JPH1092924A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH1092924A
JPH1092924A JP24669096A JP24669096A JPH1092924A JP H1092924 A JPH1092924 A JP H1092924A JP 24669096 A JP24669096 A JP 24669096A JP 24669096 A JP24669096 A JP 24669096A JP H1092924 A JPH1092924 A JP H1092924A
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JP
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wiring
insulating film
barrier metal
via hole
interlayer insulating
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JP24669096A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Shimooka
義明 下岡
Kyoichi Suguro
恭一 須黒
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多層配線間を電気的に接続するヴィア・プラグ
全体の抵抗を下げる。 【解決手段】基板/絶縁膜10上にエッチング・ストッ
パ11を介して第1の層間絶縁膜(絶縁膜)12が形成
されている。第1の層間絶縁膜12に設けられた溝内に
バリアメタル層13を介して、Cu埋め込み配線14が
形成されている。そして、第1の層間絶縁膜12上に、
エッチング・ストッパ15,酸化・拡散防止膜16を介
して第2の層間絶縁膜17が形成されている。層間絶縁
膜17上に、エッチング・ストッパ18を介して第3の
層間絶縁膜19が形成され、上部にエッチング・ストッ
パ20が形成されている。層間絶縁膜17にはヴィア・
ホールが、そして第3の層間絶縁膜19には溝が形成さ
れ、内壁部にはバリアメタル21が形成されている。そ
して、溝及びヴィア・ホール内にはバリアメタル21を
介して、Cu膜22が埋め込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI,DRA
M,SRAM,CMOS,バイポーラ・トランジスタ等
において、特に多層配線間を接続するヴィア・プラグを
含む半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体集積回路中にAl材からな
る多層配線間を接続するヴィア・プラグの材料として
は、W材、あるいは配線と同じAl材が採用され、ヴィ
ア・ホール内に埋め込まれている。しかしいずれにして
も、ヴィア・プラグの底や側壁には、プロセス上の問題
から、あるいは密着性向上,スパイク防止,拡散防止と
いった観点からバリアメタル層が形成されている。W,
Alがヴィア・プラグとして用いられている場合、バリ
アメタル層として主にTiN(バルク比抵抗約80〜1
00μΩ・cm)膜が用いられている。
【0003】しかし、配線の低抵抗化,信頼性向上また
はデバイス速度の高速化を目的にCu(バルク比抵抗
1.7μΩ・cm)配線に関する研究・開発が活発化し
ている。配線材にCuを使用するとヴィア・プラグにも
Cu材料が用いられることが必至である。なぜならば、
ヴィア・プラグに抵抗の高いWやAlを使用すると、ヴ
ィア・プラグの抵抗が高くなって全体の抵抗が高くな
り、配線自体に低抵抗のCu材料を使用する意味がない
からである。
【0004】しかし、CuはSiやSiO2 中における
拡散係数が極めて大きいという問題がある。例えば、S
iにおけるCuの拡散係数は、約900℃でAlの10
10倍の値を持つ。万一CuがSi中に拡散した場合、S
iのバンド・ギャップの中央付近に不純物準位を形成す
る(価電子帯から約0.53eVの位置)ことから、キ
ャリアの生成・再結合中心となり、電気的特性に悪影響
を与えることが予想される。従って、ヴィア・プラグに
Cuを用いた場合、特に拡散を防止する為のバリアメタ
ルをヴィア・ホール底や側壁に絶対に形成しなければな
らない。
【0005】Cuの拡散を防止するバリアメタルつい
て、現在さまざまな研究・開発が行われている。Alや
W材について従来用いられていたTiNバリアメタル層
は、多結晶体から構成されて粒界を持つため、粒界から
CuがSi中などに拡散し、Cuに対するバリア層とは
なりえない。そのため、Cuのバリアメタルとしては、
結晶粒界などのCu拡散パスのないアモルファス金属が
必要であると考えられている。
【0006】しかし、一般にアモルファス金属は抵抗値
が高いことが知られている。現在、発明者らがCuのバ
リアメタルとしてアモルファスWSiNの研究・開発を
行っているが、このアモルファスWSiNの比抵抗は約
450μΩ・cmと高い比抵抗値を有する。このアモル
ファスWSiNをバリアメタル層として用いて、図19
に示すような幅0.1μmの開口寸法と0.6μmの深
さを有するヴィア・プラグをCuデュアル・ダマシンプ
ロセスで形成した場合の抵抗を算出してみた。ここで、
図19の(a),(b)はそれぞれ直交した部位の断面
図で、図19の(c)はその斜視図である。そして、1
0は基板あるいは絶縁膜、61はWSiNバリアメタル
層、62は下層Cu配線、63は層間絶縁膜、64はS
iN膜、65は層間絶縁膜、66はWSiNバリアメタ
ル層、67は上層の埋め込みCu配線、70は絶縁膜で
ある。
【0007】この時、ヴィア・ホール底のWSiN層6
6の抵抗値が4.5Ω、その上部の側壁部のWSiN層
66と埋め込みCu電極67の合成抵抗値が1.6Ωと
なった。ヴィア・ホール底のWSiN層66は10nm
と薄いにも係わらず、WSiN材料自体の抵抗値の高さ
から、ヴィア・プラグ全体の抵抗値に大きく関与してい
る。
【0008】また、ヴィア・ホールの開口径がa=0.
1μm,0.15μm,0.2μmである時、WSiN
バリアメタル層の厚さとヴィア・プラグ全体の抵抗との
関係を調べ、その結果を図20に示す。ここでヴィア・
ホールの深さは0.6μmである。図20から、ヴィア
・プラグの全体の抵抗は、ヴィア・ホールの開口寸法が
小さくなるほど、またヴィア・ホール底のWSiN層が
厚くなるほど増大することがわかる。
【0009】そして、図20のそれぞれの開口寸法にお
いて、WSiNバリアメタル層の底部のみの抵抗と、埋
め込みCu電極及びヴィア・プラグ側壁部のWSiNバ
リアメタル層との合成抵抗をそれぞれ計算し、その結果
を棒グラフにして図21に示す。なお、それぞれの棒グ
ラフにおいて、下層部分がヴィア・ホール底部のWSi
N層の抵抗値で、上層部分はヴィア・ホール底部のWS
iN層以外のヴィア・プラグの抵抗値である。ここで、
図21の(a)はWSiN層の厚さが10nmの場合
で、図21の(b)はWSiN層の厚さが20nmの場
合である。これから、ヴィア・プラグの抵抗のほとんど
は、WSiN層のヴィア・プラグ底の抵抗値が占めてい
ることがわかる。
【0010】従って、プラグ電極としてCuを用いて
も、バリアメタル層の抵抗値が高いためヴィア・プラグ
の抵抗が高くなり、信頼性が低下したり、デバイスの高
速化を図ることができないという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来、層間絶縁膜の上
層と下層とに形成されている配線間を接続する為に形成
されているヴィア・プラグ全体の抵抗値が高く、信頼性
が低下したり、デバイス速度の高速化を図ることができ
ないという問題があった。
【0012】本発明の目的は、ヴィア・プラグ全体の抵
抗を減少させ、信頼性の向上やデバイス速度の高速化を
はかり得る半導体装置及びその製造方法を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(構成)本発明の半導体装置及びその製造方法は以下の
ように構成されている。
【0014】(1) 本発明(請求項1)の半導体装置
は、半導体基板上の絶縁膜上に形成された第1の配線
と、この第1の配線及び前記絶縁膜上に形成された層間
絶縁膜と、前記第1の配線に接続するため、前記層間絶
縁膜に開口されたヴィア・ホールと、このヴィア・ホー
ルの側壁部及び前記層間絶縁膜の配線領域上に形成され
たバリアメタル層と、前記第1の配線と同一材料からな
り、前記ヴィア・ホールを埋め込むように形成され、前
記層間絶縁膜上に前記バリアメタル層を介して形成さ
れ、且つ前記ヴィア・ホール底部では前記第1の配線に
直接接続された第2の配線とを具備してなることを特徴
とする。
【0015】(2) (1)の半導体装置において、前
記バリアメタル層はTi,V,Cr,Zr,Nb,M
o,Hf,Ta,W等の高融点金属、あるいは構成元素
内にSiを含む材料、あるいは構成元素内に前記高融点
金属を含む材料の窒化物,或いは構成元素内に前記高融
点金属とSiとを含む材料の窒化物からなり、また、前
記第1の配線及び前記第2の配線はCu,Au,Agな
どの貴金属、あるいはAlを主体とする材料からなるこ
とを特徴とする。
【0016】(3) 本発明(請求項3)の半導体装置
の製造方法は、半導体基板上の絶縁膜に形成された第1
の配線を形成する工程と、前記第1の配線及び前記絶縁
膜上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜に
前記第1の配線と接続するためのヴィア・ホールを形成
する工程と、全面にバリアメタル層を堆積する工程と、
前記ヴィア・ホール底の前記バリアメタル層を除去する
工程と、前記ヴィア・ホール内を埋め込み、前記台1の
配線と接続するように前記層間絶縁膜上に前記第1の配
線と同一材料からなる第2の配線を形成する工程とを含
むことを特徴とする。
【0017】(4) (3)の半導体装置の製造方法に
おいて、前記バリアメタル層としてTi,V,Cr,Z
r,Nb,Mo,Hf,Ta,W等の高融点金属、ある
いは構成元素内にSiを含む材料、あるいは構成元素内
に前記高融点金属を含む材料の窒化物、或いは構成元素
内に前記高融点金属とSiとを含む材料の窒化物からな
る層を堆積し、また、前記第1の配線及び第2の配線の
材料としてCu,Au,Agなどの貴金属、あるいはA
lを主体とする材料を用いることを特徴とする。ここ
で、(1)に記載の半導体装置の望ましい実施態様は以
