JP3096415B2 - 導電性エラスチックコネクター及びその製造方法 - Google Patents

導電性エラスチックコネクター及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶ディス
プレーの配線とプリント基板との接続などに用いるエラ
スチックコネクター(ゴムコネクター)及びその製造方
法に関する。さらに詳しくは、経糸または緯糸の一方に
導電性糸を用いた織物を利用したエラスチックコネクタ
ー及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から液晶ディスプレーのガラス基板
の配線とプリント基板との接続にはエラスチックコネク
ター(ゴムコネクター)が使用されている。このような
エラスチックコネクターとしては、例えばカーボン粒子
をシリコーンゴムに加え、導電性ゴム成分とし、垂直方
向に二方向又は三方向カットしてコネクターを製造する
方法が知られている(特公平3−34194号公報)。
【0003】他の方法としては、線状磁性体金属を弾性
体の前駆体の液状物の中で磁場を用いて配向させ架橋し
たものが知られている(特開昭53−53796号公
報、同55−128206号公報)。
【0004】さらに別の方法として、金属細線を等間隔
に配列し、弾性体で挟み込み架橋したものが知られてい
る(特公昭63−30741号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記導
電性ゴムを用いたコネクターは、導電層を薄くすること
が困難であるという問題点があった。又、特開昭55−
128206号公報等の方法は、線状磁性体金属は一本
一本の配列間隔が制御できないため、コネクターとして
の絶縁性に限界があるという問題点があった。さらに、
特公昭63−30741号公報の方法は、配列した金属
細線が架橋前の弾性体で挟み込む加工とその架橋される
際の内部応力により乱れ、配列間隔が等しくならないか
あるいは互いに接触することがあり、絶縁性に限界があ
るという問題があった。そのうえ、金属細線と弾性体の
接着力が低いため、コネクターのねじれ、曲げ、圧縮等
の外的作用で金属細線が抜け出したり、折れ曲がったり
する等の問題があり、接続信頼性が低いという問題点が
あった。又、金属細線を両端面から突出させているた
め、プリント基板等の接地基板に傷を付けてしまうた
め、抵抗値の安定性が得られないという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、前記従来の問題を解決するた
め、高密度(ファインピッチ)の配線の接続が可能で、
プリント基板等の接地基板に傷を付けることがなく、か
つ接続信頼性が高いエラスチックコネクター(ゴムコネ
クター)及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【発明を解決させるための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の導電性エラスチックコネクターは、電性
糸が絶縁性高分子弾性体を貫通しているゴムコネクター
であって、経糸または緯糸の一方が導電性糸であり他方
が電気絶縁性糸からなる織物を、絶縁性高分子弾性体に
よって挟み込んで一体化し、シート状もしくはブロック
状複合体とし、前記複合体を切断加工することにより、
一方の面から突出している導電性糸の突出長さが5μm
以上40μm以下であり、他方の面から導電性糸が5μ
m以上40μm以下潜り込んでいることを特徴とする。
この構成によれば、導電性糸がコネクターの一面の内部
に潜り込んでいることから、インジウム−スズ酸化物合
金(ITO)電極等の薄膜電極を傷つけにくく、かつも
う一方が突出していることから接地安定性に優れるコネ
クターとすることができる。
【0008】また、潜り込んでいる部分が5μm以上4
0μm以下の長さであれば、ITO電極等の薄膜電極を
傷つけにくくすることが効果的にできる。
【0009】前記構成においては、導電性糸が、金属細
線糸、炭素繊維糸、カーボン粉体と樹脂とを含む糸から
選ばれることが好ましい。また前記構成においては、織
物が、高密度織物であることが好ましい。
【0010】また前記構成においては、経糸と緯糸との
交差点が融着されていることが好ましい。また前記構成
においては、コネクター内の織物が複数層積層されてい
ることが好ましい。
【0011】また前記構成においては、複数層の織物の
導電性糸の導通方向が直交する方向に積層化されている
ことが好ましい。
【0012】次に本発明の導電性エラスチックコネクタ
ーの製造方法は、少なくとも一方向に導電性を有するエ
