JPS6022715Y2 - 圧電型スピ−カ− - Google Patents
圧電型スピ−カ−Info
- Publication number
- JPS6022715Y2 JPS6022715Y2 JP8121180U JP8121180U JPS6022715Y2 JP S6022715 Y2 JPS6022715 Y2 JP S6022715Y2 JP 8121180 U JP8121180 U JP 8121180U JP 8121180 U JP8121180 U JP 8121180U JP S6022715 Y2 JPS6022715 Y2 JP S6022715Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric
- diameter
- disk
- piezoelectric element
- diaphragm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はバイモルフ型圧電振動子を用いたスピーカー
に関する。
に関する。
従来知られている圧電型スピーカーは、特公昭３］−９
９１７号にその開示をみ、その一部を第１図に示すごと
く、同径の磁器圧電素子円板１，２の間に電極３を貼着
腰その両外面側に電極４，４′を設けてなるバイモルフ
型圧電振動子５の中心部に剛体８を介してフレーム７に
保持すると共にバイモルフ型圧電振動子５外周縁に取り
付けた振動板６のユルゲーションエッジをフレーム７の
外縁に取り付けた構造のものや、特公昭４６−２７１６
号にその開示をみ、その一部を第２図に示すごとく、多
層圧電円板１５と振動板１６との機械的結合に関し、多
層圧電円板１５より小なる質量の振動板１６頂部を多層
圧電円板１５の共振および典げモード振動の節環部に固
着せしめて多層圧電円板１５に慣性質量部構成させた構
造のもの、などがある。
９１７号にその開示をみ、その一部を第１図に示すごと
く、同径の磁器圧電素子円板１，２の間に電極３を貼着
腰その両外面側に電極４，４′を設けてなるバイモルフ
型圧電振動子５の中心部に剛体８を介してフレーム７に
保持すると共にバイモルフ型圧電振動子５外周縁に取り
付けた振動板６のユルゲーションエッジをフレーム７の
外縁に取り付けた構造のものや、特公昭４６−２７１６
号にその開示をみ、その一部を第２図に示すごとく、多
層圧電円板１５と振動板１６との機械的結合に関し、多
層圧電円板１５より小なる質量の振動板１６頂部を多層
圧電円板１５の共振および典げモード振動の節環部に固
着せしめて多層圧電円板１５に慣性質量部構成させた構
造のもの、などがある。
前者（特公昭３１−９９１７号）のものは、概略二つの
大きな共振現象を伴い再生音圧周波数特性上の下限部と
上限部に夫々大きなピーク特性を示す。
大きな共振現象を伴い再生音圧周波数特性上の下限部と
上限部に夫々大きなピーク特性を示す。
後者（特今昭４６−２７１６号）のものは、前者のもの
に生じたピーク特性の平坦化を計ったものとみることが
できるが、その平坦化の程度は、振動板１６の頂部を多
層圧電円板１５の共振および曲げモード振動の節環部に
固着した構造のものであるからいまが十分に平坦化され
たものではなく、再生音圧周波数帯域においても狭いも
のである。
に生じたピーク特性の平坦化を計ったものとみることが
できるが、その平坦化の程度は、振動板１６の頂部を多
層圧電円板１５の共振および曲げモード振動の節環部に
固着した構造のものであるからいまが十分に平坦化され
たものではなく、再生音圧周波数帯域においても狭いも
のである。
また、共振および曲げモード振動の節環部が多層圧電円
板１５の中心部に位置し、振動板１６の頂部が小径とな
るので多層圧電円板１５と振動板１６との固着作業が困
難である。
板１５の中心部に位置し、振動板１６の頂部が小径とな
るので多層圧電円板１５と振動板１６との固着作業が困
難である。
この固着作業の出来が直ちに再生音圧周波数特性のばら
つきとなって現れる。
つきとなって現れる。
この考案は従来知られている圧電型スピーカーの、叙上
の欠点を改良する目的になされたものであって、この考
案の圧電型スピーカーは第３図に実施例を示すごとく、
各別の第１および第２の圧電素子円板２１．２２の間に
金属円板電極２３を貼着し、その両外面側にそれぞれ電
極２４，２４′を設けてなるバイモルフ型圧電振動子２
５の外周縁に振動板２６を取り付けた圧電型スピーカー
において、第１の圧電素子円板２１の直径ｄ１と金属円
板電極２４の直径曳との比を１対１．１乃至１．７に、
即ち、 ｄ、 ： ｄｏ＝ １ ： （１，１乃至１．７）、
’、 １．１≦仮≦１．７ 屯 の範囲に、第１の圧電素子円板２１の直径へと第２の圧
電素子円板２２の直径鳴との比を１対０．１５乃至０．
８５に、即ち、 ｄｌ：ｄ２＝１：（Ｏ０１５乃至０．８５）、’、０．
１５≦傷≦０．８５ 鳴 の範囲内に選んだことを特徴とするものである。
の欠点を改良する目的になされたものであって、この考
案の圧電型スピーカーは第３図に実施例を示すごとく、
各別の第１および第２の圧電素子円板２１．２２の間に
金属円板電極２３を貼着し、その両外面側にそれぞれ電
極２４，２４′を設けてなるバイモルフ型圧電振動子２
５の外周縁に振動板２６を取り付けた圧電型スピーカー
において、第１の圧電素子円板２１の直径ｄ１と金属円
板電極２４の直径曳との比を１対１．１乃至１．７に、
即ち、 ｄ、 ： ｄｏ＝ １ ： （１，１乃至１．７）、
’、 １．１≦仮≦１．７ 屯 の範囲に、第１の圧電素子円板２１の直径へと第２の圧
電素子円板２２の直径鳴との比を１対０．１５乃至０．
８５に、即ち、 ｄｌ：ｄ２＝１：（Ｏ０１５乃至０．８５）、’、０．
１５≦傷≦０．８５ 鳴 の範囲内に選んだことを特徴とするものである。
尚、第３図中２６ａは振動板２６のエツジ、２７は振動
系部品を支持するフレーム、２８は信号の入力端子、で
あることを示す。
系部品を支持するフレーム、２８は信号の入力端子、で
あることを示す。
第４図に本考案の圧電型スピーカーの、第１の圧電素子
円板２１の直径ｄ１と金属円板電極２３の直径夷との比
を１対１．３に、即ち、 ζ− 屯−１，３ に選定して、第１の圧電素子円板２１の直径−０と第２
の圧電素子円板２２の直径らの比を１：０．８に、即ち
、 Ｌ＝ｏ、ｓ 専 の場合の再生音圧周波数特性（第４図中にＡ□の符号を
付して示す）、 古＝０．５ 鳴 の場合の再生音圧周波数特性 符号を付して示す）、 １ 覆＝０・２ （第４図中にＮの の場合の再生音圧周波数特性（第４図中にんの符号を付
して示す）、の三通りの場合を示す。
円板２１の直径ｄ１と金属円板電極２３の直径夷との比
を１対１．３に、即ち、 ζ− 屯−１，３ に選定して、第１の圧電素子円板２１の直径−０と第２
の圧電素子円板２２の直径らの比を１：０．８に、即ち
、 Ｌ＝ｏ、ｓ 専 の場合の再生音圧周波数特性（第４図中にＡ□の符号を
付して示す）、 古＝０．５ 鳴 の場合の再生音圧周波数特性 符号を付して示す）、 １ 覆＝０・２ （第４図中にＮの の場合の再生音圧周波数特性（第４図中にんの符号を付
して示す）、の三通りの場合を示す。
本考案の圧電型スピーカーの再生音圧周波数特性は、そ
の下限の周波数はバイモルフ型圧電振動子２５の重量ｍ
１と、振動板２６の重量ｍ２と、振動板２６の振動によ
って付加される空気の付加質量喝との和（ｍ １ ＋ｒ
ｒ１２＋ ｍｏ ）と振動系部品を支えているエツジ２
６ａのコンプライアンスＣとの共振周波数に相当し、上
限の周波数はバイモルフ型圧電振動子と振動板２６を一
体とみなしたときの共振周波数に相当するが、第４図に
示したように圧電素子円板２２の直径との比によっても
異なり、Ａ１よりん、Ａ２よりＡ３の方が高音域を拡大
したものと云える。
の下限の周波数はバイモルフ型圧電振動子２５の重量ｍ
１と、振動板２６の重量ｍ２と、振動板２６の振動によ
って付加される空気の付加質量喝との和（ｍ １ ＋ｒ
ｒ１２＋ ｍｏ ）と振動系部品を支えているエツジ２
６ａのコンプライアンスＣとの共振周波数に相当し、上
限の周波数はバイモルフ型圧電振動子と振動板２６を一