下の通りである。 (5) 前記第1の配線、第2の配線、または第1及び
第2の配線は絶縁膜に設けられた溝内に埋め込み形成さ
れている。
【0018】(6) プラグ電極がCuで構成されてい
る場合、バリアメタル層がアモルファス金属で構成され
ている。
【0019】(7) バリアメタル層がアモルファスW
SiNである。
【0020】ここで、(3)に記載の半導体装置の製造
方法の望ましい実施態様は以下の通りである。
【0021】(8) 半導体基板上の絶縁膜上に形成さ
れている配線上に第1の層間絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の層間絶縁膜に、前記配線と接続するヴィア・
ホールを形成する工程と、全面に第2の層間絶縁膜を形
成する工程と、前記第2の層間絶縁膜に溝を形成すると
ともに前記ヴィア・ホール内部の第2の層間絶縁膜を除
去する工程と、全面にバリアメタル層を堆積する工程
と、前記バリアメタル層をエッチングし、前記ヴィア・
ホール底の該バリアメタル層を除去する工程と、全面に
電極材を堆積した後、該電極材を前記溝に選択的に埋め
込む工程とを含む。 (9) 半導体基板上の絶縁膜上に形成されている配線
上に、第1の層間絶縁膜,第2の層間絶縁膜を積層する
工程と、前記第2の層間絶縁膜に溝を形成する工程と、
全面に第1のバリアメタル層を堆積する工程と、前記第
1のバリアメタル及び第1の層間絶縁膜の所定領域をエ
ッチングし、前記配線と接続するヴィア・ホールを形成
する工程と、全面に第2のバリアメタルを堆積する工程
と、前記第2のバリアメタル層をエッチングし、前記ヴ
ィア・ホール底の該バリアメタル層を除去する工程と、
全面に電極材を堆積した後、該電極材を前記溝に選択的
に埋め込む工程とを含む。
【0022】(作用)本発明の半導体装置及びその製造
方法は上記構成によって以下の作用効果を有する。
【0023】先に示した図21から、ヴィア・ホール内
の抵抗のほとんどは、ヴィア・ホール底部のWSiN層
の抵抗値が占めていることがわかる。従って、ヴィア・
ホール底にバリアメタル層を形成しないことによって、
ヴィア・ホール内の電極配線全体の抵抗値を下げること
ができる。つまり、本発明のヴィア・ホール内の電極配
線全体の抵抗は、図21に示す棒グラフの上層部分だけ
になる。
【0024】またこの時、ヴィア・ホールの側壁部に
は、バリアメタル層が形成されているので、ヴィア・ホ
ールの側壁に接する層間絶縁膜中等にCuなどのヴィア
・ホール内の電極配線の構成材料が拡散することを抑制
することができる。
【0025】また、ヴィア・ホール内の電極配線とその
下層の電極との間で同じ材料が接触することになるた
め、ヴィア・ホール内の電極配線とその下層の配線との
接触抵抗を低く抑えることができる。また、ヴィア・ホ
ール内の電極配線/下層の配線の界面に生じる準位を極
力抑制できることから、信頼性の向上を図ることが可能
となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1は本発明の第1の実施形態にかか
わる半導体集積回路中の多層配線部の断面図である。図
1の(a)及び(b)は、それぞれ直交した部位の断面
図である。基板あるいは絶縁膜10上にエッチング・ス
トッパ11を介して第1の層間絶縁膜(絶縁膜)12が
形成されている。第1の層間絶縁膜12に設けられた溝
内にバリアメタル層13を介して、Cu埋め込み配線1
4が形成されている。そして、第1の層間絶縁膜12上
に、エッチング・ストッパ15,SiN等の酸化防止膜
あるいは拡散防止膜(酸化・拡散防止膜)16を介して
第2の層間絶縁膜(層間絶縁膜)17が形成されてい
る。そして、第2の層間絶縁膜17上に、エッチング・
ストッパ18を介して第3の層間絶縁膜19が形成さ
れ、この上部にエッチング・ストッパ20が形成されて
いる。第2の層間絶縁膜17にはヴィア・ホールが、そ
して第3の層間絶縁膜19には溝が形成され、これらの
ヴィア・ホール側壁部及び溝の内壁部にはバリアメタル
21が形成されている。そして、溝及びヴィア・ホール
内にはバリアメタル21を介して、プラグ電極及び第2
の配線となるCu膜22が埋め込まれている。
【0027】この構造の特徴は、ヴィア・ホール底には
バリアメタルが形成されておらず、Cu埋め込み配線上
に直接プラグ電極が形成されていることである。
【0028】ヴィア・ホールの底にはバリアメタル層が
