JP3111729B2 - スピーカ用振動板 - Google Patents
スピーカ用振動板Info
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- JP3111729B2 JP3111729B2 JP05051887A JP5188793A JP3111729B2 JP 3111729 B2 JP3111729 B2 JP 3111729B2 JP 05051887 A JP05051887 A JP 05051887A JP 5188793 A JP5188793 A JP 5188793A JP 3111729 B2 JP3111729 B2 JP 3111729B2
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- JP
- Japan
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- diaphragm
- main body
- edge
- elliptical
- diaphragm main
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は映像、音響機器などに組
込まれて使用されるスピーカ用振動板に関するものであ
る。
込まれて使用されるスピーカ用振動板に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、映像用機器などに使用されるスピ
ーカは、スリムで高性能な要求が強く、その中で同じ口
径でスピーカ用振動板を１ランク大きくし、低音の増
強、高能率化を図った楕円形の振動板を使ったスピーカ
が使われている。
ーカは、スリムで高性能な要求が強く、その中で同じ口
径でスピーカ用振動板を１ランク大きくし、低音の増
強、高能率化を図った楕円形の振動板を使ったスピーカ
が使われている。
【０００３】以下に、上記従来の同じ口径で振動板を１
ランク大きくした構成の楕円形のスピーカ用振動板につ
いて説明する。
ランク大きくした構成の楕円形のスピーカ用振動板につ
いて説明する。
【０００４】図４は上記従来の楕円形のスピーカ用振動
板の短径側と長径側をそれぞれ同時に半断面で示した半
断面図、図５は図４に示すスピーカ用振動板に用いる振
動板本体を示す平面図であり、図４において１１は楕円
形の振動板本体、１２はこの振動板本体１１の周縁に貼
付けられた断面がロール状のエッジであり、１３はこの
エッジ１２のロール部の内径Ｂを示す位置である。
板の短径側と長径側をそれぞれ同時に半断面で示した半
断面図、図５は図４に示すスピーカ用振動板に用いる振
動板本体を示す平面図であり、図４において１１は楕円
形の振動板本体、１２はこの振動板本体１１の周縁に貼
付けられた断面がロール状のエッジであり、１３はこの
エッジ１２のロール部の内径Ｂを示す位置である。
【０００５】このように従来のスピーカ用振動板は、同
じ口径で振動板の大きさを１ランク大きくするためにエ
ッジ１２のロール部の内径Ｂよりも振動板本体１１の外
径Ａを大きくした構成とし、この振動板本体１１の周縁
にエッジ１２の内周部を貼合わせて構成されたものであ
った。
じ口径で振動板の大きさを１ランク大きくするためにエ
ッジ１２のロール部の内径Ｂよりも振動板本体１１の外
径Ａを大きくした構成とし、この振動板本体１１の周縁
にエッジ１２の内周部を貼合わせて構成されたものであ
った。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、楕円形のエッジ１２と楕円形の振動板本体
１１を貼合わせる製造時に、両者を正確に貼合わせるた
めの位置決めがないため、図６に示すようにエッジ１２
に対して振動板本体１１が傾斜し易く、貼合せ作業に時
間がかかるばかりでなく、品質的にも不安定であるなど
問題が多く、コスト的にも非常に高い部品となるという
課題を有していた。
の構成では、楕円形のエッジ１２と楕円形の振動板本体
１１を貼合わせる製造時に、両者を正確に貼合わせるた
めの位置決めがないため、図６に示すようにエッジ１２
に対して振動板本体１１が傾斜し易く、貼合せ作業に時
間がかかるばかりでなく、品質的にも不安定であるなど
問題が多く、コスト的にも非常に高い部品となるという
課題を有していた。
【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、楕円形のエッジのロール部の内径より楕円形の振動
板本体の外形を大きくした楕円形の振動板において、エ
ッジと振動板本体の貼合わせを行う製造時に、傾斜貼り
等の不良発生の無い高品質の楕円形の振動板を得ること
が可能なスピーカ用振動板を提供することを目的とする
ものである。
で、楕円形のエッジのロール部の内径より楕円形の振動
板本体の外形を大きくした楕円形の振動板において、エ
ッジと振動板本体の貼合わせを行う製造時に、傾斜貼り
等の不良発生の無い高品質の楕円形の振動板を得ること
が可能なスピーカ用振動板を提供することを目的とする
ものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるスピーカ用振動板は、振動板本体の周縁
に貼合わされたエッジのロール部の内径寸法より振動板
本体の外径寸法が大きい楕円形のスピーカ用振動板にお
いて、振動板本体の短径側の周縁に長径方向の中心線と
略平行な直線部を形成した平面部を対向して設けると共
に、この振動板本体に形成した直線部と重なり合う直線
部を設けた断面がロール状のエッジを上記振動板本体の
周縁に貼合わせた構成としたものである。
に本発明によるスピーカ用振動板は、振動板本体の周縁
に貼合わされたエッジのロール部の内径寸法より振動板
本体の外径寸法が大きい楕円形のスピーカ用振動板にお
いて、振動板本体の短径側の周縁に長径方向の中心線と
略平行な直線部を形成した平面部を対向して設けると共
に、この振動板本体に形成した直線部と重なり合う直線
部を設けた断面がロール状のエッジを上記振動板本体の
周縁に貼合わせた構成としたものである。
【０００９】
【作用】この構成により楕円形の振動板本体の短径側に
設けた直線部と、楕円形のエッジのロール内径部に設け
た直線部が重なり合って沿うことにより、振動板本体の
周縁にエッジを貼合わす際に傾斜貼り等が無くなり、位
置決めがし易く、生産効率が向上すると共に、高品質な
優れた楕円形のスピーカ用振動板を提供することができ
る。
設けた直線部と、楕円形のエッジのロール内径部に設け
た直線部が重なり合って沿うことにより、振動板本体の
周縁にエッジを貼合わす際に傾斜貼り等が無くなり、位
置決めがし易く、生産効率が向上すると共に、高品質な
優れた楕円形のスピーカ用振動板を提供することができ
る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図１は同実施例における楕円形のエ
ッジのロール部内径より楕円形の振動板本体の外形を大
きくした振動板の短径側と長径側をそれぞれ同時に半断
面で示した半断面図であり、この楕円形の振動板本体１
を上面より見た平面図を図２に示す。また、図３
（ａ），（ｂ）は図１のスピーカ用振動板のエッジの短
径側の一部を示す要部平面図と同断面図である。
しながら説明する。図１は同実施例における楕円形のエ
ッジのロール部内径より楕円形の振動板本体の外形を大
きくした振動板の短径側と長径側をそれぞれ同時に半断
面で示した半断面図であり、この楕円形の振動板本体１
を上面より見た平面図を図２に示す。また、図３
（ａ），（ｂ）は図１のスピーカ用振動板のエッジの短
径側の一部を示す要部平面図と同断面図である。
【００１１】図１〜図３において１は楕円形に形成され
た振動板本体、２は断面がロール状に形成されて上記振
動板本体１の周縁に貼合わされた楕円形のエッジであ
り、この振動板本体１の外径がエッジ２のロール部の内
径より大きく構成されているのは従来例と同様である。
た振動板本体、２は断面がロール状に形成されて上記振
動板本体１の周縁に貼合わされた楕円形のエッジであ
り、この振動板本体１の外径がエッジ２のロール部の内
径より大きく構成されているのは従来例と同様である。
【００１２】また、この振動板本体１は図２にその詳細
を示すように長径方向の中心線３と略平行な直線部４を
形成した平面部５を短径側の周縁にそれぞれ対向して設
けた構成としている。
を示すように長径方向の中心線３と略平行な直線部４を
形成した平面部５を短径側の周縁にそれぞれ対向して設
けた構成としている。
【００１３】また、エッジ２は図３（ａ），（ｂ）にそ
の詳細を示すように、上記振動板本体１の短径側にそれ
ぞれ対向して設けた直線部４と重なり合う位置に直線部
４Ａを設けた構成としており、振動板本体１の直線部４
とエッジ２の直線部４Ａを重ね合わせるようにして位置
合わせを行い、振動板本体１の周縁にエッジ２を貼合わ
せることにより本発明のスピーカ用振動板を構成してい
る。
の詳細を示すように、上記振動板本体１の短径側にそれ
ぞれ対向して設けた直線部４と重なり合う位置に直線部
４Ａを設けた構成としており、振動板本体１の直線部４
とエッジ２の直線部４Ａを重ね合わせるようにして位置
合わせを行い、振動板本体１の周縁にエッジ２を貼合わ
せることにより本発明のスピーカ用振動板を構成してい
る。
【００１４】このような構成とすることにより、楕円形
の振動板本体１の短径側にそれぞれ対向して設けた直線
部４と、同じく楕円形のエッジ２の短径側に同様に設け
た直線部４Ａが重なり合うように形成されるために正確
な位置決めが行われ、振動板本体１の周縁にエッジ２を
貼合わせる製造時に、位置ズレに起因する傾斜貼りや回
転貼りが無くなり、生産効率ならびに品質の向上を図る
ことが可能となる。
の振動板本体１の短径側にそれぞれ対向して設けた直線
部４と、同じく楕円形のエッジ２の短径側に同様に設け
た直線部４Ａが重なり合うように形成されるために正確
な位置決めが行われ、振動板本体１の周縁にエッジ２を
貼合わせる製造時に、位置ズレに起因する傾斜貼りや回
