JP2003262539A - 回転検出器取付板 - Google Patents

回転検出器取付板

Info

Publication number
JP2003262539A
JP2003262539A JP2002065631A JP2002065631A JP2003262539A JP 2003262539 A JP2003262539 A JP 2003262539A JP 2002065631 A JP2002065631 A JP 2002065631A JP 2002065631 A JP2002065631 A JP 2002065631A JP 2003262539 A JP2003262539 A JP 2003262539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation detector
mounting plate
ears
spring plate
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002065631A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Nakajima
修司 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP2002065631A priority Critical patent/JP2003262539A/ja
Publication of JP2003262539A publication Critical patent/JP2003262539A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、取付板に2ヶ所の段部を設けて回
転検出器を取付けることにより、軸方向のフレキシビリ
ティを向上させ、軸及び軸受等の破損を防止することを
目的とする。 【解決手段】 本発明による回転検出器取付板は、ばね
板体(1)の両側に位置する耳部(3,3)を第1段部(4)を介
して形成し、各耳部(3,3)間の各突出部(26,26)を第2段
部(25)を介して形成することにより、2ヶ所の段部(4,2
5)を軸方向に有し、軸方向のフレキシビリティを従来よ
りも大幅に向上させた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転検出器取付板
に関し、特に、少なくとも2個の段部を有するばね板体
を用いて回転検出器を装置に接続することにより、従来
よりも軸方向の変位を多く吸収し、取付板の破損防止及
び軸受寿命の延長が可能となるようにするための新規な
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の回転検出
器取付板としては、一般に、図12から図14で示され
る構成が採用されていた。すなわち、図12から図14
において符号1で示されるものはステンレス等のばね鋼
からなる薄板構成で対向配置の取付用孔1aを有するば
ね板体であり、このばね板体1はその中央部に後述のエ
ンコーダ等の回転検出器20の中空軸21が貫通するた
めの貫通孔2が形成され、この各側部には互いに対向配
置で長孔7を有する一対の耳部3、3が設けられてい
る。
【0003】前記各耳部3、3は、図13及び図14で
示されているように、ばね板体1に対して第1段部4を
介して曲折して段付形状となっており、この耳部3、3
には、ばね板体1の板厚を補うために補助板5、6が設
けられている。
【0004】従って、前述の構成の取付板10を用いて
回転検出器を装置に取付ける場合、前記ばね板体1の各
取付用孔1aに回転検出器を取付け、その中空軸を貫通
孔2に貫通させる。次に、各長孔7を装置側の取付ねじ
に取付け、この長孔7を介して位置調整を行った後に固
定すると共に、装置の回転軸を前記中空軸に嵌合接続し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転検出器取付
板は、以上のように構成されていたため、次のような課
題が存在していた。すなわち、ばね板体には1段の段部
しか形成されていないため、ばね板体の平坦部が直接回
転検出器の取付面に当接しているため、取付板自体の軸
方向におけるフレキシブル性が十分ではなく、接続され
た軸同志の結合誤差やガタが回転検出器の軸受に対して
異常な負荷となり、回転検出器又は取付板の破損もしく
は特性劣化となる恐れがあった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、少なくとも2個の段部を有
するばね板体を用いて回転検出器を装置に接続すること
により、従来よりも軸方向の変位を多く吸収し、取付板
の破損防止及び軸受寿命の延長が可能となるようにした
回転検出器取付板を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による回転検出器
取付板は、回転検出器の中空軸を貫通させるための貫通
孔を有し全体形状が輪状をなすばね板体と、前記ばね板
体の側部に互いに対向配置され長孔を有すると共に第1
段部介して形成された一対の耳部と、前記ばね板体に第
2段部によって突出して設けられ前記各耳部間に位置す
ると共に互いに対向する一対の突出部と、前記各突出部
に形成された取付用孔とを備え、前記各突出部に回転検
出器を接続し、前記回転検出器と前記耳部との間には前
記第1段部及び第2段部が形成されている構成であり、
また、前記各耳部の基部には、くびれ部が形成されてい
る構成であり、また、前記各耳部の外縁部は、前記回転
検出器の外周面の形状に沿って弧状をなすと共に前記外
周面の内側に位置する構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による回
転検出器取付板の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説
明する。図1から図6において符号1で示されるものは
ステンレス等のばね鋼からなる薄板構成で対向配置の取
付用孔1aを有するばね板体であり、このばね板体1は
その中央部にエンコーダ等の回転検出器20(図8から
図11で示される)の中空軸21が貫通するための貫通
孔2が形成され、その各側部には互いに対向配置で長孔
7を有する一対の耳部3、3が設けられている。
【0009】前記各耳部3、3は、ばね板体1から一体
に形成された第1段部4によって軸方向に曲折して形成
され、各耳部3、3の基部22には凹状に形成された一
対のくびれ部23が形成されている。前記各耳部3、3
には長孔7が形成されていると共に、その外縁部24は
弧状に形成され、板厚を補うためこの耳部3、3と同形
状でばね板体1と同一又は厚い補助板5、6がこの耳部
3、3に設けられている。
【0010】前記ばね板体1の前記各耳部3、3間位置
には、軸方向に沿って曲折して突出する第2段部25に
よって形成された一対の突出部26が形成されている。
前記各突出部26は前記取付用孔1aを有すると共に、
この突出部26には前記回転検出器20が取付ねじ30
によって直接接続固定されている。また、前述のように
突出部26に回転検出器20を取付けた場合には、図1
1のように前記外縁部24は回転検出器20の外周面2
2aの内側に位置するように構成されている。尚、各耳
部3、3と各突出部26、26は、ばね板体1に90度
間隔で配設されている。
【0011】従って、図8及び図9で示されるように、
前記取付板10をエンコーダ等の回転検出器20に取付
け、各耳部3、3をモータ又は他の装置に接続し、中空
軸21をモータ等の回転軸(図示せず)に接続すると、
回転検出器20と耳部3、3との間には2段構成の段部
4、25が存在し、従来よりも軸方向における取付板1
0のフレキシビリティを大幅に向上させることができ
る。尚、段部の数は前述の2ヶ所に限らず、それ以上と
することも可である。
【0012】
【発明の効果】本発明による回転検出器取付板は、以上
のように構成されているため、次のような効果を得るこ
とができる。すなわち、回転検出器を取付板に取付けた
場合、2段の段部が形成されているため、従来の1段の
構成に比べると、軸方向のフレキシビリティが大幅に向
上し、回転検出器の中空軸に生じた誤差の荷重が軸受へ
加わることを軽減させることができ、取付板の破損防
止、軸受の寿命延長等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転検出器取付板を示す平面図で
ある。
【図2】図1の下方からみた構成図である。
【図3】図1の上からみた構成図である。
【図4】図1の左からみた構成図である。
【図5】図1の右からみた構成図である。
【図6】図1の裏面図である。
【図7】図1の斜視図である。
【図8】本発明による取付板を回転検出器に取付けた状
態を示す斜視図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】図9の側面状態を示す構成図である。
【図11】図10の側面図である。
【図12】従来の取付板を示す平面図である。
【図13】図12の上からみた構成図である。
【図14】図12の左からみた構成図である。
【符号の説明】
1 ばね板体 2 貫通孔 3、3 耳部 1a 取付用孔 4 第1段部 7 長孔 20 回転検出器 21 中空軸 23 くびれ部 20a 外周面 25 第2段部 26 突出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転検出器(20)の中空軸(21)を貫通させ
    るための貫通孔(2)を有し全体形状が輪状をなすばね板
    体(1)と、前記ばね板体(1)の側部に互いに対向配置され
    長孔(7)を有すると共に第1段部(4)を介して形成された
    一対の耳部(3,3)と、前記ばね板体(1)に第2段部(25)に
    よって突出して設けられ前記各耳部(3,3)間に位置する
    と共に互いに対向する一対の突出部(26,26)と、前記各
    突出部(26,26)に形成された取付用孔(1a)とを備え、前
    記各突出部(26,26)に回転検出器(20)を接続し、前記回
    転検出器(20)と前記耳部(3,3)との間には前記第1段部
    (4)及び第2段部(25)が形成されている構成よりなるこ
    とを特徴とする回転検出器取付板。
  2. 【請求項2】 前記各耳部(3,3)の基部(22)には、くび
    れ部(23)が形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の回転検出器取付板。
  3. 【請求項3】 前記各耳部(3,3)の外縁部(24)は、前記
    回転検出器(20)の外周面(20a)の形状に沿って弧状をな
    すと共に前記外周面(20a)の内側に位置することを特徴
    とする請求項1又は2記載の回転検出器取付板。
JP2002065631A 2002-03-11 2002-03-11 回転検出器取付板 Withdrawn JP2003262539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065631A JP2003262539A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 回転検出器取付板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065631A JP2003262539A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 回転検出器取付板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003262539A true JP2003262539A (ja) 2003-09-19