形成されていない多層配線の製造工程を図2〜5の工程
断面図を用いて説明する。図2〜5の工程断面図におい
て、左側の図は図1の(a)、右側の図は図1の(b)
の断面にそれぞれ当たる。
【0029】先ず、図2の(a)に示すように、半導体
基板あるいは絶縁層10上にエッチング・ストッパ1
1,第1の層間絶縁膜12,エッチング・ストッパ15
を積層した後、エッチング・ストッパ15,層間絶縁膜
12をエッチングし、層間絶縁膜12に溝を形成する。
そして、溝の内壁部にバリアメタル層13を形成した
後、この溝の内部にCu埋め込み配線14を形成する。
ここで、層間絶縁膜12はSiO2 あるいはSOG(Sp
in on Glass ),ポリイミド等の絶縁層からなり、エッ
チング・ストッパ11,15はSiN等からなる。な
お、バリアメタル層13としてアモルファスWSiN層
を用いた場合、その原子数比は「W:Si:N=1:
0.4〜0.8:0.5〜1.1」が望ましい。
【0030】次いで、図2の(b)に示すように、全面
にCuの酸化・拡散防止膜16,第2の層間絶縁膜17
及びエッチング・ストッパ18をスパッタリング法ある
いは化学気相成長(CVD:Chemical Vapor Depositio
n )法を用いて積層する。ここで、エッチング・ストッ
パ18は、後の上層配線用溝加工時にエッチング・スト
ッパとなるものである。なお、酸化・拡散防止膜16と
してはSiN等を用いることができるが、Cu埋め込み
配線14の酸化が問題とならない場合には省略すること
も可能である。
【0031】次いで、図2の(c)に示すように、エッ
チング・ストッパ18及び層間絶縁膜17及び酸化・拡
散防止膜16の所定領域を反応性イオンエッチング(R
IE:Reactive Ion Etching)法を用いてエッチング
し、ヴィア・ホール31を形成する。
【0032】その後、図3の(d)に示すように、第3
の層間絶縁膜19及びエッチング・ストッパ20をCV
D法を用いて積層する。なお、エッチング・ストッパ2
0は形成上必要なければ省略することも可能である。
【0033】次いで、図3の(e)に示すように、エッ
チング・ストッパ20及び層間絶縁膜19を所定領域を
エッチングして第2のCu埋め込み配線用溝32を形成
すると共に、ヴィア・ホール31内に埋め込まれていた
エッチング・ストッパ20,層間絶縁膜19を除去す
る。この時、エッチング・ストッパ18が、この工程の
RIEの際のエッチング・ストッパとなっており、合わ
せずれ対策になっている。
【0034】次いで、図3の(f)に示すように、WS
iNバリアメタル層21をスパッタリング法あるいはC
VD法によって全面に堆積する。その後、図4の(g)
に示すように、ヴィア・ホール底のWSiNバリアメタ
ル層21を除去する。ここで、特にスパッタリング法で
WSiNを堆積した場合に顕著であるが、アスペクト比
の大きいヴィア・ホール底のWSiNバリアメタル層2
1の膜厚は、表面の絶縁膜上の物に比べ薄くなる。従っ
て、WSiN層の除去方法として、レジストなどでマス
クをしなくとも、Arイオンによるバイアス・スパッタ
リング法やRIE法による異方性エッチングを用いて、
ヴィア・ホール底のWSiN層21を除去し、ヴィアホ
ール側壁,配線用溝底及び溝側壁のWSiNバリアメタ
ル層21を残すことができる。
【0035】そしてこの時、ヴィア・ホールの底に表れ
たCu埋め込み配線14表面に形成されている酸化層を
同時に除去することにより、電気的抵抗を低減すること
ができる。従って、このWSiNバリアメタル層21を
エッチングする際には、Cu及びWSiNバリアメタル
にコロージョンが生じないガスを用いる必要がある。こ
の後、図4の(h)に示すように、ヴィア・ホール内の
プラグ電極及び配線材となるCu膜22をスパッタリン
グ法やCVD法によって全面に堆積する。ただし、密着
性の向上や抵抗低減のため、図4の(g)に示した工程
のヴィア・ホール底のWSiNバリアメタル層21の除
去後、大気にさらさずにそのままCu膜22を成膜する
ことが望ましい。この時、配線用溝及びヴィア・ホール
内にCu膜22が完全に埋め込まれていなければ、図5
の(i)に示すように、熱処理やレーザ照射を行ってC
u膜22をリフローして埋め込みを完全な物とする。こ
の埋め込み処理は、Cu膜22が酸化しないようにH2
を含む還元雰囲気中、あるいはN2 ,Arといった不活
性ガス中または真空中で行う。
