JP2000291622A - ウエーブワッシャ - Google Patents

ウエーブワッシャ

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JP2000291622A
JP2000291622A JP11102385A JP10238599A JP2000291622A JP 2000291622 A JP2000291622 A JP 2000291622A JP 11102385 A JP11102385 A JP 11102385A JP 10238599 A JP10238599 A JP 10238599A JP 2000291622 A JP2000291622 A JP 2000291622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wave washer
mating shaft
washer body
washer
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP11102385A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Mikura
正明 見倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK, Chuo Spring Co Ltd filed Critical Chuo Hatsujo KK
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Publication of JP2000291622A publication Critical patent/JP2000291622A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエーブワッシャのばね特性はその内径の大
きさが大きく影響する。このため、組み立ての都合上内
径で位置決めしなければならない場合に内径を相手軸に
一致させようとすると、所望のばね特性を得ることが困
難な場合があるが、そのために、所望のばね特性が得ら
れるように内径を相手軸より大きくした場合には、外径
で位置決めできる場合を除いて、相手軸と同心にセット
するためには、組み立て時に治具を用いて慎重に行う必
要があり、作業能率向上の妨げになるという課題があ
る。 【解決手段】 ウエーブワッシャ本体の内周側に相手軸
との位置決めとなるガイド部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組み付け時に内周側
で位置決めするようにしたウエーブワッシャに関する。
【0002】
【従来の技術】ウエーブワッシャを使用する場合、外径
側または内径側に位置決め部分を設け、同心に取り付け
て予定どうりたわませることが必要である。
【0003】しかし、内径側に軸を設けた場合、軸径と
ワッシャ内径との差が大きくなると位置決めが難しくな
る。
【0004】また内径側または外径側で位置決めするた
めに内径または外径の寸法を変更すると所望のばね特性
を得ることが困難な場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、所望のばね
特性が得られるように内径を相手軸より大きくした場合
には、外径で位置決めできる場合を除いて、相手軸と同
心にセットするためには、組み立て時に治具を用いて慎
重に行う必要があり、作業能率向上の妨げになるという
課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】このよう
な課題を解決するための手段として、請求項1の発明
は、ウエーブワッシャ本体の内周側に相手軸との位置決
めとなるガイド部を設けたから、特別な治具を用いなく
ても、所望のばね特性を有するウエーブワッシャ本体を
相手軸と同心に容易にセットすることができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、ガイド部が複数本の突片からなるから、各突片の先
端が相手軸の外周に当接して確実に位置決めすることが
できる。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、突片の先端が前記相手軸の外周面に倣う形状である
から位置決めをより確実に行うことができるとともに、
突片の先端が相手軸に局部的に当たってこれを傷付ける
おそれがない。
【0009】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、ガイドが相手軸と嵌合するリングであって、そのリ
ングが1以上のブリッジでウエーブワッシャ本体に連結
されているから、ウエーブワッシャ本体を相手軸に対し
て確実に同心にセットすることができる。
【0010】請求項5の発明は、請求項1、2、3また
は4の発明において、ガイド部がウエーブワッシャ本体
のばね特性に影響を与えないように形成されているか
ら、所望のばね特性を確保することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1〜4は第1の実施の形態
を示し、図において、1はばね鋼等の弾力性を有する材
料からなる本発明にかかるウエーブワッシャであって、
波付けの施されたリング状のウエーブワッシャ本体2の
内周にガイド部となる3個の突片3が等角度間隔で斜め
上向きに形成されており、各突片3の先端は幅広になっ
ていて、図3、4に示す相手軸aの直径bにほぼ緊密に
倣う曲面4が形成されている。
【0012】この突片3はウエーブワッシャ本体2に圧
縮荷重が作用したときに最も変形の小さい一定の部分に
形成することが、ウエーブワッシャ2のばね特性に影響
を与えないようにする上で好ましい。
【0013】以上のような構成とすることにより、所望
のばね特性を有し、かつ、相手軸aに正確に位置決めす
ることができるウエーブワッシャ1を提供することがで
きる。
【0014】図5〜7は第2の実施の形態のウエーブワ
ッシャ5を示し、波付けの施されたリング状のウエーブ
ワッシャ本体6の中心にガイド部となるリング7が2本
のブリッジ8によりウエーブワッシャ本体6と同心かつ
一体に形成されており、そのリング7の内周は、図7に
示すように、相手軸aにほぼ緊密に嵌合し、ウエーブワ
ッシャ本体6を相手軸aと同心に位置決めできるように
なっている。
【0015】この実施の形態においても、ブリッジ8は
ウエーブワッシャ本体2に圧縮荷重が作用したときに最
も変形の小さい一定の部分に形成することが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の平面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】相手軸aへ装着する前の状態の断面図である。
【図4】相手軸aに装着した状態の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の平面図である。
【図6】その側面図である。
【図7】相手軸aに装着した状態の断面図である。
【符号の説明】
1、5:ウエーブワッシャ 2、6:ウエーブワッシャ本体 3:突片(ガイド部) 7:リング(ガイド部) 8:ブリッジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエーブワッシャ本体の内周側に相手軸
    との位置決めとなるガイド部を設けたウエーブワッシ
    ャ。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部が複数本の突片からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のウエーブワッシャ。
  3. 【請求項3】 前記突片の先端が前記相手軸の外周面に
    倣う形状であることを特徴とする請求項2記載のウエー
    ブワッシャ。
  4. 【請求項4】 前記ガイドが前記相手軸と嵌合するリン
    グであって、該リングが1以上のブリッジで前記ウエー
    ブワッシャ本体に連結されていることを特徴とする請求
    項1記載のウエーブワッシャ。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部が前記ウエーブワッシャ本
    体のばね特性に影響を与えないように形成されているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3または4記載のウエー
    ブワッシャ。
JP11102385A 1999-04-09 1999-04-09 ウエーブワッシャ Pending JP2000291622A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102785597A (zh) * 2012-08-23 2012-11-21 上海交运汽车精密冲压件有限公司 座椅调角器的传力杆轴向限位结构
US10876466B2 (en) 2017-03-15 2020-12-29 Ihi Corporation Wave washer and variable-flow-rate valve
WO2022043266A1 (de) * 2020-08-31 2022-03-03 Brose Fahrzeugteile SE & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg Elektromotor

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