JP2000294639A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000294639A
JP2000294639A JP11102602A JP10260299A JP2000294639A JP 2000294639 A JP2000294639 A JP 2000294639A JP 11102602 A JP11102602 A JP 11102602A JP 10260299 A JP10260299 A JP 10260299A JP 2000294639 A JP2000294639 A JP 2000294639A
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opening
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aluminum
layer
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Eiichi Umemura
栄一 梅村
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミニウム合金を用いた配線層において、
エレクトロマイグレーションによるボイドの発生を抑制
する配線構造を提供することを目的とする。 【構成】 第1の配線102と、この第1の配線とは異
なる層に形成され、アルミニウムを含まない金属107
を介して第1の配線と接続されたアルミニウムまたはア
ルミニウム合金からなる第2の配線104とを備え、こ
の第2の配線に、開口部108が設けられている構成と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に係わ
り、特に、アルミニウムまたはアルミニウム合金におけ
る配線構造の信頼性向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、平坦化技術が必須となっている配
線構造の半導体プロセスでは、コンタクトホールの埋め
込みを実現するために、例えばタングステンのような高
融点金属埋め込み技術が採用されている。これは、下層
配線上に形成した層間絶縁膜にビアホールを形成後、高
融点金属の密着層として例えば窒化チタンを成膜し、続
いて、このビアホール内に高融点金属であるタングステ
ンを成膜する。その後、エッチバック法などによりビア
ホール内にのみタングステンを残し、このタングステン
と接続される上層配線であるアルミニウム合金を層間絶
縁膜上に形成するというものである。アルミニウム合金
と埋め込みタングステンにおけるエレクトロマイグレー
ションについては例えば、論文:「Electromigration i
n two-level interconnect structures with Al alloy
lines and W studs (1992 AmericanInstitute of Physi
cs. VOL. 72. NO. 1, July 1992)」等に紹介されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造によるタングステンの埋込み層を用いた多層配線構造
においては、アルミニウム合金配線が高電位側に接続さ
れている場合、電子は下層配線からビアホールを通りこ
のアルミニウム合金配線へ移動する。この結果、アルミ
ニウム原子の移動開始箇所がビアホール近傍に集中し、
高電位側である上層配線端部のアルミニウムが消失し、
空隙(ボイド)が発生してしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、第1の配線と、この第1の配線とは異な
る層に形成され、アルミニウムを含まない金属を介して
第1の配線と接続されたアルミニウムまたはアルミニウ
ム合金からなる第2の配線とを備え、この第2の配線に
開口部が設けられている構造としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示す説明図であり、
図1(a)は上面図、図1(b)は図1(a)における
A−A’断面図を示す。この図1において、半導体基板
101上には第1配線102が形成されている。この第
1配線102は例えばアルミニウム合金が用いられる。
第1配線102上には図示しない絶縁膜を介して第2配
線104が形成されている。この第2配線104は、例
えば、窒化チタン105とアルミニウム合金106との
積層構造により形成される。この第2配線104は第1
配線とタングステンなどの高融点金属からなる埋込み層
107により接続されている。
【0006】このような埋込み層107は、第1配線層
102と第2配線層104との間の図示しない絶縁膜に
設けられた開孔部を含む絶縁膜全面上にタングステンを
CVD法により形成し、開孔部内を残して除去すること
により得ることができる。
【0007】第2の配線層104は、開孔部内に埋込み
層107が形成された絶縁層上にスパッタ法により窒化
チタン105等のバリアメタルを形成する。その後、こ
の窒化チタン105上にアルミニウム合金106をスパ
ッタ法により形成する。このアルミニウム106は一般
的な形成温度である100℃〜300℃で形成する。こ
の時、アルミニウム合金106のグレインサイズはおよ
そ1μm〜2μmの範囲となる。
【0008】ここで、第1の配線層は低電位側に、第2
の配線層は高電位側に接続されており、この配線に電流
を流した時には、電子は第1の配線層102から埋込み
層107を介して第2の配線層104へ移動する。
【0009】本実施形態では、このアルミニウム配線1
06には、開口部108が形成されている。この開孔部
108が設けられることにより、第2の配線層104の
幅は、幅dの部分に分割される。この幅dは、アルミニ
ウム合金のグレインサイズよりも小さい値、例えば1μ