ラスチックコネクターの製造方法であって、経糸または
緯糸の一方が導電性糸であり他方が電気絶縁性糸からな
る織物を、絶縁性高分子弾性体によって挟み込んで一体
化し、シート状もしくはブロック状複合体とし、加
し、次いで前記複合体を切断加工することにより、一方
の面から突出している導電性糸の突出長さが5μm以上
40μm以下であり、他方の面から導電性糸が5μm以
上40μm以下潜り込んでいることを特徴とする。
【0013】前記した本発明の導電性エラスチックコネ
クターの構成によれば、導電性糸が貫通している一方の
面から前記導電性糸が突出し、かつ他方の面から前記導
電性糸が潜り込んでいることにより、高密度(ファイン
ピッチ)の配線の接続が可能であり、又、一方が端面か
ら突出していることから、接続信頼性の高いエラスチッ
クコネクター(ゴムコネクター)とすることができる。
すなわち、経糸または緯糸の一方が導電性糸である織物
を用いて導電性成分とするコネクターを構成したので、
導電性糸を高密度に且つ正確に配列させることができ、
接続信頼性を高く保持することができる。
【0014】前記構成において、導電性糸が、金属細線
糸、炭素繊維糸、カーボン粉体と樹脂とを含む糸から選
ばれるものであると導電性を高く維持できる。また前記
構成において、織物が高密度織物であるとさらに高密度
(ファインピッチ)の配線の接続が可能となる。
【0015】また前記構成において、経糸と緯糸との交
差点(組織点)が融着されていると導電性糸をさらに高
密度に且つ正確に配列することができる。また前記構成
において、コネクター内の織物が複数層積層されている
と、導通の安定性が高くなるほか、単独回路同士の接続
はもちろん複数回路の接続も可能となる。
【0016】また前記構成において、複数層の織物の導
電性糸の導通方向が直交する方向に積層化されている
と、垂直二方向の接続も可能になる。次に本発明の製造
方法の構成によれば、前記本発明の導電性エラスチック
コネクターを効率よく合理的に製造することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明をさらに
具体的に説明する。図1は本発明で用いる織物の一例で
ある。例えば緯糸に金属細糸2、経糸に絶縁性の高い合
成樹脂3を用いた平織物である。この緯糸に金属細糸
2、経糸に絶縁性の高い合成樹脂3を用いた平織物の織
物1と絶縁性高分子弾性体4からなるシート状またはブ
ロック状複合体を切断加工してエラスチックコネクター
を得る。この切断加工の際、コネクターの一方の面(た
とえば上面)から導電性糸が5μm以上40μm以下の
範囲突出するようにカットし(図2A)、かつ他方の面
(たとえば底面)から導電性糸が5μm以上40μm以
下の範囲潜り込むようにカットする(図2B)。上面か
ら導電性糸が一定長さ突出し、且つ底面から一定長さ潜
り込むようにカットするには、たとえば刃先の角度の違
う両刃を用いてセパレーターフィルム上、または台紙上
でハーフカットするように行う。別の方法としては、導
電性糸が存在する部分のみ、刃物を用いて溝状にカット
しても良い。
【0018】図2は織物を1枚(1層)使用したエラス
チックコネクターの一例斜視図、図3は織物を3枚(3
層)使用したエラスチックコネクターの一例斜視図、図
4は織物を多数枚(多層)使用したエラスチックコネク
ターの一例斜視図、図5は織物1の金属細糸2を垂直方
向に直交させて使用したエラスチックコネクター8の一
例斜視図である。
【0019】本発明に使用される織布材料としては、金
属細線としてステンレス、銅、ニッケル、鉄、ハンダ、
アルミニウム、亜鉛やそれらに金、銀、銅などをメッキ
したものが挙げられるが、ニッケルやステンレス及びそ
れらに金メッキしたものが好ましい。そして、織布構成
としては経糸、緯糸共に平均直径が100μm以下の糸
を使用し、50〜350メッシュ(本/インチ)に仕上
げられた高密度織物を含む織物が好ましく使用される。
織物組織としては例えば平織が好ましい。
【0020】次に弾性体として、ポリブタジエン、天然
ゴム、ポリイソプレン、SBR、NBR、EPDM、E
PM、ポリウレタンポリエステル系ゴム、クロロプレン
ゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコーンゴムなどが
挙げられるが、電気絶縁性及び耐候性からシリコーンゴ
ムが好ましい。硬度はJIS−A20〜80が使用可能
であるが、JIS−A30〜70の弾性体がより好まし
い。
【0021】
【実施例】以下具体的に実施例を用いて説明する。
【0022】
【実施例1】下記材料を使用し、2.0mm厚さのシー