【0036】最後に、図5の(j)に示すように、配線
用溝からあふれた余分なCu膜22とWSiNバリアメ
タル層21を、化学的機械研磨(CMP:Chemical Mec
hanical Plishing)法あるいはレジスト・エッチバック
法を用いて除去する。こうして、ヴィア・ホール内と配
線用溝内とに同時にCu膜22を埋め込むことができ
る。
【0037】また、図2の(b),(c),図3の
(d)〜(f)に示した工程を繰り返すことに寄って、
3層以上の多層配線を形成することができる。
【0038】なお、本実施形態において、第1の層間絶
縁膜17の材料と第2の層間絶縁膜19の材料が異な
り、上記したように溝32を形成する工程において、層
間絶縁膜19を層間絶縁膜17に対して選択的にエッチ
ングすることができれば、エッチングストッパ18は不
要である。
【0039】本実施形態の半導体装置は、ヴィア・ホー
ル底のバリアメタル層が形成されていないことによっ
て、ヴィア・プラグの抵抗を下げることができる。ま
た、ヴィア・プラグの材料と下層の材料とが同じCuな
ので、ヴィア・プラグ/配線間界面の接触抵抗を低く抑
えることができる。
【0040】(第2実施形態)第1実施形態と異なる構
造及び製造方法の半導体を以下に示す。図6は本発明の
第2実施形態に係わる半導体集積回路中の多層配線部の
断面図である。基板あるいは絶縁膜10上にエッチング
・ストッパ11を介して第1の層間絶縁膜(絶縁膜)1
2が形成されている。第1の層間絶縁膜12に設けられ
た溝内にバリアメタル層13を介して、Cu埋め込み配
線14が形成されている。そして、第1の層間絶縁膜1
2上に、エッチング・ストッパ15,SiNなどの酸化
・拡散防止膜16を介して第2の層間絶縁膜(層間絶縁
膜)17が形成されている。そして、第2の層間絶縁膜
17上に、エッチング・ストッパ18を介して第3の層
間絶縁膜19が形成され、この上部にエッチング・スト
ッパ20が形成されている。第2の層間絶縁膜17には
ヴィア・ホールが、そして第3の層間絶縁膜19には溝
が形成されている。第3の層間絶縁膜19に設けられた
溝の側壁及び底面には第1のバリアメタル層41が形成
されている。また、第2の層間絶縁膜17に設けられた
ヴィア・ホールの側壁部、及びヴィア・ホール上の溝の
側壁に第1のバリアメタル層41を介して第2のバリア
メタル層42が形成されている。
【0041】第1実施形態と異なる製造工程の例を図7
〜12を工程断面図を用いて説明する。なお、図7〜1
2の工程断面図において、左側の図は図6の(a)、右
側の図は図6の(b)の断面にそれぞれ当たる。
【0042】先ず、図7の(a)に示す工程は、図2の
(a)に示す工程と同様に、半導体基板あるいは絶縁層
10上に、エッチング・ストッパ11,第1の層間絶縁
膜12,エッチング・ストッパ15を積層し、エッチン
グ・ストッパ15,層間絶縁膜12をエッチングして溝
を形成した後、溝の内壁にバリアメタル層13を形成す
る。そして、溝の内部にCu埋め込み配線14を形成す
る。
【0043】次いで、図7の(b)に示すように、Cu
の酸化・拡散防止膜16,第2の層間絶縁膜17,上層
配線用溝加工時のエッチング・ストッパ18をスパッタ
リング法あるいはCVD法で積層する。なお、エッチン
グ・ストッパー18は形成上必要なければ省略すること
もできる。
【0044】そして、図7の(c)に示すように、エッ
チング・ストッパ18上に第3の層間絶縁膜19,エッ
チング・ストッパ20をスパッタリング法あるいはCV
D法で成膜する。なお、エッチング・ストッパ20は形
成上必要なければ省略することも可能である。
【0045】次に、図8の(d)に示すように、エッチ
ング・ストッパ20,層間絶縁膜19をRIE法などに
よって、所望のパターンの2層目Cu埋め込み配線用溝
32を形成する。この時、エッチング・ストッパ18
が、この工程のRIEのエッチング・ストッパとなって
いる。そして、図8の(e)に示すように、全面に第1
のWSiNバリアメタル層41をスパッタリング法やC
VD法などで全面に堆積する。
【0046】次に、図9の(f)に示すように、ヴィア
・ホール部が開口しているレジスト43のパターニング
を行った後、レジスト43開口部のWSiNバリアメタ
ル層41をRIE法等を用いてエッチングして除去す
る。そして、図9の(g)に示すように、エッチングガ
スの種類を変えて、RIE法によってCu埋め込み配線
14までヴィア・ホール31を形成する。その後レジス
