JP3307066B2 - パッシブラジエータ - Google Patents
パッシブラジエータInfo
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- JP3307066B2 JP3307066B2 JP07099194A JP7099194A JP3307066B2 JP 3307066 B2 JP3307066 B2 JP 3307066B2 JP 07099194 A JP07099194 A JP 07099194A JP 7099194 A JP7099194 A JP 7099194A JP 3307066 B2 JP3307066 B2 JP 3307066B2
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- JP
- Japan
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- passive radiator
- frame
- bobbin
- damper
- diaphragm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は各種音響機器に使用され
るスピーカの中で、一般のスピーカと共にスピーカボッ
クスなどに組み込まれ、上記一般のスピーカの振幅を利
用して逆位相で振幅するようにして使用される磁気回路
を持たないパッシブラジエータに関するものである。
るスピーカの中で、一般のスピーカと共にスピーカボッ
クスなどに組み込まれ、上記一般のスピーカの振幅を利
用して逆位相で振幅するようにして使用される磁気回路
を持たないパッシブラジエータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のパッシブラジエータについて図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【０００３】図５は従来のパッシブラジエータの構成を
示したものであり、図５において５はフレーム、６はこ
のフレーム５の周縁に外周部を結合した振動板、７はこ
の振動板６の中心に結合されたボビン、８はこのボビン
７を支持するダンパー、９は上記振動板６の中央部上面
に結合されたダストキャップ、１０は上記振動板６の外
周部と共にフレーム５の周縁に結合されたガスケットで
ある。
示したものであり、図５において５はフレーム、６はこ
のフレーム５の周縁に外周部を結合した振動板、７はこ
の振動板６の中心に結合されたボビン、８はこのボビン
７を支持するダンパー、９は上記振動板６の中央部上面
に結合されたダストキャップ、１０は上記振動板６の外
周部と共にフレーム５の周縁に結合されたガスケットで
ある。
【０００４】このように構成された従来のパッシブラジ
エータは、磁気回路を持たないために単独では動作でき
ないことから、一般のスピーカと共にスピーカボックス
などに結合され（図示せず）、一般のスピーカが駆動さ
れた際にその振幅を利用して逆位相で振幅するように構
成して使用されていた。
エータは、磁気回路を持たないために単独では動作でき
ないことから、一般のスピーカと共にスピーカボックス
などに結合され（図示せず）、一般のスピーカが駆動さ
れた際にその振幅を利用して逆位相で振幅するように構
成して使用されていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、フレーム５、振動板６、ボビン７、ダンパ
ー８、ダストキャップ９、ガスケット１０をそれぞれ独
立した部品として準備し、しかもこれらをそれぞれ接着
する構成であるため、部品点数が多くてコストが高くつ
くばかりでなく、接着作業の不具合によって動作不良が
発生するという課題を有していた。
の構成では、フレーム５、振動板６、ボビン７、ダンパ
ー８、ダストキャップ９、ガスケット１０をそれぞれ独
立した部品として準備し、しかもこれらをそれぞれ接着
する構成であるため、部品点数が多くてコストが高くつ
くばかりでなく、接着作業の不具合によって動作不良が
発生するという課題を有していた。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、部品点数を削減して組立を容易にし、安価で品質性
能を向上させることが可能なパッシブラジエータを提供
することを目的とするものである。
で、部品点数を削減して組立を容易にし、安価で品質性
能を向上させることが可能なパッシブラジエータを提供
することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のパッシブラジエータは、ダンパーとボビンを
樹脂成形により一体構造で形成したフレームと、このフ
レームの周縁に外周部が結合されると共に中央部が上記
ボビンの上端に結合された振動板とでパッシブラジエー
タを構成したものである。
に本発明のパッシブラジエータは、ダンパーとボビンを
樹脂成形により一体構造で形成したフレームと、このフ
レームの周縁に外周部が結合されると共に中央部が上記
ボビンの上端に結合された振動板とでパッシブラジエー
タを構成したものである。
【０００８】
【作用】この構成によりパッシブラジエータを構成する
部品点数を削減することができるばかりでなく、接着箇
所の削減により接着作業が容易になり、接着の不具合に
よる動作不良を低減し、安価なパッシブラジエータを提
供することができる。
部品点数を削減することができるばかりでなく、接着箇
所の削減により接着作業が容易になり、接着の不具合に
よる動作不良を低減し、安価なパッシブラジエータを提
供することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例の説明の前に、実施例
に至る改善例について図面を参照しながら説明する。
に至る改善例について図面を参照しながら説明する。
【００１０】図１、図２は改善例のパッシブラジエータ
の構成を示した断面図と底面図であり、図１、図２にお
いて１は樹脂成形により得られたフレームであり、この
フレーム１の底面には中心に向かって蛇腹状に延設され
た複数のダンパー部１ａが一体構造で形成されている。
２は上記フレーム１の周縁に外周部が結合された振動
板、３はこの振動板２の裏面中央部と上記ダンパー部１
ａとを連結するように結合されたボビンである。
の構成を示した断面図と底面図であり、図１、図２にお
いて１は樹脂成形により得られたフレームであり、この
フレーム１の底面には中心に向かって蛇腹状に延設され
た複数のダンパー部１ａが一体構造で形成されている。
２は上記フレーム１の周縁に外周部が結合された振動
板、３はこの振動板２の裏面中央部と上記ダンパー部１
ａとを連結するように結合されたボビンである。
【００１１】また、上記ダンパー部１ａは蛇腹状になっ
てフレーム１と一体構造で形成されているため、中心に
ボビン３を結合した状態でこのボビン３を支持しながら
上下方向に自在に移動することができるものである。
てフレーム１と一体構造で形成されているため、中心に
ボビン３を結合した状態でこのボビン３を支持しながら
上下方向に自在に移動することができるものである。
【００１２】以上のように構成することにより、パッシ
ブラジエータを構成する部品は３点となって部品点数の
削減を図ることができ、さらにフレーム１とダンパー１
ａを接着する接着工程が不要になり、従って部品点数な
らびに接着工程の削減により、低コストで高品質なパッ
シブラジエータを安定して提供することが可能となる。
ブラジエータを構成する部品は３点となって部品点数の
削減を図ることができ、さらにフレーム１とダンパー１
ａを接着する接着工程が不要になり、従って部品点数な
らびに接着工程の削減により、低コストで高品質なパッ
シブラジエータを安定して提供することが可能となる。
【００１３】（実施例２）以下、本発明の第２の実施例
について図面を用いて説明する。
について図面を用いて説明する。
【００１４】図３、図４は同実施例によるパッシブラジ
エータの構成を示した断面図と底面図であり、図３、図
４において４は樹脂成形により得られたフレームであ
り、このフレーム４の底面には中心に向かって蛇腹状に
延設された複数のダンパー部４ａと、この複数のダンパ
ー部４ａの各先端部が連結された円筒状のボビン部４ｂ
が一体構造で形成されている。２は上記フレーム４の周
縁に外周部が結合された振動板である。
エータの構成を示した断面図と底面図であり、図３、図
４において４は樹脂成形により得られたフレームであ
り、このフレーム４の底面には中心に向かって蛇腹状に
延設された複数のダンパー部４ａと、この複数のダンパ
ー部４ａの各先端部が連結された円筒状のボビン部４ｂ
が一体構造で形成されている。２は上記フレーム４の周
縁に外周部が結合された振動板である。
【００１５】このように本実施例によるパッシブラジエ
ータは改善例を更に進化させたもので上記フレーム４と
振動板２の２種類の部品のみで構成することができ、部
品点数の削減と接着工程の削減を図ることが可能にな
り、更に低コストで信頼性の高いパッシブラジエータを
提供することができるものである。
ータは改善例を更に進化させたもので上記フレーム４と
振動板２の２種類の部品のみで構成することができ、部
品点数の削減と接着工程の削減を図ることが可能にな
り、更に低コストで信頼性の高いパッシブラジエータを
提供することができるものである。
【００１６】なお、上記改善例及び実施例１に記載のフ
レーム１、あるいはフレーム４に一体構造で形成された
ダンパー部１ａあるいは４ａを形成する樹脂材料に、Ａ
ＢＳ樹脂などの熱可塑性樹脂にゴムを含有した樹脂を使
用した構成にすることにより弾力性のあるダンパー部１
ａあるいは４ａが得られ、振幅に対する機械的強度とリ
ニアな振幅性能を有するパッシブラジエータを実現する
ことが可能となる。
レーム１、あるいはフレーム４に一体構造で形成された
ダンパー部１ａあるいは４ａを形成する樹脂材料に、Ａ
ＢＳ樹脂などの熱可塑性樹脂にゴムを含有した樹脂を使
用した構成にすることにより弾力性のあるダンパー部１
ａあるいは４ａが得られ、振幅に対する機械的強度とリ
ニアな振幅性能を有するパッシブラジエータを実現する
ことが可能となる。
【００１７】なお、上記は磁気回路を持たないパッシブ
ラジエータについて説明したものであるが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、磁気回路を結合したスピ
ーカにも適用できることは言うまでもない。
ラジエータについて説明したものであるが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、磁気回路を結合したスピ
ーカにも適用できることは言うまでもない。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明によるパッシブラジ
エータは、フレームとダンパーとボビンを樹脂成形によ
り一体化することにより、部品点数の削減と接着工程の
削減を図ることが可能になり、接着不具合による動作不
良を低減して品質性能を向上させ、安価なパッシブラジ
エータを提供することができるものである。
エータは、フレームとダンパーとボビンを樹脂成形によ
り一体化することにより、部品点数の削減と接着工程の
削減を図ることが可能になり、接着不具合による動作不
良を低減して品質性能を向上させ、安価なパッシブラジ
エータを提供することができるものである。
【図１】本発明の第１の実施例によるパッシブラジエー
タの構成を示す正面断面図
タの構成を示す正面断面図
【図２】同底面図
【図３】本発明の第２の実施例によるパッシブラジエー
タの構成を示す正面断面図
タの構成を示す正面断面図
【図４】同底面図
【図５】従来のパッシブラジエータの構成を示す正面断
面図
面図
１ フレーム １ａ ダンパー部 ２ 振動板 ３ ボビン ４ フレーム ４ａ ダンパー部 ４ｂ ボビン部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04R 9/02 101 H04R 9/02 103 H04R 1/28 310 H04R 7/16
Claims (1)
- 【請求項１】 ダンパーとボビンを樹脂成形により一体
構造で形成したフレームと、このフレームの周縁に外周
部が結合されると共に中央部が上記ボビンの上端に結合
された振動板からなるパッシブラジエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07099194A JP3307066B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | パッシブラジエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07099194A JP3307066B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | パッシブラジエータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07284195A JPH07284195A (ja) | 1995-10-27 |
| JP3307066B2 true JP3307066B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=13447527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07099194A Expired - Fee Related JP3307066B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | パッシブラジエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3307066B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5049883B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2012-10-17 | ホシデン株式会社 | スピーカ |
| KR102564872B1 (ko) * | 2019-04-08 | 2023-08-08 | 현대자동차주식회사 | 위상반전 구조를 갖는 패시브 라디에이터 진동 스피커 |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP07099194A patent/JP3307066B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07284195A (ja) | 1995-10-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |