JPH0590833U - 異方性導電布 - Google Patents

異方性導電布

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JPH0590833U
JPH0590833U JP3418292U JP3418292U JPH0590833U JP H0590833 U JPH0590833 U JP H0590833U JP 3418292 U JP3418292 U JP 3418292U JP 3418292 U JP3418292 U JP 3418292U JP H0590833 U JPH0590833 U JP H0590833U
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JP
Japan
Prior art keywords
anisotropic conductive
insulating
electrodes
cloth
conductive cloth
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Pending
Application number
JP3418292U
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English (en)
Inventor
一臣 佐藤
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0590833U publication Critical patent/JPH0590833U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面に平面状の電極を有する回路基板または
ICパッケージと平面状の電極を有する回路基板等との
間に挟んで加圧保持することにより,対向する2つの電
極間の電気的接続を行う異方性導電材料において,良好
な導電性を得ることができ,しかも狭ピッチ間電極にも
対応でき,さらには電極を傷付けたりすることがない異
方性導電性材料を提供すること。 【構成】 異方性導電布には,経糸及び緯糸の一方に導
電性繊維Yと絶縁性繊維Wとを用い,他方に絶縁性繊維
Wのみを用いた。この絶縁性繊維Wは,弾力性に富んだ
材料で構成されている。また,他の異方性導電布は,経
糸及び緯糸の一方が導電性繊維Yのみを用い,他方に弾
力性に富んだ絶縁性繊維Wを用いている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,異方性導電布に関し,詳しくは,表面に平面状の電極を有する回路 基板またはICパッケージと平面状の電極を有する回路基板等との間に挟み,加 圧保持することにより,対向する2つの電極間の電気的接続を行う異方性導電材 料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,矩形電極間の電気的接続を行うものとしては,図5に示すような積層型 のゴムコネクタ7があった。このゴムコネクタ7は板状の導電性ゴム71と板状 の絶縁性ゴム73とを交互に配して重ね合せている。そして,図6に示すように ,この積層型ゴムコネクタ7を一対の回路基板90の電極91間に配置し,図7 に示すように,回路基板90を両側から加圧して積層型ゴムコネクタ7を基板9 0及び電極91間で挟持させることにより上下の電極10間を電気的接続するも のであった。
【0003】 また,従来,矩形電極間の電気的接続を行う他のものとしては,図8に示すよ うなシリコンゴムなどからなる絶縁性ゴム80の厚さ方向に針状の導体81を両 端が絶縁性ゴム80の表面に突出するように,所定間隔を置いて埋め込むことに よって形成された異方性導電性シート8を一対の回路基板90の電極91に配置 し,図9に示すように回路基板90を両側から加圧して導電性シート8を基板9 0及び電極間91に挟持させることにより上下の電極91を電気的接続している ものもあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで,図5〜図8に示したようなゴムコネクタ7の場合には,導電率が低 く,液晶パネルと駆動回路間の接続のように低電流回路にしか用いることができ ない。また,この様なゴムコネクタ7は回路基板90からの加圧方向がずれたり した場合には,図10及び図11に示すように導電性ゴム71及び絶縁性ゴム7 3が斜に潰れることがあり,隣り合う電極90を狭ピッチに配したもののような 場合には用いることができない。
【0005】 また,図8及び図9に示した異方性導電シート8の場合には,導体81が針状 に鋭がっているため,上下の電極91と加圧接触させた時に電極91を傷つける おそれがある。さらには,絶縁性ゴム80の表面から突出している導体81の先 端部分に施されているメッキが剥がれやすく,接触不良の原因ともなっていた。 そこで,本考案の技術的課題は,良好な導電性を得ることができ,しかも狭ピ ッチ間電極にも対応でき,さらには電極を傷付けたりすることがない異方性導電 性材料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の異方性導電布は,経糸及び緯糸の一方に導電性線材と絶縁性線材とを 用い,他方に絶縁性線材のみを用い,上記絶縁性線材又は弾性を有する材料で構 成されていることを特徴とする。
【0007】 また,本考案の異方性導電布は,経糸及び緯糸の一方が導電性線材のみを用い ,他方に弾力性に富んだ絶縁性線材を用いたことを特徴とする。
【0008】 ここで,本考案において,線材とは,細く長い糸状の材料を呼ぶ。
【0009】
【作用】
本考案においては,絶縁性線材の太さ方向に弾性が付与されているので,電極 間に挟持された時に潰されて安定した電気的接触抵抗を得ることができる。また ,導体の側面(糸表面)が電極に接触することになり,電極が傷つき難い。また 導体糸表面にメッキを施しておいてもメッキが剥げ難い。
【0010】
【実施例】 次に本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0011】 図1は本考案の実施例に係る異方性導電布の組織を示す斜視図,図2は図1の 異方性導電布の一使用例を示す図,図3は図2の部分拡大図である。なお,以下 の記載において,説明の便宜上,図1に示すように,経糸を全て絶縁性繊維Yで ,緯糸を絶縁性繊維Yと導電性繊維(例えば金属線)Wを交互に緯入れするもの とする。この実施例においては,緯糸として導電性繊維と絶縁性繊維とを交互に 配置したが,これに限定されるものではなく,2本おきであっても,それ以上で あってもよい。また,導電性繊維Wを2本,絶縁性繊維Wを1本といったように 配置してもよいし,また不規則に配置してもよい。さらには,緯糸または経糸の 一方を全て導電性繊維で構成し,他方を全て絶縁性繊維で構成しておいてもよい 。これは隣り合う電極間の寸法などによって任意に決定されるものである。また 製織密度によって上記のどの形態を選ぶかも任意であることはいうまでもない。
【0012】 この様にして製織された異方性導電布1を図2及び図3に示すように,電極9 1間に挟み込み加圧保持する。この時,電極91に導電性繊維Yと絶縁性繊維W とが接触した状態となり,導電性繊維Yの緯糸により上下の電極91,91間に 電気的導通が得られる。
【0013】 図4は図1の異方性導電布の他の使用例を示す図である。図4を参照して,図 1で示す異方性導電布1をプリント基板3とフレキシブルプリンテッドサーキッ ト(FPC)5の接続に使用した場合について説明する。まず,異方性導電布1 をプリント基板3とFPC5の間に挟む。このとき電極(図示せず)は長方形を しており,電極の長手方向と平行に導電性繊維Yが並ぶように配置する。そして ,金属板6で覆い固定するが,このとき金属板6とFPC5との間にゴムなどの 柔軟性のある弾性材7´を挟み込み,均一に荷重が掛るようにしておくのが好ま しい。図中,61は金属板6に形成されたランスであり,プリント基板3に形成 された切り欠きに引っ掛けて,この金属板6をプリント基板3上に固定保持する ものである。
【0014】 上記異方性導電布1における絶縁性繊維Wを加圧,加熱しておいて予め融着し ておき,使用時に経糸と緯糸とがばらばらにならないようにしておくことも可能 である。
【0015】 尚,本考案の実施例おいては,異方性布を織機で製織することを前提に説明し たが,本考案の異方性導電布は,製織によらず,編機で編み上げたものであって もよい。布目の密度によってどちらを選ぶかは任意である。
【0016】
【考案の効果】
以上,説明したように,本考案の異方性導電布にあっては,弾性を有した絶縁 性線材を使用した異方性導電布を一列に配置された矩形の対向電極間に挟んで固 定することにより導電性が良く,しかも導電性線材の端面が電極に接触せず線材 側面が接触するので,電極を傷つけるといったこともない。
【0017】 また,本考案の異方性導電布にあっては,導電性線材の密度を細かくすればす る程,狭いピッチの電極間の電気的接続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る異方性導電布の組織を示
した斜視図である。
【図2】図1の異方性導電布の一使用例を示す図であ
る。
【図3】図2における部分拡大図である。
【図4】本考案の実施例に係る異方性導電布の他の使用
例を示した図である。
【図5】従来の積層型ゴムコネクタを示した斜視図であ
る。
【図6】図5の積層型ゴムコネクタの使用状態の説明に
供する断面図である。
【図7】図5の積層型ゴムコネクタの使用状態の説明に
供する断面図である。
【図8】従来の異方性導電シートの使用状態の説明に供
する断面図である。
【図9】従来の異方性導電シートの使用状態の説明に供
する断面図である。
【図10】図5に示した積層型ゴムコネクタの欠点を説
明するための断面図である。
【図11】図5に示した積層型ゴムコネクタの欠点を説
明するための断面図である。
【符号の説明】
1 異方性導電布 3 プリント基板 5 FPC 6 金属板 7 ゴムコネクタ(従来技術) 7´ 弾性材 8 導電シート(従来技術) 71 導電性ゴム 73,80 絶縁性ゴム 81 導体 90 回路基板 91 電極 Y 導電性繊維 W 絶縁性繊維

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経糸及び緯糸の一方に導電性線材と絶縁
    性線材とを用い,他方に絶縁性線材のみを用い,上記絶
    縁性線材は,弾力性に富んだ材料で構成されていること
    を特徴とする異方性導電布。
  2. 【請求項2】 経糸及び緯糸の一方に導電性線材のみを
    用い,他方に弾力性に富んだ絶縁性線材を用いたことを
    特徴とする異方性導電布。
  3. 【請求項3】 上記経糸及び緯糸の上記一方では,上記
    導電性線材と上記絶縁性線材とが所定本数づつ交互に配
    置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の異
    方性導電布。
  4. 【請求項4】 上記経糸及び緯糸の上記一方に用いた絶
    縁性線材と上記他方に用いた絶縁性線材とを互いに融着
    させたことを特徴とする請求項1又は2記載の異方性導
    電布。
JP3418292U 1992-05-22 1992-05-22 異方性導電布 Pending JPH0590833U (ja)

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JP3418292U JPH0590833U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 異方性導電布

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JP3418292U Pending JPH0590833U (ja) 1992-05-22 1992-05-22 異方性導電布

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11162543A (ja) * 1997-09-08 1999-06-18 Thomas & Betts Corp <T&B> メッシュ織物相互接続体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028180A (ja) * 1983-07-22 1985-02-13 松下電器産業株式会社 マイクロ電気接続部材
JPS61284006A (ja) * 1985-06-08 1986-12-15 旭化成株式会社 織物構成を利用した電気導通部材
JPS6235474A (ja) * 1985-08-07 1987-02-16 サンアロ−工業株式会社 コネクタ

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Date Code Title Description
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Effective date: 19970610