JP2003262516A - 回転検出器取付板 - Google Patents

回転検出器取付板

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JP2003262516A
JP2003262516A JP2002065632A JP2002065632A JP2003262516A JP 2003262516 A JP2003262516 A JP 2003262516A JP 2002065632 A JP2002065632 A JP 2002065632A JP 2002065632 A JP2002065632 A JP 2002065632A JP 2003262516 A JP2003262516 A JP 2003262516A
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JP
Japan
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rotation detector
ears
plate
mounting plate
detector mounting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2002065632A
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English (en)
Inventor
Shuji Nakajima
修司 中島
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ばね板体の両側部に形成された耳
部に補助板を重合させることにより、取付板の取付時に
おける各耳部の補強を行うことを目的とする。 【解決手段】 本発明による回転検出器取付板は、ばね
板体(1)の両側部に形成された耳部(3,3)の一面に補助板
(5)を重合させることにより、各耳部(3,3)の板厚を増加
させ、取付板(10)をモータ等に取付ける際の耳部(3,3)
の変形や破断等の不具合の発生を防止する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転検出器取付板
に関し、特に、輪状のばね板体の両側部に形成された耳
部に補強板を重合して設けることにより、薄いばね板で
形成された耳部を補強し、軸方向のフレキシブル性を確
保しつつ取付け時の剛性も確保するための新規な改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の回転検出
器取付板としては、一般に、全体構成がステンレス等の
バネ鋼材を用いた薄板で形成され、特に軸方向のフレキ
シブル性を得るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転検出器取付
板は、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、回転検出器に設けられた
取付板の各耳部も全体と同じ薄いばね板で構成されてい
たため、この耳部を取付けるモータ及び装置等の取付面
が荒れている場合には、ねじ等で固定する際に変形して
ばね板体を損傷させることがあった。また、耳部の孔が
長孔であるためネジ座面が少なくなり、耳部の強度が低
下していた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、輪状のばね板体の両側部に
形成された耳部に補強板を重合して設けることにより、
薄いばね板で形成された耳部を補強し、軸方向のフレキ
シブル性を確保しつつ取付け時の剛性も確保するように
した回転検出器取付板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による回転検出器
取付板は、回転検出器の中空軸を貫通させるための貫通
孔を有し全体形状が輪状をなすばね板体と、前記ばね板
体の側部に互いに対向配置され長孔を有すると共に第1
段部を介して形成された一対の耳部と、前記ばね板体の
前記各耳部間に位置し前記回転検出器を接続するため互
いに対向して形成された一対の取付用孔と、前記各耳部
に重合して設けられた補助板とを備え、前記各耳部は前
記補助板により板厚を増加させた構成であり、また、前
記各取付用孔には、第2段部を介して軸方向に突出する
突出部が形成されている構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による回
転検出器取付板の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説
明する。図1から図5において符号1で示されるものは
ステンレス等のばね鋼からなる薄板構成で対向配置の取
付用孔1aを有するばね板体であり、このばね板体1は
その中央部にエンコーダ等の回転検出器20(図示せ
ず)の中空軸21が貫通するための貫通孔2が形成さ
れ、その各側部には互いに対向配置で長孔7を有する一
対の耳部3、3が設けられている。
【0007】前記各耳部3、3は、前記ばね板体1から
一体に形成された第1段部4によって軸方向に曲折して
形成され、各耳部3、3の基部22には凹状に形成され
た一対のくびれ部23が形成されている。前記各耳部
3、3には長孔7が形成されていると共に、その外縁部
24は弧状に形成され、板厚を補うためこの耳部3、3
と同形状でばね板体1と同一又は厚い補助板5、6が耳
部3、3の一面にスポット溶接100又は接着にて設け
られている。尚、この補助板5には、前記長孔7と同一
形状の補助長孔7aを有し、各長孔7と補助長孔7aと
は同一位置に重合して配設されている。
【0008】前記ばね板体1の前記各耳部3、3間位置
には、軸方向に沿って曲折して突出する第2段部25に
よって形成された一対の突出部26が形成されている。
前記各突出部26は、前記取付用孔1aを有すると共
に、この突出部26には前記回転検出器(図示せず)が
取付ねじによって直接接続固定されている。また、前述
のように突出部26に回転検出器を取付けた場合には、
前記外縁部24はこの回転検出器の外周面の内側に位置
するように構成されている。尚、各耳部3、3と各突出
部26、26は、ばね板体1に90度間隔で配設されて
いる。
【0009】従って、前記取付板10の各突出部26に
回転検出器を取付け、補助板5を有する各耳部3、3を
モータ又は他の装置に接続し、中空軸21をモータ等の
回転軸(図示せず)に接続すると、回転検出器と耳部
3、3との間には2段構成の段部4、25が存在し、従
来よりも軸方向及びねじりやラジアル方向における取付
板10のフレキシビリティを大幅に向上させることがで
きる。また、各耳部3、3に補助板5が設けられている
ため、各耳部3、3の強度が向上し、変形及び破断等の
不具合を防止することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明による回転検出器取付板は、以上
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、ばね板体の各耳部には、補助板
が重合して溶接又は接着によって設けられているため、
各耳部の強度が向上し、長孔が形成されていてもモータ
又は装置等への取付時の変形や破断等の不具合の発生を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転検出器取付板を示す平面図で
ある。
【図2】図1の補助板を示す平面図である。
【図3】図1の下から見た構成図である。
【図4】図3の下から見た構成図である。
【図5】図4の左から見た構成図である。
【符号の説明】
1 ばね板体 2 貫通孔 3 耳部 4 第1段部 5 補助板 25 第2段部 26 突出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転検出器の中空軸(21)を貫通させるた
    めの貫通孔(2)を有し全体形状が輪状をなすばね板体(1)
    と、前記ばね板体(1)の側部に互いに対向配置され長孔
    (7)を有すると共に第1段部(4)を介して形成された一対
    の耳部(3,3)と、前記ばね板体(1)の前記各耳部(3,3)間
    に位置し前記回転検出器を接続するため互いに対向して
    形成された一対の取付用孔(1a)と、前記各耳部(3,3)に
    重合して設けられた補助板(5)とを備え、前記各耳部(3,
    3)は前記補助板(5)により板厚を増加させた構成とした
    ことを特徴とする回転検出器取付板。
  2. 【請求項2】 前記各取付用孔(1a)には、第2段部(25)
    を介して軸方向に突出する突出部(26)が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の回転検出器取付板。
JP2002065632A 2002-03-11 2002-03-11 回転検出器取付板 Withdrawn JP2003262516A (ja)

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Effective date: 20050607