ト43をO2 ダウンフローアッシング等を用いて除去し
ておく。この時、WSiNバリアメタル層41,エッチ
ング・ストッパ18,層間絶縁膜17,及び酸化・拡散
防止膜16を同時にエッチングすることが可能であれ
ば、図9の(f),(g)に示した工程を同時に行って
も良い。
【0047】次いで、図10の(h)に示すように、全
面にに第2のWSiNバリアメタル層42をスパッタリ
ング法あるいはCVD法によって成膜する。そして、図
10の(i)に示すように、ヴィア・ホール底のみのW
SiNバリアメタル層42を除去する。特にスパッタリ
ング法によってWSiN膜を成膜した場合顕著である
が、アスペクト比の大きいヴィア・ホールの底の膜厚
は、上面の絶縁膜と比較して薄くなる。従って、レジス
トでマスクをしなくとも、Arイオンによるバイアス・
スパッタリング法やRIE法による異方性エッチングを
用いて、ヴィア・ホール底のWSiNバリアメタル層4
2のみを除去し、ヴィア・ホール側壁,配線用溝及び溝
側壁にはWSiNバリアメタル層42を残すことができ
る。
【0048】そしてこの時、ヴィア・ホール底に表れた
Cu埋め込み配線14表面の酸化層を同時に除去するこ
とによって、電気的抵抗を低減することができる。従っ
て、ヴィア・ホールの底のWSiNバリアメタル層42
を除去する際には、WSiN及びCuにコロージョンが
生じないガス等を用いる必要がある。
【0049】そして、図11の(j)に示すように、ヴ
ィア・プラグ及び埋め込み配線となるCu膜22をスパ
ッタリング法やCVD法によって全面に堆積する。Cu
膜22の堆積の際、密着性の向上あるいは接触抵抗低減
のため、図10の(i)に示した工程のヴィア・ホール
底のバリアメタル層42の除去後、大気にさらさずに、
成膜することが望ましい。Cu膜22が配線用溝及びヴ
ィア・ホール内に完全に埋め込まれていなければ、図1
1の(k)に示すように、熱処理あるいはレーザ照射を
行ってリフローして埋め込みを完全な物とする。リフロ
ー処理はCu膜22が酸化しないようにH2 を含む還元
雰囲気中あるいはN2 ,Arといった不活性ガス中また
は真空中で行う。
【0050】そして最後に、図12の(l)に示すよう
に、配線用溝からあふれているCu22とWSiNバリ
アメタル層41をCMP法あるいはレジスト・エッチバ
ック法を用いて除去して完成する。
【0051】本実施形態の半導体装置の製造方法は、ヴ
ィア・プラグ全体の抵抗の増加を抑制し、信頼性の向上
及びデバイス速度の高速化を図ることができる半導体を
製造することができる。
【0052】(第3実施形態)図13〜図18は、ヴィ
ア底のバリアメタル層のみを除去して多層配線を形成す
る第3実施形態を示す断面図である。本実施形態では配
線部分をRIEによる形成方法を採用しているが、ヴィ
ア底のバリアメタルを除去する方法は共通である。な
お、図13〜図18の工程図において、左側、右側の図
の説明は、前述した実施形態と同様なので省略する。
【0053】初めに図13(a)に示す如く半導体基板
あるいは絶縁層10上にバリアメタル層13,13’、
第1の配線層となる44をスパッタリング法あるいはC
VD法で成膜した後、図13(b)に示すようにRIE
法を用いて第1の配線層を形成する。次に、図13
(c)に示すが如くSiO2 ,ポリイミド,SOGとい
った材料を用いて第1の層間絶縁膜12を堆積し、CM
P法あるいはレジスト・バック法により図14(a)の
ように平坦化を行う。
【0054】尚、半導体基板としてはSi、Ge、Ga
As、ZnSe、CdTe、InGaP等、あるいはこ
れらを組み合わせた半導体基板を用いることができる。
また、絶縁膜としてはSiO2 、SiN、あるいはポリ
イミド、SOG等の材料を用いることができる。更に、
配線材料としてはCu、Au、Agといった貴金属、あ
るいは、従来の配線材料であるAlを主体とする元素、
また、バリアメタル材料としてはTi、V、Cr、Z
r、Nb、Mo、Hf、Ta、Wといった高融点金属、
あるいは、構成元素内にSiを含む材料、あるいは、構
成元素内に前記高融点金属とSiとを含む材料の窒化物
を用いることができる。
【0055】続いて、図14(b)に示すように上層の
配線と電気的な接続を得るために、RIE法を用いて絶
縁膜12にヴィア・ホール31を形成する。このとき第
1の配線上のバリアメタル13’においてヴィア底の部
分をRIE法によって同時に除去しておく。次に、ヴィ