mに設定される。また、この開孔部108は、埋込み層
の端部から距離50μm以内の範囲に設けられる。図中
ではこの距離はLで示される。
【0010】ここで、Lを50μm以内とする理由を図
2および図3を用いて説明する。
【0011】図2(a)は上面図、図2(b)は図2
(a)におけるA−A’断面図である。図2において、
第2の配線層204の形状として開口部を備えていない
点で図1と相違する以外は図1に示される構造と同一で
あるため、同一構成に同一符号を付すことによりその詳
細な説明は省略する。
【0012】図3は、図2における構造の第1の配線層
101を低電位側に、第2の配線層204を高電位側に
それぞれ接続したときの電子の移動、およびアルミニウ
ムの消失について説明する図である。
【0013】この図3に示されるように電位を印加した
場合、電子は第1の配線層102から埋込み層107を
介して第2の配線層204に流れる。この時、電子の流
れに伴って、アルミニウム原子が移動する。この図2お
よび図3に示される構造では、第1の配線層と第2の配
線層との間にタングステンの埋込み層107と窒化チタ
ンのバリアメタル205が存在する。このため、アルミ
ニウム原子が電子の移動に伴って移動してしまうにもか
かわらず、アルミニウムの供給源がないため、アルミニ
ウム配線206においては、その端部からアルミニウム
が消失する。
【0014】これに対し、第1の配線層としてアルミニ
ウム合金を用い、埋め込み層107、窒化チタン205
を用いずに、第1の配線層102と第2の配線層のアル
ミニウム合金層206を直接接続した場合であれば、第
2の配線層において、常に第1の配線層からアルミニウ
ム原子が供給されるため、第2の配線層におけるアルミ
ニウムの消失は起らない。
【0015】このようなアルミニウム原子の移動はアル
ミニウムのグレインサイズに依存する。すなわち、配線
幅がグレインサイズよりも小さい場合であればアルミの
移動が起りにくいことが一般的に知られている。
【0016】また、アルミニウム合金配線の両端部が、
例えば高融点金属などのアルミニウムを含まない金属で
接続されている場合、このアルミニウム合金配線内では
アルミニウム原子の供給も排出も行われない。このた
め、配線内においてアルミニウム原子の密度差が発生す
る。この場合、アルミニウム原子が疎の部分ではボイド
が発生し、密の部分ではストレスが増大する。さらに、
密の部分では、ストレスを緩和しようとする力(エレク
トロマイグレーションによるアルミニウム原子の移動の
力と逆の力)が生じる。これはバックフロー効果と呼ば
れ、この力とアルミニウム原子の移動の力とが釣り合っ
た状態になるとボイドの成長が止まる。アルミニウム合
金の場合、このバックフロー現象を生じさせ、ボイドの
成長を止めるためには、埋込み層の端部から50μm以
内にアルミニウム原子の移動を阻止する領域、すなわ
ち、アルミニウムのグレインサイズよりも狭い領域を設
けておくのが好ましい。
【0017】このように、第1の実施形態では、図1
(c)に示されるように、第2の配線層104を移動す
る電子は109、110で示されるように、開口部10
8のわきの狭い領域に分割されて移動するる。この狭い
領域をアルミニウムのグレインサイズよりも狭くするこ
とにより、この狭い領域でアルミ原子の移動が阻止され
る。また、この開口部108を埋込み層の端部から50
μm以内の領域に形成することで、上述したバックフロ
ー効果により、第2の配線層104におけるボイドの発
生を抑制することができる。
【0018】本実施例においては、この開孔部108
は、配線104をパターニングする時に同時にパターニ
ングすることにより、工数を増やすことなく開口部10
8を形成することが可能である。
【0019】また、図4に示されるように、開口部の形
状として、第2の配線層104を完全に貫通しない溝形
状の開口部408としてもよい。このような溝形状の開
口部408は、第2の配線層104を通常通りパターニ
ングした後に、再度、開口部408に対応する領域を所
定の深さだけエッチングすることにより形成することが
できる。この場合、アルミニウム合金106の底部には
アルミニウム合金が残っているため、配線全体として断
面積を確保できる。このため、配線抵抗の増大を抑制す
ることが可能となる。
【0020】第2の実施形態 図5は、本発明の第2の実施形態を示す説明図であり、
図5(a)は上面図、図5(b)は図5(a)における
A−A’断面図を示す。この図5において、第1の実施
形態と同一構成には同一符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0021】この第2の実施形態では第2の配線層50
4に開口部508が配線の幅方向に複数設けられている
点で第1の実施形態とは異なっている。この第2の配線
層504は、窒化チタンなどのバリアメタル層505
と、アルミニウム合金506とを積層した構造となって
いる。
【0022】この開孔部により、第2の配線層504の
幅は、実質的に幅dの部分2箇所と、幅wの部分に分割
される。この時、それぞれの分割された配線幅であるd
およびwは、それぞれ1μm以下とすることが好まし
い。たとえば、配線幅が5μmの時、開口部508の幅
を1μm、幅dおよび幅wをそれぞれ1μmとする。
【0023】図5(c)に示されるように、第1の配線
層102を低電位側に、第2の配線層504を高電位側
にそれぞれ接続した場合、電子は第1の配線層102か
ら埋込み層107を通り、509、510、511のよ
うに移動する。この電子の移動経路に開口部508が設
けられているため、電子は開口部を避けて移動する。
【0024】このように、それぞれの分割された配線幅
を1μm、すなわち、アルミニウムのグレインサイズよ
りも狭くすることにより、アルミニウム原子の移動を抑
制することが可能となる。
【0025】また、それぞれの開口部508は埋込み層
の端部から長さL=50μmの範囲に設けることによ
り、前述したバックフロー効果が得られ、エレクトロマ
イグレーション耐性がより向上する。
【0026】この第2の実施形態では複数の開口部によ
りアルミニウム合金の配線幅を実質的に狭めている。こ
のため、必要以上に開口部を大きくすることなく、エレ
クトロマイグレーション耐性を向上できる。
【0027】また、第2の実施形態においても、第1の
実施形態の場合と同様に、第2の配線層のアルミニウム
合金をすべて貫通させずに、溝形状に形成することも可
能である。
【0028】第3の実施形態 図6は、本発明の第3の実施形態を示す説明図であり、
図6(a)は上面図、図6(b)は図6(a)における
A−A’断面図を示す。この図6において、第1の実施
形態と同一構成には同一符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0029】この第3の実施形態では第2の配線層60
4に開口部608および609が配線の長さ方向にそれ
ぞれ設けられている点で第1の実施形態とは異なってい
る。この開口部608および開口部609間の間隔L2
は、50μm以下であることが好ましい。これは、前述
したバックフロー効果を得るために必要な間隔である。
なお、この第2の配線層604は、窒化チタンなどのバ
リアメタル層605と、アルミニウム合金606とを積
層した構造となっている。
【0030】この第3の実施形態におけるバックフロー
効果を図6(c)を用いて説明する。第1の配線層10
2を低電位側に、第2の配線層を高電位側に接続した場
合、電子は第1の配線層102から埋込み層107を介
して第2の配線層604に移動する。そして、第2の配
線層604においては、開口部608と開口部609が
存在するため、電子は610、611に示すように開口
部608、609により狭められた部分を通る。ここ
で、第2の配線層604における開口部608、609
により狭められた部分は1μm以下の幅となっているた
め、アルミニウム原子はこの狭められた部分を通りにく
くなっている。したがって、この埋込み層107から開
口部608との間、そして、開口部608と開口部60
9との間でそれぞれバックフロー現象が起こる。これに
より、第2の配線全体としてのエレクトロマイグレーシ
ョン耐性が向上する。
【0031】また、第3の実施形態においても、第1の
実施形態の場合と同様に、第2の配線層のアルミニウム
合金をすべて貫通させずに、溝形状に形成することも可
能である。
【0032】また、本実施形態においても、第2の実施
形態で説明した構造と同様に、配線の幅方向にも複数の
開口部を形成することも可能である。すなわち、配線の
幅方向に複数の開口部を形成し、さらに、配線の延在方
向にも複数の開口部を形成することが可能である。
【0033】第4の実施形態 図7は、本発明の第4の実施形態を示す説明図であり、
図7(a)は上面図、図7(b)は図7(a)における
A−A’断面図を示す。この図7において、第1の実施
形態と同一構成には同一符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0034】この第4の実施形態では第2の配線層70
4に設ける開口部708の形状を配線方向に延びるスリ
ット形状にしている点で第1の実施形態とは異なってい
る。この第2の配線層704は、窒化チタンなどのバリ
アメタル層705と、アルミニウム合金706とを積層
した構造となっている。
【0035】本実施形態においても、埋め込み層107
と開口部708の端部との間隔Lは50μm以下とする
ことが好ましく、また、第2の配線層704におけるス
リット形状の開口部708により分割された領域の幅d
はそれぞれ1μm以下とすることが好ましい。また、開
口部708における配線方向の長さは、この開口部70
8が形成される配線の長さにより適宜選択することがで
きる。
【0036】本実施形態によれば、図7(c)に示され
るように、第1の配線層102を低電位側に、第2の配
線層704を高電位側にそれぞれ接続した場合、電子は
第1の配線層102から埋込み層107を通り、71
0、711のように移動する。この電子の移動経路に開
口部708が設けられているため、電子は開口部を避け
て移動する。
【0037】このように、それぞれの分割された配線幅
を1μm、すなわち、アルミニウムのグレインサイズよ
りも狭くすることにより、アルミニウム原子の移動を抑
制することが可能となる。
【0038】また、開口部708は埋込み層の端部から
長さL=50μmの範囲に設けることにより、前述した
バックフロー効果が得られ、エレクトロマイグレーショ
ン耐性がより向上する。
【0039】また、窒化チタンなどのバリアメタル層8
05と、アルミニウム合金806とを積層した構造であ
る第2の配線層804の幅が広い場合は、図8に示され
るようにスリット状の開口部808を複数形成すること
も可能である。この場合は、開口部により分割された領
域の幅であるdとwにおいて、いずれも1μm以下とす
ることが好ましい。また、埋込み層107の端部から開
口部の端部までの距離Lは50μm以下とすることが好
ましい。
【0040】例えば、第2の配線層804の幅が5μm
である場合、スリット状の開口部808の幅を1μmと
し、間隔d、間隔wをそれぞれ1μmとする。
【0041】この第4の実施形態においては、第2の配
線層全体を貫通する開口部を形成したが、これを、第2
の配線のアルミニウム合金の深さ方向の途中まで除去し
た構造、すなわち、溝状に形成してもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、アルミニウム合金から
なる配線において、このアルミニウム合金からなる配線
の幅を実質的に狭める開口部を形成しているため、エレ
クトロマイグレーションによる配線の不良を低減し、配
線寿命を延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のエレクトロマイグレ