転貼りが無くなり、生産効率ならびに品質の向上を図る
ことが可能となる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明によるスピーカ用振
動板は、楕円形のエッジのロール部の内径より楕円形の
振動板本体の外形を大きくした構成の楕円形の振動板に
おいて、振動板本体の短径側に長径方向の中心線と略平
行な直線部を形成した平面部を対向して設けると共に、
この振動板本体に形成した直線部と重なり合う直線部を
設けた断面がロール状のエッジを上記振動板本体の周縁
に貼合わせた構成とすることにより、振動板本体の周縁
にエッジを貼合わせる際の位置決めがし易くなって貼合
わせ時の生産効率の向上が図れると共に品質的にも安定
し、安価で優れた楕円形のスピーカ用振動板が実現でき
る。
動板は、楕円形のエッジのロール部の内径より楕円形の
振動板本体の外形を大きくした構成の楕円形の振動板に
おいて、振動板本体の短径側に長径方向の中心線と略平
行な直線部を形成した平面部を対向して設けると共に、
この振動板本体に形成した直線部と重なり合う直線部を
設けた断面がロール状のエッジを上記振動板本体の周縁
に貼合わせた構成とすることにより、振動板本体の周縁
にエッジを貼合わせる際の位置決めがし易くなって貼合
わせ時の生産効率の向上が図れると共に品質的にも安定
し、安価で優れた楕円形のスピーカ用振動板が実現でき
る。
【図１】本発明の一実施例による楕円形のスピーカ用振
動板の短径側と長径側をそれぞれ同時に半断面で示した
半断面図
動板の短径側と長径側をそれぞれ同時に半断面で示した
半断面図
【図２】同実施例の振動板本体の平面図
【図３】（ａ）同実施例のエッジの短径側の部分平面図 （ｂ）同断面図
【図４】従来の楕円形のスピーカ用振動板の短径側と長
径側をそれぞれ同時に半断面で示した半断面図
径側をそれぞれ同時に半断面で示した半断面図
【図５】従来の振動板本体の平面図
【図６】従来のスピーカ用振動板の傾斜貼り不良を示す
断面図
断面図
【符号の説明】 １ 振動板本体 ２ エッジ ３ 中心線 ４ 振動板本体の直線部 ４Ａ エッジの直線部 ５ 平面部
Claims (1)
- 【請求項１】 振動板本体の周縁に貼合わされたエッジ
のロール部の内径寸法より振動板本体の外径寸法が大き
い楕円形のスピーカ用振動板において、振動板本体の短
径側の周縁に長径方向の中心線と略平行な直線部を形成
した平面部を対向して設けると共に、この振動板本体に
形成した直線部と重なり合う直線部を設けた断面がロー
ル状のエッジを上記振動板本体の周縁に貼合わせてなる
スピーカ用振動板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05051887A JP3111729B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | スピーカ用振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05051887A JP3111729B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | スピーカ用振動板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06269086A JPH06269086A (ja) | 1994-09-22 |
| JP3111729B2 true JP3111729B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=12899397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05051887A Expired - Fee Related JP3111729B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | スピーカ用振動板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3111729B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005107315A1 (en) * | 2004-04-29 | 2005-11-10 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Diaphragm for a loudspeaker with a moving coil |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP05051887A patent/JP3111729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06269086A (ja) | 1994-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |