JPH0620316Y2 - リ−ド線接続端子付織物状発熱体 - Google Patents

リ−ド線接続端子付織物状発熱体

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JPH0620316Y2
JPH0620316Y2 JP1987100056U JP10005687U JPH0620316Y2 JP H0620316 Y2 JPH0620316 Y2 JP H0620316Y2 JP 1987100056 U JP1987100056 U JP 1987100056U JP 10005687 U JP10005687 U JP 10005687U JP H0620316 Y2 JPH0620316 Y2 JP H0620316Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、織物状発熱体の各発熱線に電気を供給する電
極部にリード線を接続する端子を、製織によって形成さ
せた布帛状の発熱体に関するものである。
〔従来技術〕
従来から電気毛布、電気カーペット等の面状発熱体が普
及し一般に使用されているが、これらの従来の面状発熱
体は、例えば、シート、布帛等に可撓性の合成樹脂バイ
ンダーにカーボン粒子を分散させたものを塗布して発熱
層を形成し、これに電極線を接着又は縫い付け等によっ
て固着したもの、又は芯地に金属抵抗体から成る発熱線
を蛇行させて配置したものなどが使用されている。しか
しながら、前者はシート、布帛等がカーボン粒子を分散
させた樹脂層のため柔軟性が失なわれ用途が限定され、
又後者は労働集約的な製造手段となり生産性が低くコス
トが掛るという欠点がある。
ところで、本考案者らは、さきに糸条のように柔軟であ
り、耐摩耗性、耐屈曲性などの機械的強度に優れ、容易
に織物ないし編物とすることができる糸状発熱体を発明
し、特願昭60-240351号、特願昭60-240352号、特願昭60
-240353号及び特願昭60-240354号として特許出願してい
る。この糸状発熱体は、芯に糸条を使用し、その周囲に
カーボン、金属などの導電性粒子を合成樹脂バインダー
に分散させた導電層を被覆して発熱層を形成させたもの
である。この糸状発熱体から得た織物ないし編物は、布
帛特有の柔軟性を有し、繰返し折り畳むことのできる面
状発熱体を能率よく生産することができるなどの優れた
性質があるので、各種の用途開発が行われている。
このような製織可能な発熱線を用いて織物状発熱体とす
るには、通常、発熱線のほかに電極線、非導電性糸条が
使用される。即ち、前記電極線は、単位面積当りの要求
発熱量、発熱線の定格電流値、単位長さ当りの抵抗値、
使用電源電圧など予め与えられる各種の条件に適合する
ように発熱線を並列接続する必要がある。そのために、
発熱線と交叉させ、且つ各発熱線の間隔を保つために非
導電性糸条を発熱線の間に織り込むことが行われる。そ
して製織後、発熱体の表面を電気絶縁するために可撓性
の合成樹脂等で被覆することが通常行われる。
かかる織物状発熱体を電源に接続するためのリード線を
接続するには、織り組織の中から前記電極線を取り出す
必要がある。しかも通常は、生産能率を高めるために長
尺の織り組織の表面に連続して絶縁性合成樹脂フィルム
からなる絶縁被覆層を一体的に積層し、リード線接続部
で切り分けた後で電極線にリード線を接続することとな
るので、特公昭39−27933号公報、実公昭51−689号公
報、特開昭59−86179号公報等に提案されている面発熱
体のように、リード線を取付ける部位の織り組織から除
外した電極線が織物の表面に露出していると、この織物
の表面に一体的に積層する絶縁被覆層が電極線の表面を
も被覆してしまい、その部分の絶縁被覆層を剥がして電
極線を取り出すことが必要となり、極めて能率の悪い作
業となる。その上、電極線や他の織り糸を傷付けないよ
うに作業する必要があるなどの問題があり、生産性の高