ーションを説明する図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のエレクトロマイグレ
ーションを説明する図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の変形例を説明する図
である。
【図5】本発明の第2の実施形態を説明する図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を説明する図である。
【図7】本発明の第4の実施形態を説明する図である。
【図8】本発明の第4の実施形態の他の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
101 半導体基板 102 第1の配線層 104 第2の配線層 105 バリアメタル層 106 アルミニウム合金 107 埋込み層 108 開口部 109 電子の流れ 110 電子の流れ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の配線と、この第1の配線とは異な
    る層に形成され、アルミニウムを含まない金属を介して
    前記第1の配線と接続されたアルミニウムまたはアルミ
    ニウム合金からなる第2の配線とを備え、 前記第2の配線には、開口部が設けられていることを特
    徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記金属は、高融点金属であることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の配線の一部が、前記開口部に
    より、前記第2の配線を構成するアルミニウムのグレイ
    ンサイズよりも実質的に狭い幅を有する複数の領域に分
    割されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記開口部の端部から前記第2の配線の
    幅方向端部までの距離が1μm以下であることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記金属から前記開口部までの距離が5
    0μm以下であることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の配線が低電位側に接続され、
    前記第2の配線が高電位側に接続されることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記開口部は前記第2の配線の延在方向
    に沿ってスリット状に設けられることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記開口部は前記第2の配線の幅方向に
    複数設けられることを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 前記開口部は前記第2の配線の延在方向
    に複数設けられることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の開口部は互いに50μm以
    下の間隔で設けられることを特徴とする請求項9記載の
    半導体装置。
  11. 【請求項11】 第1の配線と、 この第1の配線を覆う絶縁膜と、 前記絶縁膜に設けられた開口部と、 この開口部に埋め込まれ、前記第1の配線と接続される
    高融点金属と、 前記絶縁膜上に形成され、前記高融点金属と接続された
    アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる第2の配
    線とを備え、 この第2の配線は、前記高融点金属と接続される部分か
    ら50μm以内の領域に前記第2の配線のグレインサイ
    ズよりも狭い部分を有することを特徴とする半導体装
    置。
  12. 【請求項12】 前記第2の配線における前記グレイン
    サイズよりも狭い部分は1μm以下であることを特徴と
    する請求項11記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の配線に開口部が形成され、
    この開口部により前記第2の配線が分割され、分割され
    たそれぞれの配線幅が実質的に1μm以下であることを
    特徴とする請求項12記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記開口部は複数設けられ、それぞれ
    の開口部の間隔が50μm以下であることを特徴とする
    請求項13記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 第1の配線と、 アルミニウムとは異なる金属からなる導電層を介して前
    記第1の配線と接続される、アルミニウムまたはアルミ
    ニウム合金からなる第2の配線とを有し、 前記第2の配線にはこの第2の配線の幅を実質的に狭め
    る開口部が設けられていることを特徴とする半導体装
    置。
  16. 【請求項16】 前記第1の配線は低電位側に接続さ
    れ、前記第2の配線は高電位側に接続されることを特徴
    とする請求項15記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】 前記アルミニウムとは異なる金属から
    なる導電層は、高融点金属からなることを特徴とする請
    求項15記載の半導体装置。
  18. 【請求項18】 前記開口部は複数設けられ、互いの前
    記開口部の間隔が50μm以下であることを特徴とする
    請求項15記載の半導体装置。
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