JP2000294967A - 電気機器筐体用ルーバー - Google Patents

電気機器筐体用ルーバー

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JP2000294967A
JP2000294967A JP9986699A JP9986699A JP2000294967A JP 2000294967 A JP2000294967 A JP 2000294967A JP 9986699 A JP9986699 A JP 9986699A JP 9986699 A JP9986699 A JP 9986699A JP 2000294967 A JP2000294967 A JP 2000294967A
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louver
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opening
hole
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Tatsuya Hara
達也 原
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Nitto Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体外側から取り付けできることは勿論、取
り外しも筐体外側から工具を使用せず行える電気機器筐
体用ルーバーを提供する。 【解決手段】筐体の換気用の開口部に嵌合する枠部2の
前面周縁に前記開口部の前面周縁に当接するフランジ部
3を張設するとともに該枠部2の外面に基端を起点に外
側に向け附勢した弾性係止爪4をフランジ部3に透設し
た透孔3aに臨ませて設けるとともに該弾性係止爪4の
先端部に形成した係合受部4aの前面に前記透孔4aに
位置させる操作レバー6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器、電子機
器等を収納した電気機器筐体内の換気を行う電気機器筐
体用ルーバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の筐体外側から換気用の開口部に取
り付けできる電気機器筐体用ルーバーは、図5に示すよ
うにフランジ部21付きのルーバー本体22の外面に弾
性係止爪23を突設したものであり、筐体24の外側か
らルーバー本体22を開口部25に嵌合すれば、弾性係
止爪23が開口部25の口縁により内側に強制的に押し
込んで、この押し込まれた弾性係止爪23が自動復帰し
て開口部25の周面に当接してルーバー本体22を所謂
ワンタッチ方式で取り付けできるものであった。ところ
が、このような従来の電気機器筐体用ルーバーは、換気
扇との交換等のメンテナンス作業の際に取り外す必要が
有る場合には、弾性係止爪23を筐体の内側から外さな
ければならないが、筐体内は各種電気機器が設置されて
おり取外作業が困難であり、また、作業の安全を確保す
るため電源を落とす必要もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
従来の問題を解決し、筐体外側から取り付けできること
は勿論、取り外しも筐体外側から工具を使用せず行える
電気機器筐体用ルーバーを提供するためになされたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めになされた本発明は、筐体の換気用の開口部に嵌合す
る枠部の前面周縁に前記開口部の前面周縁に当接するフ
ランジ部を張設するとともに該枠部の外面に基端を起点
に外側に向け附勢した弾性係止爪をフランジ部に透設し
た透孔に臨ませて設けるとともに該弾性係止爪の先端部
に形成した係合受部の前面に前記透孔に先端を位置させ
た操作レバーを設けたことを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図1から図4に基づき説明する。1は筐体の換気用
の開口部に嵌合する枠部2の前面周縁に前記開口部の前
面周縁に当接するフランジ部3を張設した合成樹脂性の
ルーバー本体であり、この実施の形態にあっては枠部2
を四角枠状としているが円形枠状としてもよい。そし
て、該ルーバー本体1の枠部2の外面即ち左右側枠板部
2a、2aの外面に基端を起点に外側に向け附勢した弾
性係止爪4がフランジ部3に透設した透孔3aに先端を
臨ませて設けられている。この弾性係止爪4は基端外面
を傾斜案内面5に形成するとともに、先端部に形成した
係合受部4aの前面に前記透孔3aに先端を位置させた
操作レバー6を延設して設けている。この操作レバー6
少なくともフランジ部3の後面より前方へ突出している
もので、この部分がルーバー本体1の取り外し時の指の
引っ掛かりとなる。また、該弾性係止爪4の先端部に設
けた係合受部4aは外側に向けて階段状に多数設けたも
のとされている。なお、7は前記ルーバー本体1の前面
を覆うカバー、8はルーバー本体1とカバー7との間に
装着するフィルター材である。
【0006】このように構成されたものは、電気機器収
納用の筐体24に透設した換気用の開口部25に該開口
部25の前面側からルーバー本体1の枠部2を嵌合すれ
ば、枠部2の外面に設けた弾性係止爪4が基端外面に形
成した傾斜案内面5を開口部25の口縁により内側に押
されつつ基端を起点に内側に強制的押し込まれて、枠部
2が開口部25に嵌合されるとともに枠部2の前面周縁
に張設したフランジ部3が開口部25の前面周縁に当接
することになる。そして、基端を起点に外側に向け附勢
した弾性係止爪4の内側への押圧が解かれて該弾性係止
爪4の持つ弾発力により先端部に形成した係合受部4a
が開口部25の口縁に弾発係止して開口部25にルーバ
ー本体1を取り付けできるものである。なお、弾性係止
爪4の先端部に設けた係合受部4aを外側に向けて階段
状に多数設けたものとすることにより、板厚の異なる筐
体24に対応できるものである。
【0007】また、ルーバー本体1の背面に取り付けた
換気扇を交換する等のメンテナンス作業の際にルーバー
本体1を筐体24から取り外す必要が有る場合には、前
記弾性係止爪4はフランジ部3に透設した透孔3aに臨
ませて設けるとともに該弾性係止爪4の先端部に形成し
た係合受部4aの内側前面に前記透孔3aに先端を位置
させた操作レバー6を設けたものであるので、操作レバ
ー6の先端を透孔3aの前面から指で内側に押圧すれば
図4に一点鎖線で示すように弾性係止爪4の先端部に形
成した係合受部4aの開口部25の口縁に対する係合が
解かれるので、その後ルーバー本体1を手前に引き抜く
だけで容易に取り外しができる。したがって、ルーバー
本体1を筐体24の外側から工具を使用せずに取り外す
ことができるものであり、また、筐体内に各種電気機器
が設置されていても影響を受けないものである。
【0008】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の電気機
器筐体用ルーバーは筐体外側から所謂ワンタッチ方式で
取り付けできることは勿論、取り外しも筐体外側から工
具を使用せず行えるものであって筐体内は設置した各種
電気機器の電源を落とす必要もないものである。従っ
て、従来の電気機器筐体用ルーバーの問題点を解決した
ものとして業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す要部の断面図であ
る。
【図5】従来例の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 ルーバー本体 2 枠部 3 フランジ部 3a 透孔 4 弾性係止爪 4a 係合受部 6 操作レバー 24 筐体 25 開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の換気用の開口部に嵌合する枠部
    (2) の前面周縁に前記開口部の前面周縁に当接するフラ
    ンジ部(3) を張設するとともに該枠部(2) の外面に基端
    を起点に外側に向け附勢した弾性係止爪(4) をフランジ
    部(3) に透設した透孔(3a)に臨ませて設けるとともに該
    弾性係止爪(4) の先端部に形成した係合受部(4a)の前面
    に前記透孔(3a)に先端を位置させた操作レバー(6) を設
    けたことを特徴とする電気機器筐体用ルーバー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028054A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Nitto Electric Works Ltd 電磁シールド型ルーバー
JP2018201001A (ja) * 2017-05-30 2018-12-20 日東工業株式会社 電気機器収納箱用ルーバー

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028054A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Nitto Electric Works Ltd 電磁シールド型ルーバー
JP2018201001A (ja) * 2017-05-30 2018-12-20 日東工業株式会社 電気機器収納箱用ルーバー
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