ア・ホールの形成後、ヴィア側壁にのみバリアメタル層
を形成するために、図15(a)に示すが如くヴィア・
ホールのバリアメタル層45を成膜し、図15(b)の
如く異方性エッチング等により側壁部分のみを残すよう
にする。このとき、ヴィア底バリアメタルの除去方法と
してはArイオンによるバイアス・スパッタリング法や
RIE法による異方性エッチングを用いて除去を行う
が、側壁部分のバリアメタルはエッチングの方向に対し
て膜厚が厚くなるためエッチングされずに残存する。
【0056】次に、図15(c)に示すように選択CV
D法を用いてヴィア・ホール中に配線44、49と同じ
材料で埋込みを行う。続いて、CMP法、レジスト・エ
ッチバック法等を用いて平坦化を実施し、図16(a)
の様な形状を得る。ここでは選択CVD法の例を示した
が、スパッタリング法によりヴィア・ホールに埋込みを
行っても良い。
【0057】次に、第2の配線層を形成するために、初
めに図16(b)の如く下層のバリアメタル47をスパ
ッタリング法またはCVD法を用いて成膜した後、ヴィ
アとの接触部分48のみを図17(a)のようにRIE
法を用いて除去しておく。そして、図17(b)の如く
第2の配線層49、さらにその上にバリアメタル47’
をスパッタリング法やCVD法を用いて成膜し、続い
て、図18(a)のように配線形状にパターニングを行
う。最後に、第1の層間絶縁膜の成膜と同じ要領で、図
18(b)に示すように第2の層間絶縁膜17を成膜
し、平坦化して2層配線が形成される。
【0058】尚、図14(b)から図18(b)を繰り
返すことにより3層以上の多層配線を形成することがで
きる。
【0059】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、上記実施形態では、第2の配線とプラ
グ電極とを同時に形成しているが、別々の工程で形成し
ても良い。
【0060】本発明のヴィア・ホールの構造は、LS
I,DRAM,SRAM,CMOS,バイポーラ・トラ
ンジスタ等の半導体装置に適用することができる。
【0061】配線層の材料としてCu以外に、Au,A
gといった貴金属、従来の配線材であるAlを主体とす
る元素を用いても良い。
【0062】半導体基板としては、Si,Ge,GaA
s,ZnSe,CdTe,InGaP等、あるいはこれ
らを組み合わせた半導体基板を用いることができる。
【0063】バリアメタル材料としては、WSiN以外
にもTi,V,Cr,Zr,Nb,Mo,Hf,Ta,
Wといった高融点金属、Siを含む材料、あるいは上記
元素を含んで構成されている材料の窒化物を用いること
ができる。
【0064】また、上記実施形態では、絶縁膜に設けた
溝内部に電極配線を形成する場合を述べたが、絶縁膜上
にエッチングにより加工して形成した電極配線にも本発
明は適用可能である。
【0065】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施することが可能である。
【0066】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、ヴィア・ホール
底にはバリアメタル層が存在しないことによって、ヴィ
ア・ホール内の電極配線全体の抵抗を下げ、信頼性の向
上及びデバイスの高速化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係わる半導体集積回路の多層配
線部の断面図。
【図2】第1実施形態に係わる半導体集積回路の多層配
線部の工程断面図(1)。
【図3】第1実施形態に係わる半導体集積回路の多層配
線部の工程断面図(2)。
【図4】第1実施形態に係わる半導体集積回路の多層配
線部の工程断面図(3)。
【図5】第1実施形態に係わる半導体集積回路の多層配
線部の工程断面図(4)。
【図6】第2実施形態に係わる半導体集積回路の多層配
線部の断面図。
【図7】第2実施形態に係わる半導体集積回路の多層配
線部の工程断面図(1)。
【図8】第2実施形態に係わる半導体集積回路の多層配
線部の工程断面図(2)。
【図9】第2実施形態に係わる半導体集積回路の多層配
線部の工程断面図(3)。
【図10】第2実施形態に係わる半導体集積回路の多層
配線部の工程断面図(4)。
【図11】第2実施形態に係わる半導体集積回路の多層
配線部の工程断面図(5)。
【図12】第2実施形態に係わる半導体集積回路の多層
