JPS5830159Y2 - ファンの取付装置 - Google Patents

ファンの取付装置

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Publication number
JPS5830159Y2
JPS5830159Y2 JP1978098505U JP9850578U JPS5830159Y2 JP S5830159 Y2 JPS5830159 Y2 JP S5830159Y2 JP 1978098505 U JP1978098505 U JP 1978098505U JP 9850578 U JP9850578 U JP 9850578U JP S5830159 Y2 JPS5830159 Y2 JP S5830159Y2
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JP
Japan
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fan
boss
rotating shaft
mounting device
view
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978098505U
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English (en)
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JPS5515347U (ja
Inventor
佐七 酒井
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP1978098505U priority Critical patent/JPS5830159Y2/ja
Publication of JPS5515347U publication Critical patent/JPS5515347U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば回転電機などの回転軸に、ファンを
取付けるための装置の改良に関するものである。
従来、回転電機などの回転軸に、例えば自己冷却ファン
を取付ける構造としては、第1図および第2図に、その
正面図および■−■断面図を示すように、キーを用いて
取付ける構造のものがあった。
図において、1はファン、1aはファンの背板、1bは
羽根、1cはキー溝1dがその内周に力[IIされたボ
ス、2は端部に段落加工2aがなされた回転軸で、この
段落加工部2aにキー溝2bが設けられている。
3は上記キー溝1 a * 2.bに挿入されるキー、
4はファン1の軸方向の移動を防止するための止ねじで
ある。
このキー3によりファン1を回転軸2に取付ける構造は
、ファン1のボス1cおよび回転軸2の対するキー溝1
a*2bの加工時間が長く、コスト面での欠点があった
また、回転軸にファンを取付ける別の構造としては、第
3図および第4図に、その正面図およびIV−IV断面
図を示すように、ボスに切欠き部分を設けて、回転軸に
締めるものもあった。
図において、6はボス1cの円周部を半径方向に切断し
た切欠き部、1はボス1cと背板1aとの間の手内部分
を切欠いた切欠き溝で、この切欠き溝Tは、締付ねじ5
を締付けて、ボス1cの内径を縮少させて、回転軸2に
ボス1cを締付けることを可能にするために設けられた
ものである。
しかし、この構造においても、切欠き部6および切欠き
溝Iを設けるために、ファン1がダイカスト製の場合に
は、型などの製作が複雑で高価となる欠点があった。
筐た、ファン1がねずみ鋳鉄などで製作する場合には、
切欠き部6および切欠き溝Iが大きくなり、ボス1cの
部分が大形化する上、材料の性質上、ボス1cの部分が
折損しやすいと言う欠点があった。
この考案は、これらの従来の欠点を除き、安価で小形、
しかも、信頼性のある回転軸へのファン取付装置を提供
することを目的としてなされたものである。
以下、この考案によるファン取付装置の一実施例につい
て、第5図〜第10図によって説明を行う。
第5図および第6図は、この実施例に使用するファン1
の正面図および■−■断面図で、1eは細心と斜交する
平面に形成されたボス1cの端面である。
第7図および第8図は、この実施例に使用するリング状
の締付量8の正面図および■−■断面図で、8aは給付
金本体、9はこの給付金本体8aの円周部の一部を半径
方向に切断して形成した切欠き部である。
また、上記給付金本体8aの外周の切欠き部9近傍には
、締付ねじ5でねじ締めして、締付量8の内径を縮少す
ることが出来るように、ねじ穴8bと、きり穴8cとを
一対の締付座8d、8eが対向して設けられている。
さらに、この締付量8は、上記ファン1のボス1cの斜
交端面1eと接するための、上記ボス1cの斜交端面1
eと同一の傾斜を有する斜交端面8fを一方に有してい
る。
第9図および第10図は、回転軸2にファン1及び締付
量8を組付けた状態の正面図およびX−X断面図で、回
転軸2の段落加工部2aの部分にファン1のボス1cを
挿入した上、締付量8を、その斜交端面8fがボス1c
の斜交端面1eに接するように回転軸2に挿入し、次に
締付ねじ5を締付けることにより、締付量8を回転軸2
に固定しである。
このように、ボス1c及び締付量8にそれぞれ同一傾斜
を有する斜交端面1e、8fを形成し、相互に相接する
ようにして組立てているので、例えば、ボス1cの軸方
向最小寸法位置と、締付量8の軸方向最大寸法位置とが
合っており、従って、ファン1が締付量8に対して回動
するためには、締付量8が後退しなければならず、故に
、締付量8が緩んで移動しない限り、ファン1は回転方
