JPH0625606Y2 - 軽金属製ロッカ−ア−ム - Google Patents
軽金属製ロッカ−ア−ムInfo
- Publication number
- JPH0625606Y2 JPH0625606Y2 JP1985120828U JP12082885U JPH0625606Y2 JP H0625606 Y2 JPH0625606 Y2 JP H0625606Y2 JP 1985120828 U JP1985120828 U JP 1985120828U JP 12082885 U JP12082885 U JP 12082885U JP H0625606 Y2 JPH0625606 Y2 JP H0625606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- rocker arm
- light metal
- plate
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7803—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings
- F16C33/7809—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members suited for particular types of rolling bearings for needle roller bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、車輌の軽量化のために、ロッカーアーム本
体をアルミ、ジュラルミンなどの軽金属製としたロッカ
ーアームに関するものである。
体をアルミ、ジュラルミンなどの軽金属製としたロッカ
ーアームに関するものである。
（従来の技術） 従来より知られているロッカーアームは、例えば、第３
図に示すように、ロッカーアーム本体１ａのローラ収容
部（保持部）２ａには、ローラ３ａがコロ４ａを介し、
ピン５ａによって回転自在に支持された構造となってい
る。図中７ａはカムである。
図に示すように、ロッカーアーム本体１ａのローラ収容
部（保持部）２ａには、ローラ３ａがコロ４ａを介し、
ピン５ａによって回転自在に支持された構造となってい
る。図中７ａはカムである。
しかしながら、上記ロッカーアームにあっては、ロッカ
ーアーム本体が鉄製である関係上、ローラ３ａの回転中
にコロ３が軸方向に動きその端面がローラ収容部の側壁
６ａと接触しても、その摩耗はあまり大きくなく、特別
に大きな支障はなかったが、車輌の軽量化のためにこれ
をアルミ、ジュラルミンなどの軽金属製とした場合には
摩耗が大きくなるとともにその摩耗粉が軸受部を著しく
損傷させるという問題が予想されるため、これに対する
十分な対策をとったうえで、ロッカーアーム本体の軽金
属化を進める必要がある。
ーアーム本体が鉄製である関係上、ローラ３ａの回転中
にコロ３が軸方向に動きその端面がローラ収容部の側壁
６ａと接触しても、その摩耗はあまり大きくなく、特別
に大きな支障はなかったが、車輌の軽量化のためにこれ
をアルミ、ジュラルミンなどの軽金属製とした場合には
摩耗が大きくなるとともにその摩耗粉が軸受部を著しく
損傷させるという問題が予想されるため、これに対する
十分な対策をとったうえで、ロッカーアーム本体の軽金
属化を進める必要がある。
（考案が解決しようとする問題点） この考案は、ロッカーアーム本体を軽金属により形成し
た場合に発生する前述のようなコロ端面と接する相手面
であるロッカーアーム本体のローラ収容部の側壁の摩耗
とか、該摩耗粉による軸受部の損傷を防止することにあ
る。
た場合に発生する前述のようなコロ端面と接する相手面
であるロッカーアーム本体のローラ収容部の側壁の摩耗
とか、該摩耗粉による軸受部の損傷を防止することにあ
る。
（問題を解決するための手段） この考案は、ロッカーアーム本体に回転自在に支持され
たローラとピンとの間に配列されたコロの端面と、ロッ
カーアームの前記ローラ収容部の側壁との間にスラスト
力を受ける金属製のプレートを回転自在に介在させたも
のである。
たローラとピンとの間に配列されたコロの端面と、ロッ
カーアームの前記ローラ収容部の側壁との間にスラスト
力を受ける金属製のプレートを回転自在に介在させたも
のである。
（作用） かくして、ローラの回転中、コロの端面は、前記ロッカ
ーアームのローラ収容部の側壁と直接に接することがな
いので、たとえロッカーアーム本体が軽金属製であって
も、従来のような摩耗を確実に防止することができる。
ーアームのローラ収容部の側壁と直接に接することがな
いので、たとえロッカーアーム本体が軽金属製であって
も、従来のような摩耗を確実に防止することができる。
（実施例） 次にこの考案を第１図および第２図に示す代表的な一実
施例について説明すると、１は軽金属の１つであるアル
ミ製のロッカーアーム本体、２はローラ、３はコロ、４
はピン、５はプレートである。
施例について説明すると、１は軽金属の１つであるアル
ミ製のロッカーアーム本体、２はローラ、３はコロ、４
はピン、５はプレートである。
カム（図示せず）と接して回転するローラ２は、第２図
に示すように、その端面側に前記プレートが位置する周
段部２１を有し、該周段部２１とロッカーアームの側壁
１２との間には、前記周段部２１の直径よりも小さく、
またピン４の外径よりも大きく、かつ、内径側にコロの
端面と接する部分を残した内径穴を有する金属製のプレ
ート５が回動自在に装着されている。そして、プレート
５は、該プレート５の中立状態にあって、その外周縁
と、ローラの端部内周面に相当する周段部２１の内周面
との間の半径方向すきまＳ１は、プレートの内周縁とピ
ン４の外周縁との間のすきまＳ２よりも小さくなるよう
に形成されている。
に示すように、その端面側に前記プレートが位置する周
段部２１を有し、該周段部２１とロッカーアームの側壁
１２との間には、前記周段部２１の直径よりも小さく、
またピン４の外径よりも大きく、かつ、内径側にコロの
端面と接する部分を残した内径穴を有する金属製のプレ
ート５が回動自在に装着されている。そして、プレート
５は、該プレート５の中立状態にあって、その外周縁
と、ローラの端部内周面に相当する周段部２１の内周面
との間の半径方向すきまＳ１は、プレートの内周縁とピ
ン４の外周縁との間のすきまＳ２よりも小さくなるよう
に形成されている。
従って、この実施例のものにあっては、ローラ２の回転
中、コロ３の端面は、前記プレート５の内径側の内側面
と接し、ロッカーアーム本体の前記側壁１２と接するこ
とがないので摩耗の心配もなく、またローラ２の組付け
にあたっても、Ｓ１＜Ｓ２の関係から、プレート５の内
周縁によってピン４の打ち込みが邪魔されることなく、
ピン４の打ち込みが容易となるなどの効果を奏する。
中、コロ３の端面は、前記プレート５の内径側の内側面
と接し、ロッカーアーム本体の前記側壁１２と接するこ
とがないので摩耗の心配もなく、またローラ２の組付け
にあたっても、Ｓ１＜Ｓ２の関係から、プレート５の内
周縁によってピン４の打ち込みが邪魔されることなく、
ピン４の打ち込みが容易となるなどの効果を奏する。
またプレート５は、回動自在であるから、ローラの回転
に引きづられて回転するので、対向する相手面の摩耗、
両面間の接触によるトルクも小さい。
に引きづられて回転するので、対向する相手面の摩耗、
両面間の接触によるトルクも小さい。
なおプレート５の厚みをローラの端側周段部の深さより
も大きくし、このプレート５の一部をローラ２の端面か
ら僅かに凸出させ、軸方向の動きに対してローラ２をロ
ーラ収容部の側壁１２と接触させず、この側壁１２とプ
レート５とが接触する様にして実施することもある。
も大きくし、このプレート５の一部をローラ２の端面か
ら僅かに凸出させ、軸方向の動きに対してローラ２をロ
ーラ収容部の側壁１２と接触させず、この側壁１２とプ
レート５とが接触する様にして実施することもある。
更には、前記プレート５の装着も、ローラ２に端側周段
部２１を設けることなく、単にローラ２の端部内周面と
ピン４の外周面との間に、コロの端面とのみ接する細幅
のプレートとして実施することもある。
部２１を設けることなく、単にローラ２の端部内周面と
ピン４の外周面との間に、コロの端面とのみ接する細幅
のプレートとして実施することもある。
（考案の効果） 以上述べたようにこの考案のロッカーアームにあって
は、ロッカーアーム本体を軽金属製とするも、コロの端
面と、ロッカーアーム本体のローラ収容部（保持部）の
側壁との間に、コロ端面が直接前記ローラ収容部の側壁
と接触するのを避けるための金属製のプレートが装着さ
れているので、前記ローラ収容部の側壁の摩耗もなく、
従って、摩耗粉による軸受部の損傷も防止される。
は、ロッカーアーム本体を軽金属製とするも、コロの端
面と、ロッカーアーム本体のローラ収容部（保持部）の
側壁との間に、コロ端面が直接前記ローラ収容部の側壁
と接触するのを避けるための金属製のプレートが装着さ
れているので、前記ローラ収容部の側壁の摩耗もなく、
従って、摩耗粉による軸受部の損傷も防止される。
更には、実施例の如くプレートを回動自在とし、かつ、
Ｓ１＜Ｓ２の関係とすれば、前記摩耗もより小さく、し
かもローラの組付けにおけるピンの打ち込みも容易とな
るなどの特別の効果が発揮される。
Ｓ１＜Ｓ２の関係とすれば、前記摩耗もより小さく、し
かもローラの組付けにおけるピンの打ち込みも容易とな
るなどの特別の効果が発揮される。
第１図はこの考案の軽金属製ロッカーアームの実施例を
示す要部断面図、第２図は第１図に示すプレート周辺の