いリード線取付け手段の開発が要望されていた。
〔考案の目的〕
本考案は、以上の問題を解決するために成されたもので
あって、布帛状の面状発熱体に織り込まれた電極線に容
易にリード線を接続できる端子部を備えた織物状発熱体
を提供することを目的としている。
〔考案の構成〕
以上の目的を達成するための本考案に係るリード線接続
端子付織物状発熱体の構成は、所定の位置に配された電
極線と非導電性糸条とからなる経糸と、非導電性糸条か
らなる緯糸の間に間隔を置いて発熱線からなる緯糸が織
り込まれた織物であって、電源接続用リード線を取付け
る部位の織り組織から電極線を除外し、且つこの部位の
非導電性糸条の緯糸を該電極線の上及び下に振分けて配
してなる発熱性織物と、この織物の表面に絶縁性合成樹
脂フィルムを積層したことを特徴とするものである。
即ち、本考案によれば、リード線を接続する部位の電極
線を織り組織から除外し、この部位の非導電性糸条の緯
糸を電極線の上下に振り分けて、この電極線を囲むよう
にして覆うことによって非導電性糸条を一種の離型層と
して形成しているので、前記電極線が織物の表面に露出
することがなく、従って、この織物の表面に一体的に積
層する絶縁性合成樹脂フィルムからなる絶縁被覆層が電
極線をも接着することを防止するように作用する。
本考案は各種の態様によって実施することができる。例
えば、 (1)電極線を織り組織から除外する部分の緯糸と交叉す
る全部の経糸を、例えば交互に2分し、その1群の経糸
を前記電極線の上に配した緯糸と製織し、他の1群を下
に配した緯糸と製織してこの部分を2重織りとすること
により、電極線を2枚の織物の間に配するようにする。
(2)電極線を織り組織から除外する部分の緯糸を電極線
の上下に配する際に、この部分だけそうこうを1回交叉
させる毎に2本の緯糸を使用して電極線の上下に配され
る緯糸密度を増加させるようにする。
(3)電極線の間に非導電性糸条の経糸を、飛び飛び又は
交互に配し、この経糸と、電極線の上下に配する前記緯
糸とを前記(1)と同様に2重織りとする。このようにす
ると、電極部の上下にも織物が2重にできるので、電極
部と被覆膜との遮断性を更に高めることができる。
本考案に使用し得る発熱線としては、金属抵抗線、前記
説明の糸状発熱体、その他の線状なしいリボン状の導電
体を適宜使用することができる。
本考案の織物状発熱体表面の絶縁被覆層の形成手段は、
加熱による絶縁性合成樹脂フィルムの接合等の既知手段
を用いることができる。
〔実施例〕
以下図面と対照して前記説明の糸状発熱体を発熱線とし
て用いた実施例により本考案を具体的に説明する。
本実施例の織物状発熱体は、従来の織機を用いて通常の
織物と同様に長尺物に製織し、その後切り分けて使用す
るようにしている。したがって、本実施例の発熱体は、
いずれもリード線接続部位は所定の間隔で予め定めた位
置に織り、このリード線接続部から切り分けて使用す
る。
まず第3図によって本実施例の織物状発熱体の全体的構
成を説明する。図において、織物状発熱体1は、発熱部
2とリード線接続部3とからなるものであり、経糸は、
例えば、スズ鍍金などの防錆処理をした銅線から成る電
極線4と、例えばポリエステル繊維から成る非導電性糸
条5とを使用している。そして、前記発熱部2の緯糸
は、後で説明する糸状発熱体から成る発熱線6と、例え
ばポリエステル繊維から成る非導電性糸条7とを使用し
て、通常の平織り状に製織したものである。
又、リード線接続部3の緯糸には前記の非導電性糸条7
を使用し、発熱線6を使用しないで前記本考案に定義す
る織り組織によって実施した。このリード線接続部3の
電極線4の上下(表裏)は、非導電性糸条7で覆われて
いる。なお図の81,82は前記発熱部2とリード線接続
部3との境界線を示している。
次に第1図及び第2図によって、実施例1の詳細を説明
する。第1図は、第3図のI−I線矢視断面図、また第
2図は、第3図のII−II線矢視断面図であり、いずれも