向へも、普た、軸方向へも移動することができず、その
結果、ファン1も効果的に回転軸2に固定され、ファン
の取付装置としての作用を果すことが出来るものである
なお、この実施例に使用される締付量8は、回転軸2に
締付けを行う時に、最大曲げモーメントの作用する位置
8gを、最大断面位置になるようにして、応力の均等化
をはかるような形状となるように特に製作したものであ
る。
普た、この考案の別の実施例として、第11図に上記実
施例の第10図に相当する断面図を示すように、締付量
8を2個使用して、ファン1を両側からはさんで回転軸
2に取付けたもの、あるいはファン1のボス1cの両側
に斜文面を設け、この両側の斜交面にそれぞれ接するよ
うに、両側から2個の締付量ではさんで回転軸2に取付
けたものもある。
この別の実施例の場合には、回転軸2に段落加工部2a
を加工する必要がなく、さらに、ファン1の軸方向に対
する取付位置を必要に応じて調整することが出来ると言
う特徴を持つものである。
以上説明したように、この考案によるファンの取付装置
においては、ファンのボスの端面を斜文面とし、この斜
交面と接する斜交端面を持つ締付量を有し、この締付量
を介してファンを回転軸に取付けたものであるので、フ
ァン自体の形状は簡単な構造となり、加工工数が減少す
ると共に、締付量はその用途に最も適したねばりのある
材料で小形に製作することが可能となり、この結果で小
形で信頼性が高く、しかも安価なファンの取付装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のキーを用いたファンの取付装置の一例の
正面図、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は従来
のボスに切欠き部を設けたファンの取付装置の一例の正
面図、第4図は第3図のl■−IV断面図である。 第5図はこの考案の一実施例に使用するファンの正面図
、第6図は第5図の■−■断面図、第7図はこの実施例
に使用する締付量の正面図、第8図は第7図の■−■断
面図、第9図はこの実施例の組立状態を示す正面図、第
10図は第9図のX−X断面図である。 第11図はこの考案の別の実施例の上記実施例の第10
図に相当する断面図である。 図において、同一符号は同−筐たは相当する部分を示し
、1はファン、1aはファンの背板、1bは羽根、1c
はボス、1dはファンのキー溝、1eはボスの斜交端面
、2は回転軸、2aは回転軸の段落加工部、2bは回転
軸のキー溝、3はキ、5は締付ねじ、6は切欠き部、7
は切欠き溝、8は締付量、8fは締付量の斜交端面、9
は切欠き部を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一方の端面が、回転軸心に対して斜交
    する平面で切断されたボスを備えたファンと、上記回転
    軸心に対して上記ボスの斜交端面と同一傾斜角をもって
    斜交する平面で切断されて上記ボスの斜交端面と接する
    斜交端面を持ち、かつ、上記回転軸を挿入する内径が縮
    少するように、その円周の少くとも一ケ所が切断された
    リング状の締付金とを有するファンの取付装置。
  2. (2)ファンが回転電機の回転軸に取付けられる自己冷
    却ファンである実用新案登録請求の範囲第1項記載のフ
    ァンの取付装置。
JP1978098505U 1978-07-18 1978-07-18 ファンの取付装置 Expired JPS5830159Y2 (ja)

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JP1978098505U JPS5830159Y2 (ja) 1978-07-18 1978-07-18 ファンの取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978098505U JPS5830159Y2 (ja) 1978-07-18 1978-07-18 ファンの取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5515347U JPS5515347U (ja) 1980-01-31
JPS5830159Y2 true JPS5830159Y2 (ja) 1983-07-02

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ID=29034331

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JP1978098505U Expired JPS5830159Y2 (ja) 1978-07-18 1978-07-18 ファンの取付装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216607B2 (ja) * 1972-11-21 1977-05-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216607U (ja) * 1975-07-25 1977-02-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216607B2 (ja) * 1972-11-21 1977-05-10

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Publication number Publication date
JPS5515347U (ja) 1980-01-31

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