Family

ID=29197847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002065631A Withdrawn JP2003262539A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 回転検出器取付板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003262539A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020041999A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Delta Electronics,Inc. エンコーダ及びそれを用いた回転装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020041999A (ja) * 2018-09-12 2020-03-19 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Delta Electronics,Inc. エンコーダ及びそれを用いた回転装置
US10914616B2 (en) 2018-09-12 2021-02-09 Delta Electronics, Inc. Encoder and rotatable device using same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3988203B2 (ja) パネルスイッチ用可動接点体
JP2710593B2 (ja) フラットケーブル用コネクタ
JPH034474A (ja) コネクタ装置
CA2484868A1 (en) Interlockable element for structure assembly set
JP2003262539A (ja) 回転検出器取付板
JPH11219746A (ja) 電気接続用コネクタ
JP4547763B2 (ja) モータのロータ
JP3114115B2 (ja) Fpc用コネクタ
JP3016684B2 (ja) 自動車用ドアミラーにおけるステーとスタンドの締結構造
JP3393993B2 (ja) 電気コネクタ
JPH0759325A (ja) ブラシレスモータの取付構造
JPH10106689A (ja) ピンジャック用シ−ルド板
JP2003262517A (ja) 回転検出器取付板
JP2001268829A (ja) モータのロータ
JPH0625606Y2 (ja) 軽金属製ロッカ−ア−ム
JP3614284B2 (ja) 電子機器の防水構造
JP2532288Y2 (ja) パネル固定構造
JPH0230869Y2 (ja)
JP3320273B2 (ja) スペーサ
JP2576087Y2 (ja) エンコーダ構造
JPH0530387Y2 (ja)
JP2555793Y2 (ja) コネクタ周りの目隠し構造
JPS5830159Y2 (ja) ファンの取付装置
JP2000074017A (ja) 薄型部材の取付構造
JPH09120853A (ja) ボトムコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607