説明を容易にするために模型的に画いたものである。
第2図は、織物の織り進み順に配された緯糸71,62
3…7m…に、順次非導電性糸条からなる経糸(以下誤
解のおそれのないときは「経糸」という)51及びその
向う側の52とで通常の平織り状に織ったもので、発熱
部2とリード線接続部3との織り方は図のとおり同じで
ある。
これに対し、第1図に示す電極線4の部分では、発熱部
2の織り方は第2図と変らないが、リード線接続部3で
は、非導電性糸条(以下誤解のおそれのないときは「緯
糸」という)7から成る緯糸は、電極線4と交叉させず
に電極線4の上(76,78,…)と下(77,79…)と
交互に振り分けて配されている。図では、このリード線
接続部3の各緯糸7は、互いに間隔が開いて画かれてい
るが、実際にはもっと目が詰った状態に製織することが
できるので、図示されていない絶縁被覆が電極線4に接
触させないようにすることができる。
次に製織手段を第1図によって説明すると、緯糸75
おさで打ち付けた後、電極線41と42とを共に杼の通路
の下側となるように誘導して緯糸76を通し、次いで電
極線41と42とを共に杼の通路の上となるように誘導
し、緯糸77を通す。この操作を順次繰り返し、緯糸7m
を通した後は元のとおり電極線41,42がそれぞれ交叉
するようにそうこうを操作する。このようにすると、緯
糸7が電極線4と織ることができず、第1図のリード線
接続部3のように電極線4の上下に緯糸7を配置するこ
とができる。
第4図は、このようにして得た織物状発熱体1の両面
に、例えばポリエチレンなどのフィルムを貼り付けた絶
縁被覆層10を設け、第3図の81と82との中間から切
り分けた様子を示したものである。図においてリード線
接続部3の電極線4の上下(表裏)には図示されていな
い緯糸があるので、これに前記被覆層10が接着して袋
状となり、電極線4と絶縁層10とは接着していない。
したがって、図示されていないリード線を容易に取付け
ることができ、リード線接続作業能率を飛躍的に向上さ
せることができる。
第5図及び第6図は、第1図の変形例(実施例2)を示
す図である。第5図に示すように境界線81及び82の間
にあるリード線接続部3は、緯糸の数を2倍にして実施
したものである。即ち、第5図に示すように電極線4の
部分では、緯糸75と電極線41,42とを織り、次いで
電極線41,42を交叉させずに共に下に誘導して緯糸7
6を電極線41,42と織らずに通し、次いで、電極線
1,42を共に上に誘導して緯糸7′6を通す。
この間、第6図に示すように、発熱部の経糸51,52
緯糸75と交叉させた後そうこうを交叉させたままとし
て、緯糸76,7′6を通してから緯糸と交叉させ、2本
の緯糸76,7′6を束ねるように製織する。この操作を
mを通し経糸51,52とを第6図のように織るまで繰
り返したのち元の織り方に戻す。
リード線接続部3について第1図と第5図との比較から
理解できるように、実施例2では電極線4を覆う緯糸7
の密度が2倍となるので、被覆層10と電極線4との遮
断をより確実にすることができる。
次に第7図〜第9図によって実施例1の別の変形例(実
施例3)について説明する。実施例3は、実施例1の発
熱部2を第7図に示すように2重織りとして、リード線
接続部3全体が上下2層に分れるように製織したもので
ある。図の11はリード線、12は電極線4とリード線
11とを接続するかしめ部材であり、リード線取付けの
様子を例示的に示したものである。
以下第8図及び第9図によって第7図に示すように製織
する手段を説明する。
図はいずれも第3図のII−II線矢視図に相当する部分を
表すものであり、I−I線矢視図に相当する部分は第1
図と同様に製織している。図は手前から見た状態を示し
ており、経糸51,52(以上第8図),53,54(以上
第9図)の各サフィックス番号の順に向う側に配置され
ている状態を示している。経糸51,52では、緯糸76
をおさで打ち付けた後、経糸51と52とを交叉させず杼
の通路の上側となるように誘導して緯糸77を通し、次
の緯糸78を通すときは経糸51と52とを交叉させて通
常の織り操作を行うようにし、次いで緯糸79を通す際
は又経糸51と52とを一緒に杼の通路の上となるように
誘導する。この操作を順次繰り返して緯糸7nを通した
後、元のとおりの織り操作に戻るようにしたものであ
る。
第9図は、第8図とは逆に緯糸76,78…を織り組織か
ら外し、経糸53,54と緯糸77,79,…とで織物とし
ている。このようにして、境界線81と82との間では、
間に電極線4を挾んで、緯糸76,78…による織物A
と、緯糸77,79…による織物Bとが2重となった発熱
体1が得られる。この発熱体1を境界線81と82との間
で切り分けると第7図に示すようなリード線接続部3全
体を開くことのできる織物とすることができる。
以上に説明した実施例1〜3では、リード線接続部3の
電極線4を覆う緯糸7は、いずれも緯糸だけをすだれ状
に配したものであったが、この部分の緯糸も織物状とし
た実施例4を第10図によって説明する。図は第3図の
I−I線矢視図に相当する電極線4の部分の断面図であ
る。図において、電極線41,42は、前記第1図と同様
であるが、その手前に非導電性糸条から成る経糸55
6を配しており、電極線41,42の向う側には同様の
経糸57,58を配したものである。
即ち実施例4の電極線4と非導電性糸条5とを交互に配
した経糸から成っているものであり、製織に際し、経糸
5,56は第8図と同様に、経糸57,58は第9図と同
様に、それぞれ電極線41,42を除外して織ることによ
り第10図のような織り構造のものとすることができ
る。
そして、電極線4部分以外を第8図,第9図のように製
織すると、実施例4の織物状発熱体1は、第7図のよう
に織物A,Bの間に電極線4を配した2重織物とするこ
とができる。ただし、リード線接続部3の電極線4の上
下の緯糸5は、実施例2ではすだれ状になっているのに
対し、実施例4では織物状になっており被覆層10が電
極線4に接着する遮断能がよく高くなっている点が相異
している。実施例4の方法は、特に電流容量が大きく電
極部の幅が広い場合に適している。
以上説明した電極部の織り構造と、電極部の間の織り構
造とは、前記説明の組合せに限定されず適宜変更した組
合せとすることができる。又、本考案の緯糸の振り分け
方は、前記実施例のように交互に行うものに限定され
ず、適宜実際に則して変形することができる。
以上のようにして得られた面状発熱体を被覆する樹脂と
しては、例えば、シリコン樹脂、ナイロン樹脂、ポリオ
レフィン樹脂、塩化ビニル樹脂などの可撓性合成樹脂を
適宜使用することができる。
上述したように本考案の何れの実施例においても、リー
ド線11を接続する部位の電極線4を織り組織から除外
し、この部位の非導電性糸条7の緯糸を電極線4の上下
に振り分けて、この電極線4を囲むようにして覆ってい
るので、非導電性糸条7が一種の離型層を形成すること
になり、前記電極線4が織物の表面に露出することがな
く、この織物の表面に一体的に積層する絶縁被覆層10が
電極線4をも被覆してしまうことを防止する。
次に発熱線として使用できる前記糸条発熱体について以
下に概要を説明する。
第11図は糸状発熱体6の概要を示す斜視図である。図
において、糸状発熱体6は、芯糸15の周囲に可撓性の
合成樹脂から成るバインダーにカーボン粒子を分散させ
た発熱層16,17,18を順次積層したものによって
構成している。
前記芯糸15は、天然又は合成繊維による糸条、好まし
くは紡績糸、特に撚り糸、その他ダブルストラクチャー
ド・ヤーン、加工糸、マルチフィラメントなどを使用す
るのことができる。要は、前記樹脂バインダーとの接着
面積を大きくした糸条の使用が好ましい。
好ましい合成樹脂バインダーとしては、ポリウレタン樹
脂、ポリアクリル樹脂、ブチラール樹脂などが挙げられ
る。そして、溶剤に前記合成樹脂バインダーを溶解し、