配線部の工程断面図(6)。
【図13】第3実施形態に係わる集積回路の多層配線部
の工程断面図(1)。
【図14】第3実施形態に係わる集積回路の多層配線部
の工程断面図(2)。
【図15】第3実施形態に係わる集積回路の多層配線部
の工程断面図(3)。
【図16】第3実施形態に係わる集積回路の多層配線部
の工程断面図(4)。
【図17】第3実施形態に係わる集積回路の多層配線部
の工程断面図(5)。
【図18】第3実施形態に係わる集積回路の多層配線部
の工程断面図(6)。
【図19】従来の半導体集積回路の多層配線部の構成を
示す図。
【図20】従来のヴィア・ホールの抵抗を示す特性図。
【図21】ヴィア・ホール内の抵抗を示す特性図。
【符号の説明】
10…半導体基板/絶縁層 11…エッチング・ストッパ 12…第1の層間絶縁膜 13…バリアメタル層 14…Cu埋め込み配線 15…エッチング・ストッパ 16…酸化・拡散防止膜 17…第2の層間絶縁膜 18…エッチング・ストッパ 19…第3の層間絶縁膜 20…エッチング・ストッパ 21…WSiNバリアメタル層 22…Cu膜 31…ヴィア・ホール 32…Cu埋め込み配線用溝 41…第1のWSiNバリアメタル層 42…第2のWSiNバリアメタル層 43…レジスト 45…ヴィア・ホールのバリアメタル 46…ヴィアの埋め込み材料 47…第2の配線のバリアメタル 48…ヴィア・ホール上のコンタクト 49…第2の配線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上の絶縁膜上に形成された第1
    の配線と、この第1の配線及び前記絶縁膜上に形成され
    た層間絶縁膜と、前記第1の配線に接続するため、前記
    層間絶縁膜に開口されたヴィア・ホールと、このヴィア
    ・ホールの側壁部及び前記層間絶縁膜の配線領域上に形
    成されたバリアメタル層と、前記第1の配線と同一材料
    からなり、前記ヴィア・ホールを埋め込むように形成さ
    れ、前記層間絶縁膜上に前記バリアメタル層を介して形
    成され、且つ前記ヴィア・ホール底部では前記第1の配
    線に直接接続された第2の配線とを具備してなることを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記バリアメタル層はTi,V,Cr,Z
    r,Nb,Mo,Hf,Ta,W等の高融点金属、ある
    いは構成元素内にSiを含む材料、あるいは構成元素内
    に前記高融点金属を含む材料の窒化物,或いは構成元素
    内に前記高融点金属とSiとを含む材料の窒化物からな
    り、また、前記第1の配線及び前記第2の配線はCu,
    Au,Agなどの貴金属、あるいはAlを主体とする材
    料からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】半導体基板上の絶縁膜に形成された第1の
    配線を形成する工程と、前記第1の配線及び前記絶縁膜
    上に層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜に前
    記第1の配線と接続するためのヴィア・ホールを形成す
    る工程と、全面にバリアメタル層を堆積する工程と、前
    記ヴィア・ホール底の前記バリアメタル層を除去する工
    程と、前記ヴィア・ホール内を埋め込み、前記台1の配
    線と接続するように前記層間絶縁膜上に前記第1の配線
    と同一材料からなる第2の配線を形成する工程とを含む
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記バリアメタル層としてTi,V,C
    r,Zr,Nb,Mo,Hf,Ta,W等の高融点金
    属、あるいは構成元素内にSiを含む材料、あるいは構
    成元素内に前記高融点金属を含む材料の窒化物、或いは
    構成元素内に前記高融点金属とSiとを含む材料の窒化
    物からなる層を堆積し、また、前記第1の配線及び第2
    の配線の材料としてCu,Au,Agなどの貴金属、あ
    るいはAlを主体とする材料を用いることを特徴とする
    請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
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