピッチで配置さ
れた導電性素線を正確に半田付けするには、予め導電性
素線に半田メッキを施す必要が有り、また、一度半田付
けした部分を離脱し、再度、導電性素線の半田メッキで
半田付けをすると、この半田で導電性素線同士が短絡す
る危険性が非常に高くなり、更に、何度も繰り返して、
半田付けを行うことができないと言った問題がある。
伝導媒体同士を離脱自在に電気的に接続する方法が確立
していなかった。
導媒体同士を離脱自在に電気的に接続する方法を提供す
ることにある。
れば、導電性素線と絶縁性素線とを織って構成された布
状の電気伝導媒体同士の接続方法であって、前記両電気
伝導媒体の導電性素線同士を対向させた状態で接続用絶
縁糸によって前記電気伝導体媒体同士を縫い合わせて、
前記導電性素線同士を圧接させたことを特徴とする電気
伝導媒体の接続方法が得られる。
絶縁糸が、前記導電性素線の長手方向と実質的に直交す
る方向で前記両電気伝導媒体に縫い込まれていることを
特徴とする請求項1記載の電気伝導媒体の接続方法が得
られる。
絶縁糸として、弾性を有する接続用絶縁糸が用いられて
いることを特徴とする請求項1又は2記載の電気伝導媒
体の接続方法が得られる。
至3のいずれか一つの請求項に記載の電気伝導媒体の接
続方法により互いに接続された電気伝導媒体同士の接続
状態を維持する接続維持手段であって、前記接続用絶縁
糸に張力を与えることを特徴とする接続維持手段が得ら
れる。
て説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る電気
伝導媒体の接続方法の概念を示し、(a)は要部の斜視
図、(b)は(a)に示すA面での断面図、図2は図1
に示す電気伝導媒体の接続前の状態の斜視図、図3は図
1に示す電気伝導媒体を示し、(a)は外被覆を省略し
た平面図、(b)は(a)のB−B線での断面図、
(c)は(a)のC−C線での断面図、図4は図1に示
す電気伝導媒体の接続状態を接続維持具より維持した状
態の断面図である。
2枚布状の電気伝導媒体1,1’同士を離脱自在に接続
する方法である。図1において、上方に配置された電気
伝導媒体1と下方に配置された電気伝導媒体1’とは、
同構成であるので、電気伝導媒体1の構成についてのみ
説明する。
に、縦糸である導電性素線2及び絶縁性素線3と、横糸
である絶縁性素線4とから成る。導電性素線2と絶縁性
素線3は、交互に配置されており、これらの縦糸と、横
糸の絶縁性素線4とを布状に織り込むことにより、電気
伝導媒体1が構成されている。この電気伝導媒体1は、
図2に示すように、合成樹脂から成る外被覆5によって
覆われている。
ミ、アルミ合金等の金属から成る導電線の他、カーボン
等から成る導電線が適する。
植物性繊維、ガラス繊維、合成繊維、樹脂のモノフィラ
メント等が適する。
同士を接続するには、先ず、図2に示すように、外被覆
5の一端部を切り取って、電気伝導媒体1の一端部を露
出させ、更に、この電気伝導媒体1の露出部分の絶縁性
素線(横糸)4を全て抜き取る。同様に、外被覆5’の
一端部を切り取って、電気伝導媒体1’の一端部を露出
させ、更に、この電気伝導媒体1’の露出部分の絶縁性
素線(横糸)4’を全て抜き取る。
の導電性素線2,2’同士、絶縁性素線3,3’同士を
それぞれ対向させ、図2に示す状態にする。
縁糸6,7を、導電性素線2,2’の長手方向と直交す
る方向に沿って、両電気伝導媒体1,1’にジグザグに
縫い込む。この際、2本の接続用絶縁糸6,7は、導電
性素線2,2’と絶縁性素線3,3’の間を通り且つこ
こで互いに交差するように、両電気伝導媒体1,1’に
縫い込むようにする。この接続用絶縁糸6,7として
は、麻、木綿等の植物性の糸、合成樹脂から成る糸、ゴ
ムから成る糸等が適する。
張り、この接続用絶縁糸時6,7によって、導電性素線
1,1’同士を圧接させる。
態を維持するために、接続用絶縁糸6,7の両端部を、
テンションメンバ(接続維持手段)8に保持させる。こ
のテンションメンバ8は、弾性材料から成り、接続用絶
縁糸6,7の両端部を保持し、この接続用絶縁糸6,7
に張力を与えるもである。
接続用絶縁糸6,7によって圧接させられ、電気伝導媒
体1,1’同士が電気的に接続される。
1’同士を離脱させる場合は、テンションメンバ8から
接続用絶縁糸6,7を外し、この接続用絶縁糸6,7を
電気伝導媒体1,1’から引き抜けば、電気伝導媒体
1,1’同士を離脱させることができる。
の長手方向と直交する方向に沿って接続用絶縁糸6,7
を電気伝導媒体1,1’に縫い込んだが、接続用絶縁糸
の縫込み方向は、電気伝導媒体同士が互いに接合されよ
うに縫い込めば良いので、特に、接続用絶縁糸の電気伝
導媒体に対する縫込み方向は、特に限定されない。
(接続維持手段)8を用いて接続用絶縁糸6,7に張力
を与えるようにしたが、必ずしも、接続維持手段を用い
る必要は無く、例えば、接続用絶縁糸6,7の両端部の
結び目が電気伝導媒体1,1’の両側縁に圧接するよう
に、接続用絶縁糸6,7の両端部をきつく結べば、導電
性素線2,2’同士を圧接させることができる。特に、
接続用絶縁糸として、弾性を有する接続用絶縁糸を用い
られば、確実に、導電性素線同士を圧接させることがで
きる。
伝導媒体の接続方法により接続された電気伝導媒体の断
面図である。図5を参照して、本実施形態は、第1の実
施形態と略同構成であるので、第1の実施形態と同構成
の部分については第1の実施形態と同じ参照番号を付し
てその説明を省略し、第1の実施形態と構成の異なる部
分についてのみ説明する。
上糸(接続用絶縁糸6)と、下糸(接続用絶縁糸7)に
明確に分かれており、上糸の接続用絶縁糸6は、導電性
素線是2,2’と絶縁性素線3,3’の間を通るよう
に、ジグザグに電気伝導媒体1,1’に縫い込まれてい
るが、この接続用絶縁糸6を縫い込む際に、接続用絶縁
糸6の谷の部分で、横糸の接続用絶縁糸7を抱き込むよ
うに成っている。即ち、ミシンで行われる縫合と同様な
縫い方に成っている。
伝導媒体の接続方法により接続された電気伝導媒体の断
面図である。図6を参照して、本実施形態は、第1の実
施形態と略同構成であるので、第1の実施形態と同構成
の部分については第1の実施形態と同じ参照番号を付し
てその説明を省略し、第1の実施形態と構成の異なる部
分についてのみ説明する。
1’の露出部分の絶縁性素線(横糸)4を取り除いた
が、本実施形態では、電気伝導媒体1,1’の露出部分
の絶縁性素線4を取り除かないで、そのまま、この露出
部分に接続用絶縁糸6,7を縫い込んで、両電気伝導媒
体1,1’を接続している。
ば、電気伝導媒体同士を簡単に接続することができ、ま
た、互いに接続された電気伝導媒体同士を簡単に離脱さ
せることができ、しかも、何度でも接続、離脱を繰り返
すことができる。
媒体の接続方法の概念を示し、(a)は要部の斜視図、
(b)は(a)に示すA面での断面図である。
の斜視図である。
は外被覆を省略した平面図、(b)は(a)のB−B線
での断面図、(c)は(a)のC−C線での断面図であ
る。
続維持具より維持した状態の断面図である。
媒体の接続方法により接続された電気伝導媒体の断面図
である。
媒体の接続方法により接続された電気伝導媒体の断面図
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 導電性素線と絶縁性素線とを織って構成
された布状の電気伝導媒体同士の接続方法であって、前
記両電気伝導媒体の導電性素線同士を対向させた状態で
接続用絶縁糸によって前記電気伝導体媒体同士を縫い合
わせて、前記導電性素線同士を圧接させたことを特徴と
する電気伝導媒体の接続方法。 - 【請求項2】 前記接続用絶縁糸が、前記導電性素線の
長手方向と実質的に直交する方向で前記両電気伝導媒体
に縫い込まれていることを特徴とする請求項1記載の電
気伝導媒体の接続方法。 - 【請求項3】 前記接続用絶縁糸として、弾性を有する
接続用絶縁糸が用いられていることを特徴とする請求項
1又は2記載の電気伝導媒体の接続方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一つの請求項
に記載の電気伝導媒体の接続方法により互いに接続され
た電気伝導媒体同士の接続状態を維持する接続維持手段
であって、前記接続用絶縁糸に張力を与えることを特徴
とする接続維持手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10749299A JP3543262B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 電気伝導媒体の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10749299A JP3543262B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 電気伝導媒体の接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000299147A true JP2000299147A (ja) | 2000-10-24 |
JP3543262B2 JP3543262B2 (ja) | 2004-07-14 |
Family
ID=14460592
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP10749299A Expired - Fee Related JP3543262B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 電気伝導媒体の接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3543262B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102262929A (zh) * | 2010-05-31 | 2011-11-30 | 日立电线精密技术株式会社 | 扁平电缆 |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP10749299A patent/JP3543262B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102262929A (zh) * | 2010-05-31 | 2011-11-30 | 日立电线精密技术株式会社 | 扁平电缆 |
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