体とみなしたときの共振周波数に相当するが、第４図に
示したように圧電素子円板２２の直径との比によっても
異なり、Ａ１よりん、Ａ２よりＡ３の方が高音域を拡大
したものと云える。
また、本発明の圧電型スピーカーは組立る際に、振動板
２６をバイモルフ型圧電振動子２５の外周縁に位置決め
することが容易であり、しかも取り付ける手段として接
着剤を用いるとその接着面積を広くとることができ、塗
布量の調節ができて均一な再生音圧周波数特性とするこ
とができるものである。
２６をバイモルフ型圧電振動子２５の外周縁に位置決め
することが容易であり、しかも取り付ける手段として接
着剤を用いるとその接着面積を広くとることができ、塗
布量の調節ができて均一な再生音圧周波数特性とするこ
とができるものである。
第１図、第２図は共に従来例を示す圧電型スピーカーの
断面図、第３図は本考案の圧電型スピーカーの実施例を
示す断面図、第４図は再生音圧周波数特性図。 ２１．２２・・・・・・圧電素子円板、２３・・・・・
・金属円板電極、２４，２４’・・・・・・電極、２５
・・・・・・バイモルフ型圧電振動子、２６・・・・・
・振動板、２７・・・・・・フレーム、２８・・・・・
・信号の入力端子、２９・・・・・・ダストキャップ。
断面図、第３図は本考案の圧電型スピーカーの実施例を
示す断面図、第４図は再生音圧周波数特性図。 ２１．２２・・・・・・圧電素子円板、２３・・・・・
・金属円板電極、２４，２４’・・・・・・電極、２５
・・・・・・バイモルフ型圧電振動子、２６・・・・・
・振動板、２７・・・・・・フレーム、２８・・・・・
・信号の入力端子、２９・・・・・・ダストキャップ。
Claims (1)
- 各別の第１および第２の圧電素子円板２１，２２の間に
、金属円板電極２３を貼着し、その両外面側に電極２４
．２４’を設けてなるバイモルフ型圧電振動子２５外周
縁に振動板２６を取り付けた圧電型スピーカーにおいて
、前記第１の圧電素子円板２１の直径と前記金属円板電
極２４の直径との比を１対１．１乃至１．７に、前記第
２の圧電素子円板２１の直径と前記圧電素子円板２２の
直径との比を１対０．１５乃至０．８５に選んだことを
特徴とする圧電型スピーカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8121180U JPS6022715Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 | 圧電型スピ−カ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8121180U JPS6022715Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 | 圧電型スピ−カ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS574896U JPS574896U (ja) | 1982-01-11 |
| JPS6022715Y2 true JPS6022715Y2 (ja) | 1985-07-05 |
Family
ID=29443618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8121180U Expired JPS6022715Y2 (ja) | 1980-06-10 | 1980-06-10 | 圧電型スピ−カ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022715Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-10 JP JP8121180U patent/JPS6022715Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS574896U (ja) | 1982-01-11 |
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