これにカーボン粒子を分散させた溶液で前記芯糸15を
コーティングし、ダイスを通過させる等の手段で付着量
を調整した後乾燥固着させることによって製造すること
ができる。この場合、好ましくは前記コーティングを繰
り返して積層体とすることが望ましい。
〔考案の効果〕
本考案のリード線接続端子付織物状発熱体は、所定の位
置に配された電極線と非導電性糸条とからなる経糸と、
非導電性糸条からなる緯糸の間に間隔を置いて発熱線か
らなる緯糸が織り込まれた織物であって、電源接続用リ
ード線を取付ける部位の織り組織から電極線を除外し、
且つこの部位の非導電性糸条の緯糸を該電極線の上及び
下に振分けて配してなる発熱性織物と、この織物の表面
に絶縁性合成樹脂フィルムを積層したことを特徴とする
構成であるので、以下の効果を奏することができる。
(1)リード線を接続する部位の電極線を織り組織から除
外し、この部位の非導電性糸条の緯糸を電極線の上下に
振り分けて、この電極線を囲むようにして覆っているの
で、この非導電性糸条が離型層を形成することとなり、
前記電極線が織物の表面に露出することを防止し、この
織物の表面に一体的に積層する絶縁被覆層が電極線をも
被覆してしまうことを防止することができる。
(2)従って、リード線接続部分の絶縁被覆層を剥がして
電極線を取り出す作業が不要となり、電極線や他の織り
糸を傷付けることを防止することができる上に、電極線
を織り組織の中から取り出すことが容易にできるので、
リード線を電極線に取り付ける際の作業効率を飛躍的に
向上させることができる。
(3)更に、従来から使用されている織機をそのまま使用
することができるので、設備投資の面で極めて有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1のリード線接続部の電極線部の織り構
造を説明するための断面図、第2図は実施例1の電極線
部の間の織り構造を説明するための断面図、第3図は実
施例1の織物状発熱体の部分平面図、第4図は実施例1
のリード線接続部を切り分け、一部破断して示した斜視
図、第5図及び第6図は緯糸の数を2倍とした実施例2
についての織り構造を示す断面図、第7図は実施例2の
リード線接続部の様子を説明するための斜視図、第8図
及び第9図はリード線取付け部全体を2重織りした実施
例3について織り構造を示す断面図、第10図は電極線
部も2重織りした実施例4の織り構造を説明するための
断面図、第11図は各実施例に使用した糸状発熱体の一
部を破断して示した部分斜視図である。 1……織物状発熱体、3……リード線接続部、4……電
極線、5……非導電性糸条、6……発熱線、7……非導
電性糸条、10……絶縁被覆層、11……リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の位置に配された電極線と非導電性糸
    条とからなる経糸と、非導電性糸条からなる緯糸の間に
    間隔を置いて発熱線からなる緯糸が織り込まれた織物で
    あって、電源接続用リード線を取付ける部位の織り組織
    から電極線を除外し、且つこの部位の非導電性糸条の緯
    糸を該電極線の上及び下に振分けて配してなる発熱性織
    物と、この織物の表面に絶縁性合成樹脂フィルムを積層
    したことを特徴とするリード線接続端子付織物状発熱
    体。
JP1987100056U 1987-07-01 1987-07-01 リ−ド線接続端子付織物状発熱体 Expired - Lifetime JPH0620316Y2 (ja)

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JPS5986179A (ja) * 1982-11-10 1984-05-18 佐藤 亮拿 面発熱体とその製造方法

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