部分拡大図、第３図は従来のロッカーアームを示す要部
断面図である。 実施例の符号中、１はロッカーアーム本体、２はロー
ラ、３はコロ、４はピン、５はプレートである。
示す要部断面図、第２図は第１図に示すプレート周辺の
部分拡大図、第３図は従来のロッカーアームを示す要部
断面図である。 実施例の符号中、１はロッカーアーム本体、２はロー
ラ、３はコロ、４はピン、５はプレートである。
Claims (1)
- 【請求項１】軽金属製ロッカーアーム本体に形成された
ローラ収容部にローラがコロを介しピンによって回転自
在に支持されている軽金属製ロッカーアームにおいて、
前記コロの端面と、該端面と対向するロッカーアーム本
体のローラ収容部の側壁との間で、且つ、上記ローラの
端部内周面内に、ピンの直径よりも大きい穴を有する金
属製のプレートが回転自在に装着されていることを特徴
とした軽金属製ロッカーアーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985120828U JPH0625606Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 軽金属製ロッカ−ア−ム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985120828U JPH0625606Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 軽金属製ロッカ−ア−ム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6229405U JPS6229405U (ja) | 1987-02-23 |
| JPH0625606Y2 true JPH0625606Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31009513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985120828U Expired - Lifetime JPH0625606Y2 (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 軽金属製ロッカ−ア−ム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625606Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008255883A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Nsk Ltd | ロッカーアーム |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0444803Y2 (ja) * | 1986-06-13 | 1992-10-22 | ||
| JP5627158B1 (ja) * | 2014-05-19 | 2014-11-19 | 田中精密工業株式会社 | カムフォロア装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6139875Y2 (ja) * | 1980-12-08 | 1986-11-14 | ||
| JPS5930501U (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-25 | 日本ピストンリング株式会社 | ロ−ラ付ロツカ−ア−ム |
| JPS6088016U (ja) * | 1983-11-24 | 1985-06-17 | 日本精工株式会社 | カムフオロア装置 |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP1985120828U patent/JPH0625606Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 機械工学便覧、改訂第６版〔分冊７〕、昭５２−１１−２０、社団法人日本機械学会、第９１頁〜第９２頁 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008255883A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Nsk Ltd | ロッカーアーム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6229405U (ja) | 1987-02-23 |
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