ト状複合体をプレス成形にて1次加硫した後、熱風オー
ブンにて2次加硫し、切断加工してエラスチックコネク
ターを得た。 (1)導電クロス(経糸:ポリエチレンテレフタレート
(PET)フィラメント糸、緯糸:ステンレス鋼(SU
S)フィラメント糸、PET:SUS=40:50)、
織物密度:250メッシュ品。 (2)シリコーンゴム原料:XE−20−7016(シ
リコーンパウンド、東芝シリコーン社製) (3)加硫剤:RC−2(東レダウコーニングシリコー
ン社製)1.2重量% 得られたコネクターは、導電性糸(ステンレス鋼(SU
S)フィラメント糸)が1つの面から平均約10〜30
μm突出し、かつ他方の面から平均約10〜30μm潜
り込んでいた。このコネクターは、櫛形状配列回路ピッ
チが0.5mmないし0.4mmで、回路幅が0.25
mmないし0.2mmレベルの微細ピッチ回路接続に使
用することができた。その際、金属細線の回路へのコン
タクトの本数が安定且つ確実であり、また圧縮挟持した
際に金属細線の両端部の折れ曲がりや、倒れ込みによる
隣接回路の短絡が生じなかった。さらにステンレス繊維
が突出した面は銅材料などで形成されている金属回路部
材と直接接続させ、ステンレス繊維が潜り込んでいる面
は、ポリイミドフィルム表面にITO回路が蒸着によっ
て形成されている部分に5kg/cm2 の圧力をかけて
接続させたところ、良好な接続が得られた。
【0023】
【実施例2】下記材料を使用し、2.0mm厚さのシー
ト状複合体をプレス成形にて1次加硫した後、熱風オー
ブンにて2次加硫し、切断加工してエラスチックコネク
ターとした。 (1)導電クロス(PET:Ni=45:50)、織物
密度:150メッシュ品。 (2)シリコーンゴム原料:XE−20−7016(シ
リコーンパウンド、東芝シリコーン社製) (3)加硫剤:RC−2(東レダウコーニングシリコー
ン社製) 得られたコネクターは実施例1と同様櫛形状配列回路ピ
ッチが0.5mmないし0.4mmで、回路幅が0.2
5mmないし0.2mmレベルの微細ピッチ回路接続に
使用することができた。その際、金属細線の回路へのコ
ンタクトの本数が安定且つ確実であり、また圧縮挟持し
た際に金属細線の両端部の折れ曲がりや、倒れ込みによ
る隣接回路の短絡が生じなかった。
【0024】
【実施例3】下記材料を使用し、2.0mm厚さのシー
ト状複合体をプレス成形にて1次加硫した後、熱風オー
ブンにて2次加硫し、切断加工してエラスチックコネク
ターとした。 (1)導電クロス(PET:N1=45:50)、織物
密度:150メッシュ品 (2)シリコーンゴム原料:SH831U(シリコーン
パウンド、東レダウコーニングシリコーン社製) 得られたコネクターは実施例1と同様櫛形状配列回路ピ
ッチが0.5mmないし0.4mmで、回路幅が0.2
5mmないし0.2mmレベルの微細ピッチ回路接続に
使用することができた。その際、金属細線の回路へのコ
ンタクトの本数が安定且つ確実であり、また圧縮挟持し
た際に金属細線の短絡が生じなかった。
【0025】上記実施例1〜3のコネクターの圧縮率と
隣接回路間絶縁抵抗の関係を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1から明らかな通り、隣接回路間絶縁抵
抗は優れていた。また図6は上記実施例1〜3のコネク
ターの荷重と圧縮率の関係を表したグラフである。また
図7は上記実施例1〜3のコネクターの導通抵抗と圧縮
率の関係を示したグラフである。図6〜7から明らかな
通り、本実施例のコネクターは優れた特性を示すことが
確認できた。
【0028】また図8は上記実施例1〜3のコネクター
をプリント基板を用いて接続電気抵抗値を同一基板にて
繰り返し測定をした結果を示している。これより、回路
基板の損傷が無く、繰り返し接続電気抵抗値を測定する
ことができることが確認できた。
【0029】以上説明した通り本実施例によれば、下記
の利点を有する。 (1)櫛形状配列回路ピッチが0.5mmないし0.4
mmで、回路幅が0.25mmないし0.2mmレベル
の微細ピッチ回路接続においても、金属細線の回路への
コンタクトの本数が安定且つ確実になり、また、圧縮挟
持した際に金属細線の折れ曲がりや、倒れ込みによる隣
接回路の短絡が生じにくい。 (2)金属細線の先端部が回路を傷つけるという問題も
生じにくい。 (3)金属細線の1本1本が独立しているため、絶縁抵
抗が従来品に比較して20〜50%程向上している。 (4)エラスチックコネクターの切断加工時に金属細線
が織布化され固定されているため、切断刃の負荷による
折れ曲がりや倒れが発生せず、加工しやすい。 (5)金属細線が導電体として1本1本独立し、且つ等
問題に高分子弾性体中に埋設されたマトリックス状エラ
スチックコネクターによって、小回路サイズの電子部品
チップの面実装が可能となる。 (6)回路の接続方向と直交する方向に独立したGND
回路接続を同時に行うことが可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の導電性エラ
スチックコネクターは、導電性糸が貫通している一方の
面から前記導電性糸が突出し、かつ他方の面から前記導
電性糸が潜り込んでいることにより、インジウム−スズ
酸化物合金(ITO)電極等の薄膜電極を傷つけにく
く、かつもう一方が突出していることから接地安定性に
優れるコネクターとすることができる。その結果、回路
基板を傷つけずに、また、高密度(ファインピッチ)の
配線の接続が可能であるとともに、一方が端面から突出
していることから、接続安定性の高いエラスチックコネ
クター(ゴムコネクター)とすることができる。前記に
おいて、一方の面から突出している導電性糸の突出長さ
が5μm以上40μm以下であり、他方の面から導電性
糸が5μm以上40μm以下潜り込んでいると、さらに
ITO電極等の薄膜電極を傷つけにくくすることができ
る。
【0031】次に本発明の製造方法は、前記本発明の導
電性エラスチックコネクターを効率よく合理的に製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例で用いる導電性糸を用いた織物の一
例である。
【図2】 同、織物を1枚(1層)使用したエラスチッ
クコネクターの一例斜視図でありAは上面斜視図、Bは
底面斜視図である。
【図3】 同、織物を3枚(3層)使用したエラスチッ
クコネクターの一例斜視図である。
【図4】 同、織物を多数枚(多層)使用したエラスチ
ックコネクターの一例斜視図である。
【図5】 同、織物の金属細糸を垂直方向に直交させて
使用したエラスチックコネクターの一例斜視図である。
【図6】 本発明の実施例1〜3のコネクターの荷重と
圧縮率の関係を示したグラフである。
【図7】 本発明の実施例1〜3のコネクターの導通抵
抗と圧縮率の関係を示したグラフである。
【図8】 本発明の実施例1〜3のコネクターを同一基
板で繰り返し電気抵抗値の測定をした時の抵抗値の安定
性について示したグラフである。
【符号の説明】
1 織物 2 金属細線糸製緯糸 3 樹脂製経糸 4 絶縁性高分子弾性体 5,6,7,8 エラスチックコネクター

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性糸が絶縁性高分子弾性体を貫通し
    ているゴムコネクターであって、経糸または緯糸の一方
    が導電性糸であり他方が電気絶縁性糸からなる織物を、
    絶縁性高分子弾性体によって挟み込んで一体化し、シー
    ト状もしくはブロック状複合体とし、前記複合体を切断
    加工することにより、一方の面から突出している導電性
    糸の突出長さが5μm以上40μm以下であり、他方の
    面から導電性糸が5μm以上40μm以下潜り込んでい
    ることを特徴とする導電性エラスチックコネクター。
  2. 【請求項2】 導電性糸が金属細線、炭素繊維糸及びカ
    ーボン粉体と樹脂とを含む糸から選ばれる請求項1に記
    載の導電性エラスチックコネクター。
  3. 【請求項3】 織物が、高密度織物である請求項1に記
    載の導電性エラスチックコネクター。
  4. 【請求項4】 経糸と緯糸との交差点が融着されている
    請求項1に記載の導電性エラスチックコネクター。
  5. 【請求項5】 コネクター内の織物が複数層積層されて
    いる請求項1に記載の導電性エラスチックコネクター。
  6. 【請求項6】 複数層の織物の導電性糸の導通方向が、
    直交する方向に積層化されている請求項1に記載の導電
    性エラスチックコネクター。
  7. 【請求項7】 少なくとも一方向に導電性を有するエラ
    スチックコネクターの製造方法であって、経糸または緯
    糸の一方が導電性糸であり他方が電気絶縁性糸からなる
    織物を、絶縁性高分子弾性体によって挟み込んで一体化
    し、シート状もしくはブロック状複合体とし、加硫し、
    次いで前記複合体を切断加工することにより、一方の面
    から突出している導電性糸の突出長さが5μm以上40
    μm以下であり、他方の面から導電性糸が5μm以上4
    0μm以下潜り込んでいることを特徴とする導電性エラ
    スチックコネクターの製造方法。
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